JP5864327B2 - 誘導線生成装置、誘導線生成方法、および、コンピュータプログラム - Google Patents

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本発明は、車両の経路誘導を行うための道路地図における交差点内に描画される誘導線を生成する技術に関するものである。
例えば、カーナビゲーション装置では、車両の経路誘導を行うための道路地図が用いられる。そして、この道路地図では、道路内および交差点内に、車両を誘導するための、すなわち、車両が走行すべき走行ラインを示す誘導線が描画される。
ところで、道路地図データの整備コストの削減や、安定的な品質確保の観点から、上記誘導線は、手動ではなく、自動で生成されることが求められる。道路内に描画される誘導線は、ほとんど直線で描画されるため、ノードデータ(地図上の道路の端点を表す)およびリンクデータ(地図上の道路を表す)を含む道路ネットワークデータに基づいて、比較的容易に生成することができる。一方、交差点内に描画される誘導線については、例えば、右折用、左折用の誘導線は、曲線で描画されるため、単純に道路ネットワークデータに基づいて生成することはできない。
そこで、従来、交差点内に描画される誘導線を自動的に生成するための種々の技術が提案されている。例えば、下記特許文献1に記載された技術では、交差点の進入点と退出点とをベジエ曲線で接続することによって、交差点内に描画される誘導線を生成している。また、交差点内に描画される誘導線は、クロソイド曲線や、円弧や、B−スプライン曲線を用いて生成することもできる(下記特許文献2〜4参照)。
特開2010−26326号公報 特開2007−164339号公報 特開2010−86544号公報 特開2008−101972号公報
上記特許文献に記載された技術によれば、十字路や丁字路や三叉路等、比較的単純な形状の交差点については、実際の車両が走行する走行ラインに近い誘導線を生成することができる。しかし、上記特許文献に記載された技術では、比較的複雑な形状の交差点については、実際の車両が走行する走行ラインに近い誘導線を生成することができず、実際の車両が走行する走行ラインから乖離した誘導線が生成される場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、車両の経路誘導を行うための道路地図において、交差点の形状が比較的複雑な場合であっても、この交差点内に描画される誘導線を、実際の車両が走行する走行ラインに近い形状で、自動的に生成する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]車両の経路誘導を行うための道路地図における交差点内に誘導線を生成する誘導線生成装置であって、曲線を用いて前記交差点への進入点の1つおよび前記交差点からの退出点の1つを結ぶ誘導線を複数生成する誘導線生成部と、前記退出点が同一の複数の誘導線について、前記複数の誘導線が交差する場合に、交差点内の誘導線の始点である進入点に接続された交差点外の誘導線を進入点から交差点側に延長した直線と、交差点内の誘導線の終点である退出点に接続された交差点外の誘導線を退出点から交点側に延長した直線とがなす角度が最も180度に近い交差点内の誘導線を、補正を行う必要がない基準誘導線として決定し、前記基準誘導線以外の誘導線が、前記進入点を含み、前記基準誘導線と重複しない区間である非重複区間と、前記退出点を含み、前記基準誘導線と重複する区間である重複区間と、で構成されるように、前記基準誘導線以外の誘導線を補正する誘導線補正部と、前記補正された誘導線を出力する出力部と、を備える誘導線生成装置。
一般に、車両は、異なる進入点から交差点内に進入して、同一の退出点から退出する場合、交差点内における退出点付近では、同じような走行ラインを走行する。このため、道路地図における交差点内に、退出点が同一の複数の誘導線が交差して描画される場合には、いずれかの誘導線が、実際の車両が走行する走行ラインから乖離していると言える。
適用例1の誘導線生成装置では、誘導線生成部によって生成された退出点が同一の複数の誘導線について、複数の誘導線が交差する場合に、この複数の誘導線の中から、1つの誘導線が基準誘導線として決定される。この基準誘導線としては、実際の車両が走行する走行ラインに近い誘導線であって、補正を行う必要がない誘導線が選択される。一方、上記複数の誘導線のうち、基準誘導線以外の誘導線は、実際の車両が走行する走行ラインから乖離している誘導線であって、実際の車両が走行する走行ラインに近づくように補正を行うべき誘導線とされる。そして、誘導線補正部は、基準誘導線以外の誘導線を、補正対象の誘導線として補正する。このとき、誘導線補正部は、基準誘導線以外の誘導線が、進入点を含み、基準誘導線と重複しない区間である非重複区間と、退出点を含み、基準誘導線と重複する区間である重複区間と、で描画されるように、基準誘導線以外の誘導線を補正する。つまり、誘導線補正部は、基準誘導線以外の誘導線の一部と基準誘導線の一部とが、交差点内における退出点付近において一致するように、基準誘導線以外の誘導線を補正する。こうすることによって、車両の経路誘導を行うための道路地図において、交差点の形状が比較的複雑な場合であっても、この交差点内に描画される誘導線を、実際の車両が走行する走行ラインに近い形状で、自動的に生成することができる。なお、基準誘導線以外の誘導線は、非重複区間と重複区間とが、非重複区間と重複区間との接続点において、なるべく滑らかに接続されるように補正されることが好ましい。
なお、進入点に接続された交差点外の誘導線を進入点から交差点側に延長した直線と、退出点に接続された交差点外の誘導線を退出点から交点側に延長した直線とがなす角度が小さいほど、誘導線生成部によって、実際の車両が走行する走行ラインから乖離した誘導線が生成されやすい。これに対して、進入点に接続された交差点外の誘導線を進入点から交差点側に延長した直線と、退出点に接続された交差点外の誘導線を退出点から交点側に延長した直線とがなす角度が180度に近いほど、誘導線生成部によって、実際の車両が走行する走行ラインに近い誘導線が生成されやすい。
適用例1の誘導線生成装置では、交差点内の誘導線の始点である進入点に接続された交差点外の誘導線を進入点から交差点側に延長した直線と、交差点内の誘導線の終点である退出点に接続された交差点外の誘導線を退出点から交点側に延長した直線とがなす角度が最も180度に近い交差点内の誘導線を、補正を行う必要がない基準誘導線として決定する。適用例1の誘導線生成装置によって、基準誘導線を適切に選択、決定することができる。
[適用例2]適用例1記載の誘導線生成装置であって、前記非重複区間は、前記進入点と前記交点との間の前記基準誘導線以外の誘導線上の点と、前記交点と、前記交点と前記退出点との間の前記基準誘導線上の点と、を制御点とするB−スプライン曲線を含む、誘導線生成装置。
適用例2の誘導線生成装置によって、非重複区間と重複区間との接続点において、非重複区間と重複区間とを滑らかに接続することができる。
[適用例3]適用例2記載の誘導線生成装置であって、前記制御点の1つとしての、前記進入点と前記交点との間の前記基準誘導線以外の誘導線上の点は、前記基準誘導線以外の誘導線上において、前記進入点からの距離が、前記進入点から前記交点までの距離の1/2となる点であり、前記制御点の1つとしての、前記交点と前記退出点との間の前記基準誘導線上の点は、前記基準誘導線上において、前記交点からの距離が、前記進入点から前記交点までの距離の1/2となる点である、誘導線生成装置。
適用例3の誘導線生成装置によって、非重複区間に含まれるB−スプライン曲線を、実際の車両が走行する走行ラインにより近い形状で構成することができる。
本発明は、上述の誘導線生成装置としての構成の他、誘導線生成方法の発明として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、誘導線生成装置の動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
本発明の一実施例としての誘導線生成装置10の概略構成を示す説明図である。 誘導線生成処理の流れを示すフローチャートである。 誘導線生成部14によって生成された、交差点内に描画される誘導線の具体例を示す説明図である。 基準誘導線の決定方法の具体例を示す説明図である。 誘導線の補正方法の具体例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.誘導線生成装置の構成:
図1は、本発明の一実施例としての誘導線生成装置10の概略構成を示す説明図である。この誘導線生成装置10は、車両の経路誘導を行うための道路地図における交差点内に描画される誘導線を生成する装置である。誘導線生成装置10は、CPUや、図示しない記憶部を備えている。CPUは、記憶部に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって、端点特定部12、採用曲線決定部13、誘導線生成部14、誘導線補正部16、出力部18として機能する。
誘導線生成装置10には、電子地図データ記憶装置20が接続されている。そして、電子地図データ記憶装置20には、道路形状データ22と、道路ネットワークデータ24とが対応付けて記憶されている。道路形状データ22は、道路や交差点の形状を表すデータ(例えば、道路ポリゴンや、交差点ポリゴン)を含んでいる。道路ネットワークデータ24は、ノードデータや、リンクデータや、交差点における通行規制情報(例えば、転回禁止、右折禁止、左折禁止、進入禁止等)等を含んでいる。ノードデータは、地図上における道路の端点(例えば、交差点や、行き止まり等)を表すデータである。リンクデータは、地図上における道路を表すデータであり、道路の始点および終点を表すノードと関連付けられている。通行規制情報は、ノードデータと関連付けられている。また、電子地図データ記憶装置20には、誘導線生成装置10によって生成された誘導線を表す誘導線データ26が、道路形状データ22や、道路ネットワークデータ24と対応付けて記憶される。
端点特定部12は、電子地図データ記憶装置20に記憶されている道路形状データ22および道路ネットワークデータ24を参照して、交差点への進入点および交差点からの退出点を特定する。採用曲線決定部13は、交差点の形状や、交差点に接続された道路の形状や、進入点および退出点の位置関係等に基づいて、進入点から退出点への誘導線として採用する曲線を決定する。採用曲線決定部13が採用する曲線としては、例えば、ベジエ曲線や、クロソイド曲線や、B−スプライン曲線や、円弧等が挙げられる。誘導線生成部14は、採用曲線決定部13によって決定された曲線を用いて、進入点および退出点を結ぶ誘導線を生成する。誘導線補正部16は、適宜、誘導線生成部14によって生成された誘導線を補正する。この誘導線の補正については、後から詳しく説明する。出力部18は、誘導線補正部16によって補正された誘導線(誘導線データ26)を、電子地図データ記憶装置20に受け渡して記憶させたり、図示しない表示装置に出力して表示させたりする。
B.誘導線生成処理:
図2は、誘導線生成処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、例えば、道路地図の整備時、電子地図データ記憶装置20に記憶された道路形状データ22や道路ネットワークデータ24が変更されて、道路地図における交差点内に描画される誘導線の生成指示が入力されたときに、誘導線生成装置10のCPUが実行する処理である。なお、詳細な説明は省略するが、この誘導線生成処理を行う前に、道路地図における道路内に描画される誘導線は、電子地図データ記憶装置20に記憶されている道路形状データ22および道路ネットワークデータ24に基づいて、既に生成されているものとする。
まず、端点特定部12は、電子地図データ記憶装置20に記憶されている道路形状データ22および道路ネットワークデータ24を参照して、対象の交差点について、交差点への進入点および交差点からの退出点を特定する(ステップS10)。次に、採用曲線決定部13は、交差点の形状や、交差点に接続された道路の形状や、進入点および退出点の位置関係等に基づいて、進入点から退出点への誘導線として採用する曲線を決定する(ステップS11)。そして、誘導線生成部14は、採用曲線決定部13によって決定された曲線を用いて、進入点および退出点を結ぶ誘導線を生成する(ステップS12)。そして、誘導線生成部14は、対象の交差点について、すべての誘導線を生成したか否かを判断する(ステップS13)。
対象の交差点について、すべての誘導線を生成していない場合には(ステップS13:NO)、誘導線生成部14は、処理をステップS10に戻す。一方、対象の交差点について、すべての誘導線を生成した場合には(ステップS13:YES)、誘導線補正部16は、対象の交差点における各退出点に順次着目して、以下の処理を行う。
すなわち、誘導線補正部16は、着目した退出点について、複数の誘導線が交差しているか否かを判断する(ステップS14)。着目した退出点について、複数の誘導線が交差していない場合には(ステップS14:NO)、出力部18は、誘導線生成部14によって生成された誘導線を表す誘導線データ26を電子地図データ記憶装置20に記憶し、処理をステップS16に進める。一方、着目した退出点について、複数の誘導線が交差している場合には(ステップS14:YES)、誘導線補正部16は、後述するように、複数の誘導線の中から、1つの基準誘導線を選択、決定し、後述する補正方法によって、基準誘導線以外の誘導線を、補正対象の誘導線として補正する(ステップS15)。そして、出力部18は、基準誘導線を表す誘導線データ26、および、補正後の誘導線の誘導線データ26を電子地図データ記憶装置20に記憶する。
なお、基準誘導線としては、実際の車両が走行する走行ラインに近い誘導線であって、補正を行う必要がない誘導線が選択される。一方、上記複数の誘導線のうち、基準誘導線以外の誘導線は、実際の車両が走行する走行ラインから乖離している誘導線であって、実際の車両が走行する走行ラインに近づくように補正を行うべき誘導線とされる。本実施例では、誘導線補正部16は、後述するように、交差点内の誘導線の始点である進入点に接続された交差点外の誘導線を進入点から交差点側に延長した直線と、交差点内の誘導線の終点である退出点に接続された交差点外の誘導線を退出点から交点側に延長した直線とがなす角度が最も直線(180度)に近い誘導線を、基準誘導線として選択、決定するものとした。
そして、誘導線補正部16は、すべての退出点について、誘導線の補正が終了したか否かを判断する(ステップS16)。すべての退出点について、誘導線の補正が終了していない場合には(ステップS16:NO)、誘導線補正部16は、処理をステップS14に戻す。一方、すべての退出点について、誘導線の補正が終了した場合には(ステップS16:YES)、対象の交差点についての誘導線生成処理を終了する。
ここで、図3〜5を用いて、ステップS15における基準誘導線の決定方法、および、誘導線の補正方法の具体例について説明する。図3は、ステップS12において、誘導線生成部14によって生成された、交差点内に描画される誘導線の具体例を示す説明図である。また、図4は、ステップS15における基準誘導線の決定方法の具体例を示す説明図である。また、図5は、ステップS15における誘導線の補正方法の具体例を示す説明図である。
図3に示したように、ある交差点について、この交差点の形状を表す交差点ポリゴンPGcと、この交差点に接続された4本の道路の各形状を表す道路ポリゴンPGr1,PGr2,PGr3,PGr4とが描かれるものとする。そして、図3における交差点(交差点ポリゴンPGc)内には、誘導線生成部14によって生成された誘導線であって、交差点ポリゴンPGcから道路ポリゴンPGr3への退出点Pout3に着目した誘導線Lgc1,Lgc2,Lgc4が曲線で描かれるものとする。誘導線Lgc1は、道路ポリゴンPGr1から交差点ポリゴンPGcへの進入点Pin1と退出点Pout3とを結ぶ誘導線である。誘導線Lgc2は、道路ポリゴンPGr2から交差点ポリゴンPGcへの進入点Pin2と退出点Pout3とを結ぶ誘導線である。誘導線Lgc4は、道路ポリゴンPGr4から交差点ポリゴンPGcへの進入点Pin4と退出点Pout3とを結ぶ誘導線である。
また、道路ポリゴンPGr1内には、進入点Pin1に接続された誘導線Lin1が直線で描かれるものとする。また、道路ポリゴンPGr2内には、進入点Pin2に接続された誘導線Lin2が直線で描かれるものとする。また、道路ポリゴンPGr3内には、退出点Pout3に接続された誘導線Lout3が直線で描かれるものとする。
図3に示した例では、交差点ポリゴンPGc内において、同一の退出点Pout3に車両を誘導する誘導線Lgc1と、誘導線Lgc2とが、交点Pcで交差している。一般に、車両は、異なる進入点から交差点内に進入して、同一の退出点から退出する場合、交差点内における退出点付近では、同じような走行ラインを走行する。このため、道路地図における交差点内に、退出点が同一の複数の誘導線が交差して描画される場合には、いずれかの誘導線が、実際の車両が走行する走行ラインから乖離していると言える。そこで、本実施例の誘導線生成装置10では、誘導線補正部16が、交差する誘導線Lgc1および誘導線Lgc2に着目して、以下に説明するように、誘導線の補正を行う。
まず、誘導線補正部16は、図4中に破線で示したように、直線L1,L2,L3を生成する。直線L1は、交差点内の誘導線Lgc1の始点である進入点Pin1に接続された交差点外の誘導線Lin1を、進入点Pin1から交差点側に延長した直線である。直線L2は、交差点内の誘導線Lgc2の始点である進入点Pin2に接続された交差点外の誘導線Lin2を、進入点Pin2から交差点側に延長した直線である。直線L3は、交差点内の誘導線Lgc1,Lgc2の終点である退出点Pout3に接続された交差点外の誘導線Lout3を、退出点Pout3から交点側に延長した直線である。
次に、誘導線補正部16は、誘導線Lgc1についての直線L1と直線L3とがなす角度と、誘導線Lgc2についての直線L2と直線L3とがなす角度とをそれぞれ算出する。そして、誘導線補正部16は、2直線のなす角度が直線(180度)に近い方の誘導線Lgc1を、補正が不要な基準誘導線として選択、決定する。進入点に接続された交差点外の誘導線を進入点から交差点側に延長した直線と、退出点に接続された交差点外の誘導線を退出点から交点側に延長した直線とがなす角度が180度に近いほど、誘導線生成部14によって、実際の車両が走行する走行ラインに近い誘導線が生成されやすいからである。そして、誘導線補正部16は、以下に説明するように、基準誘導線(誘導線Lgc1)以外の誘導線Lgc2を、補正対象の誘導線として補正する。
図5(a)に示したように、誘導線補正部16は、補正対象の誘導線Lgc2上において、進入点Pin2からの距離が、進入点Pin2から交点Pcまでの距離の1/2となる点を、補正用始点Psとして決定する。また、誘導線補正部16は、基準誘導線である誘導線Lgc1上において、交点Pcからの距離が、補正用始点Psから交点Pcまでの距離と同じ距離となる点、換言すれば、交点Pcからの距離が、進入点Pin2から交点Pcまでの距離の1/2となる点を、補正用終点Peとして決定する。そして、図5(b)に示したように、誘導線補正部16は、補正用始点Psと、交点Pcと、補正用終点Peとを制御点として、補正用始点Psと補正用終点Peとを結ぶB−スプライン曲線Lgseを生成する。そして、誘導線補正部16は、図5(c)に示したように、誘導線生成部14によって生成された誘導線Lgc2における補正用始点Psから退出点Pout3までの破線で示した区間を削除する。つまり、誘導線補正部16は、進入点Pin2から補正用始点Psを経由して補正用終点Peに至る区間であって、B−スプライン曲線Lgseを含み、誘導線Lgc1と重複しない非重複区間と、補正用終点Peから退出点Pout3に至る区間であって、誘導線Lgc1と重複する重複区間と、で描画されるように、誘導線Lgc2を補正する。
以上説明した本実施例の誘導線生成装置10では、誘導線補正部16は、誘導線生成部14によって生成された退出点が同一の複数の誘導線について、複数の誘導線が交差する場合に、この複数の誘導線の中から、1つの誘導線を基準誘導線として決定し、基準誘導線以外の誘導線を、補正対象の誘導線として補正する。このとき、誘導線補正部16は、基準誘導線以外の誘導線が、進入点を含み、基準誘導線と重複しない区間である非重複区間と、退出点を含み、基準誘導線と重複する区間である重複区間と、で描画されるように、基準誘導線以外の誘導線を補正する。つまり、誘導線補正部16は、基準誘導線以外の誘導線の一部と基準誘導線の一部とが、交差点内における退出点付近において一致するように、基準誘導線以外の誘導線を補正する。こうすることによって、車両の経路誘導を行うための道路地図において、交差点の形状が比較的複雑な場合であっても、この交差点内に描画される誘導線を、実際の車両が走行する走行ラインに近い形状で、自動的に生成することができる。
また、本実施例の誘導線生成装置10では、誘導線補正部16は、図5に示したように、補正用始点Psと、交点Pcと、補正用終点Peとを制御点として、補正用始点Psと補正用終点Peとを結ぶB−スプライン曲線Lgseを生成する。こうすることによって、非重複区間と重複区間との接続点において、非重複区間と重複区間とを滑らかに接続することができる。
また、本実施例の誘導線生成装置10では、誘導線補正部16は、図5に示したように、補正対象の誘導線Lgc2上において、進入点Pin2からの距離が、進入点Pin2から交点Pcまでの距離の1/2となる点を、補正用始点Psとして決定し、基準誘導線である誘導線Lgc1上において、交点Pcからの距離が、補正用始点Psから交点Pcまでの距離と同じ距離となる点を、補正用終点Peとして決定する。こうすることによって、非重複区間に含まれるB−スプライン曲線を、実際の車両が走行する走行ラインにより近い形状で描画することができる。
C.変形例:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
C1.変形例1:
上記実施例では、誘導線生成装置10は、採用曲線決定部13を備えるものとしたが、本発明は、これに限られない。誘導線生成装置10において、採用曲線決定部13を省略するようにしてもよい。この場合、誘導線生成部14は、クロソイド曲線や、ベジエ曲線や、B−スプライン曲線等、予め定められた曲線を用いて、誘導線を生成するようにすればよい。
C2.変形例2:
上記実施例では、図5に示した例において、補正用始点Psは、補正対象の誘導線Lgc2上において、進入点Pin2からの距離が、進入点Pin2から補正用始点Psまでの距離の1/2となる点であるものとしたが、本発明は、これに限られない。補正用始点Psは、補正対象の誘導線Lgc2上において、進入点Pin2と交点Pcとの間に決定されればよい。
C3.変形例3:
上記実施例では、図5に示した例において、補正用終点Peは、基準誘導線である誘導線Lgc1上において、交点Pcからの距離が、補正用始点Psから交点Pcまでの距離と同じ距離となる点であるものとしたが、本発明は、これに限られない。補正用終点Peは、基準誘導線である誘導線Lgc1上において、交点Pcと退出点Pout3との間に決定されればよい。
C4.変形例4:
上記実施例では、図5に示した例において、補正用始点Psと補正用終点Peとを、B−スプライン曲線で結ぶものとしたが、本発明は、これに限られない。補正用始点Psと補正用終点Peとを、例えば、ベジエ曲線等、他の曲線で結ぶものとしてもよい。ただし、補正用始点Psと補正用終点Peとを、B−スプライン曲線で結ぶことによって、他の曲線で結ぶよりも、非重複区間と重複区間との接続点において、非重複区間と重複区間とを滑らかに接続することができる。
C5.変形例5:
上記実施例では、図5に示した例において、B−スプライン曲線Lgseを生成する際に、補正用始点Psと、交点Pcと、補正用終点Peとを制御点とするものとしたが、本発明は、これに限られない。交点Pcの代わりに、他の点を制御点として用いるものとしてもよい。また、交点Pcに加えて、他の点を制御点として用いるものとしてもよい。
C6.変形例6:
上記実施例では、電子地図データ記憶装置20は、誘導線生成装置10の外部に接続されるものとしたが、本発明は、これに限られない。電子地図データ記憶装置20は、誘導線生成装置10の内部に備えられるものとしてもよい。
C7.変形例7:
上記実施例の誘導線生成装置10において、ソフトウェアによって実現した機能の一部を、ハードウェアによって実現するようにしてもよい。また、上記実施例の誘導線生成装置10において、ハードウェアによって実現した機能の一部を、ソフトウェアによって実現するようにしてもよい。
10…誘導線生成装置
12…端点特定部
13…採用曲線決定部
14…誘導線生成部
16…誘導線補正部
18…誘導線補正部
20…電子地図データ記憶装置
22…道路形状データ
24…道路ネットワークデータ
26…誘導線データ
PGr1,PGr2,PGr3,PGr4…道路ポリゴン
Pin1,Pin2,Pin4…進入点
Pout3…退出点
Lin1,Lin2,Lout3…誘導線
PGc…交差点ポリゴン
Lgc1,Lgc2,Lgc4…誘導線
L1,L2,L3…直線
Pc…交点
Pe…補正用終点
Ps…補正用始点
Lgse…B−スプライン曲線

Claims (5)

  1. 車両の経路誘導を行うための道路地図における交差点内に誘導線を生成する誘導線生成装置であって、
    曲線を用いて前記交差点への進入点の1つおよび前記交差点からの退出点の1つを結ぶ誘導線を複数生成する誘導線生成部と、
    前記退出点が同一の複数の誘導線について、前記複数の誘導線が交差する場合に、前記進入点に接続された前記交差点外の誘導線を前記進入点から前記交差点側に延長した直線と、前記退出点に接続された前記交差点外の誘導線を前記退出点から前記交点側に延長した直線とがなす角度が最も180度に近い誘導線を基準誘導線として決定し、前記基準誘導線以外の誘導線が、前記進入点を含み、前記基準誘導線と重複しない区間である非重複区間と、前記退出点を含み、前記基準誘導線と重複する区間である重複区間と、で構成されるように、前記基準誘導線以外の誘導線を補正する誘導線補正部と、
    前記補正された誘導線を出力する出力部と、
    を備える誘導線生成装置。
  2. 請求項1記載の誘導線生成装置であって、
    前記非重複区間は、前記進入点と前記交点との間の前記基準誘導線以外の誘導線上の点と、前記交点と、前記交点と前記退出点との間の前記基準誘導線上の点と、を制御点とするB−スプライン曲線を含む、
    誘導線生成装置。
  3. 請求項2記載の誘導線生成装置であって、
    前記制御点の1つとしての、前記進入点と前記交点との間の前記基準誘導線以外の誘導線上の点は、前記基準誘導線以外の誘導線上において、前記進入点からの距離が、前記進入点から前記交点までの距離の1/2となる点であり、
    前記制御点の1つとしての、前記交点と前記退出点との間の前記基準誘導線上の点は、前記基準誘導線上において、前記交点からの距離が、前記進入点から前記交点までの距離の1/2となる点である、
    誘導線生成装置。
  4. 車両の経路誘導を行うための道路地図における交差点内に誘導線を生成する誘導線生成方法であって、
    コンピュータが、曲線を用いて前記交差点への進入点の1つおよび前記交差点からの退出点の1つを結ぶ誘導線を複数生成する誘導線生成工程と、
    コンピュータが、前記退出点が同一の複数の誘導線について、前記複数の誘導線が交差する場合に、前記進入点に接続された前記交差点外の誘導線を前記進入点から前記交差点側に延長した直線と、前記退出点に接続された前記交差点外の誘導線を前記退出点から前記交点側に延長した直線とがなす角度が最も180度に近い誘導線を基準誘導線として決定し、前記基準誘導線以外の誘導線が、前記進入点を含み、前記基準誘導線と重複しない区間である非重複区間と、前記退出点を含み、前記基準誘導線と重複する区間である重複区間と、で構成されるように、前記基準誘導線以外の誘導線を補正する誘導線補正工程と、
    コンピュータが、前記補正された誘導線を出力する出力工程と、
    を備える誘導線生成方法。
  5. 車両の経路誘導を行うための道路地図における交差点内に誘導線を生成するためのコンピュータプログラムであって、
    曲線を用いて前記交差点への進入点の1つおよび前記交差点からの退出点の1つを結ぶ誘導線を複数生成する誘導線生成機能と、
    前記退出点が同一の複数の誘導線について、前記複数の誘導線が交差する場合に、前記進入点に接続された前記交差点外の誘導線を前記進入点から前記交差点側に延長した直線と、前記退出点に接続された前記交差点外の誘導線を前記退出点から前記交点側に延長した直線とがなす角度が最も180度に近い誘導線を基準誘導線として決定し、前記基準誘導線以外の誘導線が、前記進入点を含み、前記基準誘導線と重複しない区間である非重複区間と、前記退出点を含み、前記基準誘導線と重複する区間である重複区間と、で描画されるように、前記基準誘導線以外の誘導線を補正する誘導線補正機能と、
    前記補正された誘導線を出力する出力機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
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