JP5896848B2 - 火災受信機 - Google Patents
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Description
また、従来の火災受信機は、現在表示しているイベントのその前後の何れかに画面に一度も表示されていないイベントが存在することを報知することはなかった。
この結果、従来の火災受信機は、複数の報知すべきイベントが発生した場合において、発生したイベント全てが管理人等の人に確認されていない状況が発生する可能性があるという問題点があった。
図1は、本発明の実施の形態1における火災受信機FAを含む火災報知設備の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、光電式アナログ感知器SE11、熱アナログ感知器SE12、アドレッサブル発信機SE13、地区ベル用中継器B11、及び防排煙制御用中継器D11が信号線SGを介して火災受信機FAに接続されている。信号線SGを介して接続されている各機器が中位階層の機器(端末機器)に相当する。
また、地区ベル用中継器B11には、複数の地区ベルを接続することができ、地区ベルB111、地区ベルB112、地区ベルB113、及び地区ベルB114の各機器が、制御回線を介して接続されている。また、防排煙制御用中継器D11には、複数の防排煙機器を接続することができ、防火戸D111、排煙機D112、シャッタD113、及びたれ壁D114の各機器が、制御回線を介して接続されている。このように、各中継器に接続された各機器が下位階層の機器(被制御機器)に相当する。
このように、火災受信機FAは、信号線SGを介して、階層構造化された機器と接続されており、火災の発生を検知した場合には火災警報するとともに、必要に応じて防火戸等の防排煙機器を作動させる制御(連動制御)をすることで延焼を防ぐことができる。
なお、光電式アナログ感知器SE11、熱アナログ感知器SE12、及びアドレッサブル発信機SE13を総称して火災感知器と称する。また、防火戸D111、排煙機D112、シャッタD113、及びたれ壁D114を総称して防排煙機器と称する。なお、「火災感知器」は、本発明における「感知器」に相当する。
簡単に説明すると、10台の火災感知器が動作して、火災信号が10報発生している場合において、今、第5報目、つまり五番目に発報した火災感知器の情報が表示部23の右側の表示領域に表示されている場合で説明する。前項表示送りスイッチを操作することで、表示部には、4番目に発報した火災感知器の情報が表示され、次項表示送りスイッチを操作することで、表示部には6番目に発報した火災感知器の情報が表示されることになる。
つまり、第1情報とは、複数の火災感知器が発報している状況において、現在表示部に表示されている火災感知器の直前、またはそれより前に発報した火災感知器の情報であり、第2情報とは、現在表示部に表示されている火災感知器の直後またはそれより後に発報した火災感知器の情報のことをいう。
なお、表示部23の左側の表示領域を1報目の固定表示領域とせず、前項表示送りスイッチ31,次項表示送りスイッチ32が操作される度に、表示部23に2つのイベントを順次表示できるようにしてもよい。
続いて報知部の作用について説明する。
前項表示送りスイッチ31は、第1報知部41を備える。第1報知部41は、第1情報に一度も表示されたことがない未表示の情報が存在するときに、未表示の情報が存在する旨を表示する。また、第1報知部41は、前項表示送りスイッチ31により表示部23に全ての未表示の第1情報が表示されたとき、第1情報に未表示の情報が存在せず、全ての第1情報が表示済みである旨を表示する。
次項表示送りスイッチ32は、第2報知部42を備える。第2報知部42は、第2情報に一度も表示されたことがない未表示の情報が存在するときに、未表示の情報が存在する旨を表示する。また、第2報知部42は、次項表示送りスイッチ32により表示部23に全ての未表示の第2情報が表示されたとき、第2情報に未表示の情報が存在せず、全ての第2情報が表示済みである旨を表示する。
表示部23は、2報分を表示できる領域から構成されている。左側の表示領域には、1報目の火災信号を送信した火災感知器が固定表示され、右側の表示領域には、前項表示送りスイッチ31,次項表示送りスイッチ32を操作することで、2報目以降に火災信号を送信した火災感知器を表示される。
図3に示すように、表示部23の右側の表示領域の左右に隣接して、前項表示送りスイッチ31と次項表示送りスイッチ32が設けられる。前項表示送りスイッチ31,次項表示送りスイッチ32は、互いに逆向きの三角形のマークが施されたスイッチであり、この三角形のマーク部分の表示態様を変化させることで、第1報知部41、第2報知部42として機能するように構成されている。
火災信号が10報発生していて、第5報目を表示している状態で、第1情報である第3報目が未表示であり、第2情報である第7報目が未表示であるときに、第1報知部41及び第2報知部42が未表示の情報がある旨を表示する。そして、前項表示送りスイッチ31を2回操作して第3報目を表示したときに全ての第1情報が表示済みである旨を表示する。このとき、第3報目を表示中であるので第3報目の後のイベントである第7報目は、まだ未表示であるため第2報知部42は未表示の情報がある旨を表示する。
なお、第1報知部41および第2報知部42が未表示報知部に相当する。
例えば、現在表示されている感知器の情報の到着順が5番目であり、前項表示送りスイッチ31が操作されたとき、感知器の情報の到着順が4番目のものが抽出され、表示されればよい。また、同様の状態で、次項表示送りスイッチ32が操作されたとき、感知器の情報の到着順が6番目のものが抽出され、表示されればよい。なお、いずれにおいても、感知器の情報が表示されたとき、未表示判定フラグを更新し、表示済みであることが設定されればよい。例えば、未表示判定フラグが1のとき、感知器の情報が未表示であると設定されていると想定する。この場合、例えば、表示済みとなったとき、未表示判定フラグが0に設定されればよい。なお、上記で説明した感知器の情報の管理については一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
ステップS11において、感知器から火災信号を受信しないとき、表示領域101には何もイベントが表示されていない。このとき、感知器から火災信号を受信したとき、ステップS12へ進む。
ステップS12において、表示領域101には、第1報目の火災信号を送信した感知器の情報が火災表示として表示される。このとき、別の感知器から火災信号を受信したとき、ステップS13へ進む。ステップS13において、表示領域101には、第2報目の火災信号を送信した感知器の情報が火災表示として表示される。このとき、第1報目及び第2報目とは異なる感知器から火災信号を受信したとき、ステップS14へ進む。ステップS14において、表示領域101には、第1報目を送信した感知器の情報及び第2報目を送信した感知器の情報が表示されたままであるが、第1報知部41及び第2報知部42が、例えば、赤色点灯(図3においては、斜線塗りつぶしで表現する)し、前項表示送りスイッチ31及び次項表示送りスイッチ32が有効になる。つまり、予め定めた所定数、この場合においては、2以上のイベントが発生し、表示部23に表示しきれないイベントが発生すると、前項表示送りスイッチ31及び次項表示送りスイッチ32が有効となり、未表示イベントがあることを前項表示送りスイッチ31の第1報知部41と、次項表示送りスイッチ32の第2報知部42で赤色点灯表示で報知する。なお、上記においては、赤色点灯表示する一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。
この状態で、前項表示送りスイッチ31及び次項表示送りスイッチ32の両方または何れか一方が操作され、未表示イベントが表示部23に表示されたとき、ステップS15へ進む。
ステップS15において、第1報知部41及び第2報知部42が黒色点灯表示(図3においては、塗りつぶし)されている。つまり、未表示イベントが全て表示領域101にて表示されたとき、第1報知部41及び第2報知部42は、未表示イベントが存在する時とは異なる態様の点灯表示をする。
上記の説明では、ステップ14において、未表示イベントが存在するときに、第1報知部41及び第2報知部42の両方を赤色点灯したが、表示領域101に表示されている感知器の情報の前に未表示イベントが存在するときには、第1報知部41を赤色点灯し、後に未表示イベントが存在するときには第2報知部42を赤色点灯することもできる。このようにすれば、前項表示送りスイッチ31または次項表示送りスイッチ32のどちらを操作すれば良いかわかりやすく、素早く未表示イベントを表示できるため、火災への対応が早く行える。
また、上記の一例では、タッチパネルによる実施例について説明したが、特にこれに限定するものではなく、例えば、押し釦スイッチにより実現されるものであってもよい。また、空間上に差し出した手の動きを撮像する撮像手段を設けておき、撮像手段が備えるモーションキャプチャー機能で手の動きを識別することにより実現されてもよい。また、音声入力手段を設け、音声入力により実現されてもよい。脳波検出手段を設け、脳波の変動により実現されてもよい。要するに、操作手段は特に限定するものではない。
また、上記の一例では、感知器の情報について説明したが、端末機器の動作の情報や火災受信機FAの制御情報や故障情報等についても、イベントが多数発生し表示部23で未表示のイベントが存在するときに同じように報知している。
Claims (3)
- 火災感知器、中継器等の複数の端末機器が接続され、前記端末機器からの火災情報及び故障情報を含むイベント信号を受信したとき、前記イベント信号を受信した順に、該イベント信号を送信した前記端末機器の火災情報及び故障情報を一画面にそれぞれ所定数表示する表示部を備えた火災受信機であって、
前記表示部に表示されている前記端末機器よりも先にイベント信号を送信し、かつ前記表示部には表示されていない端末機器の情報を表示させる前項表示送りスイッチと、
前記表示部に表示されている前記端末機器よりも後にイベント信号を送信し、かつ前記表示部には表示されていない端末機器の情報を表示させる次項表示送りスイッチと、
前記端末機器のイベント情報を管理する制御部と、
前記表示部に一度も表示されない未表示の端末機器の情報があることを報知する未表示報知部と、を備え、
前記表示部は、火災情報又は故障情報が前記所定数以下である場合、火災情報又は故障情報が前記所定数より多く且つ一度も表示されていない情報がある場合、火災情報又は故障情報が前記所定数より多く且つ一度も表示されていない情報がない場合の3つの態様を表示するものである
ことを特徴とする火災受信機。 - 火災感知器、中継器等の複数の端末機器が接続され、前記端末機器からのイベント信号を受信したとき、前記イベント信号を受信した順に、該イベント信号を送信した前記端末機器の情報を所定数表示する表示部を備えた火災受信機であって、
前記表示部に表示されている前記端末機器よりも先にイベント信号を送信し、かつ前記表示部には表示されていない端末機器の情報を表示させる前項表示送りスイッチと、
前記表示部に表示されている前記端末機器よりも後にイベント信号を送信し、かつ前記表示部には表示されていない端末機器の情報を表示させる次項表示送りスイッチと、
前記端末機器のイベント情報を管理する制御部と、
前記表示部に一度も表示されない未表示の端末機器があることを報知する未表示報知部と、を備え、
前記未表示報知部は、第1報知部と第2報知部とを有し、
前記第1報知部は、第1情報である前記表示部に表示されている前記端末機器よりも先にイベント信号を送信し、かつ前記表示部には表示されていない端末機器の情報の中に前記表示部に一度も表示していない端末機器の情報が存在することを報知し、
前記第2報知部は、第2情報である前記表示部に表示されている前記端末機器よりも後にイベント信号を送信し、かつ前記表示部には表示されていない端末機器の情報の中に前記表示部に一度も表示していない端末機器の情報が存在することを報知する
ことを特徴とする火災受信機。 - 前記第1報知部は、
全ての前記第1情報が前記表示部に表示済みであるとき、全ての前記第1情報が表示済みである旨を報知し、
前記第2報知部は、
全ての前記第2情報が前記表示部に表示済みであるとき、全ての前記第2情報が表示済みである旨を報知する
ことを特徴とする請求項2に記載の火災受信機。
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