JP5942163B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5942163B2
JP5942163B2 JP2011011645A JP2011011645A JP5942163B2 JP 5942163 B2 JP5942163 B2 JP 5942163B2 JP 2011011645 A JP2011011645 A JP 2011011645A JP 2011011645 A JP2011011645 A JP 2011011645A JP 5942163 B2 JP5942163 B2 JP 5942163B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
axis
magnet
extracorporeal
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011011645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011147785A (ja
Inventor
ショステク セバスチャン
ショステク セバスチャン
リーバー ファビアン
リーバー ファビアン
トレーブナー フィリップ
トレーブナー フィリップ
オリバー シュル マルク
オリバー シュル マルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novineon Healthcare Tech Partners GmbH
Original Assignee
Novineon Healthcare Tech Partners GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Novineon Healthcare Tech Partners GmbH filed Critical Novineon Healthcare Tech Partners GmbH
Publication of JP2011147785A publication Critical patent/JP2011147785A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5942163B2 publication Critical patent/JP5942163B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/041Capsule endoscopes for imaging
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00147Holding or positioning arrangements
    • A61B1/00158Holding or positioning arrangements using magnetic field
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/70Manipulators specially adapted for use in surgery
    • A61B34/73Manipulators for magnetic surgery

Description

本発明は、請求項1及び9の記載による磁気駆動部を含むカプセル型内視鏡に関するものである。
磁気駆動カプセル型内視鏡は、錠剤やカプセルのように患者に飲み込まれた後、実質的に自然な蠕動運動によって腸管(intestinal tract)に移動する内視鏡である。また、カプセル磁石と体外磁石とを有する磁気駆動部は、カプセルの移動及び向き(orientation)に影響を及ぼすことができるように提供される。
また、以下の本発明は、カプセル磁石として周知の極性を有する磁場を生成するように構成されたカプセル内に集積された装置に関するものである。そのために、ソレノイド及び永久磁石だけでなく、前記2つの可能性の1つまたは複数の組み合わせが望ましい。また、この装置は、結果的に磁場を形成するために磁場を重畳させる複数の永久磁石または複数のソレノイドから構成される。
また、以下の本発明は、周知の極性を有する磁場を生成するようにカプセル型内視鏡によって検査される検査空間の外部に提供される装置である体外磁石に関するものである。このために、ソレノイド及び永久磁石だけでなく前述した可能性の1つまたは複数の組合が望ましい。また、この装置は、最終的な磁場を形成するために磁場を重畳させる複数の永久磁石または複数のソレノイドから構成される。
また、以下の本発明は、カプセル型内視鏡によって検査される検査空間に関するものである。医療分野の場合、検査空間は、カプセル型内視鏡が導入される人間または動物の身体内の管腔臓器(hollow organs)、または管腔空間(hollow spaces)と理解することができる。技術分野の場合、検査空間は、カプセル型内視鏡が導入される技術的システム内の管腔空間と理解することができる。
内視鏡カプセルとカプセル型内視鏡の用語は同義である。
現在、商用化されている腸管検査のためのカプセル型内視鏡は、蠕動運動及び身体動作によってもっぱら受動的に身体の内部へと移動する。従って、カプセル内に集積されたカメラは、臓器壁に対して無作為に撮影をする。このようなカプセル型内視鏡を能動的に制御できないことから、受動的なカプセル型内視鏡は単に食道及び小腸の検査のためにのみの臨床検査に使われ、これはカプセルボディがこれら臓器の 内腔(lumen)を完全にオープンにするように構成されており、受動的通過中に集積されたカメラによって臓器壁が実質上、完全に検出されるからである。ところで、最近の内視鏡用カメラは、最大180°のパノラマ始点を可能とする、所謂魚眼技術を採用されている。
しかし、胃及び大腸の検査は、臨床的に食道及び小腸の検査よりはるかに重要である。胃及び結腸の内視鏡検査は、癌の早期発見のための特に重要な役割を果たす。今日、このような検査は実質的に、内視鏡シャフトを有するフレキシブル内視鏡を肛門から患者の腸に挿入、または口から患者の胃に挿入して行われる。
能動的に制御可能な内視鏡カプセルは、患者のために確かに患者により良い便利さで胃及び結腸の内視鏡検査を容易にすることができる。
外部磁場による移動及び向きの確認による能動制御は、すでにDE 3 440 177に開示されている。この場合、内視鏡カプセル内に集積された永久磁石は、外部的に生成された磁場によってカプセルの移動及び向き制御を可能とする。これらの磁場は、コイルまたは第2体外永久磁石によって生成される。
体外磁石として永久磁石を用いるのは、カプセル制御のために単純な体外構造物を用いることができる利点を有するからである。希土類磁石を用いることで、適切な力を有する磁場を生成することができる。大きい容積にわたり均一な磁場を生成するように構成される空芯コイルの集合体を含むコイルシステムと対照的に、体外磁石として永久磁石または比較的小型のソレノイドを用いる場合、体内磁石に対する体外磁石の位置及び向きが大変重要である。これは、適切なサイズの空芯コイルを用いる場合、コイル内部の容積がカプセル型内視鏡を駆動させるように利用することができるためである。一方、永久磁石または比較的小型のソレノイドを用いる場合、磁石外部の容積がカプセル型内視鏡を駆動させるように使用可能である。従って、このような体外磁石はコイルシステムに比べて、点状磁場源として開示される。従って、体外磁石として永久磁石または比較的小型のソレノイドを用いる場合、カプセル型内視鏡内部の磁石に対する体外磁石の向きは重要な役割をする。
カプセル内部の磁石として永久磁石を用いることは、単純なカプセル構造物を用いることができる利点を有する。ソレノイドとは違い、永久磁石は磁場を維持させるためのエネルギー供給を必要としない。
カプセルは内視鏡画像を提供するが、体外磁石の空間的な照合システム(reference system)内でその位置及び向きに関して与えられる手がかりはない。しかし、体外磁石による集積されたカプセル磁石を含む内視鏡カプセルの制御のために、内視鏡カプセルと体外磁石との間の相対的な位置に関する情報は、体外磁石を正確な方向に正確に移動できるようにする上で必要不可欠なものである。
そのために、このような問題点を解決するためのカプセル型内視鏡が、従来技術により知られている。
例えば、US 2008/0300458は、内蔵された永久磁石及び体外永久磁石を含むカプセル型内視鏡を開示している。シリンダー型カプセルのN-S軸(north-south axis)に関して、カプセル磁石はシリンダー型カプセルの中心軸に対し同軸に配置され、これと同様に、カプセル磁石のN-S軸に関して、体外磁石はカプセル磁石に対し(逆向き(reverse orientation)であっても)同軸配列される。体外磁石をカプセルの長手方向に移動させる場合、カプセルはこれに同調し、同時にそれによって(連動した)傾き動作がその長手方向軸に与えられる(この軸は回転支点周辺ではない)。前記傾き動作は、基本的に体外磁石の反対回転によって補正される。さらに、体外磁石を横に移動させる場合、同様にカプセルはこの移動に従う。しかし、カプセルの長手方向軸周辺で発生する(この軸を回転支点としては発生していない)カプセルの(連動した)回転運動は、このシステムによって補正されない。
US 2008/0300458に開示される具体的代案は、カプセルのN-S軸がカプセルの長手方向軸として正常な向きに配置されるように、カプセル内のカプセル型磁石を配置することが開示されている。この場合、体外磁石の横方向移動時のカプセルの回転運動は、基本的に体外磁石のN-S軸(N-S軸が回転支点ではない)について同じように 傾きによって補正される。カプセルの長手方向に体外磁石を移動する場合、それ以上カプセルの(連動した)傾き動作を補正できない。その他、US 2008/0300458では、体外永久磁石と体内永久磁石との間の相対的な位置に関する情報を提供する問題に関しては言及されていない。
さらに、DE 10 2007 030 747 A1は、画像処理ユニット、データ伝送ユニット、エネルギー源及び永久磁石だけでなく画像記録ユニットも収容されるシリンダー型カプセルを含む磁気駆動カプセル型内視鏡を開示している。DE 10 2007 030 747 A1の概略図によれば、永久磁石のN-S軸はカプセルの長手方向に方向付けられている。
また、US 2004/0050395 A1は、カプセルのN-S軸がカプセルの中心軸に対し同軸上に方向付けられるように、少なくとも1つの永久磁石が配置されるシリンダー型カプセルを有する磁気誘導カプセル型内視鏡を開示している。さらに、患者の管腔空間内でのカプセルの位置及び向きを検出するように、検出器が配置される。
位置センサを利用してカプセルの移動を3次元的に制御するように構成される磁気駆動部を有する複数のカプセル型内視鏡が従来技術におり開示されていても、すべてのカプセルの解決策は、傾き動作と回転運動との間の制御性を妥協するように構成される。即ち、複数のカプセル型内視鏡は、磁気誘導されるカプセルの長手方向の移動時に引き起こされるカプセルの長手方向軸(長手方向軸が回転支点ではない)に対する傾き動作の制御を提供する。他の内視鏡は、磁気誘導されるカプセルの横方向移動時に誘導されるカプセルの長手方向軸を回転支点として(長手方向軸に対するものではない)カプセルの回転運動に影響を及ぼすための回転運動制御を有する。しかし、従来技術のカプセル型内視鏡では、完全な移動制御は不可能であった。さらに、従来技術では、動作の正確な補正のために要求される体外磁石に対するカプセル型内視鏡の正確な位置を決定するための十分な解決法を提供しない。
体外磁石の移動によって極性方向が固定された集積磁石を有する内視鏡カプセルの向きは、基本的に制限されており、これは単に2つの自由度のみがカプセル型内視鏡を方向付けするために駆動されるからである。カプセル型内視鏡が内視鏡カプセルの直交座標(デカルト座標)のX軸に平行に方向付けられている極性の集積磁石(前述した従来技術による磁石)を有すると仮定すると、内視鏡カプセルの方向付けはY軸及びZ軸を回転支点としてしか制御できない。この場合、X軸を回転支点とするカプセルの回転は、体外で生成された磁場の極性に対するカプセル内部の磁石の極性の方向付けの変更を必要としない。従って、X軸を回転支点とするカプセル型内視鏡の方向付けは、体外で生成される磁場を駆動させることで制御できない。従来技術では、体外磁石の移動によって内視鏡カプセルの直交座標の3つの軸に対する、極性方向が固定された集積磁石を有する内視鏡カプセルの向きを制御できるようにする技術的な解決策が提示されていない。
このような従来技術の問題点を解決すべく、本発明は、より優秀な機能を示すように磁石及び内視鏡装置によって駆動されるカプセル型内視鏡を提供することを目的とする。本発明は、特に内視鏡カプセルの直交座標の3つの軸に対する集積磁石を有する内視鏡カプセルの方向付け制御を可能とすることでカプセル型内視鏡の位置決定能力を改善させること、且つその検査の正確度を増加させることを目的とする。
この目的は、請求項1の特徴を含むカプセル型内視鏡及び請求項9の特徴を含む内視鏡装置によって達成される。本発明のさらなる特徴は従属項に記載される。
本発明は、画像記録ユニット、画像データ処理ユニット、重力方向に関するカプセル型内視鏡の位置データを提供する位置センサ、データ伝送ユニット、ユニットとセンサにエネルギーを供給するエネルギー源、及び永久磁石のカプセル磁石を有する。本発明によれば、カプセル磁石はカプセル型内視鏡の中心軸に対し少なくともその周辺に配置される。本発明によれば、カプセル磁石の極性(N-S方向)は、画像記録ユニットの方向に配置される。具体的には、その周辺配置によって、カプセル磁石はカプセル型内視鏡の重心と幾何学的中心との両方に対し片寄って配置される。
カプセル型内視鏡の幾何学的中心のように、カプセル型内視鏡内の空間内の位置は、均一な密度を持つカプセル型内視鏡の外形と一致する固体物質から構成される物体の重心に対応するように認知される。
このように配置されて方向付けられるカプセル磁石に、例えば体外磁石によって磁気力が外部から作用する場合、カプセル型内視鏡は、一方ではその直交軸(cross axis)を回転支点として傾かされ、他方ではその垂直軸周辺を回転支点として回転させられる。このような動作は、カプセル磁石と体外磁石との間の磁気的な相互作用から直接的あるいは排他的に誘発される。さらに、カプセル型内視鏡の実際の重心及び幾何学的中心の両方を回転支点とする本発明によるカプセル磁石の配置によれば、カプセル型内視鏡の長手方向軸(画像記録ユニットの光軸に対する同軸)を回転支点としてカプセル型内視鏡の回転運動の制御を可能とする。全体的に直交座標の3つの軸に対するカプセル型内視鏡の方向付けを制御することで、航空機のような3次元的移動が可能となる。
さらに、次の事が示される。カプセル型内視鏡は、管腔臓器内で自由に「浮く」か、あるいは管腔臓器壁に付近に位置することができる。前者の場合、カプセルはカプセルの長手方向軸周辺で回転し、後者の場合、カプセルは臓器壁との接触点からはずれる。
また、実際の環境下でカプセル型内視鏡は、集積されたカプセル磁石であるにもかかわらず体外磁石の直進運動を完全にできないように動作し、それはカプセル内視鏡と管腔空間壁または、管腔空間壁のシワや起伏のような障害物との間の摩擦力が、カプセル型内視鏡の直進運動を妨害する場合があるからである。
すべての場合において、カプセルに対する前記回転運動を補正する磁気力を要求するために、体内(永久)磁石はカプセルの重心から片寄って位置付けられるだけでなく、カプセルの幾何学的中心軸に対して補助的に位置づけられなければならない。
カプセル型内視鏡は、ある1つの軸の端部にシリンダー型ハウジングを有し、ハウジングの長手方向軸が画像記録ユニットの光軸と実質的に一直線になるように画像記録ユニットが配置される。このような形状とすることで、カプセルの飲み込みを改善し、かつ患者の腸内でカプセルの安全性を高めることができる。画像記録ユニットは検査される管腔空間領域で最適に方向付けされる。
さらに、エネルギー源が画像データ処理ユニットとカプセル内の永久磁石との間に配置される場合、効果的であると明らかになっている。本明細書において、それぞれの平らな側面がハウジングの長手方向軸に平行に方向付けされる少なくとも1つのボタン電池(button cell)のエネルギー源を構築することが望ましい。このようにすることで、カプセルは特に小さい直径となり、カプセルの重心はその幾何学的中心に近くなる。
別の方法としては、振動磁場を生成するために、対応する体外装置に関連した電磁気誘導によって、エネルギー源がエネルギーを生成するように構成されるコイルを有する装置からなることができる。このようなシステムは周知であるので、以下ではその詳細な記述を省略する。
ダクト(duct)のような管腔空間内でカプセルを移動させるために、おそらくコンピュータによって制御されるロボットアームに取り付けられる永久的に駆動する体外磁石を有する外部駆動手段が提供される。小さいサイズでありながら比較的に強い磁場を生成する永久磁石は、特に医学的な使用に適している。
また、このようなタイプの磁石は、任意の形状、例えばシリンダー型、円錐型、楕円形、または正六面体型とすることができる。このような体外磁石は、N極とS極が互いの半径距離(radial distance、(軸方向(axial distance)ではなく))だけ離れているシリンダー形である。従って、体外磁石の中心軸に対して体外磁石を回転させることで、磁石のN極またはS極が回転角に応じて、より患者に(カプセル型内視鏡に)近づくように回転し、その結果、カプセル型内視鏡磁石のそれぞれの対極に大きい引力が作用する。この方法において、上記した発明によりカプセル磁石をなるべく配置する場合、カプセル型内視鏡の直交軸に対してカプセル型内視鏡の傾き動作が誘発される。このような体外磁石がカプセル型内視鏡を横方向に(長手方向)配置する場合、カプセル型内視鏡は体外磁石の移動によって、カプセルはその長手方向軸を回転支点として回転し、または臓器壁との接触点からはずれる。本発明によれば、回転運動は、カプセル型内視鏡の重心及び幾何学的中心の両方に対してカプセル磁石を配置することができる。
画像データ及び重力に関するカプセル型内視鏡の位置データを受信するために、そして、手動で設定可能な望ましい位置からカプセル型内視鏡の位置ズレを補正するようにロボットアームを自動で制御するために、とりわけ優先的にコンピュータが使用される。これは、固有のコンピュータ制御(inherent computer control)が上述の構成を有する体外磁石の補正移動を行うことで誘発され、特にカプセル型内視鏡の直交軸を回転支点としてカプセル型内視鏡の傾き動作のために体外磁石の長手方向軸を回転支点として体外磁石を回転させること、そして、カプセル型内視鏡のハウジングの長手方向軸を回転支点とshちえカプセル型内視鏡の回転運動(または、外れる動作(ロールオフモーション))のために体外磁石の長手方向に体外磁石を直進運動させることで誘発される。したがって、体外磁石の横方向移動によってカプセル内視鏡磁石がそれぞれの方向に引っ張られる場合、後者は、体外磁石の直交軸(長手方向軸)を回転支点として傾き動作を同時に行うだろうが、体外磁石の長手軸方向について体外磁石を回転させることで、コンピュータは自動で補正を行うことができる。これは、(体内磁石の極性を横断するような長手方向について)コンピュータが前後の体外磁石を入れ替えることによって独立して等しく補償されることで、長手方向軸を回転支点とするカプセル型内視鏡の回転運動に適用可能である。
即ち、カプセル型内視鏡の重要な構成要素は、位置センサとして補助的に(カプセルの幾何学的中心及び重心の外に)配置されるカプセル磁石であり、当該位置センサは上述に従ってエネルギー源の特定の向き/配置を含むカプセルの他の構成要素を統合している特定の解決策を示すものである。また、その手段は、位置及び向きがロボットにより制御できる体外永久磁石を有する。コンピュータはロボットを制御し、内視鏡カプセルに集積された位置センサ(例えば、3軸加速度センサ)及び操作者がカプセルを移動させるための制御指示を入力できるヒューマンマシンインタフェース(operator-machine interface)からのセンサ信号(フィードバック信号)を受信する。
さらに、内視鏡装置は体外永久磁石の特定の制御方法を可能とする。
内視鏡カプセル内の位置センサは、重力ベクトルに対するカプセルの向きに関する情報を提供する。前記情報はコンピュータによって処理され、上述の方式で体外磁石の補正移動に変換される。前記体外磁石の補正移動は、操作者が直接影響を与えることなく、位置センサが垂直線に関するカプセルの望ましい方向を出力するまで、必要に応じて、体外磁石が長手方向及び横方向に移動しながら同時に長手方向軸を回転支点として回転する方法で行われる。これらの補正移動は、操作者によって入力される制御指示を実現するための最適な範囲内で、内視鏡カプセルと体外永久磁石との間の相対的な位置を維持することができる。
本発明の好適な実施形態によるカプセル型内視鏡の分解斜視図。 また、他の方向から見た図1aのカプセル型内視鏡の分解斜視図。 本発明によるカプセル型内視鏡の内部構造の拡大図。 本発明の好適な実施形態による駆動手段及び制御を有する内視鏡手段の全体を示す図面。 カプセル型内視鏡と体外磁石との相互の相対位置を示す図面。 カプセル型内視鏡と体外磁石との相互の相対位置を示す図面。 カプセル型内視鏡の長手方向軸に沿って移動しているカプセル型内視鏡のための駆動動作を示す図面。 カプセル型内視鏡の長手方向軸に沿って移動しているカプセル型内視鏡のための駆動動作を示す図面。 カプセル型内視鏡の長手方向軸について傾いているカプセル型内視鏡のための(補正)駆動動作を示す図面。 カプセル型内視鏡の長手方向軸について回転しているカプセル型内視鏡の回転のための駆動動作を示す図面。 カプセル型内視鏡の長手方向軸について回転しているカプセル型内視鏡の回転のための駆動動作を示す図面。 カプセル型内視鏡の長手方向軸について回転しているカプセル型内視鏡の回転のための駆動動作を示す図面。
以下、本発明を好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1a及び図1bは、本発明の好適な実施形態による内視鏡カプセル26の異なる構成要素を示している。
カプセル型内視鏡(以下、単に「カプセル」と称する。)26は、収容ハウジング部材2の一端側に半透明な材質からなるキャップ部材1が取付けられ、望ましくは2つの部材で構成される略シリンダー型のハウジングを有する。カプセルハウジングの収容部材2には、カプセル26の電子的構成要素及びエネルギー源が収容される。電子的構成要素及びエネルギー源は、画像記録ユニット、この場合は光学システム4、を含み、光学システムとしては電気プリント基板6にハンダ付けされる光感知センサ(CMOSチップ)が用いられる。画像生成ユニットのためのプリント基板6は、光学システム4の光軸がカプセルハウジングの中心軸と同軸上に方向付けられ、且つ半透明キャップ1と相対するように方向付けられる。プリント基板6はカプセルの中心軸に垂直に配置される。
画像生成ユニットのプリント基板6直すぐ後には、互いが並列に距離を置いて維持される2つのさらなるプリント基板7,8がプリント基板6に対して直角に配置される。図1bに示される一方のプリント基板7が、データ処理ユニット10及びデータ伝送ユニット12を保持する。図1aに示される他方のプリント基板8には、重力ベクトルに対するカプセルの位置を決める位置センサ16が設置される。さらに、N-S軸がカプセルハウジングの中心軸(光軸と同じ)11と同軸に延長されるように方向付けられる永久磁石5が、電気的に絶縁されるプリント基板8上に配置される。2つのボタン電池3で構成されるエネルギー源は、それぞれの平面がプリント基板7,8と平行になるように、2つのプリント基板7及び8の間に配置される。2つのボタン電池3は、カプセルハウジングの長手方向に間隔をあけて配置される。そして、情報を交換するために2つの電気的プリント基板7,8をデータバス9によって相互に連結する形態で、プリント基板が接続される。
図2にさらに明確に図示されるように、画像生成ユニット(カメラ)4の光軸は、同じように一列に配置されるカプセル26のX軸(中心軸)11と平行に配置される。従って、カメラ画像は上下左及び右の端部が見える(図2参照)。カメラ画像の上端部は、図3に示されるスクリーン18に表示される内視鏡画像の上端部に対応する。
上述した通り、永久磁石5は、カプセル26の上端部でカプセルの光軸11に対して平行に配置される。カプセル26の上端部は、なるべく内視鏡画像の上端部に対応するカプセル26の側部を示す。このような永久磁石5の配置は、カプセル26全体の重心だけでなくカプセルハウジングの幾何学的中心または中心軸から離れるように永久磁石5を配置するためである。従って、永久磁石5の長手方向の配置は、上述した他の構成要素、特にカプセル26の長手方向に連続的に配置される2つのプリント基板7、8及びボタン電池3によって行われる。
従来の内視鏡カプセルと違い、バッテリー3はカプセル26の中心X-Y平面に連続的に並んで配置される。このようにすることで、内視鏡カプセル26の重心は中心軸の付近に移動する。
図3は、概略で表される患者15の胃腸管に導入される内視鏡カプセル26と、ロボットアーム14の先端に枢動且つ回転可能に取り付けられる体外永久磁石13を制御するロボットアーム14と、内視鏡スクリーン18と同様にPDA(ハンドヘルド)またはキーボード形態のヒューマンマシンインタフェース19が接続されるコンピュータ17と、を有する内視鏡手段の全体及び内視鏡システムの全体を示す。
図3に示されるように、キーボード19は、データの送受信するために、ケーブルまたは遠隔制御可能にコンピュータ17に接続される。コンピュータ17は電気ケーブルによりロボットアーム14に接続される。また、カプセル26内のデータ伝送ユニット12によって転送される画像及び位置データを受け取るための図示されていない受信手段がコンピュータ17に接続される。
図4a及び図4bは、あらかじめ決定された(望ましい)相対位置の体外永久磁石13及び、概略的に表されるカプセル26の拡大図である。体外永久磁石13は、永久磁石13の長手方向に延長されるY軸21、Y軸に対して直角なX軸20及び垂直に延長されるZ軸22を持つシリンダー形状を有する。半透明カバーキャップ1及び収容部材2を有するカプセル26と同時に、カプセル26)に沿って延長されるX軸23、横方向に延長される(水平方向のY軸24及び垂直に延長されるZ軸25が図示されている。さらに、図4a及び図4bに示される、シリンダー型体外永久磁石13とカプセルハウジングとの間の相対位置は、でたらめに決めたのではなく、あらかじめ決定される(望ましい)位置である。従って、体外永久磁石13のY軸(中心軸)21は、カプセルのY軸(カプセルの中心軸に垂直である)24と同軸に配置される。結果、体外永久磁石13は、カプセル内視鏡26のカプセルハウジング1,2に対して直角に配置される。
本実施形態では、体外磁石13のY軸21が、通常、水平方向であると仮定する。
図4a及び図4bに示される相対的な位置で、内視鏡カプセルは磁力の平衡状態にある。即ち、カプセル26は、体外永久磁石13に対して正確に直角に配置され、且つX軸及びY軸両方に対して同時に水平に配置される。
従って、図5a乃至図6cに詳細に図示されているように、内視鏡カプセル(26)を制御するための特定の制御方法が図4a及び図4bから導き出される。
その結果、体外永久磁石13の極性(N-S軸)は、体外永久磁石13のX軸20(直交軸)と平行に配置されるように選択される。上述したように、カプセル内の(体内)永久磁石5の極性は、カプセル26のX軸(長手方向軸)23と平行に配置されるように選択される。これより、図4a及び図4bに示されるように、シリンダー型体外永久磁石13に対するカプセル26の上述の配置が導き出される。
特に図5a及び図5bの制御方法は、カプセルの長手方向におけるカプセル26の直進移動のために操作者によってヒューマンマシンインタフェース19で入力されると、カプセルのY軸24についてのカプセル26の傾き動作を補正するために使用される。人為的運動については、図5bに示されている。
具体的には、図5aは、体外永久磁石13がカプセル真上に位置し、体外磁石13の極性が水平に配置される場合の、カプセル26及びそのX軸(長手方向軸)23の向きを示している。このとき、カプセル26は、カプセル内の永久磁石5の極性が体外永久磁石13の極性に逆平行(anti-parallel)に方向付けられる。
図5bは、体外永久磁石13が図5aの望ましい状態からそのX軸20、即ちカプセル26の長手方向にカプセル26に対して移動する場合の、カプセル26のきに対する影響を示している。この場合、カプセル26はその直交軸、即ちそのY軸24に対して傾くまたは傾斜し、カプセル26のX軸23と水平線との間に角度が形成される。このような位置変化は、カプセル内の位置センサ16により記録される。これらのセンサのデータは、同時にコンピュータ17も入手可能である。
図5cは、操作者によらず、コンピュータ17により自動で行われる本発明の制御方法による体外永久磁石13の最初の補正移動を示している。
コンピュータ17は、ヒューマンマシンインタフェース19によりコンピュータ17に入力された操作者の制御信号を考慮し、カプセル内の位置センサ16のセンサ信号に基づいてロボット(図示されていない)を制御する。この場合、ロボットの制御により、体外永久磁石13はY軸21 を回転支点として回転(転がされ)し(体外磁石13の長手方向軸に対して傾く)、体外永久磁石13のX軸20に沿う体外永久磁石13の直進運動(図5b参照)により誘発される内視鏡カプセル26の傾き動作が補正されるまで、内視鏡カプセル26がそのY軸24を回転支点として、即ちその長手方向軸23に対して傾くようにする。このような状態が図5cに図示されている。
理論上、このような制御方法は、水平線に対するX軸23の傾いている位置に関するカプセル26のそれぞれの定位置に対して等しく作用する。従って、定位置として図4a及び図4bに図示される体外磁石13に対するカプセル26の位置は、可能なただ1つの定位置しかない。特に、カプセル26がそのY軸24を回転支点として逆平行に回転することで、Y軸21を回転支点とした体外磁石13の回転によって、異なる定位置が頻繁に得られる。
前記制御方法をさらに開発した有利な実施形態では、コンピュータ17はもっとロボットを制御する。その制御とはカプセル26の人為的移動(カプセル26のY軸24を回転支点とする回転)を最小限にすることを目的として、カプセルの長手方向にカプセル26の直進運動のための操作者による制御信号の適切な入力により、体外永久磁石13がそのX軸20に沿う直進運動に加えて、そのY軸21を回転支点とする傾き動作(結合された動作)を行うようにロボットを制御することである。前記(基本的な)傾き動作は、カプセル内部に提供される位置センサ16のセンサ信号に基づいていないけれども、カプセル26の人為的移動を適切に最小にするように事前に行われ、一種のフィードフォワード制御を構成する。上述したように、カプセル26の人為的移動のさらなる補正は、カプセル内に提供される位置センサ16のセンサデータに基づいて行われる。
制御方法のさらに他の有利な実施形態では、コンピュータ17は、体外磁石13のX軸20及び水平線の間に形成される角度と、カプセル内視鏡のX軸23及び水平線の間に形成される角度との間の差に基づいて、カプセル26上に垂直に位置するポイントから体外磁石13の位置のおおよその相対的偏差を計算する。カプセル26のX軸23の角度は、カプセル内部の位置センサ16のセンサデータからコンピュータ17に伝えられる。体外磁石13のX軸20の角度は、センサからのフィードバック及びロボットからの位置データに基づいてコンピュータに伝えられる。体外磁石13がカプセル26上に垂直に配置される場合、体外磁石13のX軸20及び水平線の間に形成される角度は、カプセル26のX軸23及び水平線の間に形成される角度と等しい。体外磁石13がカプセル26の上に垂直に配置されない場合、偏差は体外磁石13のX軸20及び水平線の間に形成される角度とカプセル内視鏡のX軸23及び水平線の間に形成される角度との間に現れ、カプセル26上の垂直位置からの体外磁石13の方向及びおおよその偏差が決定される。一方、このような情報は、例えば内視鏡モニター上にグラフィックまたは数字で表示され、操作者が使用することができる。他方、このような情報は、適切な制御信号の場合、体外磁石13がカプセル26上に垂直に方向付けされるように、操作者を通じてコンピュータ17がロボットを制御することを目的に用いられる。
図6は、本発明による内視鏡カプセル26を制御する他の制御方法を示す。
上述したように、体外永久磁石13の極性は、体外永久磁石13のX軸20に平行に延長されるように選択される。カプセル磁石5の極性は、カプセル26のX軸23に平行に延長されるようにさらに選択される。図6の制御方法は、カプセル26のY軸24が水平に提供されるように、コンピュータ制御によって内視鏡カプセル26上に垂直に体外永久磁石13が位置するように、体外永久磁石13のY軸21に沿って体外永久磁石13を自動で方向付けされるようにする。
図6aは、体外永久磁石13がカプセル上に垂直に提供され、且つ体外永久磁石13の極性が水平である場合に、カプセル26のY軸24が同様に水平であるカプセル26向きを示す。カプセル26は、カプセル内部に提供される永久磁石5の極性が体外永久磁石13の極性に逆平行に方向付けられ、即ちカプセル26のY軸24が水平に方向付けられる。
図6bは、図6aに図示された状態から体外永久磁石13がカプセル26に対しY軸21に沿って移動した場合(即ち、カプセル26が横方向に移動した場合)の、カプセル26の向きに及ぼす影響を示す。この場合、カプセル26のY軸24と水平線との間に角度をなすように、カプセル26はX軸23(カプセルハウジングの中心軸) を回転支点として回転する。このような位置の変化はカプセル内部に提供される位置センサ16により同様に記録され、適切なセンサデータはコンピュータ17が入手可能である。
従って、図6cには、本発明による制御方法に対応する体外永久磁石13の補正移動が示されている。コンピュータ17は位置センサ16からのセンサ信号に基づいて自動でロボットを制御するだけでなく、操作者によって入力される制御信号を考慮する。ロボットのこのような制御によれば、体外磁石13はそのY軸21に沿って移動し、Y軸21を沿う体外磁石13の移動で誘発される内視鏡カプセルの回転(回転動作)(図6b参照)が補正されるまで、内視鏡カプセル26はそのX軸23を回転支点として回転する。
前述したように、本発明によるカプセル26内部のカプセル磁石5の特別な配置によって、体外磁石13の自動的なコンピュータ制御移動によって、誘発された傾き動作だけでなくカプセルの回転動作を補正することができる。カプセル内部に提供される位置センサ16は、カプセルから推論される位置情報から体外磁石13に対するカプセル26の位置を決めるように動作する。このようにして、直交座標の全3軸についてカプセル26の向きが制御される。体外磁石(おそらく永久磁石)13によって生成される磁場の制御により、空間のすべての軸で安定してカプセル型内視鏡26を案内すると言える。また、水平面上にカプセル26を配置することでさえ容易に行うように、体外磁石13はカプセル内部に提供される位置センサ16のセンサデータに基づいてカプセル26上に垂直に自動的に配置される。
本発明の導出研究は、支援協約番号033970のEuropean Community's Sixth Framework Programme FP6-2005-IST-5からの資金提供を受けている。

Claims (9)

  1. N−S軸を有する体外磁石(13)と、
    画像記録ユニット(4,6)と画像データ処理ユニット(10)と、重心方向に関するカプセル内視鏡の位置データを提供する位置センサ(16)と、データ伝送ユニット(12)と、ユニット(4,6,10,12)及びセンサ(16)にエネルギーを供給するエネルギー源(3)と、を有するカプセル型内視鏡と、
    ロボットアーム(14)に装着され移動可能な前記体外磁石(13)を有し、前記カプセル型内視鏡の位置を修正する駆動手段と、
    を有し、
    前記カプセル型内視鏡は、N−S軸を有し、前記カプセル型内視鏡の重心及び前記カプセル型内視鏡のハウジングの長手方向軸(23)からオフセットされ、且つ自身の前記N−S軸が前記長手方向軸(23)に対して垂直な軸と直角になるように前記カプセル型内視鏡内部に配置される内部磁石(5)を更に有し、
    前記駆動手段は、
    前記体外磁石(13)のN−S軸と前記内部磁石(5)のN−S軸が水平方向に平行で、前記体外磁石(13)のN−S軸と直交し水平方向に平行なy軸21を長手方向とする前記体外磁石(13)の長手方向が前記内部磁石(5)のN−S軸と垂直で、且つそれぞれの極性が逆平行配置を平衡状態とした場合前記平衡状態となるように前記内部磁石(5)に対して前記体外磁石(13)を移動させ、
    前記位置センサ(16)を使用して前記カプセル型内視鏡の重方向の位置を検出し、
    前記体外磁石(13)のN−S軸に沿って、及び/又は、前記体外磁石(13)のy軸21に沿って、1以上の方向に前記体外磁石(13)を移動させることで前記カプセル型内視鏡の位置を変更し、
    前記体外磁石(13)と前記カプセル型内視鏡の間の相対的な位置によって誘導される水平方向に対する前記カプセル型内視鏡の長手方向軸(23)の斜を前記平衡状態に補正するために、前記体外磁石(13)のy軸21を回転支点として前記体外磁石(13)を傾斜させ、
    前記カプセル型内視鏡の長手方向軸(23)を回転支点とし回転位置を前記平衡状態に補正するために、前記体外磁石のy軸21に沿って前記体外磁石を動かすことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 前記駆動手段は、
    水平方向に対して傾いているカプセル型内視鏡の長手方向軸(23)について前記体外磁石(13)と前記カプセル型内視鏡との相対位置の影響が最小になるように、少なくとも部分的にN−S軸に沿っ前記体外磁石(13)の移動に加えてy軸21を回転支点とした前記体外磁石の傾き動作も制御することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 前記駆動手段は、表示ユニット及び入力ユニットを使って手動入力により、前記体外磁石と前記カプセル型内視鏡との間の相対的な位置を維持するように調節できることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡装置。
  4. 前記内部磁石(5)は、磁気分極(magnetic polarization)が前記画像記録ユニット(4,6)の画像記録方向に配向されるように配置されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の内視鏡装置。
  5. 前記画像記録ユニット(4,6)は、ハウジングの長手方向軸(23)が前記画像記録ユニット(4,6)の光軸(11)に実質的に一致するように、シリンダー型ハウジング(1,2)の一つの軸の端部が配設されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の内視鏡装置。
  6. 前記内部磁石(5)は、N−S軸が前記ハウジングの長手方向軸(23)に対し平行に配置されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の内視鏡装置。
  7. 前記エネルギー源(3)は、前記画像データ処理ユニット(10)と前記内部磁石(5)との間に配置されることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の内視鏡装置。
  8. 前記エネルギー源(3)は、それぞれのフラットな平面が前記ハウジングの長手方向軸(23)に平行に配向される、少なくとも1つのボタン電池から構成されることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡装置。
  9. 前記エネルギー源(3)は、患者の体外からの電気エネルギーの誘導伝達に適したコイル装置から構成されることを特徴とする請求項7に記載の内視鏡装置。
JP2011011645A 2010-01-22 2011-01-24 内視鏡装置 Active JP5942163B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10000644.4A EP2347699B1 (en) 2010-01-22 2010-01-22 Capsule type endoscope including magnetic drive
EP10000644.4 2010-01-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011147785A JP2011147785A (ja) 2011-08-04
JP5942163B2 true JP5942163B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=42236447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011011645A Active JP5942163B2 (ja) 2010-01-22 2011-01-24 内視鏡装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8771175B2 (ja)
EP (1) EP2347699B1 (ja)
JP (1) JP5942163B2 (ja)
BR (1) BRPI1100715A2 (ja)
ES (1) ES2710273T3 (ja)

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI342199B (en) * 2007-07-06 2011-05-21 Univ Nat Taiwan Endoscope and magnetic field control method thereof
ES2710273T3 (es) * 2010-01-22 2019-04-24 Novineon Healthcare Tech Partners Gmbh Endoscopio tipo cápsula que incluye impulsión magnética
ITFI20110114A1 (it) 2011-05-31 2012-12-01 Scuola Superiore Di Studi Universit Arie Di Perfe Piattaforma robotica per chirurgia mininvasiva
DE102011054910B4 (de) 2011-10-28 2013-10-10 Ovesco Endoscopy Ag Magnetischer Endeffektor und Einrichtung zur Führung und Positionierung desselben
US8803643B2 (en) * 2011-12-19 2014-08-12 University Of Utah Research Foundation Control of magnetically actuated tools in any position using a rotating magnetic source
US20150380140A1 (en) * 2012-04-04 2015-12-31 Ankon Technologies Co., Ltd System and method for orientation and movement of remote objects
US9375202B2 (en) * 2012-05-04 2016-06-28 Given Imaging Ltd. Device and method for in vivo cytology acquisition
JP5458225B1 (ja) * 2012-05-07 2014-04-02 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 誘導装置
CN104203072B (zh) * 2012-05-07 2016-06-29 奥林巴斯株式会社 引导装置以及胶囊型医疗装置引导系统
US9737364B2 (en) 2012-05-14 2017-08-22 Vanderbilt University Local magnetic actuation of surgical devices
US20140142420A1 (en) 2012-05-16 2014-05-22 Avery M. Jackson, III Illuminated Endoscopic Pedicle Probe With Replaceable Tip
US10045713B2 (en) 2012-08-16 2018-08-14 Rock West Medical Devices, Llc System and methods for triggering a radiofrequency transceiver in the human body
US9826904B2 (en) 2012-09-14 2017-11-28 Vanderbilt University System and method for detecting tissue surface properties
US10485409B2 (en) 2013-01-17 2019-11-26 Vanderbilt University Real-time pose and magnetic force detection for wireless magnetic capsule
US9679104B2 (en) 2013-01-17 2017-06-13 Edico Genome, Corp. Bioinformatics systems, apparatuses, and methods executed on an integrated circuit processing platform
US10847251B2 (en) 2013-01-17 2020-11-24 Illumina, Inc. Genomic infrastructure for on-site or cloud-based DNA and RNA processing and analysis
US10068054B2 (en) 2013-01-17 2018-09-04 Edico Genome, Corp. Bioinformatics systems, apparatuses, and methods executed on an integrated circuit processing platform
US10691775B2 (en) 2013-01-17 2020-06-23 Edico Genome, Corp. Bioinformatics systems, apparatuses, and methods executed on an integrated circuit processing platform
US9483610B2 (en) 2013-01-17 2016-11-01 Edico Genome, Corp. Bioinformatics systems, apparatuses, and methods executed on an integrated circuit processing platform
US9792405B2 (en) 2013-01-17 2017-10-17 Edico Genome, Corp. Bioinformatics systems, apparatuses, and methods executed on an integrated circuit processing platform
CN103222842B (zh) * 2013-04-18 2015-09-09 安翰光电技术(武汉)有限公司 一种控制胶囊内窥镜在人体消化道运动的装置及方法
TWI520708B (zh) * 2013-09-26 2016-02-11 連吉時 膠囊內視鏡磁控系統
US10945635B2 (en) 2013-10-22 2021-03-16 Rock West Medical Devices, Llc Nearly isotropic dipole antenna system
CN104146676B (zh) * 2014-07-23 2015-12-02 深圳市资福技术有限公司 一种胶囊内窥镜控制设备及系统
EP3184018A4 (en) * 2014-08-21 2018-07-11 Olympus Corporation Guidance device and capsule medical device guidance system
CN107205623A (zh) 2014-09-09 2017-09-26 范德比尔特大学 用于低资源地区中的胃癌筛查的喷液式胶囊内窥镜和方法
EP3539456B1 (en) 2014-09-15 2021-06-23 Ankon Medical Technologies (Shanghai) Co., Ltd Apparatus for controlling the movement of a capsule endoscope in the digestive tract of a human body
JP6028132B1 (ja) * 2015-01-06 2016-11-16 オリンパス株式会社 誘導装置及びカプセル型医療装置誘導システム
EP3329491A2 (en) 2015-03-23 2018-06-06 Edico Genome Corporation Method and system for genomic visualization
CN105615817B (zh) * 2015-12-22 2017-08-25 苏州向东智造医疗科技有限公司 一种医疗用胶囊内镜磁控导航装置
US20170270245A1 (en) 2016-01-11 2017-09-21 Edico Genome, Corp. Bioinformatics systems, apparatuses, and methods for performing secondary and/or tertiary processing
US10068183B1 (en) 2017-02-23 2018-09-04 Edico Genome, Corp. Bioinformatics systems, apparatuses, and methods executed on a quantum processing platform
CN105962879A (zh) * 2016-04-22 2016-09-28 重庆金山科技(集团)有限公司 胶囊内窥镜的位姿控制系统、控制方法及胶囊内窥镜
CN105919542B (zh) * 2016-04-22 2018-09-18 重庆金山科技(集团)有限公司 一种内窥镜胶囊控制器及其磁铁万向旋转装置
US10478047B2 (en) * 2016-09-23 2019-11-19 Ankon Medical Technologies (Shanghai) Co., Ltd System and method for using a capsule device
US10478048B2 (en) * 2016-09-23 2019-11-19 Ankon Medical Technologies (Shanghai) Co., Ltd. System and method for using a capsule device
CN110446457A (zh) * 2017-02-01 2019-11-12 洛克西医疗设备有限责任公司 用于可吞服药丸的柔性电路
US11122965B2 (en) 2017-10-09 2021-09-21 Vanderbilt University Robotic capsule system with magnetic actuation and localization
WO2019228533A1 (en) * 2018-06-02 2019-12-05 Ankon Medical Technologies (Shanghai) Co., Ltd Control device for capsule endoscope
US11571116B2 (en) * 2018-06-02 2023-02-07 Ankon Medical Technologies (Shanghai) Co., Ltd Control system for capsule endoscope
CN109745087A (zh) * 2018-12-18 2019-05-14 北京航空航天大学 一种腹腔镜机器人结构及工作方法
CN109645939A (zh) * 2019-02-26 2019-04-19 重庆金山医疗器械有限公司 一种胶囊内镜快速捕获方法及系统
EP3942992A4 (en) * 2019-06-17 2022-12-21 Shenzhen Sibernetics Co., Ltd. MAGNETIC CAPSULE ENDOSCOPE CONTROL DEVICE AND METHOD FOR CONTROLLING THE MOVEMENT OF A CAPSULE ENDOSCOPE IN A TISSUE CAVITY
EP3797670B1 (en) 2019-09-25 2023-07-19 Ovesco Endoscopy AG Endoscopic capsule system with haptic feedback
CN111973136B (zh) * 2020-09-14 2022-11-25 上海安翰医疗技术有限公司 磁控胶囊内窥镜装置的控制方法及控制系统
CN112372635B (zh) * 2020-10-15 2022-04-01 北京航空航天大学 一种胶囊机器人的控制方法、装置、存储介质及终端
CN113475997B (zh) * 2021-08-13 2022-07-22 元化智能科技(深圳)有限公司 无线胶囊内窥镜的往复旋转驱动系统、设备及介质
DE102021125870A1 (de) * 2021-10-05 2023-04-06 Sekels Gmbh Vorrichtung zur Bewegung eines magnetischen Objekts in einem Behältnis
CN116784777A (zh) * 2022-03-18 2023-09-22 安翰科技(武汉)股份有限公司 磁控胶囊系统及其位姿标定表示方法
CN115089092B (zh) * 2022-06-20 2023-03-24 元化智能科技(深圳)有限公司 胶囊内窥镜运动控制装置

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3440177A1 (de) 1984-11-02 1986-05-15 Friedrich Dipl.-Ing. 8031 Eichenau Hilliges Fernseh-aufnahme- und -wiedergabeeinrichtung zur endoskopie an menschlichen und tierischen koerpern
US8428685B2 (en) * 2001-09-05 2013-04-23 Given Imaging Ltd. System and method for magnetically maneuvering an in vivo device
US6939290B2 (en) * 2002-02-11 2005-09-06 Given Imaging Ltd Self propelled device having a magnetohydrodynamic propulsion system
JP3869291B2 (ja) * 2002-03-25 2007-01-17 オリンパス株式会社 カプセル型医療装置
JP4147315B2 (ja) 2002-09-13 2008-09-10 Hoya株式会社 磁気アンカー遠隔誘導システム
DE10336734A1 (de) * 2003-08-11 2005-03-10 Siemens Ag Gewebeanker für Endoroboter
DE10343494B4 (de) * 2003-09-19 2006-06-14 Siemens Ag Magnetisch navigierbare Einrichtung für den Einsatz auf dem Gebiet der medizinischen Endoskopie
JP4515747B2 (ja) * 2003-10-27 2010-08-04 オリンパス株式会社 カプセル型医療装置
DE102004009237B3 (de) * 2004-02-26 2005-09-22 Siemens Ag Vorrichtung zum Einbringen eines Stents in ein Hohlorgan
KR100615881B1 (ko) * 2004-06-21 2006-08-25 한국과학기술연구원 캡슐형 내시경 조종 시스템
JP4709594B2 (ja) * 2004-08-03 2011-06-22 オリンパス株式会社 磁気誘導医療システム
WO2006045011A2 (en) * 2004-10-20 2006-04-27 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Endocapsule
EP1833366A1 (en) * 2004-12-17 2007-09-19 Olympus Corporation Position detection system, guidance system, position detection method, medical device, and medical magnetic-induction and position-detection system
JP4823665B2 (ja) * 2005-12-02 2011-11-24 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 カプセル型医療装置およびその誘導システム
EP1932462A4 (en) * 2005-10-05 2013-02-27 Olympus Medical Systems Corp CAPSULE-TYPE MEDICAL DEVICE, ITS GUIDE SYSTEM AND GUIDING METHOD, AND INSERTION DEVICE IN THE BODY OF A PATIENT
JP4855771B2 (ja) * 2005-12-20 2012-01-18 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 体内画像撮影装置および体内画像撮影システム
EP2335559A1 (en) * 2005-12-27 2011-06-22 Olympus Medical Systems Corporation Encapsulated medical device guidance system
CN101351146B (zh) * 2005-12-28 2013-09-04 奥林巴斯医疗株式会社 被检体内导入系统
EP2441378A1 (en) * 2006-01-19 2012-04-18 Olympus Medical Systems Corporation Intra-subject medical system, method of operating body-insertable apparatus, and operative treatment
WO2008032713A1 (fr) * 2006-09-12 2008-03-20 Olympus Medical Systems Corp. Système de capsule endoscopique, dispositif d'acquisition d'informations in vivo, et capsule endoscopique
EP2062523A4 (en) * 2006-09-14 2015-08-12 Olympus Medical Systems Corp MEDICAL GUIDANCE SYSTEM AND METHOD FOR CONTROLLING A MEDICAL DEVICE
DE102007030747A1 (de) 2007-07-02 2008-10-30 Siemens Ag Verfahren und Einrichtung zum Durchführen eines minimalinvasiven Eingriffs in einem menschlichen oder tierischen Hohlorgan
TWI342199B (en) * 2007-07-06 2011-05-21 Univ Nat Taiwan Endoscope and magnetic field control method thereof
KR100960289B1 (ko) * 2008-02-29 2010-06-07 한국항공대학교산학협력단 내시경 시스템
JP5291955B2 (ja) * 2008-03-10 2013-09-18 富士フイルム株式会社 内視鏡検査システム
JP5314913B2 (ja) * 2008-04-03 2013-10-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 カプセル医療システム
US8235888B2 (en) * 2008-07-08 2012-08-07 Olympus Medical Systems Corp. System for guiding capsule medical device
ES2710273T3 (es) * 2010-01-22 2019-04-24 Novineon Healthcare Tech Partners Gmbh Endoscopio tipo cápsula que incluye impulsión magnética

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011147785A (ja) 2011-08-04
EP2347699A1 (en) 2011-07-27
BRPI1100715A2 (pt) 2012-07-24
US8771175B2 (en) 2014-07-08
EP2347699B1 (en) 2018-11-07
US20110184235A1 (en) 2011-07-28
ES2710273T3 (es) 2019-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5942163B2 (ja) 内視鏡装置
JP6207623B2 (ja) カプセル型内視鏡駆動制御システム及びこれを含むカプセル型内視鏡システム
EP2100552B1 (en) Capsule guiding system
JP5385035B2 (ja) カプセル型医療装置誘導システム
JP5475207B1 (ja) 誘導装置及びカプセル型医療装置誘導システム
JP5390284B2 (ja) カプセル型医療装置誘導システム
JP4932971B2 (ja) カプセル型医療装置用誘導システム
JP6028132B1 (ja) 誘導装置及びカプセル型医療装置誘導システム
CN112089385B (zh) 磁控装置
US8734329B2 (en) Capsule medical device guiding system and magnetic field generating device
WO2016021248A1 (ja) カプセル型医療装置誘導システム
CN102166117B (zh) 医疗装置控制系统
JP2016150041A (ja) 磁界発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150512

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150807

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151009

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5942163

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250