JP5862596B2 - 鋼片切断計画作成装置及び鋼片切断計画作成方法 - Google Patents

鋼片切断計画作成装置及び鋼片切断計画作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、連続鋳造設備における鋼片の切断計画を作成する鋼片切断計画作成装置及び鋼片切断計画作成方法に関する。
連続鋳造設備では、連続した鋳片を、連続鋳造機出側の切断機により所定の長さに切断し、製造指示情報に見合った鋼片を製造している。
このような連続鋳造設備における鋳片採取制御方法として、例えば特許文献1に記載の技術がある。この技術は、鋳片に品質異常が発生し、当該品質異常部位で、当初予定していた予定スラブが採取不可能となった場合、オーダー通りの鋳片採取ができるようにスラブの採取順序を変更するものである。
具体的には、予定スラブより後に採取する予定だったスラブ群の中から、品質異常部位で採取可能な代替スラブを選出し、当該代替スラブを品質異常部位まで繰り上げて採取すると共に、予定スラブを品質異常部位の後に繰り下げて採取するようにしている。
特開2010−120054号公報
ところで、鋳片の切断工程では、連続鋳造機と同一ライン上に連続して配置した2機の鋼片切断設備のうち、上流の切断設備(1次切断機)で粗切断を行い、下流側の切断設備(2次切断機)で次工程へ直送するべく加熱炉装入サイズへの最終切断を行う場合がある。このとき、2次切断機の可能最小切断長に満たない鋼片の切断計画は、当該ラインとは別ラインに配置した切断設備(オフライン切断機)で実行する。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術のように、品質アンマッチ鋼片の切断計画の前に品質が合致する鋼片の切断計画を装入し、以降の切断計画を繰り下げた場合、1次切断設備で切断する粗鋼片を構成する切断計画の組合せが当初の計画に対して変更となる。すると、当初2次切断機で切断可能であった鋼片が、これによりオフライン切断機での切断に変更となるケースが発生する。このように、当初の計画にないオフライン切断機での切断が発生し、プロセス追加、直送率の低下等の非合理的な運用を余儀無くされる場合がある。
そこで、本発明は、品質と運用効率とを考慮した鋼片切断計画作成装置及び鋼片切断計画作成方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る鋼片切断計画作成装置の一態様は、連続鋳造機で鋳造した鋳片を、当該連続鋳造機の出側に配置した1次切断機で所定長の粗鋼片に粗切断した後、これを前記1次切断機と同一ライン上の下流に配置した2次切断機、及び前記1次切断機とは異なるライン上に配置したオフライン切断機の何れか一方の最終切断機に搬送し最終切断するための切断計画を作成する鋼片切断計画作成装置であって、少なくとも鋼片の切断長、要求品質、切断順、及び最終切断を行う最終切断機の情報を示す切断指示計画を、鋼片毎に記憶する切断指示計画記憶部と、前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に従って切断した結果、鋼片の品質が要求品質から逸脱する品質アンマッチが発生するか否かを判定する品質判定部と、前記切断指示計画記憶部に記憶した各鋼片の切断指示計画を、前記最終切断を行う最終切断機毎にグループ分けする切断指示計画分別部と、前記品質判定部で品質アンマッチが発生すると判定したとき、当該品質アンマッチを解消するように、前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に対して、前記切断指示計画分別部でグループ分けした同一グループ内で鋼片の切断順序を入れ替える補正を施す切断計画補正部と、を備えることを特徴としている。
このように、品質アンマッチが存在する場合、同一の最終切断機グループ内で鋼片の切断順序を入れ替える。そのため、品質アンマッチのない鋼片切断計画を作成することができる。また、粗鋼片を構成する最終鋼片の組み合わせが変更になっても、粗鋼片を搬送する最終切断機が変更されることはない。すなわち、当初、2次切断機で最終切断を行う予定であった粗鋼片が、切断順序の変更に起因してオフライン切断機での最終切断に変更になることはない。したがって、当初の計画には無かったオフライン切断機による切断プロセスが付加されることによる直送率の低下を抑制することができる。
また、上記において、前記切断計画補正部は、前記品質アンマッチとなる品質アンマッチ部位に割り当てることで、当該品質アンマッチを解消可能な切断指示計画を、前記切断指示計画分別部でグループ分けした前記品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画と同一のグループ内で、当該品質アンマッチ部位の切断指示計画より後に実施予定である切断指示計画の中から検索する切断計画検索部と、前記切断計画検索部で検索した切断指示計画を、当該品質アンマッチ部位の切断指示計画として割り当てる切断計画割当部と、前記品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画を、前記切断指示計画分別部でグループ分けした前記品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画と同一のグループ内で、前記切断計画割当部で品質アンマッチ部位に割り当てた切断指示計画の直後に繰り下げる切断計画繰下げ部と、を備えることが好ましい。
このように、品質アンマッチが存在する場合、品質アンマッチ部位の切断指示計画と同一の最終切断機グループの中から、品質アンマッチ部位に割り当て可能な切断指示計画を検索し、これを割り当てる。したがって、粗鋼片を搬送する最終切断機を変更することなく、品質アンマッチを適切に解消することができる。
さらに、上記において、前記品質判定部は、前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に従って切断した結果、要求品質を満たさない鋼片が生成されると判定したとき、前記品質アンマッチが発生すると判定することが好ましい。
これにより、品質低下部位に要求品質の高い切断計画が割り当てられるのを回避することができ、品質不良品の製造を抑制することができる。
さらに、上記において、前記品質判定部は、前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に従って切断した結果、要求品質を過剰に上回る鋼片が生成されると判定したとき、前記品質アンマッチが発生すると判定することが好ましい。
これにより、品質良好部位に要求品質の低い切断計画が割り当てられるのを回避し、要求品質の高い切断計画を優先的に実行することができる。そのため、要求品質の高い切断計画が実行されずに残ることに起因する要求品質の高い鋼片の出鋼増等のコストアップを抑制することができる。
また、本発明に係る鋼片切断計画作成方法の一態様は、連続鋳造機で鋳造した鋳片を、当該連続鋳造機の出側に配置した1次切断機で所定長の鋼片に切断した後、これを最終切断長に応じて、前記1次切断機と同一ライン上の下流に配置した2次切断機、及び前記1次切断機とは異なるライン上に配置したオフライン切断機の何れか一方の最終切断機に搬送し最終切断するための切断計画を作成する鋼片切断計画作成方法であって、少なくとも鋼片の切断長、要求品質、切断順序、及び最終切断を行う最終切断機を示す切断指示計画を、鋼片毎に記憶するステップと、前記切断指示計画に従って切断した結果、鋼片の品質が要求品質から逸脱する品質アンマッチが発生するか否かを判定するステップと、各鋼片の前記切断指示計画を、前記最終切断を行う最終切断機毎にグループ分けするステップと、品質アンマッチが存在すると判定したとき、当該品質アンマッチを解消するように、前記切断指示計画に対して、グループ分けした同一グループ内で鋼片の切断順序を入れ替える補正を施すステップと、を備えることを特徴としている。
これにより、品質アンマッチのない鋼片切断計画を作成することができる。また、粗鋼片を搬送する最終切断機を当初の計画から変更しないようにすることができる。したがって、当初の計画には無かったオフライン切断機による切断プロセスが付加されることによる直送率の低下を抑制することができる。
本発明によれば、品質アンマッチが存在する場合、同一の最終切断機グループ内で鋼片の切断順序を入れ替えることで、品質アンマッチを解消するので、鋼片の品質や運用効率を考慮した良好な鋼片切断処理を行うことができる。
本実施形態における鋼片切断計画作成装置を適用した連続鋳造設備の側面図である。 切断計画作成装置の構成を示すブロック図である。 演算処理部で実行する切断計画作成処理手順を示すフローチャートである。 切断指示計画の一例を示す図である。 切断計画作成過程におけるグループ分けを示す図である。 本実施形態で作成した切断計画の一例である。 従来の手法で作成した切断計画の一例である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における鋼片切断計画作成装置を適用した連続鋳造設備の側面図である。
図中、符号1は連続鋳造機本体である。なお、本実施形態では、連続鋳造機1のストランドは1本として説明する。
連続鋳造機1は、溶鋼が満たされるタンディッシュ2を備える。タンディッシュ2には、ノズル3を介して溶鋼鍋4から溶鋼が注がれる。このタンディッシュ2はモールド5の上部に配置しており、タンディッシュ2に満たされた溶鋼は、タンディッシュ2の底部に取り付けたノズルからモールド5内へ注入される。
モールド5内へ注入された溶鋼は、モールド5の側面より冷却されることで、表面から凝固してシェルを形成し、複数のロール6に支持されつつ下方に引き抜かれて鋳片7となる。そして、連続的に抽出された鋳片7は、連続鋳造機1出側に配置した1次切断機8によって所定長に粗切断されて鋼片(スラブ)Sとなる。1次切断機8で切断した鋼片Sには、1次切断機8の下流に配置したマーキング装置9によってトラッキング情報としてのマーキングが施される。
また、1次切断機8と同一ライン上におけるマーキング装置9のさらに下流には、2次切断機10を配置している。さらに、連続鋳造ラインとは別のライン上には、オフライン切断機21を配置している。
本実施形態では、上流の1次切断機8で鋼片Sの粗切断を行い、その後、最終切断機(1次切断機8と同一ライン上の2次切断機10、若しくは1次切断機8とは異なるライン上のオフライン切断機21)により、次工程へ切断した鋼片Sを直送するべく加熱炉装入サイズへの最終切断を行う。
最終切断を2次切断機10で行うかオフライン切断機21で行うかは、最終切断した後の鋼片の長さである最終鋼片切断長に応じて決まる。すなわち、最終鋼片切断長が2次切断機10の最小可能切断長以上である場合には、2次切断機10による最終切断を行い、最終鋼片切断長が2次切断機10の可能最小切断長に満たない場合には、オフライン切断機21による最終切断を行う。
そのため、オフライン切断機21には、マーキング装置9によってマーキングを施した後の鋼片Sが連続鋳造ラインから分岐して搬送されるようになっている。すなわち、オフライン切断機21で鋼片Sの最終切断を行う場合、連続鋳造ラインから鋼片Sを降ろす工程と鋼片Sを冷やす工程とが介入する。
ここで、2次切断機10の可能最小切断長は、2次切断機10の上下流のテーブルのロールピッチに起因する長さ制約である。
図2は、鋼片の切断計画を作成する切断計画作成装置の構成を示すブロック図である。
この図2に示すように、切断計画作成装置100は、記憶部101と、演算処理部102と、切断計画格納部103と、駆動制御部104とを備える。
記憶部101は、上位コンピュータ200から各鋼片の切断指示計画を受信し、これを記憶する。ここで、切断指示計画は、最終鋼片切断長、粗鋼片切断長、要求品質、切断順、最終切断を行う最終切断機(2次切断機10/オフライン切断機21)などが、鋼片を特定するためのIDに紐付けされた情報である。
演算処理部102は、図3に示す切断計画作成処理を実行し、鋳片7の切断計画を作成する。
先ずステップS1で、演算処理部102は、鋳片7の品質低下部位の位置を検出する。ここで、品質低下部位は、溶鋼鍋4の交換や、溶鋼の引き抜き速度の変化、溶鋼温度の変化などの要因によって、他の部位と比較して品質が低下している部位である。例えば、溶鋼鍋4を交換したタイミングと溶鋼の引き抜き速度とに基づいて品質低下部位を追跡する方法を用いて検出する。
次にステップS2で、演算処理部102は、記憶部101に記憶した切断指示計画と、前記ステップS1で検出した品質低下部位の情報とに基づいて、切断指示計画に従って切断処理を行った結果、鋼片の品質が要求品質とマッチしない部位(品質アンマッチ部位)が存在するか否かを判定する。
ここでは、品質低下部位に要求品質の高い切断計画が割り当てられており、鋼片の品質が要求品質に満たないケースがある場合、若しくは品質良好部位に要求品質の低い切断計画が割り当てられており、鋼片の品質が要求品質を過剰に上回るケースがある場合に、品質アンマッチが存在すると判定する。
そして、品質アンマッチ部位が存在しないと判断した場合には、記憶部101に記憶した切断指示計画をそのまま実行可能であるとして、当該切断指示計画をそのまま鋼片切断計画として後述するステップS7に移行する。一方、品質アンマッチ部位が存在すると判断した場合にはステップS3に移行する。
ステップS3では、演算処理部102は、記憶部101に記憶した切断指示計画を、最終切断機が2次切断機10であるかオフライン切断機21であるかによって2つのグループに分ける。なお、以下の説明では、最終切断機が2次切断機10であるグループを2次切断機グループ、最終切断機がオフライン切断機21であるグループをオフライン切断機グループという。
次にステップS4では、演算処理部102は、品質アンマッチ部位に割り当て可能な切断指示計画を検出し、ステップS5に移行する。ここでは、鋳片7の品質低下部位の情報と鋼片の要求品質とに基づいて、品質アンマッチ部位に割り当て可能な切断指示計画を、品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画と同一のグループ内で、当該品質アンマッチ部位の切断指示計画より後に実施予定である切断指示計画の中から検索する。
すなわち、例えば品質アンマッチが、鋳片7の品質低下部位に要求品質の高い切断指示計画が割り当てられることで発生しており、その品質アンマッチ部位の切断指示計画が2次切断機グループに分別されている場合には、2次切断機グループ内で、品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画よりも切断順の遅い切断指示計画の中から、当該品質アンマッチ部位に割り当て可能な要求品質の低い切断指示計画を検索する。
ステップS5では、演算処理部102は、品質アンマッチが解消するように、前記ステップS3でグループ分けした同一グループ内で切断指示計画を補正(鋼片の切断順序を変更)し、最終的な鋼片切断計画を作成する。具体的には、前記ステップS4で検出した品質アンマッチ部位に割り当て可能な切断指示計画を、品質アンマッチ部位の切断指示計画として割り当てる。そして、品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画と同一グループ内で、品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画を、当該品質アンマッチ部位に割り当てた切断指示計画の後に繰り下げる。このとき、品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画よりも後の切断指示計画についても、同一グループ内で1つずつ繰り下げる。
ステップS6では、演算処理部102は、前記ステップS5で作成した鋼片切断計画により品質アンマッチ部位が存在しなくなったか否かを確認する。そして、品質アンマッチ部位がまだ存在すると判定した場合には前記ステップS4に移行し、品質アンマッチが解消したと判定した場合にはステップS7に移行する。
ステップS7では、演算処理部102は、鋼片切断計画を切断計画格納部103に格納し、切断計画作成処理を終了する。
図2に戻って、駆動制御部104は、切断計画格納部103に格納した鋼片切断計画をもとに、切断設備(1次切断機8、2次切断機10及びオフライン切断機21)を駆動制御する。すなわち、鋼片切断計画をもとにトーチの点火・消火のタイミングやトーチの移動速度等を制御する。
なお、図2において、記憶部101が切断指示計画記憶部に対応している。また、図3において、ステップS1及びS2が品質判定部に対応し、ステップS3が切断指示計画分別部に対応し、ステップS4が切断計画検索部に対応し、ステップS5が切断計画補正部(切断計画割当部、切断計画繰下げ部)に対応している。
次に、本実施形態の動作について、具体的に説明する。
連続鋳造機1のモールド5内へ注入された溶鋼は、モールド5の側面より冷却されることで、モールド5と接触する部位に凝固部を形成する。周囲を凝固部とし、内部を未凝固の液相部とする鋳片7は、モールド5の下方に対向して配置された複数対のロール6に支持されつつモールド5の下方に引き抜かれる。ここで、鋳造方向に隣り合うロール6の間隙には、鋳片7の表面に向けて冷却水が吹き付けられる。このように、鋳片7は、冷却水で冷却されながら鋳造方向下流側に引き抜かれる。
連続鋳造機1から抽出された鋳片7は、先ず1次切断機8によって所定長(粗鋼片切断長)に切断され、これが最終切断機(2次切断機10又はオフライン切断機21)によってさらに所定長(最終鋼片切断長)に切断され、次工程へ搬送される。この切断処理は、切断計画作成装置100で作成した切断計画に基づいて実施される。
各切断設備には、切断可能なスラブ長に制約がある。例えば、1次切断機8の制約は4.2m以上9.1m以下、2次切断機10の制約は2.6m以上4.7m以下、オフライン切断機21の制約は1.2m以上〜4.7m以下である。したがって、この場合、最終鋼片切断長が2.6mであるスラブは、1次切断機8と同一ライン上の2次切断機10で最終切断が可能であるが、最終鋼片切断長が2.5mであるスラブは、2次切断機10での最終切断は不可能であり、1次切断機8とは別のライン上に設置したオフライン切断機21で最終切断を行う必要がある。
切断計画作成装置100は、連続鋳造機1における鋳造中に、先ず、鋳片7の品質低下部位を判定する(図3のステップS1)。次に、切断計画作成装置100は、上位コンピュータ200から図4に示すような切断指示計画を入力し、この中に品質アンマッチ部位が存在するか否かを判定する(ステップS2)。
溶鋼鍋4を交換し連続して溶鋼をチャージする場合、連続した鋳片7のうち前回チャージした溶鋼から今回チャージした溶鋼へと移行するレードル交換部は、他の部位と比べて品質が劣る。すなわち、このレードル交換部が品質低下部位となる。そして、品質の劣るレードル交換部には、上位コンピュータ200にて事前に要求品質の低い切断指示計画が割り当てられるようになっている。
ところが、前回チャージしたときの計画溶鋼量に対して実績溶鋼量が余った場合や、前回チャージしたときの計画溶鋼量に対して実績溶鋼量が不足した場合には、レードル交換部の位置が当初の予定からずれる。すると、品質低下部位に要求品質の高い切断計画が割り当てられてしまったり、逆に品質良好部位に要求品質の低い切断計画が割り当てられてしまったりする。
例えば、図4のID=4が要求品質の高い切断計画であるにもかかわらず、ID=4に対応する鋳片7が品質低下部位である場合、切断指示計画に従って切断処理を行うと、ID=4の鋼片の品質が要求品質を満たさなくなる。そのため、この場合には、ID=4が品質アンマッチ部位であると判断する(ステップS2でYes)。
すると、切断計画作成装置100は、図4の切断指示計画を、最終切断機(2次切断機10であるか、オフライン切断機21であるか)に応じて、2つのグループに分ける(ステップS3)。グループ分けした結果は、図5に示すようになる。
次に、品質アンマッチ部位に相当するID=4の切断指示計画を、鋳片7の品質に応じた適切な切断計画へ変更する。ここで、ID=4の切断指示計画は2次切断機グループであるため、同じ2次切断機グループの中から品質低下部位に割り当て可能な切断指示計画(要求品質の低い切断指示計画)を検索する(ステップS4)。
このとき、ID=17の切断指示計画が要求品質の低い切断指示計画であり、品質低下部位に割り当て可能であるとする。この場合、図6の符号Aに示すように、ID=17の切断指示計画を、ID=4の切断指示計画として割り当てる。すなわち、ID=17の切断指示計画を、ID=4の切断指示計画の直前まで繰り上げる。そして、2次切断機グループ内のID=4以降(ID=4,8,9,13,14)は、図6の符号Bに示すように、2次切断機グループ内で夫々1つずつ繰り下げる。このようにして、品質アンマッチ部位の存在しない鋼片切断計画が作成される(ステップS5)。
このように、品質アンマッチが存在する場合には、品質アンマッチ部位に割り当て可能な切断指示計画を同一切断機グループ内で検索し、同一切断機グループ内で切断指示計画を変更する(鋼片の切断順序を入れ替える)。そのため、粗鋼片を構成する最終鋼片の当初の組み合わせ(ID=3,ID=4)と、変更後の組み合わせ(ID=3,ID=17)とで、最終切断を行う最終切断機が変更になることがない。したがって、当初の計画の最終切断機で最終切断処理を実施することができる。
これに対し、仮に本実施形態のように最終切断機ごとのグループ分けを行わずに切断指示計画を変更すると、当初の計画の最終切断機で最終切断処理を実施することができないケース(当初2次切断機10へ直送可能であった粗鋼片が直送負荷となるケース)が発生する。
すなわち、上述したように図4のID=4が品質アンマッチ部位である場合、ID=4の切断指示計画よりも後に実施予定のすべての切断指示計画の中から、品質低下部位に割り当て可能な切断指示計画を検索することになる。このとき、ID=15の切断指示計画が品質低下部位に割り当て可能であるものとすると、図7の符号Cに示すように、このID=15の切断指示計画を、ID=4の切断指示計画として割り当てる。そして、それ以降のすべての切断指示計画(ID=4,5,6,…,14)を夫々1つずつ繰り下げる。
ID=15の切断指示計画では、最終鋼片切断長が2.4mとなっている。これは、2次切断機10の可能最小切断長(2.6m)よりも短い。そのため、このID=15の鋼片を含む粗鋼片は、2次切断機10で最終切断することができず、オフライン切断機21での最終切断となる。
すなわち、粗鋼片を構成する最終鋼片の当初の組み合わせ(ID=3,ID=4)では、最終切断を行う最終切断機が2次切断機8であったものが、最終鋼片の組み合わせ(ID=3,ID=15)に変更になったことで、最終切断機がオフライン切断機21へ変更になる。そのため、当初の計画には無かったオフライン切断機21による切断プロセスが付加されることになる。
このように、当初、1次切断機8から同一ライン上の2次切断機10へ直送可能であった粗鋼片が、粗鋼片を構成する最終鋼片の組み合わせの変更に起因して、2次切断機10への直送が不可となるケースが発生する。この場合、別ラインに設置されたオフライン切断機21での最終切断を要し、プロセスの追加や直送率の低下等の非合理的な運用を余儀なくされる。このような切断プロセスの変更は、図7の※印で示す3箇所で発生する。
これに対して、本実施形態では、異なる切断機グループを交えての切断指示計画の変更(鋼片の切断順の繰り上げ及び繰り下げ)は実施せず、同一切断機グループ内で切断指示計画の変更(鋼片の切断順の繰り上げ及び繰り下げ)を実施する。そのため、粗鋼片を構成する最終鋼片の組み合わせは変更となるが、当該粗鋼片を最終切断する最終切断機の変更はない。
したがって、2次切断機10で最終切断予定であった粗鋼片がオフライン切断機21での最終切断に変更となることを回避できる。その結果、上記のようなプロセス追加や直送率の低下等の非合理的な運用を回避することができ、コストダウンが図れる。
また、本実施形態の切断計画作成装置100は、連続鋳造機1による鋳造中に、鋳片7の品質低下部位の情報と上位コンピュータ200から指示された要求品質とに基づいて、切断指示計画に従って切断処理を行った結果、鋼片の品質が要求品質から逸脱する品質アンマッチが発生するか否かを判定する。そして、品質アンマッチが発生すると判断すると、当該品質アンマッチを解消するべく切断指示計画を補正する。
このとき、切断指示計画に従った切断処理を行った結果、鋼片の品質が要求品質に満たなくなる場合に品質アンマッチが存在すると判定し、切断指示計画を補正するので、品質低下部位に要求品質が高い切断計画が割り当てられるのを抑制することができる。そのため、品質不良となる製品の製造を抑制することができる。
また、切断指示計画に従った切断処理を行った結果、鋼片の品質が要求品質を過剰に上回る場合にも、品質アンマッチが存在すると判定し、切断指示計画を補正する。そのため、品質良好部位に要求品質が低い切断計画が割り当てられるのを抑制することができる。
仮に、品質低下部位に要求品質が高い切断計画が割り当てられた場合のみを品質アンマッチとして、切断指示計画を補正するようにしてしまうと、品質良好部位に要求品質が低い切断計画が割り当てられた場合に切断指示計画の補正が行われず、過剰品質の鋼片が生成されることになる。また、要求品質が低い切断計画が優先的に実行されることになるため、要求品質が高い切断計画が残る傾向となり、要求品質が高い鋼片の出鋼増加等のコストアップを誘発してしまう。
これに対して、本実施形態では、品質良好部位に要求品質が低い切断計画が割り当てられている場合も、切断指示計画変更の対象とし、品質要求の低い切断指示計画の前に要求品質の高い切断指示計画を装入する。そして、以降要求品質の低い切断指示計画が品質低下部位に割り当てられるまで、これを繰り返す。したがって、上記のコストアップの誘発を回避することができる。
以上のように、鋼片の品質や優先度、運用効率を考慮した良好な鋼片切断処理を行うことができる。
1…連続鋳造機、2…タンディッシュ、3…ノズル、4…溶鋼鍋、5…モールド、6…ロール、7…鋳片、8…1次切断機、9…マーキング装置、10…2次切断機、21…オフライン切断機、100…切断計画作成装置、101…記憶部、102…演算処理部、103…切断計画格納部、104…駆動制御部、200…上位コンピュータ、S…鋼片(スラブ)

Claims (5)

  1. 連続鋳造機で鋳造した鋳片を、当該連続鋳造機の出側に配置した1次切断機で所定長の粗鋼片に粗切断した後、これを前記1次切断機と同一ライン上の下流に配置した2次切断機、及び前記1次切断機とは異なるライン上に配置したオフライン切断機の何れか一方の最終切断機に搬送し最終切断するための切断計画を作成する鋼片切断計画作成装置であって、
    少なくとも鋼片の切断長、要求品質、切断順、及び最終切断を行う最終切断機の情報を示す切断指示計画を、鋼片毎に記憶する切断指示計画記憶部と、
    前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に従って切断した結果、鋼片の品質が要求品質から逸脱する品質アンマッチが発生するか否かを判定する品質判定部と、
    前記切断指示計画記憶部に記憶した各鋼片の切断指示計画を、前記最終切断を行う最終切断機毎にグループ分けする切断指示計画分別部と、
    前記品質判定部で品質アンマッチが発生すると判定したとき、当該品質アンマッチを解消するように、前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に対して、前記切断指示計画分別部でグループ分けした同一グループ内で鋼片の切断順序を入れ替える補正を施す切断計画補正部と、を備えることを特徴とする鋼片切断計画作成装置。
  2. 前記切断計画補正部は、
    前記品質アンマッチとなる品質アンマッチ部位に割り当てることで、当該品質アンマッチを解消可能な切断指示計画を、前記切断指示計画分別部でグループ分けした前記品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画と同一のグループ内で、当該品質アンマッチ部位の切断指示計画より後に実施予定である切断指示計画の中から検索する切断計画検索部と、
    前記切断計画検索部で検索した切断指示計画を、当該品質アンマッチ部位の切断指示計画として割り当てる切断計画割当部と、
    前記品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画を、前記切断指示計画分別部でグループ分けした前記品質アンマッチ部位の当初の切断指示計画と同一のグループ内で、前記切断計画割当部で品質アンマッチ部位に割り当てた切断指示計画の直後に繰り下げる切断計画繰下げ部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の鋼片切断計画作成装置。
  3. 前記品質判定部は、
    前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に従って切断した結果、要求品質を満たさない鋼片が生成されると判定したとき、前記品質アンマッチが発生すると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼片切断計画作成装置。
  4. 前記品質判定部は、
    前記切断指示計画記憶部に記憶した切断指示計画に従って切断した結果、要求品質を過剰に上回る鋼片が生成されると判定したとき、前記品質アンマッチが発生すると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼片切断計画作成装置。
  5. 連続鋳造機で鋳造した鋳片を、当該連続鋳造機の出側に配置した1次切断機で所定長の鋼片に切断した後、これを最終切断長に応じて、前記1次切断機と同一ライン上の下流に配置した2次切断機、及び前記1次切断機とは異なるライン上に配置したオフライン切断機の何れか一方の最終切断機に搬送し最終切断するための切断計画を作成する鋼片切断計画作成方法であって、
    少なくとも鋼片の切断長、要求品質、切断順序、及び最終切断を行う最終切断機を示す切断指示計画を、鋼片毎に記憶するステップと、
    前記切断指示計画に従って切断した結果、鋼片の品質が要求品質から逸脱する品質アンマッチが発生するか否かを判定するステップと、
    各鋼片の前記切断指示計画を、前記最終切断を行う最終切断機毎にグループ分けするステップと、
    品質アンマッチが存在すると判定したとき、当該品質アンマッチを解消するように、前記切断指示計画に対して、グループ分けした同一グループ内で鋼片の切断順序を入れ替える補正を施すステップと、を備えることを特徴とする鋼片切断計画作成方法。
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