JP5940412B2 - アンローダ - Google Patents

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Description

本発明は、対象物を荷揚げするアンローダに関するものである。
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1のアンローダが知られている。このアンローダは、ばら物を吊り上げるグラブバケットと、グラブバケットのばら物を受け取りホッパに搬送するトラバーサとを備えたものである。このアンローダでは、グラブバケットの巻き下げ時に発生する回生電力をトラバーサの移動電力の一部として使用することにより、消費電力の低減を可能としている。
特開2011−213461号公報
しかしながら、上記のアンローダでは、グラブバケットが吊り上げたばら物を、単にトラバーサが投下するものであるため、ばら物の上げ下げで生じるエネルギーを有効活用できておらず、エネルギー効率が低いという問題がある。
この問題に鑑み、本発明は、荷の上げ下げで生じるエネルギーを有効活用し、エネルギー効率を向上させたアンローダを提供することを目的とする。
本発明のアンローダは、対象物を荷揚げする荷揚げ部と、荷揚げ部を先端に支持し、起伏可能なブームと、荷揚げ部によって荷揚げされた対象物を搬送する搬送部と、搬送部によって搬送された対象物を落下させる落下部と、落下部を落下する対象物の落下エネルギーを電気エネルギーに変換する変換部と、を備え、搬送部は、ブームに配置されており、変換部は、対象物の衝突により回転する羽根車を有し、落下部は、対象物を羽根車の羽根に衝突させるように、対象物を案内する案内部と、筒状のシュートと、を備え、シュートは、上方に向かうに従って、その内部空間の領域が大きくなるように形成されており、対象物は、シュートの内部を落下し、羽根車は、シュートの下端側に設けられている。
このような変換部を備えた構成によれば、対象物を荷揚げしたときの位置エネルギーが対象物の落下時に電気エネルギーに変換されることとなる。よって、変換後の電気エネルギーを利用可能となるため、荷の上げ下げで生じるエネルギーを有効活用することができ、エネルギー効率を向上させることができる。また、変換部は、対象物の衝突により回転する羽根車を有する。よって、落下エネルギーを電気エネルギーに変換しエネルギーを有効活用するための構成を簡易な構造で実現できる。また、落下部は、対象物を羽根車の羽根に衝突させるように、対象物を案内する案内部を備えている。よって、より大量の対象物を羽根に衝突させることができるため、エネルギー効率をより向上させることができる。また、落下部は、筒状のシュートを備え、対象物は、シュートの内部を落下する。従って、対象物がシュートの内部を落下することによって対象物から発生する粉塵等の拡散を抑制することができる。
また、荷揚げ部は、対象物を連続的に荷揚げするようにしてもよい。この場合、荷揚げ部が連続的に対象物を荷揚げすることにより、落下部に連続的に対象物が落下することとなるため、落下エネルギーを連続的に電気エネルギーに変換できることとなり、大量且つコンスタントに電気エネルギーを得ることができる。
また、羽根車は、シュートの下端側に設けられていてもよく、更に、シュートの下側には対象物を貯蔵するホッパが設けられており、羽根車は、ホッパにおける対象物の貯蔵限界高さよりも高い位置に設けられていてもよい。この場合、落下部の上端と、羽根車との上下距離を長くすることができるため、落下エネルギーを大きくすることによってより多くの電気エネルギーを得ることができる。
また、シュートには、内部を視認可能な覗き窓が設けられていてもよい。この場合、シュート内部の羽根車がシュートの外側から視認可能となるため、シュート内部の羽根車等のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明によれば、荷の上げ下げで生じるエネルギーを有効活用し、エネルギー効率を向上させたアンローダを提供することができる。
本発明の実施形態に係るアンローダを示す図である。 図1のアンローダのバケットエレベータ上部の一部破断斜視図である。 図1のアンローダにおける落下部の内部を示す斜視図である。 図1のアンローダにおける落下部を図3の反対方向から見たときの斜視図である。 図3の落下部におけるシュートの下部とホッパの内部とを示す側面図である。 図1のアンローダにおける電気系統の概略構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るアンローダの実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示されるように、アンローダ1は、バケットエレベータ式の船舶用連続アンローダ(CSU)であり、船舶の船倉103から対象物であるバラ荷M(例えば、コークスや鉱石等)を連続的に陸揚げする装置である。アンローダ1は、岸壁101と平行に敷設された2本のレール3aにより、当該岸壁101に沿って走行可能なガーダ2を備えている。ガーダ2の上には、旋回フレーム5が旋回可能に支持され、その旋回フレーム5から横方向に突設されたブーム7の先端部にバケットエレベータ9(荷揚げ部)が支持されている。バケットエレベータ9は、バランシングレバー12及びカウンタウエイト13によって、ブーム7の起伏角度に関係なく鉛直を保持するようになっている。
アンローダ1は、ブーム7の起伏角度を調整するためのシリンダ15を備えている。このシリンダ15を伸ばすとブーム7は上向きとなってバケットエレベータ9が上昇し、シリンダ15を縮めるとブーム7は下向きとなってバケットエレベータ9が下降するようになっている。
バケットエレベータ9は、その下部に設けられた側面掘削方式の掻き取り部11により、船倉103内のバラ荷Mを連続的に掘削し掻き取ると共に、掻き取ったバラ荷Mを上方に搬送して、バラ荷Mを荷揚げする。
バケットエレベータ9は、エレベータシャフト21を構成するエレベータ本体23と、エレベータ本体23に対して周回運動するチェーンバケット29とを備えている。チェーンバケット29は、無端状に連結された一対のローラチェーンであるチェーン25と、当該一対のチェーン25に両持ち支持された複数のバケット27と、を備えている。具体的には、2本のチェーン25は、図1の紙面に直交する方向に並設されており、各バケット27は、図2に示されるように、2本のチェーン25の間に吊り下げられるようにして当該チェーン25,25に所定の取付具を介し取り付けられている。
更に、バケットエレベータ9は、チェーン25が架け渡される駆動ローラ31a,31b,31cと、チェーン25をガイドする転向ローラ33と、を備えている。駆動ローラ31aはバケットエレベータ9の最上部9aに設けられ、駆動ローラ31bは掻き取り部11の前部に設けられ、駆動ローラ31cは掻き取り部11の後部に設けられている。転向ローラ33は、駆動ローラ31aのやや下方に位置する従動ローラであり、チェーン25をガイドすると共にチェーン25の進行方向を転換する。また、駆動ローラ31bと駆動ローラ31cとの間にはシリンダ35が介装され、このシリンダ35を伸縮することで両駆動ローラ31b,31cの配設軸間距離を変化させて、チェーンバケット29の移動周回軌跡を変えられるようになっている。なお、チェーン25が2本存在することに対応して、駆動ローラ31a,31b,31cと転向ローラ33も、各々2個ずつ存在し、図1の紙面に直交する方向に並設されている。
駆動ローラ31a,31b,31cがチェーン25を駆動することで、チェーン25が、エレベータ本体23に対し所定の軌跡で矢印W方向に周回移動し、チェーンバケット29は、バケットエレベータ9の最上部9aと掻き取り部11との間を移動周回しながら循環する。
チェーンバケット29のバケット27は、図2に示されるように、その開口部27aを上に向けた姿勢で上昇する。そして、バケットエレベータ9の最上部9aでは、駆動ローラ31aを通過するときにチェーン25が上向きから下向きに方向転換し、バケット27の開口部27aが下向きに転回する。このように下向きになったバケット27の開口部27aの下方に排出用シュート36が形成されている。この排出用シュート36の下端は、バケットエレベータ9の外周に配設された回転フィーダ37に接続されている。
回転フィーダ37は、排出用シュート36から搬出されるバラ荷Mをブーム7側に搬送するものである。ブーム7には、図1に示されるように、バケットエレベータ9によって荷揚げされたバラ荷Mを搬送する搬送部であるブームコンベヤ39が配置されており、このブームコンベヤ39は、回転フィーダ37から乗り換えたバラ荷Mを後述する落下部60に供給する。落下部60の下方には機内のベルトフィーダ43や機内コンベヤ45が配置されている。
このアンローダ1を用いたバラ荷Mの陸揚げは、以下のようにして行われる。バケットエレベータ9の下端部の掻き取り部11を船倉103内に挿し入れて、チェーン25を図中矢印Wの方向に周回させる。そうすると、掻き取り部11に位置するバケット27が、連続的にコークスや鉱石等のバラ荷Mの掘削及び掻き取りを行う。そして、これらのバケット27に掻き取られ積載されたバラ荷Mは、チェーン25の上昇に伴ってバケットエレベータ9の最上部9aまで鉛直上方に搬送される。
その後、バケット27が駆動ローラ31aの位置を通過し、当該バケット27が転回することで、バラ荷Mがバケット27から落下する。バケット27から落下したバラ荷Mは、排出用シュート36内に落ち込んで回転フィーダ37側に搬出され、更にブームコンベヤ39に乗り継いで落下部60の上端に搬送される。そして、バラ荷Mは落下部60を落下し、ベルトフィーダ43及び機内コンベヤ45を介して地上側設備49に搬出される。以上のような動作が複数のバケット27を用いて繰り返し行われることで、船倉103内のバラ荷Mは連続的に陸揚げされる。
続いて、落下部60の詳細について説明する。
図3〜図5に示されるように、落下部60は、バラ荷Mを落下させるための筒状のシュート61と、シュート61内部を落下したバラ荷Mを受け入れるホッパ68とを備えている。シュート61の下端側には、バラ荷Mの衝突により回転する羽根65aを備えた羽根車65が設けられている。シュート61は、下方に向かうに従って、その内部空間の領域が小さくなるように形成されており、このように形成されることによって内部を落下するバラ荷Mの落下経路が定まると共に、バラ荷Mによる粉塵等の拡散を抑止することができる。
シュート61の上部には、ブームコンベヤ39によって搬送されたバラ荷Mを受け入れると共に、バラ荷Mを羽根車65の羽根65aに衝突させるようにバラ荷Mを案内するガイド板62a,62bが設けられている。ガイド板62aはブームコンベヤ39に対向する位置に上下に延在するように設けられており、ガイド板62bはブームコンベヤ39の下部から斜めに延在するように設けられている。ガイド板62a,62bは、互いに対向するように設けられており、ブームコンベヤ39によって搬送されたバラ荷Mはガイド板62a,62bに衝突しながらシュート61内を落下し羽根車65の片側の羽根65aに衝突する。なお、バラ荷Mを羽根車65の片側の羽根65aに衝突させるために、ガイド板62aは羽根車65の中心よりもガイド板62b側に設けられることが好ましい。
また、シュート61には、その内部を視認可能な覗き窓63が設けられている。覗き窓63は、例えば開口である。操作者等は、この覗き窓63からシュート61内部の羽根車65を見ることができるようになっており、羽根車65のメンテナンス等を容易に行うことができる。なお、覗き窓63の構造、位置及び個数は、特に限定されない。すなわち、覗き窓63は、図3及び図4に示されるような単なる開口でなくてもよく、例えば開閉自在な扉が設けられていてもよい。
羽根車65は、水平方向に延びる軸回りに回転する軸部65bに対して羽根65aを8枚備えており、落下するバラ荷Mが羽根65aに衝突することによって軸部65bが回転するようになっている。シュート61の羽根車65の背後の部分には軸部65bを挿通するための孔部(不図示)が形成されており、図4に示されるように、その孔部の外側には増速機66が設けられている。また、増速機66に隣接する位置には発電機67が設けられている。軸部65bは増速機66に接続されており、軸部65bの回転は増速機66に伝達され、増速機66はその回転を回転数を増加させて発電機67に伝達する。こうして、バラ荷Mの羽根65aへの衝突によって得られた軸部65bの回転は、増速機66を介して発電機67に伝達され、発電機67によって電気エネルギーに変換されるようになっている。
ホッパ68は、バラ荷Mを貯蔵するためのものであり、図5に示されるように、シュート61の下側に設けられている。ホッパ68は、筒状になっており、下方に向かうに従って内部空間の領域が小さくなるように形成されている。また、ホッパ68には、水平方向に回転する羽根69aを備えたリミットスイッチ69が設けられている。リミットスイッチ69の羽根69aの高さ位置は、ホッパ68におけるバラ荷Mの貯蔵限界高さLに一致している。よって、ホッパ68内に蓄積されたバラ荷Mが貯蔵限界高さLに達していない状態では羽根69aは回転し続け、バラ荷Mが貯蔵限界高さLに達すると羽根69aの回転がバラ荷Mによって妨げられ、羽根69aの回転が停止する。リミットスイッチ69は、この羽根69aの回転が停止した状態を検出することによって、バラ荷Mが貯蔵限界高さLに達したことを検知し、アンローダ1の制御部(不図示)に信号を出力する。
制御部は、リミットスイッチ69からの信号を受けると、バケットエレベータ9によるバラ荷Mの荷揚げ、及びブームコンベヤ39によるバラ荷Mの搬送を停止させるよう、バケットエレベータ9及びブームコンベヤ39の動作を制御する。また、制御部は、落下部60を落下するバラ荷Mの量が一定となるように、バケットエレベータ9及びブームコンベヤ39を制御し、例えばバケットエレベータ9が大量にバラ荷Mを荷揚げしている場合にはバケット27及びブームコンベヤ39の移動速度を遅くしたり、バケットエレベータ9のバラ荷Mの荷揚げ量が少ない場合はバケット27及びブームコンベヤ39の移動速度を速めたりして、単位時間あたりに落下部60を落下するバラ荷Mの量が一定となるようにしている。
ところで、上記のように発電機67で変換された電気エネルギーは、図6に示されるように、アンローダ1の電源システム70において、上述した駆動ローラ31a,31b,31cを駆動する負荷モータ75に供給される。電源システム70は、この負荷モータ75と、電源71と、変圧器72と、AC/ACコンバータ73と、インバータ74とを備えている。変圧器72、AC/ACコンバータ73及びインバータ74は、アンローダ1の電気室Eに設けられている。
電源71は、地上電源であり、交流電力を変圧器72に供給する。変圧器72は、電源71から供給された交流電力の電圧を所定の電圧に変換してインバータ74に供給する。インバータ74は変圧器72からの供給電力を負荷モータ75に供給し、負荷モータ75はインバータ74からの電力によって作動する。こうして負荷モータ75が作動することによって駆動ローラ31a,31b,31cが駆動し、チェーン25が矢印W方向に周回してバケットエレベータ9が駆動する。
また、本実施形態では、上記のように発電機67及びAC/ACコンバータ73を備えており、発電機67は電力をAC/ACコンバータ73に供給する。AC/ACコンバータ73は、発電機67からの電力の周波数を所定の周波数に変換して電力をインバータ74に供給する。そして、インバータ74はAC/ACコンバータ73からの供給電力を負荷モータ75に供給し、電源71から負荷モータ75への電力の供給を補うように機能する。
以上、本実施形態に係るアンローダ1では、変換部として機能する羽根車65、増速機66及び発電機67を備えることにより、バラ荷Mを荷揚げしたときの位置エネルギーが落下時に電気エネルギーに変換され、変換後の電気エネルギーを利用可能となるため、バラ荷Mの上げ下げで生じるエネルギーを有効活用することができ、エネルギー効率を向上させることができる。さらに、発電機67からの電力供給が可能となることから、電源71からの電力消費を低減でき、電源71から負荷モータ75に電力を供給する電気機器の容量を低減し、機器にかかるコストを低減させることもできる。
また、アンローダ1はバケットエレベータ式の連続アンローダであり、上記のようにバケットエレベータ9はバラ荷Mを連続的に荷揚げし、落下部60にバラ荷Mが落下したときの落下エネルギーを連続的に電気エネルギーに変換できることとなるため、大量且つコンスタントに電気エネルギーを得ることができる。
また、羽根車65を変換部として備えているため、エネルギー効率を有効活用するための構成を簡易な構造で実現でき、更に、案内部として機能するガイド板62a,62bを備えることにより、より大量のバラ荷Mを羽根65aに衝突させることができるため、エネルギー効率をより向上させることができる。
また、羽根車65は、シュート61の下端側に設けられており、且つホッパ68におけるバラ荷Mの貯蔵限界高さLよりも高い位置に設けられている。このため、落下部60の上端と、羽根車65との上下距離を長くすることができ、バラ荷Mの落下エネルギーを大きくすることによってより多くの電気エネルギーを得ることができる。更に、羽根車65の羽根65aにバラ荷Mを衝突させることにより、バラ荷Mがホッパ68内へ落下するときの衝撃を緩和することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形したものであってもよい。例えば、上記実施形態では案内部として機能するガイド板62a,62bが互いに対向するように2枚設けられる例について説明したが、案内部の形状、個数、及び配置はこの例に限られない。また、ガイド板62a,62bの代わりに、例えばハンドル等によって角度を調整可能なガイド板を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、8枚の羽根65aを有する羽根車65を用いた例について説明したが、羽根65aは8枚でなくてもよく、羽根車65の形状もこの例に限られない。さらに、羽根車65以外の構成を採用してもよく、要は、バラ荷Mの落下時の衝突エネルギーを電気エネルギーに変換可能な構成であればよい。
また、上記実施形態では、羽根車65がシュート61の下端側に設けられる例について説明したが、シュート61の下端側に限られず、例えばシュート61の中央付近に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、変換部として、羽根車65、増速機66及び発電機67が設けられる例について説明したが、変換部の構成もこの例に限られない。すなわち、羽根車65、増速機66及び発電機67の代わりに、シュート61内に圧電素子を設けるようにしてもよい。この場合、バラ荷Mを圧電素子に衝突させて、バラ荷Mの落下エネルギーを圧力エネルギーに変換し、圧力エネルギーを電気エネルギーに変換することにより、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、水平方向に回転する羽根69aを備えたリミットスイッチ69を用いた例について説明したが、バラ荷Mが貯蔵限界高さLに達したことを検知するスイッチの構成もこの例に限られない。例えば、リミットスイッチ69の代わりに、内部に空気を含んだ風船状のスイッチや棒状のスイッチ等を用いることも可能であり、いずれのスイッチもバラ荷Mのスイッチへの接触によりバラ荷Mが貯蔵限界高さLに達したことを検知できる。さらに、このリミットスイッチ69は無くてもよく、ホッパ68内のバラ荷Mの貯蔵量を作業者等が目視やカメラで確認するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、リミットスイッチ69が、バラ荷Mが貯蔵限界高さLに達したことを検知した際、バラ荷Mの搬送を停止させる例について説明したが、バラ荷Mの搬送を停止させなくてもよい。具体的には、例えば、バラ荷Mの搬送を停止させる代わりに、バラ荷Mの荷揚げ等の速度を変更させてもよく、また、バラ荷Mが貯蔵限界高さLに達したことを運転室のモニタ等に出力させて運転者に手動で制御させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、発電機67で変換された電気エネルギーを負荷モータ75の作動に用いる例について説明したが、上記電気エネルギーは、例えばブームコンベヤ39や電灯等、アンローダ1内の他の装置、あるいはアンローダ1以外の他の機器に供給されてもよい。さらに、蓄電器を設けて、上記電気エネルギーを蓄電させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、バケットエレベータ9を備えたアンローダ1に対して本発明を適用した例について説明したが、バケットエレベータ9を備えていなくてもよく、例えば吸い込み式や挟み込み式等、バケットエレベータ式以外のアンローダに対しても本発明を適用させることができる。
また、上記実施形態では、シュート61に覗き窓63が設けられる例について説明したが、この覗き窓63は無くてもよい。さらに、覗き窓63に代えて、シュート61内部にカメラを設けてもよく、この場合、カメラからの映像でシュート61内部を視認することができる。
1…アンローダ、9…バケットエレベータ(荷揚げ部)、39…ブームコンベヤ(搬送部)、60…落下部、61…シュート、62a,62b…ガイド板(案内部)、63…覗き窓、65…羽根車(変換部)、65a…羽根、66…増速機(変換部)、67…発電機(変換部)、68…ホッパ、L…貯蔵限界高さ、M…バラ荷。

Claims (5)

  1. 対象物を荷揚げする荷揚げ部と、
    前記荷揚げ部を先端に支持し、起伏可能なブームと、
    前記荷揚げ部によって荷揚げされた前記対象物を搬送する搬送部と、
    前記搬送部によって搬送された前記対象物を落下させる落下部と、
    前記落下部を落下する前記対象物の落下エネルギーを電気エネルギーに変換する変換部と、を備え
    前記搬送部は、前記ブームに配置されており、
    前記変換部は、前記対象物の衝突により回転する羽根車を有し、
    前記落下部は、前記対象物を前記羽根車の羽根に衝突させるように、前記対象物を案内する案内部と、筒状のシュートと、を備え、
    前記シュートは、上方に向かうに従って、その内部空間の領域が大きくなるように形成されており、
    前記対象物は、前記シュートの内部を落下し、
    前記羽根車は、前記シュートの下端側に設けられている、
    ことを特徴とするアンローダ。
  2. 前記荷揚げ部は、前記対象物を連続的に荷揚げすることを特徴とする請求項1に記載のアンローダ。
  3. 前記シュートの下側には前記対象物を貯蔵するホッパが設けられており、
    前記羽根車は、前記ホッパにおける前記対象物の貯蔵限界高さよりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項又はに記載のアンローダ。
  4. 前記シュートには、内部を視認可能な覗き窓が設けられていることを特徴とする請求項のいずれか一項に記載のアンローダ。
  5. 前記案内部は、2枚のガイド板によって構成されており、
    一の前記ガイド板は、前記羽根車の中心よりも他の前記ガイド板側に設けられている、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンローダ。
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