JP5941617B2 - 金属複合体及び金属複合体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2つの金属層を含む帯状又は板状金属複合体を製造する方法であって、前記金属層の少なくとも1つの金属材の再結晶温度と少なくとも同一の温度への複数金属層の熱前処理によって、且つ、それに続く、金属層相互の加圧成形によって、金属層の板厚減少を生起し、この板厚減少工程の間、複数金属層がその境界面の領域において相互に拡散接合する製造方法に関係している。本発明は、また、相互に拡散接合される複数金属層で形成される金属複合体(10,10’,10”,10”’)に関係する。
上記の製造方法は、1955年発行のJohn B. Ulamの基本的な米国特許第2718690号明細書(特許文献1)によって知られ、それ自体、1921年及び1949年発行の米国特許第1392416号明細書(特許文献2)と米国特許第2468206号明細書(特許文献3)各々を基礎として構成されており、これにより、熱間加工、冷間加工及び深絞り加工とすることが可能な目的物製造の間に、クラッドされた材料を製造することができる。詳しく説明するならば、この方法は、異種金属を合体して一体構造を形成する工程を含んでおり、この一体構造は、次に、2つの異種金属である各金属層がバラバラになるリスクなしに圧延加工、ハンマー加工、鍛造加工、引き抜き加工、加圧成形、及び深絞り加工される。米国特許第2718690号明細書(特許文献1)による方法は、ステンレス鋼が銅で被覆されたクラッド複合材又は鋼鉄層の間に銅が介装されたクラッド複合材の製造を扱っているものの、この特許明細書は、複合金属材を、代わりに、1つの同種金属、すなわち、ステンレス鋼のみ、又は、銅のみとすることができる、と述べている。この公知の方法では、個別金属層の間にはいずれの種類の接合剤も使用されておらず、代わりに、金属分子構造が結合する。個別金属層は、その金属層表面から、いずれの酸化物、汚れ等をも除去すべく、機械加工によって、清浄化される。研削デイスクによって好適に行われる清浄化が、酸化物のない完全にきれいな表面を準備する。これは、金属の分子格子構造を露出せしめるのに必要である。次に、金属層は、適切な温度に加熱され、圧力下で、金属の隣接表面の一方が他方へと拡散する。
発明者同一の米国特許第3210840号明細書(特許文献4)は、圧延接合によってアルミニウムとステンレス鋼とから調製される金属複合体の製造に関する。清浄化され上下に積み重ねられた複数金属層は、相互の拡散接合の形成を目的として、圧延加工の結果、熱前処理の後の厚さが10乃至35%削減される。熱前処理段階において、金属表面は、アルミニウムの再結晶温度よりは高いが、アルミニウムの融点よりは低く且つステンレス鋼の再結晶温度よりも低い温度まで加熱される。拡散接合は、圧延加工中に複数金属層を相互に加圧成形することによって達成される。(ここで及び以下の説明で記述するいわゆる相互に加圧成形するとは、圧延加工に代えて、鍛造加工により又は単に加圧成形により行うことができる。)この米国特許明細書から知られる方法の場合では、上下に配置された金属層積層体は、相互に加圧成形される前に、積層体の個別構成部分、すなわち、複数金属層が、所定位置に確実に保持されるように、まず、その端部において溶接される。次の圧延作業の間、各金属層がその厚さを35%以下の範囲で同時に削減された結果として、非常に高い圧縮力が発生することとなり、したがって、ステンレス鋼の2つの外側のカバー金属層も、また、35%以下の範囲の板厚減少を受ける。外側のカバー金属層の間に配置されるアルミニウム層も、また、この非常に高い圧縮力によって押圧される。この事が、多分、当業界の最先端技術において、アルミニウム層内にチャンネルを設ける配慮がなされていないことの理由の1つである。当業界の最先端技術において、そのようなチャンネルを設けることに対する各種の代替案が提示されている。例えば、ドイツ国特許出願公開第DE32 12 768A1号明細書(特許文献5)は、耐高熱金属材料、詳細には、酸化物分散強化ニッケル鉄合金より作製の構造要素の拡散溶接方法を記述する。この構造要素は、例えば、ガス・タービンのタービン・ブレードとすることができる。この構造要素は、2つの構成部分から構成されており、この2つの構成部分が相互に接合されて完成した状態の構造要素がチャンネルを有するように形成される。冷却用チャンネルを形成しようとする場合、2つの構成部分の接合前に、この2つの構成部分にへこんだ部分をフライス加工で作成すると、これが後に冷却用チャンネルを形成する。構造要素を作製するための合金は、主に、鉄又はニッケルの合金である。
ドイツ国特許出願公開第DE10 2004 004 459A1号明細書(特許文献6)は、熱構造複合材より成る能動冷却パネルの製造方法を提示する。このパネルを製造するには、チャンネルを形成することとなる中空エンボス部分を有する熱構造複合材より成る第1の部分の内側面及び第1の部分の内側面との当接を予定する熱構造複合材より成る第2の部分の内側面に金属被覆が形成される。熱間静水圧プレス成形による前記両内側面の接続によって前記第1と第2の部分とが接合され、一体的な循環チャンネルを備えた冷却パネルが形成される。熱構造複合材は、通常、炭素/炭素型の複合材又は耐火繊維より成るセラミック基材を含む複合材である。熱間圧縮による接続を可能とする金属被覆用の金属材は、ニッケル、銅、鉄、又は、これらの合金から成り、好ましくは、ニッケル又はニッケル合金が使用される。
ドイツ国特許出願公開第DE32 43 713A1号明細書(特許文献7)は、平板状熱交換器パネル及びその製造方法を提示する。平板状熱交換器パネルは、重畳された2つの板材より成り、この2つの板材間に加熱又は冷却のための媒体を通すためのチャンネルが設けられる。この2つの板材は、クラッド法の実施が困難な又は不可能な金属材で構成される。両板材の間には、冷間圧延での板材の接合が可能な、ニッケル、鉄、又は、銅の合金である非晶質金属固定層が設けられる。この固定層は、冷間圧延の前に2つの板材の間に挿入される箔材とすることができる。2つの板材は、前記固定層が設置された個所でのみ、冷間圧延によって相互に接合される。このように接合して形成された金属帯体は、単一パネルに裁断される。最後に、相互に接合していない凹部が、広げられ、通常の様式で1以上のチャンネルが形成される。
ドイツ国特許出願公開第DE1 196 045B号明細書(特許文献8)は、チタンがクラッドされているアルミニウムの製造方法を提示する。この方法では、基材であるアルミニウムには、その上にクラッドされるチタン薄板材又は箔が添着されて積層体を形成し、この積層体に対して次に熱間圧延が行われる。そのような処理において、この方法は、繋ぎ合わされる2つの材料が圧延工程の直前で相互に当接するような様式で実施され、圧延加工圧力は、基材、すなわち、アルミニウム又はアルミニウム合金の厚さが、少なくとも30%削減される程度の圧力に設定される。クラッドされるチタン薄板材又はチタン箔は、加熱処理されず、チタン薄板材の酸化を避けるべく、高温のアルミニウム金属上に低温状態で圧延される。圧延工程における少なくとも30%の板厚減少は、有効な接合強度を得るために実施される必要がある。製造後に、クラッドされた製品は、480℃と565℃の間の温度にまで加熱され、基材、すなわち、アルミニウム又はアルミニウム合金の層の板厚減少を、15%以下とする様式で、再度、圧延加工する。これは、アルミニウムとチタンの間の接合強度をより一層強化するために設計されている。したがって、アルミニウム基材の板厚減少は、全体で、少なくとも45%である。
1以上のアルミニウム又はアルミニウム合金層より成りステンレス鋼でクラッドされたコア金属層が、今日、大型のホットプレートの製造に広範に使用されている。このホットプレートでは、その上に載せられて焼かれる食材の量に係りなく、食材に火を通すための一定温度の維持が必要である。付言するに、ステンレス鋼でクラッドされたアルミニウム材は、具体的には、調理器具、また、航空宇宙産業で利用される軽量且つ耐食性の金属を必要とする状況において主に使用される。
米国特許第2718690号明細書 米国特許第1392416号明細書 米国特許第2468206号明細書 米国特許第3210840号明細書 ドイツ国特許出願公開第DE32 12 768 A1号明細書 ドイツ国特許出願公開第DE102004004459 A1号明細書 ドイツ国特許出願公開第DE32 43 713 A1号明細書 ドイツ国特許出願公開第DE1 196 045 B号明細書 米国特許第3261724号明細書 米国特許第3350772号明細書
適用の範囲を顕著に広げる可能性のある帯状又は板状金属複合体を製造する方法を提供することが、本発明の目的である。また、広範な適用を備えた金属複合体を提供することも、企図している。
そのようにして、本発明は、少なくとも1つの金属層の金属材の再結晶温度と少なくとも同一の温度で複数金属層を熱前処理することにより且つ後続の複数金属層相互の加圧成形により板厚減少を生起し、この板厚減少工程において複数金属層はその境界面領域において相互に拡散接合を生起する少なくとも2つの金属層からの帯状又は板状金属複合体の製造に関して、前述した米国特許第3210840号明細書(特許文献4)に示された方法をその出発点とする。
この方法の構成において、本発明では、各金属層の金属材として及び複数金属層の金属材としてアルミニウム又はアルミニウム合金を使用し、隣接金属層に面する側に帯状の凹部であって相互の加圧成形の際に隣接金属層によって閉じられる帯状の凹部を設けた金属層を使用し、加圧成形前の複数金属層の全厚さ寸法に対する厚さ寸法の減少は、25%以下である。本発明に基づく方法では、アルミニウム又はアルミニウム合金の層は、ロール状帯体のように巻かれ、対応する温度まで加熱され、例えば、各例の隣接層が所望のように相互に拡散接合を生起する様式で圧延装置内で相互に加圧成形される。本発明での板厚減少は最大でも25%しかなく、そのために必要な圧延力は、十分に小さい(後者は、上述の米国特許第3210840号明細書(特許文献4)に基づく方法よりも最大でおよそ10分の1ほどの小ささである)。したがって、相互の加圧成形の際、凹部は基本的に保持されて完成した金属複合体内にチャンネルを形成し、これは、多くの方途での使用が可能である。
本発明の金属複合体の場合、各金属層がアルミニウム又はアルミニウム合金より成る相互に拡散接合された複数の金属層で構成され、且つこの金属複合体には、互いに隣接する2つの金属層の境界面上又は内に、複数の帯状のチャンネルが平面視において散在するように配置される。最先端の技術は、異種金属材で作製される金属複合体を、相互の加圧成形工程の際の接合される1以上の金属材の軟性度を考慮しつつ、できる限り稠密でなければならないとしている。意外にも、本発明者は、ステンレス鋼のような硬質金属を使用せずアルミニウム又はアルミニウム合金を使用すること及び或る条件を守ることにより、圧縮力を十分に低く設定することができ且つ相互の加圧成形の際に圧縮力を効率的に配分することができ、それで、凹部又はチャンネルを設けることが可能なことを発見した。本発明では、複数金属層用の金属材としては、アルミニウム又はアルミニウム合金のいずれかが使用されているので、本発明による金属複合体は、アルミニウム単体又はアルミニウム合金のいずれかである1種類の金属材からのみ作製されており、過去に通常そうであったように、例えば、ホットプレートの芯材として又は調理器具の壁材又は底材としての使用が可能である。個々の金属層は拡散接合によりその境界面において分子構造で結合するので、金属複合体は、実質的に単一金属材のように機能し、また強度を備えており、この金属複合体は、好ましくは前処理アニーリングの後に、冒頭に説明したように処理することができる。金属複合体製造の際、さらに処理を加える前に、又は、金属層相互の加圧成形の前でさえも、金属複合体のチャンネル内に温度センサーを装入することができる。さらに、これに代えて、又は、これに加えて、加熱及び/又は冷却流体の通過のためにチャンネルを使用することができる。ホットプレート又は調理器具の作製を目的として金属複合体の加工が行われる場合、その加工工程中、金属複合体中に一体的に設けられた温度センサーを利用して温度の制御が可能である。都合の良いことに、この構造の場合、数値読み取り又は電力供給のための外部への配線接続が不要なパッシブ・トランスポンダを使用することができる。パッシブ温度センサーを備えた金属複合体は、ホットプレートとしての使用のみにとどまらず、さらに、例としては無線制御のような、高性能デバイスを形成するように全体的に加工することができる。
本発明の好適な実施例が、従属請求項の内容を構成する。
本発明に基づく方法の1実施例において、或る金属層が複数の凹部を有する金属層として用いられ、前記凹部がその金属層の全厚にわたって延在し、且つ前記凹部が、その金属層に隣接する2つの金属層によって、相互の加圧成形中に閉じられる貫通開口部を形成するならば、上述した様式での圧延加工のみによって金属複合体の製造が可能であり、それによって、都合良く帯状金属層(シート)がロール状態から引き伸ばされる。
本発明に基づく方法の別の一実施例として、凹部又は貫通開口部に接続部分を付加して蛇行通路又は同様の構造を形成した場合では、金属複合体内に連続するチャンネルが設けられ、これは、例えば加熱用又は冷却用のコイル装置として使用することができる。蛇行通路又は同様の構造を備えるこの実施例では、また、相互の加圧成形の際の複数金属層相互に良好に圧力を分散させ、この方法で、従来よりも有効に圧縮による損傷から凹部を保護する。
本発明に基づく方法の別の一実施例として、相互の加圧成形前に金属製筒体を凹部又は貫通開口部に挿入して、次に、相互に加圧成形して、複数金属層の少なくとも1つの金属層の金属材内に埋設した場合では、この金属複合体は、より多くの用途での使用が可能であり、特に、或る特殊な用途に適合し得る。実際、ステンレス鋼又は通常ニッケル又はチタン合金のような耐食性で耐熱性の材料のみが作動流体に接触し得る適用分野がある。
本発明に基づく方法の別の一実施例として、相互の加圧成形の前後に、凹部又は貫通開口部内の筒体内に別体の部材を装入した場合では、金属複合体内の各チャンネルは、耐食性及び耐熱性を備えるようにライニングされるのみではなく、同時に、センサー、配線、等が適合可能に取り付けられる。
本発明に基づく方法の別の一実施例においては、別体の部材として、温度センサー、具体的には、RFIDチップ、圧電チップ又は同様のインテリジェント・チップ、又はペルティエ素子の挿入が可能である。
本発明に基づく方法の別の一実施例として、相互の加圧成形によって5乃至25%、好ましくは8乃至15%の複数金属層の板厚減少を達成するならば、本発明に基づく金属複合体を、例えば、より少ない材料で且つより低いエネルギー・コストで、製造することが可能である。さらに、この様式では、相互の加圧成形の際のチャンネル寸法の維持は一層確実であり、したがって、事前にチャンネル内に挿入されたセンサー等の破損は生じない。
本発明に基づく方法の別の一実施例として、複数金属層を、コア金属層として、ステンレス鋼、銅又はチタンのような別の金属製の2つのカバー金属層の間に配置した場合には、熱前処理の間、これらの金属層の全アセンブリを、コア金属層の金属材の再結晶温度よりは高いが他の金属層の金属材の再結晶温度よりは低い温度まで加熱し、相互の加圧成形によって第1の板厚減少の生起とともに金属層の全アセンブリを拡散接合させた後、カバー金属層がコア金属層に現に接合した状態の金属層の全アセンブリに同一加熱条件下で別の相互の加圧成形を行い第2の板厚減少を生起する。この場合、第1の板厚減少と第2の板厚減少は、コア金属層に25%以下の全板厚減少を生ずるように選択される。したがって、本発明に基づく金属複合体は、金属複合体にチャンネルが設けられた場合であっても、アルミニウムと鋼鉄の間に優れた接合力を呈するようなステンレス鋼でクラッドした帯材又は板材として製造可能である。
本発明に基づく金属複合体の一実施例として、金属複合体を、熱前処理によって、さらに成形加工による処理が可能な状態へと加熱するならば、コア構造要素の機能の変化を生ぜずに各種の器具の製造が可能である。処理の結果としてステンレス鋼が著しい程度に凝固する場合には注意が必要である。すなわち、ステンレス鋼のアニーリング温度はアルミニウムの融点よりも高いので、このステンレス鋼の凝固状態は、その後に行うアニーリングによっても不可逆である。したがって、本発明に基づく金属複合体の場合でステンレス鋼を使用するときは、最初に、金属の成形、特に、その冷間成形をできる限り低く維持することに努力が払われる。拡散の増大のため、すなわち、材料内への拡散領域の一層の浸透を可能とするため、追加的なアニーリングが、また、使用可能であり、これにより、より強い接合強度の達成が可能である。本発明では、アルミニウム又はアルミニウム合金の金属層の金属材の形成のおかげで、必要とされるように、特に良好な熱伝導特性を備えた金属複合体又は特に軽量な金属複合体が出来上がる。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、チャンネルが、複数金属層のうちの少なくとも1つに、そして、少なくともその金属層の厚さの一部の範囲で延在する場合では、金属層の凹部は、切り屑の出ない様式、例えば、加圧成形又は成形加工、例えばフライス加工によって作成することができる。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、チャンネルが、複数金属層のうちの少なくとも1つに、そして、少なくともその金属層の全厚にわたって延在する場合では、後にチャンネルを画定する凹部を、レーザー切断、ウオータージェット切断、又はフライス加工によって簡易にしかし非常に正確に作成することができる。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、チャンネルが、相互に並列に又は異なる高さにある複数金属層の厚さにわたって延在する場合には、この金属複合体は、後に、多種の異なる用途での使用が可能である。例えば、並列に及び/又は異なる高さにある複数金属層の厚さにわたって設けられたチャンネルに、加熱媒体又は冷却媒体を通過させることができる。さらに、異なる個所に別々のチャンネルを穿孔形成し、所望のように相互に接続するか又は分離することができる。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、蛇行又は同様の形態の少なくとも1つの連続的チャンネルを形成するべく複数のチャンネルに接続部分を付加した場合、この金属複合体も、加熱/冷却のための様々な方法での使用が可能である。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、チャンネルを金属製筒体でライニング処理するならば、予測される課題に対する金属複合体の適応を容易に達成可能であり、例えば、腐食性流体の通過に対し耐食性を備えるライニングを設けることができる。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、チャンネル内又は筒体内に別体の部材を装入した場合、この別体の部材を、センサー、加熱線、等とする設計が可能であり、この方法で、流体の特性の計測又は流体の温度の操作が可能である。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、前記別体の部材を、温度センサー、具体的には、RFIDチップ、圧電チップ又は同様のインテリジェント・チップ、又はペルティエ素子とした場合、特に有効な様式での実施例の実現が可能である。
本発明に基づく金属複合体の別の実施例として、ステンレス鋼、銅、又はチタンのような別の金属材より成る2つのカバー金属層の間にアルミニウム又はアルミニウム合金より成る金属層を配置した場合、この金属複合体の、耐食を目的とした利用、耐熱を目的とした利用、耐食品を目的とした利用、耐塩水を目的とした利用、等の使用目的への適応を、最適に、達成することができる。
同一の金属又は同一の合金で製作した2つの金属層より成る本発明に基づく帯状金属複合体の一部透視図である。 図1に基づく金属複合体を構成するための凹部を設けた帯状金属層の一部透視図である。 同一の金属又は同一の合金で製作した3つの金属層で構成される本発明に基づく帯状金属複合体の別の実施例の一部透視図である。 図3に基づく金属複合体を構成するための帯状の貫通開口部を備えた帯状金属層の透視図である。 帯状の貫通開口部の一方の端が拡張された形状を有する帯状金属複合体の図4aと同様の透視図である。 図3に基づく金属複合体の上面図である。 上側のカバー金属層が細孔を有する図5aに基づく金属複合体の上面図である。 本発明に基づく金属複合体の別の実施例の上面図であり、図中、金属複合体のチャンネルのライニング及び挿入目的物の幾つかの可能なものが簡略のため並置して模式的に符号a)乃至d)で示されており、符号e)とf)のものは、2個の金属複合体に別に示されている。 ステンレス鋼より成る2つのカバー金属層を有する本発明に基づく金属複合体の断面図である。 図1に基づく金属層の構成を有する本発明に基づく金属複合体の連続状チャンネルを形成し得る蛇行状チャンネルを備えた板材である金属層の透視図である。 蛇行状の1つの貫通開口部を有する帯状金属層の図4aのような一部透視図である。 外面上に小さな複数の溝を有する上側のカバー金属層の別の実施例を示す。
本発明は、応用範囲の広いチャンネル又は埋設筒体を有する帯状又は板状金属複合体の製造に関する。金属材表面の清浄化、金属層の熱前処理、板厚減少を伴って相互の拡散接合を生起する圧延加工のような、この明細書の冒頭において説明した公知方法の工程に対応する、金属複合体の製造のための実施工程は、ここでの再度の詳述を省略する。ただし、本発明の方法では、本発明に基づいて金属複合体にチャンネルを設けることが可能であるにとどまらず、金属層相互の加圧成形前にチャンネルがその中に挿入した目的物を保持し得るように、できる限り小さな板厚減少を達成することに留意されたい。本発明に基づく方法において、複数のアルミニウム金属層が相互に接合される場合では、相互の加圧成形前に各アルミニウム金属層の表面が、アルミニウムの再結晶温度よりは高いがアルミニウムの融点よりは低い温度まで加熱される。最後に、この金属複合体は、アニール処理され、このアニール処理の後、さらに処理されることができ、その処理の過程で、さらにその形成が進行する。ここで、この明細書の冒頭で説明の最先端技術、具体的には、米国特許第3261724号明細書(特許文献9)、米国特許第3210840号明細書(特許文献4)、米国特許第3350772号明細書(特許文献10)を引用するが、これらの米国特許明細書は、アルミニウムをステンレス鋼でクラッドするための圧延方法を扱っている。
図1は、全体的に符号10で示す帯状金属複合体の第1の実施例の部分図である。この金属複合体は、同種金属材製の2つの金属層12と14で構成される。金属層12と14は、図解の便宜のため、異なるように示されている。完成した金属複合体10において、各金属層の金属材は同種なので、個別の金属層を肉眼で相互に識別することはできない。帯状金属層14が図2に示されている。金属層14は、相互に平行な2つの帯状の凹部14a、14bを有する。圧延工程の間に、凹部14aと14bは、金属層12によってその長手方向にわたって閉じられる。各金属層12と14は、ロールに巻かれた状態から帯状金属シートとして引き伸ばされて、その表面が清浄化され、熱前処理段階で適切な温度に加熱され、次に、圧延装置内での拡散接合によって合体され、このとき、好ましくは5%と25%の間、さらに好ましくは8%乃至15%の間である、25%以下の板厚減少が生ずることとなる。凹部14aと14bは、例えば、フライス加工による又は加圧成形で切り屑なしでの成形加工によって作成することができる。
図3は、全体的に符号10’で示す帯状金属複合体の別の実施例の部分透視図を示しており、この金属複合体では、同種金属材製の3つの金属層12、13、15が使用されており、そのうち、中間金属層13は、図4aに示されるように、相互に平行な帯状の貫通開口部16、18を画定する。この貫通開口部16、18は、各々、完成した金属複合体10’のチャンネル16Aと18Aとなる。図3では、隣接金属層12、15からの識別のために中間金属層13に斜線を付けて示すが、これらの金属層は同種の金属材製なので、完成した金属複合体10’の個別の金属層を肉眼で相互に識別することはできない。図5aは、金属複合体10’の表面(上面)を示す。
図4bは、図4aと同様ではあるが、別の実施例であって、端部で相当に大きな開口部17につながる帯状の貫通開口部16を有する帯状金属層13’を示す。その結果、完成した金属複合体では、開口部17の領域に貫通開口部16のドーム状延長部を有しており、これは、図5bのように、外側のカバー金属層の細孔によって周囲環境に接続することが可能である。
図5bは、全体的に符号10’’’で帯状金属複合体を示しており、その外側の金属層12のチャンネル18Aの領域には、細孔19が追加的に設けられる。細孔19の下には、延長された開口部17を図4bのように配置することができる。もしも、例えば、冷却液体がチャンネル16Aを通過するならば、金属複合体10’’’は全体的に冷却される。ガスをチャンネル18Aに通すならば、このガスは、金属複合体10’’’で冷却され、次に、細孔19を通って金属複合体10’’’から流出する。この場合、細孔の下でチャンネル18Aが拡張していれば、すなわち、図4bの貫通開口部16のように大きな開口部17を有していれば、効果的である。
図6は、筒体20、21、22、23の適用の各種可能態様を図解しており、例えば、a)に示すような平坦な矩形断面形状、b)に示すような正方形断面形状、c)に示すような六角断面形状、d)に示すような円形断面形状を有している。最初に、筒体20、21、22又は23の前記断面形状に適合する貫通開口部16A又は凹部14aが設けられる。次に、相互の加圧成形によって、筒体は、1以上の金属層である金属体内に埋設される。相互の加圧成形の前又は後に、別体の部材26又は28が貫通開口部16A又は凹部14aを通って装入され、又は、筒体20又は21内に装入される。別体の部材26を、具体的には、RFIDチップ、圧電チップ又は同様のインテリジェント・チップ、又はペルティエ素子である温度センサーとすることができ、別体の部材28は、例えば、ワイヤの様なセンサー又は加熱線とすることができる。
図6は、a)乃至d)の部分では、12と14又は14と14とである2つの金属層より成る金属複合体10を示しており、後者の場合、両金属層にチャンネル14Aと14Bの各一方が形成され、この両チャンネルが相互に補足して合体チャンネルを形成し、この中に筒体20、23の1つが埋め込まれる。図6は、同時に、e)とf)の部分で、中間金属層13を有する金属複合体10’の部分を図解するが、この中間金属層内に筒体20又は21が埋め込まれる。貫通開口部16、18で相互に向かい合う側壁は、図6のe)とf)に示される場合のように平行壁とすることができる。そのような本発明の実施例においても、筒体22及び23の使用が可能である。この実施例(図示しない)では、貫通開口部16及び18の側壁を断面形状において傾斜面又は湾曲面に形成する。そうするならば、確実に係止する様式で対応する筒体20又は21をチャンネル16A及び18A内へ装入することが可能であり、又は、ローラ工程の間に、確実に係止する様式で対応する筒体20又は21を金属複合体の金属材の中に埋め込むことができる。
本例でのように、金属層12、14又は12、13、15がアルミニウム又はアルミニウム合金製の場合には、これらの金属層は、図7に図解のようなステンレス鋼製の2つのカバー金属層30、32の間に配置することができる。この方法で、図1に基づく金属複合体10又は図5に基づく金属複合体10’は、カバー金属層30、32間に配置された図7に基づくクラッドされた金属複合体10”のコアを形成することができる。熱前処理の間、金属材は、アルミニウムの再結晶温度よりは高いがステンレス鋼の再結晶温度よりは低い温度まで加熱される。
クラッドされた金属複合体10"の製造に関する図7に基づく実施例の場合、アルミニウム又はアルミニウム合金より成る金属層が、別の金属、すなわち、ステンレス鋼(又は、銅、又は、チタン)製の2つのカバー金属層間のコア金属層として配置される。別種の参照符号10、10'、10'''は、2つのカバー金属層30、32間のコア金属層構成に、図1に基づく金属複合体10、又は、図3と5に基づく金属複合体10'、又は、図5bに基づく金属複合体10'''が含まれるという事実を示すために使用されている。図7の図面中、カバー金属層30、32の間の個別金属層を区分する線は、図の理解を容易にするために、省略されている。熱前処理の間、これらの金属層より成る全アセンブリは、2つのカバー金属層の間の金属であるコア金属層の金属材の再結晶温度よりも高い温度であるが前記2つのカバー金属層の金属材である他の金属材の再結晶温度よりも低い温度まで加熱される。次に、第1の段階において、相互の加圧成形によって前記全アセンブリが拡散接合され、第1の板厚減少が生起することとなる。次に、第2の段階において、同一の温度条件下で、前記全アセンブリが第2の板厚減少を受け、この間、さらに行われる相互の加圧成形によってカバー金属層がコア金属層に対して接合する。この過程において、コア金属層の全板厚減少が25%以下となるように、前記第1の板厚減少と第2の板厚減少は選択される。この二段階の工程の際、第1の段階の初めには、ステンレス鋼のカバー金属層はアルミニウム又はアルミニウム合金であるコア金属層には未だ接合しておらず、第1の段階の終わりには、カバー金属層は、カバー金属層の金属での板厚減少が無視できるほど小さいものとなるように、コア金属層に接合しているという事実が有利に利用される。すなわち、第1の段階において、コア金属層の金属に関する加工の程度は、カバー金属層の金属の変形の程度とは無関係に選択することができる。熱前処理の後の第1の段階において、コア金属層の金属は、カバー金属層のステンレス鋼に比べて非常に柔軟であり、この段階で事実上これのみが成形される。第1の段階の後には、コア金属層の金属は既に自身で接合し且つカバー金属層の金属に接合している。第2の段階で行われる加工の間、コア金属層の金属とカバー金属層の金属は、各々、同一の板厚減少を生ずる。この場合、両段階での板厚減少は、アルミニウム又はアルミニウム合金であるコア金属層の金属が全体で25%を超える板厚減少を生じないように選択される。第1の段階におけるカバー金属層の金属での板厚減少は、無視できるほど小さく、2つの段階でカバー金属層の金属に生ずる全板厚減少は、コア金属層の金属の板厚減少よりも小さい。したがって、本発明に基づく方法では、各金属層で同時に35%以下の板厚減少を生ずる米国特許第3210840号明細書(特許文献4)に基づく方法の場合に比べて全体的に格段に低い形成力で実施することが可能である。アルミニウム又はアルミニウム合金のみで構成される本発明に基づく金属複合体は、したがって、金属複合体内に、過圧縮を引き起こすチャンネルを有しないステンレス鋼のようなより硬質の金属製のカバー金属層を付加的に設けることができる。最終の金属複合体がステンレス鋼等のカバー金属層でクラッドされることが予め分かっている場合には、チャンネルの初期の高さをそれに対応して比較的大きく選択して、第2の段階の後に定格のチャンネル高さを達成することができる。
凹部14a、14b又は貫通開口部16,18は帯状又は相互に平行とする代わりに、図8及び9に示すような蛇行通路34のように構成することができる。このためには、凹部14a、14bのような帯状の凹部を、図8のように接続部分34a乃至34eで接続して有効に補足して、図1、図5、又は、図7のような金属複合体内に、蛇行通路34又は同様に曲がりくねった構造を形成して連続的チャンネルを設けることができる。蛇行通路又は同様の構造のような実施例は、また、チャンネルを、過度の圧縮から保護する。すなわち、この実施例は、金属層が相互に加圧成形されるときの圧力の均等な分散を確保する。
貫通開口部16、18を有する金属層13として、図9において符号13”で全体的に示される連続状蛇行通路34を形成した金属層を使用し、この蛇行通路を、ローラ工程の間に隣接する2つの金属層12と15によって閉じると、蛇行通路34によって形成される連続的チャンネルを有する金属複合体ができる。この事例では、金属層13”は、有利なことに、図9に示されるように、向かい合って組み合わされる2個の櫛形状部分として製作される。2個の櫛形状部分は、金属層13”の上端面がそろっている貫通開口部16、18の個所で図9には示されていないブリッジによって相互に連結され、ローラ工程の後にこのブリッジは除去される。
添付図面の図解では、凹部14a、14b及びチャンネル14A、14B及び貫通開口部16,18は、金属複合体10、10’、10”、又は、10’’’の1つの面内に終端を有するように構成の選択が行われているが、この事は必須ではない。前記凹部、貫通開口部、及びチャンネルは、金属複合体の内部に終端を有することも当然にでき、また、所望位置の処理(成形加工)によって後でつなぐこともできる。
図10は、外面に複数の細い溝を設けた外側カバー金属層12’の一実施例を示す。この溝は波形とすることが可能であるが、図10に断面で示される図示した波形状に限定せず、その外面のレベルで溝が延在する波形状である。この溝は、5mmまでの、又は、それよりも大きな深さを有することができる。金属層相互の加圧成形の間、損傷を受けないように維持され、金属複合体の表面積を増大する。
10 金属複合体
10’ 金属複合体
10” 金属複合体
10’’’金属複合体
12 金属層
13 金属層
13’ 金属層
13” 金属層
14 金属層
14’ 金属層
14A チャンネル
14B チャンネル
14a 凹部
14b 凹部
15 金属層
16 貫通開口部
16A チャンネル
17 大きな開口部
18 貫通開口部
18A チャンネル
19 細孔
20 筒体
21 筒体
22 筒体
23 筒体
26 別体の部材
28 別体の部材
30 カバー金属層
32 カバー金属層
34 蛇行通路
34a 接続部分
34b 接続部分
34c 接続部分
34d 接続部分
34e 接続部分

Claims (7)

  1. 複数の金属材の層より成る帯状又は板状金属複合体を加圧成形により製造する方法であって、
    各層の金属材としてアルミニウム又はアルミニウム合金を使用した複数の金属層(12,14;12,13,15)を積層したコア金属層を準備するステップであって、前記コア金属層(12,14;12,13,15)の1つ金属層の、隣接する金属層(12)と面する側に帯状の凹部(14a,14b)を設け、前記加圧成形によって、前記凹部が前記隣接する金属層(12)によって閉じられるようにする、該ステップと、
    ステンレス鋼又はチタンのいずれかの金属材からなる2つのカバー金属層(30,32)の間に、前記コア金属層を配置するステップと、
    前記コア金属層と前記カバー金属層とから構成されるアセンブリを、前記コア金属層の金属材の再結晶温度よりは高いが前記カバー金属層の金属材の再結晶温度よりは低い温度まで加熱するステップと、
    加熱された前記アセンブリを加圧成形するステップであって、前記アセンブリの板厚減少を生起し、前記複数金属材の層の境界面領域に於いて拡散接合を行なう、該アセンブリを加圧成形するステップとを、この順に含み、
    前記アセンブリを加圧成形するステップが、
    加熱された前記アセンブリ対して加圧成形を行う第1の加圧ステップであって、前記アセンブリに、加圧成形によって第1の板厚減少を生起させるとともに、前記複数の金属材の層の境界面領域に於いて拡散接合を生じさせるが、加圧による前記カバー金属層の板厚減少は無視できるほど小さい、該第1の加圧ステップと、
    前記カバー金属層が前記コア金属層に接合した前記アセンブリに対して更に同一の温度条件下で加圧成形を行なう第2の加圧ステップであって、前記アセンブリに第2の板厚減少を生起させ、前記コア金属層の金属と前記カバー金属層の金属は各々が板厚減少を生ずる、該第2の加圧ステップとを含み、
    前記第1の板厚減少と第2の板厚減少の大きさを、前記コア金属層の全板厚減少が25%以下となるように選択することを特徴とする方法。
  2. 前記凹部が、対応する前記金属層(13)の全厚さにわたる深さを有することにより貫通開口をなし、該貫通開口が、前記加圧成形によって、当該金属層(13)に隣接する2つの金属層(12,15)によって閉じられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記凹部(14a,14b)又は貫通開口部(16,18)に接続部分(34a−34e)が付加されて蛇行通路(34)又は同様な構造が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記加圧成形の前に、金属製筒体(20,21,22,23)が前記凹部(14a,14b)又は貫通開口部(16,18)に挿入され、その後加圧成形により、前記金属製筒体(20,21,22,23)が前記コア金属層(12,14;12,13,15)の少なくとも1つの金属材内に埋め込まれることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記加圧成形の前または後に、別体の部材(26,28)が、前記凹部(14a,14b)又は貫通開口部(16,18)内の前記筒体(20,22)内に装入されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかの請求項に記載の方法。
  6. 前記別体の部材(26,28)として、温度センサー、RFIDチップ、圧電チップ又は同様のインテリジェント・チップ、或いはペルティエ素子が使用されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記加圧成形による前記コア金属層(12,14;12,13,15)の全板厚減少が、5乃至25%であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかの請求項に記載の方法。
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