JP5883870B2 - 石油採掘パイプを包むためのポリマフィルム - Google Patents

石油採掘パイプを包むためのポリマフィルム Download PDF

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Description

本発明は、石油掘削パイプを包む分野に関し、より具体的には石油掘削パイプの端部に配置されたネジ山のためのプロテクタをシールするための手段に関する。
石油採掘パイプは、かなりの深さに達するように、井戸を掘削するために使用される。
これらのパイプは、それぞれの端部に、直接又は中間要素を用いた相互接続のためのネジ山を有する。
パイプのネジ山が付けられた端部は、雄型端部と呼ばれ、パイプの内側にネジを切られた端部は雌型端部と呼ばれる
当業者の習慣によれば、パイプの雄型端部に取付けられたプロテクタは雄型プロテクタ(又はピン)と呼ばれ、パイプの雌型端部に取付けられたプロテクタは雌型プロテクタ(又は箱)と呼ばれる。
従来、これらのネジ山は、保管の前に最初にいわゆる貯蔵グリースを塗られ、使用前に再び軽く「操業用」と呼ばれる潤滑油を塗られる。これは、各パイプの使用に対してかなりの時間消費を伴った。したがって、各パイプの使用前にネジ山の注油作業をもはや必要としないことを目的として、ネジ山に固体又は永久潤滑手段を有するパイプが提案されており、パイプはその製造から継続的に潤滑されている。
したがって、石油採掘パイプは、保管中又はパイプ輸送中の取り扱い中にネジ山及び潤滑剤が損傷しないように、ネジ山が付けられた端部を保護するためのプロテクタを必要とする。
これらのプロテクタは様々な要件に適合しなければならない:
−パイプの輸送及び取扱段階に起因する振動にもかかわらずパイプの適切な位置に留まること、
−典型的には−46℃から66℃の、大きく変化する温度条件下で適切な位置に留まること、
−様々なパイプ取扱ステップ中ショックアブソーバとして働くこと、
−パイプの内側及び機械加工された領域の汚染を防ぐこと、すなわち、パイプの気密を確実にすること、
−ネジ山が付けられた表面を腐食させる及び潤滑剤を劣化させやすい水蒸気に対してネジ山が付けられた表面を保護すること、
−容易に取付けられ且つ取外されることに適していること、
−一般に「ドリフト」と呼ばれる、パイプの内部の検査を可能にし、プロテクタ本体の不必要なねじ込み又はねじって外すことを必要としないキャップシステムにより端部においてプロテクタを開く可能性を生じさせること、
−必要に応じて、パイプの端部に収容されたフックによってパイプの把持を可能にすること。
ISO11960とも呼ばれるAPI 5CT標準は、これらのプロテクタによって適合されるべき要件をより具体的に定める。
固体潤滑剤の使用は、プロテクタを取付ける又は取外す場合に、潤滑剤が劣化しないことに関する追加的な要件を加える。
公開されていない特許文献1は、掘削パイプのネジ山が付けられた端部のための改良されたプロテクタを記載している。
この改良されたプロテクタは、様々なパイプ端部に取り付けられるように、複数の雄型又は雌型の代替実施形態を有し得る。
その雄型の代替実施形態では、プロテクタは、プロテクタとパイプとの間の接続の気密性を確実にするための手段と有利に関連付けられる。
これらの手段は典型的には、特に配置中又は取外し中にネジ山にある潤滑剤を劣化させることなしに十分な気密性を確実にするように、特定の性質を有する。
FR1057020
本発明の目的は、石油掘削パイプとこのようなパイプのネジ山のためのプロテクタとの間の緊密な接続を作り出すための手段を提供することである。
この目的のために、本発明は、
ネジ山を備える石油掘削パイプと、
石油掘削パイプのネジ山のためのプロテクタであって、本体及び典型的には不連続の、石油掘削パイプのネジ山に相補的である雌ネジ部を有する、プロテクタと、を有する組立体であって、
組立体が、プロテクタに取付けられ、プロテクタが掘削パイプに配置される場合に、掘削パイプとプロテクタとの間の緊密な接続を作り出すのに適するエラストマフィルムをさらに有することを特徴とする、組立体に関する。
特定の実施形態によれば、エラストマフィルムは、
−単層ウレタンエステルタイプフィルム、又は
−2つの外部層に関してエチレンプロピレンジエン単量体合成物で作られる及び中間層に関してエチレンメチルアクリレートで作られる、2つの外部層及び1つの中間層を有する、三層フィルム、及び
−20%/80%の比率のエラステイン及びポリヘキサメチレンアジパミドの第1層及び第2のウレタンエステルタイプの層からなる二層フィルム、である。
1つの代替実施形態によれば、フィルムは0.001mmと5mmの間の厚さを有する。
1つの代替実施形態によれば、フィルムは、接着を用いて又はプロテクタに溶着されるリングを用いてプロテクタに取付けられる。
1つの特定の代替実施形態によれば、プロテクタは、内壁を有する実質的に円錐台部分を有し、フィルムはプロテクタの内壁に接着される。
1つの特定の実施形態によれば、フィルムは、0.05と0.5の間の滑り係数を有する。
1つの実施形態によれば、フィルムは、15と30cmの間の長さを有する、又はスリーブの長さの掘削パイプの直径による比が0.5と10との間であるように、スリーブを形成する。
1つの特定の実施形態によれば、フィルムは、プロテクタに取付けられる第1の端部と第2の自由端部を有するスリーブを形成し、スリーブは、その長さの少なくとも一部において、パイプの外径より小さい停止直径を有する。
本発明はまたこのような組立体を組み立てるためのプロセスに関し、以下のステップを有する:
−プロテクタの外壁にプロテクタ上のスリーブの自由部分を反り返らせるステップと、
−掘削パイプにプロテクタを配置するステップと、
−パイプの外壁の部分にスリーブを配置するステップ。
本発明はさらに、石油掘削パイプネジ山プロテクタを製造するためのプロセスに関し、プロセスは以下のステップを有する:
−ポリカーボネート射出成形によりプロテクタを製造するステップ、
−プロテクタの一方の端部とリングとの間にエラストマフィルムを配置するステップ、
−プロテクタとリングとの間にエラストマフィルムを永久的に囲むように、リングをプロテクタに取付けるステップ。
本発明のさらなる特徴、目的及び利点は、以下の説明から明らかになるであろう。この説明は、限定するものではなく単に例示に過ぎず、添付の図面を参照して読まれるべきである。
図1は、石油掘削パイププロテクタの雄型の代替実施形態を示す。 図2は、石油掘削パイププロテクタの雄型の代替実施形態を示す。 図3は、1つの特定の実施形態によるエラストマフィルム構造の例を示す。 図4は、リングによる雄型プロテクタへのエラストマフィルムの取付けの例を示す。 図5は、エラストマフィルムを備える雄型プロテクタの掘削パイプへの配置の断面図を示す。 図6は、エラストマフィルムを備える雄型プロテクタの掘削パイプへの配置の断面図を示す。 図7は、エラストマフィルムを備える雄型プロテクタの掘削パイプへの配置の断面図を示す。 図8は、エラストマフィルムを備える雄型プロテクタの掘削パイプへの配置の断面図を示す。 図9は、エラストマフィルムスリーブの特定の実施形態の例を示す。
(雄型プロテクタ)
図1は、本発明による雄型プロテクタ1の実施形態の例を示す。
図示されたように、雄型プロテクタ1は、2つの部品、
−接続部分2、及び
−バンパ部分3、
に分解され得る。
接続部分2は、近位端部21及び遠位端部22を有するとともに、近位端部21から遠位端部22に直径が減少する実質的に円錐台形状を有する。
バンパ部分3は、接続端部31及び自由端部32を有し、その接続端部31は、接続部分2の遠位端部22の延長部にある。
バンパ部分3は、内部リング33及び外部リング34を有し、これらの2つのリング33及び34は、同軸であるとともにそれらの間の内部空間35を画定する。
図示された内部リング33は、接続部分2の遠位端部22の延長部に円錐台部分と、円錐台部分の延長部に中空円筒形状を有する部分とを有し、この円筒部分の直径は、雄型プロテクタが配置されることになるパイプの内径と実質的に等しい。
したがって内部リング33は、円錐台接続部分2に対して典型的には半径方向にオフセットし(ずれ)、したがって典型的には、以下に詳述される図5に示されるように、接続隔壁23を有し、接続隔壁23は円錐台部分と内部リング33の円筒部分との間に配置される。
外部リング34は、円錐台部分を有し、直径は、接続端部31から接続部分3の自由端部32に増加し、外部リング34の最大直径は接続部分2の最大直径より大きい。したがって、外部リング34は典型的には、雄型プロテクタ1の軸に対して5度の角度を有する。
図示された雄型プロテクタ1は、自由端部32から、雄型プロテクタ1の直径に沿って延びる2つの溝部40を有する。
これらの溝部40は、プロテクタをパイプにねじ込む及びねじって外すための工具の挿入を可能にするのに適している。
さらに、これらの溝40は、その壁の1つに設けられた開口部41を有し、これらの開口部41は、典型的には雄型プロテクタ1の自由端部32を閉鎖する実質的に円形のキャップの取付けを可能にすることが意図される。
図2は、このようなキャップ45及び46の2つの実施形態とともに、上述の雄型プロテクタ1を示す。
キャップ45及び46のこれらの2つの実施形態では、キャップは、自由端部32の適所に保持されるように、雄型プロテクタ1の開口部41に対する相補的な突出部47を有する。
45の実施形態のキャップは、自由端部32全体を覆い、雄型プロテクタ1の最大直径に対応する直径を有する。
46の実施形態は、内部リング33によって画定された開口を単に閉鎖し、したがって、内部リング33の内径に実質的に対応する直径を有する。
図示された実施形態では、雄型プロテクタ1は、内部リング33と外部リング34を接続する長手方向リブ36を有し、したがって、内部リング33と外部リング34の間の内部空間35を複数の区画に分割する。
図に示されるように、雄型プロテクタ1は12の長手方向リブ36を有し、溝部40のそれぞれの側部は2つのリブ36によって定められ、残りのリブ36は、内部リング33と外部リング34との間に実質的に均一に分布される。
図示されたように、雄型プロテクタ1の自由端部32は、実質的に45%に傾斜され、自由端部32に向かって直径の収縮をもたらす。この45%の傾斜は、雄型プロテクタ1の耐衝撃性を向上させることを可能にし、したがって直角の自由端部32を有するプロテクタよりもより効果的に、それが取り付けられることになるパイプを保護することを可能にする。
雄型プロテクタ1は、接続部分2の内壁部に配置されたネジ山42をさらに有し、これらのネジ山42は、雄型プロテクタ1が組み付けられることになるパイプのネジ山と係合するのに適している。これらのネジ山42は、雄ねじ部を形成し、典型的にはタップ加工によって作られ、有利には不連続である。
雄型プロテクタ1のネジ山42は典型的には1つ、2つ又は3つの巻きを有し、さらなる代替実施形態が明らかに可能である。
小さい数の巻きを有することは、雄型プロテクタ1が保護することを意図するパイプのネジ山の潤滑剤への影響を限定することを可能とするが、巻きのこの数は雄型プロテクタ1をパイプにしっかり固定するように選択される。
(製造)
雄型プロテクタ1は射出成形によってポリカーボネートで作られる。
プロテクタ1の特定の幾何学的形状は、射出成型によるその製造に関する重要な利点を提供する。実際、プロテクタ1の全ての壁は、実質的に等しい厚さを有し、リブ36の存在に起因するバンパ部分3の壁を含む。
雄型プロテクタ全体に対するこの実質的に一定の厚さは:
−引け巣を防ぐことを可能にし、
−必要な材料の量を減らすことを可能にし、
−バンパ部分3が「固体」の部分で作られる同等の部品に比べて凝固時間を著しく減少させることを可能にし、したがって、雄型プロテクタ1の製造のためのサイクルタイムを減らすことによってかなり機械の使用を減らすことを可能にし、したがって、エネルギの節約すること及びより高い生産率を得ることを可能にし、
−応力集中点且つ機械的に弱い点であるいわゆるホットスポットを防ぐことを可能にする。
このように、図示されたプロテクタ1は、同等の全体形状を有するが、バンパ部分3が「固体」であるプロテクタに比べて、より低い製造コストを有する。
さらに、全ての接続部及び端部は、プロテクタ1又は7が鋭角を有さず、好ましい離型を有するように、有利に隅肉部又は湾曲部を有する。さらに、鋭角を有さないことは、後述するフィルムに損傷を与えるリスクを防ぐことを可能にする。
ポリカーボネートは、プロテクタ1を製造するのに非常に高性能の材料であり、その射出成形はプロテクタの特定の形状のために可能である。
さらに、ポリカーボネートは透明材料であり、プロテクタ1が直接配置されるパイプのネジ山の状態をユーザが検査することを、このような検査を行うためにプロテクタ1を外す必要なしに、可能にする。
この容易な検査は、プロテクタ1の取り外し及び再配置ごとのパイプのネジ山の潤滑剤の劣化のリスクを防ぐことを可能にする。
さらに、プロテクタ1は、紫外線及び/又は赤外線のフィルタリングを実行するように、有利に表面処理にさらされ、このような処理は典型的には、オゾンの存在下でのマイクロ波プラズマ処理に続く、ソーキングから成る。
プロテクタ1が形成される材料、典型的にはポリカーボネートは、このような紫外線及び/又は赤外線フィルタリング特性を有するように選択され得る。
パイプのネジ山に使用される固体潤滑剤は、実際、紫外線及び赤外線感受性であり、したがってそれらから保護されるべきである。
このように、提案された雄型プロテクタ1は、様々なパイプの取扱い及び検査作業を可能にしながら気密な接続を作り出すことによって、石油掘削パイプのネジ山が付けられた端部を効果的に保護するのに適するとともに、射出成形のための特に適切な形状により適正な製造コストを維持するのに適する。
(エラストマフィルム)
図1に示されたように雄型プロテクタ1は典型的にはエラストマフィルム60と結び付けられる。
(エラストマフィルム60の構造)
エラストマフィルム60は典型的には、1つ又は複数の層を有し、有利には全ての又は幾つかの以下の性質を有する、エラストマフィルムである:
−非常に低い粘着性を有する面であって、この面は、プロテクタ1がパイプから取り外される場合にパイプのネジ山の摩擦を制限するように、したがってプロテクタを取り外す場合に潤滑剤を劣化させないように、パイプに接触することが意図され、この非常に低い粘着性は典型的には、スリップ剤、例えば全体構成の0.1と50%の間の割合のエルカミド分子を加えることによって得られる、面を有すること、
−パイプより小さい直径にもかかわらず接続の気密性を確保しながら、パイプへのプロテクタ1の配置の前のプロテクタに反り返すこと、及びいったんプロテクタ1がパイプに配置されるとパイプの外面に広げることの両方を可能にするように、伸縮自在/伸張性であること、
−自己融着に適していること、
−湿気に不透過性であること、
−フィルムをプロテクタに及びプロテクタ1をパイプに配置するステップ中にフィルムが破れないように、より具体的にはフィルムはねじり及びせん断に高い耐性を有するように、十分な機械的な特性を有すること。
第1の有利な実施形態によれば、エラストマフィルムは、単層ウレタンエステルタイプのフィルム、例えば、Richmond Aerovacによる参照コードVacfilm 430を使って市販されるフィルムである。
フィルムは典型的には、0.001mmと5mmの間、例えば100と200μmの間、典型的には100又は200μmにほぼ等しい有効厚さを有する。
第2の実施形態によれば、エラストマフィルムは、外部層にEPDM(エチレンプロピレンジエン単量体)合成物、及び中間層にEMA(エチレンメチルアクリレート)の三層フィルムである。
フィルムは典型的には、0.001mmと5mmの間、例えば略200μm又は200μmに等しい有効厚さを有する。
スリップ剤、例えばEPDMの質量の0.1と50%の間の割合のエルカミド分子が典型的には、粘着性を減少させるために、例えば0.05と0.80の間の滑り係数を得るために、EPDMに加えられる。
図3は以下の3つの重ねられた層を持つフィルム60の構造を概略的に示す:
−パイプに接触することが意図される層であり、典型的には、スリップ剤が有利に加えられるEPDMで作られる、第1の外層61、
−第2の中間層62は、フィルム全体に柔軟性を加えることが意図される層であって、典型的にはEMAで作られる。この層はスリップ剤を含まず、このスリップ剤は特に層の間の両立性を確実にすることを可能にする、第2の中間層62、
−プロテクタ1に接触することが意図される層であり、例えば同様に、スリップ剤が有利に加えられるEPDMで作られる、第3の外層63。
フィルム60はしたがって以下の性質を有する:
−典型的には50%と1500%との間、典型的には200%と800%との間、より具体的には300%と600%との間の伸び率、
−0.05と0.8との間の滑り係数、
−50μmと300μmとの間の厚さ、
−1秒間の330barにおける105℃からの溶着への適合性。
摩擦係数とも呼ばれる、滑り係数は、クーロンの法則によって定められ、互いに対して滑る2つの固体に関して、T=f×Nを定め、
−Tは、滑りに抵抗する又は抵抗する傾向があり、2つの固体の間の接触部に加えられる摩擦力の接線成分であり、
−Nは、互いに対して押し付ける、2つの固体の間の接触部に加えられる摩擦力の法線成分である。
所望の性質を持つフィルムを得るために、例えば、柔軟なフィルムを得るのに適している、線状又は低密度ポリマが使用される。
さらに、低密度半結晶ポリマはより大きいアモルファス相を有し、したがって、フィラーがアモルファス相に入れられるので優れた添加剤の制御に適している。
第3の実施形態によれば、エラストマフィルムは、例えばLycra(第3者の登録商標)の名の下で市販されている材料で作られたエラステイン、又は、ナイロン(第3者の登録商標)の名の下で市販されている、例えば20%/80%の比率の、エラステイン及びポリヘキサメチレンアジパミドの混合物の第1の層、及び第2のウレタンエステルタイプの層、例えばRichmond Aerovacによる参照コードVacfilm 430の下で市販されるフィルム、からなる二層フィルム、である。
形成される二層フィルムは、典型的には、0.001mmと5mmの間、例えば、1000μmのLycraの第1の層及び50μmの第2の層に対応する、ほぼ1050μm又は1050μmに等しい有効厚さを有する。
(プロテクタ1へのエラストマフィルム60の取付け)
エラストマフィルム60は、チューブまたはスリーブを形成するように成形され、雄型プロテクタ1に取付けられる。
この取付けは、例えばフィルム60を直接プロテクタ1に接着することによって、又はフィルム60を囲むようにプロテクタ1にリングを溶着する又は埋め込むことによって行われ得る。
接着による取付けの場合、以下のステップが実行され得る:
−典型的には略130mm×330mmの寸法を有して、又はより一般的には100と200mmの間の幅及び300と360mmの長さを有して、エラストマフィルムをストリップに切断するステップ、
−さらなる厚みの形成を避けるために、典型的には、フィルムのストリップの2つの端部を突き合わせ接合してそれを溶着することによって、スリーブを形成するようにフィルムを溶着するステップであって、形成されたスリーブは典型的には15cmと30cmの間の長さを有する、ステップ、
−形成されたスリーブを膨張可能なエラストマシリンダに配置し、シリンダを雄型プロテクタの内部に配置するステップ、
−エラストマシリンダを、スリーブと接触するまでプリブローするステップ、
−典型的にはスリーブの全周への接着剤転写によって接着剤を付加する、接着剤ストリップを付加するステップであって、この接着剤ストリップは例えば50mm以下の幅を有する、ステップ、
−フィルムとプロテクタの間の接触までエラストマシリンダを膨張させ続け、したがって、上述の特定の実施形態の場合、典型的にはプロテクタ1の円錐台部分の内壁に、エラストマフィルム60及びプロテクタ1を組み付けるために、例えば1分間等の与えられた時間、典型的には略2barの過度な圧力を作り出すステップ、
−エラストマシリンダを収縮させ、形成された組立体からそれを取り外すステップ。
接着剤は、雄型プロテクタ1へのポリマフィルム60の取付けが永久的であるように、すなわち、ポリマフィルム60が取り外し可能な留め具とは違って、損傷を受けることなしに雄型プロテクタから取り外すことができないように、選択される。
さらなる代替実施形態によれば、エラストマフィルム60は、プロテクタ1に溶着されたリング70を用いてプロテクタ1に取付けられ得る。
図4は、プロテクタ1及び、このようなリング70を用いてプロテクタに取付けられたエラストマフィルム60から成る組立体の断面図を概略的に示す。
この実施形態では、フィルム60のプロテクタ1への取付けは以下のステップを含み得る:
−典型的には略130mm×330mmの寸法を有して、又はより一般的には100と200mmの間の幅及び300と360mmの長さを有して、エラストマフィルムをストリップに切断するステップであって、これらの寸法は典型的には、4“1/2の直径のパイプの円周に対応するが、さらなる寸法が任意選択で使用される、ステップ、
−さらなる厚みの形成を避けるために、典型的には、フィルムのストリップの2つの端部を突き合わせ接合してそれを溶着することによって、スリーブを形成するようにフィルムを溶着するステップであって、形成されたスリーブは典型的には15cmと30cmの間の長さを有する、ステップ、
−例えば114mmの内径を有する、典型的には射出成形によって、例えばポリカーボネート溝付きリング等、リング70を製造するステップ、
−典型的にはプロテクタ1の近位端部21で、フィルム60をプロテクタ1とリング70との間に配置するステップ、
−典型的には超音波溶着又は埋め込みによって、プロテクタ1にリング70を取付けるステップ。
エラストマフィルム60はしたがってプロテクタ1に永久的に取付けられる。
代替的には、フィルム60は、配置を容易にするために、プロテクタ1へのその配置の前にリング70に事前取付けされ得る。
エラストマフィルム60で作られたスリーブは典型的には、15と30cmの間の長さ、又は例えばスリーブの長さの掘削パイプの直径による比が0.5と10との間であるような長さを有する、
いったん雄型プロテクタ1に取付けられると、図5に示されるように、エラストマフィルム60は、雄型プロテクタ1の外壁を覆うように、近位端部21の周りで反り返される。
スリーブは典型的には、プロテクタ1に取付けられる第1の端部と第2の自由端部を有する。
1つの特定の実施形態によれば、エラストマフィルム60は、スリーブが、その長さの少なくとも一部において、パイプ4の外径より小さい停止直径を(伸張されていない場合)有するように、寸法決めされるとともに伸張特性を有し、スリーブは、配置のために伸張されること及びプロテクタ1に反り返されることに適する。
雄型プロテクタ1は次に、典型的には石油掘削パイプの一方の端部にねじ込むことによって、パイプに配置される。この配置中、エラストマフィルムは、エラストマフィルム60の特性、特にその粘着性及び滑り係数のために、潤滑剤を劣化させることなしに、パイプのネジ山を滑る。
第1の代替実施形態によれば、雄型プロテクタ1の外面に反り返されたエラストマフィルム60の部分は続いて、パイプの一部、典型的には15と30cmの間の長さを覆うように、広げられる又は折り曲げられる。スリーブはしたがって、その直径がパイプ4の外径より小さいという事実のためにパイプ4を包み込む。
図6は、ネジ山付きパイプ4に配置された雄型プロテクタ1の概略図を示し、エラストマフィルム60はネジ山付きパイプ4の一部に広げられている。
さらなる実施形態によれば、雄型プロテクタ1の外面に反り返されたエラストマフィルム60の部分は続いて、典型的には引き裂き又は切断によって、プロテクタ1に取付けられたエラストマフィルム60の部分から離される。エラストマフィルム60のこの分離は有利には、実質的にプロテクタ1の接続部分2の近位端部22から行われる。いったんこの分離が実行されると、プロテクタ1に取付けられたエラストマフィルム60の部分は、その直径がパイプ4の外径より小さいという事実のために、ネジ山付きパイプ4上で縮む。
したがって、エラストマフィルム60は有利には、分離を容易にするために、1つ又は複数のプレカットを有する。
図7及び8は、ネジ山付きパイプ4に配置された雄型プロテクタ1の概略図を示し、エラストマフィルム60はプロテクタ1の接続部分2の近位端部22で切断される又は引き裂かれる。図7はエラストマフィルム60の引き裂き又は切断を示し、図8は、ネジ山付きパイプ4を囲む、切断された又は引き裂かれたエラストマフィルム60を示す。図7に示された実施形態では、エラストマフィルムは、このようにプロテクタ1の近位端部22を形成するリング70によって、プロテクタ1に取付けらる。
図9は、第1の端部64を介して雄型プロテクタ1に取付けられるのに適し、したがって反対側の端部は上述のようにプロテクタ1に反り返されるのに適する、エラストマフィルム60で作られるスリーブの例を示す。エラストマフィルム60は、2つのリブ66の間にプレカット領域67を定めるように、ストリップ65及び2つのリブ66を有するスリーブを形成する。ユーザは次にストリップ65を引くことができ、最初に実質的に長手方向の部分68に沿い、次にエラストマフィルム60を分離させるのに適した円形部分69に沿って、2つのリブ66によって画定される増加した厚さの2つの領域の開いたに位置するプレカット領域67においてエラストマフィルム60に引き裂きを生じさせる。
このように、エラストマフィルム60は、プロテクタが取付けられるパイプのネジ山の潤滑剤に影響を与えることなしに、雄型プロテクタ1と雄型プロテクタ1の近位端部21に取付けられるパイプとの間の接続をシールする。

Claims (15)

  1. ネジ山を備える石油掘削パイプと、
    前記石油掘削パイプの前記ネジ山のためのプロテクタであって、本体及び前記石油掘削パイプの前記ネジ山に相補的である雌ネジ部を有する、プロテクタと、を有し、
    前記プロテクタに取付けられ、前記プロテクタが前記掘削パイプに配置される場合に、前記掘削パイプと前記プロテクタとの間の緊密な接続を作り出すのに適するエラストマフィルムをさらに有することを特徴とする、
    組立体。
  2. 前記エラストマフィルムは、単層ウレタンエステルタイプフィルムである、
    請求項1に記載の組立体。
  3. 前記エラストマフィルムは、2つの外部層及び1つの中間層を有し、前記2つの外部層に関してエチレンプロピレンジエン単量体合成物で作られ、前記中間層に関してエチレンメチルアクリレートで作られる、三層フィルムである、
    請求項1に記載の組立体。
  4. 前記フィルムは、20%のエラステイン及び80%のポリヘキサメチレンアジパミドの第1層並びに第2のウレタンエステルタイプの層からなる二層フィルムである、
    請求項1に記載の組立体。
  5. 前記フィルムは、0.001mmと5mmの間の厚さを有する、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の組立体。
  6. 前記フィルムは、0.05と0.5の間の滑り係数を有する、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の組立体。
  7. 前記フィルムは、前記プロテクタに取付けられる第1の端部及び、第2の自由端部を有するスリーブを形成し、前記スリーブは、その長さの少なくとも一部において、前記パイプの外径より小さい停止直径を有する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の組立体。
  8. 前記フィルムは、接着によって前記プロテクタに取付けられる、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の組立体。
  9. 前記プロテクタは、内壁を有する実質的に円錐台部分を有し、前記フィルムは前記プロテクタの前記内壁に接着される、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の組立体。
  10. 前記フィルムは、前記プロテクタに取付けられるリングを用いて前記プロテクタに取付けられる、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の組立体。
  11. 前記スリーブは、15と30cmとの間の長さを有する、
    請求項7、又は請求項7を引用する請求項8乃至10のいずれか1項に記載の組立体。
  12. 前記スリーブは、記スリーブの長さの前記掘削パイプの直径による比が0.5と10との間であるよう、前記長さを有する、
    請求項7、又は請求項7を引用する請求項8乃至10のいずれか1項に記載の組立体。
  13. 前記フィルムは、自己融着に適しているとともに湿気に不透過性である、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の組立体。
  14. 請求項7を引用する請求項8に記載の組立体を組立てるためのプロセスであって、
    −前記プロテクタの外壁に前記プロテクタ上の前記スリーブの自由部分を反り返らせるステップと、
    −前記掘削パイプに前記プロテクタを配置するステップと、
    −前記パイプの前記外壁の部分に前記スリーブを配置するステップと、を有する、
    プロセス。
  15. 石油掘削パイプネジ山付きプロテクタを製造するためのプロセスであって、
    −ポリカーボネート射出成形により前記プロテクタを製造するステップと、
    −前記プロテクタの一方の端部にエラストマフィルムを配置するステップと、
    前記プロテクタの前記一方の端部にリングを、前記エラストマフィルムが前記プロテクタと前記リングとの間に永久的に挟まれるように、取付けるステップと、を有する、
    プロセス。
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