JP5894063B2 - 映像符号化装置及び映像符号化プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、映像を指定した大きさでタイル状に分割して符号化する映像符号化装置及び映像符号化プログラムに関する。
従来から、高解像度映像を限られたネットワーク帯域において伝送するために、高解像度映像を複数解像度に変換し、変換された複数解像度の映像を指定した大きさにタイル状に分割し、タイル分割された映像を符号化する映像伝送装置が知られている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。この映像伝送装置によれば、伝送レートを上げ過ぎることなく、一定の帯域以内の伝送レートで高解像度パノラマ映像を伝送することができ、また映像品質を最大化でき、ユーザの注視領域の急激な操作に対しても、一定の帯域以内の伝送レートで映像を表示することができる。さらに、注視領域の移動時にユーザが目的とする注視領域の受信を早めることができる。
特開2011−217345号公報
Hideaki Kimata, Daisuke Ochi, Akio Kameda, Hajime Noto, Katsuhiko Fukazawa, and Akira Kojima, "Mobile and Multi-device Interactive Panorama Video Distribution System,"IEEE GCCE 2012, Oct., 2012.
しかしながら、特許文献1に記載の映像伝送装置にあっては、1HD(ハイディフニッション)の高解像度映像を符号化する場合、タイル分割処理に時間を要するという問題がある。また、4K解像度(1HD×4枚)のような高解像度映像を符号化する場合、タイル分割処理にさらなる時間を要してしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、高解像度の映像を高速に符号化することができる映像符号化装置及び映像符号化プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、複数の分配映像として入力した映像を符号化する映像符号化装置であって、入力された複数の前記分配映像のうち、一つの前記分配映像を指定された解像度の映像に変換し、タイル分割するためのタイルサイズが定義されたタイルマップ情報を参照して、解像度を変換した前記映像を前記タイルサイズに分割した分割映像を生成し、前記分割映像の出力先が定義されたエンコーダマップ情報を参照して、前記分割映像を所定の出力先へ出力する処理を複数の前記分配映像について並行して行う複数のタイル分割手段と、前記タイル分割手段から出力した前記分割映像を指定された符号化条件に従って符号化する際に、2つ以上の前記タイル分割手段から出力する前記分割映像が入力された場合には、入力された前記分割映像を結合した後に符号化して出力する処理を複数の前記分割映像について並行して行う複数の映像符号化手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、前記タイルマップ情報は、各タイルが重なることがないように前記タイルサイズが定義されていることを特徴とする。
本発明は、前記タイルマップ情報は、各タイルが横方向または縦方向に所定の量ずれて重なりあうように前記タイルサイズが定義されていることを特徴とする。
本発明は、コンピュータを、前記映像符号化装置として機能させるための映像符号化プログラムである。
本発明によれば、符号化に必要な処理を並行して行うようにしたため、高解像度の映像であっても高速に符号化を行うことができるという効果が得られる。これにより、ライブ映像等のリアルタイム性を必要とする高解像度映像の符号化データの配信に対応することが可能となる。
本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。 分配マップの一例を示す図である。 分配映像対応表の一例を示す図である。 タイルマップ情報の一例を示す図である。 エンコーダマップ情報の一例を示す図である。 エンコーダマップ情報の他の例を示す図である。 タイル分割部が行う複数解像度変換を示す図である。 他のタイルマップ情報の例を示す図である。 他のタイルマップ情報の例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態による映像符号化装置を説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、映像を入力して、符号化を行う映像符号化装置である。符号11は、映像符号化装置1の処理動作を統括して制御する制御部である。符号12は、映像データを出力する映像出力部であり、カメラや映像データが記憶された記憶装置から構成する。符号13−1〜13−Xは、映像出力部12から出力した映像データをキャプチャするX個(Xは自然数)のキャプチャ部である。符号14−1〜14−Yは、キャプチャした映像データをタイルに分割するY個(Yは自然数)のタイル分割部である。符号15−1〜15−Zはタイル分割した映像データを符号化して符号化データを出力するZ個(Zは自然数)の映像符号化部である。制御部11は、X、Y、Zの値を事前に把握している。制御部11は、キャプチャ部13−1〜13−X、タイル分割部14−1〜14−Y、映像符号化部15−1〜15−Zの処理動作を制御する。図1において、制御部11から出力する制御情報を破線の矢印で表し、映像データの流れを実線の矢印で表している。
次に、図1に示す映像符号化装置1の処理動作を説明する。制御部11は、映像出力部12からキャプチャ部13−1〜13−Xに対して出力する映像データの映像全体の大きさ、映像の分配数、分配された各映像の大きさ、解像度の数、各解像度値、解像度に対応した各タイルサイズを事前に把握している。分配数とは、映像全体を切り分ける数であり、映像出力部12から出力される映像ソース(分配映像)の数である。分配映像とは、映像全体を分配数をもとに切り分けた映像である。タイルサイズとは、指定した大きさに映像全体を分割する領域の大きさであり、各々の領域がタイルである。
制御部11は、映像の分配数から分配マップを作成する。さらに、分配映像対応表を作成する。分配マップとは、映像全体を構成する各映像ソースの配置関係を示すものであり、分配映像対応表とは、各分配映像を処理するキャプチャ部13−1〜13−X及びタイル分割部14−1〜14−Yを示すものである。
図2は、分配マップの一例を示す図である。制御部11は、映像の分配数から分配マップを作成する。ここでは、分配数4をもとに映像全体を4つに分配し、分配された4つの映像を分配A、分配B、分配C、分配DとIDを付与した分配マップを作成する。なお、IDの付け方は、任意である。
図3は、分配映像対応表の一例を示す図である。制御部11は、各映像ソース(分配映像)の入力先(キャプチャ部13−1〜13−X)を事前に把握しているため、分配マップ、映像ソース(分配映像)の入力先(キャプチャ部13−1〜13−X)をもとに、分配映像とキャプチャ部13−1〜13−Xとを対応させる。ここでは、分配Aをキャプチャ部13−1、分配Bをキャプチャ部13−2、分配Cをキャプチャ部13−3、分配Dをキャプチャ部13−4に入力する。映像ソース(分配映像)とキャプチャ部13−1〜13−Xは、1対1であるがどのキャプチャ部13に入力してもよい。
そして、キャプチャ部13−1〜13−Xとタイル分割部14−1〜14−Yを1対1とし、順番にキャプチャ部13−1(分配A)はタイル分割部14−1、キャプチャ部13−2(分配B)はタイル分割部14−2、キャプチャ部13−3(分配C)はタイル分割部14−3、キャプチャ部13−4(分配D)はタイル分割部14−4とする。このように分配映像とキャプチャ部13−1〜13−Xとタイル分割部14−1〜14−Yが対応する一覧表を作成する。なお、キャプチャ部13とタイル分割部14が2対1で、キャプチャ部13−1、13−2がタイル分割部14−1であってもよい。キャプチャ部13とタイル分割部14が必ずしも1対1である必要はない。
次に、制御部11は、解像度毎にタイルマップ情報を作成する。タイルマップ情報とは、分配マップが示す各映像ソースの配置関係にタイル分割の様子を重ね合わせて表現したものである。図4は、タイルマップ情報の一例を示す図である。制御部11は、各タイル分割部14−1〜14−Yが担当する映像の大きさ、タイルの大きさを元に分割し、例えば左上からラスタ順に番号を付与し、タイルが分配マップの境界をまたいだ場合は、タイル番号に各分配領域を示す記号等(図4においては英字)を付与し、タイルマップ情報を作成する。そして、解像度映像毎に、タイルマップを作成する。
タイルには、番号等任意のIDを付与し、解像度毎に異なるIDを用いる。各解像度映像と各解像度の符号化条件との対応が付くIDを付与する。例えば、解像度を3段階とした場合、一番上の解像度はタイル1、タイル6、タイル11A、…….、2番目の解像度は2−タイル1、2−タイル6、2−タイル11A、…….、3番目の解像度は3−タイル1、3−タイル6、3−タイル11A、…….のようにする。映像符号化部15−1〜15−Zは、制御部11から受け取った解像毎の符号化条件から、タイルIDがタイルで始まるタイル1、タイル6、タイル11Aは、一番上の解像度の符号化条件、2−タイルで始まる2−タイル1、2−タイル6、2−タイル11Aは、2番目の解像度の符号化条件、3−タイルで始まる3−タイル1、3−タイル6、3−タイル11Aは、3番目の解像度の符号化条件と判断する。ここでは、タイル分割部14−1〜14−Yはキャプチャ部13−1〜13−X(映像分配数)と同じ4台とするが同じである必要はない。
次に、制御部11は、解像度毎にエンコードマップ情報を作成する。エンコードマップ情報とは、タイルマップ情報に各タイルを符号化する映像符号化部15−1〜15−Zの情報を追記したものである。図5は、エンコーダマップ情報の一例を示す図である。ここでは、横方向に、映像符号化部15を割り当てた例であり、映像符号化部15の数は、横タイル数と同じ5台とする。
制御部11は、タイルマップ情報をもとに、映像符号化部15−1を一番左側の縦の列、映像符号化部15−2を右へ1つ隣の縦の列、映像符号化部15−3を真ん中の縦の列、映像符号化部15−4を右へ1つ隣の縦の列、映像符号化部15−5を一番右側の縦の列に対応したエンコーダマップ情報を作成する。ここでは、映像符号化部15−1〜15−5は横タイル数と同じ5台とするが、5台である必要はない。また、各タイル映像は、どの映像符号化部15によって符号化してもよい。
ただし、タイル3A、3Bの様に横にまたがる場合、タイル11A、11Cの様に縦にまたがる場合、タイル13A、13Cと、タイル13B、13Dのように上下左右にまたがる場合は、同じ映像符号化部15にする必要がある。なお、制御部11は、解像度毎に、エンコーダマップ情報を作成する。
図6は、エンコーダマップ情報の他の例を示す図である。図6に示すエンコーダマップ情報は、縦方向に、映像符号化部15を割り当てた例であり、映像符号化部15の数は、縦タイル数と同じ5台とする。制御部11は、タイルマップ情報をもとに、映像符号化部15−1を一番上の横の列、映像符号化部15−2を1つ下の横の列、映像符号化部15−3を真ん中の横の列、映像符号化部15−4を1つ下の横の列、映像符号化部15−5を一番下の横の列に対応したエンコーダマップ情報を作成する。ここでは、映像符号化部15は縦タイル数と同じ5台とするが、5台である必要はない。また、各タイル映像は、どの映像符号化部15で符号化してもよい。
ただし、タイル3A、3Bの様に横にまたがる場合、タイル11A、11Cの様に縦にまたがる場合、タイル13A、13Cと、タイル13B、13Dのように上下左右にまたがる場合は、同じ映像符号化部15にする必要がある。なお、制御部11は、解像度毎に、エンコーダマップ情報を作成する。
次に、制御部11は、映像ソース入力前に以下(1)〜(4)の通知を行う。
(1)各映像符号化部15−1〜15−Zに対して各解像度の符号化条件を通知する。解像度毎の符号化条件は、解像度毎のタイルとの対応づけができる。解像度毎の符号化条件の中に、タイルIDと解像度との対応づけができる記載がある。
(2)各タイル分割部14−1〜14−Yに対して解像度数と各解像度値、各解像度のタイルサイズを通知する。
(3)各キャプチャ部13−1〜13−X、各タイル分割部14−1〜14−Yに対して映像分配マップ、分配映像対応表を通知する。
(4)各タイル分割部14−1〜14−Y、各映像符号化部15−1〜15−Zに対して各解像度のエンコーダマップ情報を通知する。
次に、制御部11は、キャプチャ部13−1〜13−X、タイル分割部14−1〜14−Y、映像符号化部15−1〜15−Zに対して各制御情報を送信後、キャプチャ部13−1〜13−X、タイル分割部14−1〜14−Y、映像符号化部15−1〜15−Zに対して入力開始を通知する。
映像出力部12は、映像ソース(分配映像)とキャプチャ部13−1〜13−Xの対応づけをしておく。そして、入力開始後に映像出力部12から映像ソース(カメラからのライブ映像データや記憶装置に記憶されている映像データ)を各キャプチャ部13−1〜13−Xに対して出力する。キャプチャ部13−1〜13−Xに対して出力する映像は必ずしもライブ映像とは限らない。また、出力はカメラが出力する映像とは限らない。他の媒体から出力する映像データでもよい。事前に記憶装置に録画した映像をキャプチャ部13−1〜13−Xへ出力してもよい。
次に、キャプチャ部13−1〜13−Xは、映像出力部12から分配映像を受け取り、制御部11から受け取った映像分配マップ、分配映像対応表をもとに対応するタイル分割部14−1〜14−Yへこの映像データを送る。
タイル分割部14−1〜14−Yは、制御部11から受け取った解像度数と各解像度値をもとに、解像度変換を行う。図7は、タイル分割部14−1〜14−Yが行う複数解像度変換を示す図である。タイル分割部14−1〜14−Yは、制御部11から受け取った解像度数と各解像度値をもとに指定数の解像度に変換する。さらに、制御部11から受け取った解像度毎のエンコーダマップ情報と各解像度のタイルサイズをもとに、解像度毎にタイル分割を行い、対応する映像符号化部15−1〜15−Zへタイル分割映像を送る。このとき、タイル分割部14−1〜14−Yは並行処理する。
次に、映像符号化部15−1〜15−Zは、受け取ったタイル映像を制御部11から受け取った符号化条件で符号化する。タイルIDから解像度毎の符号化条件の対応ができる。このとき、映像符号化部15−1〜15−Zは並行処理する。分配領域をまたがったタイルは、映像符号化部15が1つのタイルに結合後に符号化する。制御部11から受け取ったエンコーダマップ情報をもとに結合するタイルが分かる。
次に、図1、図5を参照して、図1に示すタイル分割部14−1〜14−Y、映像符号化部15−1〜15−Zの処理動作を説明する。タイル分割部14−1〜14−Yは、制御部11から受け取った解像度数、各解像度値、解像度毎のタイルサイズをもとに、解像度変換処理、タイル分割処理を並行して行う。各映像符号化部15−1〜15−Zは、制御部11から受け取った解像度毎のエンコーダマップ情報、解像度毎の符号化条件をもとに、映像の符号化を並行して行う。
各映像符号化部15−1〜15−Zは、制御部11から受け取った各解像度の符号化条件の中で、解像度毎のタイルと対応する各解像度の符号化条件で符号化する。ここで示すタイルIDは、一番上の解像度である。タイル分割部14−1は、分配映像Aの解像度変換、変換された各解像度映像のタイル分割を行い、タイル1、6、11Aを映像符号化部15−1に送る。映像符号化部15−1は、タイル1、6を符号化する。そして、映像符号化部15−1は、タイル11A、タイル11Cが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル11として符号化する。映像符号化部15−1は、制御部11からエンコーダマップ情報を受け取っているため、結合するタイルが分かる。
次に、タイル分割部14−1は、タイル2、7、12Aを映像符号化部15−2に送り、映像符号化部15−2は、タイル2、7を符号化する。映像符号化部15−2は、タイル12A、タイル12Cが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル12として符号化する。映像符号化部15−2は、制御部11からエンコーダマップ情報を受け取っているため、結合するタイルが分かる。
次に、タイル分割部14−1は、タイル3A、8A、13Aを映像符号化部15−3に送り、映像符号化部15−3は、タイル3A、タイル3Bが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル3として符号化する。映像符号化部15−3は、タイル8A、タイル8Bが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル8として符号化する。映像符号化部15−3は、タイル13A、タイル13B、13C、13Dが揃った時に結合し、タイル13として符号化する。映像符号化部15−3は、制御部11からエンコーダマップ情報を受け取っているため、結合するタイルが分かる。
次に、タイル分割部14−2は、分配映像Bの解像度変換、変換された各解像度映像のタイル分割を行い、タイル3B、8B、13Bを映像符号化部15−3に送る。映像符号化部15−3は、タイル3B、タイル3Aが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル3として符号化する。映像符号化部15−3は、タイル8B、タイル8Aが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル8として符号化する。また、映像符号化部15−3は、タイル13B、タイル13A、13C、13Dが揃った時に結合し、タイル13として符号化する。映像符号化部15−3は、制御部11からエンコーダマップ情報を受け取っているため、結合するタイルが分かる。
次に、タイル分割部14−2は、タイル4、9、14Bを映像符号化部15−4に送り、映像符号化部15−4は、タイル4、9を符号化する。映像符号化部15−4は、タイル14B、タイル14Dが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル14として符号化する。映像符号化部15−4は、制御部11からエンコーダマップ情報を受け取っているため、結合するタイルが分かる。
次に、タイル分割部14−2は、タイル5、10、15Bを映像符号化部15−5に送り、映像符号化部15−5は、タイル5、10を符号化する。映像符号化部15−5は、タイル15B、タイル15Dが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル15として符号化する。映像符号化部15−5は、制御部11からエンコーダマップ情報を受け取っているため、結合するタイルが分かる。
次に、タイル分割部14−3は、分配映像Cの解像度変換、変換された各解像度映像のタイル分割を行い、タイル11C,16、21を映像符号化部15−1に送る。映像符号化部15−1は、タイル16、21を符号化する。映像符号化部15−1は、タイル11Aと11Cが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル11として符号化する。
次に、タイル分割部14−3は、タイル12C、17、22を映像符号化部15−2に送り、映像符号化部15−2は、タイル17、22を符号化する。映像符号化部15−2は、タイル12A、12Cが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル12として符号化する。
次に、タイル分割部14−3は、タイル13C、18C、23Cを映像符号化部15−3に送り、映像符号化部15−3は、タイル18C、タイル18Dが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル18として符号化する。そして、映像符号化部15−3は、タイル23C、タイル23Dが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル23として符号化する。映像符号化部15−3は、タイル13C、タイル13A、13B、13Dが揃った時に結合し、タイル13として符号化する。
次に、タイル分割部14−4は、分配映像Dの解像度変換、変換された各解像度映像のタイル分割を行い、タイル13D、18D、23Dを映像符号化部15−3に送る。映像符号化部15−3は、タイル18D、タイル18Cが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル18として符号化する。映像符号化部15−3は、タイル23D、タイル23Cが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル23として符号化する。そして、映像符号化部15−3は、タイル13D、タイル13A,13B,13Cが揃った時に結合し、タイル13として符号化する。
次に、タイル分割部14−4は、タイル14D、19、24を映像符号化部15−4に送り、映像符号化部15−4は、タイル19、24を符号化する。映像符号化部15−4は、タイル14D、タイル14Bが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル14として符号化する。
次に、タイル分割部14−4は、タイル15D、20、25を映像符号化部15−5に送り、映像符号化部15−5は、タイル20、25を符号化する。映像符号化部15−5は、タイル15B、15Dが揃った時に1枚のタイルに結合し、タイル15として符号化する。
次に、他のタイルマップ情報の例について説明する。図8は、他のタイルマップ情報の例を示す図である。制御部11は、各タイル分割部14−1〜14−Yが担当する映像の大きさ、指定したタイルの大きさをもとに横、縦に指定した量ずつずらした重なりあうタイルに分割する。制御部11は、指定したタイルの大きさで横、縦に指定した量でずらす長さを事前に把握している。ここでは左上からラスタ順に番号を付与し、タイルが分配マップの境界をまたいだ場合は、タイル番号に各分配領域を示す記号等(図8においては英字)を付与し、タイルマップ情報を作成する。なお、タイルマップは、解像度映像毎に作成する。
タイルには、番号等任意のIDを付与する。ただし、解像度毎に異なるIDを用いる。各解像度映像と各解像度の符号化条件との対応が付くIDを付与する。例えば、解像度を3段階とした場合、一番上の解像度はタイル1、タイルMA、タイルMC、…….、2番目の解像度は2−タイル1、2−タイルMA、2−タイルMC、…….、3番目の解像度は3−タイル1、3−タイルMA、3−タイルMC、…….のようにする。映像符号化部15−1〜15−Zは、制御部11から受け取った解像毎の符号化条件から、例えばタイルIDがタイルで始まるタイル1、タイルMA、タイルMCは、一番上の解像度の符号化条件、2−タイルで始まる2−タイル1、2−タイルMA、2−タイルMCは、2番目の解像度の符号化条件、3−タイルで始まる3−タイル1、3−タイルMA、3−タイルMCは、3番目の解像度の符号化条件と判断する。ここでは、タイル分割部14−1〜14−Yはキャプチャ部13−1〜13−X(映像分配数)と同じ4台とするが同じである必要はない。
次に、さらに他のタイルマップ情報の例について説明する。図9は、他のタイルマップ情報の例を示す図である。図9に示す例では、横方向に、映像符号化部15−1〜15−Nを割り当てた例である。制御部11は、タイルマップ情報をもとに、映像符号化部15−1を一番左側の縦の列、映像符号化部15−2を右へ1つ隣の縦の列、一番右側の縦の列に映像符号化部15−Nに対応したエンコーダマップ情報を作成する。ここでは、映像符号化部15−Nとするが、N台である必要はない。また、各タイル映像は、どの映像符号化部15で符号化してもよい。
ただし、タイル2A、2Bの様に横にまたがる場合、タイルMA、MCの様に縦にまたがる場合、タイルM+1A、M+1B、M+1C、M+1Dのように上下左右にまたがる場合は、同じ映像符号化部15にする必要がある。エンコーダマップ情報は、解像度毎に作成する。タイル分割部14−1〜14−4、映像符号化部15−1〜15−Nの処理動作は前述した処理動作と同じであるので、ここでは詳細な説明を省略する。
なお、映像符号化装置1によって符号化された複数のストリームは、その後多重化されてもよいし、独立したストリームのままでもよい。ストリームを配信する際に、多重化されたストリームを配信サーバが扱う場合には、符号化されたストリームは多重化された後に利用される方が好適である。逆に、配信サーバが独立した複数のストリームを扱う場合には、多重化されないままの方が良い。
以上説明したように、複数に分配された各映像を複数解像度に変換し、さらに各解像度の映像を指定した大きさでタイル状に分割する際に、複数に分割された1つのタイルを、1タイルにして符号化するためにエンコーダマップ情報を用いて符号化処理するようにした。また、複数に分配された分配映像を複数解像度に変換し、解像度毎にタイル分割するようにして、複数のタイル分割部14−1〜14−Yにより並行処理するようにした。
これにより、分配された4K解像度のような高解像度映像を複数のタイル分割部14−1〜14−Yで複数解像度変換、タイル分割を行い、さらに複数の映像符号化部15−1〜15−Zで符号化を行うため高速化が可能となり、高解像度映像においてもライブ配信に対応することが可能になる。また、重なりあうタイルでは、タイルが重なることがないタイル分割に比べタイル数が多くなるが、複数のタイル分割部14−1〜14−Yで複数解像度変換、タイル分割を行い、さらに複数の映像符号化部15−1〜15−Zで符号化を行うため高速化が可能となり、ライブ配信に対応することができる。
なお、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより映像符号化処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行っても良い。
映像を指定した大きさでタイル状に分割して符号化することが不可欠な用途に適用できる。
1・・・映像符号化装置、11・・・制御部、12・・・映像出力部、13−1〜13−X・・・キャプチャ部、14−1〜14−Y・・・タイル分割部、15−1〜15−Z・・・映像符号化部

Claims (4)

  1. 複数の分配映像を入力し、入力した前記分配映像をそれぞれキャプチャする複数のキャプチャ部と、キャプチャした分配映像をタイルに分割する複数のタイル分割部と、タイル分割した映像を符号化して出力する複数の映像符号化部とを備える映像符号化装置であって、
    前記分配映像の配置関係を示す分配マップ情報を映像の分配数から作成する分配マップ情報作成部と、
    前記分配マップ情報で示される前記分配映像を処理する前記キャプチャ部及び前記タイル分割部を対応させる分配映像対応表情報を作成する分配映像対応表情報作成部と、
    タイル分割するためのタイルサイズを解像度毎に定義したタイルマップ情報を作成するタイルマップ情報作成部と、
    各タイルを処理する前記映像符号化部を対応付けるエンコーダマップ情報を作成するエンコーダマップ情報作成部と
    をさらに備え、
    前記キャプチャ部は、前記分配映像対応表情報を参照して、対応するキャプチャ部を使用して前記分配映像それぞれをキャプチャし、
    前記タイル分割部は、前記分配映像対応表情報を参照して、対応するタイル分割部を使用して、キャプチャされた前記分配映像のうち、一つの前記分配映像を指定された解像度の映像に変換し、前記タイル分割するための前記タイルサイズに基づき、解像度を変換した前記映像を前記タイルサイズに分割した分割映像を生成し、前記エンコーダマップ情報を参照して、前記分割映像を所定の前記映像符号化部へ出力する処理を複数の前記分配映像について並行して行い、
    前記映像符号化部は、前記タイル分割から出力した前記分割映像を指定された符号化条件に従って符号化する際に、2つ以上の前記タイル分割から出力する前記分割映像が入力された場合には、入力された前記分割映像を結合した後に符号化して出力する処理を複数の前記分割映像について並行して行うことを特徴とする映像符号化装置。
  2. 前記タイルマップ情報は、各タイルが重なることがないように前記タイルサイズが定義されていることを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。
  3. 前記タイルマップ情報は、各タイルが横方向または縦方向に所定の量ずれて重なりあうように前記タイルサイズが定義されていることを特徴とする請求項1に記載の映像符号化装置。
  4. コンピュータを、請求項1から3のいずれか1項に記載の映像符号化装置として機能させるための映像符号化プログラム。
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