JP5815229B2 - ナノ繊維製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ナノ繊維製造装置に関する。
従来、長尺シートの搬送方向に沿って直列に配列された複数の電界紡糸装置を備え、電界紡糸装置のノズルブロックを往復運動させながら電界紡糸を行うことによりナノ繊維を製造するナノ繊維製造装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図8は、従来のナノ繊維製造装置900を説明するために示す図である。図8(a)はナノ繊維製造装置900の側面図であり、図8(b)はナノ繊維製造装置900を図8(a)の矢印A3方向に沿って見たときの図であり、図8(c)はナノ繊維製造装置900の上面図である。
従来のナノ繊維製造装置900は、図8に示すように、長尺シートを所定の搬送方向aに沿って搬送する搬送装置と、搬送方向aに沿って直列に配列された複数の電界紡糸装置920a,920bとを備え、複数の電界紡糸装置の各々が、コレクター940a,940bと、コレクター940a,940bに対向する位置に位置し、ポリマー溶液を吐出する複数のノズル932a,932bが所定の配列ピッチで2次元的に配置されたノズルブロック930a,930b、コレクター940a,940bとノズルブロック930a,930bとの間に高電圧を印加する電源装置(図示せず。)を備える。そして、従来のナノ繊維製造装置900においては、図8(b)に示すように、長尺シートWの幅方向bに沿ってノズルブロック930a,930bを往復運動させながら電界紡糸を行うことによりナノ繊維を製造する。
従来のナノ繊維製造装置900によれば、長尺シートWの幅方向bに沿ってノズルブロック930a,930bを往復運動させながら電界紡糸を行うことによりナノ繊維を製造するため、長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量を均一化することができる。
特開2010−31426号公報
しかしながら、本発明の発明者の研究の結果、ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチと、長尺シートの搬送速度と、ノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たす場合には、長尺シートWの幅方向bに沿ってノズルブロックを往復運動させながら電界紡糸を行ったとしても、長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量がそれ程均一化されない場合があることがわかった。このような場合としては、長尺シートに描くノズルの投影軌跡が、搬送方向に並ぶ複数のノズル間でたまたま重なってしまうような場合がある(後述する図6(a)参照。)。
そこで、本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量を常に均一化することが可能なナノ繊維製造装置を提供することを目的とする。
[1]本発明のナノ繊維製造装置は、長尺シートを所定の搬送方向に沿って搬送する搬送装置と、前記搬送方向に沿って直列に配列された複数の電界紡糸装置とを備え、前記複数の電界紡糸装置の各々が、コレクターと、前記コレクターに対向する位置に位置し、ポリマー溶液を吐出する複数のノズルが所定の配列ピッチで2次元的に配置されたノズルブロック、前記コレクターと前記ノズルブロックとの間に高電圧を印加する電源装置及び前記長尺シートの幅方向に沿って前記ノズルブロックを所定の往復運動周期で往復運動させる往復運動駆動部とを有するナノ繊維製造装置であって、前記往復運動駆動部の往復運動周期を前記電界紡糸装置毎に独立して制御可能な往復運動制御装置をさらに備えることを特徴とする。
本発明のナノ繊維製造装置によれば、往復運動駆動部の往復運動周期を電界紡糸装置毎に独立して制御可能な往復運動制御装置を備えるため、すべての電界紡糸装置で「ノズル配列ピッチと長尺シートの搬送速度とノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たさないようにすること」が可能となり(後述する図6(b)参照。)、その結果、長尺シートの幅方向に沿ったポリマー繊維の堆積量を常に均一化することが可能となる。
[2]本発明のナノ繊維製造装置においては、前記複数の電界紡糸装置のうち少なくとも2つの電界紡糸装置の間でノズル配列ピッチが異なることが好ましい。
このような場合には、すべての電界紡糸装置でノズル配列ピッチが同一である場合と比較して、ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチと長尺シートの搬送速度とノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たしてしまうという事態、ひいては長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量が均一化されないという事態が発生する確率が高いため、本発明の効果が特に大きい。
「ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチ」が2つの電界紡糸装置の間で異なる場合としては、2つの電界紡糸装置の間で、堆積させるナノ繊維の材質を異ならせるような場合(例えばPU及びPAN)や堆積させるナノ繊維の直径を異ならせるような場合(例えば300nm及び500nm)などがある。
[3]本発明のナノ繊維製造装置においては、前記複数の電界紡糸装置のうちすべての電界紡糸装置の間でノズル配列ピッチが同一であることも好ましい。
このように、複数の電界紡糸装置のうちすべての電界紡糸装置の間でノズル配列ピッチが同一である場合にも、長尺シートの幅方向に沿ったポリマー繊維の堆積量を常に均一化することはもちろん可能である。
[4]本発明のナノ繊維製造装置においては、前記往復運動制御装置は、各電界紡糸装置における前記ノズル配列ピッチと、前記長尺シートの搬送速度とに基づいて、各電界紡糸装置における前記往復運動駆動部の往復運動周期を制御することが好ましい。
このような構成とすることにより、「ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチと長尺シートの搬送速度とノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たしてしまう」という事態の発生を、どの電界紡糸装置においても確実に防止することができる。
ところで、ナノ繊維不織布の厚さや通気度を所定の範囲に収めるために長尺シートの搬送速度を制御する場合においては、長時間電界紡糸を行ううちに長尺シートの搬送速度が変動することがある。その結果、電界紡糸の初期には「ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチと長尺シートの搬送速度とノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たしていない」状態であったにもかかわらず電界紡糸の時間が経過するうちに「ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチと長尺シートの搬送速度とノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たしてしまう」状態になってしまう恐れもある。
しかしながら、長尺シートの搬送速度を常に考慮しながら各電界紡糸装置における往復運動駆動部の往復運動周期を制御することにすれば、「ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチと長尺シートの搬送速度とノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たしてしまう」という事態の発生をどの電界紡糸装置においても確実に防止することができ、ひいては長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量が均一化されないという事態の発生を確実に防止することができる。
[5]本発明のナノ繊維製造装置においては、前記往復運動制御装置は、前記往復運動駆動部の往復運動の往復距離を前記電界紡糸装置毎に独立して制御可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、材質の異なるナノ繊維(例えばPU及びPAN)や直径の異なるナノ繊維(例えば300nm及び500nm)を積層させるために、ノズル配列ピッチの異なる2つ以上の電界紡糸装置を用いることがあるが、このような場合であっても、ノズル配列ピッチに応じた常に最適な往復距離でもって各ノズルブロックを往復駆動することが可能となる。
[6]本発明のナノ繊維製造装置においては、前記ノズルブロックから前記コレクターに沿った方向における前記ノズルブロックの高さ位置を前記電界紡糸装置毎に独立して制御可能なノズルブロック高さ制御装置をさらに備えることが好ましい。
このような構成とすることにより、電界紡糸装置毎に最適な条件で電界紡糸を行うことが可能となる。
[7]本発明のナノ繊維製造装置においては、前記複数の電界紡糸装置における前記ノズルブロックはすべて接地されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、ノズルブロックが常に接地状態にあるため、ノズルブロックの往復運動の制御やノズルブロックの高さ位置の制御を容易に行うことができる。
本発明のナノ繊維製造装置によれば、高機能・高感性テキスタイルなどの衣料品、ヘルスケア、スキンケアなど美容関連用品、ワイピングクロス、フィルターなど産業資材、二次電池のセパレーター、コンデンサーのセパレーター、各種触媒の担体、各種センサー材料などの電子・機械材料、再生医療材料、バイオメディカル材料、医療用MEMS材料、バイオセンサー材料などの医療材料その他の幅広い用途に使用可能なナノ繊維を製造することができる。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1を説明するために示す図である。 電界紡糸装置20の断面図である。 主制御装置60の動作を説明するために示す図である。 ノズルブロック110の高さ調整をしているときの様子を示す図である。 ノズルブロック110が往復運動しているときの様子を示す図である。 長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量を均一化することができる原理を示す図である。 電界紡糸装置20aの断面図である。 従来のナノ繊維製造装置900を説明するために示す図である。
以下、本発明のナノ繊維製造装置について、図に示す実施形態に基づいて説明する。
[実施形態]
1.実施形態に係るナノ繊維製造装置
図1は、実施形態に係るナノ繊維製造装置1を説明するために示す図である。図1(a)はナノ繊維製造装置1の正面図であり、図1(b)はナノ繊維製造装置1の平面図である。なお、図1においては、ポリマー溶液供給部及びポリマー溶液回収部の図示を省略してある。また、図1(a)においては、一部の部材は断面図で示している。図2は、電界紡糸装置20の断面図である。図3は、主制御装置60の動作を説明するために示す図である。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1は、図1に示すように、長尺シートWを所定の搬送方向aに沿って搬送する搬送装置10と、搬送方向aに沿って直列に配置された複数の電界紡糸装置20と、通気度計測装置40と、「搬送装置10、電界紡糸装置20、後述する加熱装置30、通気度計測装置40、後述するVOC処理装置70、後述する活性ガス供給装置190、ポリマー供給装置及びポリマー回収装置」を制御する主制御装置60とを備える。主制御装置60は、図3に示すように、往復運動駆動部201の往復運動周期を制御する往復運動制御装置200と、ノズルブロック高さ可変部221を制御するノズルブロック高さ制御装置220を有する。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1においては、電界紡糸装置として、長尺シートWが搬送されていく所定の搬送方向aに沿って直列に配置された4台の電界紡糸装置20を備える。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1は、電界紡糸装置20と通気度計測装置40との間に配置され、ナノ繊維を堆積させた長尺シートWを加熱する加熱装置30と、長尺シートWにナノ繊維を堆積させる際に発生する揮発性成分を燃焼して除去するVOC処理装置70と、主制御装置60からの信号を受信し、異常が検出された電界紡糸装置20における電界紡糸室に不活性ガスを供給する不活性ガス供給装置190(図示せず。)とをさらに備える。
搬送装置10は、図1に示すように、長尺シートWを繰り出す繰り出しローラー11及び長尺シートWを巻き取る巻き取りローラー12並びに繰り出しローラー11と巻き取りローラー12との間に位置する補助ローラー13,18及び駆動ローラー14,15,16,17を備える。繰り出しローラー11、巻き取りローラー12及び駆動ローラー14,15,16,17は、図示しない駆動モーターにより回転駆動される構造となっている。
電界紡糸装置20は、図2に示すように、導電性を有する筐体100と、筐体100に絶縁部材152を介して取り付けられたコレクター150と、コレクター150に対向する位置に位置し、ポリマー溶液を吐出する複数のノズル112を有するノズルブロック110と、コレクター150とノズルブロック110との間に高電圧(例えば10kV〜80kV)を印加する電源装置160と、長尺シートWが搬送されるのを補助する補助ベルト装置170とを備える。電源装置160の正極は、コレクター150に接続され、電源装置160の負極は、ノズルブロック110及び筐体100に接続されている。
ノズルブロック110は、図2に示すように、複数のノズルとして、ポリマー溶液を吐出口から上向きに吐出する複数の上向きノズル112を有する。そして、ナノ繊維製造装置1は、複数の上向きノズル112の吐出口からポリマー溶液をオーバーフローさせながら複数の上向きノズル112の吐出口から所定のポリマー溶液を吐出してナノ繊維を電界紡糸するとともに、複数の上向きノズル112の吐出口からオーバーフローしたポリマー溶液を回収してナノ繊維の原料として再利用することが可能となるように構成されている。複数の上向きノズル112は、例えば、1.5cm〜6.0cmのピッチで配列されている。複数の上向きノズル112の数は、例えば、36個(縦横同数に配列した場合、6個×6個)〜21904個(縦横同数に配列した場合、148個×148個)である。また、すべてのノズルブロック110は、直接接地されているか、筐体100を介して接地されている。本発明のナノ繊維製造装置には様々な大きさ及び様々な形状を有するノズルブロックを用いることができるが、ノズルブロック110は、例えば、上面から見たときに一辺が0.5m〜3mの長方形(正方形を含む)に見える大きさ及び形状を有する。
往復運動駆動部201は、ノズルブロック110を長尺シートWの幅方向bに沿って往復運動させる。往復運動駆動部201は、偏心ピンが取り付けられ、正逆回転する往復運動用モーター204を備える。そして、往復運動用モーター204の偏心ピンを、ノズルブロック110の下面に形成された長孔に係合される。これにより、往復運動用モーター204が正逆回転するのに応じて、ノズルブロック110が往復運動する。ノズルブロック110の往復運動の往復距離は、各電界防止装置20で同一であっても、各電界防止装置20で異なってもよい。
往復運動制御装置200は、往復運動駆動部201の往復運動周期を電界紡糸装置毎に制御可能である。往復運動制御装置200は、図3に示すように、往復運動駆動部201における往復運動用モーター204を駆動制御する。往復運動制御装置200が制御する往復運動周期は、各電界紡糸装置間で同一であっても、各電界防止装置間で異なってもよい。往復運動制御装置200は、各電界紡糸装置20におけるノズル配列ピッチと、長尺シートの搬送速度とに基づいて、各電界紡糸装置20における往復運動駆動部201の往復運動周期を制御する。
ノズルブロック高さ可変部221は、基台に設置され、回転軸に雄ネジが形成されたノズルブロック高さ可変用モーター222と、往復運動駆動部201の下面に設置され、雌ねじが形成された高さ可変受座を備える。そして、ノズルブロック高さ可変用モーター222の回転軸に形成された雄ネジは、高さ可変受座に形成された雌ネジにネジ込まれている。このため、ノズルブロック高さ可変用モーター222が正逆回転するのに応じて、高さ可変受座が高さ方向cに沿って上下に移動し、ノズルブロック110も高さ方向cに沿って上下に移動する。ノズルブロック高さ可変部221は、ノズルブロック110の平面四隅付近に配置されている。
ノズルブロック高さ制御装置220は、ノズルブロック110からコレクター150に沿った方向におけるノズルブロック110の高さ位置を電界紡糸装置毎に独立して制御可能である。ノズルブロック高さ制御装置220は、図3に示すように、ノズルブロック高さ可変部221におけるノズルブロック高さ可変用モーター222を駆動制御する。
電源装置160は、コレクター150と複数のノズル112との間に高電圧を印加するとともに、電源装置160から供給される電流量を計測し、計測値を主制御装置60へ送信する。また、主制御装置60から電流供給停止信号を受信したときには電力供給を停止する。
補助ベルト装置170は、図2に示すように、長尺シートWの搬送速度に同期して回転する補助ベルト172と、補助ベルト172の回転を助ける5つの補助ベルト用ローラー174を有する。5つの補助ベルト用ローラー174のうち1つ又は2つ以上の補助ベルト用ローラー174が駆動ローラーであり、残りの補助ベルト用ローラー174が従動ローラーである。コレクター150と長尺シートWとの間に補助ベルト172が配設されているため、長尺シートWは、正の高電圧の印加されているコレクター150に引き寄せられることなくスムーズに搬送されるようになる。
電界紡糸装置20は、温度20℃〜40℃、湿度20%〜60%の雰囲気に調整された部屋に設置されている。
加熱装置30は、電界紡糸装置20と通気度計測装置40との間に配置され、ナノ繊維を堆積させた長尺シートWを加熱する。加熱温度は、長尺シートWやナノ繊維の種類によって異なるが、例えば、長尺シートWを50℃〜300℃の温度に加熱することができる。
通気度計測装置40は、図示していないが、ナノ繊維の堆積した長尺シートWの通気度を計測する通気度計測部と、通気度計測部を長尺シートWの幅方向に沿って所定の周期で往復移動させる駆動部と、駆動部及び通気度計測部の動作を制御するとともに、通気度計測部からの計測結果を受けて処理する制御部を備える。駆動部及び制御部は、本体部に配設されている。
不活性ガス供給装置190は、図示していないが、不活性ガスを供給する不活性ガスボンベと、不活性ガスを各電界紡糸室に供給する不活性ガス供給ラインと、主制御装置からの信号に応じて不活性ガスの供給制御を行う開閉バルブとを備える。
主制御装置60は、図3に示すように、搬送装置10、電界紡糸装置20、加熱装置30、通気度計測装置40、VOC処理装置70、不活性ガス制御装置190、往復運動駆動部201、ノズルブロック高さ可変部221、ポリマー供給装置及びポリマー回収装置を制御する。
VOC処理装置70は、長尺シートにナノ繊維を堆積させる際に発生する揮発性成分を燃焼して除去する。
2.実施形態に係るナノ繊維製造装置を用いたナノ繊維製造方法
以下、上記のように構成された実施形態に係るナノ繊維製造装置1を用いてナノ繊維不織布を製造する方法について説明する。
図4は、ノズルブロック110の高さ調整をしているときの様子を示す図である。図4(a)はノズルブロック110が標準高さ位置にあるときの図であり、図4(b)はノズルブロック110が最高高さ位置にあるときの図であり、図4(c)はノズルブロック110が最低高さ位置にあるときの図である。
図5は、ノズルブロック110が往復運動しているときの様子を示す図である。図5(a)はノズルブロック110が標準位置にあるときの図であり、図5(b)はノズルブロック110が右端位置にあるときの図であり、図5(c)はノズルブロック110が右端位置にあるときの図である。
まず、長尺シートWを搬送装置10にセットし、その後、長尺シートWを繰り出しローラー11から巻き取りローラー12に向けて所定の搬送速度Vで搬送させながら、各電界紡糸装置20においてノズル112から所定ポリマー溶液をコレクター150に向けて吐出させ長尺シートWにナノ繊維を順次堆積させる。その後、加熱装置30により、ナノ繊維を堆積させた長尺シートWを加熱する。これにより、ナノ繊維が堆積した長尺シートからなるナノ繊維不織布が製造される。
このとき、ノズルブロック高さ制御装置は、電界紡糸を開始する前に、図4に示すように、ノズルブロック110からコレクター150に沿った方向におけるノズルブロック110の高さ位置を電界紡糸装置毎に独立して制御する。ノズルブロック110の高さ位置は、各電界紡糸装置20の紡糸条件、ポリマー溶液の種類、ナノ繊維の平均直径、ナノ繊維不織布の厚さ、通気度などを考慮して決定することができる。これにより、ノズルブロック110とコレクター150との距離が最適に設定された状態の下で電界紡糸を行うことができる。
また、往復運動制御装置200は、電界紡糸を開始した後、図5に示すように、往復運動駆動部202の往復運動周期を電界紡糸装置毎に独立して制御する。往復運動駆動部202の往復運動周期は、各電界紡糸装置におけるノズル配列ピッチと、長尺シートの搬送速度とに基づいて制御することができる。これにより、長尺シートWの幅方向cに沿ったポリマー繊維の堆積量を均一化することが可能となる。
図6は、長尺シートWの幅方向cに沿ったポリマー繊維の堆積量を均一化することができる原理を示す図である。図6(a)は「ノズルブロック110におけるノズル配列ピッチと、長尺シートWの搬送速度と、ノズルブロック110の往復運動周期とがある特定の関係を満たす場合」におけるノズルの軌跡を示す図である。図6(b)は「ノズルブロック110におけるノズル配列ピッチと、長尺シートWの搬送速度と、ノズルブロック110の往復運動周期とがある特定の関係を満たさない場合」におけるノズルの軌跡を示す図である。
ノズルブロック110におけるノズル配列ピッチと、長尺シートWの搬送速度と、ノズルブロック110の往復運動周期とがある特定の関係を満たす場合には、図6(a)に示すように、搬送方向aに沿って隣接するノズル112の軌跡が重なってしまう。このため、長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量を均一化することができない。
これに対して、ノズルブロック110におけるノズル配列ピッチと、長尺シートWの搬送速度と、ノズルブロック110の往復運動周期とがある特定の関係を満たさない場合には、図6(b)に示すように、搬送方向aに沿って隣接するノズル112の軌跡が重なることがなくなる。このため、長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量を均一化することができる。
以下に、実施形態に係るナノ繊維製造方法における紡糸条件を例示的に示す。
長尺シートとしては、各種材料からなる不織布、織物、編物、フィルムなどを用いることができる。長尺シートの厚さは、例えば5μm〜500μmのものを用いることができる。長尺シートの長さは、例えば10m〜10kmのものを用いることができる。
ナノ繊維の原料となるポリマーとしては、例えば、ポリ乳酸(PLA)、ポリプロピレン(PP)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリアミド(PA)、ポリウレタン(PUR)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリ乳酸グリコール酸(PLGA)、シルク、セルロース、キトサンなどを用いることができる。
ポリマー溶液に用いる溶媒としては、例えば、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、メチルエチルケトン、クロロホルム、アセトン、水、蟻酸、酢酸、シクロヘキサン、THFなどを用いることができる。複数種類の溶媒を混合して用いてもよい。ポリマー溶液には、導電性向上剤などの添加剤を含有させてもよい。
製造するナノ繊維不織布の通気度Pは、例えば0.15cm/cm/s〜200cm/cm/sに設定することができる。搬送速度Vは、例えば0.2m/分〜100m/分に設定することができる。ノズルとコレクター150とノズルブロック110に印加する電圧は、10kV〜80kVに設定することができる。好ましくは、50kV付近である。
紡糸区域の温度は、例えば25℃に設定することができる。紡糸区域の湿度は、例えば30%に設定することができる。
3.実施形態に係る電界紡糸装置及びナノ繊維製造装置の効果
実施形態に係るナノ繊維製造装置1によれば、往復運動駆動部201の往復運動周期を電界紡糸装置20毎に独立して制御可能な往復運動制御装置200を備えるため、すべての電界紡糸装置20で「ノズル配列ピッチと長尺シートWの搬送速度とノズルブロック110の往復運動周期とがある特定の関係を満たさないようにすること」が可能となり、その結果、長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量を常に均一化することが可能となる。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1においては、複数の電界紡糸装置20のうち少なくとも2つの電界紡糸装置20の間でノズル112の配列ピッチが異なる場合には、すべての電界紡糸装置でノズル配列ピッチが同一である場合と比較して、「ノズルブロックにおけるノズル配列ピッチと長尺シートの搬送速度とノズルブロックの往復運動周期とがある特定の関係を満たしてしまう」という事態、ひいては「長尺シートWの幅方向bに沿ったポリマー繊維の堆積量が均一化されない」という事態が発生する確率が高いため、本発明の効果が特に大きい。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1によれば、往復運動制御装置200は、各電界紡糸装置20におけるノズル配列ピッチと、長尺シートWの搬送速度とに基づいて、各電界紡糸装置20における往復運動駆動部201の往復運動周期を制御するため、ノズルブロック110におけるノズル配列ピッチと長尺シートWの搬送速度とノズルブロック110の往復運動周期とがある特定の関係を満たしてしまうという事態の発生を、どの電界紡糸装置20においても確実に防止することが可能となる。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1によれば、往復運動制御装置200は、往復運動駆動部201の往復運動の往復距離を電界紡糸装置毎に独立して制御可能であるため、材質の異なるナノ繊維(PU及びPAN)や直径の異なるナノ繊維(300nm及び500nm)を積層させるためにノズル配列ピッチの異なる2つ以上の電界紡糸装置を用いた場合であっても、ノズル配列ピッチに応じた常に最適な往復距離でもって各ノズルブロックを往復駆動することが可能となる。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1によれば、ノズルブロック110からコレクター150に沿った方向におけるノズルブロック110の高さ位置を電界紡糸装置20毎に独立して制御可能なノズルブロック高さ制御装置220を備えるため、電界紡糸装置20毎に最適な条件で電界紡糸を行うことが可能となる。
実施形態に係るナノ繊維製造装置1によれば、複数の電界紡糸装置20におけるノズルブロック110はすべて接地されているため、ノズルブロック110の往復運動の制御やノズルブロック110の高さ位置の制御を容易に行うことが可能となる。
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態においては、電界紡糸装置として4台の電界紡糸装置を備えるナノ繊維製造装置を例にとって本発明のナノ繊維製造装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、2台若しくは3台又は5台以上の電界紡糸装置を備えるナノ繊維製造装置に本発明を適用することもできる。
(2)上記実施形態においては、上向きノズルを有する上向き式電界紡糸装置を用いて本発明のナノ繊維製造装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、下向きノズルを有する下向き式電界紡糸装置や横向きノズルを有する横向き式電界紡糸装置を備えるナノ繊維製造装置に本発明を適用することもできる。
(3)上記実施形態においては、電源装置の正極がコレクターに接続され、電源装置の負極がノズルブロック及び筐体に接続された電界紡糸装置を用いて本発明のナノ繊維製造装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、電源装置の負極がコレクター150に接続され、電源装置の正極がノズルブロック110及び筐体100に接続された電界紡糸装置を備えるナノ繊維製造装置に本発明を適用することもできる。
(4)上記実施形態においては、往復駆動モーターに固定された偏心ピンとノズルブロックの長孔とによりノズルブロックを往復運動させているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、往復駆動モーターとして左右回転可能なステッピングモーターを用いるとともに、当該ステッピングモーターによりノズルブロックを直接往復運動させてもよい。
(5)上記実施形態においては、1つの電界紡糸装置に1つのノズルブロックが配設されたナノ繊維製造装置を用いて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図7は、電界紡糸装置20aの断面図である。例えば、図7に示すように、1つの電界紡糸装置20aに2つのノズルブロック110a1,110a2が配設されたナノ繊維製造装置に本発明を適用することもできるし、2つ以上のノズルブロックが配設されたナノ繊維製造装置に本発明を適用することもできる。
この場合、すべてのノズルブロックを同じ周期で往復運動させることもできるし、各ノズルブロックを異なる周期で往復運動させることもできる。また、すべてのノズルブロックでノズル配列ピッチを同一にすることもできるし、各ノズルブロックでノズル配列ピッチを異ならせることもできる。また、すべてのノズルブロックで往復運動の往復距離を同一にすることもできるし、各ノズルブロックで往復運動の往復距離を異ならせることもできる。また、すべてのノズルブロックでノズルブロックの高さ位置を同一にすることもできるし、各ノズルブロックでノズルブロックの高さ位置を異ならせることもできる。
1…ナノ繊維製造装置、10…搬送装置、11…繰り出しローラー、12…巻き取りローラー、13、18…補助ローラー、14、15、16、17…駆動ローラー、20…電界紡糸装置、30…加熱装置、40…通気度計測装置、60…主制御装置、70…VOC処理装置、100…筐体、110…ノズルブロック、112…ノズル、150…コレクター、152…絶縁部材、160…電源装置、170…補助ベルト装置、172…補助ベルト、174…補助ベルト用ローラー、190…不活性ガス供給装置、200…往復運動制御装置、201…往復運動駆動部、204…往復運動用モーター、220…ノズルブロック高さ制御装置、221…ノズルブロック高さ可変部、222…ノズルブロック高さ可変用モーター、240…基台、a…搬送方向、b…長尺シートの幅方向、c…高さ方向、W…長尺シート

Claims (6)

  1. 長尺シートを所定の搬送方向に沿って搬送する搬送装置と、
    前記搬送方向に沿って直列に配列された複数の電界紡糸装置とを備え、
    前記複数の電界紡糸装置の各々が、コレクター前記コレクターに対向する位置に位置し、ポリマー溶液を吐出する複数のノズルが所定の配列ピッチで2次元的に配置されたノズルブロック、前記コレクターと前記ノズルブロックとの間に高電圧を印加する電源装置及び前記長尺シートの幅方向に沿って前記ノズルブロックを所定の往復運動周期で往復運動させる往復運動駆動部有するナノ繊維製造装置であって、
    前記往復運動駆動部の往復運動周期を前記電界紡糸装置毎に独立して制御可能な往復運動制御装置をさらに備え
    前記往復運動制御装置は、前記ノズルブロックにおける前記ノズルの配列ピッチと、前記長尺シートの搬送速度と、前記ノズルブロックの往復運動周期とが、前記長尺シートに描く前記ノズルの投影軌跡が前記搬送方向に並ぶ複数のノズル間で重なるという特定の関係を満たさないように、各電界紡糸装置における前記ノズルの配列ピッチと、前記長尺シートの搬送速度とに基づいて、各電界紡糸装置における前記往復運動駆動部の往復運動周期を制御することを特徴とするナノ繊維製造装置。
  2. 請求項1に記載のナノ繊維製造装置において、
    前記複数の電界紡糸装置のうち少なくとも2つの電界紡糸装置の間で前記ノズル配列ピッチが異なることを特徴とするナノ繊維製造装置。
  3. 請求項1に記載のナノ繊維製造装置において、
    前記複数の電界紡糸装置のうちすべての電界紡糸装置の間で前記ノズル配列ピッチが同一であることを特徴とするナノ繊維製造装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のナノ繊維製造装置において、
    前記往復運動制御装置は、前記往復運動駆動部の往復運動の往復距離を前記電界紡糸装置毎に独立して制御可能であることを特徴とするナノ繊維製造装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のナノ繊維製造装置において、
    前記ノズルブロックから前記コレクターに沿った方向における前記ノズルブロックの高さ位置を前記電界紡糸装置毎に独立して制御可能なノズルブロック高さ制御装置をさらに備えることを特徴とするナノ繊維製造装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のナノ繊維製造装置において、
    前記複数の電界紡糸装置における前記ノズルブロックはすべて接地されていることを特徴とするナノ繊維製造装置。
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