JP5880085B2 - 床面の改修工法およびトイレ改修工法 - Google Patents
床面の改修工法およびトイレ改修工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5880085B2 JP5880085B2 JP2012017207A JP2012017207A JP5880085B2 JP 5880085 B2 JP5880085 B2 JP 5880085B2 JP 2012017207 A JP2012017207 A JP 2012017207A JP 2012017207 A JP2012017207 A JP 2012017207A JP 5880085 B2 JP5880085 B2 JP 5880085B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mortar
- plate
- toilet
- floor surface
- repair method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
このような改修工事においては、ハツリ作業を行った部分(ハツリ部分)の壁や床の補修に時間がかかるため、改修工事の工期が比較的長期化する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる床面の改修工法を表すフローチャート図である。 また、図2、図3、および図6〜図10は、本実施形態にかかる床面の改修工法を表す模式図である。
なお、図2(a)および図3(a)は、床面の改修箇所を斜め上方から眺めた斜視模式図である。図2(b)、図3(b)、および図6〜図10は、図2(a)に表した切断面A−Aにおける断面模式図に相当する。
本実施形態にかかる床面の改修工法では、まず、図2に表したように、床面に凹部101を形成する(ステップS101)。既設の床面103は、例えばタイルや石材やコンクリートなどにより形成されている。そのため、凹部101は、例えば既設の床面103のハツリ作業を行った部分(ハツリ部分)に相当する。但し、既設の床面103の材料は、これだけに限定されるわけではない。
図4および図5は、本実施形態の施工治具を例示する模式図である。
なお、図4(a)は、本実施形態の施工治具410を斜め上方から眺めた斜視模式図である。図4(b)は、本実施形態の施工治具410を上方から眺めた平面模式図である。図5(a)は、図4(b)に表した切断面B1−B1における断面模式図である。図5(b)は、図4(b)に表した切断面C1−C1における断面模式図である。
本願明細書において、「定規」とは、水平あるいは垂直な仕上げ面を施す左官工事の型板をいうものとする。定規は、一般的に細長い形状を有し、例えば木や金属や樹脂などにより形成されている。
図11は、本発明の他の実施の形態にかかる床面の改修工法を表すフローチャート図である。
また、図12および図13は、本実施形態の施工治具を例示する模式図である。
また、図14〜図18は、本実施形態にかかる床面の改修工法を表す模式図である。
なお、図12(a)は、本実施形態の施工治具420を斜め上方から眺めた斜視模式図である。図12(b)は、本実施形態の施工治具420を上方から眺めた平面模式図である。図13(a)は、図12(b)に表した切断面B2−B2における断面模式図である。図13(b)は、図12(b)に表した切断面C2−C2における断面模式図である。 また、図17(a)は、床面の改修箇所を斜め上方から眺めた斜視模式図である。図14〜図16、図17(b)、および図18は、図2(a)に表した切断面A−Aにおける断面模式図に相当する。
図12(a)に表したように、本実施形態の施工治具420は、支持部421と、高さ調整部423と、モルタル均しガイド425と、を有する。図12(b)に表したように、支持部421は、貫通穴429を有する。また、図13(a)および図13(b)に表したように、支持部421の下面であって貫通穴429の位置には、ナット422が固定されている。なお、ナット422の代わりに、雌ねじが支持部421に設けられていてもよい。一方、高さ調整部423は、雄ねじが形成されたねじ部423aを有する。そして、高さ調整部423を回転させることにより、支持部421およびモルタル均しガイド425の高さ方向の位置を調整することができるとともに、高さ調整部423を支持部421から上方へ取り外すことができる。
図14に表したように、施工治具420のモルタル均しガイド425の長手方向が床面の改修箇所の奥行方向(図3参照)あるいは間口方向(図3参照)と略平行となるように、施工治具420を凹部101に設置する(ステップS105)。続いて、高さ調整部423を回転させることにより、支持部421およびモルタル均しガイド425の高さ方向の位置を調整する(ステップS107)。
図19および図20は、本実施形態の施工治具を例示する模式図である。
また、図21〜図24は、本実施形態にかかる床面の改修工法を表す模式図である。
なお、図19(a)は、本実施形態の施工治具430を斜め上方から眺めた斜視模式図である。図19(b)は、本実施形態の施工治具430を上方から眺めた平面模式図である。図20(a)は、図19(b)に表した切断面B3−B3における断面模式図である。図20(b)は、図19(b)に表した切断面C3−C3における断面模式図である。 また、図21〜図24は、図2(a)に表した切断面A−Aにおける断面模式図に相当する。
図19(a)に表したように、本実施形態の施工治具430は、第1の高さ調整部431と、第2の高さ調整部433と、モルタル均しガイド435と、を有する。つまり、本実施形態の施工治具430の高さ調整部は、第1の高さ調整部431と、第2の高さ調整部433と、を有する。図19(b)に表したように、第1の高さ調整部431は、例えばねじなどの締結部材437によりモルタル均しガイド435の上面435aに固定されている。モルタル均しガイド435の上面(平滑部)435aは、平滑に形成されている。
図21に表したように、施工治具430のモルタル均しガイド435の長手方向が床面の改修箇所の奥行方向(図3参照)あるいは間口方向(図3参照)と略平行となるように、施工治具430を凹部101に設置する(ステップS105)。続いて、第2の高さ調整部433を回転させることにより、第1の高さ調整部431およびモルタル均しガイド435の高さ方向の位置を調整する(ステップS107)。
図25は、本発明の実施の形態にかかるトイレ改修工法を表すフローチャート図である。
また、図26〜図29は、本実施形態にかかるトイレ改修工法を表す模式図である。
なお、図26〜図28は、トイレ室の改修箇所を斜め上方から眺めた斜視模式図である。図29は、図27に表した切断面D−Dにおける断面模式図に相当する。
本実施形態にかかるトイレ改修工法では、図26に表したように、段差部202を有する床面に設置された和風便器311を洋風便器301(図29参照)に改修する。上段床面201、段差部202、および下段床面(既設の床面)203は、例えばタイルや石材やコンクリートなどにより形成されている。但し、上段床面201、段差部202、および下段床面203の材料は、これだけに限定されるわけではない。本実施形態にかかるトイレ改修工法では、まず、段差部202を有する床面に設置された和風便器311を除去する(ステップS201)。続いて、図27に表したように、和風便器311の排水管315を残したままで段差部202を除去し凹部204を形成する(ステップS203)。
なお、図30は、改修後の床面(プレート)を奥行方向(図3参照)あるいは間口方向(図3参照)にみたときの床面の断面模式図である。図30(a)は、改修後の床面が曲面を有する例を例示する断面模式図である。図30(b)は、改修後の床面が2つの平面を接続された形状を有する例を例示する断面模式図である。
これらによれば、例えば掃除口が中央部近傍の床面に設けられている場合には、床面上の水などを掃除口へ導くことができる。
なお、傾斜方向は、図30(a)および図30(b)に例示した方向に限定されず、例えば、高さの位置が改修箇所の奥側から手前側に向かうにつれて低くなる傾斜方向や、高さの位置が改修箇所の左側端部から右側端部に向かうにつれて低くなる傾斜方向であってもよい。あるいは、それらの方向のそれぞれ逆の傾斜方向であってもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (8)
- 床面に凹部を形成し、
高さ調整部とモルタル均しガイドとを有する施工治具を前記凹部の底面に設置して前記高さ調整部により前記モルタル均しガイドの高さ調整を行い、
前記モルタル均しガイドの上面よりも高い位置まで前記凹部にモルタルを打設し、
前記施工治具の前記モルタル均しガイドに沿って定規を滑らせることにより前記モルタルの表面を平滑に施工し、
前記モルタルの表面および前記モルタル均しガイドの上面の少なくともいずれかへのスペーサの設置、及び前記モルタルの表面への接着剤の塗布を行い、
前記接着剤の上および前記スペーサの上にプレートを設置することを特徴とする床面の改修工法。 - 前記モルタル均しガイドを前記モルタル内に埋め込むことを特徴とする請求項1記載の床面の改修工法。
- 前記モルタルを打設した後であって前記モルタルが硬化する前に、前記高さ調整部を取り外すことを特徴とする請求項1または2に記載の床面の改修工法。
- 表面が平滑に形成された平滑部を前記モルタル均しガイドに設け、
前記平滑部の上に前記スペーサを介在させて前記プレートを設置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の床面の改修工法。 - 段差部を有する床面に設置された和風便器を洋風便器に改修するトイレ改修工法であって、
前記和風便器を除去し、
前記和風便器の排水管を残したままで前記段差部を除去して前記床面に凹部を形成し、
請求項1〜4のいずれか1つに記載の床面の改修工法により前記凹部にモルタルを打設し、
前記接着剤の上および前記スペーサの上にプレートを施工し、
前記和風便器の前記排水管と前記洋風便器の排水口とを接続部材を介して接続し、前記プレートの上に前記洋風便器を載置することを特徴とするトイレ改修工法。 - 前記モルタルは、硬化時間が普通ポルトランドセメントを用いたモルタルの硬化時間よりも短い速硬性モルタルであり、
前記モルタルと前記プレートとのあいだに前記スペーサを介在させることを特徴とする請求項5記載のトイレ改修工法。 - 前記プレートは、陶磁器質タイル、石材、およびセメント材パネルの少なくともいずれかにより形成され、前記プレートの下に設けられた前記接着剤が硬化する前に前記プレートの上に載って作業可能な強度を有することを特徴とする請求項5または6に記載のトイレ改修工法。
- 前記プレートは、テーパ部が形成された端部を有し、
前記端部を既設の床面に載置することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1つに記載のトイレ改修工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012017207A JP5880085B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 床面の改修工法およびトイレ改修工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012017207A JP5880085B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 床面の改修工法およびトイレ改修工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013155531A JP2013155531A (ja) | 2013-08-15 |
JP5880085B2 true JP5880085B2 (ja) | 2016-03-08 |
Family
ID=49051002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012017207A Active JP5880085B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 床面の改修工法およびトイレ改修工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5880085B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015059299A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | Toto株式会社 | アンカーピン及び該アンカーピンを備えたキット並びに大型セラミック板を用いて床面を形成する方法 |
JP2015059298A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | Toto株式会社 | 大型セラミック板を用いて床面を形成する方法 |
WO2023108434A1 (zh) * | 2021-12-14 | 2023-06-22 | 杭州电子科技大学技术转移有限公司 | 一种木地板塌陷修补装置及方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6358141U (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-18 | ||
JP3674097B2 (ja) * | 1995-08-17 | 2005-07-20 | 大和ハウス工業株式会社 | レベル切り替え可能な床見切 |
JPH11270104A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-10-05 | Toto Ltd | 床用建材支持具、床用建材施工体及びその施工方法 |
US6134854A (en) * | 1998-12-18 | 2000-10-24 | Perstorp Ab | Glider bar for flooring system |
JP2001059256A (ja) * | 1999-08-23 | 2001-03-06 | Toto Ltd | 衛生設備機器の排水構造 |
JP2009046849A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Spacer Kogyo:Kk | コンクリート打設用天端定規 |
JP2009275498A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | It Sangyo Kk | 和洋便器交換分割プレート工法 |
-
2012
- 2012-01-30 JP JP2012017207A patent/JP5880085B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013155531A (ja) | 2013-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8658033B2 (en) | Method and system for installing a drain | |
CN107035064B (zh) | 一种装配式预制外墙板结构及施工方法 | |
JP5880085B2 (ja) | 床面の改修工法およびトイレ改修工法 | |
CN113789933A (zh) | 架空楼地面安装工法 | |
KR100916326B1 (ko) | 바닥구조물 및 이를 이용한 시공방법 | |
KR100988270B1 (ko) | 슬래브용 레벨러에 방미장용 레벨러를 연결 사용하여 공사단계별 바탕면 마감높이를 표시한 레벨 스페이서 장치 | |
KR101646527B1 (ko) | 석재가 일체로 형성된 건축 및 토목 구조물과 그 시공방법 | |
JP2013092027A (ja) | 床面の改修工法およびトイレ改修工法 | |
CN205421640U (zh) | 一种连接件及外墙板安装节点 | |
KR20150117832A (ko) | 신축이음장치 보수시설 및 이를 이용한 보수공법 | |
JP2001059256A (ja) | 衛生設備機器の排水構造 | |
KR20090003786A (ko) | 상인방 벽돌 조적용 가설 지지대 및 이를 이용한 상인방벽돌 조적 방법 | |
JP2007217871A (ja) | 乾式基礎及びその構築方法 | |
JP2001295441A (ja) | コンクリート階段の施工に使用する蹴込板固定具、蹴込板装置、コンクリート階段の施工構造及びコンクリート階段の施工方法 | |
CN106836728B (zh) | 石材地坪架空预装注浆固化结构 | |
KR20090017096A (ko) | 바닥구조물 및 이의 시공방법 | |
CN110805278A (zh) | 一种混凝土楼板厚度及平整度控制方法 | |
KR20080062484A (ko) | 시설물 균등 미장재 및 이를 이용한 균등미장 보강공법 | |
JP2001055776A (ja) | 和風便器の改修における埋設構造および埋設工法 | |
CN220167223U (zh) | 一种预制清水混凝土非结构填充墙 | |
CN215291439U (zh) | 一种用于填充墙高精度坎台的模板 | |
CN103590590B (zh) | 整体卫生间地面 | |
CN103835466B (zh) | 组合式卫生间墙面模块 | |
JP7337119B2 (ja) | 型枠ユニットおよびコンクリート構造物施工方法 | |
JP7003363B2 (ja) | 吹付厚ガイド構造、及び吹付モルタルによる補強方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5880085 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |