JP5938317B2 - 遊技機 - Google Patents

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この発明は、発光体の発光制御による演出を行なう発光演出装置を備えた遊技機に関するものである。

代表的な遊技機であるパチンコ機は、遊技店に設けられた「島」とも称される設置枠台に固定される枠部材である外枠と、該外枠に対して着脱および開閉可能に枢支され、遊技盤が交換可能に配設される枠部材である中枠と、中枠の前面側に該中枠に着脱および開閉可能に枢支され、中枠に配設した遊技盤を透視保護する透明板が配設される枠部材としての前枠とを備えている。前枠には、透明板が配設される窓口の下方に、遊技球を貯留可能な上球皿や下球皿が配設されると共に、下球皿の右方に、上球皿から供給される遊技球を遊技盤に向けて発射させる打球発射装置を作動させる操作ハンドルが設けられている。このようなパチンコ機では、遊技盤の遊技領域へ打ち出された遊技球が該遊技領域内に配設された始動入賞装置に入賞することにより、該遊技盤に配設された図柄表示装置の表示部での図柄変動演出が開始され、該表示部に図柄が所定の組み合わせで停止することにより遊技者に有利な特別遊技状態(例えば「大当り」)が発生すると、遊技盤の遊技領域に設けられた特別入賞装置が開放して多数の賞球を獲得し得るよう構成される。

また、パチンコ機は、LED等の発光体の発光制御による演出を行なう可動演出装置や装飾装置が、当該パチンコ機の前側から視認可能な遊技盤や前枠に配設されている。前記可動演出装置は、所要の動作を行なう可動体を備え、該可動体を前記図柄表示装置で行なわれる遊技演出に合わせて適宜タイミングで動作させると共に、発光体を所要の発光態様で発光制御することで、視覚的な演出効果を向上させて遊技の興趣を高めるよう考慮されている。また装飾装置は、図柄表示装置で行なわれる遊技演出に合わせて発光体を所要の発光態様で発光制御することで、装飾装置における装飾部材を明輝させて視覚的な演出効果を向上させて遊技の興趣を高めるよう考慮されている。このような発光体を備えた可動演出装置は、特許文献1に開示されている。

特開2007−313026号公報

しかしながら、発光体を備えた従来の可動演出装置や装飾装置は、該発光体の発光により可動体や装飾部材を単に明輝させるだけであり、視覚的な演出効果を向上させて遊技の興趣を高めるという点では改善の余地があった。

すなわち本発明は、従来の技術に係る遊技機に内在する前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、視覚的な演出効果を向上させた発光演出装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。

前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る発明は、
発光体(309)を発光させて演出を行なう発光演出装置(M)を備えた遊技機において、
前記発光演出装置(M)は、
前記発光体(309)の照射方向前側に位置して該発光体(309)の照射範囲を規定する照射調整部(278)を有する照射調整部(270)と、
光拡散模様が設けられたシート材から形成され、前記照射調整部(270)に対して前記照射調整部(278)を通過した光の照射側に配設される光拡散部(343)と、
前記光拡散部(343)の外面を覆うように配設され、該光拡散部(343)を外方へ露出させる開口(354)が形成された被覆部(342)とを備え、
前記光拡散部(343)は、前記被覆部(342)の開口(354)から外方へ膨出する光拡散部(351)が形成され、該光拡散部(351)の内面に対する前記発光体(309)の照射により該光拡散部(351)の外面(351A)に所要の光模様(R)が表示されるよう構成され
前記発光体(309)は、円をなすよう複数配設され、
前記光拡散部位(351)は、前記円をなすよう配設された発光体(309)の配設中心を通る中心線(L2)を中心として円をなすよう複数配設され、
前記光拡散部位(351)に対する前記発光体(309)の照射位置が、前記中心線(L2)を中心として円周方向へ移動するよう構成され、
前記光拡散部(343)と前記照射調整部(270)との間に、隣接する光拡散部位(351)を仕切る仕切り部材(341)が設けられていることを要旨とする。

請求項1に係る発明によれば、光拡散部の光拡散部が外方へ膨出する形状に形成されると共に、発光体からの照射光が照射調整部の照射調整部により照射範囲が規定された状態で該光拡散部の内面に照射されるから、光拡散部の外面に所要の光模様が表示されて該発光演出装置の視覚的な演出効果を向上させることができる。また、光拡散部の光拡散部を除く部分の外面が被覆部により覆われるから、該被覆部で該光拡散部を保護することができる。
更に、各光拡散部位に対する各発光体の照射位置が中心線を中心として円周方向へ移動するから、該光拡散部位の外面に光模様が動くように表示され、視覚的な演出効果を向上させることができる。また、仕切り部材により各光拡散部位が仕切られるから、当該光拡散部位に照射された発光体の照射光が隣接する別の光拡散部位へ照射されることを防止し得る。

本発明に係る遊技機によれば、発光演出装置の視覚的な演出効果を向上させることができ、遊技の興趣を高め得る。

実施例のパチンコ機の正面図である。 実施例のパチンコ機を、中枠から前枠を開放すると共に遊技盤の遊技領域内を省略した状態で示す斜視図である。 (a)は、中枠の下枠部と、該下枠部に配設される打球発射装置および第1球通出部材とを前側から見た分解斜視図であり、(b)は、中枠の下枠部と、該下枠部に配設される打球発射装置および第1球通出部材とを後側から見た分解斜視図である。 前枠を前側から見た分解斜視図である。 前枠を後側から見た分解斜視図である。 前枠を構成する設置部材および前装飾部材と、金属ベース部材および可動演出装置を示す分解斜視図である。 (a)は、金属ベース部材を前側から見た斜視図であり、(b)は、金属ベース部材を後側から見た斜視図である。 (a)は、前装飾部材を取り外したパチンコ機の部分斜視図であり、(b)は、可動演出装置を金属ベース部材に固定した状態をパチンコ機の前側から見た正面図である。 図8(a)の状態から、可動演出装置およびカバー部材を取り外した状態で示す斜視図である。 前枠および該前枠に配設した各部材を、図1のX1−X1線位置で破断して右から見た部分断面図である。 設置部材および前装飾部材に固定される金属ベース部材を、図1のX2−X2線位置で破断して上から見た部分断面図である。 (a)は、第2可動体の第1演出体が露出した状態の可動演出装置を右前上方から見た斜視図であり、(b)は、第2可動体の第2演出体が露出した状態の可動演出装置を右前上方から見た斜視図である。 可動演出装置を右後下方から見た斜視図である。 (a)は、第2可動体の第1演出体が露出した状態で示す可動演出装置の平面図であり、(b)は、該可動演出装置の底面図である。 (a)第2可動体の第1演出体が露出した状態で示す可動演出装置の正面図であり、(b)は、該可動演出装置の背面図である。 (a)第2可動体の第1演出体が露出した状態で示す可動演出装置の右側面図であり、(b)は、該可動演出装置の左側面図である。 図14のX3−X3線断面図である。 装置本体、第1可動体および第2可動体を分離した状態で示す斜視図である。 第1可動体および第2可動体を組付けた状態を示す斜視図である。 可動演出装置を右前上方から見た分解斜視図である。 可動演出装置を右後下方から見た分解斜視図である。 装置本体および第1駆動機構を右前上方から見た分解斜視図である。 装置本体および第1駆動機構を右後下方から見た分解斜視図である。 第1可動体を構成する部材および該第1可動体に配設される部材を右前上方から見た分解斜視図である。 第1可動体を構成する部材および該第1可動体に配設される部材を右後下方から見た分解斜視図である。 第2可動体を構成する部材および該第2可動体に配設される部材を右前上方から見た分解斜視図である。 第2可動体を構成する部材および該第2可動体に配設される部材を右後下方から見た分解斜視図である。 (a)は、保持手段により第1可動体が第1位置に保持され、第2可動体の第1演出体が露出した状態を示す説明図であり、(b)は、保持手段により第1可動体が第2位置に保持され、第2可動体の第2演出体が露出した状態を示す説明図である。 第1可動体に配設された第2可動体の第1演出体における仕切り部材および光拡散部材を、該光拡散部材を分離した状態で示す説明図である。 (a)は、仕切り部材の第1位置で示す光拡散部と第1発光LEDとの位置関係を示す説明図であり、(b)は、仕切り部材の第2位置で示す光拡散部と第1発光LEDとの位置関係を示す説明図である 図30(a)におけるZ1−Z1線断面図である。 図30(a)におけるZ2−Z2線で破断してZ2’方向から見た断面図である。 仕切り部材の第2位置における光拡散部に対する第1発光LEDの照射態様を概略的に示す説明図である。 仕切り部材の第1位置における光拡散部に対する第1発光LEDの照射態様を概略的に示す説明図である。 第1発光LEDにより光拡散部の内面を照射することで、該光拡散部の外面に表示される光模様の一例を概略的に示す説明図である。

次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行うパチンコ機Pを例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、図1に示すようにパチンコ機Pを前側(遊技者側)から見た状態で指称する。

(パチンコ機の概略構成について)
実施例に係るパチンコ機Pは、図1および図2に示すように、遊技店に設けられた「島」とも称される設置枠台(図示せず)に固定される固定枠としての外枠Aと、該外枠Aに対して着脱および開閉可能に枢支された本体枠としての中枠Bと、該中枠Bに着脱交換可能に取り付けられて所要の遊技領域27が画成された遊技盤Dと、中枠Bの前面側に着脱および開閉可能に枢支され、該中枠Bに配設した遊技盤Dを透視保護する透明板29が配設される前枠Cとを備えている。前枠Cの前側には、透明板29が配設された窓口31の下方に、遊技球を貯留可能な上球皿(上球貯留部)Eが配設されると共に、該上球皿Eの下方に、遊技球を貯留可能な下球皿(下球貯留部)Fや、中枠Bに配設された打球発射装置J(図2参照)および前枠Cに配設された球送り装置Kを作動させるハンドルユニットGが、左右に並んで配設されている。

このようなパチンコ機Pでは、上球皿Eから球送り装置Kを介して打球発射装置Jへ供給されて該打球発射装置Jにより遊技盤Dの遊技領域27へ打ち込まれた遊技球が、該遊技領域27内に配設された始動入賞装置(図示せず)に入賞することにより、該遊技盤Dに配設された図柄表示装置の表示部H(図1参照)での図柄変動演出が開始される。そしてパチンコ機Pは、図柄変動演出の結果として、表示部Hに図柄が所定の組み合わせで停止することにより遊技者に有利な特別遊技状態(例えば「大当り」)が発生すると、遊技盤Dの遊技領域27に設けられた特別入賞装置(図示せず)が開放して多数の遊技球の入賞が可能となり、遊技球の入賞に基づいて中枠Bの後側に配設された球払出し部(図示せず)から多数の遊技球が賞球として上球皿Eへ払出されるよう構成される。

(中枠)
前記中枠Bは、図2に示すように、上縁をなす上枠部10と、下縁をなして、打球発射装置J等が設置された下枠部11と、左側縁をなす左枠部12と、右側縁をなす右枠部13とから構成され、全体が外枠Aの開口に整合する矩形枠状に形成される。中枠Bには、遊技盤Dを前側から着脱可能に設置し得る遊技盤保持部14が設けられている。そして中枠Bは、外枠Aの左上および左下に設けられたヒンジ15,15を介して該外枠Aに枢支され、中枠Bは外枠Aに対して左側端部を中心として開閉し得るようになっている。なお中枠Bは、上下左右の各枠部10,11,12,13が一体成形されたものであってもよい。

図2および図3に示すように、前記中枠Bの下枠部11における前面に、前述した打球発射装置Jが配設されている。この打球発射装置Jは、下枠部11の前面に固定されるベース板17と、該ベース板17の前面に対し後向きに取り付けられて本体が前方へ突出した打球駆動手段としてのロータリー式の電磁ソレノイド18と、該電磁ソレノイド18の駆動軸に固定された打球杆19と、ベース板17の後面に左上がりの傾斜状に取り付けられた発射レール20とを備えている。下枠部11の左上隅部には、前後に貫通する開口21が形成されており、中枠Bの後側に配設された球払出し部(図示せず)からの球払出し路(図示せず)が該開口21の後側に整合すると共に、前枠Cに設けられた筒状の球案内筒41(図2、図5参照)が該開口21に対し前側から整合するようになっている。下枠部11の前面左側には、前記開口21の下方から打球発射装置Jの左方まで右下がりに延在する第1球通出路22を内部に画成する中空体状の球通路部材23が配設されている。この第1球通出路22は、球払出し部から上球皿Eに至る経路の途中から零れた遊技球を、下球皿Fへ通出案内する球通出路である。

(遊技盤)
前記遊技盤Dは、図2に示すように、略円形状に湾曲する外レール25および内レール26が盤面(前面)に配設されて、該内外レール25,26の内側に画成される遊技領域27内に、図柄表示装置、始動入賞装置および特別入賞装置、回転案内具等の各種遊技用部品(図2では図示省略)が配置されている。また、外レール25および内レール26は、遊技球が通過可能な距離だけ離間するよう構成されて、打球発射装置Jから発射されて発射レール20に沿って飛翔した遊技球が通過する発射通路28を画成している。そして、打球発射装置Jから発射通路28を介して遊技盤Dの遊技領域27に打ち込まれた遊技球が、始動入賞装置、特別入賞装置またはその他の入賞口に入賞することで、球払出し部から所定数の遊技球が賞球として払出され、前記開口21および球案内筒41を介して上球皿Eへ払い出される。

(前枠)
前記前枠Cは、図1、図4および図5に示すように、中枠Bの外郭形状に略合致する板状に形成されると共に前後方向に開口する窓口31が開設された枠本体30と、該枠本体30における該窓口31の下方前側に固定される設置部材32とを備えている。枠本体30は、窓口31の上方に位置する上枠部30A、窓口31の下方に位置する下枠部30B、窓口31の左方に位置する左枠部30Cおよび窓口31の右方に位置する右枠部30Dとからなり、上下左右の各枠部30A,30B,30C,30Dが一体に形成されている。上枠部30A、左枠部30Cおよび右枠部30Dの各々の前側には、前枠Cを構成する上装飾部材33、左装飾部材34および右装飾部材35の各々が、前方へ突出した状態で取り付けられている。上枠部30A、左枠部30Cおよび右枠部30Dの各々の後側には、各枠部30A,30C,30Dに形成した開口から発光手段である発光LEDを前方へ臨ませた発光基板36,37,38が配設されている。ここで、上装飾部材33、左装飾部材34および右装飾部材35は、透明樹脂製の成形部品に装飾部品を取り付けて構成され、対応する発光基板36,37,38が発光制御されることで透明部分が明輝されるようになっている。更に、枠本体30における下枠部30Bの前側には、上球皿Eや可動演出装置M等を前側から覆う前装飾部材(前カバー部材)48や、下球皿Eを前側から覆う下装飾部材49が配設されている。なお、枠本体30は、上枠部30A、下枠部30B、左枠部30C、右枠部30Dが、別体に形成されたものであってもよい。

前記枠本体30の下枠部30Bには、図4〜図6に示すように、該下枠部30Bの左上隅部に、中枠Bに設けられた開口21に前側から整合する前述の球案内筒41が、後方へ突出すると共に前後に貫通した状態に形成されている。また、下枠部30Bの前側における中央下方には、打球発射装置Jの電磁ソレノイド18の本体が後側から収容される円形の突状部42が、前方へ膨出するように形成されている。そして、下枠部30Bの中央上方には、上球皿Eから供給される遊技球を枠本体30の後側へ通出させるための第1球通過口43が形成されている。更に、下枠部30Bには、中枠Bに設けられた前述の球通路部材23の球通出口22Bに前側から整合する第2球通過口44が形成されている。

前記下枠部30Bの後側には、図5に示すように、第1球通過口43が形成された部位に、上球皿Eから供給されて第1球通過口43を通過した遊技球を打球発射装置Jに向けて1個ずつ送り出す球送り装置Kが取り付けられる設置部45が設けられている。また、下枠部30Bの中央には、第1球通過口43の下方から第2球通過口44の右側に亘って略L字形に延在するように形成され、上球皿Eに貯留された遊技球を下球皿Fに通出案内する第2球通出路46が形成されている。

(設置部材)
前記設置部材32は、図5および図6に示すように、枠本体30の下枠部30Bと略同じ外郭形状に形成された板状部材であり、中央から右部に亘って開口39が形成され、下枠部30Bの後側から複数のネジを締結することで該下枠部30Bの前側に強固に固定される。設置部材32には、その前面の上部左側に上球皿Eが取り付けられ、前面の上部右側に後述する発光演出装置としての可動演出装置Mが取り付けられ、前面の下部左側(上球皿Eの下方)に下球皿Fが取り付けられると共に、前面の下部右側にハンドルユニットGが取り付けられる(図4)。また、設置部材32の前面上方には、可動演出装置Mを取り付けるための金属ベース部材80が、左右に延在すると共に前方へ演出した状態に取り付けられている。

図4、図6および図7に示すように、前記設置部材32における上部左側には、枠本体30の下枠部30Bに形成された球案内筒41の前側開口に整合する第1球通過口52が開口形成されている。下球皿Fの球貯留部70Aの右上部には、枠本体30の下枠部30Bに形成された第2球通過口44に整合する第2球通出口53が形成が設けられている(図5)。この第2球通出口53は、設置部材32と別体に形成された開口部材57に形成され、該開口部材57を設置部材32に組付けることで、第2球通過口44の前側に位置するようになる。また、開口39の上部には、枠本体30の下枠部30Bに形成された第2球通過口44に整合する第3球通出口47が形成されており、上球皿Eに貯留された遊技球を、該第3球通出口47から第2球通過口44を介して球送り装置Kへ通出案内し得るようになっている。そして、設置部材32の上部右側には、可動演出装置Mの装置本体200から後方へ延出したボス140,140が前側から突入して嵌合する凹部54,54が、該可動演出装置Mの傾斜角度に合わせて、右側の凹部54が左側の凹部54より上方に位置するように設けられている。更に、設置部材32には、金属ベース部材80の固定部に、前後に貫通する2つの通口40,40が左右に離間して形成されている。

前記前装飾部材48は、図1、図4および図6に示すように、上球皿Eおよび可動演出装置M等を前側からカバーする形状に形成された部材である。すなわち前装飾部材48は、上球皿Eの前側に位置する第1装飾部48Aと、可動演出装置Mの前側に位置する第2装飾部48Bと、上球皿Fの右側に位置する第3装飾部48Cとを備え、第1装飾部48Aの左部および第2装飾部48Bの右部が後方へ湾曲している。また、前装飾部材48の前面には、所要の意匠形状に形成されると共にメッキや塗装等の表面処理が施された装飾パネル50が配設されている。このような前装飾部材48は、設置部材32の前面に対してネジ等により強固に固定される。

前記下装飾部材49は、図1、図8(a)および図9に示すように、設置部材32の左端から下球皿Fの前側に亘って延在して、該下球皿Eを前側から覆う形状に形成された部材である。下装飾部材49は、所要の意匠形状に形成されると共にメッキや塗装等の表面処理が施された装飾パネルや、所要の意匠形状に形成されると共に透光性を有する装飾パネルからなり、該透光性を有する装飾パネルの後側には照明基板が配設されており、該照明基板に配設した発光LEDの照射により透光性を有する装飾パネルが明輝するよう構成されている。

(上球皿)
前記上球皿Eは、図6および図9に示すように、前方へ弧状に突出すると共に上方および後方へ開口した球皿本体55からなっている。球皿本体55は、多数個の遊技球を貯留し得る球貯留部55Aと、該球貯留部55Aの右方に連設されて第1球通過口43まで延在する球整列部55Bとを備えている。球貯留部55Aから球整列部55Bに亘る底部は右下がりに傾斜するように形成されており、球貯留部55Aに貯留された遊技球が球整列部55Bへ自然に移動するよう構成されている。上球皿Eは、球皿本体55の後端縁を設置部材32の前面における前記球案内筒41の左方から下方を介して右方に当接させた状態で、前側から複数のネジを設置部材32に締結することで該設置部材32に強固に固定され、球貯留部55Aに貯留された遊技球の重量を支持し得るようになっている。そして上球皿Eは、球皿本体55の球貯留部55Aに貯留された遊技球を、球整列部55Bへ移動する過程で一列に整列させて球送り装置Kに向けて供給し得るよう構成されている。また、球貯留部55Aから球整列部55Bに亘る底部における設置部材32の前面側には、導電性を有してアース側に接続された細長い金属板56が配設されている。これにより、球貯留部55Aから球整列部55Bへ移動する遊技球が該金属板56に接触することで、該遊技球に帯電した静電気を除去し得るように構成されている。なお、上球皿Eの球整列部55Bにおける第1球通過口43に臨む右端部には、該上球皿Eに貯留された遊技球を第2球通出路46へ通出可能とする球抜きユニット60が配設されている。

(下球皿)
前記下球皿Fは、図8および図9に示すように、前方へ突出すると共に上方および後方へ開口して、多数個の遊技球を貯留し得る球貯留部70Aが形成された球皿本体70からなっている。球皿本体70は、球貯留部70Aが第2球通出口53の下方に位置するように設置部材32に固定され、第1球通出路22を介して球払出し部側から通出された遊技球や、第2球通出路46を介して上球皿Eから通出された遊技球を、該球貯留部70A内に一時的に貯留し得るようになっている。なお、球皿本体70の底部には、球抜き口71が形成されると共に、該球抜き口71を開閉可能なシャッター部材72が配設され、該シャッター部材72を開放操作することで、球貯留部70A内に貯留された遊技球を、球抜き口71を介してパチンコ機Pの前側下方へ通出させ得るようになっている。

(スイッチユニット)
図4および図5に示すように、上球皿Eの右前(可動演出装置Mの左側)には、スイッチユニット75が配設されている。このスイッチユニット75は、図柄表示装置の表示部Hにおける表示演出内容に合わせて使用される遊技スイッチ76や、所定の条件等を選択する選択スイッチ77や、所定の状態を表示する表示部78等が配設されている。そして、スイッチユニット75は、金属ベース部材80における設置部82の上面に載置した状態で配設される。

(金属ベース部材)
前記金属ベース部材80は、図6〜図9に示すように、前枠Cを構成する設置部材32に配設され、可動演出装置Mを載置した状態で支持するようになっている。ここで、金属ベース部材80は、設置部材32に固定される固定部81と、該固定部81から前方へ延出した設置部82とを備えている。金属ベース部材80は、例えば所要厚のスチール製の金属板材を、プレス成形により所要の外郭形状に裁断すると共に折曲して形成されたものである。このような金属ベース部材80は、可動演出装置Mを設置部82に載置した状態で支持するようになっている。また、設置部82は、上球皿Eの右前に設置されたスイッチユニット75の下方に位置して、該スイッチユニット75を下方から支持するようになっている。

前記設置部82は、図6、図7(a)および図7(b)に示すように、左右方向に長い板状に形成され、左右長は設置部材32の左右長の1/2程度とされ、前後長は、設置部材32と前装飾部材48との前後間隔に合わせて左右方向における部位毎に異なっている。設置部82は、その後縁が設置部材32の前面形状に合わせて略直線状に形成されると共に、左側後部には、球抜きユニット60との干渉を回避する凹部83が形成されている。また設置部82の前縁には、前方へ突出した2つの係止部84,84が、左右に離間して設けられている。各係止部84,84は、図10および図11に示すように、前装飾部材48の後側に設けられた段部85,85に載置されるようになっており、当該設置部82の前部が下方へ移動するのを規制する。ここで、右側の係止部84は、設置部82における可動演出装置Mが配設される部位の前側に位置しており、該可動演出装置Mの重量により設置部82が下方へ変位するのを規制する。また、左側の係止部84は、該設置部82におけるスイッチユニット75が上方から当接する部位の前側に位置しており、該スイッチユニット75の遊技スイッチ76や選択スイッチ77を操作する際に上方から加わる衝撃により設置部82が下方へ変位するのを規制する。

また、設置部82は、図7(a)および図7(b)に示すように、その前縁の左部に、下方へ延出した第1固定片部88が設けられると共に、前縁の中央右側に、上方へ延出した第2固定片部89が設けられている。第1固定片部88および第2固定片部89には、ネジが挿通されるネジ挿通孔が形成されており、後側からネジ挿通孔へ挿通させたネジ79,79を前装飾部材48の後側に設けられたボス58,59に締結することで、設置部82の前側部分を該前装飾部材48に固定し得るようになっている(図11参照)。すなわち、金属ベース部材80は、第1固定片部88および第2固定片部89を、設置部材32に固定した前装飾部材48の後側に固定することで、設置部材32に対して該前装飾部材48を取付けるための支持部材として機能する。

図7(a)、図7(b)および図11に示すように、前記設置部82の左側前部の近傍には、細長に形成された第1補強部材86が、長手方向を該設置部82の左右方向に整合させた向きで固定されている。第1補強部材86は、長手方向へ延在する2つの段部86A,86Aが短手方向へ離間して形成されており、長手方向における撓み変形が起こり難い構造となっている。従って、設置部82の前側部分は、第1補強部材86により左右方向において上下に撓み難くなっている。また、設置部82の中央後部の近傍には、細長に形成された第2補強部材87が、長手方向を該設置部82の左右方向に整合させた向きで固定されている。第2補強部材87は、短手方向の中間で長手方向に沿って折曲させた形状をなし、長手方向に延在して設置部82に固定される取付部87Aと、該取付部87Aの前側から上方へ立ち上がった立上がり部87Bとを備えており、長手方向における撓み変形が起こり難い構造となっている。従って、設置部82の後側部分は、第2補強部材87により左右方向において上下に撓み難くなっている。

更に、図7(a)および図(b)に示すように、第1固定片部88の後側には、該第1固定片部88から設置部82の後端まで延在する長さの半樋形状に形成された第3補強部材90が、長手方向が前後となる向きで設置部82の下面に固定されている。また、第2固定片部89の後側には、該第2固定片部89から固定部81まで延在する長さの半樋形状に形成された第4補強部材91が、長手方向が前後となる向きで設置部82の上面に固定されている。従って、設置部82は、第3補強部材90および第4補強部材91が前後に延在するよう配設されていることで、前後方向において上下に撓み難くなっている。

前記第3補強部材90は、図7(b)および図11に示すように、半樋形状に形成されていることで、設置部82との間に前後に延在する空間Sが画成されている。そして、空間Sの前側は、第1固定片部88のネジ挿通孔に整合し、該空間Sの後側は、設置部材32に形成された左側の通口40に整合するようになっている。すなわち、第1固定片部88のネジ挿通孔は、空間Sおよび通口40を介して設置部材32の後側に臨むようになり、第3補強部材90は、設置部材32の後側から前装飾部材48のボス58に締結するネジを案内するようになっている。同様に、第4補強部材91は、半樋形状に形成されていることで、設置部82との間に前後に延在する空間Sを画成し、該空間Sの前側は、第2固定片部89のネジ挿通孔に整合し、該空間Sの後側は、固定部81に形成された開口81Aに整合すると共に、該開口81Aは設置部材32に形成された右側の通口40に整合するようになっている。すなわち、第2固定片部89のネジ挿通孔は、空間S、開口81Aおよび通口40を介して設置部材32の後側に臨んでおり、第4補強部材91は、設置部材32の後側から前装飾部材48のボス59に締結するネジを案内するようになっている。

(固定部)
前記固定部81は、図7(a)および図7(b)に示すように、設置部82の後縁から上方へ延出すると共に、該後縁を左右に延在するように形成されている。固定部81には、複数のネジ挿通孔92が設けられており、該ネジ挿通孔92に対して前側から挿通させたネジを設置部材32に締結することで、金属ベース部材80が設置部材32に固定される。また、設置部82の右縁には、固定部81を構成するブラケット93が、上方へ立設された状態で固定されており、該ブラケット93の上部が設置部材32に固定されている。これにより金属ベース部材80は、設置部82の右部分の変形が抑制されている。

(装置保持部)
前記金属ベース部材80には、図7(a)および図7(b)に示すように、設置部82に対する可動演出装置Mの浮き上がりを防止する装置保持部94が設けられている。この装置保持部94として、前述した第2補強部材87の立上がり部87Bの上端右部に、前方へ延出するよう設けられた保持片95と、設置部82に設けられた右側の係止部84の前端に設けられた係止部材としての保持部材96とを備えている。保持片95は、可動演出装置Mの装置本体200の底部に設けられた係止受部216(図13、図14(b)参照)に後側から挿通係止されるようになっており、該可動演出装置Mの底部を設置部82から浮き上がり不能に保持する。

前記保持部材96は、図7(a)および図7(b)に示すように、設置部82の前端近傍に対して支軸96Bにより垂直軸周りに回転可能に配設され、ネジ挿通孔が形成された保持部96Aを備えている。この保持部96Aは、上方へ突出した形状に形成され、指先を引っ掛けることが可能に構成されている。従って保持部材96は、支軸96Bを中心として、保持部96Aが設置部82の前端から前方へ延出した第1状態(図7(b))に2点鎖線で示す)および保持部96Aが設置部82の前端に沿うよう右方へ向いた第2状態(図7(b)に実線で示す)に回転しながら姿勢変位するようになっている。そして保持部材96は、図8(b)に示すように、第2状態において、設置部82にセットした可動演出装置Mの前部に設けられた係止受部としてのネジ締結部227に整合するようになっており、保持部96Aに形成されたネジ挿通孔に挿通させたネジがネジ締結部227に締結することで、当該可動演出装置Mの前部を設置部82に対して浮き上がり不能に保持する。なお、保持部材96を金属ベース部材80に対して回転可能に配設したのは、金属ベース部材80に対する可動演出装置Mの取付作業時に該保持部材96を第1状態としておくことで、保持部材96と可動演出装置Mとの干渉が回避されて該可動演出装置Mの取付作業性の向上が図られるからである。

(カバー固定部)
また、前記金属ベース部材80には、図7(a)、図7(b)、図8(b)および図9に示すように、可動演出装置Mを覆蓋するカバー部材207を取り付けるカバー固定部(固定受部)97が設けられている。このカバー固定部97として、前述したブラケット93の上部に設けられた右固定部98と、設置部82の中央左側の上面に設けられた左固定部99とを備えている。右固定部98は、前方かつ左方へ傾斜した状態に形成されると共にネジ締結孔98Aが設けられており、カバー部材207の右側に形成された固定部としての第1取付片部366がネジにより固定される。また、左固定部99は、設置部82に固定される固定部から右上方へ立設された支持部99Aと、該支持部99Aの状態から右方へ延出すると共に前方へ傾斜した取付片99Bとを備えていると共に、該取付片99Bにはネジ締結孔99Cが設けられており、カバー部材207の左側に形成された固定部としての第2取付片部367がネジにより固定される。すなわち、右固定部98の上面と左固定部99の取付片99Bの上面とは、前下がりかつ左下がりとなる同一傾斜面上に位置している。従って、左固定部99および右固定部98に取付けられたカバー部材207は、図9および図10に示すように、設置部82に対して左前方へ傾斜した状態で配設される。

(可動演出装置)
次に、実施例の可動演出装置Mについて説明する。実施例の可動演出装置Mは、図12〜図18に示すように、枠部材である前枠Cに取付けられる装置本体200と、第1回転支持部205を介して装置本体200に対し回転可能に支持された第1可動体201と、第1回転支持部205と交差する方向に軸線が延在する第2回転支持部206を介して第1可動体201に対し回転可能に支持された第2可動体202とを備えている。第1可動体201は、装置本体200に配設された第1駆動手段としての第1駆動モータ231の駆動により該装置本体200に対し回転すると共に、第2可動体202は、第1可動体201に配設された第2駆動手段としての第2駆動モータ331の駆動により第1可動体201に対し回転するよう構成されている。第2可動体202は、第1可動体201を挟んで位置する第1演出体203および第2演出体204を備え、第1可動体201に対して第2可動体202を組み付けることで略球体となるように構成され(図18、図19)、第1可動体201の回転に伴って第1演出体203が装置本体200から露出した状態(図12(a))および第2演出体204が装置本体200から露出した状態(図12(b))に変位する。そして可動演出装置Mは、図8および図10に示すように、前述した金属ベース部材80に対して、左前方に向けて下方傾斜した姿勢で前枠Cに配設される。また、金属ベース部材80に取り付けられた可動演出装置Mは、前装飾部材48およびカバー部材207によりカバーされ(図1参照)、手が直接に触れることができないようになっている。

ここで、以降の可動演出装置Mに関する説明では、第2可動体202の第1演出体203が装置本体200から露出した状態(図15(a)の状態)を、可動演出装置Mの初期状態とし、この初期状態において、第1回転支持部205を介して装置本体200に対し回転可能に支持された第1可動体201の回転中心となる第1軸線L1の延在方向を可動演出装置Mの「左右方向」、第2回転支持部206を介して第1可動体201に対し回転可能に支持された第2可動体202の回転中心となる第2軸線L2の延在方向を可動演出装置Mの「上下方向」、上下方向および左右方向の各々と直交する方向を可動演出装置Mの「前後方向」と規定する。そして、図15(a)の左方を「左」、上方を「上」、手前側を「前」とする。

前記可動演出装置Mは、図12〜図18に示すように、枠部材である前枠Cに取付けられる装置本体200と、第1回転支持部205を介して装置本体200に対し回転可能に支持された第1可動体201と、第1回転支持部205と交差する方向に軸線が延在する第2回転支持部206を介して第1可動体201に対し回転可能に支持された第2可動体202とを備えている。第1可動体201は、装置本体200に配設された第1駆動手段としての第1駆動モータ231の駆動により該装置本体200に対し回転すると共に、第2可動体202は、第1可動体201に配設された第2駆動手段としての第2駆動モータ331の駆動により第1可動体201に対し回転するよう構成されている。第2可動体202は、第1可動体201を挟んで位置する第1演出体203および第2演出体204を備え、第1可動体201に対して第2可動体202を組み付けることで略球体となるように構成されている(図18、図19)。そして可動演出装置Mは、図8および図10に示すように、前述した金属ベース部材80に対して、上方から見て右方向に所要角度に回転すると共に前方へ所要角度に傾斜した状態で前枠Cに配設されている。また、金属ベース部材80に取付けられた可動演出装置Mは、前装飾部材48およびカバー部材207によりカバーされ、手が直接に触れることができないようになっている。

(装置本体)
前記装置本体200は、図18〜図23に示すように、略円形トレー状に形成されたベース体210と、該ベース体210の上方に取り付けられる環状の装飾体211とを備えている。ベース体210は、下方へ膨出すると共に上面が下方へ凹んだドーム状の球面部212と、該球面部212を囲繞する鍔部213とからなり、該球面部212と鍔部213とが一体に形成されている。球面部212の底部中央におけるやや左前部に、左右に延在すると共に前上がりに延在する面からなる平坦部214が形成されていると共に、鍔部213の底部における左前部に、左右に延在すると共に前上がりに延在する面からなる平坦部215が形成されている。両平坦部214,215は、同一平面上となるように形成されており、可動演出装置Mが前下がりの傾斜状態において、金属ベース部材80の設置部82の上面に面接触した状態で当接するようになっている。

前記球面部212の底部における中央後方には、図13、図14(b)、図20〜図23に示すように、金属ベース部材80の設置部82に設けられた保持片95が後方から差し込まれて係止可能な係止受部216が形成されている。係止受部216は、前後に開口した枠状に形成され、該係止受部216の水平部分が保持片95と上下方向で重なるようになっている。また、球面部212の底部における中央右方には、第1駆動機構230が配設される第1フレーム体233が係止される係止孔217が、下方へ開口するように形成されている。更に、球面部212における鍔部213に隣接する部分には、該鍔部213との境界部に沿って複数(実施例では8個)の開口218が、円周上に開口形成されている。各開口218は、後述する第1照明基板273に配設された発光体としての第1発光LED309および第2照明基板274に配設された第2発光LED328の発光により発生した熱を、ベース体210の下方へ排出させ得るようになっている。なお符号219は、第1フレーム体233に配設される中継基板255に接続される配線を保持する配線保持片である。

前記鍔部213は、図13、図14(b)、図20〜図23に示すように、後縁213Aおよび左縁213Bの一部が直線状に形成されており、直線状の後縁213Aから円弧状の右縁213Cには、上方へ突出したリブが延在形成されている(図22参照)。鍔部213の後縁213Aは、図10に示すように、可動演出装置Mを金属ベース部材80の設置部82にセットした際に、設置部材32の前面に当接するように構成されている。後縁213Aの後端面には、後方へ突出した複数(実施例では2つ)の固定ボス220,220が、左右に離間して設けられている。これら固定ボス220,220は、設置部材32に設けられた凹部54,54(図9、図10参照)に前方から差し込まれると共に、該凹部54,54の後側からネジが締結可能となっている。すなわち各ボス220,220は、ベース体210の後部を設置部材32に対して固定するために機能する。更に、鍔部213の前部には、金属ベース部材80の前端に配設された保持部材96の保持部96Aに挿通させたネジが締結されるネジ締結部227が形成されている(図12、図15(a)参照)。

前記鍔部213における右縁213C側には、図18〜図23に示すように、第1フレーム体233を配設するための切欠き部221が、上下および右方へ開口するように形成されている。鍔部213における切欠き部221を挟む後縁部および前縁部には、第1フレーム体233の第1フレーム部材234に設けられた係止突部237,237が上方から嵌合する係止凹部222,222が、上方へ開口した状態に形成されている。また、鍔部213における左縁213B側には、球面部212を挟んで切欠き部221と対向する部位に、第1回転支持部205を構成する本体支持部223が、該鍔部213の上面に対して垂直に突設されている。本体支持部223の上部には、上方へ開口する半円状の支持凹部224が凹設されている。そして、支持凹部224には、スリーブ225が回転不能に固定されるようになっている(図17、図28)。

また、図22および図28に示すように、前記鍔部213において、本体支持部223の後側および前側には、該本体支持部223に連なる台座部226,226が形成されている。本体支持部223の後側に隣接した台座部226の上部には、後述する保持手段300を構成する第1保持板302がネジにより固定されると共に、該本体支持部223の前側に隣接した台座部226の上部には、該保持手段300を構成する第2保持板303がネジにより固定されている。

(第1駆動機構)
前記第1駆動機構230は、図20〜図24に示すように、装置本体200のベース体210に取り付けられる第1フレーム体233に固定された第1駆動モータ(第1駆動手段)231と、該第1フレーム体233に配設され、第1可動体201に配設された従動ギア290に対して該第1駆動モータ231を連係する連係ギア232とを備えている。これにより第1駆動機構230は、第1駆動モータ231を正逆駆動制御することにより、装置本体200に対し第1回転支持部205を介して回転可能に支持された第1可動体201を第1位置(図12(a)、図28(a)参照)および第2位置(図12(b)、図28(b)参照)に反転させるようになっている。

前記第1フレーム体233は、図22および図23に示すように、装置本体200のベース体210に係止される第1フレーム部材234と、第1フレーム部材234の左側に取り付けられると共にベース体210に係止される第2フレーム部材235とを備えている。第1フレーム部材234は、装置本体200の前傾姿勢に合わせて上方にいくにつれて前方へ傾斜する板状の成形部材であり、該第1フレーム部材234の左側が第2フレーム部材235を固定する支持部234Aとされ、該第1フレーム部材234の右側が中継基板255を設置する基板設置部234Bとされている。第1フレーム部材234には、その前端部および後端部に、装置本体200に係止される係止突部237,237が、各々前方および後方に突出した状態に形成されている。これら係止突部237,237は、ベース体210における切欠き部221の後縁部および前縁部に隣接して設けられた係止凹部222,222の各々に上方から係止するようになっており、各係止突部237,237が各係止凹部222,222に各々係止することで、第1フレーム部材234がベース体210に支持される。

前記第1フレーム部材234には、図22および図23に示すように、その前下部、後下部および後上部に、ネジ(図示せず)が右側から挿通可能な複数(実施例では3つ)のネジ挿通孔238,238,238が形成されている。各ネジは、第2フレーム部材235に設けられた各取付ボス247に締結され、各取付ボス247により第1フレーム部材234に第2フレーム部材235が固定されるようになっている。そして、第1フレーム部材234上部には、第1回転支持部205を構成する本体軸支孔239が、左右方向(第1フレーム部材234の厚み方向)に貫通するように形成されている。この本体軸支孔239には、第1可動体201に配設された回転支軸293が回転可能に挿通支持される。また、図22に示すように、第1フレーム部材234において本体軸支孔239の前側および後側に、左右に貫通する第1開口部240および第2開口部241が形成されている。これら第1開口部240および第2開口部241には、中継基板255に配設された第1位置検知センサ259および第2位置検知センサ260が右側から臨むようになっている(図22参照)。更に、第1フレーム部材234の下部には、中継基板255に配設された第3コネクタ258を左方へ露出させる第3開口部242が形成されている(図23参照)。

前記基板設置部234Bは、図22および図23に示すように、略台形の枠状に形成されたリブ243により囲繞された部分である。中継基板255は、その外周縁がリブ243の内周面に整合した状態で基板設置部234Bにネジにより固定される。基板設置部234Bの右側には、該基板設置部234Bを右方から部分的に覆うガード部材236がネジにより取り付けられている。このガード部材236は、第1フレーム部材234の剛性向上を図ると共に、基板設置部234Bに設置した中継基板255に配設された第1コネクタ256および第2コネクタ257を保護するものである。なお、第1フレーム部材234の底部および基板設置部234Bの底部は、前上がりに傾斜する平坦状の当接面244,244が形成されている。各当接面244,244は、ベース体210の底部に形成された前述の214,215と同一平面上となるように形成されており、可動演出装置Mが前下がりの傾斜状態において、金属ベース部材80の設置部82の上面に面接触した状態で当接するようになっている。これにより、可動演出装置Mは、各平坦部214,215および各当接面244,244が設置部82の上面に当接した状態において、前下がりの傾斜姿勢で該設置部82に載置可能となっている。

前記第2フレーム部材235は、図22および図23に示すように、後部左側にモータ固定部245が設けられると共に、該モータ固定部245の前側における前部右側に連係ギア232を回転自在に配設するギア配設部246が設けられた板状の成形部材である。第2フレーム部材235は、第1フレーム部材234の支持部234Aに設けられた3つの各ネジ挿通孔238の各々に対応する位置に、右方へ突出する3つの取付ボス247が形成されている。そして第2フレーム部材235は、各取付ボス247の右端を第1フレーム部材234の左面に当接させ、各ネジ挿通孔238に右方から挿通させたネジを該取付ボス247に締結することで、第1フレーム部材234の左側に該第1フレーム部材234との間に隙間を画成した状態で取り付けられる(図14(b)、図15参照)。モータ固定部245には、第1駆動モータ231の駆動軸231Aが挿通可能な挿通孔248が形成され、第1駆動モータ231が左側から固定される。そして、挿通孔248から第2フレーム部材235の右方へ延出した第1駆動モータ231の駆動軸231Aには、連係ギア232に噛合する駆動ギア249が配設されている。また、ギア配設部246には、右方へ延出した回転支軸250が設けられ、連係ギア232は、駆動ギア249に噛合した状態で該回転支軸250に回転自在に配設される。

図13および図14(b)に示すように、第2フレーム部材235の下縁部には、装置本体200のベース体210に係止される係止アーム251が、ギア配設部246の下方から左方へ延出するように形成されている。係止アーム251の延出端(左端)には、上方へ突出した鉤部251Aが一体に形成されており、該鉤部251Aは、ベース体210に設けられた前述の係止孔217に係止するよう構成されている。すなわち第2フレーム部材235は、第1フレーム部材234に固定されたもとで、該第1フレーム部材234がベース体210に支持された際に、係止アーム251の鉤部251Aが該ベース体210の係止孔217に下方から係止するように構成されている。そして、第2フレーム部材235には、その下縁から後縁に亘って延在する補強リブ252が、左方へ延出した状態で形成されている。なお、図15(a)における符号253は、第1駆動モータ231と中継基板255とに接続される配線(図示せず)を係止させる配線フックである。

(第1駆動モータ)
前記第1駆動モータ231は、例えば正逆回転制御が可能なステッピングモータ等の電動モータであり、減速用のギアボックスを備え、遊技盤Dの後側に配設されて当該可動演出装置Mを制御する統括制御装置(図示せず)により駆動制御される。なお駆動手段としては、電動モータに限らず、流体を使用するアクチュエータや、ロータリーソレノイド等であってもよい。

(中継基板)
前記中継基板255は、図22および図23に示すように、統括制御装置側とを連結する配線が接続される第1コネクタ256や、第1駆動モータ231に接続される配線が接続される第2コネクタ257や、後述する第1照明基板273に接続される配線が接続される第3コネクタ258を備えている。また中継基板255は、第1可動体201に配設された従動ギア290に設けられた被検知片294を検知する第1位置検知センサ259および第2位置検知センサ260を備えている。第1位置検知センサ259および第2位置検知センサ260は、本体軸支孔239を挟んで対向する位置に配設され、第1位置検知センサ259は第1可動体201の第1位置において被検知片294を検知し、第2位置検知センサ260は第1可動体201の第2位置において該被検知片294を検知するようになっている。

前述のように構成された第1駆動機構230は、図14(b)、図22および図23に示すように、第1フレーム部材234に設けられた係止突部237,237を、装置本体200のベース体210に設けられた係止凹部222,222に各々係止させると共に、第2フレーム部材235に設けられた係止アーム251の鉤部251Aを該ベース体210の係止孔217に係止させることで、ベース体210に設けられた切欠き部221に整合した状態で該ベース体210に保持される。そして、第1フレーム部材234がベース体210の上方へ立設した状態で保持され、該第1フレーム部材234の上部に設けられた本体軸支孔239が、該ベース体210の上方に位置する。また、第2フレーム部材235がベース体210の下方に位置し、該第2フレーム部材235に固定された第1駆動モータ231が、該ベース体210の下方に位置している。

(装飾体)
前記装飾体211は、図18、図22および図23に示すように、環状に形成された内装飾部材262と、該内装飾部材262の外側に外装される外装飾部材266とを備えている。内装飾部材262は、透光性を有する透明または半透明の成形部材であり、上端が鋸歯状に形成されると共に外周面が凹凸状に形成された装飾部262Aと、該装飾部262Aの下端から外周へ延出して該下端に沿って延在するリブ262Bとを備えている。装飾部262Aとリブ262Bとの境界部には、上下に貫通する複数(実施例では6個)の通孔262Cが設けられている。また、装飾部262Aには、内装飾部材262の中央を挟んだ右側に下方へ開口する第1凹部263が形成されると共に、中央を挟んだ左側に下方へ開口する第2凹部264が形成されている。第1凹部263は、ベース体210に配設した第1フレーム体233と該ベース体210に取り付けられる当該内装飾部材262とが干渉するのを回避するために形成され、第2凹部264は、該ベース体210に設けられた本体支持部223と該ベース体210に取り付けられる当該内装飾部材262とが干渉するのを回避するために形成されている。そして、第2凹部264の上端部には、本体支持部223の上面に配設した前述のスリーブ225に上方から当接する第3凹部265が、該第2凹部264に開口するように形成されている。すなわちスリーブ225は、本体支持部223に設けられた支持凹部224および第3凹部265により上下方向が挟持された状態で保持される。更に、第2凹部264の上端において、第3凹部265を挟んだ前側および後側には、スリーブ225に形成された突部225A,225Aに上方から当接する当接片265A,265Aが形成されており(図22、図23参照)、各当接片265A,265Aが凸部225A,225Aに当接することでスリーブ225の周方向への回転が規制される。

前記外装飾部材266は、図22および図23に示すように、外周面にメッキ等の表面処理が施された成形部材であり、上端が鋸歯状に形成されると共に外周面が凹凸状に形成された装飾部266Aと、該装飾部266Aの下端内側から下方へ延出した複数(実施例では6個)の固定ボス266Bとを備えている。外装飾部材266の装飾部266Aは、内装飾部材262の装飾部262Aより高さが適宜小さくなっており、該外装飾部材266を内装飾部材262に外装した際には、内装飾部材262の装飾部262Aが外方へ露出するようになっている(図16、図17参照)。各固定ボス266Bは、内装飾部材262に設けられた各通孔262Cに対応する位置に設けられており、外装飾部材266を内装飾部材262に外装した際には、各固定ボス266Bが各通孔262C内に嵌合して、各固定ボス266Bの先端が各通孔262Cから下方に臨むようになっている。

前述のように構成された装飾体211は、図12および図18に示すように、ベース体210に当接する下側開口から上方にいくにつれて径方向内方へ傾斜した状態に形成されており、ベース体210に配設した第1可動体201および第2可動体202を外側から部分的に覆うようになっている。ここで、装飾体211の上部開口の内径は、第1可動体201の最大径部分での外径より僅かに小さく設定されており、該装飾体211と第1可動体201との隙間から装置本体200の内部が視認され難く構成されている。そして装飾体211は、内装飾部材262のリブ262Bをベース体210の鍔部213の外周リブに当接させたもとで、該鍔部213の下側から挿通させたネジ(図示せず)を外装飾部材266の各固定ボス266Bの先端に締結することで、内装飾部材262および外装飾部材266が該ベース体210に固定される。なお、外装飾部材266を内装飾部材262に外装した状態では、内装飾部材262に設けられた第1〜第3の各凹部263,264,265が該外装飾部材266で隠されるようになっている(図15、図16)。

(第1可動体)
前記第1可動体201は、図18、図24および図25に示すように、第1半体270および第2半体271とを組み付けて構成されている。第1半体270は、円形状に形成されて一方に開口する部材であり、第2半体271は、円形状に形成された環状の部材である。第1可動体201には、第2可動体202を回転可能に支持する第2フレーム体272が配設されると共に、第2可動体202を構成する第1演出体203を内側から照明して明輝させる第1照明基板273と、該第2可動体を構成する第2演出体204を内側から照明して明輝させる第2照明基板274とを備えている。そして、第1可動体201は、第1回転支持部205を構成する本体軸支孔239および本体支持部223に配設されたスリーブ225により装置本体200のベース体210に回転可能に支持されると共に第1駆動機構230に連係され、該第1駆動機構230の第1駆動モータ231の正逆駆動制御により、装置本体200に対し回転して180度に反転するようになっている。

(第1半体)
前記第1半体270は、図24および図25に示すように、円形に形成された円板部275と、この円板部275の外周縁から立設され、該円板部275の外周縁全周に亘って環状に形成された外周板部276とが一体に形成されている。円板部275は、その外周縁に沿って環状に形成された第1平坦部275Aと、該第1平坦部275Aより外方へ僅かに突出して円形状に形成された第2平坦部275Bとからなっている。第2平坦部275Bの中心には、第2回転支持部206を構成する第1軸支部277が、外方へ延出するように形成されている。第1軸支部277は、円板部275の厚み方向へ貫通する軸挿通孔277Aが形成され、この軸挿通孔277Aには、第2回転支持部206を構成する回転軸340が挿通され、第1軸支部277で回転軸340を回転可能に支持するようになっている。また、円板部275には、複数(実施例では10個)の照射調整部としての照射口(照射調整部位)278が、第1軸支部277を中心とする円周上において周方向へ等間隔に形成されている。各照射口278は、円形に形成されており、第1照明基板273に配設された第1発光手段としての第1発光LED309が、各々の照射口278に整合するように構成されており(図18、図29参照)、第1半体270は照射調整部として機能する。

前記円板部275の内面は、図25に示すように、第1照明基板273を設置する基板設置部279となっていると共に、第2フレーム体272を固定するフレーム固定部280が設けられている。基板設置部279には、第1照明基板273に設けられた各位置決め孔305,305に各々嵌合する2つの位置決めピン281,281が、軸挿通孔277Aを挟む位置において円板部275の内面から突設されている。また、各位置決めピン281,281に隣接した位置に、第1照明基板273に設けられたネジ挿通孔306,306に各々整合するネジ締結ボス282,282が、円板部275の内面から突設されている。従って、各位置決め孔305,305に各位置決めピン281,281を嵌合させることで基板設置部279に対する第1照明基板273の位置決めが図られ、各ネジ挿通孔306,306を介してネジ(図示せず)をネジ締結ボス282,282に締結することで、第1半体270の内側に第1照明基板273が固定される(図17参照)。

なお、図25に示すように、各位置決めピン281,281は、円板部275の中心(軸挿通孔277A)からの距離が異なるように設けられている。従って、基板設置部279に対する第1照明基板273の取付向きが規定通りの場合に各位置決めピン281,281と各位置決め孔305,305とが各々整合し、基板設置部279に対する第1照明基板273の取付向きが規定通りでない場合には各位置決めピン281,281と各位置決め孔305,305とが整合しないから、基板設置部279に対して第1照明基板273が規定通りに取り付けられるようになっている。

前記フレーム固定部280は、図25に示すように、円板部275の内面に突設された複数(実施例では4個)の支持ボス283から構成されている。4個の各支持ボス283は、第2フレーム体272を構成する略長方形に形成されたベース部315の4つの各角部に対応する位置に設けられている。また、各支持ボス283は、円板部275と該支持ボス283に固定された第2フレーム体272との間に、基板設置部279に固定される第1照明基板273の配設スペースを確保する突出高さに設定されている。

(外周壁部)
前記外周板部276は、図19、図24および図25に示すように、円板部275から離れるにつれて径方向外方へ傾斜しており、該円板部275側における直径より開口端部側における直径が僅かに大きくなっており、該外周板部276は球面の一部をなしている。そして、外周板部276の最大直径部において軸挿通孔277Aを挟んで左右に対向する部位に、円板部275の外面に対して鉛直に延在する平面に形成された第1取付部284および第2取付部285が設けられている。第1取付部284および第2取付部285は、軸挿通孔277Aの軸方向と直交する方向に延在する第1軸線L1の延在方向において平行に形成されている。第1取付部284には、外周板部276の端部に開口する半円状の第1凹部284Aが形成されていると共に、該第1凹部284Aの開口縁に沿う部分には、外方へ突出する半円弧状の第1突リブ284Bが形成されている。また第1取付部284には、外方へ突出する2個の第1固定ボス284C,284Cが形成されていると共に、両第1固定ボス284C,284Cの間に、外方へ突出する位置決めピン284Dが形成されている。一方、第2取付部285には、外周板部276の端部に開口する半円状の第2凹部285Aが形成されていると共に、該第2凹部285Aの開口縁に沿う部分には、外方へ突出する半円弧状の第2突リブ285Bが形成されている。また第2取付部285には、外方へ突出する2個の第2固定ボス285C,285Cが形成されている。更に、外周板部276の開口端部276Aは、周方向へ所要間隔毎に凹凸状に形成されている(図25参照)。

(第2半体)
前記第2半体271は、図19、図24および図25に示すように、第1半体270の外周板部276の開口端に整合する大きさで環状に形成されている。そして、第2半体271は、第1半体270の外周板部276から離れるにつれて径方向内方へ傾斜しており、外周板部276に当接する第1外周端部271A側の開口直径より、該第1外周端部271Aと反対側の第2外周端部271B側の開口直径が僅かに小さくなっており、該第2半体271は球面の一部をなしている。そして、第2半体271の外周部において、第1半体270に設けられた第1取付部284に整合する部位に第3取付部287が設けられると共に、該第1半体270に設けられた第2取付部285に整合する部位に第4取付部288が設けられている。第3取付部287は、第1取付部284と同一平面となるように構成され、第4取付部288は第2取付部285と同一平面となるように構成されている。なお、第2半体271は、第1可動体201の第2位置において、装飾体211により覆われる(図12(b))参照。

図24および図25に示すように、前記第3取付部287には、第1外周端部271Aに開口する半円状の第3凹部287Aが形成されていると共に、該第3凹部287A開口縁に沿う部分には、外方へ突出する半円弧状の第3突リブ287Bが形成されている。すなわち、第1凹部284Aと第3凹部287Aとが整合することで円形の開口部が形成され、第1突リブ284Bと第3突リブ287Bとが整合することで環状の突リブが形成されるようになっている。また、第3取付部287には、外方へ突出する2個の第3固定ボス287C,287Cが形成されている。ここで、前述した2個の第1固定ボス284C,284Cおよび2個の第3固定ボス287C,287Cは、第1半体270と第2半体とが整合した状態において、正方形の各角部に位置する関係になるように配設されている。そして、整合した第1取付部284および第3取付部287には、前記従動ギア290が両取付部284,287に跨がるように固定されるようになっている。

図24および図25に示すように、前記第4取付部288には、第1外周端部271Aに開口する半円状の第4凹部288Aが形成されていると共に、該第4凹部288A開口縁に沿う部分には、外方へ突出する半円弧状の第4突リブ288Bが形成されている。すなわち、第2凹部285Aと第4凹部288Aとが整合することで円形の開口部が形成され、第2突リブ285Bと第4突リブ288Bとが整合することで環状の突リブが形成されるようになっている。また、第4取付部288には、外方へ突出する2個の第4固定ボス288C,288Cが形成されている。ここで、前述した2個の第2固定ボス285C,285Cおよび2個の第4固定ボス288C,288Cは、第1半体270と第2半体とが整合した状態において、正方形の各角部に位置する関係になるように配設されている。そして、整合した第2取付部285および第4取付部288には、後述するように、回転支持部材296が両取付部285,288に跨がるように固定されるようになっている。

前述した第2半体271は、第1取付部284および第3取付部287に従動ギア290を固定すると共に、第2取付部285および第4取付部288に回転支持部材296を固定することで、第1半体270に固定される。なお、第2半体271の外周面は、凹凸状に形成された意匠面となっている。また第2半体271は、光の透過が可能な有色または無色の樹脂成形部材である。従って、第2半体271は、後述する第2照明基板274の第2発光LED328が発光することで、適宜照射光を透過させ得ると共に全体が明輝されるようになっている。また、第1半体270の外周端部276Aと第2半体271の第1外周端部271Aとが整合した状態では、該第1半体270の外周端部276Aにおける各凸部と第2半体271の第1外周端部271Aとが対応的に当接するようになる。従って、第1半体270の外周端部276Aにおける各凹部と第2半体271の第1外周端部271Aとが整合することで、第1可動体201における各照明基板273,274の配設位置から外れた部分である外周面には、周方向へ所要間隔毎に排熱口289が形成されている(図19参照)。

(従動ギア)
前記従動ギア290は、図18、図19および図24に示すように、外周部に歯部291が形成された平歯車である。そして、従動ギア290の一方の端面には、前述した2つの第1突リブ284B,284Bおよび2つの第3突リブ287B,287Bが嵌合可能な4つの凹部292,292,292,292が形成されていると共に、各凹部292,292,292,292には、他方の端面に貫通するネジ挿通孔が形成されている。すなわち、各第1突リブ284B,284Bおよび各第3突リブ287B,287Bを対応する凹部292,292,292,292の各々に嵌合させると共に、ネジ挿通孔を介して各突リブ284B,284B,287B,287Bにネジを締結することで、第1取付部284および第3取付部287に跨がった状態で従動ギア290が第1可動体201に固定される。そして従動ギア290には、その回転中心に、第1回転支持部205を構成する回転支軸293が、他方の端面側から外方へ延出した状態で配設されている。この回転支軸293は、図17に示すように、第1駆動機構230における第1フレーム体233に設けられた本体軸支孔239に挿通され、該本体軸支孔239に回転可能に支持されるようになっている。更に、従動ギア290の他方の端面には、前述した第1位置検知センサ259および第2位置検知センサ260に検知される被検知片294が設けられている。被検知片294は、従動ギア290の回転中心を中心として円弧状に延在するリブ状を呈している。

(回転支持部材)
前記回転支持部材296は、図22に示すように、中央に貫通孔が形成されたドーナツ状に形成され、該回転支持部材296の一方の端面には、前述した2つの第2突リブ285B,285Bおよび2つの第4突リブ288B,288こが嵌合可能な4つの凹部297,297,297,297が形成されていると共に、各凹部297,297,297,297には、他方の端面に貫通するネジ挿通孔が形成されている。すなわち、各第2突リブ285B,285Bおよび各第4突リブ288B,288Bを対応する凹部297,297,297,297の各々に嵌合させると共に、ネジ挿通孔を介して各突リブ285B,285B,288B,288Bにネジを締結することで、第2取付部285および第4取付部288に跨がった状態で回転支持部材296が第1可動体201に固定される。そして回転支持部材296には、第1回転支持部205を構成する円筒状の回転支持部298が、該回転支持部材296の他方の端面側から外方へ延出した状態に形成されている。この回転支持部298は、図17に示すように、ベース体210に立設された本体支持部223に支持されたスリーブ225に挿通され、該スリーブ225に対して摺動回転可能に支持されるようになっている。ここで、回転支軸293の軸中心および回転支持部298の軸中心を通る直線が、第1回転支持部205の軸線である第1軸線L1となる。

前記第1可動体201は、回転支軸293が本体軸支孔239に挿通支持されると共に、回転支持部298がスリーブ225に挿通支持されることで、装置本体200に対して第1軸線L1を中心とした回転が可能に支持される。また、回転支軸293が本体軸支孔239に挿通支持されることで、従動ギア290が第1駆動機構230の連係ギア232に噛合する。従って、第1可動体201は、第1駆動機構230の第1駆動モータ231を正逆回転制御することで、第1半体270が装置本体200のベース体210に相対すると共に第2半体271が外方から視認可能となる第1位置(図12(a)参照)と、第2半体271が該ベース体210に相対すると共に第1半体270が外方から視認可能となる第2位置(図12(b)参照)とに、回転変位し得るよう構成されている。すなわち第1可動体201は、第1駆動モータ231の駆動により、装置本体200に対して180度回転して反転するようになっている。

(保持手段)
実施例の可動演出装置Mは、第1可動体201を第1位置および第2位置の各位置で保持する保持手段300を備えている。ここで保持手段300は、図18および図25に示すように、第1可動体201に設けられ、該第1可動体201の回転により移動する被保持体(保持部)301と、装置本体200に設けられ、前述した台座部226の上面に配設された第1保持板(第1保持受部)302と、装置本体200に設けられ、台座部226の上面に配設された第2保持板(第2保持受部)303とで構成されている。被保持体301は、図24、図25および図28に示すように、回転支持部材296の外周面において、第1半体270の外周板部276と第2半体271との境界部に整合する位置に、該回転支持部材296の径方向外方および他方の端面から延出した状態に形成された固定部304に固定されている。従って被保持体301は、第1可動体201が第1位置と第2位置との間を回転することで、第1軸線L1を中心とした上方へ凸となる円弧状に移動する。ここで、被保持体301は、矩形ブロック状に形成された磁石が採用されている。

前記第1保持板302および第2保持板303は、磁石からなる被保持体301が磁力により吸着可能な鉄等の磁性体を材質とする板材である。第1保持板302は、第1可動体201の第1位置において被保持体301と上下方向で対面するよう台座部226に配設され、第2保持板303は、第1可動体201の第2位置において被保持体301と上下方向で対面するよう台座部226に配設されている。すなわち、第1可動体201が第1位置にある場合には、被保持体301が第1保持板302に磁力により吸着されるから該第1可動体201が第1位置に保持され(図28(a)参照)、第1可動体201が第2位置にある場合には、被保持体301が第2保持板303に磁力により吸着されるから該第1可動体201が第2位置に保持される(図28(a)参照)。

(第1照明基板)
前記第1照明基板273は、図24および図25に示すように、第1半体270の円板部275の内面と略同じ外形形状で略円形に形成されている。そして、第1照明基板273は、その中央に、前述した軸挿通孔277Aに挿通した回転軸340の挿通を許容する開口307が形成されると共に、外周縁には、フレーム固定部280における4つの支持ボス283に整合する凹部308が形成されている。また、開口307を挟んだ両側に、前述した位置決め孔305,305およびネジ挿通孔307,307が形成されている。そして、第1照明基板273は、円板部275に対向する表面273Aに、開口307を中心とする円周上に複数(実施例では10個)の第1発光LED(第1発光手段)309が、周方向へ等間隔に配設されている。各第1発光LED309は、第1照明基板273を基板設置部279に固定した際に、円板部275に設けられた各照射口278に臨む位置に配設されている。また、第1照明基板273の裏面273Bには、開口307に隣接する部位に第3位置検知センサ310が配設されていると共に、前述した中継基板255の第3コネクタ258に接続された配線が接続される第4コネクタ311や、第2照明基板274の第7コネクタ329に接続される配線が接続される第5コネクタ312や、第2駆動モータ331に接続される配線が接続される第6コネクタ313等が配設されている。第3位置検知センサ310は、従動ギア290の被検知片294を検知するようになっている。なお、第1発光LED309は、様々な色で発光可能なフルカラータイプのチップLEDが採用されている。

(第2フレーム体)
前記第1可動体201の内部に配設される第2フレーム体272は、図17、図24および図25に示すように、略長方形に形成されたベース部315と、該ベース部315の略中央から上方へ延出して上下に貫通する軸挿通孔316Aが形成された筒状の第2軸支部316が一体的に形成された成形部材である。また、第2フレーム体272のベース部315には、第2可動体202を回転するため第2駆動機構330が配設されている。

(ベース部)
前記ベース部315は、図24および図25に示すように、略矩形で凹凸状に形成されたベース板315Aと、該ベース板315Aの外周縁全周に亘って延在すると共に下方に突出した外周リブ315Bとが一体的に形成され、第2可動体202を回転可能に支持するために充分な剛性を有している。そして、ベース部315における4つの各角部に、第1半体270に設けられた前述の4つの支持ボス283に各々整合する嵌合凹部317が形成されている。また、嵌合凹部317において、ベース部315の長手方向の両端縁(短手縁)に隣接する部位には、上方へ延出した複数(実施例では4個)の取付ボス318が形成されている。各取付ボス318は、第2照明基板274に形成された4つの各ネジ挿通孔326の端面に整合する位置に形成されていると共に、各ネジ挿通孔326を介して挿通されたネジが締結可能となっている。すなわち、各取付ボス318は、図17に示すように、ベース部315との間に隙間を画成した状態で該第2照明基板274を固定支持するようになっている。また、ベース部315の短手方向の両端縁(長手縁)に隣接した部位に、上方へ延出した位置決めピン319,319が形成されている。各位置決めピン319,319は、第2照明基板274に形成された位置決め孔327,327に各々嵌合するようになっている。

また、図25に示すように、前記ベース部315の上面において、第2軸支部316に隣接する部位に、第2駆動機構330を構成する第2駆動モータ(第2駆動手段)331を固定するモータ固定部320が設けられている。更に、ベース部315の下面における中央には、下方に開口した円形のギア収容部321が形成されており、第2駆動機構330を構成する従動ギア332が該ギア収容部321に収容されるようになっている。なお、符号322は、第2照明基板274に接続される配線等を挿通保持する保持枠である。

(第2軸支部)
第2回転支持部206を構成する前記第2軸支部316は、図17、図24および図25に示すように、第1半体270に設けられた第1軸支部277と反対方向へ延出した状態に形成され、該第2軸支部316の軸挿通孔316Aと第1軸支部277の軸挿通孔277Aとは直線上に位置する。すなわち、第2軸支部316の軸挿通孔316Aと第1軸支部277の軸挿通孔277Aを通る軸線が、第2回転支持部206の軸線である第2軸線L2となっており、第2可動体202を支持する回転軸340が貫通可能となっている。ここで、図17に示すように、第2回転支持部206の第2軸線L2は、第1回転支持部205の第1軸線Lの中間において該第1軸線L1と直交するよう延在している。

(第2照明基板)
前記第2照明基板274は、図24および図25に示すように、第1可動体201の第2半体271における第2外周端部271Bの内側の開口形状と略同形の外形形状で略円形に形成されている。そして、第2照明基板274は、その中央に、第2フレーム体272に形成された第2軸支部316の挿通を許容する開口325が形成されると共に、外周縁に隣接する部分には、該第2フレーム体272に形成された4つの各取付ボス318の先端に整合する4つのネジ挿通孔326が形成されている。また、第2照明基板274は、2つの位置決め孔327,327が形成されており、第2フレーム体272に形成された2つの位置決めピン319,319が各位置決め孔327,327に嵌合するようになっている。そして第2照明基板274は、複数の第2発光LED(第2発光手段)328が配設された表面274Aを、第1可動体201の外側に向いた状態で第2基板設置部279に固定される。第2発光LED328は、第2照明基板274の表面274A全体に略均一に分布するように配設されており、第2可動体202における第2演出体204の内側全体を照射して、該第2演出体204の全体を略均一に明輝させ得るようになっている。なお、第2発光LED328は、例えば白色の単色発光が可能なチップLEDである。

(第2駆動機構)
前記第2駆動機構330は、図17、図24および図25に示すように、第1可動体201の第1半体270に取り付けられる第2フレーム体272に固定された第2駆動モータ(第2駆動手段)331と、該第2駆動モータ331に連係されて、回転軸340に固定された従動ギア332とを備えている。第2フレーム体272のベース部315に設けられたモータ固定部320には、該ベース部315を上下に貫通して前述したギア収容部321に開口する挿通口323が形成されており、第2駆動モータ331は、駆動軸331Aを該挿通口323を介して下方へ延出させた倒立状態でモータ固定部320に固定されている。第2駆動モータ331の駆動軸331Aには、従動ギア332に噛合する駆動ギア333が固定されており、該第2駆動モータ331を正逆回転駆動させると従動ギア332が従動回転するようになっている。従って、第2駆動機構330の第2駆動モータ331を正逆駆動制御することにより、第1可動体201に回転軸340を介して回転可能に支持された第2可動体202を、該第1可動体201に対して回転させるようになっている。なお、従動ギア332の下側に位置する端面には、下方へ延出した第3被検知片334が設けられ、該第3被検知片334は第1照明基板273に配設された第3位置検知センサ310により検知されるようになっており、該第3位置検知センサ310が第3被検知片334を検知した位置が第2可動体202の原点位置に設定されている。

(第2駆動モータ)
前記第2駆動モータ331は、例えば正逆回転制御が可能なステッピングモータ等の電動モータであり、減速用のギアボックスを備え、前述した統括制御装置により駆動制御される。なお駆動手段としては、電動モータに限らず、流体を使用するアクチュエータや、ロータリーソレノイド等であってもよい。なお、第2駆動モータ331は、第2フレーム体272のベース部315と第2照明基板274との間に収容されている。

(第2可動体)
前記第2可動体202は、図17〜図21、図26および図27に示すように、第1可動体201を貫通する第2回転支持部としての回転軸340の一方端部に取り付けられた第1演出体203および該回転軸340の他方端部に取り付けられた第2演出体204を備えている。すなわち第1演出体203は、第1可動体201の第1半体270から外方へ延出した回転軸340の第1端部(一方端部)340Aに取り付けられて該第1半体270に隣接して設けられ、第2演出体204は、第1可動体201の第2半体271から外方へ延出した該回転軸340の第2端部(他方端部)340Bに取り付けられて該第2半体271に隣接して設けられている。そして第2可動体202は、第2駆動機構330の第2駆動モータ331の駆動により、第1可動体201を挟んで第1演出体203および第2演出体204が同期して回転するよう構成されている。

(第1演出体)
前記第1演出体203は、図26および図27に示すように、傘状に構成された組立部材である。第2演出体204は、回転軸340の第1端部340Aに固定された仕切り部材341と、該仕切り部材341の外側に固定される被覆部材(被覆部)342と、仕切り部材341と被覆部材342との間に配設される光拡散部材(光拡散部)343とを備えている。光拡散部材343には、複数(実施例では5個)の光拡散部(光拡散部位)351が設けられており、各光拡散部351は、被覆部材342に設けられた各開口354を介して外方へ球面状に露出している。そして、各光拡散部351は、第1可動体201の第1半体270に設置された第1照明基板273の各第1発光LED309の発光制御により照射された照射光が、該光拡散部351の内面351Bに照射されることで、該光拡散部351の外面351Aに所要の光模様Rを表示するようになっている(図32参照)。

(仕切り部材)
前記仕切り部材341は、図26、図27および図29に示すように、円筒状の本体部344と、本体部344の外周面から径方向外方へ放射状に延出する複数(実施例では5個)の仕切り壁部345とを備えている。各仕切り壁部345は、本体部344の周方向へ等間隔に配設されており、光拡散部材343に設けられた各光拡散部351の間に位置して、隣接する光拡散部351を仕切るようになっている。そして、各仕切り壁部345は、第1可動体201の第1半体270に対向する下端縁が該本体部344の外周面から鉛直の直線状に形成され、上端縁が該本体部344の外周面から先端に向かうにつれて下方へ湾曲状に傾斜しており、各仕切り壁部345の先端は鋭角的に形成されている(図31参照)。また、本体部344の外側から各仕切り壁部345の上端縁に亘って形成された球面状の支持壁部346が形成されており、該支持壁部346が光拡散部材343の内面に面接触するよう構成されている。

本体部344の内側には、図26および図27に示すように、回転軸340の第1端部340Aが挿通される筒状の固定支持部347が形成されており、当該仕切り部材341は、該固定支持部347に挿通した回転軸340に回転不能に固定される。また、支持壁部346の外側には、被覆部材342の内側に突設された複数(実施例では3つ)の固定ボス355が嵌合する3つの係止孔348が形成されており、各係止孔348の底部には、ネジが挿通するネジ挿通孔349が形成されている。各ネジ挿通孔349には、各固定ボス355の先端に締結されるネジ(図示せず)が挿通されるようになっている。なお、各係止孔348は、仕切り壁部345が形成された位置に設けられており、該仕切り壁部345の係止孔348が形成された部分は、該係止孔348の形状に合わせて湾曲している。

(光拡散部材)
前記光拡散部材343は、外面に光拡散模様が設けられて透光性を有する光拡散シートから形成された薄肉の部材である。光拡散シートは、合成樹脂製の薄肉シート材であり、その一方の外面に光拡散模様が設けられると共に、他方の外面は平滑な光沢面となっている。ここで、光拡散シートに設けられた光拡散模様は、該光拡散シートの外面に形成された多数の微細な溝により形成されている。そして、光拡散部材343は、加熱により軟化させた光拡散シートを、真空成形または圧空成形技術により図26および図27に示す形状に成形されたものであり、光拡散模様が形成された側を外面とすると共に平滑に形成された側を内面とした向きで形成されている。

光拡散シートから形成された前記光拡散部材343は、図26、図27および図29に示すように、ドーム状に形成された本体部350と、該本体部350に対して周方向へ等間隔に形成された複数(実施例では5個)の光拡散部351を備えている。各光拡散部351は、図31および図32に示すように、本体部350の外面から外側へ所要の曲率で球面状(ドーム状)に膨出した形状に形成されている。また本体部350には、仕切り部材341に設けられた3つの各係止孔348に整合する位置に、被覆部材342に設けられた3つの固定ボス355が挿通する3つの挿通孔352が形成されている。

(被覆部材)
前記被覆部材342は、図26、図27および図31に示すように、お椀状に形成されて、周方向へ等間隔に形成された複数(実施例では5個)の開口354を備えている。各開口354は、光拡散部材343の各光拡散部351が整合する位置に設けられると共に、該光拡散部351が整合する開口形状に形成されている。被覆部材342の外面342Aは、所要の意匠形状に形成されると共に、メッキ等の表面処理が施されている。また、被覆部材342の内面342Bは、光拡散部材343の本体部350に面接触し得る凹曲面状に形成されると共に、前述した3つの固定ボス355が突設されている(図27参照)。なお、被覆部材342は、開口側の外径寸法が、第1可動体201の第1半体270における円板部275の外径寸法と略同じに設定されている。

前記第1演出体203は、仕切り部材341を回転軸340の第1端部340Aに固定すると共に、内側に光拡散部材343をセットした被覆部材342を該仕切り部材341の外側にセットしたもとで、各ネジ挿通孔349を介して固定ボス355の先端にネジを締結することで、該回転軸340の第1端部340Aに回転不能に固定される。そして、各光拡散部351は、被覆部材342の各開口354から外方へ露出した状態となると共に、回転軸340を通る第2軸線L2中心とした円上に配設される。

(光拡散部と第1発光LEDとの配設関係)
次に、第2可動体202の第1演出体203に設けられた各光拡散部351と、第1可動体201に設置された第1照明基板273に配設され、各光拡散部351を内側から発光照射する各第1発光LED309との関係について説明する。図29および図30に示すように、10個の各第1発光LED309は、中心線である第2軸線L2と軸心が一致する回転軸340を配設中心として円をなすように第1照明基板273に配設されている。各第1発光LED309は、回転軸340を中心とする円の周方向へ等間隔に配設されている。また、5個の各光拡散部351は、図30に示すように、回転軸340を配設中心として円をなすように配設されている。各光拡散部351は、回転軸340を中心とする円の周方向へ等間隔に配設されている。そして、第1可動体201に対して第2可動体202が回転軸340を中心として相対的に回転することで、光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置が、回転軸340を中心として円周方向へ相対的に移動するよう構成されている(図30参照)。

実施例の可動演出装置Mでは、前記光拡散部材343が、3つの固定ボス355により仕切り部材341に対して回転軸340を中心とした周方向への相対的な回転が規制されており、光拡散部材343および仕切り部材341は、第1発光LED309に対して相対的に回転移動するよう構成されている。ここで、光拡散部材343および仕切り部材341は、一方向へ回転移動するように構成されている。従って、仕切り部材341は、回転軸340を中心として回転する際に、仕切り壁部345が第1発光LED309と重ならない第1位置(図30(a))となったり、仕切り壁部345が第1発光LED309と重なる第2位置(図30(b))となり、第1位置の状態と第2位置の状態とが交互に繰り返しながら回転移動するようになっている。そして、仕切り部材341の第1位置では、図30(a)および図34に示すように、各光拡散部351を、各々2個ずつの第1発光LED309で照射するようになり、仕切り部材341の第2位置では、図30(b)および図33に示すように、5個の第1発光LED309に各仕切り壁部345が重なるから、各光拡散部343を、1個ずつの第1発光LED309で照射するようになっている。

また、図29〜図31に示すように、第1可動体201の第1半体270における円板部275に形成された各照射口278は、各第1発光LED309の照射方向前側に位置しており、照射調整部として該第1発光LED309の照射範囲を規定するように開口形状および開口サイズが設定されている。これにより、第1発光LED309からの照射光は、照射口278により光拡散部351に集約して照射されるようになり、該光拡散部351を効率的に明輝させ得る。

次に、仕切り部材341の第1位置における2個の第1発光LED309,309による光拡散部351への照射態様と、仕切り部材341の第2位置における1個の第1発光LED309による光拡散部351への照射態様について説明する。光拡散部351は、図31に示すように、所要曲率の球面状(ドーム状)に膨出形成されて、回転軸340側に頂部が位置し、該回転軸340から離れるにつれて下方へ傾斜し、頂部から離間するにつれて傾斜がきつくなっている。そして、各第1発光LED309は、図31および図32に示すように、光拡散部351の頂部からずれた位置に向いた姿勢で第1照明基板273に配設されている。これにより、第1発光LED309から光拡散部351に向けた照射光は、該光拡散部351の内面351Bに対して傾斜した方向から照射するようになっている。

しかも、仕切り部材341の第1位置においては、図34に示すように、光拡散部351の外縁近くにおいて2個の各第1発光LED309,309が該光拡散部351の内面351Bを照射するようになり、仕切り部材341の第2位置においては、図33に示すように、光拡散部351の中央近くにおいて1個の第1発光LED309,309が該光拡散部351の内面351Bを照射する。ここで、図33および図34に示すように、光拡散部351の内面351Bは、仕切り部材341の第2位置において1個の第1発光LED309が照射する部位に比べて、第1位置において2個の第1発光LED309,309が照射する部位のほうが傾斜がきつくなっている。すなわち、仕切り部材341の第2位置においての光拡散部351の内面351Bに対する第1発光LED309の照射角度が、第1位置においての光拡散部351の内面351Bに対する第1発光LED309の照射角度より大きくなっている。このため、仕切り部材341の第2位置において照射された第1発光LED309の光は、光拡散部351の一部分を集中的に照射すると共に該光拡散部351を透過し易くなり、仕切り部材341の第1位置においての光拡散部351に照射された各第1発光LED309,309の光は、光拡散部351の広い部分を照射すると共に該光拡散部351の内面351Bで反射し易くなっている。

従って、回転移動する仕切り部材341が第2位置となった場合は、図35に示すように、光拡散部351における光拡散面が形成された外面351Aの中央付近において点状に輝いた光模様R(R1)が表示され得るようになっている。また、回転移動する仕切り部材341が第1位置となった場合は、図35に示すように、光拡散部351の光拡散面が形成された外面351Aに線状に輝いた光模様R(R2)が表示され得るようになっている。そして、光拡散部351が球面状に形成されていることで、一方向へ回転移動する仕切り部材341が第1位置→第2位置→第1位置と変位する際に該光拡散部351の内面351Bに対する第1発光LED309の照射角度が徐々に変化するようになり、光拡散部351の外面351Aに表示される光模様R(R1,R2)は、表示位置が移動したり形状が変形するようになる。更に、光拡散部351の外面351Aが光拡散面となっていることから、第1発光LED309からの照射光が該外面351Aで様々に拡散され、該光拡散部351の外面351Aには複数の光模様R(R1,R2)が表示される。

従って、実施例の可動演出装置Mでは、第1照明基板273の各第1発光LED309が発光した状態で第1可動体201に対して第2可動体202が回転することで、第1演出体203の各光拡散部351には、点状に輝いた光模様R1や、線状に輝いた光模様R2が表示され得るようになり、変化に富んだ照明効果が得られるようになっている。また、各光拡散部351が球面状に形成されていることで、該光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置が移動すると該光拡散部351の内面351Bに対する第1発光LED309の照射角度が徐々に変化するため、光拡散部351の外面351Aに表示される各光模様R1,R2は、変形しながら該外面351A上を移動するように見せ得るようになっている。

また、第1可動体201に対して第2可動体202が回転する際に、仕切り部材341が第1位置となった場合には2個の第1発光LED309,309で光拡散部351を照射し、仕切り部材341が第2位置となった場合には1個の第1発光LED309で光拡散部351を照射するようになり、該光拡散部351の外面351Aに表示される光模様R1,R2を明暗変化させ得る。更に、光拡散部351に対する第1発光LED309の照射数が1個または2個に変化することで、光拡散部351の外面351Aにおける光模様R1,R2の表示数を増減変化させることも可能である。

(第2演出体)
前記第2演出体204は、図17、図26および図27に示すように、半球状に形成された成形部材である。第2演出体204は、半球状装飾部360と、該半球状装飾部360の内側の中心から延出した筒状の取付固定部361とを備えている。そして、半球状装飾部360および取付固定部361が、透明または半透明の合成樹脂から一体形成されており、該半球状装飾部360は光の透過が可能に構成されている。また、半球状装飾部360は、その開口側の外径が、第1可動体201の第2半体271における第2外周端部271B側の外径と略同じくなるように形成されており、該半球状装飾部360と第2半体271とは略球体の半分を構成している。半球状装飾部360の外面は、所要の凹凸をなす意匠形状に形成されている。このような第2演出体204は、取付固定部361に回転軸340の第2端部340Bを差し込んで固定することで該回転軸340に対して回転不能に固定されると共に、第2照明基板274を覆蓋した状態に配設される。

(カバー部材)
前記カバー部材207は、図9に示すように、可動演出装置Mを上方から覆う半球状のカバー部365と、該カバー部365の開口部の中心を挟んだ両側に設けられ、開口端に径方向外方へ延出するように設けられた第1取付片部366および第2取付片部367とを備えている。第1取付片部366は、金属ベース部材80に設けられた右固定部98に固定され、第2取付片部367は、金属ベース部材80に設けられた左固定部99に固定されるようになっている。カバー部材207は、透明な硬質の合成樹脂から成形され、金属ベース部材80に固定した状態において、可動演出装置Mを非接触状態で透視可能に保護し得るようになっている。

(実施例の作用)
前述のように構成された実施例のパチンコ機Pは、前枠Cを構成する設置部材32の前側に、前方へ演出するよう形成された金属製の金属ベース部材80を固定し、可動演出装置Mが、該金属ベース部材80の設置部82に対して載置された状態で配設される。すなわち、金属ベース部材80の設置部82に設けられた保持片95を、可動演出装置Mのベース体210の底部に形成された係止受部216に係止させると共に、該設置部82に設けられた保持部材96でベース体210の前部を保持することで、金属ベース部材80に可動演出装置Mを支持させることができる。

従って、実施例のパチンコ機Pは、設置部材32に金属ベース部材80を固定したことで前枠Cの補強が図られると共に、可動演出装置Mを該金属ベース部材80に配設するよう構成したので、該可動演出装置Mの重量による該前枠Cの変形を抑制することができる。また、可動演出装置Mの動作時に振動が発生しても金属ベース部材80で該振動を抑えることができるから、前枠Cに配設された部品の故障や破損を防止し得る。そして可動演出装置Mは、前枠Cにおける設置部材32の前方へ延出した設置部82に載置した状態で金属ベース部材80に配設するようにしたから、該可動演出装置Mの重量を該金属ベース部材80で適切に支持することができる。しかも、金属ベース部材80における前方へ延出した設置部82は、後部が設置部材32に固定部81で固定されると共に該設置部82の前部が前装飾部材48に係止されるから、該設置部82が前枠Cに強固に固定されて可動演出装置Mを適切に支持することができる。更に、金属ベース部材80の設置部82に可動演出装置Mをセットしたもとで、該設置部82の前端に設けられた保持部材96を回転させ、該保持部材96における保持部96Aのネジ挿通孔を介して可動演出装置Mのベース体210に形成されたネジ締結部227にネジを締結するようにしたので、可動演出装置Mを金属ベース部材80に簡易かつ確実に保持させることができる。

(第1可動体の動作態様)
前記可動演出装置Mは、第1駆動モータ231を正逆駆動制御することにより、第1可動体201が装置本体200に対して第1回転支持部205の第1軸線L1を中心として180度回転し、図12(a)に示す第1位置および図12(b)に示す第2位置に姿勢変位する。そして、第1駆動モータ231の正転駆動により、第1可動体201が第2位置側から第1位置側へ回転する際には、被検知片294が第1位置検知センサ259で検知されると、該第1可動体201が第1位置に到来したことが認識され、第1駆動モータ231の駆動を停止する。また、第1可動体201が第1位置に到来した際には、図28(a)に示すように、第1可動体201に設けられた被保持体301が、装置本体200に設けられた第1保持板302に磁力により吸着保持されるから、第1駆動モータ231の停止状態において当該第1可動体201を第1位置に保持させ得ると共に、第2可動体202の第1演出体203が装置本体200から外方へ露出した状態に保持し得る。また、第2可動体202が回転しても、第1可動体201が第1位置に保持される。

一方、第1駆動モータ231の逆転駆動により、第1可動体201が第1位置側から第2位置側へ回転する際には、被検知片294が第2位置検知センサ260で検知されると、該第1可動体201が第2位置に到来したことが認識され、第1駆動モータ231の駆動を停止する。また、第1可動体201が第2位置に到来した際には、第1可動体201に設けられた被保持体301が、図28(b)に示すように、装置本体200に設けられた第2保持板303に磁力により吸着保持されるから、第1駆動モータ231の停止状態において当該第1可動体201を第2位置に保持させ得ると共に、第2可動体202の第2演出体204が装置本体200から外方へ露出した状態に保持し得る。また、第2可動体202が回転しても、第1可動体201が第2位置に保持される。

(第2可動体の動作態様)
前記可動演出装置Mは、第2駆動モータ331を駆動制御することにより、第2可動体202が第1可動体201に対して第2回転支持部206の第2軸線L2を中心として回転する。そして、第1位置に第1可動体201が停止している場合には、装置本体200から露出した第1演出体203が回転して見えるようになり、第2位置に第1可動体201が停止している場合には、装置本体200から露出した第2演出体204が回転して見えるようになり、第1可動体201の回転に伴い、意匠が異なる2種類の第1演出体203および第2演出体204が演出される。

更に、前記可動演出装置Mは、第1駆動モータ231および第2駆動モータ331を同時または同期的に駆動制御させることも可能である。すなわち、第1駆動モータ231および第2駆動モータ331を同時または同期的に駆動制御することにより、第1位置と第2位置との間を回転する第1可動体201に対して第2可動体202が回転するようになる。すなわち、第1可動体201が第1位置から第2位置に回転する際には、回転する第2可動体202の第2演出体204が露出するようになる。また、第1可動体201が第2位置から第1位置に回転する際には、回転する第2可動体202の第1演出体203が露出するようになる。従って、第2可動体202が回転しながら第1演出体203と第2演出体204とが入れ替わるから、演出効果を好適に向上させることができる。

そして、前記可動演出装置Mは、第1照明基板273の各第1発光LED309を発光制御することで、該第1発光LED309からの照射光により、第1演出体203に設けられた各光拡散部351の外面351Aを全体的に明輝させると共に、該外面351Aに、所要の光模様R(R1,R2)を表示するようになる。なお、第1照明基板273の各第1発光LED309による各光拡散部351の照射は、第2可動体202の回転時および停止時に所定のタイミングで実行される。一方、第2照明基板274の各第2発光LED328を発光制御することで、該第2発光LED328からの照射光により、第2演出体204の半球状装飾部360の全体を明輝させる。なお、第2照明基板274の各第2発光LED328による半球状装飾部360の照射は、第2可動体202の回転時および停止時に所定のタイミングで実行される。これにより、第2可動体202の回転時または停止時において、第1照明基板273の各第1発光LED309を発光制御することで、第1演出体203の各光拡散部351に光模様R(R1,R2)を表示し得るので、高い演出効果が得られる。同様に、第2可動体202の回転時または停止時において、第2照明基板274の各第2発光LED328を発光制御することで、第2演出体204の半球状装飾部360が全体的に明輝されるので、高い演出効果が得られる。

従って、装置本体200に対して、第1駆動モータ231の駆動に伴い第1回転支持部205を中心に回転する第1可動体201を配設すると共に、該第1可動体201に対して、該第1回転支持部205と直交する関係で延在する第2回転支持部206を中心に回転可能な第2可動体202を配設し、第2駆動モータ331の駆動に伴って第2可動体202が回転するよう構成したことで、該第1可動体201および第2可動体202の複雑な動作が実現される。すなわち、第1可動体201に対して回転軸方向が異なる第2可動体202を設けることで、可動演出装置Mによる演出態様の多様化を図ることができる。しかも、第1可動体201を第1駆動モータ231で回転させることで、第2可動体202の第1演出体203と第2演出体204とが切り替わるから、可動演出装置Mによる演出態様の多様化および装飾性の向上を更に図ることができる。また、第1可動体201は、保持手段300の被保持体301と第1保持板302および第2保持板303との磁力による吸着作用により、第1位置および第2位置の各位置において保持されるから、第1位置または第2位置に停止した状態で第2可動体202が回転しても、当該第1可動体201が安定的に保持される。なお、第1可動体201の回転に伴って被保持体301が確実に移動するから、該第1可動体201の第1位置では該被保持体301を第1保持板302に適切に保持させることができ、該第1可動体201の第2位置では該被保持体301を第2保持板303に適切に保持させることができる。

そして、第1可動体201に配設された第1照明基板273の各第1発光LED309により、第2可動体202における第1演出体203の光拡散部351が明輝されて該光拡散部351の外面351Aに光模様R(R1,R2)が表示されると共に、第1可動体201に配設された第2照明基板274の各第2発光LED328により、第2可動体202における第2演出体204を明輝させるようにしたので、装飾性の向上が図られる。そして、第1照明基板273の第1発光LED309の発光による第1演出体203の発光演出と、第2照明基板273の第2発光LED328の発光による第2演出体204の発光演出とが異なると共に、第1発光LED309および第2発光LED328が単独で発光および消灯制御されるから、第1演出体203および第2演出体204を利用した演出態様の多様化が図られる。また、第1照明基板273および第2照明基板274が配設された第1可動体201には、第1照明基板273および第2照明基板274の配設位置から外れた外周面に、周方向へ所要間隔毎に排熱口289が形成されているから、第1発光LED309および第2発光LED328で発生した熱が第1可動体201内に籠ることなく該排熱口289から配設され、熱による該第1発光LED309および第2発光LED328の故障や第1可動体201の変形を防止し得る。

更に、実施例の可動演出装置Mは、第2可動体202の第2演出体204に配設した光拡散部材343を、光拡散模様が設けられたシート材から形成し、かつ光拡散部材343における各光拡散部351を、被覆部材342の開口354から外方へ球面状に膨出した形状に形成したもとで、第1発光LED309からの照射光が第1半体270に設けられた照射口278により照射範囲が規定された状態で該光拡散部351の内面351Bに照射するようにした。従って、光拡散部351の外面351Aに線状の光模様R(R1,R2)を表示するようにして、視覚的な演出効果を向上させることができる。また、光拡散部材343の光拡散部351を除く本体部350の外面が被覆部材342により覆われるから、該被覆部材342で該光拡散部材343を保護することができる。

また、第1可動体201に配設された第1照明基板273に対して、第2可動体202の第1演出体203における各光拡散部351が回転軸340を中心として周方向へ移動することで、光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置が回転軸340を中心として周方向へ移動するようになるから、光拡散部351の外面351Aにおいて光模様Rが動いたり形状が変化するように表示され、視覚的な演出効果を向上させることができる。また、光拡散部材343および仕切り部材341が、第1発光LED309に対し回転軸340を中心として相対的に回転移動する際に、回転移動する仕切り部材341が、仕切り壁部345が第1発光LED309と重ならない第1位置および該第1発光LED309と重なった第2位置になるから、仕切り部材341の第1位置および第2位置において該光拡散部351に対する該第1発光LED309の照射光量が変化するようになり、該光拡散部351の外面351Aに表示される光模様Rを明暗変化させることができる。なお、仕切り部材341により各光拡散部351が仕切られるから、当該光拡散部351に照射された第1発光LED309の照射光が隣接する別の光拡散部351へ照射されることを防止し得る。

(変更例)
本発明に係る遊技機は、実施例に例示の形態に限らず種々の変更が可能である。
(1)実施例では、装置本体200に対する第1可動体201の回転中心である第1軸線L1と、第1可動体201に対する第2可動体202の回転中心である第2軸線L2とが、直交する関係とした構成を例示したが、第1軸線L1および第2軸線L2が斜めに交差する関係で第1可動体201に対して第2可動体202を配設した構成であってもよい。
(2)第1可動体201は、回転範囲を180度として反転する構成を例示したが、該第1可動体201は、180度以上に回転するよう構成してもよい。同様に、第2可動体202は、所要の角度範囲において回転するよう構成してもよい。
(3)実施例では、第1可動体201に対して第2可動体202が回転可能に配設され、第1可動体201に固定された第1照明基板273の第1発光LED309に対して、第2可動体202に配設した光拡散部材343および仕切り部材341を回転移動させることで、第1発光LED309に対して光拡散部351を移動させ、該光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置を変更する態様を例示したが、逆の構成であってもよい。すなわち、第2可動体202に配設された光拡散部材343および仕切り部材341を移動不能に固定すると共に、第1発光LED309を回転軸340を中心として円周方向へ回転移動させるようにしても、光拡散部351に対する第1発光LED309の照射位置を変更することが可能である。
(4)光拡散部351における外方へ膨出する形状は、実施例のような球面状に限らない。例えば、光拡散部351の形状は、円錐状、角錐状、多角形状等であってもよい。
(5)光拡散部351および第1発光LED309の配設数は、実施例で例示のものに限らず、光拡散部351は、4個以下または6個以上であってもよく、第1発光LED309は、10個以下または11個以上であってもよい。
(6)各第1発光LED309および各光拡散部351を各々円となるように配設する場合は、該第1発光LED309の配列中心と該光拡散部351の配列中心を一致させる必要はなく、光拡散部351が第1発光LED309の照射光による照射範囲内であれは、両配列中心を適宜ずれていてもよい。
(7)各第1発光LED309および各光拡散部351を円となるように配設する場合は、真円に限らず、楕円となるように配設してもよい。
(8)第2可動体202の第1演出体203を照射する第1発光LED309を備えた第1照明基板273および第2演出体204を照射する第2発光LED328を備えた第2照明基板274は、該第2可動体202の内側に配設するようにしてもよい。
(9)照射調整部としての照射口278は、実施例に例示した円形に限らず、光拡散部351の輪郭形状に合わせて、楕円形状や多角形状等としてもよい。また、照射口278の開口サイズは、光拡散部351の大きさに合わせて適宜変更され得る。
(10)実施例では、前枠Cに可動演出装置Mを配設した形態を例示したが、該可動演出装置Mは、中枠Bにおける前枠Cの窓口31から視認可能な位置に配設してもよい。
(11)金属ベース部材80は、実施例に例示した前方へ延出する形態のものに限らず、様々な形態のものが実施可能である。例えば、板状に形成されて前枠Cの前面に沿うよう垂直に配設される形態や、上下方向に延在した状態で前方へ延出するよう前枠Cの前面に配設される形態や、前下がりまたは前上がりに延出する形態であってもよい。また、金属ベース部材80は、前枠Cの後側に固定されて、前枠Cに形成された開口を介して該前枠Cの前側へ延出する形態であってもよい。
(12)実施例では、遊技機としてのパチンコ機を示したが、遊技機はパチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機やスロットマシン等であってもよい。

遊技機については、実施例から以下の技術的思想を把握することができる。
(付記1)
請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技機において、
前記光拡散部(351)は、前記開口(354)から外方へ球面状に膨出した形状に形成され、
前記発光体(309)は、前記光拡散部(351)の内面(351B)に対し斜め方向から照射するよう配設されるよう構成する。
付記1に係る発明によれば、球面状に形成された光拡散部の内面に対して発光体からの照射光が斜め方向から照射されるから、該発光体からの照射光が光拡散部の内面で反射するようなり、該光拡散部の外面に多様な光模様を表示し得る。

270 第1半体(照射調整部),278 照射口(照射調整部)
309 第1発光LED(発光体),341 仕切り部材,342 被覆部材(被覆部)
343 光拡散部材(光拡散部),351 光拡散部(光拡散部位),354 開口
351A 外面,L2 第2軸線(中心線),M 可動演出装置(発光演出装置),R 光模様

Claims (1)

  1. 発光体を発光させて演出を行なう発光演出装置を備えた遊技機において、
    前記発光演出装置は、
    前記発光体の照射方向前側に位置して該発光体の照射範囲を規定する照射調整部を有する照射調整部と
    光拡散模様が設けられたシート材から形成され、前記照射調整部に対して前記照射調整部を通過した光の照射側に配設される光拡散部と
    前記光拡散部の外面を覆うように配設され、該光拡散部を外方へ露出させる開口が形成された被覆部とを備え、
    前記光拡散部は、前記被覆部の口から外方へ膨出する光拡散部が形成され、該光拡散部の内面に対する前記発光体の照射により該光拡散部の外面に所要の光模様が表示されるよう構成され
    前記発光体は、円をなすよう複数配設され、
    前記光拡散部位は、前記円をなすよう配設された発光体の配設中心を通る中心線を中心として円をなすよう複数配設され、
    前記光拡散部位に対する前記発光体の照射位置が、前記中心線を中心として円周方向へ移動するよう構成され、
    前記光拡散部と前記照射調整部との間に、隣接する光拡散部位を仕切る仕切り部材が設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
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