JP5843597B2 - カッタヘッドのディスクカッタ交換装置及び方法 - Google Patents

カッタヘッドのディスクカッタ交換装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、トンネル掘削機におけるカッタヘッドのディスクカッタ交換装置及び方法に関する。
一般に、土圧式シールド掘削機等において、礫層に対しカッタビットのチップの欠損や剥離を防止するために、ディスクカッタ(ローラビットとも言う)が併用されることは良く知られている。即ち、カッタヘッドの前面部にボルトやクサビ等でディスクカッタが固定・装着されるのである。
そして、岩盤層、巨礫層を掘進し、掘進距離が長かったりすると、ディスクカッタが摩耗・損耗して、ディスクカッタを交換する必要が生じる。従来、このような場合は、カッタヘッドと掘削機本体の隔壁とで画成されたチャンバー内に作業者が入り、ボルトやクサビ等の固定具を取り外してディスクカッタを交換していた。
そのため、土水圧の作用する条件下ではチャンバー内の圧気作業が必要となり、作業環境が劣悪となると共に、さらに土水圧が高くなれば、圧気作業も作業環境上不可能となり、ディスクカッタの交換も不可能となるという問題点があった。
また、地盤改良剤を前方の地山に注入し、更に前方の地山に凍結処理を施す等して地盤改良を行い、チャンバー内に水、土砂等が流入しない状態にしてから、作業者がチャンバー内に入り込んでディスクカッタを交換するという方法もあった。
しかし、この方法によれば、地盤改良を行ってからディスクカッタを交換するため、コスト高となり、また、地盤が改良されるまでに相当の時間がかかるため、交換作業のための期間が長くなり、結局トンネル施工期間も増長するという問題点があった。
そこで、近年では、圧気作業や地盤改良を必要とせずにディスクカッタを交換することができる技術が、特許文献1等で開示されている。
これは、ディスクカッタが枢支された筒状支持体を、カッタヘッドの面板等に固設された筒状取付台に抜き差し自在に嵌装すると共に、筒状取付台に油圧駆動のナイフゲートバルブを介して取外しガイドを装着し、ナイフゲートバルブを閉じることで、カッタヘッド後方の大気圧下の構造体(カッタスポーク等)内で作業者が安全にディスクカッタの交換作業を行えるようにしたものである。
西独国特許第4408992号明細書
しかし、特許文献1等に開示されたディスクカッタ交換装置にあっては、油圧駆動のナイフゲートバルブや取外しガイド等の交換装置をカッタヘッドに対しディスクカッタ毎に取り付けるため、その取付方法によっては交換装置の大きさ(ナイフゲートバルブのジャッキストローク等)により、ディスクカッタの取付間隔(ピッチ)が大幅に制限され、複数個のディスクカッタをカッタヘッドに対し有効に配置することができないと共に、交換装置に掛る費用が嵩むという問題点があった。
そこで、本発明は、作業者が安全にディスクカッタを交換することができると共にディスクカッタを所要ピッチで配置でき、かつ安価で済むカッタヘッドのディスクカッタ交換装置及び方法を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係るカッタヘッドのディスクカッタ交換装置は、
ディスクカッタを回転自在に支持するサドルを取付台に固定板を介して装着してなるカッタヘッドにおいて、
前記ディスクカッタをサドル毎カッタヘッド後方の大気圧下の構造体内で交換し得る交換装置を設けると共に、
前記交換装置は、前記取付台の後端開口部に前記固定板に代えて着脱自在に連接されるナイフゲートバルブと、該ナイフゲートバルブの後部に着脱自在に連接されて前記サドルの前記取付台に対する進退移動を案内する交換ガイドと、該交換ガイドに装着されて前記サドルを進退移動させる着脱ジャッキとを備え
前記交換装置は、前記サドルを前記ナイフゲートバルブ及び交換ガイドをスライドさせて交換する際に、複数段からなるスペーサを用い複数回の工程に分けてスペーサを出し入れするよう構成されている、
ことを特徴とする。
また、
前記交換装置は、前記固定板を前記取付台に対し取付け・取外しする際に、前記サドルを取付台に仮固定するストッパを備えた、
ことを特徴とする。
また、
前記交換装置は、前記ナイフゲートバルブを前記取付台にボルトで脱着する際に、ナイフゲートバルブの後方からその弁体を開いた状態でボルト挿通孔を利用して取付け・取外しが可能に構成されている、
ことを特徴とする。
また、
前記最後段に位置するスペーサと前記着脱ジャッキの伸縮ロッド先端との間に交換バーが着脱自在に介装され、該交換バーは前記交換ガイドに着脱自在に取り付けられる複数本のガイド棒に案内される、
ことを特徴とする。
また、
前記ディスクカッタはカッタヘッドの後側から取り付ける所謂バックローディングタイプであり、掘削土砂はカッタヘッドの前壁部に形成した土砂抜き通路を通してチャンバー内に取り込まれる、
ことを特徴とする。
また、
前記ディスクカッタはカッタヘッドの前側から取り付ける所謂フロントローディングタイプであり、掘削土砂はカッタヘッドのカッタ取付面に形成した逃げ空間を通してチャンバー内に取り込まれる、
ことを特徴とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係るカッタヘッドのディスクカッタ交換方法は、 前記交換装置を、カッタヘッドの中間部におけるディスクカッタをカッタスポーク上に配置し、周辺部のディスクカッタを面板上に配置したカッタヘッドに用いる、
ことを特徴とする。
本発明に係るカッタヘッドのディスクカッタ交換装置及び方法によれば、ナイフゲートバルブを閉じることでカッタヘッド後方の大気圧下の構造体内で作業者が安全にディスクカッタを交換することができる。
また、交換装置のナイフゲートバルブや着脱ジャッキ付き交換ガイド等が脱着式でディスクカッタの交換時のみ使い回し等して使用できるので、ナイフゲートバルブや着脱ジャッキ付き交換ガイド等が固定式のように交換装置同士の干渉が無くなり、ディスクカッタを所要ピッチで配置することができると共に、交換装置に掛る費用が安価で済む。
本発明の実施例1を示すディスクカッタ交換装置の全体側面図である。 ディスクカッタの掘削時の取付状態図で、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は平面図である。 ナイフゲートバルブの構造説明図で、同図(a)は背面図、同図(b)は側面図である。 土圧式シールド掘削機の要部断面図である。 土圧式シールド掘削機(カッタヘッド)の正面図である。 ディスクカッタの交換手順の説明図である。 ディスクカッタの交換手順の説明図である。 ディスクカッタの交換手順の説明図である。 ディスクカッタの交換手順の説明図である。 脱着式交換装置のメリットの説明図である。 固定式交換装置のデメリットの説明図である。 本発明の実施例2を示すカッタスポークの横断面図で、同図(a)はディスクカッタの掘削時の取付状態図、同図(b)はディスクカッタの交換時の取付状態図である。
以下、本発明に係るカッタヘッドのディスクカッタ交換装置及び方法を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示すディスクカッタ交換装置の全体側面図、図2はディスクカッタの掘削時の取付状態図で、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は平面図、図3はナイフゲートバルブの構造説明図で、同図(a)は背面図、同図(b)は側面図、図4は土圧式シールド掘削機の要部断面図、図5は土圧式シールド掘削機(カッタヘッド)の正面図、図6はディスクカッタの交換手順の説明図、図7はディスクカッタの交換手順の説明図、図8はディスクカッタの交換手順の説明図、図9はディスクカッタの交換手順の説明図、図10は脱着式交換装置のメリットの説明図、図11は固定式交換装置のデメリットの説明図である。
図4及び図5に示すように、土圧式シールド掘削機(トンネル掘削機)の筒状をなす掘削機本体10のバルクヘッド11には、カッタヘッド12が中間ビーム13及び中間リング(カッタドラム)14を介してリングギア付きベアリング15により回転自在に装着される。
カッタヘッド12の前面には、その回転中心部から放射状をなして複数本(図示例では6本)のカッタスポーク16がその各々の間に面板17を配して固定される。このカッタスポーク16及び面板17には多数のカッタビット(図示しない)とディスクカッタ(ローラビット)18が装着される。
図5に示すように、各カッタスポーク16の中間部と各面板17の周辺部には交換式のツインディスクカッタ18Aが配置され、各カッタスポーク16の中心部には固定式のツインディスクカッタ18Bが配置される一方、周辺部には固定式のシングルディスクカッタ18Cが配置される。
そして、各ディスクカッタ18は点対称に位置するものが対となって隣り合うものとはカッタヘッド12の半径方向の位置が違えて配置されて、切羽に対して非掘削部が生じないようになっている。
そして、前記ベアリング15のリングギア部には、複数個からなるカッタ駆動(旋回)モータ19の駆動ギア20が噛み合っている。従って、カッタ駆動モータ19を稼働して駆動ギア20を回転駆動すると、ベアリング15のリングギア部を介してカッタヘッド12が回転される。
また、前記バルクヘッド11の中央部には、ロータリジョイント21が組み付けられ、このロータリジョイント21を介して図示しない油圧機器に対し油圧源からの圧油の給,排が行われるようになっている。
また、前記掘削機本体10の内部にはスクリューコンベヤ22が配設され、カッタヘッド12で掘削された土砂をトンネルの後方へ排出可能になっている。即ち、スクリューコンベヤ22の前端部(取出口)がバルクヘッド11の下部を貫通して前記カッタヘッド12とバルクヘッド11とで画成されたチャンバー23に開口すると共に、後下部に設けた図示しない排出口がトンネル内の長手方向に配設されたベルトコンベア上に対向するのである。
前記掘削機本体10の内周部には、トンネルの内周面に組み立てられた図示しない既設セグメントに対し伸縮し得る図示しない推進ジャッキが円周方向へ所定間隔離間して多数本配設されると共に、掘削機本体10の後部には前記セグメントを組み立てる図示しないエレクタと後方張出台が組み付けられ、この後方張出台上に、組み立てたセグメントの真円保持を行うセグメントアジャスタが装備される。
前述した交換式のツインディスクカッタ18Aは、図2に示すように、円筒状のサドル30内に回転自在に支持されてなり、このサドル30がカッタスポーク16(面板17も同様であるが、ここではカッタスポーク16で説明する)の前壁部16aを貫通して固定された円筒状の取付台31の内周に液密にかつ前後方向へスライド(進退移動)自在に嵌合されている。図中32がシールである。
前記サドル30は、掘削時には、取付台31のフランジ部にボルト33で結合される固定板34により後方への抜け止めがなされている。また、サドル30と固定板34も複数本のボルト35で結合すると好適である。
また、前記前壁部16aの内面には、先端部が取付台31を貫通してサドル30に係合することで、ツインディスクカッタ18Aの交換時に取付台31からサドル30が抜け出さないように仮固定し得る一対のストッパ36が送りねじ機構37により進退可能に取り付けられている。
尚、図中30aはサドル30の筒壁に形成された一対の土砂抜き孔で、31aは取付台31の筒壁に前記土砂抜き孔30aに対応して形成された一対の土砂抜き孔であり、38はこれら土砂抜き孔30a,31aに対応してカッタスポーク16の前壁部16aに形成された一対の土砂抜き通路で、カッタスポーク16と面板17との隙間(開口)を介してチャンバー23内に通じている。従って、本実施例のツインディスクカッタ18Aはカッタヘッドの後側から取り付ける所謂バックローディングタイプである。
前記ツインディスクカッタ18Aの交換装置40は、図1に示すように、リング状のスペーサ41と後述するナイフゲートバルブ42とツインディスクカッタ18Aを出し入れする着脱ジャッキ43付きの交換ガイド44とからなり、これらは取付台31に対し前述した固定板34に代えてカッタスポーク16内で脱着可能になっている。つまり、ナイフゲートバルブ42はスペーサ41を貫通する複数本のボルト45により取付台31のフランジ部に取り付けられると共に、交換ガイド44も複数本のボルト46によりナイフゲートバルブ42に取り付けられるようになっている。尚、着脱ジャッキ43は油圧式のものを複数本用いることで土水圧に対して容易にサドル30を引抜き或いは挿入することができる。
前記ナイフゲートバルブ42は、図3に示すように、弁本体47に形成した円形の弁孔48を長方円形の弁体49が一対の開閉ジャッキ50の伸縮により開閉するようになっており、弁孔48が弁体49で閉じられることで、取付台31の後端開口部が閉塞され、地山側とカッタスポーク16の内部とが隔離される。尚、図中51はナイフゲートバルブ42の一対のフランジ部に形成された、前述したボルト45のボルト挿通孔で、52はナイフゲートバルブ42の作業者から見て手前側のフランジ部に形成された、前述したボルト46がねじ込まれるねじ孔である。また、開閉ジャッキ50を油圧式とすることで土水圧に対して容易に弁体48を開閉作動させられる。
このように構成されるため、土圧式シールド掘削機による掘削にあたっては、先ず、全ての推進ジャッキが縮んだ初期位置で、カッタ駆動モータ19を稼働させてカッタヘッド12を回転させる。
次に、前記状態から全て又は任意の推進ジャッキを伸ばして掘削機本体10を1ストローク推進(前進)させる。この際、推進反力は既設セグメントで受ける。そして、この推進により、カッタヘッド12に装着された多数のカッタビットやディスクカッタ18が前方の地盤を掘削する。掘削された土砂はチャンバー23からスクリューコンベヤ22等によって外部に排出される。
次に、カッタヘッド12の旋回を止めた状態で、推進ジャッキを部分的に順次縮めてエレクタ及びセグメントアジャスタによりセグメントを組み立てると共にその真円保持を行う。以降、前述した工程を繰り返して、所定長さのトンネルを掘削・形成していく。
そして、本実施例では、掘削途中で交換式のツインディスクカッタ18Aが摩耗・損耗して交換する必要が生じた時は、図示しないマンホール等の通路を介して大気圧下のカッタスポーク16内に作業者が入り込み、前述した交換装置40を用いて交換作業を行うようになっている(図1参照)。
このツインディスクカッタ18Aの交換手順を、取り外す場合に例を採って図6乃至図9で説明する。尚、取り付ける場合は、取り外す場合の逆の手順で行うことは自明であるので説明は省略する。
先ず、図6の(a)に示すように、ストッパ36を送りねじ機構37で螺進させてサドル30の取付台31からの抜け止めを図った後、図2の(a),(b)に示した固定板34を取り外す。
次に、取付台31のフランジ部にスペーサ41を介して開状態のナイフゲートバルブ42をボルト45で取り付ける。この際、ボルト45はナイフゲートバルブ42のフランジ部側からボルト挿通孔51(図3の(a)参照)を通って取付台31のフランジ部に形成されたねじ孔にねじ込まれる。
次に、ナイフゲートバルブ42の手前側のフランジ部に着脱ジャッキ43付きの交換ガイド44をボルト46で取り付ける。
次に、図6の(b)に示すように、交換ガイド44内に先ず1段目の円柱体状のスペーサ53aを挿入して複数本のボルト55でサドル30に連結し、次いで2段目の円柱体状のスペーサ53bを挿入して複数本のボルト55で1段目のスペーサ53aに連結した後、3段目の円柱体状のスペーサ53cを挿入して複数本のボルト55で2段目のスペーサ53bに連結する。尚、2段目のスペーサ53bの外周にはサドル30を引き抜く途中における止水用のシール54が装着されている。
次に、交換ガイド44のフランジ部に複数本のガイド棒57をねじ結合するなどして装着した後、これらのガイド棒57を通して交換バー58を3段目のスペーサ53cにボルト55で連結する。この交換バー58の中央部には着脱ジャッキ43の伸縮ロッド先端が連結されるブラケット59が設けられている。
次に、図7の(c)に示すように、着脱ジャッキ43の伸縮ロッド先端を交換バー58のブラケット59に連結した後、ストッパ36を解除して着脱ジャッキ43を伸長して3段目のスペーサ53cが交換ガイド44から抜け出すまでサドル30を引き込む。
次に、図7の(d)に示すように、2段目のスペーサ53bに交換ガイド44を貫通させて中間ストッパ60を適宜の手段でセットした後、交換バー58を3段目のスペーサ53cから離脱させた後、3段目のスペーサ53cを撤去する。この際、交換バー58にはボルト55を取り外す(緩める)ための作業用孔が予め形成されている。次に、着脱ジャッキ43を収縮して交換バー58を今度は2段目のスペーサ53bに装着する。
次に、図8の(e)に示すように、中間ストッパ60を解除した後、着脱ジャッキ43を伸長して2段目のスペーサ53bが交換ガイド44から抜け出すまでサドル30を引き込む。
次に、図8の(f)に示すように、1段目のスペーサ53aに交換ガイド44を貫通させて中間ストッパ60を適宜の手段でセットした後、交換バー58を2段目のスペーサ53bから離脱させた後、2段目のスペーサ53bを撤去する。次に、着脱ジャッキ43を収縮して交換バー58を今度は1段目のスペーサ53aに装着する。
次に、図9の(g)に示すように、中間ストッパ60を解除した後、着脱ジャッキ43を伸長して1段目のスペーサ53aが交換ガイド44から抜け出すまでサドル30を引き込む。この際、サドル30はナイフゲートバルブ42を通過して交換ガイド44内に位置される。次に、ナイフゲートバルブ42を閉じる。
次に、図9の(h)に示すように、交換バー58を1段目のスペーサ53aから離脱させた後、1段目のスペーサ53bを撤去する。次に、ガイド棒57及び交換バー58を交換ガイド44から取り外す。
次に、サドル30が収装された状態で交換ガイド44をナイフゲートバルブ42から取り外す。この後、交換ガイド44を適宜の場所へ搬送して当該交換ガイド44からサドル30を離脱させて摩耗・損耗した古いツインディスクカッタ18Aを破棄する。
そして、新しいツインディスクカッタ18Aを装備して予め用意しておいたサドル30を前記交換ガイド44に装着した後、当該交換ガイド44をナイフゲートバルブ42に再装着すれば、前述した逆の手順で前記サドル30をカッタスポーク16の取付台31に取り付けることができる。
このようにして本実施例によれば、ナイフゲートバルブ42を閉じることで、地山(切羽)側とカッタスポーク16の内部とが隔離されるので、前述した交換装置40を用いて大気圧下のカッタスポーク16内で作業者が安全に交換式のツインディスクカッタ18Aをサドル30毎交換することできる。
また、交換装置40のナイフゲートバルブ42や着脱ジャッキ43付きの交換ガイド44等が取付台31に脱着可能で、交換時のみ使い回し等して使用できるので、ナイフゲートバルブ42や着脱ジャッキ43付きの交換ガイド44等が固定式のように交換装置同士の干渉が無くなり、ディスクカッタ18を所要ピッチで配置することができ、ディスクカッタ18の取付数増大で掘削能力を上げられる。また、使い回し等できるので、交換装置40に掛る費用が安価で済む。
図10に示すように、交換装置40のナイフゲートバルブ42や着脱ジャッキ43付きの交換ガイド44等が脱着式であるので、ナイフゲートバルブ42を隣接するツインディスクカッタ18A(サドル30)と干渉せずに開閉作動させられ、それだけツインディスクカッタ18A間の間隔を最小にできるのである。
即ち、図11に示すように、交換装置40のナイフゲートバルブ42や着脱ジャッキ43付きの交換ガイド44等が固定式で、ナイフゲートバルブ42をカッタヘッド12の半径方向に開閉するように取り付けた場合は、ツインディスクカッタ18Aの取付ピッチPが増大し(図11の(a)参照)、また、ナイフゲートバルブ42をカッタヘッド12の周方向に開閉するように取り付けた場合は、カッタスポーク16のスポーク幅Wが拡がるという不具合があるのである。
また、本実施例では、ナイフゲートバルブ42を取付台31にボルト45で脱着する際に、ナイフゲートバルブ42の後方からその弁体49を開いた状態でボルト挿通孔51を利用して取付け・取外しできるようにしたので、ナイフゲートバルブ42の前方からの取付け・取外しスペースが不要で、それだけ交換装置40の取付け・取外しスペースの縮小が図れる。
また、サドル30をスペーサ41、ナイフゲートバルブ42及び交換ガイド44をスライドさせて交換する際に、3段からなるスペーサ53a〜53cを用い3回の工程に分けてスペーサ53a〜53cを出し入れすることで、着脱ジャッキ43のストロークを短くしたので、それだけ交換装置40の取付け・取外しスペースの縮小が図れる。
また、スペーサ53a〜53cの最後段に位置するものと着脱ジャッキ43の伸縮ロッド先端との間に交換バー58が着脱自在に介装され、該交換バー58は交換ガイド44に着脱自在に取り付けられる複数本のガイド棒57に案内されるので、サドル30及びスペーサ53a〜53cを円滑にスライド(進退移動)させられる。
また、ツインディスクカッタ18Aを交換するのにあたって、固定板34を取付台31に対し取付け・取外しする際に、ストッパ36でサドル30を取付台31へ仮固定するようにしたので、サドル30が土水圧により取付台31から抜け出すことが未然に回避される。
また、カッタヘッド12の中間部における交換式のツインディスクカッタ18Aをカッタスポーク16上に配置し、周辺部の交換式のツインディスクカッタ18Aを面板17上に配置したので、所要ピッチで配置した全てのツインディスクカッタ18Aを本交換装置40を用いて交換することができる。
図12は本発明の実施例2を示すカッタスポークの横断面図で、同図(a)はディスクカッタの掘削時の取付状態図、同図(b)はディスクカッタの交換時の取付状態図である。
これは、本ディスクカッタ交換装置を、実施例1のバックローディングタイプのツインディスクカッタ18Aに代えて、ディスクカッタをカッタヘッドの前側から取り付ける所謂フロントローディングタイプのツインディスクカッタ18Aに適用した例である。
例えば、図示のように、カッタスポーク16の前壁部16aに浅凹部16bが長手方向に延びて形成され、この浅凹部16b内に位置して、交換式のツインディスクカッタ18Aが土砂ガイド61を介して取り付けられる。
具体的には、ツインディスクカッタ18Aの有頂短筒状のサドル30が、カッタスポーク16の前壁部16aに固設された円筒状の取付台31に、前後方向へ移動可能に挿入されて、固定板34で固定される(図12の(a)参照)。つまり、固定板34と取付台31がボルト33で結合されると共に、固定板34とサドル30もボルト33で固定されるのである。尚、土砂ガイド61はツインディスクカッタ18Aの回転方向両側に位置して複数枚ずつ(図示例では3枚ずつ)配置される。
従って、掘削時は、ツインディスクカッタ18Aで掘削された土砂は、カッタスポーク16(カッタ取付面)における浅凹部16b内の逃げ空間を通してチャンバー23(図4参照)内に取り込まれる。
そして、このツインディスクカッタ18Aは、ストッパ36やナイフゲートバルブ42を含む交換装置40を用いて、大気圧下のカッタスポーク16内で作業者により交換される。尚、交換装置40は実施例1における交換装置40と同様なので、その構造及び作用は実施例1を参照してここでは重複する説明は省略する。
この実施例においても、実施例1と同様の作用効果が得られる。
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、着脱ジャッキ43の本数やスペーサ53a〜53cの個数変更及び交換式ディスクカッタの枚数変更等各種変更が可能であることはいうまでもない。
本発明に係るトンネル掘削機は、土圧式シールド掘削機に限らず、泥土圧や泥水式のシールド掘削機或いはトンネルボーリングマシーン(TBM)等にも適用することができる。
10 掘削機本体
11 バルクヘッド
12 カッタヘッド
13 中間ビーム
14 中間リング
15 リングギア付きベアリング
16 カッタスポーク
16a 前壁部
16b 浅凹部
17 面板
18 ディスクカッタ
18A 交換式のツインディスクカッタ
18B 固定式のツインディスクカッタ
18C 固定式のシングルディスクカッタ
19 カッタ駆動モータ
20 駆動ギア
21 ロータリジョイント
22 スクリューコンベヤ
23 チャンバー
30 サドル
30a 土砂抜き孔
31 取付台
31a 土砂抜き孔
32 シール
33 ボルト
34 固定板
35 ボルト
36 ストッパ
37 送りねじ機構
38 土砂抜き通路
40 交換装置
41 スペーサ
42 ナイフゲートバルブ
43 着脱ジャッキ
44 交換ガイド
45 ボルト
46 ボルト
47 弁本体
48 弁孔
49 弁体
50 開閉ジャッキ
51 ボルト挿通孔
52 ねじ孔
53a〜53c スペーサ
54 シール
55 ボルト
57 ガイド棒
58 交換バー
59 ブラケット
60 中間ストッパ
61 土砂ガイド
P 取付ピッチ
W スポーク幅

Claims (7)

  1. ディスクカッタを回転自在に支持するサドルを取付台に固定板を介して装着してなるカッタヘッドにおいて、
    前記ディスクカッタをサドル毎カッタヘッド後方の大気圧下の構造体内で交換し得る交換装置を設けると共に、
    前記交換装置は、前記取付台の後端開口部に前記固定板に代えて着脱自在に連接されるナイフゲートバルブと、該ナイフゲートバルブの後部に着脱自在に連接されて前記サドルの前記取付台に対する進退移動を案内する交換ガイドと、該交換ガイドに装着されて前記サドルを進退移動させる着脱ジャッキとを備え
    前記交換装置は、前記サドルを前記ナイフゲートバルブ及び交換ガイドをスライドさせて交換する際に、複数段からなるスペーサを用い複数回の工程に分けてスペーサを出し入れするよう構成されている、
    ことを特徴とするカッタヘッドのディスクカッタ交換装置。
  2. 前記交換装置は、前記固定板を前記取付台に対し取付け・取外しする際に、前記サドルを取付台に仮固定するストッパを備えた、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカッタヘッドのディスクカッタ交換装置。
  3. 前記交換装置は、前記ナイフゲートバルブを前記取付台にボルトで脱着する際に、ナイフゲートバルブの後方からその弁体を開いた状態でボルト挿通孔を利用して取付け・取外しが可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のカッタヘッドのディスクカッタ交換装置。
  4. 最後段に位置する前記スペーサと前記着脱ジャッキの伸縮ロッド先端との間に交換バーが着脱自在に介装され、該交換バーは前記交換ガイドに着脱自在に取り付けられる複数本のガイド棒に案内される、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のカッタヘッドのディスクカッタ交換装置。
  5. 前記ディスクカッタはカッタヘッドの後側から取り付ける所謂バックローディングタイプであり、掘削土砂はカッタヘッドの前壁部に形成した土砂抜き通路を通してチャンバー内に取り込まれる、
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のカッタヘッドのディスクカッタ交換装置。
  6. 前記ディスクカッタはカッタヘッドの前側から取り付ける所謂フロントローディングタイプであり、掘削土砂はカッタヘッドのカッタ取付面に形成した逃げ空間を通してチャンバー内に取り込まれる、
    ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のカッタヘッドのディスクカッタ交換装置。
  7. カッタヘッドの中間部におけるディスクカッタをカッタスポーク上に配置し、周辺部のディスクカッタを面板上に配置してなるカッタヘッドに、前記請求項1乃至のいずれか一つに記載の交換装置を用いてディスクカッタを交換する、
    ことを特徴とするカッタヘッドのディスクカッタ交換方法。
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