JP5921593B2 - グリッパ方式の電線布設装置 - Google Patents

グリッパ方式の電線布設装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5921593B2
JP5921593B2 JP2014082938A JP2014082938A JP5921593B2 JP 5921593 B2 JP5921593 B2 JP 5921593B2 JP 2014082938 A JP2014082938 A JP 2014082938A JP 2014082938 A JP2014082938 A JP 2014082938A JP 5921593 B2 JP5921593 B2 JP 5921593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripper
electric wire
link
type electric
laying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014082938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015042134A (ja
Inventor
キム、ドンホ
パク、ヒファン
キム、ジョンミン
ソ、ジェウォン
ジョン、ドンヒョン
キム、ドンス
パク、ジュイ
キム、スホ
イム、チャンホ
リ、ドンジュン
Original Assignee
デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド
デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR20130098981A external-priority patent/KR20150022042A/ko
Priority claimed from KR1020130113726A external-priority patent/KR101658946B1/ko
Priority claimed from KR1020130114517A external-priority patent/KR101684607B1/ko
Priority claimed from KR1020130114525A external-priority patent/KR101684609B1/ko
Priority claimed from KR1020130114512A external-priority patent/KR101451949B1/ko
Priority claimed from KR1020130123694A external-priority patent/KR101597568B1/ko
Application filed by デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド, デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド filed Critical デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド
Publication of JP2015042134A publication Critical patent/JP2015042134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5921593B2 publication Critical patent/JP5921593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G1/00Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines
    • H02G1/06Methods or apparatus specially adapted for installing, maintaining, repairing or dismantling electric cables or lines for laying cables, e.g. laying apparatus on vehicle
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/04Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
    • H02G3/0456Ladders or other supports

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

本発明は、電線布設装置に関し、より詳しくは、船舶のケーブルトレーのように、作業者の接近性が劣悪な場所に軽薄短小の構造で設置されるグリッパ方式の電線布設装置に関する。
通常、多芯構造の被覆した電線を布設することは、多数の人員を要する作業であるが、各種の布設自動化装置の導入により、効率性が益々増大している。ところが、船舶及び海洋プラントのように、狭小な空間に設置されるケーブルトレーに対する電線布設作業は、依然として手作業に依存し、多数の人員を必要とし、筋骨格係疾患を誘発しやすいため、作業の効率性が低い実情である。
電線布設装置には、電気・エンジン・空圧式ウインチ類布設機、ローラ・無限軌道・ボール形態のローラとフィーダー、そして、ガイドロープを牽引するためのロボットなどが主に使われている。しかし、これらの装置は、重くて、サイズが大きいため、主に直線型の広い電路に適合である。このため、作業空間が狭小、又は曲線と垂直につながる電路には、適用が困難な実情である。
特に、船舶やプラントの場合、多くの電路に曲線と垂直区間が多く、新たな形態のケーブル布設システムが必要である。このようなシステムに用いられる装置は、小型、軽量、高速、高出力の特性を要する。
これに関連する技術が、下記の特許文献に開示されている。
しかし、下記の特許文献1によると、牽引部を含む全長が長くなるので、狭い空間に設置し難い。また、下記の特許文献2によると、構造が複雑となっているので、信頼性と耐久性に劣る恐れが大きい。
大韓民国登録特許公報 第1205921号(公開日 : 2012. 6. 18.) 大韓民国登録実用新案公報 第0454764号(公開日 : 2011. 7. 25.)
本発明は、上記のような従来の問題点を改善するためになされたものであって、その目的は、作業者の接近性及び姿勢の不良で作業し難い場所に、軽薄短小の構造で設置することで、布設作業の人員を縮小し、工程数を節減することができるグリッパ方式の電線布設装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、ケーブルトレーの垂直区間において、ケーブルが落下しないようにすることである。
前記目的を達成するために、本発明は、複数のトレーが設けられた電路上に電線を布設する装置であって、前記電路に少なくとも1以上設けられ、アクチュエータの往復動で電線の布設力を形成する駆動手段と、前記電線を把持し、前記駆動手段に協働して、布設力を前記電線に伝達する把持手段とを含むことを特徴とする。
前記把持手段は、カー状グリッパ、U字状グリッパ、風船状グリッパのいずれか1つを用いる。
本発明の他の実施例は、電線を設定経路上に移送するように布設力を与える装置であって、
前記電線の前後進方向に運動可能なリンクを有する運動体と、前記リンクと連携して、電線を把持するグリッパを有する把持手段とを含むことを特徴とする。
前記把持手段のグリッパは、線材、ベルト、U字棒、1方向ローラの少なくとも1つを用いる。
前記グリッパが線材の場合、ワイヤーロープ、チェーン、纎維、樹脂の少なくとも1つを用いる。
前記グリッパは、更に、電線の径に対応するように、複数のブロック、螺旋、噛合凹凸の少なくとも1つを備える。
前記把持手段は、更に、グリッパの着脱のためのロック体を備え、前記ロック体は、ポケット、ブラケット、ねじの少なくとも1つを用いる。
前記把持手段のグリッパは、更に、電線の損傷を防止するために、エアホース、ビニル、皮、纎維、ゴムの少なくとも1つからなる被覆材を備える。
本発明の更に他の実施例は、電線を移送して布設する装置であって、ヒンジ軸を有するベースと、前記ベースのヒンジ軸に回動可能に設けられ、前記電線を結束するワイヤーロープを有するリンクとを含むことを特徴とする。
前記リンクのワイヤーロープは、結束長さを調節する多数の球体を備える。
前記リンクは、ワイヤーロープを支持するボールプランジャーを備える。
前記リンクは、ワイヤーロープを支持する固定溝と、ボールポケットとを備える。
前記固定溝とボールポケットは、ワイヤーロープの出入りのために、それぞれ、側方溝を備える。
前記ボールポケットに連通する側方溝は、入口にチャンパ又はラウンドを備える。
前記固定溝とボールポケットは、ワイヤーロープの出入りのために、それぞれ、側方溝とL字溝とを備える。
また、本発明の更に他の実施例は、一定の長さと幅を有する本体と、前記本体の上端と下部の一側に突設した係止部と、前記本体の中間にグリッパが装着される装着部と、前記本体をケーブルトレーに固定する固定手段とを含むことを特徴とする。
前記係止部には、互いに異なる形態のケーブルトレーに安着するように、多段で端鍔が形成されている。
前記装着部には、子グリッパ、ベルトグリッパ、楔状グリッパのいずれか1つが固定される。
前記本体には、前記固定手段の固定位置を可変して固定する長孔が形成され、前記長孔を覆う蓋体が備えられている。
前記固定手段は、前記本体の前記長孔に移動可能に挟み込まれるボルトと、 前記本体の背面において、前記ボルトに締め付けられる取っ手とを含む。
以上のように本発明によると、船舶及び海洋プラントのケーブルトレーのように、作業者の接近性及び姿勢の不良で作業に難い場所に、軽薄短小の構造で設置されることにより、布設作業の人員を縮小し、工程数を節減することができる。
図1は、本発明による布設システムを示す構成図である。 図2は、図1におけるシステムの要部連結状態を示すブロック図である。 図3は、図1における把持手段の様々な例を示す構成図である。 図4は、図1における把持手段の様々な例を示す構成図である。 図5は、図1における把持手段の様々な例を示す構成図である。 図6は、図1における把持手段の設置状態を示す構成図である。 図7は、図1における駆動手段と制御手段を示すブロック図である。 図8は、本発明による布設装置を示す構成図である。 図9は、図8における要部を示す模式図である。 図10は、図4における作動状態を示す模式図である。 図11は、図4における作動状態を示す模式図である。 図12は、本発明による電線布設用グリッパを示す分解斜視図である。 図13は、図12の変形例を平面と縦断面で示す構成図である。 図14は、図12の他の変形例を平面と縦断面で示す構成図である。 図15は、図12〜図14の使用状態を縦断面で示す構成図である。 図16は、本発明による垂直型トレークランプを示す分解斜視図である。 図17は、本発明による垂直型トレークランプを示す分解斜視図である。 図18は、本発明による垂直型トレークランプを示す分解斜視図である。 図19は、図16に適用されるグリッパを示す構成図である。 図20は、図16に適用されるグリッパを示す構成図である。 図21は、図16に適用されるグリッパを示す構成図である。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の実施例を詳しく説明する。
図1は、複数のトレー110、120、130を有した電路上に、電線150を布設するシステムを示している。電路は、水平トレー110と、 垂直トレー120と、角トレー130とを含む。船舶とプラントにおいて電路は、狭小、又は多数の直線と曲線を含む長い長さに形成される。曲線の電路は、角トレー130を始めた多数の地点に構成される。
前記電路上には、把持手段300が配置される。把持手段300は、後述する駆動手段400の往復動に際して、把持と把持解除を自動に行う。把持手段300は、狭小な電路への設置を容易にする。また、従来のウインチ類布設機において、主に直線電路に太い電力線を布設する場合に用いられる。非常に長い電路にケーブルを設置する場合は、ケーブルと電路の摩擦を低減する目的に、主にローラなどを共に用いるが、それでも、電線150に非常に大きい張力がかかるので、電線150が損傷する可能性が高い。
特に、曲線電路と直線電路が混合した場合は、曲線電路の自体にも非常に大きい力が作用するようになるので、破損の危険が高く、また、曲線電路が混合した場合には、ウインチの使用に限界がある。
前記把持手段300は、カー状グリッパ331、U字状グリッパ333、風船状グリッパ335から選ばれる組み合わせを用いる。カー型グリッパ331は、アームの回動で、電線150の移動を断続し、U字形グリッパ333は、U字形バンドの昇下降で、電線150の移動を断続し、また、風船型グリッパ335は、空圧でバンドの膨脹と収縮を誘発して、電線150の移動を断続する。カー型グリッパ331、U字形グリッパ333、そして風船型グリッパ335は、小型化が可能であり、狭小なトレー110、120、130への設置が容易である。
一方、図6のように、小型のカー型グリッパ331、U字形グリッパ333、風船型グリッパ335は、それぞれのクランプ227を用いて、トレー110、120、130の上面や底面にいずれも緊密に支持されるように設置することができる。
また、アクチュエータの往復動により電線150を引き寄せる駆動手段400が、前記電路の多数の地点に、把持手段300と協働するように配置される。把持手段300は、トレー110、120、130の中間に配置される構造であるため、電線150に加えられる張力が大きくなく、駆動手段400の小型化が可能である。電線150の張力が大きい場合においては、従来のウインチ、プーラー、フィーダーなどの装置と、駆動手段400とを協働することも可能である。
前記駆動手段400は、スイッチ410、調節バルブ412、タイムディレイバルブ415により、アクチュエータ間の作動タイミングを調節する。駆動手段400は、空圧式の往復動アクチュエータが適切であるが、油圧シリンダ、電気式、エンジン式などを用いることもできる。このようなアクチュエータの作動は、図7のようなスイッチ410、調節バルブ412、タイムディレイバルブ415を有した構成により行われる。スイッチ410は、作業者が手動で操作するレバーを用い、調節バルブ412は、開始、停止、リセットなどの機能を行い、タイムディレイバルブ415は、把持手段300と駆動手段400とからなる装備間の開始と停止の時点に差を設定する。また、図7のような空圧式回路に、電気式回路を併用することも可能である。
また、制御手段500は、前記把持手段300と駆動手段400とを、ユニットコントローラ510と中央コントローラ520とに分散して制御する。ユニットコントローラ510は、トレー110、120、130の設定領域に設置され、中央コントローラ520は、操作が容易な位置で、複数のユニットコントローラ510と連結される。 ユニットコントローラ510と中央コントローラ520との間には、無線操作機530を介在することもできる。
図8は、電線150を設定経路上に、布設力を与えて布設する装置を示す。船舶の場合、電線150を支持するケーブルトレー100は、幅が狭く、複雑で、高い位置で、水平、垂直、曲線状に配置される。本発明の電線布設装置160は、設置環境が劣悪な船舶及び海洋プラントのケーブルトレー100を対象としているが、これに限られない。
本発明の電線布設装置160は、主要構成として、運動体210と、把持手段300と、駆動手段400とを有する。 以下では、このような主要構成を中心に説明し、これに関する詳細構成を加える。
本発明による運動体210は、前記電線150の前後進方向に運動可能なリンク220を有する。運動体210は、ケーブルトレー100に固定するためのフレームを基盤とし、フレーム上にリンク220を前後進運動可能に収容する。‘前後進’運動とは、電線150が布設される方向であるので、ケーブルトレー100の経路である水平、垂直、曲線方向を全て含む意味である。リンク220の前後進運動は、直線運動に限られず、回動を含む。
前記運動体210におけるリンク220は、1方向運動時にのみ、電線150と共に移動する。従って、前記リンク220は、前進運動時に、摩擦力の作用により電線と共に移動することができ、後進運動時、電線とは別に後進することができる。このような1方向(one-way)布設力は、後述するように、簡単な機構的メカニズムによって行われるので、全般的な構成を単純化する。
ここで、前記運動体210とリンク220との連結のためのヒンジ軸223は、分割ピン、スナップリング、ねじ、キーの少なくとも1つを介在して、分離可能に設けられる。そして、 前記運動体210とリンク220は、前後進運動範囲を制限するため、ストッパ225を介在する。
また、把持手段300は、前記リンク220と連携して、電線150を把持するグリッパ310を有する。グリッパ310は、前述したリンク220と共に、電線150に対する布設力を断続する。通常、1つのリンク220に1つのグリッパ310を適用しているが、複数のグリッパ310を適用することもできる。
前記把持手段300のグリッパ310は、線材、ベルト、U字棒、1方向ローラの少なくとも1つを用いる。線材は、柔軟に折曲可能であり、電線150の着脱(ロード・アンロード)側面で有利である。ベルトは、線材のような柔軟性を有し、相対的に広い幅を持ち、場合によって、内面に凹凸を含むことができる。U字棒は、電線150の着脱には不都合であるが、高強度で耐久性を向上することができる。また、1方向ローラは、ローラと1方向クラッチとが結合した構造であって、軽薄短小の側面で不利であるが、後進時に摩擦力を最小化することができる。グリッパ310の線材、ベルト、U字棒、1方向ローラは、単独又は併合して用いることができる。
ここで、前記グリッパ310が線材の場合、ワイヤーロープ、チェーン、纎維、樹脂の少なくとも1つを用いることができる。ワイヤーロープは、鋼材が望ましいが、纎維や樹脂でもよい。チェーンは、軽薄短小においては不利であるが、切断時に部分入替が容易である。纎維と樹脂は、高強度を有する単芯又は同軸状として用いることができる。
一方、前記グリッパ310は、更に、電線150の径に対応するように、複数のブロック、螺旋、噛合凹凸の少なくとも1つを備えるのが望ましい。グリッパ310に、長さ調節のための構成を加える場合、電線150の径が変わっても、そのままの使用が可能である。ブロックは、金属材で形成された球体、多面体、円錐体などを用いることが望ましいが、標準品であるナットを少なくとも部分的に入れ替えることもできる。いずれの場合でも、ブロックは、線材の一定区間に結合して、所望する地点で隙間を開けて、リンク220に結合する。その他に、一部の領域を螺旋で結合するか、凹凸を噛合して、一側にねじで加圧する方式で、グリッパ310の長さを調節することもできる。
更に、前記把持手段300は、グリッパ310の着脱のためのロック体315を備え、ロック体315は、ポケット、ブラケット、ねじの少なくとも1つを用いる。グリッパ310の一端は、リンク220に強固に固定され、他端は、ロック体315に解体可能に固定される。グリッパ310に線材を用い、線材に複数のブロックが結合された場合、リンク220にはブロックと噛合可能なポケットを形成する。これと同様に、グリッパ310及びその長さ調節方式により、ロック体315として、ブラケットやねじを用いることができる。
前記把持手段300のグリッパ310は、更に、電線150の損傷を防止するため、エアホース、ビニル、皮、纎維、ゴムの少なくとも1つからなる被覆材313を備える。リンク220に結合されたグリッパ310の加圧力が電線150に作用すると、高荷重によって電線150の被覆が損傷する恐れが大きい。これを防止するため、グリッパ310の外面に摩擦系数が高く、且つ、耐磨耗性を有した被覆材313を加える。被覆材313は、樹脂材であるエアホース、ビニル、皮、纎維、ゴムの少なくとも1つを用いる。また、電線150損傷の虞がない場合、被覆材313を使用しなくても良い。
また、本発明による駆動手段400は、前記リンク220とグリッパ310の運動を誘発して、電線150に布設力を与える。運動体210上におけるリンク220とグリッパ310の前後進運動は、駆動手段400によって行われる。前述したように、駆動手段400の1方向運動時にのみ、電線150に布設力が作用する。
本発明の制御手段500は、油空圧方式と電気方式により、回路の構成が異に適用される。
作動において、図10は、リンク220が前進しながら、グリッパ310と共に後方に傾斜して、滑り摩擦力を最大にして、電線150に布設力を適用する状態であり、図11は、リンク220が後進しながら、グリッパ310と共に前方に傾斜して、滑り摩擦力が失われ、電線150はそのまま位置する。リンク220の前方傾斜と後方傾斜は、前述したストッパ225の角度制限によって生じられる。そして、運動体210と把持手段300の設置方向によって、前後進時の布設力の適用方向も変わることができる。
図12は、電線150を布設する装置、特に、グリッパ方式の装置を示している。グリッパ方式の装置を用いると、船舶のケーブルトレーのような狭小空間の電路に、電線150を容易に布設することができる。電線150は、大径で且つ重い太線類を対象とするが、これに限られない。
以下の説明において、“前方”、“前面”、“前進”、“後方”、“後面”、“後進”は、電線が引き寄せられて移動する方向を基準とする。
本発明には、ヒンジ軸223を有するベース211が備えられる。ベース211は、後述するリンク220を支持するものであって、アクチュエータ(図示せず)にボルトで固定される。 ベース211にリンク220を結束するためのヒンジ軸223は、スナップピンを用いて分離容易な構造で設けられる。
また、電線150を結束するため、ワイヤーロープ320を有したリンク220が、前記ベース211のヒンジ軸223に回動可能に設けられる。リンク220は、上側が開放した半円状構造であり、下側において、ベース211のヒンジ軸223に結合される。ワイヤーロープ320は、鋼材や纎維材を用い、電線150と摩擦力の増大のため、一定の区間に被覆を備える。
前記ベース211は、リンク220の運動範囲を制限するストッパ225を備える。ストッパ225は、ベース211において、リンク220と近接する部分に溝や突起状で形成される。ストッパ225は、電線布設の過程において、リンク220が垂直線を中心に、前後一定の角度内で回動するように誘導する。
前記リンク220のワイヤーロープ320は、結束長さを調節する複数の球体321を備える。球体321は、ワイヤーロープ320の一定区間に多少の隙間をもって連結される。球体321の隙間は、リンク220の一側の切開部に挿入して結束するためのものである。球体321の径は、電線150の太さ変化に対応して、ワイヤーロープ320の結束長さ(径)を決める。
前記リンク220は、ワイヤーロープ320を支持するボールプランジャー323を備える。ボールプランジャー323は、リンク220の溝に収容されるボールとバネから構成され、ボールに作用する弾性力で、ワイヤーロープ320の一時離脱を拘束する。また、ボールプランジャー323のボールは、全体として球体である必要はなく、一部に半球体を有するように形成してもよい。
更に、前記リンク220は、電線150に対する1方向の滑り抵抗力を作用する摩擦シュー325を備える。摩擦シュー325は、リンク220の一面に結合されて、電線150の被覆に摩擦抵抗力を作用することができる。
図13は、図12の変形例であって、電線布設用グリッパの電線着脱のための噛合機構について示している。グリッパ方式の電線布設装置は、軽薄短小の構造で具現可能であるので、船舶のケーブルトレーでのように、幅が狭く、且つ高くて深い位置で、水平、垂直、曲線状に配置される場合に適合である。グリッパは、電線の移動方向に前後進運動を行いながら、1方向に摩擦力を与えて引き寄せる。
本発明によるベース211は、油空圧シリンダ(図示省略)に結合されて前後進運動を行い、電線に対する引き寄せ力を提供する。
また、リンク220が、前記ベース211上に、ヒンジ軸223を介して設けられる。リンク220は、電線の下側を支持するための半円状の断面で形成される。リンク220は、ベース211にヒンジ軸223を介して連結されて、設定した角度範囲で前後方に回動を行う。リンク220は、前進運動で電線を引き寄せる瞬間の後方傾斜角度が、後進運動で電線を滑走する瞬間の前方傾斜角度よりも大きく設定される。
前記リンク220は、ワイヤーロープ320を支持するために、固定溝231と、ボールポケット235とを備える。固定溝231は、ワイヤーロープ320の一端を緊密に支持し、ボールポケット235は、ワイヤーロープ320の他端を着脱自在に支持する。固定溝231の回りに締結溝233を形成し、分割ピン318を結合して、ワイヤーロープ320の一時離脱を防止する。ボールポケット235は、ワイヤーロープ320の球体321中の1つを緊密に収容するため、半球状に形成される。これにより、リンク220が後方に傾斜した状態で前進する間、ワイヤーロープ320が、ボールポケット235により緊密な結合状態を維持している。
前記固定溝231とボールポケット235は、ワイヤーロープ320の出入りのために、それぞれの側方溝232を備える。側方溝232は、前後方と直交する方向に形成され、ワイヤーロープ320を通過させる溝である。リンク220の一側において、固定溝231と側方溝232が連通し、他側において、ボールポケット235と側方溝232が連通する。ワイヤーロープ320が側方溝232を介して、ボールポケット235に逹するので、装着が迅速である。但し、ワイヤーロープ320が弾性力によって開けながら離脱する恐れがあるので、前述した締結溝233と分割ピンを備えることもできる。
前記ボールポケット235に連通した側方溝232は、入口にチャンパ又はラウンドを設ける。これは、リンク220にワイヤーロープ320を装着するとき、球体321がチャンパやラウンドを介して、速かに進入するようにする。チャンパやラウンドは、球体321が通過する間、接触する部分に全て形成される。また、リンク220の上面に球体321が安着するように、チャンパ238を形成することが望ましい。
使用において、ワイヤーロープ320の他端を解体した状態で、電線をリンク220に上置し、ワイヤーロープ320の他端で球体321の隙間を開けて、リンク220の他端の側方溝232に挟み込むと、下側の球体321が下端のボールポケット235に、上側の球体321がチャンパ238に安着される。以後、ベース211を作動して、リンク220の前後進運動を誘発すると、ワイヤーロープ320、リンク220、摩擦シュー325の連携によって、電線を1方向に引き寄せて布設する。
図14は、図12及び図13の他の変形例であって、リンク220と、固定溝231と、ボールポケット235とを含む主要構成において、同一性の範疇にある。
前記固定溝231とボールポケット235は、ワイヤーロープ320の出入りのために、それぞれ、側方溝232と、L字溝236とを備える。側方溝232は、前後方と直交する方向に形成され、ワイヤーロープ320を通過させる溝である。L字溝236は、前後方と側方との2方向に曲げられた通路を有する。リンク220の一側において、固定溝231と側方溝232が連通し、他側において、ボールポケット235とL字溝236が連通する。ワイヤーロープ320が、L字溝236を介してボールポケット235に達するので、装着後、緊密な結合状態が維持される。即ち、L字溝236がワイヤーロープ320の弾性力による開けを拘束するので、分割ピン318を必要としない。
ここで、前記L字溝236は、交差する通路の角度が70〜110゜の範囲で維持される。L字溝236の前後方通路と側方通路は、直角を維持するように交差することがよいが、設定範囲内の鋭角又は鈍角で交差することもできる。交差角が適正値以下になると、ワイヤーロープ320の装着が容易でなく、適正値以上になると、ワイヤーロープ320の一時離脱の虞が大きくなる。
図16乃至図18によると、トレークランプ180は、一定の長さと幅を有する本体200と、前記本体200の上端と下部の一側に突出形成されたクランプ227と、前記本体200の中間にグリッパが装着される装着部218と、前記本体200をケーブルトレーに固定する固定手段250とを含む。
トレークランプ180の本体200は、一定の長さと幅を有する長方形に構成されている。本体200の長さは、ケーブルトレーの間隔よりも長く形成される。
また、本体200の上端と下端にはそれぞれ、補助具480が回転可能に固定される。このような補助具480は、ケーブルトレーが傾斜又は曲がった部位で電線を布設するに際して、電線をより緩く曲げて電線を保護することは勿論、曲げられた区間で電線の移動をよりスムーズにする。
本体200には、上部と下部にそれぞれ、固定手段250が装着される長孔213が形成される。長孔213は、固定手段250の位置を可変させ、ケーブルトレーに安着することにおいて、固定手段250の装着を容易にする。また、長孔213には、固定手段250を外部に露出しないようにする蓋体214が設けられる。
また、本体200には、長さ方向の左右両側に、複数の固定孔215が形成される。これらの固定孔215には、一定の長さを有する補強材216が固定される。
即ち、補強材216は、本体200の強度を補強することにより、電線布設作業による本体200の変形や損傷を防止することになる。
このような本体200には、ケーブルトレーに安着するように、クランプ227が突設される。クランプ227は、本体200の上端と下部に形成され、本体200の両側面から一定の長さで突設される。
また、クランプ227には、ケーブルトレーの形状やサイズに関係なく安着するように、複数の端鍔228が形成される。端鍔228は、クランプ227の端から本体200に向けてステップ状に形成される。
本体200には、装着部218が形成される。装着部218は、本体200の中間位置にグリッパ(図示せず)を安定して装着するようにする。即ち、装着部218は、本体200にグリッパが装着するように、一定の間隔で複数の孔を形成する。
一方、グリッパは、子グリッパ351を用い、ベルトグリッパ、楔状グリッパを用いることができ、電線を安全に保持するものであれば、他の形態のグリッパを用いることもできる。
また、本体200には、固定手段250が装着される。固定手段250は、一定の長さを有するボルト251と、ボルト251に締め付けられる取っ手252とを含む。
ボルト251は、本体200に設けられている長孔213に移動可能に挟み込まれ、取っ手252は、ボルト251に締め付けられる。ボルト251は、長孔213に沿って移動可能に挟み込まれるように、長孔213の幅よりも短い直径に形成される。
また、取っ手252は、ケーブルトレーの背面において、ボルト251に締め付けられ、締付けを容易にするため、その形状をT字状に形成する。
次に、本発明の望ましい実施例による垂直グリップ型トレークランプの結合関係について詳述する。
図16及び図17に示しているように、本発明の垂直グリップ型トレークランプは、略‘コ’字状に本体200を形成する。このような本体200には、上端と下端にそれぞれ、補助具480を回転可能に固定する。補助具480は、補助具480よりも長い固定ピン(図示せず)などによって固定することになる。
また、本体200には、上部と下部にそれぞれ、一定の長さを有する長孔213を形成する。 このような長孔213には、固定手段250のボルト251が上下に移動可能に挟み込まれる。長孔213には、ボルト251が外部に露出しないようにする蓋体214を設ける。
本体200には、長さ方向に沿って、左右両側に複数の固定孔215が形成される。このような固定孔215には、一定の長さを有する補強材216を固定する。すなわち、補強材216は、固定孔215に固定した状態を維持するか、溶接などによって、本体200に一体に固定することもできる。
また、本体200には、複数の孔が一定の間隔で形成された装着部218が設けられる。複数の孔からなる装着部218には、子グリッパ351が装着することになり、図19乃至図21に示しているように、ベルトグリッパ352、楔状グリッパ353のいずれか1つが安定して装着される。
本体200の長孔213には、固定手段250を固定する。固定手段250であるボルト251は、長孔213に移動可能に挟み込まれ、また、取っ手252は、ボルト251に締め付けられる。
また、本体200の側面には、上端と下部の一側に突出するクランプ227を形成する。このようなクランプ227は、1つのプレートに形成され、本体200に溶接などによって固定される。
本発明の望ましい実施例による垂直グリップ型トレークランプの固定方法は、グリッパ装着部にグリッパが固定したクランプ本体の係止部を、ケーブルトレーに安着させるステップと、前記ケーブルトレーの背面において、取っ手をボルトに締結固定するステップとを含む。
図示しているように、本発明のトレークランプ180は、垂直に固定されているケーブルトレーに一定の高さ間隔で設けられる。即ち、ケーブルトレー(図示せず)の全体的な形状は、梯子のような形状で形成されており、一定の高さ間隔で複数のケーブルトレー100が水平に固定されている。
このようなケーブルトレー100には、トレークランプ180が装着することになるが、本体200の装着部218にグリッパを、ボルトとナットなどの固定手段を用いて固定することになる。図19乃至図21に示しているように、装着部218には、子グリッパ351、ベルトグリッパ352、楔状グリッパ353のいずれか1つが固定される。
また、本体200の長孔213には、固定手段250であるボルト251を上下に移動可能に挟み込んだ後、離脱しないように、蓋体214を挟んで固定することになる。ここで、ボルト251に締め付けられる取っ手252は、分離した状態でなければならない。
また、本体200には、固定孔215に補強材216を挟んで固定するか、溶接によって一体に固定する。更に、本体200の上端と下端にはそれぞれ、回転可能な補助具480が固定される。このような補助具480は、垂直区間から水平区間に方向が変わる部位に隣接したトレークランプに、必須的に固定される。
一方、垂直区間に設けられるトレークランプには、補助具480を固定しないこともできる。
このように、グリッパ351、352、353、及び固定手段250が固定したトレークランプ180は、クランプ227をケーブルトレー100の上側からケーブルトレー100の背面に向けて移動させた後、下降させる。
このように、トレークランプ180を下降させることにより、クランプ227は、ケーブルトレー100に安着され、上端と下部にあるクランプ227はそれぞれ、ケーブルトレー100に挟み込まれた状態で安着される。
また、固定手段250は、ケーブルトレー100に一定の間隔で設けられているスロット105に、ボルト251を一致させて挟むことになる。このようなボルト251は、長孔213に、上下に移動可能に挟み込まれているので、上下に移動させて、スロット105に容易に挟むことができるようになる。
即ち、ケーブルトレー100は、金属材質からなるケーブルトレー、又はFPR材質からなるケーブルトレーなどによって、そのサイズ及び形状が異なるだけでなく、スロット105の位置も異に形成されている。
それで、作業者は、ボルト251を上下に移動させて、スロット105に一致して挟むことができるようになる。
このように、ボルト251がスロット105に挟まれた状態で、ケーブルトレー100の背面において、取っ手252をボルト251で締め付けることにより、トレークランプ180の装着が完了する。
このように、トレークランプ180の装着が完了すると、グリッパ351、352、353には、布設しようとする電線150が挿入される。
次に、図19乃至図21を参照して、本発明の望ましい実施例による垂直グリップ型トレークランプが、ケーブルトレーに布設される状態を簡略に説明する。
本発明のトレークランプ180が、ケーブルトレー100に一定の高さ間隔で設置された状態で、電線150を挿入させる。また、ケーブルトレー100には、トレークランプ180の間に電線150を引き寄せるケーブル布設ロボット(図示せず)が設置される。
即ち、ケーブル布設ロボットは、電線150を一定の長さで引き寄せてケーブルを布設する。このようなケーブル布設ロボットは、本出願人によって多数出願された‘グリッピング方式の電線布設装置(特許出願番号第10-2013-0114512号参照)'、‘ケーブル布設システム(特許出願番号第10-2013-0098981号参照)' などを用いるので、本発明では、これに関する具体的な説明を省略することにする。
電線150は、ケーブル布設ロボットによって、一定の長さ分上昇することになり、ケーブル布設ロボットの作動中に、電線150の上昇が一時停止された状態を維持することになる。この際、電線150は、装着部218に装着されたグリッパ351、352、353によって、落下が防止される。
図19に示しているように、子グリッパ351は、グリッパ内側に電線150が位置することになり、ケーブル布設ロボットによって、一定の高さ分上昇することになる。
ケーブル布設ロボットは、一定の高さ分、上昇が完了した後、電線150を再び上昇させるため、一時的に停止する際、電線150の重みによって垂れ(落下)現象が発生することになる。
ここで、子グリッパ351は、電線150の垂れ現象により、子グリッパ351が押しのけられ、電線150の垂れを防止することになる。即ち、電線150は、子グリッパ351の内面に密着した状態を維持ことになり、ケーブル布設ロボットが、電線150を上昇することにより、電線150が上昇される。
しかし、電線150が垂れると、子グリッパ351が押しのけられ、電線150をトレークランプ180の方に引き寄せることになる。これにより、電線150は、子グリッパ351により、垂れが防止される。
即ち、子グリッパ351が押しのけられることで、電線150が子グリッパ351に緊密に密着(圧着)して、電線150の垂れが発生しないようになる。
また、ベルトグリッパ352は、略三角状で一定の長さを有するベルトが1方向に回転可能に設けられている。即ち、ベルトグリッパ352は、ワンウェイベアリングなどによって、ベルトが1方向に回転される。ここで、電線150は、複数のベルトが密着している。ベルトは、電線150の上昇時に回転され、電線150が垂れると、電線150に緊密に密着(圧着)した状態を維持することになって、圧着により電線150の垂れを防止することになる。
また、楔状グリッパ353は、ベルトグリッパ352のように、略等角三角状に形成されており、三角形の各辺には、1方向に回転されるローラ又はベアリングなどが、1方向に回転可能に設けられている。
即ち、楔状グリッパ353のローラ又はベアリングなどは、1方向に回転され、通常は、電線150の外面に密着している。これにより、電線150の上昇時には、ローラなどが回転され、電線150の上昇が一時中止された状態で電線150が垂れると、圧着によって電線150の垂れを防止することになる。
本発明は、前記の実施例に限られず、本発明の思想及び範囲を逸脱しない範囲で、様々に修正・変形できることは、当該技術の分野における通常の知識を有する者にとって自明である。従って、そのような変形例又は修正例は、本発明の特許請求の範囲に属すると言える。
110、120、130: ケーブルトレー
210: 運動体
211: ベース
220: リンク
225: ストッパ
235: ボールポケット
236: L字溝
300: 把持手段
310: グリッパ
315: ロック体
320: ワイヤーロープ
321: 球体
400: 駆動手段
500: 制御手段

Claims (11)

  1. 電線を設定経路上に布設力を与える布設装置であって、
    前記電線の前後進方向に運動可能なリンクを有する運動体と、
    前記リンクと連携して、電線を把持するグリッパを有する把持手段と、
    前記リンクとグリッパの運動を誘発して電線に布設力を与える駆動手段とを含み、
    前記グリッパが線材を有し、該線材として、ワイヤーロープ、チェーン、纎維、樹脂の少なくとも1つが用いられていることを特徴とするグリッパ方式の電線布設装置。
  2. 前記グリッパは、更に、電線の径に対応するように、複数のブロック、螺旋、噛合凹凸の少なくとも1つを備えることを特徴とする請求項1に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  3. 前記把持手段は、更に、グリッパの着脱のためのロック体を備え、前記ロック体は、ポケット、ブラケット、ねじの少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  4. 前記把持手段のグリッパは、更に、電線の損傷を防止するために、エアホース、ビニル、皮、纎維、ゴムの少なくとも1つからなる被覆材を備えることを特徴とする請求項1に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  5. 前記グリッパは、
    ヒンジ軸を有するベースと、
    前記ヒンジ軸により連結されるリンクと、
    球体により前記リンクに分離可能に結合されるワイヤーロープとを含み、
    前記球体による前記リンクとワイヤーロープの結合と分離により、電線の把持と解体が行われることを特徴とする請求項1に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  6. 前記リンクのワイヤーロープは、結束長さを調節する多数の球体を備えることを特徴とする請求項5に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  7. 前記リンクは、ワイヤーロープを支持するボールプランジャーを備えることを特徴とする請求項5に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  8. 前記リンクは、ワイヤーロープを支持する固定溝と、ボールポケットとを備えることを特徴とする請求項5に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  9. 前記固定溝とボールポケットは、ワイヤーロープの出入りのために、それぞれ、側方溝を備えることを特徴とする請求項8に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  10. 前記ボールポケットに連通する側方溝は、入口にチャンパ又はラウンドを備えることを特徴とする請求項9に記載のグリッパ方式の電線布設装置。
  11. 前記固定溝とボールポケットは、ワイヤーロープの出入りのために、それぞれ、側方溝とL字溝とを備えることを特徴とする請求項8に記載のグリッパ方式の電線布設装置。


JP2014082938A 2013-08-21 2014-04-14 グリッパ方式の電線布設装置 Active JP5921593B2 (ja)

Applications Claiming Priority (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2013-0098981 2013-08-21
KR20130098981A KR20150022042A (ko) 2013-08-21 2013-08-21 케이블 포설 시스템
KR1020130113726A KR101658946B1 (ko) 2013-09-25 2013-09-25 와이어 로프를 이용한 전선포설 장치
KR10-2013-0113726 2013-09-25
KR10-2013-0114517 2013-09-26
KR10-2013-0114525 2013-09-26
KR1020130114517A KR101684607B1 (ko) 2013-09-26 2013-09-26 전선포설용 그리퍼
KR1020130114525A KR101684609B1 (ko) 2013-09-26 2013-09-26 전선포설용 그리퍼
KR10-2013-0114512 2013-09-26
KR1020130114512A KR101451949B1 (ko) 2013-09-26 2013-09-26 그리핑 방식의 전선포설 장치
KR10-2013-0123694 2013-10-17
KR1020130123694A KR101597568B1 (ko) 2013-10-17 2013-10-17 수직 그립형 트레이 클램프 및 그 고정방법

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016032684A Division JP2016146742A (ja) 2013-08-21 2016-02-24 グリッパ方式の電線布設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015042134A JP2015042134A (ja) 2015-03-02
JP5921593B2 true JP5921593B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=52483790

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014082938A Active JP5921593B2 (ja) 2013-08-21 2014-04-14 グリッパ方式の電線布設装置
JP2016032684A Pending JP2016146742A (ja) 2013-08-21 2016-02-24 グリッパ方式の電線布設装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016032684A Pending JP2016146742A (ja) 2013-08-21 2016-02-24 グリッパ方式の電線布設装置

Country Status (4)

Country Link
JP (2) JP5921593B2 (ja)
CN (1) CN104426091B (ja)
SG (1) SG11201600797RA (ja)
WO (1) WO2015026037A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9617796B2 (en) * 2013-10-04 2017-04-11 Electro Mechanical Industries, Inc. Cable management system
CN105173881B (zh) * 2015-07-24 2018-03-20 博锋智能科技(大连)有限公司 电缆自动传输系统
CN108190499B (zh) * 2018-01-24 2024-03-19 广东顺力智能物流装备股份有限公司 搬运装置
CN114759500B (zh) * 2022-03-28 2023-09-26 安徽春辉仪表线缆集团有限公司 一种阶梯式电缆桥架
WO2024132179A1 (en) * 2022-12-23 2024-06-27 Rwe Offshore Wind Gmbh A cable securing device for securing a submarine cable

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837718U (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 日立造船株式会社 電線送出装置
JPS61121709A (ja) * 1984-11-17 1986-06-09 東芝プラント建設株式会社 ケ−ブルの延線装置
JPH0215966U (ja) * 1988-03-01 1990-02-01
JPH04347508A (ja) * 1991-05-24 1992-12-02 Toshiba Eng & Constr Co Ltd 延線機
JPH04368409A (ja) * 1991-06-13 1992-12-21 Toshiba Eng & Constr Co Ltd 延線機
JPH0522819A (ja) * 1991-07-05 1993-01-29 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd ケーブル延線機
JP2993309B2 (ja) * 1993-02-03 1999-12-20 日立プラント建設株式会社 ケーブル延線機
JP3476128B2 (ja) * 1999-10-04 2003-12-10 日立プラント建設株式会社 ケーブル延線方法およびケーブル延線装置
JP2002171632A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 R System:Kk 小口径ケーブル布設用コロ及び取付手段
KR200280772Y1 (ko) * 2002-03-30 2002-07-13 서봉룡 케이블 포설기
KR100481133B1 (ko) * 2004-10-05 2005-04-07 윤재흥 케이블 견인장치
EP2070772A4 (en) * 2007-01-31 2011-03-09 Calsonic Kansei Corp HARNESS ATTACH STRUCTURE
JP2007300793A (ja) * 2007-06-22 2007-11-15 Mitsubishi Electric Corp ケーブル布設システム
KR101122272B1 (ko) * 2010-03-23 2012-03-21 삼성중공업 주식회사 케이블 포설용 보조장치
IL213079A (en) * 2011-05-24 2016-05-31 Shay Namdar Device and method of pushing and pulling cables through leading
CN102889430B (zh) * 2012-09-25 2015-05-20 许继集团有限公司 一种电缆固定夹和使用该电缆固定夹的电缆固定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015042134A (ja) 2015-03-02
SG11201600797RA (en) 2016-03-30
CN104426091B (zh) 2017-12-26
CN104426091A (zh) 2015-03-18
JP2016146742A (ja) 2016-08-12
WO2015026037A1 (ko) 2015-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5921593B2 (ja) グリッパ方式の電線布設装置
JP5937133B2 (ja) 電線布設装置
US9021644B2 (en) Method for replacing sloped cables, and temporary hanger for replacing sloped cables
US7503606B2 (en) Lifting assembly
KR102162545B1 (ko) 간접활선 작업이 가능한 장선기용 예각 가이드 구동형 전선 클립 및 이를 이용한 전선 고정공법
CN109732313B (zh) 一种钛钉装配设备、系统及方法
KR101451949B1 (ko) 그리핑 방식의 전선포설 장치
CN107445783A (zh) 雷管自动装配生产线
KR102076579B1 (ko) 파이프용 와이어 권취장치
KR101664802B1 (ko) 세선 그리퍼를 이용한 전선포설장치
JP5515443B2 (ja) 保管庫
US20070181863A1 (en) Lifting Device with Release Mechanism that Moves with Lifted Object
CN110809808A (zh) 用于制造电缆线束的方法和设备
KR102549108B1 (ko) 간접활선용 개폐조작그립 가이드 기능을 갖는 관절 슬라이딩 레버 링크형 전선클립 및 이를 이용한 전선 고정방법
BR112015020891B1 (pt) Conjunto de dispositivos para formar olhais em laços de cabo de aço e método para formar olhais em laços de cabo de aço
KR101187491B1 (ko) 케이블 레이드 제조장치
CN115366147A (zh) 一种仿生锻炼用机械手
KR102227886B1 (ko) 케이블 포설장치 및 그 제어방법
KR101707406B1 (ko) 견인식 다중케이블 포설기구
KR20160001635U (ko) 전선포설용 너클형 그리퍼 기구
US20070063173A1 (en) Ergonomic hoist and method
KR101660646B1 (ko) 선박 제작용 곡면 철판부재 이송장치
JP2019034371A (ja) パレタイザハンド
CN211254974U (zh) 一种滑动伸缩式吊具
KR20150022123A (ko) 자동 전선 포설용 그리퍼 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5921593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250