JP5869189B2 - ホームplmnの探索をそれの近接にしたがって制限するための装置および方法 - Google Patents

ホームplmnの探索をそれの近接にしたがって制限するための装置および方法 Download PDF

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Description

[0001] 本開示の実施形態は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より具体的には、ローミングしている間(while roaming)のホームPLMN探索に関する。
[0002] ワイヤレス通信ネットワークは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャストなどといった、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。通常は多元接続ネットワークであるこのようなネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザのための通信をサポートする。
[0003] ワイヤレス通信ネットワークでは、ローミングは、モバイル局が、それのホームPLMN(公衆ランドモバイルネットワーク(public land mobile network))でないネットワークを訪問する場合に使用される用語である。訪問先ネットワーク(visited network)はしばしば、VPLMN(Vは訪問先(V being visitesd))と呼ばれる。訪問先ネットワークは、ホームPLMNと同じ国(country)に属しうる、または属し得ない。
[0004] ネットワークのアイデンティティは、一般に、PLMN IDによって提供される。PLMN IDは、一般に、モバイルカントリーコード(MCC:mobile country code)およびモバイルネットワークコード(MNC:mobile network code)の組み合わせを含む。GSMAは、世界中で使用されるPLMN IDの正確なリストを保持しており、ここで、各3GPPに適合したモバイルネットワーク(3GPP-compliant mobile network)が、それのMCCおよびMNCによって識別される。このようなモバイルネットワーク内の各セルは、モバイル局が、それがどのネットワーク内にいるのかを識別することができるように、それのMCCおよびMNCをブロードキャストする。一般に、各国は、1つ(または、ある場合には1つ以上)のカントリーコードを利用し、また多くの国は通常、いくつかのネットワークを有しており、従って、いくつかのMNCを有している。MCCの中で、各モバイルネットワークは、固有のMNCを有している。
[0005] モバイル局がローミングしているときに、すなわち、それがVPLMNに登録されるときに、モバイル局は一般に、それのホームPLMNを定期的に探索するためのいくつかのアルゴリズムのうちの1つを使用する。これは、モバイル局が、例えば国境(a border)の近くなど、それのホームPLMNの近くにいる場合、モバイル局は、信号の特性に従って、ベストなセルに登録されるが、音声またはデータコール(data calls)についての、ユーザに対する、さらに増加した請求金額を含む様々な理由のために、それのホームPLMNに登録することがモバイル局にとって好ましいからである。例えば、モバイルは、定期的な、固定されたインターバルで、それのホームPLMNを探索しうるか、または探索が失敗し続けるので、探索があまり成功しそうにないと決定するにつれて(as it comes to determine that the success of the search is less likely as it continues to fail)、長時間にわたって、より長いインターバルで探索しうる。
[0006] VPLMNに登録されている間、ホームPLMNを探索することは、一般に、利用可能なセルリストを確立するために、全てのサポートされた周波数/帯域上で受信した電力を測定すること、およびホームPLMN IDが発見されるまで、または利用可能なセルリストが使い果たされるまで、それのPLMN IDを決定するために各セルのアイデンティティを読み取ることなどの処理を含む。これらの処理は、かなりの量の電力を消費する。そのため、モバイルがホームPLMNを探索するたびに、特に、モバイルがアイドルまたはスタンバイモードであるときに、モバイルでの電力消費は増大する。
[0007] しかしながら、ホームPLMNが、モバイル局をサービスしている(serving)VPLMNの付近(vicinity)にない場合に、探索処理がホームPLMNを発見するであろう可能性は、ないに近い(little to no possibility)ものでありうる。例えば、アメリカ合衆国にホームネットワークを有するモバイル局は、オーストラリアのネットワークに登録される場合、それのホームPLMNの探索に必然的に失敗するだろう。そのため、このシナリオにおけるホームPLMNについてのこのような探索は、避けた方が好都合である、電力の浪費であるだろう。
[0008] 他では、VPLMNがモバイル局のHPLMNの付近内にあるかどうかの情報を、モバイル局に送信するためのネットワークを備えることによって、この問題を解消しようと試みている。ここで、VPLMNがHPLMNの付近でない場合、HPLMNの探索およびスキャニングは、排除されうる。例えば、エリクソン(Ericsson)は、3GPP TSG-CN-WG1, Meeting #17で公開された、「Border problem and efficient periodic search」と題された文書を発表した。この文書内で、エリクソンは、シグナリングメカニズムを使用して(すなわち、ブロードキャストメッセージ、登録メッセージ、またはLA/RAアップデートを介して)、近傍PLMNリスト(neighbor PLMN list)を送信する手順を開示した。しかしながら、この解決策は、モバイル局よりもむしろネットワークの要望でモバイル局への近傍PLMNのリストの送信を要求し、さらにネットワークからの送信を要求することによって、エアインターフェース上で通信を定義する規格に対する変更を要求した。
[0009] モバイルブロードバンド接続に対する需要が増え続けるにつれ、モバイルブロードバンド接続に対する高まる需要を満たすためだけでなく、モバイル通信とのユーザ経験も促進し増進するために、研究開発がワイヤレス技術を発展させ続けている。
[0010] 下記は、本開示の1つまたは複数の態様の基本的理解を提供するために、このような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示の考えられるすべての特徴の広範な概観ではなく、本開示のすべての態様の重要なまたは鍵となる要素を特定することも、本開示の態様のいずれかまたはすべての範囲を線引きする(delineate)ことも意図されていない。その唯一の目的は、後に提示されるより詳細な説明への前置きとして、簡略化された形式で本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を提示するものである。
[0011] 一態様では、本開示は、ユーザ機器(UE)で動作可能なワイヤレス通信の方法を提供する。ここで、方法は、訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(a visited public land mobile network)(VPLMN)に登録することと、VPLMNがUEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(a home public land mobile network)(ホームPLMN)の近傍(a neighbor)であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベース(neighbor database)に従って決定することと、VPLMNがUEのホームPLMNの近傍でないことを近傍データベースが示す場合、VPLMNに登録されたままで(while remaining registered on)ホームPLMNの探索を差し控えること(forgoing)とを含む。
[0012] 本開示の別の態様は、ネットワークエンティティで動作可能なワイヤレス通信の方法を提供する。ここで方法は、複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報(neighbor information)とを含む、近傍データベースを記憶することを含む。方法は、NAS登録メッセージング(NAS registration messaging)またはOMAデバイス管理シグナリング(OMA device management signaling)のうちの1つを利用してUEに近傍データベースを送信することをさらに含む。
[0013] 本開示の別の態様は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、少なくとも1つのプロセッサに結合された送信機と、少なくとも1つのプロセッサに結合された受信機とを含む、ワイヤレス通信のために構成されたUEを提供する。ここで、少なくとも1つのプロセッサは、VPLMNに登録し、VPLMNがUEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定し、VPLMNがUEのホームPLMNの近傍でないことを近傍データベースが示す場合、VPLMNに登録されたままでホームPLMNの探索を差し控えるように構成される。
[0014] 本開示の別の態様は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、少なくとも1つのプロセッサに結合された通信インターフェースとを含む、ワイヤレス通信のために構成されたネットワークエンティティを提供する。ここで少なくとも1つのプロセッサは、複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報とを含む、近傍データベースを記憶するように構成される。少なくとも1つのプロセッサはさらに、NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してUEに近傍データベースを送信するようにさらに構成される。
[0015] 本開示の別の態様は、VPLMNに登録するための手段と、VPLMNがUEのホームPLMNの近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定するための手段と、VPLMNがUEのホームPLMNの近傍でないことを近傍データベースが示す場合、VPLMNに登録されたままでホームPLMNの探索を差し控えるための手段とを含む、ワイヤレス通信のために構成されたUEを提供する。
[0016] 本開示の別の態様は、複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報とを含む近傍データベースを記憶するための手段を含む、ワイヤレス通信ネットワーク内での動作のために構成されたネットワークエンティティを提供する。ネットワークエンティティは、NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してUEに近傍データベースを送信するための手段をさらに含む。
[0017] 本開示の別の態様は、コンピュータに、VPLMNに登録させるための命令と、コンピュータに、VPLMNがUEのホームPLMNの近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って、決定させるための命令と、VPLMNがUEのホームPLMNの近傍でないことを近傍データベースが示す場合、コンピュータに、VPLMNに登録されたままでホームPLMNの探索を差し控えさせるための命令とを有する、コンピュータ読取可能な記憶媒体を含む、ワイヤレス通信のために構成されたUEで動作可能なコンピュータプログラム製品を提供する。
[0018] 本開示の別の態様は、コンピュータに、複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報とを含む近傍データベースを記憶させるための命令を有する、コンピュータ読取可能な記憶媒体を含む、ワイヤレス通信ネットワーク内での使用のために構成されたネットワークエンティティで動作可能なコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ読取可能な記憶媒体はさらに、コンピュータに、NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してUEに近傍データベースを送信させるための命令を含む。
[0019] 本発明の他の態様、特徴、および実施形態は、添付図面とともに、以下の本発明の具体的な例示的実施形態の説明を検討すると、当業者に対して明らかになるだろう。本発明の特徴は、以下の特定の実施形態および図に関連して説明されうるが、本発明の全ての実施形態は、本願に説明される有利な特徴の1つまたは複数を含みうる。言い換えると、1または複数の実施形態は、特定の有利な特徴を有しているとして説明されうるが、そのような特徴の1つまたは複数はまた、本明細書で説明される発明の様々な実施形態に従って使用されうる。同様の方法で、例示的な実施形態は、装置、システム、または方法の実施形態として下記で説明されうるが、そのような例示的な実施形態は、様々な装置、システム、および方法において実装されうることを理解されるべきである。
図1は、処理システムを用いて、装置のためのハードウェアの実装の例を図示するブロック図である。 図2は、電気通信システムの例を概念的に図示するブロック図である。 図3は、アクセスネットワークの例を図示する概念図である。 図4は、ユーザおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を図示する概念図である。 図5は、電気通信システムにおいてUEと通信するノードBの例を概念的に図示するブロック図である。 図6Aは、ホームPLMNの付近でないVPLMNを訪問しているときに、ホームPLMN探索を差し控えるプロセスの一例を図示するフローチャートである。 図6Bは、ホームPLMNの付近でないVPLMNを訪問しているときに、ホームPLMN探索を差し控えるプロセスの一例を図示するフローチャートである。 図7は、UEに近傍データベースを供給するための3つの例示的な手順を図示する概略図である。 図8は、3GPPネットワーク内で利用されるPLMN IDの一部分を図示する2つの表を示す。 図9は、いくつかの例に従った、近傍データベースの構造を示す表を含む。 図10は、いくつかの例に従った、近傍データベースの構造を示す表を含む。
[0029] 添付の図面に関連して以下に述べられる詳細な説明は、様々な構成の説明を意図したものであり、本明細書において説明される概念が実施されうる、唯一の構成を表すことを意図したものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的のために、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実現されうることは当業者対して明らかであるだろう。いくつかの事例では、周知の構造およびコンポーネントが、そのようなコンセプトを曖昧にすることを避けるためにブロック図の形態で図示される。
[0030] 本開示の様々な態様は、モバイル局がホームPLMNの近傍でないネットワークでローミングしているときに、モバイル局によるそれのホームPLMNについての探索を、低減または排除する探索アルゴリズムを提供する。すなわち、モバイル局が、異なるPLMNを訪問しているときに、ホームPLMNが近くにありそうかどうかを決定することができるように、モバイル局は、それのホームPLMNについての情報を供給されうる。
[0031] 図1は、処理システム114を用いる装置100(例えば、ユーザ機器)のためのハードウェアの実装の例を図示する概念図である。本開示の様々な態様に従って、要素または要素の任意の一部、あるいは要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサ104を含む処理システム114を用いて実装されうる。プロセッサ104の例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲートロジック、離散ハードウェア回路、および本開示を通して説明される様々な機能を行うように構成された、他の適切なハードウェアを含む。
[0032] この例では、処理システム114は、一般に、バス102によって表されるバスアーキテクチャを用いて実装されうる。バス102は、処理システム114の特定の用途と全体的な設計の制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含みうる。バス102は、(プロセッサ104により通常表される)1つまたは複数のプロセッサ、メモリ105、およびコンピュータ読取可能な媒体(コンピュータ読取可能な媒体106によって通常表される)を含む様々な回路を互いにリンクする。バス102はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような様々な他の回路をリンクすることができ、これらは、当該技術分野で周知であるため、これ以上説明されない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間のインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。装置の性質に依存して、ユーザインターフェース112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)もまた提供されうる。
[0033] プロセッサ104は、バス102の管理、およびコンピュータ読取可能な媒体106に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担当する。このソフトウェアは、プロセッサ104によって実行される場合、処理システム114に、任意の特定の装置に関して後に説明される様々な機能を行わせる。コンピュータ読取可能な媒体106はまた、ソフトウェアを実行する場合にプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用されうる。
[0034] 処理システムにおける1つまたは複数のプロセッサ104は、ソフトウェアを実行しうる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれる場合も、それ以外で呼ばれる場合も、命令、命令のセット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、手順、関数などを意味するものと広く解釈されるだろう。ソフトウェアは、コンピュータ読取可能な媒体106に存在しうる。コンピュータ読取可能な媒体106は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体でありうる。非一時的なコンピュータ読取可能な媒体は、例として、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光学ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、またはデジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM(登録商標))、レジスタ、リムーバブルディスク、およびコンピュータによってアクセスおよび読取可能なソフトウェアおよび/または命令を記憶するための、任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ読取可能な媒体はまた、例として、コンピュータによってアクセスおよび読取可能なソフトウェアおよび/または命令を送信するための、搬送波、伝送回線、および任意の他の適切な媒体を含みうる。コンピュータ読取可能な媒体106は、処理システム114の内部、処理システム114の外部に存在し、または、処理システム114を含む複数のエンティティにわたって分散されうる。コンピュータ読取可能な媒体106は、コンピュータプログラム製品において具現化されうる。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ読取可能な媒体を含みうる。当業者は、システム全体に課された全体的な設計の制約、および特定のアプリケーションに依存して、本開示全体を通して提示され説明される機能をどのように最善に実装するかを理解するだろう。
[0035] 本開示を通して提示される様々な概念は、幅広い種類の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装されうる。制限されない説明に役立つ実例として、図2を参照すると、本開示の様々な態様が、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)システム200に関連して図示される。UMTSネットワークは、3つの相互に作用する領域、すなわち、コアネットワーク204、無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば、UMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)202)、およびユーザ機器210を含む。この例では、UTRAN 202に使用可能ないくつかのオプションの中で、図示されたUTRAN 202は、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、および/または他のサービスを含む、様々なワイヤレスサービスを可能にするためにW−CDMA(登録商標)エアインターフェースを用いうる。UTRAN 202は、各無線ネットワークコントローラ(RNC)206などのRNCによって各々が制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)207などの複数のRNSを含みうる。ここで、UTRAN 202は、図示されたRNC 206およびRNS 207に加えて、任意の数のRNC 206およびRNS 207を含みうる。RNC 206は特に、RNS 207内の無線リソースを割り当てること、再構成すること、および解放することを担当する装置である。RNC 206は、直接物理接続(direct physical connection)、仮想ネットワーク、または任意の適切なトランスポートネットワークを使用する同様なもののような様々なタイプのインターフェースを通して、UTRAN 202内の他のRNC(図示されない)に相互接続されうる。
[0036] RNS 207によってカバーされる地理的領域は、各セルにサービスする無線トランシーバ装置を有する、多数のセルに分割されうる。無線トランシーバ装置は通常、UMTSアプリケーションにおいてノードBと呼ばれるが、また当業者によって、基地局(BS)、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、ベーシックサービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な専門用語でも呼ばれうる。明確化のために、各RNS 207内に3つのノードB 208が図示されるが、RNS 207は、任意の数のワイヤレスノードBを含みうる。ノードB 208は、任意の数のモバイル装置のためにコアネットワーク204へのワイヤレスアクセスポイントを提供する。モバイル装置の例は、セルラ電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレイヤ(例えば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機器、または任意の他の同様の機能デバイスを含む。モバイル装置は一般に、UMTSアプリケーションにおいてユーザ機器(UE)と呼ばれるが、当業者によって、モバイル局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な専門用語でも呼ばれうる。UMTSシステムでは、UE 210はさらに、ユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)211を含み、それは、ネットワークに対するユーザの加入情報を含む。説明のための目的で、1つのUE 210は、多数のノードB 208と通信していると示される。ダウンリンク(DL)は、順方向リンクとも呼ばれ、ノードB 208からUE 210への通信リンクを指し、アップリンク(UL)は、逆方向リンクとも呼ばれ、UE 210からノードB 208への通信リンクを指す。
[0037] コアネットワーク204は、UTRAN 202のような1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースしうる。示されるように、コアネットワーク204は、UMTSコアネットワークである。しかしながら、当業者が理解するように、本開示全体を通して提示される様々な概念は、UMTSネットワーク以外の数タイプのコアネットワークへのアクセスをUEに提供するために、RANまたは他の適切な接続ネットワークにおいて実装されうる。
[0038] 図示されたUMTSコアネットワーク204は、回路交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回路交換エレメントのいくつかは、モバイルサービス交換センタ(MSC:Mobile services Switching Centre)、ビジタロケーションレジスタ(VLR:Visitor Location Register)、およびゲートウェイMSC(GMSC)である。パケット交換エレメントは、サービングGPRSサポートノード(SGSN)およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAucのようないくつかのネットワークエレメントは、回路交換およびパケット交換の両方で共有されうる。
[0039] 図示された例では、コアネットワーク204は、MSC 212およびGMSC 214で回線交換サービスをサポートする。いくつかのアプリケーションでは、GMSC 214は、メディアゲートウェイ(MGW)と呼ばれうる。RNC 206のような1つまたは複数のRNCは、MSC 212に接続されうる。MSC 212は、呼設定(call setup)、呼ルーティング(call routing)、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC 212はまた、UEが、MSC 212のカバレッジエリア内にいる継続期間の間、加入者に関連した情報を含むビジタロケーションレジスタ(VLR)を含む。GMSC 214は、回線交換ネットワーク216にアクセスするためにUEのためのMSC 212を通したゲートウェイを提供する。GMSC 214は、特定のユーザが加入しているサービスの詳細を反映しているデータなどの、加入者データを含んでいるホームロケーションレジスタ(HLR)215を含む。HLRはまた、加入者固有の認証データを含む認証センタ(Auc)と関連付けられている。特定のUEについて呼出(call)が受信されると、GMSC 214は、UEのロケーションを決定するためにHLR215に問い合わせを行い、呼出を、そのロケーションにサービスしている特定のMSCに転送する。
[0040] 図示されたコアネットワーク204はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220でパケット交換データサービスをサポートする。汎用パケット無線サービス(GPRS)は、標準的な回路交換データサービスで利用可能なものよりも速いスピードでパケットデータサービスを提供するように設計される。GGSN 220は、パケットベースのネットワーク222への接続をUTRAN 202に提供する。パケットベースのネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、またはいくつかの他の適切なパケットベースのネットワークでありうる。GGSN 220の主要機能は、パケットベースのネットワークの接続性をUE 210に提供することである。データパケットは、主に、MSC 212が回線交換ドメインにおいて行うものと同様の機能をパケットベースのドメインで行う、SGSN 218を通してGGSN 220とUE 210との間で転送されうる。
[0041] UTRAN 202は、本開示に従って利用されうるRANの1つの例である。制限なしに一例として、図3を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるRAN 300の簡略化された概略図が図示される。システムは、セル302、304、および306を含む複数のセルラ領域(セル)を含み、その各々は、1つまたは複数のセクタを含みうる。セルは、地理的に(例えば、カバレッジエリアによって)定義され、および/または周波数、スクランブリングコードなどに従って定義されうる。すなわち、図示された地理的に定義されたセル302、304、および306は各々、例えば、異なるスクランブリングコードを利用することによって、複数のセルにさらに分割されうる。例えば、セル304aは、第1のスクランブリングコードを利用し、セル304bは、同じ地理的領域内にいて同じノードB 344によってサービスされる間、第2のスクランブリングコードを利用することによって区別されうる。
[0042] セクタに分割されたセルでは、セル内の複数のセクタは、各アンテナがセルの一部におけるUEとの通信を担当するその各アンテナを有するアンテナのグループによって形成されうる。例えば、セル302において、アンテナのグループ312、314、および316は各々、異なるセクタに対応しうる。セル304において、アンテナのグループ318、304、および322は各々、異なるセクタに対応しうる。セル306において、アンテナのグループ324、326、および328は各々、異なるセクタに対応しうる。
[0043] セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信中でありうる、いくつかのUEを含みうる。例えば、UE330および332は、ノードB 342と通信中であり、UE334および336は、ノードB 344と通信中であり、UE338および340は、ノードB 346と通信中でありうる。ここで、各ノードB342、344、および346は、それぞれのセル302、304、および306内の全てのUE330、332、334、336、338および340にコアネットワーク204(図2を参照)へのアクセスポイントを提供するように構成されうる。
[0044] ソースセルでの呼出(a call with a source cell)の間、または他のいずれの時点においても、UE 336は、隣接セルの様々なパラメータと同様、ソースセルの様々なパラメータをモニタしうる。さらに、これらのパラメータの品質に依存して、UE 336は、隣接セルのうちの1つまたは複数との通信を保持しうる。この間中、UE 336は、アクティブセット(Active Set)、すなわち、UE 336が同時に接続されるセルのリストを保持しうる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネル(DPCH)、またはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネル(fractional downlink dedicated physical channel)(F−DPCH)をUE 336に現在割り当てているUTRANセルは、アクティブセットを構成しうる)。
[0045] UTRANのエアインターフェースは、例えば、W−CDMA規格を利用するもののような、スペクトル拡散直接シーケンス符号分割多重アクセス(DS−CDMA:spread spectrum Direct-Sequence Code Division Multiple Access)システムでありうる。スペクトル拡散DS−CDMAは、チップと呼ばれる疑似ランダムビットのシーケンスによる乗算を通してユーザデータを拡散する。UTRAN 202のためのW−CDMAのエアインターフェースは、そのようなDS−CDMA技術に基づいており、また追加的に周波数分割複信(FDD)を必要とする(call for)。FDDは、ノードB 408とUE 210と間のアップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)について異なるキャリア周波数を使用しうる。DS−CDMAを利用し、および時分割複信(TDD)を使用するUMTSのための別のエアインターフェースは、TD−SCDMAエアインターフェースでありうる。本明細書で説明される様々な例がW−CDMAエアインターフェースを示しうるが、根本的な原理は、TD−CDMAエアインターフェースまたは任意の他の適切なエアインターフェースに等しく適用可能であることを当業者は理解するだろう。
[0046] ワイヤレス電気通信システムでは、通信プロトコルアーキテクチャは、特定のアプリケーションに依存する様々な形式をとりうる。例えば、3GPP UMTSシステムでは、シグナリングプロトコルスタック(the signaling protocol stack)は、非アクセス層(NAS)とアクセス層(AS)とに分割される。NASは、UE 210とコアネットワーク204との間でシグナリングするために(図2を参照)、上位レイヤを提供し、また回路交換、およびパケット交換プロトコルを含みうる。ASは、UTRAN 202とUE 210との間でシグナリングするために、下層レイヤを提供し、またユーザプレーンおよび制御プレーンを含みうる。ここで、ユーザプレーンまたはデータプレーンはユーザトラフィックを搬送し、一方、制御プレーンは制御情報を搬送する(すなわちシグナリング)。
[0047] 図4を参照すると、ASが、レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3の3つのレイヤを用いて示される。レイヤ1は、最下位のレイヤであり、様々な物理レイヤの信号処理機能を実装する。レイヤ1は、本明細書において物理レイヤ406と呼ばれる。データリンクレイヤは、レイヤ2 408と呼ばれ、物理レイヤ406よりも上位であり、物理レイヤ406を介してUE 210とノードB 208との間のリンクを担当する。
[0048] レイヤ3では、RRCレイヤ416は、UE 210とノードB 208との間で制御プレーンシグナリング(the control plane signaling between)を扱う。RRCレイヤ416は、上位レイヤメッセージをルーティングすること、ブロードキャスティングおよびページング機能を扱うこと、および無線ベアラ確立し、構成することのための、多数の機能的エンティティを含む。
[0049] 図示されたエアインターフェースでは、L2レイヤ408がサブレイヤに分けられている。制御プレーンでは、L2レイヤ408は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ410、および無線リンク制御(RLC)サブレイヤ412の2つのサブレイヤを含む。ユーザプレーンでは、L2レイヤ408は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(a packet data convergence protocol)(PDCP)サブレイヤ414を追加的に含む。図示されないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワークレイヤ(例えば、IPレイヤ)、および接続の他端(例えば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーションレイヤを含む、L2レイヤ408よりも上の、いくつかの上位レイヤを有することができる。
[0050] PDCPサブレイヤ414は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ414はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減させるために上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮を提供し、それらのデータパケットを暗号化することによってセキュリティを提供し、ノードB間でのUEのハンドオーバのサポートを提供する。
[0051] RLCサブレイヤ412は、一般に、データ転送のために、肯定応答モード(an acknowledged mode)(AM)(ここで、肯定応答および再送信処理は、誤り訂正のために使用されうる)、否定応答モード(UM)、およびデータ転送のための透過モードをサポートし、また、MACレイヤでのハイブリッド自動再送要求(HARQ)によって順序が乱れた受信(out-of-order reception)を埋め合わせるために、上位レイヤデータパケットのセグメンテーション(segmentation)および再組立(reassembly)、並びにデータパケットの並べ替えを提供する。肯定応答モードでは、RNCおよびUEのようなRLCピアエンティティ(RLC peer entities)は、特に、RLCデータPDU、RLCステータスPDU、およびRLCリセットPDUを含む、様々なRLCプロトコルデータユニット(PDUs)を交換しうる。本開示では、「パケット」という用語は、RLCピアエンティティ間で交換されたいずれかのRLC PDUを指しうる。
[0052] MACサブレイヤ410は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ410はまた、複数のUEの間での1つのセルにおける様々な無線リソース(例えば、リソースブロック)の割り当てを担当する。MACサブレイヤ4 10はまた、HARQオペレーションを担当する。
[0053] 図5は、例示的なUE 550と通信中の例示的なノードB 510のブロック図であり、ここで、ノードB 510は、図2のノードB 208であり、UE 550は、図2のUE 210でありうる。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520が、データソース512からのデータと、コントローラ/プロセッサ540からの制御信号とを受信しうる。送信プロセッサ520は、基準信号(例えば、パイロット信号)と同様に、データおよび制御信号のための様々な信号処理機能(various signal processing functions)を提供する。例えば、送信プロセッサ520は、誤り訂正のための巡回冗長検査(CRC)コード、前方誤り訂正(FEC)を容易にするための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(例えば、2相位相シフトキーイング(BPSK)、4相位相シフトキーイング(QPSK)、M相位相シフトキーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M-quadrature amplitude modulation)(M−QAM)など)に基づいた信号配列(signal constellations)へのマッピング、直交可変拡散ファクタ(orthogonal variable spreading factors)(OVSF)を用いた拡散、および一連のシンボルを作り出すためのスクランブリングコードでの乗算を提供しうる。チャネルプロセッサ544からのチャネル推定値は、送信プロセッサ520のためのコーディング、変調、拡散、および/またはスクランブリング スキームを決定するために、コントローラ/プロセッサ540によって使用されうる。これらのチャネル推定値は、UE 550によって送信された基準信号から、またはUE 550からのフィードバックから導出されうる。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作り出すために、送信フレームプロセッサ530に提供される。送信フレームプロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報でシンボルを多重化することによって、このフレーム構造を作り出し、一連のフレームをもたらす。フレームは、送信機532に提供され、それは、アンテナ534を通してワイヤレス媒体にわたってダウンリンク送信のためにキャリア上でフレームを増幅すること、フィルタリングすること、および変調することを含む様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、例えば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイ(beam steering bidirectional adaptive antenna arrays)、または他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含む。
[0054] UE 550において、受信機554がアンテナ552を通してダウンリンク送信を受信し、キャリア上で変調された情報を再生するために送信を処理する。受信機554によって再生された情報は、受信フレームプロセッサ560に提供され、それは、各フレームを構文解析し(parses)、チャネルプロセッサ594へフレームからの情報を提供し、また受信プロセッサ570へデータ、制御、および基準信号を提供する。受信プロセッサ570は、ノードB510において送信プロセッサ520によって行われる処理の逆を行う。より具体的には、受信プロセッサ570は、シンボルをデスクランブル(descrambles)および逆拡散(despreads)し、変調スキームに基づいて、ノードB 510によって送信された最も適した信号配列を決定する。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されたチャネル推定値に基づきうる。軟判定は、データ、制御、および基準信号を再生するために復号され、またデインターリーブされる。CRCコードは、フレームがうまく復号されるかどうかを決定するためにチェックされる。うまく復号されたフレームによって搬送されたデータは、データシンク572に提供され、それは、UE 550および/または様々なユーザインターフェース(例えば、ディスプレイ)で走行するアプリケーションを表わす。うまく復号されたフレームによって搬送された制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に提供される。フレームが受信機プロセッサ570によってうまく復号されない場合、コントローラプロセッサ590はまた、これらのフレームへの再送要求をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用しうる。
[0055] アップリンクでは、データソース578からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号は、送信プロセッサ580に提供される。データソース578は、UE 550および様々なユーザインターフェース(例えば、キーボード)に入るアプリケーションを表わす。ノードB 510によるダウンリンク送信に関連して説明される機能性に類似して、送信プロセッサ580は、CRCコード、FECを容易にするための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFを用いた拡散、および一連のシンボルを作成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。ノードB 510によって送信された基準信号からチャネルプロセッサ594によって、またはノードB 510によって送信されたミッドアンブルに包含されるフィードバックから導出されたチャネル推定値は、適切な符号化、変調、拡散、および/またはスクランブリング方式を選択するために使用されうる。送信プロセッサ580によって作成されたシンボルは、フレーム構造を作り出すために、送信フレームプロセッサ582に提供される。送信フレームプロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報でシンボルを多重化することによって、このフレーム構造を作り出し、一連のフレームをもたらす。フレームは、送信機556に提供され、それは、フレームを増幅すること、フィルタリングすること、および、アンテナ552を通してワイヤレス媒体を介したアップリンク送信のためにキャリア上でフレームを変調することを含む、様々な信号調整機能を提供する。
[0056] アップリンク送信は、UE 550における受信機機能に関連して説明さるものと同様の手法で、ノードB 510において処理される。受信機535がアンテナ534を通してアップリンク送信を受信し、キャリア上で変調された情報を再生するために、送信を処理する。受信機535によって再生された情報は、受信フレームプロセッサ536に提供され、それは、各フレームを構文解析し、チャネルプロセッサ544へフレームからの情報を提供し、また受信プロセッサ538へデータ、制御、および基準信号を提供する。受信プロセッサ538は、UE 550内の送信プロセッサ580によって行われる処理の逆を行う。うまく復号されたフレームによって搬送されたデータおよび制御信号は、データシンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ提供されうる。フレームのうちのいくつかが受信機プロセッサによってうまく復号されない場合、コントローラ/プロセッサ540はまた、これらのフレームへの再送要求をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用しうる。
[0057] コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれ、ノードB 510およびUE 550における動作を指示するように使用されうる。例えば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧レギュレーション、電力管理、および他の制御機能を含む様々な機能を提供しうる。メモリ542および592のコンピュータ読取可能な媒体は、それぞれ、ノードB510およびUE 550のためのデータおよびソフトウェアを記憶しうる。ノードB510における、スケジューラ/プロセッサ546は、UEへリソースを割り当て、UEに対するダウンリンクおよび/またはアップリンク送信をスケジュールするために使用されうる。
[0058] 上述されるように、UE 550は、ワイヤレス通信のための公衆ランドモバイルネットワーク(PLMN)に登録しうる。PLMNは、一般に、PLMN IDによって識別され、それは、モバイルカントリーコード(MCC)およびモバイルネットワークコード(MNC)の組み合わせを含みうる。GSMAは、PLMN IDのリストを保持しており、また一般に、各国は、1つ(または、ある場合には1つ以上)のカントリーコードを利用し、また多くの国は通常、いくつかのネットワークを有しており、従って、いくつかのMNCを有している。
[0059] 表1は、国の小さいセットに関する、モバイルカントリーコード(MMC)の例示的なリストを示す。図示された国は各々、本開示の範囲内で、3桁の単一のMMCを含んでいるが、MMCの任意の数字は、特定の国に対応し、またMMCは任意の適切な長さのものでありうる。
[0060] 通常、ある一つの国の内の全てのモバイルネットワークは、同一のMNCを共有するが、それらの1つひとつは、一般に、それ自身のMNCを有している。いくつかの大きな国では、1つ以上のMCCが同一の国を示すために利用されうる。
[0061] 表2は、特定のモバイルオペレータの名称の例を、それらに対応するMCCおよびMNCとともに、示す。示されるように、表中の各オペレータは、MCCおよびMNCの特定の組み合わせで識別されるが、本開示の範囲内で、MCCおよびMNCの任意の数の組み合わせは、特定のオペレータに対応しうる。
[0062] UE 550は、一般に、ホームPLMN(HPLMN)を有するように構成される。UE 550は、それのHPLMN IDおよび同等なHPLMN(an equivalent HPLMN)(EHPLMN)リストを含む、メモリ592および/またはそれのUSIM 211に記憶されたリストを含みうる。すなわち、UE 550は、ホームPLMNのような1つより多いPLMNに登録することができ、従って、特定のUEのための1つまたは複数のEHPLMNがありうる。本開示では、参照がホームPLMNに対して行われる場合にのみ、これがHPLMNまたはEHPLMNのうちのいずれか一方を指すように意図される。
[0063] 本開示の様々な態様は、ローミングの際に、UE 550における電力を節約するための装置および方法を提供する。例えば、VPLMNにおけるローミングの際に、ホームPLMNを探索するために使用されるアルゴリズムは、ホームPLMNを発見するいくつかの可能性がある場合のみ、ホームPLMNを探索するように適応されうる。
[0064] これを達成するために、本開示のいくつかの態様に従って、UE 550は、例えば、ホームPLMNの付近にあるPLMNの、近傍モバイルカントリーコード(MCC)またはモバイルネットワークコード(MNC)のうちの1つまたは複数のリストを含む、近傍データベースを記憶しうる。ここで、近傍PLMNは、ホームPLMNに隣接しているか、ホームPLMNの近くであるか、またはオペレータが近傍として指定するのに適切であると決定しうるいずれかの近接にある、ものでありうる。
[0065] この方法では、ホームPLMNの付近でないことが知られているロケーションにおいてモバイル局がローミングしているときに、モバイル局が、ホームPLMNについての探索を差し控えうる。例えば、アメリカ合衆国内にそれのHPLMNを有するUE 550がオーストラリアのVPLMNに登録される場合、そのUEはそれのHPLMNについての探索を、差し控えうる。しかしながら、VPLMNが近傍PLMNのリストにあるPLMN IDを有する場合、ユーザは、国境地帯(a border region)にいる可能性があり、ホームPLMNについての探索は、いくつかの成功をもたらしうる。例えば、フランスにそれのHPLMNを有するUE 550がイタリアのVPLMNに登録される場合、そのUEは、国境地帯にいることがあり、そのため、そのUEはそれのHPLMNについての探索を差し控えうる。この場合、ホームPLMNについての探索は、例えば、固定された、定期的なインターバルで、または時間がたつにつれてより長くなる間隔で探索する、従来のアルゴリズムを使用して、行われうる。
[0066] 表3は、本開示のいくつかの態様に従った、近傍データベースがどのように構築されうるかの例を図示する。この事例について、4つのネットワークが図示されており、そのうちのいくつかは互いに近傍であり、またいくつかは、近傍ではない。表3には、オペレータのネットワークの近接内の全ての近傍ネットワークについてのMCCおよびMNCの関連付けられたリストと同様に、オペレータの名称、カントリーコード(MCC)、およびネットワークコード(MNC)が含まれる。表3は非常に小さく、4つの異なるオペレータについての情報のみを示しているが一方、データベースが作成されて、UE 550内に供給され、図示された情報を含み、しかし、例えば、世界中の全てのオペレータ、または任意の適切な数のオペレータを含んでいる。
[0067] 表4は、MNC情報が排除されているが、近傍MCCを利用する近傍データベースの別の例を提供する。このようにして、いくつかの国がかなり多数のMNCを有しうるため、UE 550におけるメモリ空間は、より小さなデータベースを利用することによって維持されうる。すなわち、近傍データベースがかなり多数のPLMNのためのリストを含む場合、全ての近傍PLMNについての全ての近傍PLMN IDを含むことは、相当量のメモリ容量を消費し始めうる。そのため、近傍情報をMCCのみに制限するこのような例は、メモリがUSIM 211/メモリ592において制限される場合に、または特定の例において近傍データベースがどこで記憶されうる場合でも、適切でありうる。さらに、例えば、新しい国が作られた場合や、国が追加のMCCを取得する場合のように、MCCは、比較的まれにしか変わらないため、近傍データベースのアップデートは非常にまれであり、または利用されない可能性がある。
[0068] 別の例では、UE 550は、UE 550が販売されるであろう国に、またはホームPLMNの国に対応する近傍データベースの一部分のみを記憶しうる。このように、UEは、VPLMNのPLMN IDを、ホームPLMNの近傍である近傍PLMNのリストとのみ比較する必要がありうる。これは、近傍データベースに要求されるメモリの量を低減させることができる。
[0069] もちろん、これらは、単に本開示のいくつかの態様において使用されうる近傍データベースの例にすぎず、本開示の範囲内の特定の実装におけるデータベースの構造は、これらの例に制限されない。
[0070] 図6Aおよび6Bは、本開示のいくつかの態様に従って、PLMNを探索するための例示的な処理600を図示するフローチャートである。いくつかの例では、処理600は、処理システム114、UE 210および/またはUE 550、あるいは、記載された機能を行うためのいずれかの他の適切な装置または手段を含む、装置100によって実装されうる。
[0071] 図示された例では、処理は、UE 550のパワーアップ(powering up)にともないステップ602で始まる。UE 550のパワーアップは、本明細書で説明されるような探索が発生する場合のシナリオの一例としてのみ利用される。しかしながら、当業者は、PLMN探索を利用する本明細書で明確に説明されていない他のシナリオにおいても、本開示の様々な態様が実装されうることを理解するだろう。
[0072] ステップ604では、UE 550は、利用可能なPLMNに関する無線チャネルを探索しうる。ステップ604での探索の詳細は当業者にとって既知であり、従って、本開示では詳細に説明されない。
[0073] ステップ606では、UE 550は、それのホームPLMNがステップ604において実施された探索で発見されるかどうかを決定しうる。例えば、探索で識別されたPLMNのリストは、HPLMNまたはEHPLMNのうちの1つまたは複数に対応するPLMN IDの少なくとも一部分と比較されうる。イエスである場合、UE 550は、ステップ608に進み、探索で発見されたホームPLMNに登録しうる。ステップ610は、UE 550が、ブロック608で説明されるホームPLMNに登録されたままでありうることを示す、プレースホルダ(placeholder)として実質的に(essentially)、図示される。ブロック612では、UE 550は、サービスがホームPLMN上で失われたかどうかを決定しうる。ノーである場合、処理は、UE 550がホームPLMNに登録されたままであるため、ステップ610に戻る。一方、ステップ 612において、UE 550は、サービスがホームPLMNで失われていることを決定する場合、処理は、ステップ604に戻り、ここで、UE 550は、利用可能なPLMNを探索しうる。
[0074] ここで、ステップ606を参照すると、ステップ604で探索が行われている間にUE 550がホームPLMNを発見しない場合、処理は、ステップ614へ進み、ここで、UE 550は、ステップ604で行われる探索から、どんな他のPLMNが利用可能であるかを、もしあれば、決定しうる。他のPLMNが利用可能でない場合、サービスはUE 550に関して利用可能ではなく、従って、処理はステップ604に戻り、ここで、UE 550は、利用可能なPLMNについての別の探索を行いうる。一方、ホームPLMN以外に利用可能な1つまたは複数のPLMNがある場合、処理は、ブロック616へと進み、ここで、UE 550は、利用可能なPLMNを有するネットワークに登録しうる。ここで、上述されるように、UE 550がステップ616で登録するPLMNは、VPLMNと呼ばれうる。
[0075] ステップ618では、UE 550は、ステップ616でUE 550が登録されたPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分(すなわち、VPLMN)が、UE 550で記憶された近傍データベース内のエントリに対応するかどうかを決定しうる。例えば、モバイルカントリーコード(MCC)、モバイルネットワークコード(MNC)、および/またはVPLMNのPLMN IDの任意の他の部分は、近傍データベース内のエントリに対応しうる。ノーである場合、処理は、ステップ622へと進み、それは、下記でさらに説明される。イエスである場合、処理は、ステップ620へと進み、ここで、UE 550は、近傍データベース内のVPLMNに対応する近傍PLMNがHPLMNまたはEHPLMNのうちの1つであるかどうかを決定しうる。例えば、表4で図示されるように、MCCのエントリのみを含む近傍データベースでは、UE 550は、VPLMNのMCCと同じ行にある近傍MCCが、UE 550のホームPLMNのMCCに対応するかどうかを決定しうる。別の例では、表3で図示されるように、MCCおよびMNCのエントリを含む近傍データベースにおいて、UE 550は、VPLMNのMCC/MNCの組み合わせと同じ行にある近傍MCC/MNCの組み合わせが、UE 550のホームPLMNに対応するかどうかを決定しうる。
[0076] ステップ620では、UE 550は、近傍PLMN IDがUE 550のホームPLMNに対応することを決定し、処理は、ステップ622(図6B参照)へと進み、ホームPLMNの探索を始めうる。すなわち、VPLMNが近傍データベース内に現れない場合(ステップ618で決定される)、またはVPLMNが近傍データベーに従ってホームPLMNの近傍である場合(ステップ620で決定される)、UE 550は、ホームPLMNへの探索を開始しうる。VPLMNが近傍データベース内に現れない場合(ステップ618で決定されるように)、ホームPLMNの探索は、たとえそれがそのデータベース内に現れないとしても、VPLMNが、ホームPLMNの近傍である可能性をカバーするために利用されうるオプションである。例えばこれは、VPLMNが、データベースにない新しいネットワークまたは新しいカントリーコードに対応する場合に起こりうる。
[0077] ステップ622では、UE 550は、ホームPLMN探索をタイミングする(timing home PLMN searches)ためのタイマを開始しうる。実質的にプレースホルダブロック(a placeholder block)である、ステップ624では、UE 550はVPLMNに登録されたままでありうる。ブロック626では、UE 550は、VPLMNでのサービスを失ったかどうかを決定しうる。UE 550がサービスを失う場合、処理は、利用可能なPLMNについての探索を行うためにステップ604に戻りうる。一方、UE 550がステップ626でサービスを失っておらず、従って、VPLMNに登録されたままであると決定する場合、処理は、ステップ628へと進み、ここで、UE 550は、ステップ622で開始されたホームPLMN探索をタイミングするタイマが満了したかどうかを決定しうる。タイマがまだ満了していない場合、処理は、ブロック624に戻り、VPLMNに登録されたままでありうる。一方、タイマが満了した場合、処理は、ステップ630へと進み、ここで、UE 550は、ホームPLMNを探索しうる。このような探索は、VPLMNでのローミングの際、従来のUEによって行われるホームPLMNのための、従来の探索と同じでありうる。ステップ632では、ホームPLMNが発見される場合、処理は、上述されるようにステップ608へと進み、ここで、UE 550は、ホームPLMNに登録しうる。一方、ホームPLMNがステップ632で発見されない場合、処理は、ステップ624へと戻り、ここで、UE 550は、VPLMNに登録されたままでありうる。
[0078] 本開示のいくつかの態様では、ステップ622と632の間の処理は、UEがVPLMNでローミングしている全ての場合において、従来のUEによって行われるホームPLMNについての探索と同じでありうる。しかしながら、本開示のいくつかの態様では、ホームPLMN探索をタイミングするためのタイマは、VPLMNがホームPLMNの近傍であることが既知である場合に、ホームPLMN探索を促進するように構成されうる。このように、ホームPLMNは、それが発見されるより大きい可能性があることが既知である場合、より素早く位置付けられうる。
[0079] よって、上述されるように、ステップ622−632は、従来のUEがローミングしている、すなわち、VPLMNに登録される、場合に行われる、ホームPLMNについての従来の探索と同じであるか、類似しうる。しかしながら、上述されるように、本開示の態様では、このような探索は、VPLMNが近傍データベースに現れない場合か、またはVPLMNがホームPLMNの近傍であることを近傍データベースが示す場合のシナリオに制限されうる。一方、ステップ620に戻ると、本開示の態様では、VPLMNがホームPLMNの近傍でないことを近傍データベースが示す場合、処理は、ステップ634へと進み、VPLMNに登録されたままである一方、ホームPLMNの探索を差し控えうる。すなわち、VPLMNのPLMN IDが近傍データベースに現れる(ステップ618で決定される)ため、ステップ636では、UE 550は、VPLMNにおけるサービスが失われたかどうかを決定しうる。ノーである場合、処理は、ステップ634に戻り、VPLMNに登録されたままとなる。イエスである場合、処理は、ステップ604へと戻り、上述されるような利用可能なPLMNの探索を開始する。
[0080] よって、本開示の態様に従って、UE 550がホームPLMNの付近にいる場合、UE 550は、より頻繁にそれのホームPLMNを探索し、近傍でない場合、この探索を停止しうる。この解決策は、両方のケースに対して利点を有しうる。すなわち、UEがその付近にいる場合に、UEはより早くそれのホームPLMNを発見することができ、UEがその付近にいない場合、エネルギーを浪費することをストップすることができる。
[0081] さらに、本開示の態様に従って、UE 550は、ネットワークサポートを必要とすることなく、すなわち、UE 550に局所的に記憶された、内蔵された(self-contained)近傍データベースを利用することによって、VPLMNがホームPLMNの近傍であるかどうかを決定しうる。ここで、近傍データベースは、ネットワークをシグナリングすることなく、要求に応じてUE 550によってアクセスされうる。
[0082] 図7は、本開示のさらなる態様を図示する概念図であり、ここで、UE 550は、1つまたは複数の供給アルゴリズム(provisioning algorithms)を利用することによって近傍データベースを供給され、それは、MCCおよびMNCの記憶されたリストを含みうる。ここで、このようなデータベースをUE 550に供給するために、下記に3つの例示的な手順が説明され、本開示の様々な態様において、これらの3つの手順は、単独でまたは組み合わせで利用されうる。もちろん、このようなデータベースをUE 550に供給するために、任意の他の適切な手順が、本開示の範囲内で、利用されうる。
[0083] 一例において、ブロック704で示されるように、UE 550は、初期の登録(すなわち、UE 550が最初にパワーオン(powered on)したとき)の間、近傍データベース702を供給されうる。例えば、新規の加入でUE 550が初めてパワーオンされる場合、HPLMNは、登録メッセージング中で、UE 550にこのデータベースを提供しうる。ここで、この近傍データベース702は、UE 550内のUSIM 211または不揮発性メモリ(例えば、メモリ592)に記憶されうる。
[0084] 別の例では、ブロック706で示されるように、サービングネットワーク(serving network)(すなわち、UEがローミングしている場合のVPLMN、またはUE 550がそれのホームネットワークに登録する場合のHPLMN)は、任意の適切な時間に、近傍データベース702をUE 550に提供しうる。ここで、例えば、登録中に(例えば、サービングPLMNへのハンドオーバまたはパワーオンのような接続の開始において)、UE 550への近傍データベースの供給が発生しうる。例えば、図6を再度参照すると、データベースは、ステップ616および/またはステップ608の間に、UE 550へと供給されうる。いくつかの例において、UE 550の登録の間のこのメッセージングは、上述されるように、初期のパワーオンで供給される初期の登録を更新するために利用されうる。この例は、任意の適切な登録メッセージングが近傍データベース702を提供するために利用され、アタッチ(Attach)、ロケーションアップデート(Location Update)、ルーティングエリアアップデート(Routing Area Update)、または追跡エリアアップデート(Tracking Area Update)を含むがそれらに制限されない。
[0085] 別の例では、ブロック706におけるUE 550への近傍データベースの供給は、オープンモバイルアライアンス(OMA)によって定義されるシグナリングプロトコルを使用して達成され、それは、OMAデバイス管理シグナリング(OMA device management signaling)と呼ばれうる。OMAデバイス管理シグナリングは、当業者に対して既知であり、従来、UE 550のようなモバイルデバイスを構成するために利用されうる。このため、近傍データベース702をUE 550に供給するためにOMAデバイス管理シグナリングを利用することによって、既存の仕様に関連する追加のシグナリングが利用されうるが、変更は比較的小さく、比較的容易に実施されうる。
[0086] 別の例では、ブロック708で示されるように、UE 550は永久的な(または半永久的な)データベースを供給され、それは、供給時に世界中で既知である全てのPLMN ID、または世界的なPLMN IDのセットの任意の適切な一部分を含みうる。例えば、UE 550における不揮発性メモリは、UE 550の製造中に、小売のロケーション(retail location)において、またはそれのユーザへのUE 550の配置(deployment)の前はいつでも、PLMN IDのデータベースを記憶するように構成されうる。配置の前にデータベースをUE 550に供給することは、それがエアインターフェース規格またはネットワークサポートへのいずれの変更も要求しないため、モバイルネットワークのための比較的容易なオプションである。しかしながら、このオプションは、ネットワークによる更新がなければ、新規のPLMN IDを有する新規のネットワークが配置されるにつれて、データベースは、結局は時代遅れになるという欠点がある。そのため、本開示のいくつかの態様は、例えば、UE 550の初期の登録において、および/またはPLMNに登録するときに、上述されるように、新規の情報でデータベースをアップデートすることができうる。
[0087] いくつかの例は、本開示の範囲内で、上記3つの供給アルゴリズムのうちの2つ以上の組み合わせを利用しうる。
[0088] 電気通信システムのいくつかの態様は、W−CDMAシステムに関連して提示されている。当業者は、本開示を通して説明された様々な態様が他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にまで拡大されうることを、容易に理解するだろう。
[0089] 例として、様々な態様が、TD−SCDMAおよびTD−CDMAのような他のUMTSにまで拡大されうる。様々な態様はまた、ロングタームエボリューション(LTE)(FDD、TDD、またはそれら両方のモードにおいて)、LTEアドバンスト(LTE−A)(FDD、TDD、またはそれら両方のモードにおいて)、CDMA2000、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、ブルートゥース、および/または他の適切なシステムを用いたシステムにまで拡大されうる。用いられる実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、システムに課された特定のアプリケーションおよび全体設計制約に依存するだろう。
[0090] 開示された方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的プロセスの図であると理解されるべきである。設計の選好に基づいて、これらの方法におけるステップの特定の順序または階層は並べ替えられうるということが理解される。添付の方法の請求項は、本明細書に特に記載されない限り、サンプルの順序において、様々なステップの要素を提示し、提示された特定の順序または階層に限定されるようには意図されない。
[0091] 先の説明は、いずれの当業者も、本明細書に説明される様々な態様を実現できるように提供される。これらの態様への様々な変更は、当業者に対して容易に明らかであり、本明細書で定義される包括的な本質は他の態様に適用されうる。よって、請求項は、明細書に示された態様に限定されることを意図するものではなく、請求項における記載と一致する全範囲を付与されるべきものであるが、単数形でのエレメントへの言及は、そうであるとの明確な記載がない限り、「1つ、および1つのみ」を意味するように意図されず、「1つまたは複数」を意味するものとする。そうでないことが特に述べられていない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数のことを指している。項目のリストのうちの「少なくとも1つ」に言及するフレーズは、単一の要素を含む、それらの項目のうちの任意の組み合わせに言及するものである。例として、「a,b,またはcのうちの少なくとも1つ」は、「a,b,c,aおよびb,aおよびc,bおよびc,a,b,およびc」を含むことを意図する。当業者に対して既知である、あるいは後に既知となる本開示を通して説明された多様な態様の要素に対する全ての構造的および機能的な同等物は、参照によって本明細書に明確に組み込まれ、請求項によって包含されるよう意図される。さらに、本明細書で開示されたものはどれも、そのような開示が請求項において明示的に記載されているかどうかに関わらず公共に寄与されるようには意図されていない。請求項のどの要素も、その要素が明確に「〜のための手段」というフレーズを使用して記載されていない限り、または、方法の請求項の場合には、その要素が「〜するためのステップ」というフレーズを使用して記載されていない限り、米国特許法第112条6項の規定のもとで解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ユーザ機器(UE)で動作可能なワイヤレス通信の方法であって、前記方法は、
訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定することと、
前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、前記VPLMNに登録されたままで前記ホームPLMNの探索を差し控えることと
を備える、方法。
[C2] 前記VPLMNが前記UEの前記HPLMNの近傍であるかどうかを前記決定することは、
前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定することと、
前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのMCCが前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを決定することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルカントリーコード(MCC)を備える、C2に記載の方法。
[C4] 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルネットワークコード(MNC)を備える、C2に記載の方法。
[C5] 前記UEのユーザへの展開の前に、前記UEの不揮発性メモリに前記近傍データベースを供給すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記ホームPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記ホームPLMN以外のPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C8] OMAデバイス管理シグナリングを利用して前記近傍データベースを受信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記VPLMNが前記UEの前記HPLMNの近傍であるかどうかを前記決定することは、
前記VPLMNに対応するモバイルカントリーコード(MCC)またはモバイルネットワークコード(MNC)が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定すること
を備える、C1に記載の方法。
[C10] 前記ホームPLMNは、HPLMNまたはEPLMNのうちの1つを備える、C1に記載の方法。
[C11] ネットワークエンティティで動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
を備える前記近傍データベースを記憶することと、
NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信することと
を備える、方法。
[C12] ワイヤレス通信のために構成されたユーザ機器(UE)であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合された送信機と、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合された受信機と、
を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録し、
前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定し、
前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、前記VPLMNに登録されたままで前記ホームPLMNの探索を差し控える
ように構成される、UE。
[C13] 前記VPLMNが前記UEの前記HPLMNの近傍であるかどうかを決定するように構成された、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定し、
前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのMCCが前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを決定する
ようにさらに構成された、C12に記載のUE。
[C14] 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルカントリーコード(MCC)を備える、C13に記載のUE。
[C15] 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルネットワークコード(MNC)を備える、C13に記載のUE。
[C16] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記UEのユーザへの展開の前に、前記UEの不揮発性メモリに前記近傍データベースを供給する
ようにさらに構成された、C12に記載のUE。
[C17] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ホームPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信する
ようにさらに構成された、C12に記載のUE。
[C18] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ホームPLMN以外のPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信する
ようにさらに構成された、C12に記載のUE。
[C19] 前記少なくとも1つのプロセッサは、
OMAデバイス管理シグナリングを利用して前記近傍データベースを受信する
ようにさらに構成された、C12に記載のUE。
[C20] 前記VPLMNが前記UEの前記HPLMNの近傍であるかどうかを決定するように構成された、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記VPLMNに対応するモバイルカントリーコード(MCC)またはモバイルネットワークコード(MNC)が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定する
ようにさらに構成される、C12に記載のUE。
[C21] 前記ホームPLMNは、HPLMNまたはEPLMNのうちの1つを備える、C12に記載のUE。
[C22] ワイヤレス通信のために構成されたネットワークエンティティであって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合された通信インターフェースと
を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
を備える前記近傍データベースを記憶し、
NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信する
ように構成された、ネットワークエンティティ。
[C23] ワイヤレス通信のために構成されたユーザ機器(UE)であって、
訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録するための手段と、
前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定するための手段と、
前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、前記VPLMNに登録されたままで、前記ホームPLMNの探索を差し控えるための手段と
を備える、UE。
[C24] ワイヤレス通信ネットワーク内での動作のために構成されたネットワークエンティティであって、
複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
を備える前記近傍データベースを記憶するための手段と、
NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信するための手段と
を備える、ネットワークエンティティ。
[C25] ワイヤレス通信のために構成されたユーザ機器(UE)で動作可能なコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータに、訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)へ登録させるための命令と、
コンピュータに、前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って、決定させるための命令と、
前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、コンピュータに、前記VPLMNに登録されたままで前記ホームPLMNの探索を差し控えさせるための命令と
を備える、コンピュータ読取可能な記憶媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C26] ワイヤレス通信ネットワーク内での使用のために構成されたネットワークエンティティで動作可能なコンピュータプログラム製品であって、
コンピュータに、
複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
を備える前記近傍データベースを記憶させるための命令と、
コンピュータに、NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信させるための命令と
を備える、コンピュータ読取可能な記憶媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (24)

  1. ユーザ機器(UE)で動作可能なワイヤレス通信の方法であって、前記方法は、
    訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録することと、
    前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定することと、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、前記VPLMNに登録されたままで前記ホームPLMNの探索を差し控えることと
    を備え、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを前記決定することは、
    前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定することと、
    前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを決定することと、
    を備える、方法。
  2. 前記ロケーション識別子は、モバイルカントリーコード(MCC)を備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルカントリーコード(MCC)を備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルネットワークコード(MNC)を備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記UEのユーザへの展開の前に、前記UEの不揮発性メモリに前記近傍データベースを供給すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ホームPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ホームPLMN以外のPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  8. OMAデバイス管理シグナリングを利用して前記近傍データベースを受信すること
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記VPLMNが前記UEの前記HPLMNの近傍であるかどうかを前記決定することは、
    前記VPLMNに対応するモバイルカントリーコード(MCC)またはモバイルネットワークコード(MNC)が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定すること
    を備える、請求項1に記載の方法。
  10. 前記ホームPLMNは、HPLMNまたはEPLMNのうちの1つを備える、請求項1に記載の方法。
  11. ネットワークエンティティで動作可能なワイヤレス通信の方法であって、
    複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
    近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
    を備える前記近傍データベースを記憶することと、
    NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信することと
    を備え、
    前記UEに前記近傍データベースを前記送信することは、訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)が前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、前記近傍データベースに従って、前記UEが決定するのを可能にすることを備え、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを、前記UEが決定するのを前記可能にすることは、
    前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを、前記UEが決定するのを可能にすることと、
    前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを、前記UEが決定するのを可能にすることと、
    を備える、方法。
  12. ワイヤレス通信のために構成されたユーザ機器(UE)であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された送信機と、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された受信機と、
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録し、
    前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定し、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、前記VPLMNに登録されたままで前記ホームPLMNの探索を差し控える
    ように構成され、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを決定するように構成された、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定し、
    前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを決定する、
    ようにさらに構成される、UE。
  13. 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルカントリーコード(MCC)を備える、請求項12に記載のUE。
  14. 前記VPLMNの前記PLMN IDの前記少なくとも一部分は、モバイルネットワークコード(MNC)を備える、請求項12に記載のUE。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記UEのユーザへの展開の前に、前記UEの不揮発性メモリに前記近傍データベースを供給する
    ようにさらに構成された、請求項12に記載のUE。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ホームPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信する
    ようにさらに構成された、請求項12に記載のUE。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ホームPLMN以外のPLMNへの前記UEの登録時に、ネットワークシグナリングを利用して前記近傍データベースを受信する
    ようにさらに構成された、請求項12に記載のUE。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    OMAデバイス管理シグナリングを利用して前記近傍データベースを受信する
    ようにさらに構成された、請求項12に記載のUE。
  19. 前記VPLMNが前記UEの前記HPLMNの近傍であるかどうかを決定するように構成された、前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記VPLMNに対応するモバイルカントリーコード(MCC)またはモバイルネットワークコード(MNC)が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定する
    ようにさらに構成される、請求項12に記載のUE。
  20. ワイヤレス通信のために構成されたネットワークエンティティであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された通信インターフェースと
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
    近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
    を備える前記近傍データベースを記憶し、
    NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信する
    ように構成され、
    前記UEに前記近傍データベースを前記送信することは、訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)が前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、前記近傍データベースに従って、前記UEが決定するのを可能にすることを備え、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを、前記UEが決定するのを前記可能にすることは、
    前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを、前記UEが決定するのを可能にし、
    前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを、前記UEが決定するのを可能にする
    ように構成された、ネットワークエンティティ。
  21. ワイヤレス通信のために構成されたユーザ機器(UE)であって、
    訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)に登録するための手段と、
    前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って決定するための手段と、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、前記VPLMNに登録されたままで、前記ホームPLMNの探索を差し控えるための手段と
    を備え、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを決定するための前記手段は、
    前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定するための手段と、
    前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを決定するための手段と、
    を備える、UE。
  22. ワイヤレス通信ネットワーク内での動作のために構成されたネットワークエンティティであって、
    複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
    近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
    を備える前記近傍データベースを記憶するための手段と、
    NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信するための手段と
    を備え、
    前記UEに前記近傍データベースを送信するための前記手段は、訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)が前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、前記近傍データベースに従って、前記UEが決定するのを可能にするための手段を備え、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを、前記UEが決定するのを前記可能にするための前記手段は、
    前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを、前記UEが決定するのを可能にするための手段と、
    前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを、前記UEが決定するのを可能にするための手段と、
    を備える、ネットワークエンティティ。
  23. ワイヤレス通信のために構成されたユーザ機器(UE)で動作可能な非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    コンピュータに、訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)へ登録させるための命令と、
    コンピュータに、前記VPLMNが前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、モバイル局に記憶されている近傍データベースに従って、決定させるための命令と、
    前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍でないことを前記近傍データベースが示す場合、コンピュータに、前記VPLMNに登録されたままで前記ホームPLMNの探索を差し控えさせるための命令と
    を備え、
    コンピュータに、前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを決定させるための前記命令は、
    コンピュータに、前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを決定させるための命令と、
    前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、コンピュータに、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを決定させるための命令と、
    を備える、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  24. ワイヤレス通信ネットワーク内での使用のために構成されたネットワークエンティティで動作可能な非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    コンピュータに、
    複数のネットワークについてのPLMN ID情報と、
    近傍データベース内の各PLMN IDエントリついての近傍情報と
    を備える前記近傍データベースを記憶させるための命令と、
    コンピュータに、NAS登録メッセージングまたはOMAデバイス管理シグナリングのうちの1つを利用してユーザ機器(UE)に前記近傍データベースを送信させるための命令と
    を備え、
    コンピュータに、前記UEに前記近傍データベースを前記送信させるための前記命令は、コンピュータに、訪問先公衆ランドモバイルネットワーク(VPLMN)が前記UEのホーム公衆ランドモバイルネットワーク(ホームPLMN)の近傍であるかどうかを、前記近傍データベースに従って、前記UEが決定するのを可能にさせるための命令を備え、
    コンピュータに、前記VPLMNが前記UEの前記ホームPLMNの近傍であるかどうかを、前記UEが決定するのを、可能にさせるための前記命令は、
    コンピュータに、前記VPLMNのPLMN IDの少なくとも一部分が前記近傍データベースに記憶されているかどうかを、前記UEが決定するのを、可能にさせるための命令と、
    コンピュータに、前記PLMN IDの前記一部分が前記近傍データベースに記憶されている場合、前記ホームPLMNのロケーション識別子が前記VPLMNの近傍に対応するかどうかを、前記UEが決定するのを、可能にさせるための命令と、
    を備える、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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