JP5856099B2 - 荷積みコンテナのための荷積みアッセンブリー - Google Patents

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Description

本発明は、一般的に荷積みコンテナのアッセンブリーに関するものであり、特に輸送コンテナにバルク材を積込むためのアッセンブリーに関する。
効率的な取引は、寸法や重量の要求を含む貨物の標準化に強く依存する。こうした標準は、公共の輸送機関、例えば、電車、セミトラクタートレーラー（semi-tractor trailer）、船舶のスペースを最適化し、積み荷の積込み及び積出しを効率的にする。結果として、公共の輸送機関は、一般的に標準の輸送コンテナに格納された貨物に対して低い料金レートを提供する。
所定の標準に適合した輸送コンテナは商用、特に国際取引で普及している。このような輸送コンテナは、以下の表１に示した寸法を有する標準４０フィートコンテナ、４０フィート高型のコンテナ、標準２０フィートコンテナを含む。
表１：一般的なコンテナの寸法（概略）
この表１において、「ｆｔ．」は米国の長さ単位であるフィート（１フィート＝３０．４８ｃｍ）を、「ｉｎ」は、同じく、インチ（１インチ＝２．５４ｃｍ）を示す。
特に、こうしたコンテナの寸法は、同様の輸送手段で双方の寸法を有する複数のコンテナの輸送を促進するように設定される。標準化されていないコンテナの輸送貨物は、極めてコストを増大させる。従って、コストをコントロールするためには、積み荷を標準の輸送コンテナに積込むことが有益である。
能率的にコンテナを積み込むために、最近の積み込み方法は、一般的に商品がパレットに載置されることを要求する。しかしながら、スクラップメタルのようなバルク材の積み荷をパレットに載置することは、しばしば実現不可能である。なぜならとりわけそのようなバルク材は、形状が一定ではないからである。
代わりに、そのようなバルク材は、一般的にスキッドステアローダー（skid-steer loader：滑り案内式積み込み装置）を使用してコンテナ内に運ばれ、所定の位置に放出される。
スキッドステアローダーは、一般的にバルク材を搬送するには効果的であるが、この方法でコンテナに積込むことは、多くの欠点を生じる。コンテナの制限された空間は、使用することが可能なスキッドステアローダの大きさを限定し、コンテナに積み込むのに何度も往復する必要がある。さらに、そのようなローダーは、ある高さを越えた材料をコンテナ内に積み込むのは極めて困難である。
その積み荷を分配するために、ローダーのバケットはコンテナの天井近く持ち上げられ、そして、その積み荷を放出するために下方方向へ傾けられる。従って、容積一杯にコンテナを積み込むことは、困難であり、時間を消費する。
さらに、ローダーを操作するのにある程度の正確さが要求されるため、ある操作者の過失は、労働者の負傷の可能性があるとともに、コンテナに損傷を引き起こす可能性がある。
特開昭６１−２２１０１７号公報 特開昭４８−１０４２６２号公報 実開昭５８−９９１３４号のマイクロフィルム 実開昭５９−８１６３８号のマイクロフィルム
それゆえ、当然のことながら、輸送コンテナに迅速かつ効率的に積み荷を積み込むことができる荷積みアッセンブリーの必要性が依存として存在する。
本発明は、この必要性及びその他の要求を満たすことを目的とする。
本発明は、迅速かつ能率的に、特に輸送コンテナにバルク材料を積み込むために構成された荷積みアッセンブリーに属する。アッセンブリーは、コンテナの開口端部に対応した断面を有する荷積箱と、荷積箱をコンテナの中と外に移動するように構成されたドライブ機構を含む。
完全に挿入されたとき、荷積箱の中身は完全にコンテナ内に配置される。さらに、荷積みアッセンブリーは、荷積箱がその荷積箱の引き出しにおいて、積み荷をコンテナ内に留めることができるように開口している間、コンテナ内に積み荷を閉じこめ続けるために構成されたバリアを含む。
さらに、特別に、一例として、荷積箱は、１回の操作で、コンテナに収容能力一杯に積み込むのに十分なサイズの積み荷を保持するように設定された容積を有する。
荷積みアッセンブリーは、また、荷積箱の下に配置されたベース支持部を有する支持構造と、積み荷を開口端部を通してコンテナ内に移動可能で、次の移動でコンテナから荷積箱を引き出すよう構成されたドライブ機構を含む。
バリアアッセンブリーは、荷積箱の引き出し中にコンテナの開口端部の近傍の所定位置に固定されるように支持構造と連結して構成されていて、箱を移動する間及びその後に、箱の中身をコンテナ内に留めることができる。
本発明の典型的な実施形態の詳細な特徴では、荷積箱は、床、２つの側壁、端部壁及び可動自在な正面壁を含む。好ましくは、荷積箱は、少なくとも容積及び重量を含みコンテナの容量を確保するために十分な大きさの積み荷を保持するよう構成される。
また、荷積みアッセンブリーは２２，０００ポンドを越える積み荷を操作可能である。荷積箱の正面壁は、引き出しで積み荷を荷積箱から出すように開口するドアを含ませることができ、これによって、積み荷コンテナ内に留まらせることができる。
本発明の他の典型的な実施形態の詳細な特徴においては、荷積箱の正面壁は、荷積箱の引き出しにおいてコンテナ内に留まるように構成されている。
さらに、本発明の他の典型的な実施形態の詳細な特徴においては、端部壁は、荷積箱の内部容積が所定のコンテナの大きさに一致するように配置される。
さらに、本発明の他の典型的な実施形態の詳細な特徴においては、荷積箱の床は、床がコンテナ内にある間に移動できるように、側壁に対して可動自在である。
さらに、本発明の他の典型的な実施形態の詳細な特徴においては、荷積みアッセンブリーは、荷積箱の下に配置されたベース支持部を有する支持構造を含む。バリアアッセンブリーは、荷積箱の引き出しの間、コンテナの開口端部の近傍の所定位置に固定されるように支持構造と連結して構成されている。さらに、好ましくは、バリアアッセンブリーは、積み荷前に、荷積箱の内側の容積を所定のコンテナの大きさに一致させるように荷積箱に配置される。
本発明は、また輸送コンテナに積み荷を積み込む方法を提供する。１例としての方法は、荷積みアッセンブリーがコンテナの開口端部の近傍に位置するように相対的に輸送コンテナと荷積みアッセンブリーとを配置することを含む。荷積みアッセンブリーは、ドライブ機構によってコンテナに移動される荷積箱を含む。荷積箱は、積み荷を受け入れる頂部開口を備え、コンテナの開口端部に挿入されるように、その開口端部に対応した断面を有する。荷積みアッセンブリーは、さらに箱が引き出される間、コンテナ内に箱の中身を閉じこめるよう構成されたバリアアッセンブリーを含み、箱の移動で箱の中身をコンテナ内に留めることができる。
使用に際して、荷積箱は積み荷がコンテナ内に完全に配置されるまで、コンテナの開口端部を通じて挿入される。バリアアッセンブリーはコンテナの開口端部の近傍に配置される。その後、荷積箱は、所定の位置にあるバリアアッセンブリーによって積み荷がコンテナ内に留まる状態で、引き出される。
本発明及び先行技術を越えて得られる有利な点を要約する目的で、本発明の一定の有利な点がここに記述される。勿論、当然のことながら、各有利な点は、本発明のさまざまな特徴に応じ達成され、必ずしも全てのそのような有利な点が獲得される必要はない。従って、例えば、本技術分野の当業者は、本発明が、必ずしも、ここで教示され、提案されうる他の有利な点を獲得することなしに、ここで教示される一つの又は一群の有利な点を獲得し、最適化する方法によって具現化され、実施化されうることが認識できる。
全てのこうした実施形態は、ここで開示された本発明の範囲内であることが意図されている。本発明のこうした又は他の実施形態は添付された図面を参照して好適な実施形態の以下の詳細な説明から本技術分野の当業者によって容易かつ明白であろう。本発明は開示された特定の好適な実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る荷積みアッセンブリーの斜視図であり、輸送コンテナの開口に配置された荷積みアッセンブリーの荷積箱を表す。 図１の荷積みアッセンブリーの斜視図であり、コンテナに完全に挿入された荷積箱（透視）及びコンテナの開口に近傍に配置されたバリアアッセンブリーを表す。 図１の荷積みアッセンブリーの斜視図であり、コンテナから一部引き出された荷積箱（透視）及び開口した箱のゲートを表す。 図１の荷積みアッセンブリーの正面図であり、コンテナから完全に引き出した荷積箱（透視）を表している。 図１の荷積みアッセンブリーの荷積箱の正面図であり、明確にするために、ゲートが省かれている。 図１の荷積みアッセンブリーの荷積箱の側面図である。 図１の荷積みアッセンブリーのバリアアッセンブリーの正面図である。 図１の荷積みアッセンブリーのバリアアッセンブリーの側面図である。 図１のドライブ機構と荷積みアッセンブリーの荷積箱の側面図であり、引き出された荷積箱を表す。 図１のドライブ機構と荷積みアッセンブリーの側面図であり、完全にコンテナに挿入された荷積箱を表す。 図１の荷積みアッセンブリーのドライブ機構の分解図である。
ここで図面、特に図１を参照すると、スクラップメタルであるバルク材１２を輸送コンテナ１４に積み込むように構成される荷積みアッセンブリー１０が示されている。
荷積みアッセンブリーは支持構造１６及びコンテナの内側の寸法に一致する大きさの荷積箱１８を含む。荷積箱は開口頂部２１を有し、バルク材の効率的な積み込みを容易にするために上面での積み込みとしてある。アッセンブリーは、荷積箱をコンテナの中や外に移動するように構成されたドライブ機構２２（図９）を含む。
完全に挿入されたとき、荷積箱の中身は、コンテナの中に完全に配置される。荷積みアッセンブリーは、さらにコンテナ内に積み荷を閉じこめるために構成されたバリアアッセンブリー２４と、引き出し時にバルク材を荷積箱から出すのを許容するゲート２６を含む。この方法で、コンテナに迅速かつ効率的にバルク素材を容積一杯に積み込ませることができる。
図１−４は、明確化のため透視図のコンテナ１４を有する荷積みアッセンブリー１０の順次的な操作を表す。荷積みアッセンブリーは、積み荷（図１）、移動（図２）及び引き出し（図３、４）を含むいくつかの段階を通して作動する。これによって、１つの作動によってコンテナに容積一杯に積み荷を積み込むことができる。
積み込み段階では、荷積箱１８は好ましくは支持構造１６内に配置され、コンテナと一列に配置されている状態であっても、荷積箱の上面から積み込むことができる。荷積箱は所望のレベル上限までバルク材１２で満たされる。
たとえば、荷積みアッセンブリーは２０フィート及び４０フィートのコンテナを使用することができる。２０フィートコンテナを積み込むとき、バリア２４は、荷積箱に沿って中央に配置される。それによって、２０フィートコンテナの内側の容積と一致する容積を画定する。４０フィートのコンテナを積み込む場合は、バリアは荷積箱の端部壁２８に配置される。操作者は所望通り、荷積箱に開口頂部２１を介してバルク材を満たすことができる。
一旦積み込まれると、移動段階が開始される。この段階では、ドライブ機構２２は、荷積箱１８をコンテナ１４に入れる。この段階は荷積箱の中身が完全にコンテナ内に配置されるまで続く。所望により、荷積箱はその後引き込まれ、バルク材１２がコンテナ内に残される。
図３の最適例によれば、引き出し段階の間、ゲート２６は開放されており、バリア２４は、コンテナの開口端３０に接して配置され続ける。ドライブ機構は箱がコンテナから取り除かれるまでコンテナから荷積箱を引き出し（図４）、その地点でコンテナは輸送可能な状態となる。
図１，５及び６を参照すると、荷積箱１８は、側壁３２、底壁３４及びゲート２６から間隙をあけた端部壁２８を含む。典型的な実施形態では、荷積箱は一般的な２０フィート又は４０フィートの内側の寸法に適合するサイズにされる。
より詳しくは、荷積箱は約７フィートの外部高さ（Ｈｅ）、約７フィート５インチの外部幅（Ｗｅ）、約４４フィート４インチの長さ（Ｌ）を有する。荷積箱は約６フィート１０インチの内側高さ（Ｈｉ）、約７フィート４インチの内側幅（Ｗｉ）を有する。
荷積箱は、コンテナに沿って箱のスムーズな動きを補助するために、底壁に沿ったローラ３６を含む。他の実施形態では、たとえば、貨車、貯蔵容器、セミトレーラー（ｓｅｍｉ ｔｒａｉｌｅｒ）等の様々な他のサイズのコンテナに一致する大きさの荷積箱を有することが考慮される。
荷積箱はバルク材を容易に容積限度に積み込ませることができ、構造上高度に変動性を有するバルク材を効率的に保持できる。たとえば、荷積箱は、１つが０．０１インチ×１インチ×０．２５インチ（０．２５ｍｍ×２５ｍｍ×０．６３５ｍｍ）以下ほどの小さいサイズから５フィート×３フィート×１フィート（１．５２ｍ×０．９１ｍ×０．３ｍ）を超えるものまでの様々なサイズの破片からなるスクラップスチールの積み荷を保持できる。
荷積みアッセンブリー１０の操作を容易にするために、荷積箱１８の内側表面３８は、比較的スムーズで、必要以上の角や溝がなく、特に引き出す間に荷積箱の表面に引きずられる過度のバルク材料を有することなしに引き出すことができる。
典型的な実施形態では、荷積箱の壁は荷積箱の長さに沿って間隔を開けた補強梁４２によって支持されているスチールパネル４０を含む。内側表面は荷積箱の壁のパネルによって、画定される。追加の部材又は被覆材は、荷積箱の引き出しを容易にするために内側表面に任意に使用される。例えば、他の実施形態では、荷積箱はコンテナの積み込みを容易にするために内側表面に沿って配置されたローラを含むこともできる。
ここで図７及び８を参照すると、バリア２４は、補強材４３に取着されている先頭壁４１を含む。先頭壁は、荷積箱の内側の寸法に近似して一致するように構成されていて、荷積みアッセンブリーの操作を通じて、先頭壁の前にバルク材を制限するのを補助する前方突起４５を含む。典型的な実施形態は、先頭壁は約６フィート８インチの高さ（Ｈｆ）を有し、さらにバリア全体の高さ（Ｈｂ）は７フィート６インチである。バリアの上方部分は、荷積箱の開口頂部２１の外に伸び出しており、支持構造１６に沿って案内される。
図１−４に示されるように、荷積箱１８のゲート２６は、側壁３２に対してヒンジで動く２つのドア４４と閉じたドアを施錠させるロック機構を有する。バルク材料の積み込み及び移動中に、ゲートは施錠しつづけるよう構成される。一旦荷積箱がコンテナ内に完全に挿入されると、ゲートは、解錠し、荷積箱の引き出し中に積み荷をコンテナに留めることができる。
典型的な実施例では、ロック機構は、操作者によって起動される遠隔操作によって解錠される。しかしながら他の様々な手段を使用できる。例えば、液圧又は電気的な開口、重力による開口、負荷されたバネ等である。さらに、他のアプローチは、箱の移動において積み荷をコンテナに留めることができるようにするために使用される。例えば、回転トラックドア及び水平のヒンジで移動するドアのような様々なゲート構造が使用される。
また、犠牲ドアが使用される、つまり、このドアは、コンテナ内に留まり、崩壊され、又は荷積箱の引き出しにおいて破壊されるよう構成される。
さらに、他の実施形態では、荷積箱はゲートなしで構成される。代わりに、材料は、移動中に荷積箱の中に留まり、荷積箱の引き出し時はコンテナ内に留まるような犠牲端部壁としての役割を果たす。例えば、スクラップスチールの大きな破片が、積み込み中は積み荷を荷積箱に留めるように、荷積箱の引き出しの間は、コンテナに留まるように荷積箱の開口端部の近くに配置される。選択された実施形態では、床がコンテナ内にある間に移動され、積み荷をコンテナ内に留めることができるように、荷積箱の床は、側壁に対して可動可能に構成される。
ここで、図２を参照すると、支持構造１６は、全ての操作の段階中に荷積みアッセンブリー１０の安定性を促進するために構成される。典型的な実施形態では、荷積みアッセンブリーは約５８０００ポンド（約２６３００Ｋｇ）を超えた積み荷を移動させるよう構成されている。
支持構造は、荷積箱１８の周囲に配置された外部フレーム４８、側梁５０、ベース支持部５２を含む。荷積みアッセンブリーは、もし所望なら、運搬のために分解することもできる。支持構造は、分解され、荷積箱内に収容することもできる。荷積みアッセンブリーの全体の重さは４２０００ポンド以下であり、輸送のために使い易くしてある。
ベース支持部は、荷積箱の底壁３４（図５）の下に位置され、荷積箱の長手方向の移動を容易にするために複数のローラ５４を含む。典型的な実施形態では、ベース支持部には、積み荷の重量測定を可能とする重量計（図示せず）が一体化されている。加えて、ベース支持部は荷積みアッセンブリーの動作をサポートして動くように構成されうる。例えば、荷積みアッセンブリーは、横方向及び縦方向の位置調整を含んだベース支持部の動きを介して、荷積箱とコンテナとを一列に並べるように構成される。ベース支持部は、コンテナ内に積み荷の分配を容易にするために傾けたり、振動したりするように構成されうる。
図１−４及び９−１１の参照すると、移動及び引き出し段階の間に、時機良くドライブ機構２２は、荷積箱１８をコンテナ１４の中及び外に移動させるように構成されている。ドライブ機構２２は、支持構造１６及び荷積箱に取り付けられており、約８分以下の移動及び引き出し段階を通じたサイクルタイムを提供する。
ドライブ機構２２は、荷積箱に動作可能に接続された液圧シリンダー５６及びケーブルアッセンブリー５８を含む。液圧シリンダーはシリンダーハウジング６２に配置されたピストン６０を含む。ケーブルアッセンブリーは、滑車装置周辺のループしたケーブル６８を有する支持梁６６の反対端部に配置される滑車装置６４を含む。
ドライブ機構２２は、荷積箱１８の底部壁下の２つの案内梁７０（図１１）の間に配置される。図９及び図１０に見られる最適例にように、液圧シリンダーは、ケーブルアッセンブリー、ついで荷積箱を移動する。
液圧シリンダのピストン６０は、シリンダハウジング６２の外へ２０フィート以上伸び出しうる。ケーブルアッセンブリーはさらに荷積箱を約２０フィート移動する。典型的な実施形態では、液圧ドライブ機構が使用される。しかしながら、電気、ガス又はディーゼルエンジン等の様々他のドライブ機構が使用可能である。さらに、ピストン、ラックとピニオン、ベルトドライブ、ケーブル／ドライブ、チェーン／スプロケット及びギヤ減速等の様々な他のアプローチは、ドライブ機構からの力を荷積箱の移動に転送するために使用される。
前述から当然のことであるが、本発明は、バルク材を輸送コンテナに迅速かつ効果的に積み込むために構成された荷積みアッセンブリーを提供する。アッセンブリーはコンテナの開口端部に適合する断面を有する荷積箱、及び荷積箱をコンテナの中及び外に移動するように構成したドライブ機構を含む。完全に挿入されたとき、荷積箱の中身はコンテナ内完全に配置される。
荷積みアッセンブリーは、さらにコンテナ内に積み荷を閉じこめつづけるために構成されたバリアを含む。一方で、荷積箱は、引き出しにおいて、積み荷をコンテナ内に留めることができるよう開口する。この方法で、コンテナを一つの操作で容積一杯に満たすことができる。
本発明は、典型的な実施形態でのみを参照して詳細に開示されているが、本技術分野の当業者には、様々な他の実施形態が本発明を逸脱しない範囲で提供される。従って、本発明は、特許請求の範囲によってのみ定義される。
以上説明した本願発明に係る荷積みアッセンブリーは、以下のような技術事項に纏めることができる。
（技術事項１）
開口端部を有する輸送コンテナに一方向の動きによって充填するのに充分な寸法の荷積みする際に構造上高度に変動性を有するバルク材の積み荷を荷積みする荷積みアッセンブリーであって、
前記コンテナの開口端部を通過して挿入される断面の荷積箱であって、荷物を受け入れるための頂部開口を備え、バルク材の積み荷を保持できる容積を持った荷積箱と、
前記荷積箱を支持し、使用時には静止状態を保つ支持構造と、
前記荷物を前記輸送コンテナ内に移し替えるために、前記輸送コンテナの前記開口端部を通過して、前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に収容し、該荷積箱を該輸送コンテナから離脱させるように作動するドライブ機構と、
バリアアッセンブリーであって、前記荷積箱が前記輸送コンテナから離脱させられる際、前記荷物を前記コンテナ内に規制し、前記荷積箱の離脱によって、前記荷物箱の内容を前記輸送コンテナ内に残るようにするものとを備えていることを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項２）
開口端部を有する輸送コンテナに一方向の動きによって充填するのに充分な寸法と容積の、荷積みする際に寸法と容積に関して自由に積重ねられないバルク材の積み荷を荷積みする荷積みアッセンブリーであって、
前記コンテナの開口端部を通過して挿入される断面の荷積箱であって、荷物を受け入れるための頂部開口を備え、バルク材の積み荷を保持できる容積を持った荷積箱と、
前記荷積箱を支持し、使用時には不動状態を保つ支持構造と、
前記荷物を前記輸送コンテナ内に移し替えるために、前記輸送コンテナの前記開口端部を通過して、前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に収容し、該荷積箱を該輸送コンテナから離脱させるように作動するドライブ機構と、
バリアアッセンブリーであって、前記荷積箱が前記輸送コンテナから離脱させられる際、前記荷物を前記コンテナ内に規制し、前記荷積箱の離脱によって、前記荷物箱の内容を前記輸送コンテナ内に残るようにするものとを備えていることを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項３）
前記バリアアッセンブリーは、積載前に、前記荷積箱対して、その荷積箱の内容積が前記輸送コンテナの寸法に適合するように位置決めされ得ることを特徴とする技術事項１〜５のいずれか記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項４）
荷積箱は、９０８０ｋｇ以上の積み荷に対応したものであることを特徴とする技術事項１〜３のいずれか記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項５）
荷積箱は、前記床の前端に設けられ、前記積み荷の離脱に際して、その積み荷が出るようにバルク材の積み荷を通過させる開位置に動くドアを備え、それによってコンテナ内に積み荷を留めることができることを特徴とする技術事項１〜３のいずれか記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項６）
荷積箱は、開閉可能な正面壁を備え、前記正面壁は、当初は前記床の前端に設けられ、前記積み荷の離脱に際して、前記コンテナ内に留まるように構成されていることを特徴とする技術事項１、２のいずれか記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項７）
バリアアッセンブリーは、前記荷積箱の内容積が前記輸送コンテナの寸法に適合するように前記荷積箱に対する前記バリアアッセンブリーの前面の長手方向の位置が位置決めさるように構成されていることを特徴とする技術事項１〜５のいずれか記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項８）
前記ドライブ機構は、液圧シリンダーと、前記液圧シリンダーと荷積箱とに連結されたケーブルアッセンブリーとを備えていることを特徴とする技術事項１〜３のいずれか記載の荷積みアッセンブリー。
また、本願発明に係る積み荷を積み込む方法は、以下のような技術事項に纏めることができる。
（技術事項９）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
荷積みアッセンブリーが前記コンテナの開口端部に近接するように前記コンテナ及び前記荷積みアッセンブリーを位置決めし、
荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備えた荷積箱と、
前記荷積箱の中に入れられる先頭壁を含んだバリアアッセンブリーであって、前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を構成するのに共働し、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを前記輸送コンテナの前記開口端部近傍の位置で支持する支持構造とを備え、
前記荷積箱にその頂部開口からバルク材の積み荷を荷積みし、
前記荷積箱とバルク材の積み荷が前記コンテナ内に配置されるように、前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナ内に対して位置させ、
前記バリアアッセンブリーでバルク材の積み荷を拘束し、前記荷積箱と前記輸送コンテナとを相対的に位置変更させて前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に配置し、これにより前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにすることを特徴とする方法。
（技術事項１０）
荷積みアッセンブリーが、前記拘束工程の間、前記荷積箱を前記輸送コンテナに対して離脱させるドライブ機構を備えていることを特徴とする技術事項９記載の方法。
（技術事項１１）
前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に位置させる工程が、前記ドライブ機構が前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナの中へ前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナに配置されるまで動作させる工程を含み、その間前記輸送コンテナは静止状態を保っており、
前記拘束工程が、前記バリアアッセンブリーを前記支持構造に拘束し、前記輸送コンテナの開口端部の近傍に前記バリアアッセンブリーを固定する工程を含み、
前記拘束工程が、更に、前記ドライブ機構を、前記バリアアッセンブリーに前記バルク材の積み荷の拘束状態を維持させながら、このバルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に残るように、前記荷積箱を前記輸送コンテナから離脱させるように作動させる工程を含むことを特徴とする技術事項１０記載の方法。
（技術事項１２）
更に、前記支持構造から前記バリアアッセンブリーを非拘束とし、前記荷積箱内に配置された状態で、前記バリアアッセンブリーを待機位置までスライドさせることを特徴とする技術事項１１記載の方法。
（技術事項１３）
前記ドライブ機構は、液圧シリンダーと、前記液圧シリンダーと荷積箱とに連結されたケーブルアッセンブリーとを備えていることを特徴とする技術事項１１記載の方法。
（技術事項１４）
前記支持構造が、前記荷積箱の対向する側面に配置された外部フレームを備えていることを特徴とする技術事項９記載の方法。
（技術事項１５）
前記バリアアッセンブリーは、更に、前記バリアアッセンブリーの先頭壁に連結され、前記支持構造の外部フレームに支持された補強材を備えていることを特徴とする技術事項１４記載の方法。
さらに、以上説明した本願発明に係る荷積みアッセンブリーは、以下のような技術事項に纏めることができる。
（技術事項１６）
開口端部を有する輸送コンテナと共に使用される荷積みアッセンブリーであって、
前記コンテナの開口端部を通過して挿入される寸法の荷積箱であって、床と二つの側壁とを備えた荷積箱と、
前記荷積箱の中に入れられ、前記荷積箱の内寸法に一致する先頭壁であって、前記先頭壁に連結された補強材を含んだバリアアッセンブリーと、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を構成するのに共働し、更に、前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとはバルク材の積み荷のための頂部開口を形成するために共働し、
前記荷積箱に配置された支持構造と、
前記荷積箱の一つに結合され、前記輸送コンテナの前記開口端部を通過して、前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に収容し、該荷積箱を該輸送コンテナから離脱させるように作動するドライブ機構とを備え、
前記バリアアッセンブリーは、前記荷積箱が前記輸送コンテナ内に位置しているときにバルク材の積み荷を、前記コンテナの開口端部で拘束し、前記ドライブ機構がその後前記荷積箱を前記輸送コンテナから離脱させたとき、前記バリアアッセンブリの前記先頭壁が前記バルク材の積み荷を前記コンテナ内に留めるように構成されたことを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項１７）
前記ドライブ機構は、液圧シリンダーと、前記液圧シリンダーと荷積箱とに連結されたケーブルアッセンブリーとを備えていることを特徴とする技術事項１６記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項１８）
荷積箱は、前記床の前端に設けられ、前記積み荷の離脱に際して、その積み荷が出るようにバルク材の積み荷を通過させる開位置に動く扉を備えていることを特徴とする技術事項１６記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項１９）
前記荷積箱から伸び出し、前記支持構造の外部フレームに支持された補強材を備えていることを特徴とする技術事項１６記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項２０）
前記支持構造は、前記バリアアッセンブリーの動作サイクルにおいて、このバリアアッセンブリーの移動範囲を通して該バリアアッセンブリーを支持することを特徴とする技術事項１９記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項２１）
前記ドライブ機構は、前記輸送コンテナからの前記荷積箱の離脱の間、前記支持構造内において前記荷積箱を引き込むように動作することを特徴とする技術事項１６記載の荷積みアッセンブリー。
（技術事項２２）
開口端部を有する輸送コンテナと共に使用される荷積みアッセンブリーであって、
前記輸送コンテナの開口端部を通過して挿入される寸法の荷積箱であって、床と二つの側壁と可動自在な正面壁とを備えた荷積箱と、前記可動自在な正面壁から離間して前記荷積箱内に配置される先頭壁を有する、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーはバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積箱の下に配置されたベース支持材と、前記荷積箱の対向する側面に配置された一対の直立した側支持材とを備える支持構造と、
前記荷積箱に結合され、前記輸送コンテナの前記開口端部を通過して、前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に移動し、該荷積箱を該輸送コンテナから引き出すように作動するドライブ機構と、を更に備えており、
前記バリアアッセンブリーは、前記駆動ドライブ機構が前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に移動したときに、このバリアアッセンブリーを前記支持構造に拘束し、前記輸送コンテナの開口端部の近傍にこのバリアアッセンブリーを固定し、前記ドライブ機構がその後前記荷積箱を前記輸送コンテナから引き出すとき、このバリアアッセンブリーの前記先頭壁が前記バルク材の積み荷を前記輸送コンテナ内に留めるように構成されたことを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項２３）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように前記輸送コンテナ及び前記荷積みアッセンブリーを位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁と可動自在な正面壁とを備えた荷積箱と、前記可動自在な正面壁から離間して前記荷積箱の中に入れられる先頭壁を有する、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーは、一方向の動きで前記輸送コンテナを満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは、バルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを前記輸送コンテナの前記開口端部近傍の位置で支持する支持構造と、
前記輸送コンテナの前記開口端部を通過して、前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に移動するように構成されたドライブ機構と、を備えており、
前記方法は更に、
前記荷積箱にその頂部開口からバルク材の積み荷を荷積みし、前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナに配置されるまで前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナの中へ移動するように前記ドライブ機構を動作させ、その間前記輸送コンテナは静止状態を保っており、
前記ドライブ機構が前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に移動するように動作された後に前記バリアアッセンブリーを前記支持構造に拘束し、前記輸送コンテナの開口端部の近傍に前記バリアアッセンブリーを固定し、
前記ドライブ機構を、前記バリアアッセンブリーに前記支持構造との拘束状態を維持させながら、この積み荷が前記輸送コンテナ内に残るように、前記荷積箱を前記輸送コンテナから引き出すように作動させることを含むことを特徴とする方法。
（技術事項２４）
開口端部を有する輸送コンテナと共に使用される荷積みアッセンブリーであって、
前記輸送コンテナの開口端部を通過して挿入される寸法の荷積箱であって、床と二つの側壁と可動自在な正面壁とを備えた荷積箱と、前記荷積箱の内側の寸法に一致してこの荷積箱内に配置される先頭壁と、この先頭壁に取着されている補強材とを含むバリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーは、一方向の動きで前記輸送コンテナを満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは、バルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱の周囲に配置された支持構造と、前記荷積箱に結合され、前記輸送コンテナの前記開口端部を通過して、前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に移動し、該荷積箱を該輸送コンテナから引き出すドライブ機構と、を備えており、
前記バリアアッセンブリーは、前記駆動ドライブ機構が前記荷積箱を前記輸送コンテナ内に移動したときに、このバリアアッセンブリーを前記支持構造に拘束し、前記輸送コンテナの開口端部の近傍にこのバリアアッセンブリーを固定し、前記ドライブ機構がその後前記荷積箱を前記輸送コンテナから引き出すときに、このバリアアッセンブリーが前記パレット積みでない積み荷を前記輸送コンテナ内に留めるように構成されたことを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項２５）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
互いに相対移動可能な、所定の最大積載量を有する前記輸送コンテナと、荷積みアッセンブリーと、を前記荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを含む荷積箱と、この荷積箱内に配置された水平移動可能な先頭壁を有するバリアアッセンブリーと、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーを支持する支持構造と、
を備えており、
前記支持構造は地表支持面に対して固定されたベース支持材を備えており、前記バリアアッセンブリーは前記荷積箱の最大積載量を画定するために前記荷積箱に沿って選択的に位置決め可能であり、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーはバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記方法は更に、前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含んでおり、
前記バリアアッセンブリー及び前記荷積箱によって画定された前記所定の最大積載量までバルク材の積み荷を前記荷積箱にその頂部開口を通して荷積みし、前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に置かれるように、荷積みされた前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部を通してこの輸送コンテナ内に位置決めし、
前記バリアアッセンブリーの前記先頭壁で前記バルク材の積み荷を拘束し、同時に、前記荷積箱及び前記輸送コンテナを相対的に位置変更させて前記荷積箱を前記輸送コンテナの前記開口端部の近傍に配置し、これにより前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにし、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱の前記位置決め工程の間に前記輸送コンテナ内に前記荷積箱を移動し、前記拘束工程の間に前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出すように動作するドライブ機構を備えており、
前記荷積箱の前記位置決め工程は、前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナに配置されるまで前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナの中へ移動するように前記ドライブ機構を動作させる工程を含み、その間前記輸送コンテナは静止状態を保っており、
前記拘束工程は、前記バリアアッセンブリーを前記支持構造に拘束させ、前記輸送コンテナの前記開口端部の近傍に前記バリアアッセンブリーを固定する工程を含み、
前記拘束工程が、更に、前記ドライブ機構を、前記バリアアッセンブリーに前記パレット積みでない積み荷の拘束状態を維持させながら、このバルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に残るように、前記荷積箱を前記輸送コンテナから引き出すように作動させる工程を含むことを特徴とする方法。
そして、本願発明に係る積み荷を積み込む方法は、以下のような技術事項に纏めることができる。
（技術事項２６）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
荷積箱と、この荷積箱内に配置された水平移動可能な先頭壁を有するバリアアッセンブリーと、前記荷積箱を支持する支持構造と、を備える荷積みアッセンブリーを提供し、前記支持構造は地表支持面に対して固定されたベース支持材を備えており、前記バリアアッセンブリーは前記荷積箱に沿って選択的に位置決め可能であり、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは更にバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、開口端部と所定の最大積載量とを有する輸送コンテナを提供し、
前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含み、
前記バリアアッセンブリー及び前記荷積箱によって画定された前記所定の最大積載量までバルク材の積み荷を前記荷積箱にその頂部開口を通して荷積みし、前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部に近接させ、前記輸送コンテナを前記荷積箱と一直線になるように配置し、
前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に置かれるように、荷積みされた前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端を通してこの輸送コンテナ内に位置決めし、前記バリアアッセンブリーの先頭壁で前記バルク材の積み荷を拘束し、同時に、前記荷積箱と前記輸送コンテナとを相対的に位置変更させて前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に配置し、これにより前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにし、
前記荷積みアッセンブリーは更に、荷積みされた前記荷積箱の前記位置決め工程の間に前記輸送コンテナ内に前記荷積箱を移動し、前記拘束工程の間に前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出すように動作するドライブ機構を備えており、
荷積めされた前記荷積箱の前記位置決め工程は、前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナに配置されるまで前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナの中へ移動するように前記ドライブ機構を動作させる工程を含んでおり、その間前記輸送コンテナは静止状態を保っており、
前記拘束工程が、前記バリアアッセンブリーを前記支持構造に拘束し、前記輸送コンテナの開口端部の近傍に前記バリアアッセンブリーを固定する工程を含み、
前記拘束工程が、更に、前記ドライブ機構を、前記バリアアッセンブリーに前記パレット積みでない積み荷の拘束状態を維持させながら、このバルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に残るように、前記荷積箱を前記輸送コンテナから引き出すように作動させる工程を含むことを特徴とする方法。
最後に、本願発明に係る荷積みアッセンブリー、及び積み荷を積み込む方法は、以下のような技術事項に纏めることができる。
（技術事項２７）
開口端部と所定の積載量とを有する輸送コンテナと共に使用される荷積みアッセンブリーであって、
前記輸送コンテナの外側の引き出された位置から前記輸送コンテナの内側の挿入された位置まで前記輸送コンテナの開口端部を通過して挿入される寸法の荷積箱であって、床と、二つの側壁と、前記輸送コンテナの外側の引き出された位置と前記輸送コンテナの内側の挿入された位置との間での前記荷積箱の移動を容易にするように構成され、前記床の下に配置された移動補助装置と、を備えた荷積箱と、
前記荷積箱内に配置されこの荷積箱に対して相対的に可動な先頭壁を含む、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような、前記所定の積載量に等しい容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは前記バルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを支持する支持構造であって、少なくとも荷積みアッセンブリーの動作中に支持面に対して固定される支持構造を更に備えており、前記移動補助装置は前記引き出された位置と前記挿入された位置との間の前記荷積箱の移動の間にこの荷積箱の移動を補助し、
前記荷積箱及び前記輸送コンテナの一方を拘束するように構成され、前記挿入された位置と前記引き出された位置との間で前記輸送コンテナと前記支持構造とに対して前記荷積箱を相対的に位置決めし、移動するように作動する、ドライブ機構を更に備えており、挿入は前記荷積箱が前記輸送コンテナ内に置かれるように前記輸送コンテナの前記開口端部を通して生じ、引き出しは前記荷積箱を前記輸送コンテナから離脱させるように生じ、前
記ドライブ機構は、液圧シリンダーと、前記液圧シリンダーと荷積箱とに連結されたケーブルアッセンブリーとを備えており、
前記バリアアッセンブリーは、前記荷積箱が前記輸送コンテナ内に位置しているときに前記先頭壁を前記輸送コンテナの開口端部の近傍でこの輸送コンテナに対して固定位置に固定し、前記ドライブ機構がその後前記荷積箱を前記挿入された位置から前記引き出された位置に移動させたとき、前記バリアアッセンブリーの前記先頭壁が前記バルク材の積み荷を前記輸送コンテナ内に留めるように構成されたことを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項２８）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように、所定の積載量を有する前記輸送コンテナと、前記荷積みアッセンブリーとを位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備え、前記輸送コンテナの外側の引き出された位置と前記輸送コンテナの内側の挿入された位置との間で前記輸送コンテナに対して相対移動可能な荷積箱と、前記荷積箱内に配置されこの荷積箱に対して相対移動可動な先頭壁を備える、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは前記バルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを支持する支持構造であって、荷積みアッセンブリーの動作中に静止している支持構造を備えており、
前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含み、
前記荷積箱にその頂部開口からバルク材の積み荷を荷積みし、
前記荷積箱とバルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されるように、前記挿入された位置まで前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナ内に対して位置させ、
前記支持構造で前記バリアアッセンブリーの前記先頭壁を拘束し、前記輸送コンテナの開口端部の近傍でかつ前記バルク材の積み荷に対して固定された位置に前記先頭壁を固定し、前記荷積箱と前記輸送コンテナとを前記荷積箱を前記輸送コンテナの内側の前記挿入された位置から前記輸送コンテナの外側の前記引き出された位置に相対的に位置変更させて前記荷積箱を再び前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に配置し、これにより前記バルク材が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにすることを特徴とする方法。
（技術事項２９）
開口端部を有する輸送コンテナと共に使用される荷積みアッセンブリーであって、
前記輸送コンテナの外側の引き出された位置から前記輸送コンテナの内側の挿入された位置まで、所定の積載量を有する前記輸送コンテナの開口端部を通過して挿入される寸法の荷積箱であって、床と二つの側壁とを備える荷積箱と、
前記荷積箱の内側の寸法に一致してこの荷積箱内に配置されかつ前記荷積箱に対して相対移動可能な先頭壁と、この先頭壁に取着されている補強材と、を含むバリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量まで満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、前記先頭壁が前記所定の積載量に対応する位置に前記荷積箱に沿って位置決めされ、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーはバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱の周囲に配置された支持構造であって、荷積みアッセンブリーの動作中に地表支持面に対して固定され、前記挿入された位置と前記引き出された位置との間での前記荷積箱の移動を容易にするために前記荷積箱の下に配置されてこの荷積箱を拘束する移動補助装置とを備える、支持構造と、
前記荷積箱及び前記輸送コンテナの一方を拘束するように構成されたドライブ機構であって、前記荷積箱が前記輸送コンテナ内に配置されるように、前記輸送コンテナの前記開口端部を通して前記輸送コンテナの内側の前記挿入された位置から前記輸送コンテナの外側の前記引き出された位置まで前記輸送コンテナに対して前記荷積箱を位置決めするように作動し、かつ前記荷積箱を前記輸送コンテナから離脱させるように作動するドライブ機構と、を備えており、
前記ドライブ機構は、液圧シリンダーと、前記液圧シリンダーと荷積箱とに連結されたケーブルアッセンブリーとを備えており、
前記バリアアッセンブリーは、前記先頭壁を前記輸送コンテナの開口端部の近傍で前記荷積箱内のバルク材の積み荷に対して固定位置に固定し、前記ドライブ機構が前記荷積箱を前記輸送コンテナ内の前記挿入された位置から前記輸送コンテナの前記開口端部の近傍の前記引き出された位置に移動させたとき、前記バルク材の積み荷を前記輸送コンテナ内に留めるように構成されたことを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項３０）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように、所定の積載量を有する前記輸送コンテナと、前記荷積みアッセンブリーとを位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備え、前記輸送コンテナの外側の引き出された位置と前記輸送コンテナの内側の挿入された位置との間で前記輸送コンテナに対して相対移動可能な荷積箱と、前記荷積箱内に配置されこの荷積箱に対して相対移動可動な先頭壁を有する、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは前記バルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを支持する支持構造であって、荷積みアッセンブリーの動作中に静止している支持構造を備えており、
前記方法は更に、前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含み、
前記荷積箱にその頂部開口からバルク材の積み荷を荷積みし、
荷積箱が前記輸送コンテナの前記開口端部を通して挿入され、前記バルク材の積み荷を前記輸送コンテナ内に置くことができるように選択された位置に配置されるように、前記先頭壁と共に前記荷積箱を前記輸送コンテナに向かって前記支持構造を通して移動し、
前記荷積箱が前記輸送コンテナの外に移動されたときに前記バリアアッセンブリーの前記先頭壁がバルク材の積み荷を前記輸送コンテナ内に留まらせるように、前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出す間、前記輸送コンテナの前記開口端部に近接してこの輸送コンテナに対して固定された位置に先頭壁を固定することを含むことを特徴とする方法。
（技術事項３１）
輸送コンテナにスクラップメタルを積み込む方法であって、
荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように、所定の積載量を有する前記輸送コンテナと、前記荷積みアッセンブリーとを相対的に位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備え、前記輸送コンテナの外側の引き出された位置と前記輸送コンテナの内側の挿入された位置との間で前記輸送コンテナに対して相対移動可能な荷積箱と、前記荷積箱内に配置されこの荷積箱に対して相対移動可動な先頭壁を有する、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量に満たすのに十分な寸法のスクラップメタルを収容できるような容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは前記スクラップメタルを受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを支持する支持構造であって、荷積みアッセンブリーの動作中に静止している支持構造を備えており、
前記方法は更に、
前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のスクラップメタルを収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含み、
前記荷積箱にその頂部開口からスクラップメタルを荷積みし、
荷積箱が前記輸送コンテナの前記開口端部を通して挿入され、前記スクラップメタルを前記輸送コンテナ内に置くことができるように選択された位置に配置されるように、前記先頭壁と共に前記荷積箱を前記輸送コンテナに向かって前記支持構造を通して移動し、
前記荷積箱が前記輸送コンテナの外に移動されたときに前記バリアアッセンブリーの前記先頭壁がスクラップメタルを前記輸送コンテナ内に留まらせるように、前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出す間、前記輸送コンテナの前記開口端部に近接してこの輸送コンテナに対して固定された位置に先頭壁を固定することを含むことを特徴とする方法。
（技術事項３２）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように、所定の積載量を有する前記輸送コンテナと、前記荷積みアッセンブリーとを相対的に位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備え、前記輸送コンテナの外側の引き出された位置と前記輸送コンテナの内側の挿入された位置との間で前記輸送コンテナに対して相対移動可能な荷積箱と、前記荷積箱内に配置されこの荷積箱に対して相対移動可動な先頭壁を有する、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは前記バルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを支持する支持構造であって、荷積みアッセンブリーの動作中に静止している支持構造を備えており、
前記方法は更に、
前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含み、
前記荷積箱にその頂部開口からバルク材の積み荷を荷積みし、
前記輸送コンテナの開口端部の近傍でかつ前記バルク材の積み荷に対して固定された位置に前記先頭壁を固定し、前記荷積箱と前記輸送コンテナとを前記荷積箱を前記輸送コンテナの内側の挿入された位置から前記輸送コンテナの外側の前記引き出された位置に相対的に位置変更させて前記荷積箱を再び前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に配置し、これにより前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにすることを特徴とする方法。
（技術事項３３）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
互いに相対移動可能な、所定の最大積載量を有する前記輸送コンテナと、荷積みアッセンブリーと、を前記荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備えた荷積箱と、この荷積箱内に配置された水平移動可能な先頭壁を有するバリアアッセンブリーと、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーを支持する支持構造と、を備えており、
前記支持構造は地表支持面に対して固定された骨組部材を備えており、前記バリアアッセンブリーは前記荷積箱の最大積載量を画定するために前記荷積箱に沿って選択的に位置決め可能であり、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーはバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記方法は更に、
前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含み、
前記バリアアッセンブリー及び前記荷積箱によって画定された前記所定の最大積載量までバルク材の積み荷を前記荷積箱にその頂部開口を通して荷積みし、
前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナ内に置かれるように、荷積みされた前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部を通してこの輸送コンテナ内に位置決めし、
前記バリアアッセンブリーの先頭壁を前記バルク材の積み荷に当接させ、同時に、前記荷積箱と前記輸送コンテナとを相対的に位置変更させて前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に配置し、これにより前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにし、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱の前記位置決め工程の後に前記輸送コンテナ内に前記荷積箱を移動し、前記当接工程の間に前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出すように動作するドライブ機構を備えており、
前記荷積箱の前記位置決め工程は、前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に置かれるまで前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナの中へ移動するように前記ドライブ機構を動作させる工程を含み、その間前記輸送コンテナは静止状態を保っており、
前記当接工程は、前記輸送コンテナの前記開口端部の近傍に前記バリアアッセンブリーを固定する工程を含み、
前記当接工程が、更に、前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に残るように前記バリアアッセンブリーを前記輸送コンテナの開口端部の近傍に固定したまま、前記荷積箱を前記輸送コンテナから引き出すように前記ドライブ機構を作動させる工程を含むことを特徴とする方法。
（技術事項３４）
輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
互いに相対移動可能な、所定の最大積載量を有する前記輸送コンテナと、荷積みアッセンブリーと、を前記荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように位置決めし、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備えた荷積箱と、この荷積箱内に配置された水平移動可能な先頭壁を有するバリアアッセンブリーと、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーを支持する支持構造と、を備えており、
前記支持構造は地表支持面に対して固定され、前記バリアアッセンブリーは前記荷積箱の最大積載量を画定するために前記荷積箱に沿って選択的に位置決め可能であり、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーはバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記方法は更に、
前記荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めすることによって前記所定の最大積載量を画定し、この前記所定の最大積載量を画定する工程は更に、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って前記バリアアッセンブリーを位置決めする工程を含み、
前記バリアアッセンブリー及び前記荷積箱によって画定された前記所定の最大積載量までバルク材の積み荷を前記荷積箱にその頂部開口を通して荷積みし、
前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に置かれるように、荷積みされた前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部を通してこの輸送コンテナ内に位置決めし、
前記バリアアッセンブリーの先頭壁を前記バルク材の積み荷に当接させ、同時に、前記荷積箱と前記輸送コンテナとを相対的に位置変更させて前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に配置し、これにより前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにし、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記位置決め工程の後に前記輸送コンテナ内に前記荷積箱を移動し、前記当接工程の間に前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出すように動作するドライブ機構を含んでおり、
前記荷積箱の前記位置決め工程は、前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナに配置されるまで前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナの中へ移動するように前記ドライブ機構を動作させる工程を含み、その間前記輸送コンテナは静止状態を保っており、
前記当接工程は、前記輸送コンテナの前記開口端部の近傍に前記バリアアッセンブリーを固定する工程を含み、
前記当接工程が、更に、前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に残るように前記バリアアッセンブリーを前記輸送コンテナの開口端部の近傍に固定したまま、前記荷積箱を前記輸送コンテナから引き出すように前記ドライブ機構を作動させる工程を含むことを特徴とする方法。
（技術事項３５）
輸送コンテナ荷積み装置であって、
所定の最大積載量を有する輸送コンテナの開口端部の近傍に配置可能な荷積みアッセンブリーを備えており、
前記荷積みアッセンブリーは、床と二つの側壁とを備えた荷積箱と、この荷積箱内に配置された水平移動可能な先頭壁を有するバリアアッセンブリーと、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーを支持する支持構造と、を備えており、
前記支持構造は地表支持面に対して固定され、前記バリアアッセンブリーは前記荷積箱の最大積載量を画定するために前記荷積箱に沿って選択的に位置決め可能であり、前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーはバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記バリアアッセンブリーは、所定の最大積載量を画定するために前記荷積箱に沿って位置決め可能であり、一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の最大積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積になるように前記荷積箱内でこの荷積箱に沿って位置決め可能であり、
前記荷積箱は、この荷積箱及び前記バリアアッセンブリーによって画定された前記所定の最大積載量までバルク材の積み荷をその頂部開口を通して荷積み可能であり、荷積みされた前記荷積箱は、前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナ内に置かれるように、前記輸送コンテナの開口端部を通してこの輸送コンテナ内に位置決め可能であり、
前記バリアアッセンブリーの前記先頭壁は、前記バルク材の積み荷に当接させるように構成されており、この当接の間に、前記荷積箱と前記輸送コンテナとが相対的に位置変更されて前記荷積箱を前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に配置し、これにより前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナ内に配置されて留まるようにし、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記輸送コンテナ内に前記荷積箱を移動し、前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出すように動作するドライブ機構を備えており、
このドライブ機構は、前記バルク材の積み荷が完全に前記輸送コンテナに配置されるまで前記荷積箱を前記開口端部を通して前記輸送コンテナの中へ移動するように動作させることができ、その間前記輸送コンテナは静止状態を保っており、
前記バリアアッセンブリーは、更に、前記バルク材の積み荷が前記輸送コンテナに留まるように、前輸送コンテナから前記荷積箱を引き出すように前記ドライブ機構を動作させる間に、前記輸送コンテナの前記開口端部の近傍に固定されるように構成されていることを特徴とする輸送コンテナ荷積み装置。
（技術事項３６）
開口端部と所定の積載量とを有する輸送コンテナと共に使用される荷積みアッセンブリーであって、
前記輸送コンテナの外側の引き出された位置から前記輸送コンテナの内側の挿入された位置まで前記輸送コンテナの開口端部を通過して挿入される寸法の荷積箱であって、床と、二つの側壁と、前記輸送コンテナの外側の引き出された位置と前記輸送コンテナの内側の挿入された位置との間での前記荷積箱の移動を容易にするように構成され、前記床の下に配置された移動補助装置と、を備えた荷積箱と、
前記荷積箱内に配置されこの荷積箱に対して相対的に可動な先頭壁を有する、バリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量に満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような、前記所定の積載量に等しい容積を画定するのに共働し、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーは前記バルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとを支持する支持構造を備えており、この支持構造は少なくとも荷積みアッセンブリーの動作中に支持面に対して固定され、前記移動補助装置は前記引き出された位置と前記挿入された位置との間の前記荷積箱の移動の間にこの荷積箱の床の移動を補助し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、前記荷積箱及び前記輸送コンテナの一方を拘束するように構成され、前記挿入された位置と前記引き出された位置との間で前記輸送コンテナと前記支持構造とに対して前記荷積箱を相対的に位置決めし、移動するように作動する、ドライブ機構を備えており、挿入は前記荷積箱が前記輸送コンテナ内に置かれるように前記輸送コンテナの前記開口端部を通して生じ、引き出しは前記荷積箱を前記輸送コンテナから離脱させるように生じ、
前記バリアアッセンブリーは、前記荷積箱が前記輸送コンテナ内に位置しているときに前記先頭壁を前記輸送コンテナの開口端部の近傍でこの輸送コンテナに対して固定位置に固定し、前記ドライブ機構がその後前記荷積箱を前記挿入された位置から前記引き出された位置に移動させたとき、前記バリアアッセンブリーの前記先頭壁が前記バルク材の積み荷を前記輸送コンテナ内に留めるように構成されたことを特徴とする荷積みアッセンブリー。
（技術事項３７）
開口端部を有する輸送コンテナと共に使用される荷積みアッセンブリーであって、
前記輸送コンテナの外側の引き出された位置から前記輸送コンテナの内側の挿入された位置まで、所定の積載量を有する前記輸送コンテナの開口端部を通過して挿入される寸法の荷積箱であって、床と二つの側壁とを備える荷積箱と、前記荷積箱の内側の寸法に一致してこの荷積箱内に配置されかつ前記荷積箱に対して相対移動可能な先頭壁と、この先頭壁に取着されている補強材と、を備えるバリアアッセンブリーと、を備えており、
前記荷積箱と前記バリアアッセンブリーとで一方向の動きで前記輸送コンテナを前記所定の積載量まで満たすのに十分な寸法のバルク材の積み荷を収容できるような容積を画定するのに共働し、前記先頭壁が前記所定の積載量に対応する位置に前記荷積箱に沿って位置決めされ、更に前記荷積箱及び前記バリアアッセンブリーはバルク材の積み荷を受け入れるための頂部開口を画定するのに共働し、
前記荷積みアッセンブリーは更に、
前記荷積箱の周囲に配置された支持構造であって、荷積みアッセンブリーの動作中に地表支持面に対して固定され、前記挿入された位置と前記引き出された位置との間での前記荷積箱の移動を容易にするために前記荷積箱の下に配置されてこの荷積箱を拘束する移動補助装置とを備える、支持構造と、
前記荷積箱及び前記輸送コンテナの一方を拘束するように構成されたドライブ機構であって、前記荷積箱が前記輸送コンテナ内に配置されるように、前記輸送コンテナの前記開口端部を通して前記輸送コンテナの内側の前記挿入された位置から前記輸送コンテナの外側の前記引き出された位置まで前記輸送コンテナに対して前記荷積箱を位置決めするように作動し、かつ前記荷積箱を前記輸送コンテナから離脱させるように作動するドライブ機構と、を備えており、
前記バリアアッセンブリーは、前記先頭壁を前記輸送コンテナの開口端部の近傍で前記荷積箱内のバルク材の積み荷に対して固定位置に固定し、前記ドライブ機構が前記荷積箱を前記輸送コンテナ内の前記挿入された位置から前記輸送コンテナの前記開口端部の近傍の前記引き出された位置に移動させたとき、前記バルク材の積み荷を前記輸送コンテナ内に留めるように構成されたことを特徴とする荷積みアッセンブリー。

Claims (15)

  1. 開口端部を有する輸送コンテナにバルク材の積み荷を積むように構成されるバルク材の荷積みアッセンブリーであって、
    １回の動作で前記輸送コンテナの容積限度を満たすのに十分な量のバルク材の積み荷を保持するような容積と、前記開口端部を通過して前記輸送コンテナ内に移動できるように前記開口端部に対応した断面とを有する荷積箱であって、前端、床、２つの側壁を含み、前記バルク材の積み荷を受け入れる頂部開口を備える荷積箱と、
    前記荷積箱を支持し、使用時には静止状態を保つ支持構造と、
    前記開口端部を通して前記輸送コンテナに前記積み荷の移載を可能とし、かつ前記輸送コンテナから前記荷積箱を引き出すように、前記荷積箱を前記輸送コンテナの中と外に移動するように構成されるドライブ機構と、
    先頭壁を備えるバリアアッセンブリーであって、前記バルク材が前記荷積箱に荷積み中は前記前端から離間する位置に前記先頭壁を配置し、前記荷積箱が前記輸送コンテナに挿入される際は前記荷積箱と共に前記先頭壁を前記輸送コンテナの前記開口端部へ移動し、前記荷積箱が前記輸送コンテナから引き出される際は、前記荷積箱が引き出されている間に前記輸送コンテナの中に前記荷積箱の中身が留まるように前記先頭壁を前記輸送コンテナの前記開口端部の位置で保持し、前記荷積箱が引き出されている間に前記荷積箱の中身を前記輸送コンテナ内に閉じこめるように構成されたバリアアッセンブリーと、
    を備えていることを特徴とする荷積みアッセンブリー。
  2. 前記荷積箱は、端部壁および可動自在な正面壁の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項１に記載の荷積みアッセンブリー。
  3. 前記バリアアッセンブリーは、荷積みの前に、前記荷積箱の内側の大きさが規定の輸送コンテナの大きさに一致するような前記荷積箱内の位置に配置されることを特徴とする請求項１または２に記載の荷積みアッセンブリー。
  4. 前記荷積箱は、９９７９ｋｇ以上の積み荷を保持するように構成されていることを特徴とする請求項１から３の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  5. 前記荷積箱の前記正面壁は、前記輸送コンテナからの前記荷積箱の引き出しにおいて前記積み荷を前記荷積箱から出すことができるように、開いた状態に動くドアを更に備え、それによって前記積み荷を前記輸送コンテナ内に閉じ込めることを特徴とする請求項２に記載の荷積みアッセンブリー。
  6. 可動自在な前記正面壁は、前記輸送コンテナからの前記荷積箱の引き出しにおいて前記輸送コンテナ内に留まるように構成されていることを特徴とする請求項２または５に記載の荷積みアッセンブリー。
  7. 前記ドライブ機構は、前記荷積箱に動作可能に接続される液圧シリンダー及びケーブルアッセンブリーを含むことを特徴とする請求項１から６の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  8. 前記支持構造は、前記荷積箱の周囲に配置された外部フレームを含むことを特徴とする請求項１から７の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  9. 前記先頭壁は、補強材に取着されていることを特徴とする請求項１から８の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  10. 前記ドライブ機構は、前記輸送コンテナからの前記荷積箱の分離中に、前記支持構造内で前記荷積箱を引き出すように構成されることを特徴とする請求項１から９の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  11. 前記バリアアッセンブリーは、前記荷積箱の引き出しにおいて前記支持構造と連結されていることを特徴とする請求項１から１０の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  12. 前記輸送コンテナは、船舶用コンテナであることを特徴とする請求項１から１１の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  13. 前記支持構造は、前記輸送コンテナの中と外とに移動される前記荷積箱を静止状態に保つフレームを備えることを特徴とする請求項１から１２の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  14. 前記先頭壁は、前記荷積箱の内部寸法に近似して一致するように構成されることを特徴とする請求項１から１３の何れか一項に記載の荷積みアッセンブリー。
  15. 輸送コンテナに積み荷を積み込む方法であって、
    請求項１から１４の何れか一項に記載の前記荷積みアッセンブリーが前記輸送コンテナの開口端部に近接するように前記荷積みアッセンブリー及び前記輸送コンテナを配置し、
    前記荷積箱に前記頂部開口を介してバルク材の積み荷を入れ、
    積み荷が前記輸送コンテナ内に完全に配置されるまで、前記開口端部を通して前記輸送コンテナ内に前記荷積箱を挿入し、
    前記輸送コンテナの開口端部に近接した位置に前記バリアアッセンブリーを配置し、
    積み荷が前記輸送コンテナ内にとどまるように所定の位置に前記バリアアッセンブリーを配置しながら、前記荷積箱を引き出す工程を備えることを特徴とする方法。
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