JP5903991B2 - ケース部材及び密閉ケースの製造方法 - Google Patents
ケース部材及び密閉ケースの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5903991B2 JP5903991B2 JP2012082371A JP2012082371A JP5903991B2 JP 5903991 B2 JP5903991 B2 JP 5903991B2 JP 2012082371 A JP2012082371 A JP 2012082371A JP 2012082371 A JP2012082371 A JP 2012082371A JP 5903991 B2 JP5903991 B2 JP 5903991B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case member
- resistance heating
- groove
- case
- power receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
また、当該環状溝の開口方向に突出する環状壁によって、その各抵抗発熱体への通電により発生した溶融体が、溝部からケース内に漏出することを抑制することができる。その結果、例えば、その発生したバリがケース内の減速機に噛み込む等、そのケース内の収容体に悪影響を与える事態が発生することを未然に防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、前記枝溝又は該枝溝に嵌合する前記嵌合突部の枝嵌合部の少なくとも何れか一方には、前記枝溝内に束ねられた状態で配置される前記各受電部の延伸方向に沿って該各受電部間に形成される隙間に対応する突部が形成されること、を要旨とする。
上記構成によれば、各受電部間の隙間についても、より多くの溶融体を発生させることができる。その結果、より良好な溶着状態を確保することができる。
上記構成によれば、各折曲部間の隙間についても、より多くの溶融体を発生させることができる。その結果、より良好な溶着状態を確保することができる。
即ち、束ねられた各受電部間には、互いに添い合うように配置された場合であっても、その断面形状に基づいて、当該各受電部の延伸方向に沿った隙間が形成される。そして、各受電部は、ケース外部の給電設備に対する直接的な接触部分であることから、その近傍に未溶着部が形成されることで、ケースの密閉性が低下する可能性がある。しかしながら、上記構成によれば、これら各受電部間の隙間についても、より多くの溶融体を発生させることができる。その結果、良好な溶着状態を確保することができる。
上記構成によれば、各受電部間の隙間についても、より多くの溶融体を発生させることができる。その結果、より良好な溶着状態を確保することができる。
請求項11に記載の発明は、両端に設定された互いの受電部を束ねて配置することより第1のケース部材と第2のケース部材間の接合部を環状に溶着可能な第1及び第2の抵抗発熱体への通電により前記接合部を溶着してなる密閉ケースの製造方法であって、前記接合部を形成する各ケース部材の少なくとも一方には、前記各受電部を束ねることにより前記第1及び第2の抵抗発熱体間に形成される隙間に対応する位置に突部が設けられており、前記第1ケース部材は、前記各抵抗発熱体が配置される溝部を有し、前記第2のケース部材は、前記溝部に嵌合して該溝部との間に前記抵抗発熱体を挟み込む嵌合突部を有しており、前記溝部は、環状溝と、前記環状溝から分岐する枝溝とを備えてなるとともに、前記各受電部は、前記枝溝内に配置され、前記第1及び第2のケース部材は、前記環状溝の外側に、前記各抵抗発熱体への通電により互いに当接する位置決め面を有するとともに、前記第1のケース部材における前記環状溝の内側には、該環状溝の内壁面に連続する壁面を有して開口方向に突出する環状壁が形成されており、前記第1及び第2の抵抗発熱体への通電により、前記第1及び第2の抵抗発熱体間の隙間に配置された前記突部を溶融するとともに、前記第1及び第2のケース部材は、前記位置決め面が前記各抵抗発熱体への通電により互いに当接すること、を要旨とする。
以下、本発明をアクチュエータのケースに具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
次に、本実施形態におけるケースの熱溶着構造について説明する。
図4に示すように、本実施形態では、第1のケース部材11側の周壁部14に形成された溝部17は、周壁部14の周方向に沿って設けられた環状溝41と、この環状溝41から分岐して直線状に延びる枝溝42とを備えてなる。具体的には、枝溝42は、環状溝41の周方向において略反対側に位置する二箇所(位置P1,P2)から、径方向外側に向かって当該環状溝41に対して略直交する方向に延設されている。そして、本実施形態では、第1のケース部材11には、これら各枝溝42内に連通する給電開口部43が設けられている。
具体的には、各枝溝42には、その束ねられた各受電部CA,CBに沿って当該各受電部CA,CB間に形成される隙間X1に対応する位置、即ち各枝溝42の底面44における溝幅方向の中央部分に、当該各枝溝42の延設方向(各受電部CA,CBの延伸方向)に沿って連続的に延びる突条部51aが形成されている。尚、本実施形態では、この突条部51aの断面形状は、略楔形となっている。
即ち、抵抗発熱体20は、通電により発熱し、第1のケース部材11及び第2のケース部材12の接合部(溝部17の底面及び嵌合突部18の突出端面)を溶融する。そして、これにより、その組付方向における各ケース部材11,12間の相対距離が縮まることで、抵抗発熱体20は、見かけ上、沈み込むように、その接触部分に埋没する。
(1)各抵抗発熱体20A,20Bの本体部MA,MBは、第1のケース部材11(の周壁部14)に形成された環状溝41(における対応区間α,β)に配置される。また、各抵抗発熱体20A,20Bの各受電部C(CA,CB)は、互いに添い合うように束ねられた状態で、環状溝41から分岐した各枝溝42内に配置される。そして、各ケース部材11,12には、それぞれ、各受電部C(CA,CB)を束ねることにより各抵抗発熱体20A,20B間に形成される隙間(X1,X2)に対応する位置に突部51(51a,51b),54が形成される。
以下、本発明を具体化した第2の実施形態を図面に従って説明する。尚、第1の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
・上記各実施形態では特に言及しなかったが、上記アクチュエータ1は、例えば、車両前部のグリル開口部内に配置されるグリルシャッタ装置等に用いられる。即ち、上記各実施形態のような密閉ケースの熱溶着構造は、車両用のアクチュエータや制御装置等を収容するケース、特に、高い防水性能が要求される車室外に配置されるものについて適用するとよい。これにより、顕著な効果を得ることができる。そして、その他の用途に適用しても、その高い防水性能を活かすことができることはいうまでもない。
(イ)前記第1のケース部材は、前記第2の環状壁の先端に対向して配置される第2の対向面を有すること、を特徴とする。このような構成とすることで、その迷路構造がより複雑なものとなる。そして、これにより、より効果的に、ケース内への溶融体の漏出を抑えることができる。
Claims (11)
- 両端に設定された互いの受電部を束ねて配置することより第1のケース部材と第2のケース部材間の接合部を環状に溶着可能な第1及び第2の抵抗発熱体への通電により前記接合部が溶着される密閉ケースの部品として用いられるケース部材であって、
前記接合部を形成する各ケース部材の少なくとも一方には、前記各受電部を束ねることにより前記第1及び第2の抵抗発熱体間に形成される隙間に対応する位置に突部が設けられており、
前記第1ケース部材は、前記各抵抗発熱体が配置される溝部を有し、前記第2のケース部材は、前記溝部に嵌合して該溝部との間に前記抵抗発熱体を挟み込む嵌合突部を有しており、
前記溝部は、環状溝と、前記環状溝から分岐する枝溝とを備えてなるとともに、前記各受電部は、前記枝溝内に配置されるものであって、
前記第1及び第2のケース部材は、前記環状溝の外側に、前記各抵抗発熱体への通電により互いに当接することになる位置決め面を有するとともに、
前記第1のケース部材における前記環状溝の内側には、該環状溝の内壁面に連続する壁面を有して開口方向に突出する環状壁が形成されていること、を特徴とするケース部材。 - 請求項1に記載のケース部材において、
前記枝溝又は該枝溝に嵌合する前記嵌合突部の枝嵌合部の少なくとも何れか一方には、前記枝溝内に束ねられた状態で配置される前記各受電部の延伸方向に沿って該各受電部間に形成される隙間に対応する突部が形成されていること、
を特徴とするケース部材。 - 請求項2に記載のケース部材において、
前記各受電部間の隙間に対応する突部は、前記各受電部の延伸方向に沿って連続的に延びる突条部であること、を特徴とするケース部材。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のケース部材において、
前記第1及び第2の抵抗発熱体は、前記各受電部の基端に互いに異なる方向に折り曲げられた折曲部を有して前記溝部内に配置されるものであって、
前記環状溝における前記枝溝の分岐位置には、前記各折曲部間に形成される隙間に対応する突部が形成されていること、を特徴とするケース部材。 - 請求項4に記載のケース部材において、
前記各折曲部間の隙間に対応する突部は、前記環状溝の底面から開口端まで延設されていること、を特徴とするケース部材。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のケース部材において、
前記第2のケース部材は、前記環状壁の先端に対向して配置される対向面を有するとともに、前記対向面には、前記環状壁から離間した内側の位置において該環状壁に沿う方向に突出する第2の環状壁が形成されていること、を特徴とするケース部材。 - 請求項1に記載のケース部材において、
前記突部は、束ねられた前記各受電部の延伸方向に沿って該各受電部間に形成される隙間に対応する位置に設けられていること、を特徴とするケース部材。 - 請求項7に記載のケース部材において、
前記各受電部間の隙間に対応する突部は、前記各受電部の延伸方向に沿って連続的に延びる突条部であること、を特徴とするケース部材。 - 請求項1、請求項7又は請求項8の何れか一項に記載のケース部材において、
前記第1及び第2の抵抗発熱体は、前記各受電部の基端に互いに異なる方向に折り曲げられた折曲部を有して前記接合部に配置されるものであって、
前記突部は、前記各折曲部間に形成される隙間に対応する位置に設けられていること、
を特徴とするケース部材。 - 請求項1〜請求項9の何れか一項に記載のケース部材において、
前記各ケース部材の少なくとも一方には、前記各受電部を介して前記各抵抗発熱体に通電するための給電開口部が形成されているとともに、
前記各抵抗発熱体への通電時、前記各ケース部材の少なくとも一方が、前記受電部における前記給電開口部よりも先端側の部分を支持するようになっていること、
を特徴とするケース部材。 - 両端に設定された互いの受電部を束ねて配置することより第1のケース部材と第2のケース部材間の接合部を環状に溶着可能な第1及び第2の抵抗発熱体への通電により前記接合部を溶着してなる密閉ケースの製造方法であって、
前記接合部を形成する各ケース部材の少なくとも一方には、前記各受電部を束ねることにより前記第1及び第2の抵抗発熱体間に形成される隙間に対応する位置に突部が設けられており、
前記第1ケース部材は、前記各抵抗発熱体が配置される溝部を有し、前記第2のケース部材は、前記溝部に嵌合して該溝部との間に前記抵抗発熱体を挟み込む嵌合突部を有しており、
前記溝部は、環状溝と、前記環状溝から分岐する枝溝とを備えてなるとともに、前記各受電部は、前記枝溝内に配置され、
前記第1及び第2のケース部材は、前記環状溝の外側に、前記各抵抗発熱体への通電により互いに当接する位置決め面を有するとともに、
前記第1のケース部材における前記環状溝の内側には、該環状溝の内壁面に連続する壁面を有して開口方向に突出する環状壁が形成されており、
前記第1及び第2の抵抗発熱体への通電により、前記第1及び第2の抵抗発熱体間の隙間に配置された前記突部を溶融するとともに、
前記第1及び第2のケース部材は、前記位置決め面が前記各抵抗発熱体への通電により互いに当接すること、を特徴とする密閉ケースの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012082371A JP5903991B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | ケース部材及び密閉ケースの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012082371A JP5903991B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | ケース部材及び密閉ケースの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013208883A JP2013208883A (ja) | 2013-10-10 |
| JP5903991B2 true JP5903991B2 (ja) | 2016-04-13 |
Family
ID=49527223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012082371A Active JP5903991B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | ケース部材及び密閉ケースの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP5903991B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6219195B2 (ja) * | 2014-02-25 | 2017-10-25 | 三洋電機株式会社 | 蓋付きケース |
| JP2018076931A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | アイシン精機株式会社 | 支持構造及びこれを備えたアクチュエータ |
| WO2020213053A1 (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-22 | 三菱電機株式会社 | モータの製造方法及びモータ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62267125A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-19 | Stanley Electric Co Ltd | 樹脂製レンズとリフレクタの接合方法 |
| JP3394193B2 (ja) * | 1998-09-01 | 2003-04-07 | ジー・ピー・ダイキョー株式会社 | 熱可塑性樹脂成形品の接合方法 |
| JP3064180U (ja) * | 1999-05-24 | 1999-12-24 | 東北ムネカタ株式会社 | 熱融着用抵抗発熱体 |
| JP2011009510A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Nippon Seiki Co Ltd | ケースの防水構造 |
-
2012
- 2012-03-30 JP JP2012082371A patent/JP5903991B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2013208883A (ja) | 2013-10-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4670942B2 (ja) | 回転電機 | |
| JP6658971B2 (ja) | 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置 | |
| CN111756150B (zh) | 汇流条装置、马达以及汇流条装置的制造方法 | |
| CN107925301B (zh) | 马达 | |
| JP5903991B2 (ja) | ケース部材及び密閉ケースの製造方法 | |
| JP5901847B2 (ja) | 回転電機 | |
| JP5074935B2 (ja) | 振動モータ | |
| CN108448773B (zh) | 汇流条单元以及马达 | |
| KR20180073583A (ko) | 전기 기계용 냉각 하우징 및 냉각 하우징 제조 방법 | |
| JP2010124657A (ja) | 回転電機 | |
| KR20160079101A (ko) | 스테이터 및 스테이터를 구비한 회전 전기 | |
| JP4138804B2 (ja) | コントロールモジュール | |
| US20210092828A1 (en) | Circuit unit, electrical junction box, and production method of circuit unit | |
| JP5775095B2 (ja) | 導電性フィルタエレメント及びフィルタエレメントを有するフィルタ装置 | |
| CN114287095B (zh) | 马达 | |
| JP2010124658A (ja) | 回転電機 | |
| JP6518525B2 (ja) | アクチュエータ | |
| JP5731861B2 (ja) | 給電手段、およびモータユニット | |
| CN204349720U (zh) | 马达及包含该马达的车载装置 | |
| JP5652736B2 (ja) | 端子ボックス | |
| JP2013005705A (ja) | ポンプ用直流電動機 | |
| JP4428640B2 (ja) | ブラシホルダ及びブラシホルダへの半田付け方法 | |
| WO2025187610A1 (ja) | 端子台 | |
| CN219833266U (zh) | 一种换向器结构 | |
| JP2014007781A (ja) | 電動機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150210 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151113 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151201 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160127 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160216 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160229 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5903991 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |