JP5868340B2 - ガスコック - Google Patents

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Description

本発明は、点火する際に全閉状態で操作軸を一旦押し込む操作を行うガスコックに関する。
上記従来のガスコックとしては、例えば、ガスコックに内蔵されている閉子を回転させる操作軸を設け、この操作軸を回動することにより操作軸に連動して閉子を回動させ、ガスの流量を増減するものが知られている。点火する際には、この操作軸を全閉状態で一旦押し込み、その押し込んだ状態を保持しながら全開方向に向かって操作軸を回動させると、閉子での開度が増加する。
一方、このガスコックには電磁安全弁が内蔵されており、点火操作によって電磁安全弁が開弁される。具体的には、操作軸にカムが取り付けられており、閉子の開度が点火に適した開度になると、操作軸に作用させている回動操作力が操作軸からカムを介して電磁安全弁の弁体に伝えられる。そして、その弁体が電磁安全弁の電磁石を押接させ、ガスバーナに点火されると電磁石が励磁されて弁体を開弁状態で吸着保持することになる。なお、操作軸は全閉状態で押し込むと、その押し込んだままの状態を保持して全開方向に回動し、電磁安全弁の弁体を電磁石に押接する必要があり、回動途中で操作軸に対する押し下げ力が緩むと、操作軸とカムとの係合が解除されカムが回動しなくなるため点火できなくなる。その場合には、操作軸を一旦全閉状態に戻し、点火操作を最初からやり直す必要がある。
特開2008−89145号公報(段落0050,0051)
上記従来のものでは、点火操作時に電磁安全弁を開弁させるためには、操作軸を押し下げたままの状態で所定の開度まで操作軸を回動し、さらに押し下げたまま回動操作力によって電磁安全弁の弁体を電磁石に押接させ、ガスバーナが点火して弁体が電磁石に吸着保持されるまで、操作軸に押し下げ力と回動操作力とを作用させ続けなければならない。そのため、手の筋力が衰えている高齢者や手に障害を有しているものにとっては、点火操作を行うことが困難であるという不具合が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、従来のものより点火操作を容易に行うことのできるガスコックを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるガスコックは、閉弁方向に付勢されている弁体を電磁石で吸着して全開状態で保持する電磁安全弁と、全閉位置から火力操作範囲にわたって回動操作する操作軸とを備え、下流に接続されたガスバーナに点火する際に、全閉位置で操作軸を押し込み、その押し込んだ状態で全開位置に向かって回動する一連の点火動作中に、電磁安全弁の弁体を電磁石に押接させるガスコックにおいて、上記操作軸の押し込み動作に連動して揺動する揺動部材を設け、この揺動部材が揺動することによって揺動部材で上記電磁安全弁の弁体を押し、この弁体を電磁石に押接させ、操作軸を全開位置に向かって回動している間、弁体を電磁石に押接させた状態を保持するものであって、上記操作軸に係合し、回り止めされた状態で操作軸と共に上下移動する上下板を設け、この上下板で上記揺動部材を揺動させて電磁安全弁の弁体を電磁石に押接させることを特徴とする。
上記構成によれば、操作軸を押し下げることにより揺動部材を揺動させ、その揺動部材で電磁安全弁の弁体を押して電磁石に押接させることができる。操作軸を回動させるよりも押し下げる方が容易であり、かつ、押し下げ方向には体重を利用できるので大きな力を作用させることができる。そのため、電磁安全弁の弁体を電磁石に対して確実に押接させることができる。更に、操作軸を回動している間、常に弁体を電磁石に押接させたままの状態にすることができる。
なお、操作軸の軸線上に電磁安全弁の弁体を配置することは構造的に無理があるため、操作軸に板状の部材を固定し、その板状の部材で電磁安全弁の弁体を押す構成が考えられるが、操作軸は電磁安全弁の弁体を押した状態でさらに回動する必要があるので、操作軸に板状の部材を固定したのでは、板状の部材も回動して、弁体を押している部分に摩擦が生じ、回動操作が重くなる。
そこで、上記操作軸に係合し、回り止めされた状態で操作軸と共に上下移動する上下板を設け、この上下板で上記揺動部材を揺動させて電磁安全弁の弁体を電磁石に押接させるようにした
以上の説明から明らかなように、本発明は、点火操作時において操作軸を押し下げる力によって電磁安全弁の弁体を電磁石に押接させるので、回動操作力で押接させる従来のものより確実に弁体を電磁石に押接させることができる。
本発明によるガスコックの一方からの斜視図 同ガスコックの他方からの斜視図 同ガスコックの分解図 カムの詳細を示す図 バネと上下板と操作軸との関係を示す図 操作軸の回動位相について説明する図
図1から図3を参照して、1は本発明によるガスコックの一例である。本ガスコック1は流入口からガスを導入し、導入されたガスを2系統に分岐して2個の流出口12,13からガスを流出させるものである。8は親子バーナであり、両流出口12,13から流出したガスは親バーナ81と子バーナ82に各々供給されるように配管されている。
両流出口12,13からガスが流出していない消火状態、すなわち全閉状態から親子バーナ8に点火する際には、操作軸2を下方に押し込み、その押し込んだ状態を保持しながら左方向に回動させる。
操作軸2には、操作軸2と共に上下移動する上下板3が取り付けられており、操作軸2を押し下げることにより上下板3が下方に移動してマイクロスイッチ72をオンさせる。すると、図外のコントローラは操作軸2が押し下げられたことを検知して、同じく図外のスパーカを作動させ親子バーナ8近傍に断続的な火花放電を発生させる。
操作軸2には、同じく操作軸2と共に上下移動し、かつ操作軸2と共に回動するカム5が上下板3の上方に設けられている。操作軸2を押し込んだ状態で操作軸2を回動させると、カム5がマイクロスイッチ71をオンさせ、上記コントローラは操作軸2が回動されていることを検知することができる。また、操作軸2の下端には図示しない閉子が取り付けられており、操作軸2を回動させると閉子も共に回動し、流出口12,13から流出されるガスの流量が徐々に増加していき、少なくとも閉子の開度が全開に到達するまでには親子バーナ8には確実に点火が行われる。
また、14に示す位置には電磁安全弁が内蔵されており、上記上下板3が下方に移動すると上記マイクロスイッチ72をオンさせると共に、揺動板17の突起17aを押し下げる。この揺動板17は揺動軸16を中心に揺動自在に保持されており、突起17aが押し下げられると揺動板17は後方に揺動して、ロッド15を後方に押すことになる。
このロッド15が後方に押されると、上記電磁安全弁の弁体が電磁石に押接され、その状態で親子バーナ8への点火が完了すると、電磁石に保持電流が供給されて弁体が吸着されるように構成されている。従って、点火が完了して操作軸2から手を離すことによって操作軸2が上方に復帰して、揺動板17がロッド15を後方に押し込まなくなっても電磁安全弁は開弁状態を保持し続ける。
図4を参照して、カム5の外周面は上記マイクロスイッチ71をオンさせるためのカム面51となっている。このカム5は中空になっており、内周面に2個の凹部52,53と1個の凸部54とが形成されている。
一方、図5に示すように、上下板3には1対の切り起こし状の突起31が形成されており、弾性部品である円形に巻回されたバネ4が突起31に係合している。バネ4を構成する線材の両端は内側に折り曲げられ、爪41が形成されている。この爪41は上記突起31に係合して上下板3に対してバネ4が回らないように構成されている。なお、両爪41を下方に折り曲げると共に、上下板3に突起31ではなく穴を設けておき、その穴に下方に折り曲げられた爪を差し込むことによって回り止めをしてもよい。
また、上記凹部52,53に係合するように係合部42を外側に張り出すように形成しているが、上記凹部52,53や凸部54をカム5の天井面に形成した場合には、係合部42は上方に起立するように折り曲げて形成することになる。
一方、上下板3は上述のように、操作軸2と共に上下移動するが、下方に移動した際にマイクロスイッチ72をオンにし、かつ突起17aを押し下げなければならない。ところが、マイクロスイッチ72や突起17aに押し下げ力を作用させる作用点34は操作軸2から離れているので、操作軸2に対して上下板3の取り付けにガタが生じていると、上下板3が傾いて作用点34が上方に逃げるため、ロッド15を十分に後方に押し込むことができず、またマイクロスイッチ72をオンにできないという不具合が生じる。そこで、操作軸2に、上下板3がほぼ隙間なく嵌まり、かつ嵌まった状態で操作軸2が回転できる幅寸法の溝22を形成し、他方、上下板3に、操作軸2の軸部21が通過できる大穴部32と直径が溝22の底部の直径に近い小孔部33とを連通させて形成し、操作軸2を大穴部32に通し、その後、小孔部33を溝22に嵌め込むことにより、上下板3を操作軸2に対してガタなく取り付けるようにした。なお、ガスコック1を組み上げると、ブラケット6が上下板3の水平方向の移動を規制するので、溝22が大穴部32側に移動することはない。
図6を参照して、上述のように消火状態、すなわち全閉状態から点火を行う場合には、最初に操作軸2を下方に押し込む(a)。そして、その押し込んだままの状態で操作軸2を左方向に回転させる(b)。強火位置(全開位置)まで操作軸2を回動させると、バネ4の係合部42が凹部52に嵌まり込んでクリック感が生じ、かつ、操作軸2を回動するためのトルクが増加するので、操作者はその位置が全開位置であることを知ることができる。そのまま操作軸2を押し込んだ状態である程度の時間保持すると親子バーナ8の点火が完了し、電磁安全弁の弁体が電磁石に吸着される。その状態で手を離せば操作軸2は図示しないバネの付勢力で上方へと戻る。その全開状態から全閉状態までの間(c)で操作軸2を回動すれば親子バーナ8の火力が増減する。
次に、子バーナ82だけ燃焼状態にする場合には、全開位置を越えて更に操作軸2を左方向に回動させる。dで示す範囲は両バーナ81,82共に強火状態のまま火力は変化しないが、係合部42が次の凹部53に嵌まることにより操作軸2を一旦停止させることになる。更に操作軸2を左方向に回動させると、親バーナ81のみの火力が絞られるが(e)、このeの範囲では親バーナ81に逆火現象が生じるおそれがあるため、操作軸2をeの範囲内で停止させたくない。そこで、凸部54が設けられている。
バネ4の係合部42はdからeに移行する際に凹部53に嵌まっているが、更に左に回動させるためには係合部42が凸部54を越えなければならない。そのため、操作軸2を回動させ続けるのに大きなトルクを必要とする。凸部54を越えなければ操作軸2は右方向に逆戻りするが、凸部54を越えると急にトルクが小さくなるので一気にfの範囲まで操作軸2を回動してしまうことになる。
fの範囲に入った時点では親バーナ81は消火しており、子バーナ82が強火状態で燃焼している。fの範囲内で更に左方向に回動すると、子バーナ82の火力を最小火力まで絞ることができる。この状態から親子バーナ8を消火するには、操作軸2を消火位置まで右方向に回動させればよい。その途中で再び凸部54を乗り越え、更に凸部53,52に順次嵌まることによってクリック感が生じる。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 ガスコック
2 操作軸
3 上下板
4 バネ
5 カム
6 ブラケット
8 親子バーナ
15 ロッド
17 揺動板
17a 突起
21 軸部
22 溝
32 大穴部
33 小孔部

Claims (1)

  1. 閉弁方向に付勢されている弁体を電磁石で吸着して全開状態で保持する電磁安全弁と、全閉位置から火力操作範囲にわたって回動操作する操作軸とを備え、下流に接続されたガスバーナに点火する際に、全閉位置で操作軸を押し込み、その押し込んだ状態で全開位置に向かって回動する一連の点火動作中に、電磁安全弁の弁体を電磁石に押接させるガスコックにおいて、上記操作軸の押し込み動作に連動して揺動する揺動部材を設け、この揺動部材が揺動することによって揺動部材で上記電磁安全弁の弁体を押し、この弁体を電磁石に押接させ、操作軸を全開位置に向かって回動している間、弁体を電磁石に押接させた状態を保持するものであって、上記操作軸に係合し、回り止めされた状態で操作軸と共に上下移動する上下板を設け、この上下板で上記揺動部材を揺動させて電磁安全弁の弁体を電磁石に押接させることを特徴とするガスコック。
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