JP5823782B2 - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents
液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5823782B2 JP5823782B2 JP2011196345A JP2011196345A JP5823782B2 JP 5823782 B2 JP5823782 B2 JP 5823782B2 JP 2011196345 A JP2011196345 A JP 2011196345A JP 2011196345 A JP2011196345 A JP 2011196345A JP 5823782 B2 JP5823782 B2 JP 5823782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- chamber
- region
- filter plate
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
図1は、本発明の第一実施形態に係る液体噴射ヘッドの基本的な構成を表す概念図である。液体噴射ヘッド1は、液滴を吐出する吐出ヘッド3と、吐出ヘッド3に流路部9を介して液体を供給するフィルターユニット2を備えている。フィルターユニット2は、液体を流入する流入口7が開口する第一室4と、液体を流出する流出口8が開口する第二室5と、第一室4と第二室5を仕切るフィルター板6を備えている。そして、第二室5は、第一室4に滞留した残留物を、フィルター板6を介して吸引する吸引領域Rを有する。
図2は、本発明の第二実施形態に係る液体噴射ヘッド1を構成するフィルターユニット2を説明するための図であり、流路部9及び吐出ヘッド3は省略した。なお、フィルターユニット2の構造は第一実施形態と同様である。
図3は、本発明の第三実施形態に係る液体噴射ヘッド1を構成するフィルターユニット2を説明するための図である。図2(a)に示す第二実施形態と異なる部分は、第一室4の滞留領域Dが当該滞留領域D以外の領域の深さよりも浅いことである。その他の点は図2(a)に示す第二実施形態と同様なので、以下異なる点について説明し、同一の部分は説明を省略する。
図4は、本発明の第四実施形態に係る液体噴射ヘッド1を構成するフィルターユニット2を説明するための図である。本実施形態においてはフィルター板6が第二室5側に突出する形状を備えている。
図5〜図7は、本発明の第五実施形態に係る液体噴射ヘッド1を及びフィルターユニット2を説明するための図である。図5が液体噴射ヘッド1の外観図であり、図6がフィルターユニット2の閉塞部材11を取り除いて凹部10を開口側からみた平面模式図であり、図7がフィルターユニット2の部分AAの縦断面模式図である。以下、同一の部分または同一の機能を有する部分には同一の符号を付した。
図8は、本発明の第六実施形態に係る液体噴射ヘッド1を構成するフィルターユニット2の縦断面模式図である。第五実施形態と異なる点は、第一室4が基体20の凹部10の開口側に、第二室5が凹部10の底面側に設置される点である。
図9は、本発明の第七実施形態に係る液体噴射ヘッド1に使用するフィルターユニット2の縦断面模式図である。第五実施形態と異なる部分は、フィルターユニット2に液体の圧力緩衝機能を付加した点である。以下、第五実施形態と異なる部分について説明し、同一の部分については説明を省略する。
図10は本発明の第八実施形態に係る液体噴射装置30の模式的な斜視図である。液体噴射装置30は、液体噴射ヘッド1、1’を往復移動させる移動機構40と、液体噴射ヘッド1、1’に液体を供給する流路部35、35’と、流路部35、35’に液体を供給する液体ポンプ33、33’及び液体タンク34、34’を備えている。各液体噴射ヘッド1、1’は複数の吐出溝を備え、各吐出溝に連通するノズルから液滴を吐出する。液体噴射ヘッド1、1’は既に説明した第一〜第七実施形態のいずれかを使用する。
2 フィルターユニット
3 吐出ヘッド
4 第一室
5 第二室
6 フィルター板
7 流入口
8 流出口
9 流路部
10 凹部
11 閉塞部材
18 残留物
R 吸引領域
D 滞留領域
Claims (14)
- 液体を流入する流入口が開口する第一室と、
液体を流出する流出口が開口する第二室と、
前記第一室と前記第二室を仕切るフィルター板と、を有するフィルターユニットと、
前記流出口から流出する液体を吐出する吐出ヘッドと、を備え、
前記第二室は、前記第一室に滞留した残留物を前記フィルター板を介して吸引する吸引領域を有し、
前記フィルター板は、前記吸引領域において前記第二室側に突出する第一凸部を有する液体噴射ヘッド。 - 前記吸引領域は、前記残留物を前記第二室に発生する液体流に基づくベンチュリ効果により吸引する請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記フィルター板の板面に垂直な方向を前記第二室の深さ方向として、前記吸引領域は、前記流出口の近傍に位置し、前記吸引領域の外側の領域よりも深さの浅い領域からなる請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記第一室の残留物が滞留する領域を滞留領域として、前記滞留領域は前記フィルター板を挟んで前記吸引領域に対面する請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記滞留領域は、前記第一室の重力に対して最上位又は最下位となる領域である請求項4に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記フィルター板の板面に垂直な方向を前記第一室の深さ方向として、前記第一室は前記滞留領域の深さが前記滞留領域以外の領域の深さよりも浅い請求項4又は5に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記フィルターユニットは凹部が形成される基体と前記凹部の開口端を閉塞する閉塞部材を含み、
前記フィルター板は前記凹部の底面と略平行に設置され、
前記第一室は前記凹部の底面と側面と前記フィルター板に囲まれる領域から成り、
前記第二室は前記フィルター板と前記凹部の側面と前記閉塞部材に囲まれる領域から成る請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記閉塞部材は、前記吸引領域において前記凹部の底面側に突出する第一突出部を有する請求項7に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記フィルターユニットは凹部が形成される基体と前記凹部の開口端を閉塞する閉塞部材を含み、
前記フィルター板は前記凹部の底面と略平行に設置され、
前記第二室は前記凹部の底面と側面と前記フィルター板に囲まれる領域から成り、
前記第一室は前記フィルター板と前記凹部の側面と前記閉塞部材に囲まれる領域から成る請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記凹部の底面は、前記吸引領域において前記凹部の開口端側に突出する第二突出部を有する請求項9に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記凹部は、重力に対して上位の上辺と下位の下辺を有し、前記吸引領域は前記上辺の重力対して最上位の位置に近接する請求項7〜10のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記フィルターユニットは、前記流入口に連通する流入接続部と前記流出口に連通する流出接続部を更に備え、
前記流入接続部が前記基体の上部に、前記流出接続部が前記基体の下部に設置されている請求項7〜11のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。 - 前記閉塞部材は可撓性膜から成る請求項7〜12のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッド。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載の液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドを往復移動させる移動機構と、
前記液体噴射ヘッドに液体を供給する液体供給管と、
前記液体供給管に前記液体を供給する液体タンクと、を備える液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011196345A JP5823782B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011196345A JP5823782B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013056480A JP2013056480A (ja) | 2013-03-28 |
JP5823782B2 true JP5823782B2 (ja) | 2015-11-25 |
Family
ID=48132800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011196345A Expired - Fee Related JP5823782B2 (ja) | 2011-09-08 | 2011-09-08 | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5823782B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6263879B2 (ja) * | 2013-07-09 | 2018-01-24 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置 |
CN108724940B (zh) | 2017-04-17 | 2020-12-15 | 精工爱普生株式会社 | 流道部件及液体喷出装置 |
JP6992294B2 (ja) | 2017-07-11 | 2022-01-13 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出ヘッドおよびフィルターユニット |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2992754B2 (ja) * | 1986-05-01 | 1999-12-20 | セイコーエプソン株式会社 | インクジエツトプリンター |
JPH04151258A (ja) * | 1990-10-15 | 1992-05-25 | Seikosha Co Ltd | インク残量検出装置 |
JPH0544539U (ja) * | 1991-11-20 | 1993-06-15 | セイコー電子工業株式会社 | インクジエツト記録装置 |
JP3267457B2 (ja) * | 1994-11-30 | 2002-03-18 | キヤノン株式会社 | インクジェット装置及び該装置に用いられるインク供給装置 |
JPH0994978A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Brother Ind Ltd | インク供給源とインクジェットヘッドとの連結装置 |
JP2006248164A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | インク用濾過装置 |
JP2007152755A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
KR101168989B1 (ko) * | 2007-05-04 | 2012-07-27 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 프린터의 기포제거장치 및 그 장치를 이용한기포제거방법 |
JP2009056445A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-19 | Sharp Corp | フィルタユニット |
JP2010082893A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
JP2011148101A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Ricoh Co Ltd | 液体収容タンク、液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置 |
-
2011
- 2011-09-08 JP JP2011196345A patent/JP5823782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013056480A (ja) | 2013-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5975659B2 (ja) | フィルターユニット、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6684068B2 (ja) | 液体噴射ヘッド、及び液体噴射装置 | |
US8480214B2 (en) | Liquid jetting head unit and image forming apparatus | |
US8608279B2 (en) | Liquid jetting apparatus and cap member | |
US7661803B2 (en) | Inkjet printhead with controlled de-prime | |
US20070206075A1 (en) | Ink reservoir with automatic air vent | |
JP4882461B2 (ja) | フィルター装置及び液滴吐出装置 | |
JP5882005B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6735591B2 (ja) | インク循環装置、インクジェット記録装置 | |
JP5935264B2 (ja) | フィルターユニット、液体噴射装置、及び、気泡除去方法 | |
JP2013067111A (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP5823782B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2008201023A (ja) | ヘッドチップ、インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 | |
US20120187221A1 (en) | Liquid jet head, liquid jet apparatus, and method of manufacturing the liquid jet head | |
JP2014151539A (ja) | 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 | |
JP5402425B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6550717B2 (ja) | 流路開閉装置及び液体噴射装置 | |
JP2005014566A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6475122B2 (ja) | インクジェットプリンター | |
JP2013067112A (ja) | 圧力緩衝器、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP2005271546A5 (ja) | ||
JP2008055699A (ja) | フィルター装置、及び液滴吐出装置 | |
JP7014863B2 (ja) | インク循環装置、インクジェット記録装置 | |
JP5012359B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP6054609B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよび液体吐出記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151008 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5823782 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |