JP5845011B2 - 物品保管装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された物品保管装置では、制御ユニットの記憶部には、利用者毎にその利用者が解錠権限を有する収納部の情報を記憶した利用者管理テーブルが格納されている。利用者が物品の収納または取出しを行う際には、制御ユニットは、利用者のログイン操作に基づいて認証処理を行って、当該利用者の情報を取得する。次に、制御ユニットは、利用者に物品の収納または取出しを行う収納部を指定させる。この後、制御ユニットは、個人認証によって得た当該利用者の情報と利用者管理テーブルとに基づいて、利用者によって指定された保管先収納部が当該利用者が解錠権限を有する収納部であるか否かを判別する。そして、利用者によって指定された保管先収納部が当該利用者が解錠権限を有する収納部である場合に、制御ユニットは、当該収納部を解錠させる。
この発明の目的は、利用者によって指定された収納部に物品を収納することができない場合に、利用者が代替収納部を選択しやすくなる物品保管装置を提供することを目的とする。
この発明によれば、保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、代替収納部候補を現利用者に提示することができる。このため、現利用者は、代替収納部を選択しやすくなる。
請求項3記載の発明は、物品を収納する複数の収納部と、前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者に、現利用者が含まれておりかつ前記保管先収納部に対して解錠権限を有していない利用者が含まれていない収納部を、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置である。
請求項4記載の発明は、物品を収納する複数の収納部と、前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、前記複数の収納部の中に、その収納部が任意の利用者によって使用されるまでは、当該収納部に対して解錠権限を有する利用者として全ての利用者が設定されており、当該収納部が任意の利用者によって使用されたときには、前記解錠権限設定情報内の当該収納部に対する解錠権限を有する利用者の情報が、当該収納部を使用した前記利用者のみの情報に変更される第1バックアップ用収納部が存在しており、前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部に含まれている前記第1バックアップ用収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者として全ての利用者が設定されている第1バックアップ用収納部を、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置である。
図1は、本発明の一実施形態に係る物品保管装置の正面図である。
物品保管装置1は、操作制御ユニット10と複数の収納ユニット11〜18とを備えている。つまり、物品保管装置1は、複数のユニット10〜18が組み合わされることによって構成されている。
物品保管装置1は、操作制御ユニット10と被制御ユニット20とを備えている。被制御ユニット20は、複数の収納ユニット11〜18を含んでいる。以下の説明においては、説明を簡単にするために、複数の収納ユニット11〜18内の全ての収納部のうち、図1にA〜Fで示す収納部A〜Fのみが操作制御ユニット10の制御対象とされているものとする。したがって、図2においては、全ての収納部に対応する施解錠部のうち、収納部A〜Fに対応する施解錠部21A〜21Fのみが図示されている。なお、これらの施解錠部21A〜21Fを総称する場合には、施解錠部21ということにする。
カードリーダ101は、利用者が所有している磁気カードから利用者ID(Identification)を読み取るカード読取装置である。タッチパネル付表示器102は、例えばタッチパネル付LCD(Liquid Crystal Display)によって構成され、各種の操作画面等を表示したり、指先等でタッチされた情報を制御部105へ伝えたりする表示操作部である。
被制御ユニット管理情報104aは、被制御ユニット20である収納ユニット11〜18に関する情報である。具体的には、被制御ユニット管理情報104aは、収納ユニット11〜18内の各収納部の位置情報等を含んでいる。
利用者管理テーブル104bには、物品保管装置1に登録済みの利用者に関する情報が記憶される。この例では、説明の便宜上、利用者としては、4人の利用者U1〜U4が登録されているものとする。具体的には、利用者管理テーブル104bには、利用者U1〜U4の名前毎に、当該利用者のID(利用者ID)および当該利用者が解錠権限を有する収納部(当該利用者が利用可能な収納部)を表す情報が記憶される。
収納部管理テーブル104cには、物品保管装置1に登録済みの収納部に関する情報が記憶される。収納部管理テーブル104cには、収納部A〜F毎に、当該収納部の解錠権限を有する利用者(当該収納部を利用可能な利用者)を表す情報と、当該収納部に収納されるべき物品を表す情報が記憶される。
物品保管装置1に物品を収納する際には、利用者は、タッチパネル付表示器102に表示された収納部選択画面に基づいて、自己が解錠権限を有する収納部のうちから1つの収納部を、物品を収納すべき保管先収納部として選択する。しかしながら、利用者よって指定された保管先収納部が故障中である等の理由によって、当該保管先収納部に物品を収納できない場合がある。制御部105は、このような場合に、収納部管理テーブル104cの内容に基づいて、代替収納部候補を決定して利用者に提示する処理(以下、「代替収納部候補提示処理」という)を行う機能を備えている。利用者は、提示された代替収納部候補から代替収納部を選択し、選択した代替収納部に物品を臨時的に収納する。
第2条件:保管先収納部以外の収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者に、現利用者が含まれておりかつ保管先収納部に対して解錠権限を有していない利用者が含まれてない収納部であること。
第1条件、第2条件または第3条件は、保管先収納部に対して解錠権限を有していない利用者によって解錠されるおそれがある収納部が、代替収納部候補として決定されないようにするための条件である。したがって、現利用者に提示された代替収納部候補のうちの一つが代替収納部として使用された場合には、保管先収納部に対して解錠権限を有していない利用者によって、当該代替収納部が解錠されることはない。このため、本来的には保管先収納部に収納すべき物品が、代替収納部候補から選択された代替収納部に収納された場合にも、当該物品が保管先収納部に収納された場合と同様の安全性が確保される。
具体例1:現利用者がU1であり、保管先収納部がAである場合には、第1条件を満たす収納部Bと、第3条件を満たす収納部Fとが代替収納部として決定される。なお、この場合には、収納部Bは、第2条件をも満たしている。
具体例2:現利用者がU1であり、保管先収納部がBである場合には、第1条件を満たす収納部Aと、第3条件を満たす収納部Fとが代替収納部として決定される。なお、この場合には、収納部Aは、第2条件をも満たしている。
具体例4:現利用者がU2であり、保管先収納部がCである場合には、第3条件を満たす収納部Fが代替収納部として決定される。
具体例5:現利用者がU1であり、保管先収納部がDである場合には、第2条件を満たす収納部A,Bと、第3条件を満たす収納部Fが代替収納部として決定される。
具体例7:現利用者がU1であり、保管先収納部がEである場合には、第2条件を満たす収納部A,B,C,Dと、第3条件を満たす収納部Fが代替収納部として決定される。
具体例8:現利用者がU2であり、保管先収納部がEである場合には、第2条件を満たす収納部Cと、第3条件を満たす収納部Fが代替収納部として決定される。
図7Aおよび図7Bは、利用者が物品を収納する場合に、制御部105によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。
電源が投入されると、制御部105は、タッチパネル付表示器102に待機画面を表示させる(ステップS1)。そして、制御部105は、ログイン操作の待機状態となる(ステップS2)。ログイン操作とは、利用者がカードリーダ101に磁気カードを挿通させる操作をいう。なお、磁気カードには、利用者ID等が磁気記録されている。
前記ステップS3において、利用者の認証に成功したと判定された場合には(ステップS3:YES)、制御部105は、タッチパネル付表示器102に操作メニュー画面を表示させる(ステップS5)。操作メニュー画面には、各種操作ボタン、係員メニューボタン、ログアウトボタン等が表示される。各種操作ボタンには、収納部に物品を収納させるための収納ボタン、収納部から物品を取り出すための取出ボタン等が含まれている。係員メニューボタンは、係員操作メニュー画面を表示させるためのボタンである。ログアウトボタンは、表示画面を待機画面に戻すためのボタンである。
収納部が故障しているとは、例えば、収納部の施解錠装置31または開閉センサ32が故障している状態をいう。制御部105は、ある収納部が故障したことを検知した場合またはある収納部が故障していることが管理者によって入力された場合には、その収納部が故障中であることを表す収納部故障情報を記憶部104に記憶する。前記ステップS9では、制御部105は、記憶部104に記憶されている収納部故障情報に基づいて、保管先収納部が故障中であるか否かを判別する。
具体的には、制御部105は、まず、前述したように、収納部管理テーブル104cに基づいて、前記第1条件を満たす収納部と、前記第2条件を満たす収納部と、前記第3条件を満たす収納部とを検索する。そして、制御部105は、検索された収納部を代替収納部候補として決定し、各代替収納部候補を表すボタンを含む代替収納部選択画面をタッチパネル付表示器102に表示する。
前記ステップS24で代替収納部の扉が解錠された後に、当該代替収納部の扉が開かれたことが検知されると(ステップS25:YES)、制御部105は、代替収納部の扉を施錠可能状態にする(ステップS26)。つまり、代替収納部の施解錠装置31を、代替収納部の扉が閉じられたときに扉が施錠される状態にさせる。この後、代替収納部の扉が閉じられたことが検知されると(ステップS27:YES)、制御部105は、タッチパネル付表示器102に第2操作完了画面を表示する(ステップS28)。第2操作完了画面には、終了ボタンと、操作選択ボタンとが表示される。
一方、第2操作完了画面上の終了ボタンが押下された場合には(ステップS30:YES)、制御部105は、フラグFbがセットされているか否かを判別する(ステップS31)。フラグFbがリセット(Fb=0)されていれば(ステップS31:NO)、制御部105は、ステップS34に移行する。
この後、制御部105は、その後に表示される待機画面内に代替収納部が利用されたことを表すアイコン(代替収納通知アイコン)が表示されるように、待機画面データを変更させる(ステップS35)。これにより、その後に、待機画面が表示されたときに、代替収納通知アイコンが表示されるので、管理者等は、収納部のいずれかが代替収納部として利用されたことを知ることができる。そして、制御部105は、ステップS16に移行し、第1終了画面をタッチパネル付表示器102に第1操作完了画面を表示する。前述したように、第1操作完了画面には、ログアウトボタンと、操作選択ボタンとが表示される。
図8Aおよび図8Bは、代替収納部に臨時的に収納されている物品を管理者が移動させる場合に、制御部105によって実行される処理の手順を示すフローチャートである。
操作メニュー画面において、管理者によって係員メニューボタンが押下されると(ステップS45)、制御部105はタッチパネル付表示器102に係員操作メニュー画面を表示する(ステップS46)。係員操作メニュー画面には、各種の設定を行うための設定メニューボタン、エラー確認ボタン等が表示される。
エラー確認画面上のキャンセルボタンが押下された場合には(ステップS49:YES)、制御部105は、タッチパネル付表示器102に第3操作完了画面を表示する(ステップS51)。第3操作完了画面には、ログアウトボタンと、操作選択ボタンとが表示される。
前記ステップS48で表示されたエラー確認画面上のエラー解除ボタンが押下された場合には(ステップS50:YES)、記憶部104に故障中として記憶されている収納部(以下、「物品移動先収納部」という)に対して、動作チェックを行う(ステップS55)。
一方、動作チェックの結果が正常である場合には(ステップS56:YES)、制御部105は、タッチパネル付表示器102に、物品移動先収納部が正常である旨を表示するとともに、物品移動元収納部を示す情報を表示する(ステップS58)。ここで、物品移動元収納部とは、代替収納部として使用された収納部であって、当該収納部に臨時的に収納された物品が本来収納されるべき収納部に管理者によって移動されていない収納部(後述するステップS59による解錠が行なわれてない収納部)をいう。
ステップS69では、制御部105は、この後に表示される待機画面に代替収納通知アイコンが表示されないように、待機画面データを変更させる。この後、制御部105は、ステップS51に移行する。
また、前記物品保管装置に他の物品保管装置がネットワークによって接続されている場合には、他の物品保管装置内の収納部を代替収納部候補して決定するようにしてもよい。
また、図7BのステップS32において、第1バックアップ用収納部Fに対する解錠権限を有する利用者の情報を、現利用者の情報のみに変更するのではなく、保管先収納部に対して解錠権限を有する利用者の情報に変更するようにしてもよい。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
10 操作制御ユニット
11〜18 収納ユニット
21 施解錠部
104 記憶部
104c 収納部管理テーブル
105 制御部
A〜F 収納部
Claims (6)
- 物品を収納する複数の収納部と、
前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、
前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、
前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、
前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者が、前記現利用者のみである収納部を、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置。 - 物品を収納する複数の収納部と、
前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、
前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、
前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、
前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者の全てが、前記保管先収納部に対して解錠権限を有する利用者の全てと一致する収納部を、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置。 - 物品を収納する複数の収納部と、
前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、
前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、
前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、
前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者に、現利用者が含まれておりかつ前記保管先収納部に対して解錠権限を有していない利用者が含まれていない収納部を、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置。 - 物品を収納する複数の収納部と、
前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、
前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、
前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、
前記複数の収納部の中に、その収納部が任意の利用者によって使用されるまでは、当該収納部に対して解錠権限を有する利用者として全ての利用者が設定されており、当該収納部が任意の利用者によって使用されたときには、前記解錠権限設定情報内の当該収納部に対する解錠権限を有する利用者の情報が、当該収納部を使用した前記利用者のみの情報に変更される第1バックアップ用収納部が存在しており、
前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部に含まれている前記第1バックアップ用収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者として全ての利用者が設定されている第1バックアップ用収納部を、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置。 - 物品を収納する複数の収納部と、
前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、
前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、
前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、
前記複数の収納部の中に、その収納部が任意の利用者によって代替収納部として使用されるまでは、当該収納部に対して解錠権限を有する利用者が設定されておらず、当該収納部が任意の利用者によって代替収納部として使用されたときには、前記解錠権限設定情報内の当該収納部に対する解錠権限を有する利用者の情報として、当該収納部を代替収納部として使用した前記利用者が設定される第2バックアップ用収納部が存在しており、
前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部に含まれている前記第2バックアップ用収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者が設定されていない第2バックアップ用収納部を、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置。 - 物品を収納する複数の収納部と、
前記各収納部を施解錠する施解錠手段と、
前記各収納部とその収納部に対して解錠権限を有する利用者との関係を表す解錠権限設定情報を記憶した記憶手段と、
前記各施解錠部を制御する制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記収納部のうちの1つが、物品を収納すべき保管先収納部として現利用者によって指定されたときに、現利用者によって指定された保管先収納部への物品の収納が可能か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によって前記保管先収納部への物品の収納が可能ではないと判別されたときには、前記解錠権限設定情報に基づいて、前記保管先収納部以外の収納部から代替収納部候補を決定する代替収納部候補決定手段と、前記代替収納部候補決定手段によって決定された代替収納部候補を現利用者に提示する手段とを含み、
前記代替収納部候補決定手段は、前記保管先収納部以外の収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者の全てが、前記保管先収納部に対して解錠権限を有する利用者の全てと一致する収納部と、前記保管先収納部以外の収納部のうち、その収納部に対して解錠権限を有する利用者に、現利用者が含まれておりかつ前記保管先収納部に対して解錠権限を有していない利用者が含まれていない収納部とを、代替収納部候補として決定する手段を含む、物品保管装置。
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