JP5836369B2 - サイクロトロン、加速された荷電粒子のビームを発生させる方法及びその使用 - Google Patents
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Description
−サイクロトロンの中心軸に対して垂直な中間平面に対して対称的に位置し、荷電粒子の円運動のために提供されるギャップによって離隔される上部磁極及び下部磁極を含む電磁石であって、この磁極のそれぞれが通常「丘」と呼ばれる狭いギャップを有する領域と通常「谷」と呼ばれる広いギャップを有する領域とが交互になるように配置された複数の区画を含む電磁石;
−前述の磁気回路を閉じるための磁束の帰還;
−磁極間のギャップ内に、本質的に一定な主誘導場を発生させる主誘導コイルを、本質的に含む。
B0はサイクロトロンの中心における磁場であり;
qは粒子の電荷であり;
miは静止質量であり;
cは光速である。
−丘の基部を形成する中間平面から離れた第1の部分;
−その周囲を修正コイルで特定の分布で巻かれた磁極を形成する第2の中心部、及び;
−中間平面に最も近く、修正コイルを遮蔽するための平板である第3の部分を含む。
−前記サイクロトロンの中心軸に対して垂直な中間平面に対して対称的に位置し、前記荷電粒子の円運動のために提供されるギャップによって離隔される2つの磁極、好適には上部磁極及び下部磁極を含む電磁石であって、前記磁極のそれぞれが「丘」と呼ばれる狭いギャップを有する領域と「谷」と呼ばれる広いギャップを有する領域とが交互になるように配置された複数の区画を含む電磁石;
−前記磁極の間の前記ギャップ内に、本質的に一定な主誘導場を発生させる主誘導コイル;及び
−加速される粒子の「電荷対質量」比に従って磁場プロファイルを変更する手段であって、前記谷の1つの中に存在し、前記サイクロトロンの中心近傍の領域から周辺部へ半径方向に延設する強磁性体部を含み、前記強磁性体部が、前記谷の底部と共に磁気回路を形成し、前記第1の電荷対質量比(q/m)を有する前記第1のビームの粒子を加速するための十分に大きな付加的磁場を生成する手段;を含み、
−前記強磁性体部の周囲に配置され、前記強磁性体部内に前記主誘導コイルによって誘導される磁場と反対の磁場を誘導することができ、前記第2の電荷対質量比(q/m)’を有する前記第2のビームの粒子を加速する前記強磁性体部によって提供される前記付加的磁場の寄与を減少させる2次誘導コイルを特徴とするサイクロトロンに関する。
−前記サイクロトロンの中央から周辺部に延設し、ギャップを形成する第1の部分及び;
−前記第1の部分を支持する強磁性体材料からなる柱を含む第2の部分を含む。
−谷の底部に位置し、前記強磁性体部または前記柱の全体を通過させる開口部;及び
−前記第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子を加速させたい場合に前記強磁性体部を前記中間平面から取り除くことができ、または前記第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子を加速させたい場合に前記強磁性体部を前記中間平面に近接させることができる機械的デバイスを特徴とする。
−前記請求項のいずれか一項に記載のサイクロトロンが、加速された荷電粒子の前記ビームを発生させるのに使用され;及び
−加速される粒子の前記「電荷対質量」比に従って、前記2次誘導コイルにおいて電流強度が調節されまたは調整されることを特徴とする。
−第1の「電荷対質量」比(q/m)によって規定される加速された荷電粒子の第1のビームが、前記2次誘導コイルにどのような電流も印加することなく前記サイクロトロンによって発生され;及び/または
−第2の「電荷対質量」比(q/m)’によって規定される加速された荷電粒子の第2のビームが、前記2次誘導コイルに電流を印加して前記主誘導場と反対の磁場を誘導することによって前記サイクロトロンによって発生され、前記第1の電荷対質量比(q/m)が、前記第2の電荷対質量比(q/m)’よりも大きいことを特徴とする。
−前記第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子の第1のビームの加速から、前記第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子の第2のビームの加速へ切り替える場合に、電流が、前記2次誘導コイルに印加されて前記主誘導場と反対の磁場を誘導することを特徴とする。
−前記第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子の第2のビームの加速から前記「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子の第1のビームの加速へ切り替える場合に、前記2次誘導コイルへの電流の通過を遮断することが提供されることを特徴とする。
−2つの磁極、上部磁極及び下部磁極を備え、これらの磁極がサイクロトロンの中心軸12に対して垂直な中間平面13に対して対称的に位置し、荷電粒子の円運動のために提供されるギャップ14によって離隔され、これらの磁極のそれぞれが「丘」5と呼ばれる狭いギャップを有する領域と「谷」4と呼ばれる広いギャップを有する領域とが交互に配置されるように位置する複数の区画を含む電磁石;
−この磁気回路を閉じるための磁束帰還7;
−これらの磁極間のギャップ14内の本質的に一定な主誘導場を発生させる主誘導コイル6及び;
−加速される粒子の種類のq/m比に従って磁場プロファイルを変更する手段を含む磁気回路を含む。
−一般に軟鉄からなり、前述の谷4の1つの中に位置し、サイクロトロンの中央に近接した領域からサイクロトロンの周辺部まで延設する強磁性体部2であって、この強磁性体部2が、「電荷対質量」比(q/m)である粒子を加速するための十分大きな付加的磁場を発生させるように、前述の谷の底部と共に磁気回路を形成する強磁性体部2;及び
−「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子を加速できるように、この強磁性体部2によって提供される付加的磁場の寄与を減少させることができる手段を含むことを特徴とする。
−サイクロトロンの中央部から周辺部へ延設し、ギャップを形成する第1の部分及び;
−磁束帰還7に接続され前述の第1の部分を支持する強磁性体の柱3を含む第2の部分を含んでもよい。
−谷の底部に位置し、前述の強磁性体部2または前述の柱3の全体の通過を可能とする開口部15及び;
−「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子を加速したい場合には前述の強磁性体部2を中間平面から除去することができ、または「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子を加速したい場合には前述の強磁性体部2を中間平面に近づけるように移動させることができる機械的デバイス16を含む。
−サイクロトロンの中央部から周辺部まで延設し、ギャップを形成する第1の部分及び;
−磁束帰還7に接続され前述の第1の部分を支持する強磁性体の柱3を含む第2の部分を含み、前述の2次誘導コイル1が、この柱3を取り囲み、前述の主誘導コイル6と平行に配置される。
−このサイクロトロンの中央部から周辺部へ延設し、ギャップを形成する第1の部分及び;
−強磁性体材料で形成され前述の第1の部分を支持する柱を含む第2の部分を含む。
−谷の底部に位置し、前述の強磁性体部または前述の柱の全体を通過させることができる開口部;
−第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子を加速したい場合にはこの強磁性体部を中間平面から除去することができ、第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子を加速したい場合にはこの強磁性体部を中間平面に近づけるように移動させることができる機械的デバイスを含む。
−前述の主誘導コイルに対して平行に前述の強磁性体部の周囲に配置され、前述の強磁性体部内に誘導される磁場と反対の磁場を誘導する電流を、前述の主コイルを通して通過させることができる電力供給手段に接続される2次誘導コイルを含む。
−2つの磁極、上部磁極及び下部磁極を含み、この磁極が、サイクロトロンの中心軸に対して垂直な中間平面に対して対称に配置され、荷電粒子の円運動のために提供されるギャップによって離隔され、この磁極のそれぞれが、「丘」と呼ばれる狭いキャップを有する領域と「谷」と呼ばれる広いギャップを有する領域とが交互になるように配置された複数の区画を含み、中間平面内で前述のビームの焦点を確実に合わせなおす電磁石;
−前述の磁気回路を閉じるための磁束帰還;
−前述の磁極間のギャップ内に、本質的に一定な主誘導場を発生させる主誘導コイル;
−加速される粒子の種類の比q/mに従って磁場プロファイルを修正する手段;を含み、磁場のプロファイルを修正する手段が、
−前述の谷の1つに含まれサイクロトロンの中央部に近い領域から周辺部まで半径方向に延設する強磁性体部であって、第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する第1のビームの加速粒子のための十分大きな付加的磁場を発生させるように前述の谷の底部と共に磁気回路を形成する強磁性体部及び;
−第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する第2のビームの粒子を加速できるように、前述の強誘電体部によって提供される付加的磁場の寄与を減少させることができる手段を含んで提供されることを特徴とする。
−このサイクロトロンの中央から周辺部へ延設し、ギャップを形成する第1の部分及び;
−強磁性体材料からなり、前述の第1の部分を支持する柱を含む第2の部分を含む。
−谷の底部に位置し、この強磁性体部または前述の柱の全体を通過させることができる開口部及び;
−第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子を加速したい場合にはこの強磁性体部を中間平面から除去することができ、第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子を加速したい場合にはこの強磁性体部を中央平面に近づけるように移動させることができる機械的手段を含む。
−前述の主誘導コイルに対して平行に、前述の強磁性体部の周囲に位置し、前述の主コイルを通して、前述の強誘電体部内に誘導される磁場と反対の磁場を誘導する電流を有することを可能にする電力供給手段に接続される2次誘導コイルが提供される。
本発明に従う等時性サイクロトロンにおいて、「電荷対質量」比q/mを有し、加速される例えば陽子(q/m=1)または重陽子(q/m=1/2)のような粒子の種類を選択することが可能になり、その他の粒子もまた加速されうる。70MeVのエネルギーまで陽子を加速することができる等時性サイクロトロンの限定的でない場合において、2つの対向する谷における前述の強磁性体部2の位置は、前述の主誘導コイル6によって誘導された磁場の磁束線に影響を与え、陽子を加速するために必要な等時性磁場を得ることができる付加的磁場を提供する。この同じサイクロトロンで1/2に等しい「電荷対質量」比を有する重陽子またはその他の粒子を35MeVのエネルギーまで加速したい場合、図1に示すような等時性磁場プロファイルを得るために磁場のプロファイルを変更しなければならない。従って、前述の強磁性体部2によって提供される付加的な磁場は、そのため減少されなければならない。このことは、重陽子または1/2に等しい「電荷対質量」比を有する粒子を加速させるのに必要な等時性磁場を得ることができるように、前述の2次誘導コイル1に前述の主誘導コイル6によって誘導される主磁場と反対の磁場を発生させる反対電流を印加することによって達成されてもよい。1及び1/2であるこれらの「電荷対質量」比は、本発明を限定するものではなく、その他の「電荷対質量」比を考えてもよい。
2 金属部
3 柱
4 谷
5 丘
6 主誘導コイル
7 磁束帰還
9 ポンプ用の穴
11 電力供給手段
12 中央導管
13 中間平面
14 ギャップ
15 開口部
16 機械的手段
Claims (13)
- 第一の「電荷対質量」比(q/m)で規定される加速された荷電粒子の第1のビームまたは前記第1の「電荷対質量」比(q/m)よりも小さな第2の「電荷対質量」比(q/m)’によって規定される加速された荷電粒子の第2のビームを発生させることができるサイクロトロンであって、
−前記サイクロトロンの中心軸(12)に対して垂直な中間平面(13)に対して対称的に位置し、前記荷電粒子の円運動のために提供されるギャップ(14)によって離隔される2つの磁極を含む電磁石であって、前記磁極のそれぞれが「丘」(5)と呼ばれる狭いギャップを有する領域と「谷」(4)と呼ばれる広いギャップを有する領域とが交互になるように配置された複数の区画を含む電磁石;
−前記磁極の間の前記ギャップ(14)内に、本質的に一定な主誘導場を発生させる主誘導コイル(6);及び
−加速される粒子の「電荷対質量」比に従って磁場プロファイルを変更する手段であって、前記谷(4)の1つの中に存在し、前記サイクロトロンの中央部に近い領域から周辺部へ半径方向に延設する強磁性体部(2)を含み、前記強磁性体部(2)が、前記谷の底部と共に磁気回路を形成し、前記第1の電荷対質量比(q/m)を有する前記第1のビームの粒子を加速するための十分に大きな付加的磁場を生成する手段;を含み、
−前記強磁性体部(2)の周囲に配置され、前記強磁性体部内に前記主誘導コイル(6)によって誘導される磁場と反対の磁場を誘導することができ、前記第2の電荷対質量比(q/m)’を有する前記第2のビームの粒子を加速する前記強磁性体部(2)によって提供される前記付加的磁場の寄与を減少させる2次誘導コイル(1)を特徴とする、サイクロトロン。 - 前記2次誘導コイル(1)が、前記強磁性体部(2)の周囲に、前記2次誘導コイルの巻線が前記主誘導コイル(6)の巻線に対して平行となるように配置される、請求項1に記載のサイクロトロン。
- 前記強磁性体部(2)が、
−前記サイクロトロンの中央から周辺部に延設する第1の部分であって、ギャップが、前記第1の部分と前記強磁性体部が存在する前記谷の底部との間に形成される、第1の部分及び;
−前記第1の部分を支持する強磁性体材料からなる柱(3)を含む第2の部分を含む、請求項1または2に記載のサイクロトロン。 - 前記2次誘導コイル(1)が、前記柱(3)を取り囲む、請求項3に記載のサイクロトロン。
- 2つの対向する前記谷(4)内に位置する磁場プロファイルを変更する手段を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のサイクロトロン。
- −谷の底部に位置し、前記強磁性体部(2)の全体を通過させる開口部(15);及び
−前記第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子を加速させたい場合に前記強磁性体部を前記中間平面から取り除くことができ、または前記第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子を加速させたい場合に前記強磁性体部(2)を前記中間平面(13)に近接させることができる機械的デバイス(16)を特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のサイクロトロン。 - −請求項1から6のいずれか一項に記載のサイクロトロンが、加速された荷電粒子の前記ビームを発生させるのに使用され;及び
−加速される粒子の前記「電荷対質量」比に従って、前記2次誘導コイル(1)において電流強度が調節されまたは調整されることを特徴とする、加速された荷電粒子のビームを発生させる方法。 - −第1の「電荷対質量」比(q/m)によって規定される加速された荷電粒子の第1のビームが、前記2次誘導コイル(1)にどのような電流も印加することなく前記サイクロトロンによって発生され;及び/または
−第2の「電荷対質量」比(q/m)’によって規定される加速された荷電粒子の第2のビームが、前記2次誘導コイル(1)に電流を印加して前記主誘導場と反対の磁場を誘導することによって前記サイクロトロンによって発生され、前記第1の電荷対質量比(q/m)が、前記第2の電荷対質量比(q/m)’よりも大きいことを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - −前記第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子の第1のビームの加速から、前記第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子の第2のビームの加速へ切り替える場合に、電流が、前記2次誘導コイル(1)に印加されて前記主誘導場と反対の磁場を誘導することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- −前記第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子の第2のビームの加速から前記「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子の第1のビームの加速へ切り替える場合に、前記2次誘導コイル(1)への電流の通過を遮断することが提供されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 粒子のビームが、放射性同位体の前駆体を含むターゲット上に加速されることを特徴とする、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
- 放射性同位体を製造するための、請求項1から6のいずれか一項に記載のサイクロトロンの使用または請求項7から11のいずれか一項に記載の方法の使用。
- −谷の底部に位置し、前記柱(3)を通過させる開口部(15);及び
−前記第2の「電荷対質量」比(q/m)’を有する粒子を加速させたい場合に前記強磁性体部を前記中間平面から取り除くことができ、または前記第1の「電荷対質量」比(q/m)を有する粒子を加速させたい場合に前記強磁性体部(2)を前記中間平面(13)に近接させることができる機械的デバイス(16)を特徴とする、請求項3または4に記載のサイクロトロン。
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