JP5887037B2 - ホイールリーク検査装置 - Google Patents
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Description
(1)目視に頼ることでの、検査精度のばらつき発生。
(2)供給する空気量と漏れ出る空気量との差が大きすぎることでの、空気漏れ検出の困難性。
(3)部分検出による、検出精度の低下。
前記タイヤ装着面の外周の残部を覆う第2密封部材と、
前記第1密封部材および前記第2密封部材を密封可能に結合する結合部材と、
前記第1密封部材および前記第2密封部材の結合によって形成される、前記タイヤ装着面の外周の密封空間に空気を注入する注入部と、を備え、
前記第1密封部材および前記第2密封部材のそれぞれは、金属および合金の少なくとも一方で形成され、
前記密封空間は、タイヤ装着面の全周において形成されて、前記タイヤ装着面と共に外部から密封されたタイヤ装着面全周に渡る空間を形成し、
前記密封空間の空気圧を測定する測定部を、更に備え、
前記測定部は、注入される空気圧である注入空気圧と前記密封空間の実際の空気圧である実空気圧と、のそれぞれを測定し、前記注入空気圧および前記実空気圧との、差分値、差分率および圧力比の少なくとも一つに基づいて、前記ホイールが空気漏れを検出する。
前記タイヤ装着面の外周の残部を覆う第2密封部材と、
前記第1密封部材および前記第2密封部材を密封可能に結合する結合部材と、
前記第1密封部材および前記第2密封部材の結合によって形成される、前記タイヤ装着面の外周の密封空間に空気を注入する注入部と、を備え、
前記第1密封部材および前記第2密封部材のそれぞれは、金属および合金の少なくとも一方で形成され、
前記密封空間は、タイヤ装着面の全周において形成されて、前記タイヤ装着面と共に外部から密封されたタイヤ装着面全周に渡る空間を形成し、
前記密封空間の空気圧を測定する測定部を、更に備え、
前記測定部は、注入される空気圧である注入空気圧と前記密封空間の実際の空気圧である実空気圧と、のそれぞれを測定し、前記注入空気圧および前記実空気圧との、差分値、差分率および圧力比の少なくとも一つに基づいて、前記ホイールが空気漏れを検出する。
まず、ホイールリーク検査装置の全体概要を説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるホイールの斜視図である。ホイール100は、二輪車や四輪車(もちろん、これ等以外の車両にも)などの車両に必要となるタイヤを装着する。ホイール100は、ゴムなどで形成されるいわゆるタイヤを装着するタイヤ装着面101と側面102を有する。また、タイヤ装着面101には、周囲よりも更に凹んでいる凹み103が備わる。凹み103は、タイヤが装着された後で、空気を収容する空間となったり(チューブレスタイヤの場合)、チューブを収容する空間となったり(チューブタイヤの場合)する。
ホイールリーク検査装置1によるホイールの空気漏れの検査メカニズムについて説明する。
測定部12は、密封空間6の注入空気圧と実空気圧との差分値などに基づいて、ホイール100の空気漏れを検出する。このため、空気漏れがある場合に、注入空気圧と実空気圧との差分値などが大きいことが好ましい。差分値などが大きく生じることで、ホイール100の空気漏れを検出しやすくなるからである。このため、密封空間6に収容される空気量に対する空気漏れで漏れ出る空気量の割合が大きいことが必要である。
第1密封部材2および第2密封部材3のそれぞれは、金属および合金の少なくとも一方で形成される。第1密封部材2および第2密封部材3のそれぞれは、ホイール100のタイヤ装着面101の外周を覆う。覆った上で、タイヤ装着面101の外周に密封空間6を形成する。このため、第1密封部材2および第2密封部材3のそれぞれは、高い気密性を実現する必要がある。また、密封空間6の形状と体積を一定に維持する必要もある。加えて、ホイールリークの検査をする作業者が取り扱いしやすいことも重要である。これらを満たすために、第1密封部材2および第2密封部材3のそれぞれが、金属および合金の少なくとも一方で形成されることが好ましい。
結合部材4は、第1密封部材2と第2密封部材3(場合によっては、第3密封部材9も)を、密封可能に結合する。第1密封部材2と第2密封部材3の端面(結合の際に対向する面)は、当然に金属や合金である。結合部材4は、この端面と共に、第1密封部材2と第2密封部材3とを結合させる。図8は、本発明の実施の形態2における結合部材の正面図である。図8は、第1密封部材2の端面に、結合部材4が装着されている状態を示している。
2 第1密封部材
3 第2密封部材
4 結合部材
5 注入口
6 密封区間
8 空気管路
9 第3密封部材
50 冶具
100 ホイール
101 タイヤ装着面
102 側面
103 凹み
104 溝
Claims (10)
- ホイールのタイヤ装着面の外周の一部を覆う第1密封部材と、
前記タイヤ装着面の外周の残部を覆う第2密封部材と、
前記第1密封部材および前記第2密封部材を密封可能に結合する結合部材と、
前記第1密封部材および前記第2密封部材の結合によって形成される、前記タイヤ装着面の外周の密封空間に空気を注入する注入部と、を備え、
前記第1密封部材および前記第2密封部材のそれぞれは、金属および合金の少なくとも一方で形成され、
前記密封空間は、タイヤ装着面の全周において形成されて、前記タイヤ装着面と共に外部から密封されたタイヤ装着面全周に渡る空間を形成し、
前記密封空間の空気圧を測定する測定部を、更に備え、
前記測定部は、注入される空気圧である注入空気圧と前記密封空間の実際の空気圧である実空気圧と、のそれぞれを測定し、前記注入空気圧および前記実空気圧との、差分値、差分率および圧力比の少なくとも一つに基づいて、前記ホイールが空気漏れを検出する、ホイールリーク検査装置。 - 前記密封空間の大半を占有可能な占有部材を、更に備え、
前記占有部材は、前記タイヤ装着面の凹みの断面形状に合わせた断面形状を有する、請求項1記載のホイールリーク検査装置。 - 前記占有部材は、前記第1密封部材および前記第2密封部材とは別体であり、前記占有部材が前記タイヤ装着面に設置されてから、前記第1密封部材および前記第2密封部材が設置される、請求項2記載のホイールリーク検査装置。
- 前記注入部は、所定の空気圧に基づいて、前記密封空間に空気を注入する、請求項1から3のいずれか記載のホイールリーク検査装置。
- 前記測定部は、前記差分値、前記差分率および前記圧力比の少なくとも一つが、所定値以上である場合に、前記ホイールが空気漏れを生じさせているとして、判断する、請求項1記載のホイールリーク検査装置。
- 前記結合部材は、結合部分において、前記タイヤ装着面の外周に沿って延伸する延伸部分を備える、請求項1記載のホイールリーク検査装置。
- 前記延伸部分は、前記タイヤ装着面が有する溝に挿入される、請求項6記載のホイールリーク検査装置。
- 前記第1密封部材および前記第2密封部材の間を接続する第3密封部材を更に備える、請求項1から7のいずれか記載のホイールリーク検査装置。
- 請求項1から8のいずれか記載のホイールリーク検査装置を使用するホイールリーク検査方法であって、
ホイールの外周に、前記第1密封部材および前記第2密封部材を装着する工程と、
前記第1密封部材および前記第2密封部材を結合する工程と、
前記注入部より、前記密封空間に所定の空気圧である前記注入空気圧で空気を注入する工程と、
前記密封空間の圧力である前記実空気圧を測定する工程と、
前記注入空気圧および前記実空気圧との差分値、差分率および圧力比の少なくとも一つに基づいて、前記ホイールの空気漏れを検出する工程と、を備えるホイールリーク検査方法。 - 前記差分値、前記差分率および前記圧力比の少なくとも一つが、所定値以上である場合に、前記ホイールが空気漏れを生じさせていると判断する工程を、更に備える、請求項9記載のホイールリーク検査方法。
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