JP5865730B2 - フリンジ付編地の編成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエール方向の任意の位置にフリンジを備えるフリンジ付編地の編成方法に関する。
横編機を用いて、マフラーやクッション、ニットウェアのフードや衿などにフリンジを編成することが行なわれている。例えば、特許文献1には、フリンジを編成しつつ、そのフリンジの根元を固定することができるフリンジ付編地の編成方法が開示されている。
特開2006−161241号公報
しかし、従来の編成方法では、例えば、表面の滑らかな編糸や細い編糸などを用いてフリンジを形成した場合、フリンジを強く引っ張ったときにフリンジが引き出される恐れがある。そのため、従来よりも強固にフリンジの根元を固定できるフリンジ付編地の編成方法が望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フリンジの根元が従来よりも強固に固定されたフリンジを編成することができるフリンジ付編地の編成方法を提供することにある。
本発明は、少なくとも前後一対の針床と、針床の編針に編糸を給糸する給糸口とを有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて、ベース編地部と、そのベース編地部の編幅方向に並ぶ複数のフリンジと、を備える編地を編成するためのフリンジ付編地の編成方法に係り、次の工程α〜γを繰り返すことを特徴とする。
[工程α]…フリンジの起点となる起点編目を編成する。
[工程β]…工程αの後に、起点編目から離れる方向に給糸口を移動させてから起点編目に近づく方向に給糸口を移動させ、この給糸口の往復移動の際にベース編地部が係止される編針以外の編針に仮係止編目を編成することでフリンジを形成する。
[工程γ]…工程βの後に、工程αで形成した起点編目のウエール方向に続く捻れ目からなる留め編目を編成し、工程βで形成したフリンジの根元を固定する。
なお、上記起点編目は、空針に形成する掛け目でも良いし、ベース編地部から割増やしで分岐した編目に続く編目でも良い。
上記本発明フリンジ付編地の編成方法では工程α〜γを繰り返すが、その繰り返しの際、n回目の工程αは、n−1回目の工程αの後であればいつ行なっても良い(n=2以上の自然数)。具体的には、次の繰り返しパターンが挙げられる。
[1]n回目の工程αを、n−1回目の工程γの後に行なう
(例)工程α→工程β→工程γ→工程α→工程β→工程γ→工程α
[2]n回目の工程αを、n−1回目の工程βの後で、かつn−1回目の工程γの前に行なう
(例)工程α→工程β→工程α→工程γ→工程β→工程α→工程γ
[3]n回目の工程αを、n−1回目の工程βの前に行なう
(例)工程α→工程α→工程β→工程γ→工程α→工程β→工程γ→工程α→工程β→工程γ
特に、上記繰り返しパターン[2]が最も好ましい。
本発明フリンジ付編地の編成方法の一形態として、工程γにおいて、留め編目の形成直後に、その留め編目のウエール方向に続く補強編目を編成する形態を挙げることができる。その場合、当該補強編目は、留め編目とは逆方向に捻じられた捻れ目とする。
本発明フリンジ付編地の編成方法によれば、フリンジを形成しつつ、そのフリンジの根元を従来よりも強固に固定することができる。そのため、本発明編成方法により得られたフリンジ付編地では、フリンジを引っ張ってもフリンジの根元で編糸がずれることが殆どなく、編地の使用時にフリンジが解けるなどの不具合が生じ難い。
ここで、本発明編成方法では、フリンジを形成するための起点編目が掛け目である場合がある。掛け目は、単に編針に編糸を掛けただけのものであるため、連続してそのウエール方向に続く編目を編成するために編針を歯口方向に進出させたときに編針に付いていってしまう場合がある。そうなると、掛け目のクリアリングができず、掛け目に続く編目を編成することができなくなってしまう。これに対して、本発明編成方法では、工程α〜γを繰り返すため、起点編目のウエール方向に続く留め編目の編成(n回目の工程γ)の前に、必ず一つ前の留め編目を編成する(n−1回目の工程γ)。このn−1回目の工程γの留め編目は、編成によりそのシンカーループが歯口下方に下がるため、その留め編目に繋がるn回目の工程γの起点編目との渡り糸にも歯口下方に下がる力が加わる。そのため、本発明編成方法では、起点編目が掛け目であっても編針の進出に起点編目が付いていくことが殆どなく、起点編目に対する留め編目の編成を円滑にできる。また、フリンジを形成する際に、一旦フリンジを歯口近傍で仮止めするために仮係止編目を編成することも、起点編目に対して新たな留め編目の編成が円滑になる要因である。
上記繰り返しパターン[2]の本発明編成方法によれば、他の繰り返しパターンよりも、フリンジおよびその根元近傍の仕上がりを良好にすることができる。また、繰り返しパターン[2]の本発明編成方法によれば、より一層、起点編目に対する留め編目の編成を円滑にできる。それは、n回目の工程αの起点編目を編成した後、n−1回目の工程γで留め編目を編成することで、その留め編目に繋がるn回目の工程αの起点編目を歯口下方に強く下げることができるからである。さらに、n−1回目の工程γの後に行なうn回目の工程βでフリンジを形成する際、フリンジを構成する編糸が、n回目の工程αの起点編目から両側に延びる渡り糸に交差することも、起点編目に対して新たな留め編目を編成し易くなる要因の一つである。それは、起点編目に対して新たな留め編目を編成するために編針を上昇させたときに、フリンジを構成する編糸が起点編目の前記渡り糸を抑えるからである。
補強編目を編成する本発明フリンジ付編地の編成方法によれば、フリンジの根元の固定をより強固にすることができる。例えば、細い編糸や表面が滑らかな編糸を用いてフリンジを形成した場合でも、確実にフリンジの根元を固定することができる。捻れ目である留め編目と逆方向に補強編目を捻ることで、フリンジを引っ張ったときに、補強編目または留め編目の一方が必ずフリンジの根元を絞るからである。
実施形態のフリンジ付編地の写真を示す図である。 実施形態のフリンジ付編地の編成工程図である。 図2の編成工程に従って編成されたフリンジ近傍の編糸の状態を模式的に示すループ図である。 (A),(B)は、図2の編成工程図における工程の一部の順序を入れ換えて編成されたフリンジ近傍の編糸の状態を模式的に示すループ図である。
以下、本発明フリンジ付編地の編成方法の実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態に記載の編成では、左右方向に延び、かつ、前後方向に互いに対向する前針床(以下、FB)と後針床(以下、BB)を備え、前後の針床間で編目の目移しが可能な2枚ベッド横編機を用いた。もちろん、使用する横編機は、2枚ベッド横編機に限定されるわけではなく、目移し専用の針床を備える横編機であっても良いし、4枚ベッド横編機であっても良い。
図1に示すフリンジ付編地は、ニットウェアの衿に相当する部分であり、衿を構成するベース編地部100のウエール方向中間部に、複数のフリンジ20を設けたフリンジ形成部200が形成されている。フリンジ形成部200は、編幅方向に並ぶ複数のフリンジ20からなるフリンジ列が、ウエール方向に複数並ぶことで形成されている。このような衿を有するニットウェアを着用する際は、フリンジ20が外側に配置されるように、フリンジ形成部200の位置でベース編地部100を折り返す。
上記フリンジ付編地の編成方法を図2の編成工程図に基づいて説明する。図2中の左欄に記載される「S+数字」は編成工程の番号を、中欄の左右方向の矢印および上下方向の矢印はそれぞれ、給糸口の移動方向および編目の目移しの方向を示す。また、右欄は、各編成工程で実際に行なった編成動作を示し、黒点は編針、●は新たに形成する編目、○は針床に係止される編目、V字は掛け目を示す。なお、右欄において実際に行なった編成動作は太線で示す。
図2のS1では、FBの編針Q,O,M,K,I,G,E,C,Aを用いてベース編地部100を編成した状態が示されている。このS1の状態からS2以降の編成により編幅方向に並ぶ複数のフリンジ20を編成していく。
S2では、FBの編針Aの編目を除くベース編地部100の編目をBBに目移ししておく。これは、FBにおいてこれからフリンジ20を編成する領域からベース編地部100を退避させ、フリンジ20がベース編地部100に編み込まれないようにするための準備工程である。
S3では、給糸口9を紙面右方向に移動させ、FBの編針Aに係止されるベース編地部100の編目のウエール方向に続く編目101を編成した後、空針であるFBの編針C,F,Lに掛け目を編成する。S3で形成した掛け目のうち、編針Cの掛け目は、一つ目のフリンジ20の起点となる起点編目1である。残りの掛け目は、フリンジ20に所定の長さを与える仮係止編目2であり、後に針床から外される。仮係止編目2は、S1でベース編地部100の編目が係止されていなかった編針に形成する。仮係止編目2は、少なくともフリンジ20の根元を固定する下記S5が終わるまで針床に係止されていれば良く、S5以降の任意のタイミングで針床から外すことができる(フリンジ付編地の編成が終了するまで針床に係止したままでも構わない)。以降、仮係止編目2の係止状態は、図示を省略する。
S4では、給糸口9を紙面左方向に移動させ、空針であるFBの編針P,J,Eに掛け目を編成する。これらS3,S4により、一つ目のフリンジ20が形成される。ここで、S4で形成した掛け目のうち、編針P,Jの掛け目は、フリンジ20に所定の長さを与える仮係止編目2である。一方、編針Eの掛け目は、二つ目のフリンジ20の起点となる起点編目1である。
S5では、給糸口9を紙面右方向に移動させ、S3において編針Cに形成した起点編目1のウエール方向に続く編目(留め編目3)を編成した後、給糸口9を紙面左方向に移動させる。この留め編目3は、捻れ目であり、S3,S4で形成したフリンジ20の根元を固定する役割を持つ。ここで、留め編目3を新たに編成する起点編目1は掛け目であるが、その起点編目1は、編針Aの編目101によって歯口下方に引き下げられているため、起点編目1に新たな留め編目3を編成する際、起点編目1のクリアリングがされ易く、従って留め編目3を編成し易い。編目101によって起点編目1が歯口下方に引き下げられるのは、両編目101,1が渡り糸で繋がり、かつ編目101が編成によって歯口下方に下がっているため、起点編目1に歯口下方に下がる力が加わるからである。
S6では、給糸口9を紙面右方向に移動させ、S5において形成した留め編目3のウエール方向に続く編目(補強編目4)を編成した後、給糸口9を紙面左方向移動させる。この補強編目4は、留め編目3とは捻られる方向が逆となっている捻れ目である。捻れ目である留め編目3と逆方向に補強編目4を捻ることで、フリンジ20を引っ張ったときに、補強編目4または留め編目3の一方が必ずフリンジ20の根元を絞る状態にできる。その結果、細い編糸や表面が滑らかな編糸を用いた場合でも、確実にフリンジ20の根元の固定を強固にすることができる。なお、この補強編目4の編成は必須ではなく、上記S5の後にS6を行なわずに下記S7を行なっても良い。また、補強編目4は、S5で給糸口9を紙面左方向に移動させるときに編成することで、捻れていない編目としても良い(この場合、S6は省略する)。但し、編目3,4を両方とも捻れ目とする方が、フリンジ20の根元の固定は強固である。
S7では、給糸口9を紙面右方向に移動させ、FBの編針H,Nに仮係止編目2を編成し、S8では、給糸口を紙面左方向に移動させ、FBの編針R,Lに仮係止編目2を、編針Gに三つ目のフリンジ20の起点となる起点編目1を編成する。
S9,S10では、S4で形成した編針Eの起点編目1のウエール方向に続く留め編目3と補強編目4の編成を行ない、二つ目のフリンジ20の根元を強固に固定する。ここで、起点編目1は掛け目であるが、その起点編目1のウエール方向に留め編目3を容易に編成できる。それは、編針Eの起点編目1の紙面左側に繋がる留め編目3(S5,S6参照)が編成によって歯口下方に下がることで、起点編目1が強く歯口下方に引かれているからである。加えて、S7で形成するフリンジ20の編糸が、編針Eの起点編目1の両側に延びる渡り糸に交差していることも、留め編目3を容易に編成できる要因の一つである。編針Eの起点編目1に新たな留め編目3を編成する際、その起点編目1の両側に延びる渡り糸に交差するフリンジ20の編糸が、当該渡り糸を抑えるからである、
以上説明したように、図2の編成工程では、本発明編成方法の工程α〜工程γを、工程α(S3の前半)→工程β(S3の後半+S4の前半)→工程α(S4の後半)→工程γ(S5+S6)→工程β(S7+S8の前半)→工程α(S8の後半)→工程γ(S9+S10)…の順序で繰り返している。つまり、n回目の工程αを、n−1回目の工程βと工程γの間に行なっている。S10以降は、S7〜S10と同様の編成を、編針の位置を変えて繰り返すことで、編幅方向に並ぶ複数のフリンジ20からなるフリンジ列が編成される。なお、フリンジ20の数が多くなると、FBに仮係止編目2を編成する空針が足らなくなる場合があるが、そのときは、既にFBに係止される仮係止編目2に続いて新たなフリンジ20の仮係止編目2を形成しても良い。
S11には、複数のフリンジ20を形成し終え、FBの編針C,E,G,I,K,M,O,Qにフリンジ20の根元を固定する補強編目4が係止された状態が示されている。このS11の状態から、S12では、フリンジ20をベース編地部100に固定するため、BBに預けておいたベース編地部100の編目を、FBの補強編目4と重ね合わせ、その重ね目に続く編目を編成する。その結果、編幅方向に並ぶ複数のフリンジ20からなる一列のフリンジ列がベース編地部100に固定される。
ここで、図1に示すフリンジ付編地は、複数のフリンジ列がウエール方向に並ぶ編地であるので、S12の後に、さらにS1から始まるフリンジ列の編成を行なう。そして、所望の数のフリンジ列を編成したら、最後のフリンジ列をベース編地部100に固定するS12の後に、さらにベース編地部100の編成を行ない、図1のフリンジ付編地を完成させる。もちろん、フリンジ列の間にベース編地部100をいくらか編成しても良い。
以上説明した編成工程に従って編成されたフリンジ付編地では、フリンジの根元が強固に固定されており、当該編地を使用する際にフリンジが引き出されるなどの不具合が生じ難い。その理由を図3のループ図に基づいて説明する。
図3は、図1の編成工程のS12が終了した時点でのフリンジ20近傍の編目の状態を示すループ図である。この図3に示すように、フリンジ20の根元となる起点編目1に続く新たな留め編目3と補強編目4が形成され、かつこれらの編目3,4はフリンジ20に繋がっている。そのため、フリンジ20を引っ張れば、フリンジ20に繋がる編目3,4が小さく縮まり、それぞれの編目3,4のウエール方向に繋がる編目の根元を絞る。その結果、フリンジ20の根元が固定され、フリンジ20が引き出されるなどの不具合が生じ難い。
<実施形態2>
実施形態1とは異なる実施形態として、例えば、n回目の工程αは、n−1回目の工程βの前に行なっても良い。具体的には、図2のS4(S8)で行なっていた編針E(編針G)の起点編目1の編成をS3(S7)で行なう。そうすることで、図4(A)のループ図に示す状態のフリンジ20を備える編地を編成できる。その他、n回目の工程αを、n−1回目の工程γの後に行なうこともできる。具体的には、図2のS4で行なっていた編針Eの起点編目1の編成をS7で行ない、S8で行なっていた編針Gの起点編目1の編成をS10の後に行なう。そうすることで、図4(B)のループ図に示す状態のフリンジ20を備える編地を編成できる。これらの編成によっても、強固にフリンジ20の根元を固定することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるわけではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。例えば、図2のS12においてFBに係止される編目を伏目処理すれば、編地の末端にフリンジ列が形成された編地とすることができる。これを応用すればマフラーなどのウエール方向の両端にフリンジ列を持つ編地を編成できる。具体的には、編出し部を形成し、その編出し部に対して図2の編成を行なった後、マフラーの本体となるベース編地部100を編成する。そして、ベース編地部100の末端に対して図2の編成を行なった後、針床に係止される編目を伏目処理する。
100 ベース編地部 101 編目
200 フリンジ形成部 20 フリンジ
1 起点編目(掛け目)
2 仮係止編目(掛け目)
3 留め編目(捻れ目)
4 補強編目(捻れ目)
9 給糸口

Claims (3)

  1. 少なくとも前後一対の針床と、針床の編針に編糸を給糸する給糸口とを有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて、ベース編地部と、そのベース編地部の編幅方向に並ぶ複数のフリンジと、を備える編地を編成するためのフリンジ付編地の編成方法において、
    前記フリンジの起点となる起点編目を編成する工程αと、
    工程αの後に、前記起点編目から離れる方向に前記給糸口を移動させてから前記起点編目に近づく方向に前記給糸口を移動させ、この往復移動の際にベース編地部が係止される編針以外の編針に仮係止編目を編成することでフリンジを形成する工程βと、
    工程βの後に、前記工程αで形成した前記起点編目のウエール方向に続く捻れ目からなる留め編目を編成し、前記工程βで形成したフリンジの根元を固定する工程γと、
    を繰り返すことを特徴とするフリンジ付編地の編成方法。
  2. n回目の工程αを、n−1回目の工程βの後で、かつn−1回目の工程γの前に行なうことを特徴とする請求項1に記載のフリンジ付編地の編成方法。
    但し、nは、2以上の任意の自然数である。
  3. 前記工程γにおいて、前記留め編目の形成直後に、その留め編目のウエール方向に続き、かつ前記留め編目とは逆方向に捻られた捻れ目である補強編目を編成することを特徴とする請求項1または2に記載のフリンジ付編地の編成方法。
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