JP5812233B1 - 照明装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

多数の面発光モジュールからなる照明装置を構成した場合であっても、要求される電源容量を低減できる共に、その配置場所もコンパクト化できる照明装置を提供する。照明装置(100)は、定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールを備える。照明装置(100)は、複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択する同期信号を生成する生成部(510)を備える。各面発光モジュールは、定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、複数の発光ユニットの、定電流源と基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部(530)と、スイッチ部(530)を駆動して、定電流源と基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通する発光制御部(520)とを含む。発光制御部(520)は、同期信号による自モジュールの選択に応答して対応するスイッチ部(530)の駆動を開始する。

Description

本開示は、照明装置に関し、特に、複数の面発光モジュールからなる照明装置に関する。
従来、OLED(Organic Light Emitting Diode)やLED(Light Emitting Diode)といった発光素子の点灯を制御するための技術が知られている。たとえば、特開2012−64761号公報(特許文献1)は、複数のLEDチップの各々に含まれる複数のLEDの各々を点灯駆動するための制御信号を生成するロジック部と、ロジック部で生成した制御信号に基づいて複数のLEDを点灯駆動するバッファ部とから構成される点灯駆動装置を開示している。
特開2012−64761号公報
OLEDやLEDを照明装置として応用しようとすると、典型的には、複数の発光素子からなる面発光モジュールを必要な数だけ配置する必要がある。このような照明装置への応用における問題の一つが電源である。すなわち、多数の面発光モジュールのそれぞれに電源を配置するような構成を採用すれば、それらの電源のスペースを確保することが難しくなり、一方、単一の電源で多数の面発光モジュールを同時に駆動するような構成を採用すれば、非常に大きな容量を有する電源が必要になる。
特開2012−64761号公報に開示されている点灯駆動装置は、画像形成装置の印字ヘッドとして、多数のLEDを点灯することが想定されているに過ぎず、かつ、基本的には電源ラインとグランドラインとの間に1つのLEDしか接続されない構成が想定されているに過ぎない。そのため、上述のような、多数の面発光モジュールからなる照明装置へのOLEDまたはLEDを応用する場合の電源の問題を何ら解決するものではない。
この開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、多数の面発光モジュールからなる照明装置を構成した場合であっても、要求される電源容量を低減できるとともに、その配置場所もコンパクト化できる構成を実現することである。
一実施の形態に従うと、照明装置は、定電流源と、定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備える。複数の面発光モジュールの各々は、他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されている。照明装置は、複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する生成部を備える。複数の面発光モジュールの各々は、定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、複数の発光ユニットの、定電流源と基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部と、スイッチ部を駆動して、定電流源と基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通する発光制御部とを含む。複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応するスイッチ部の駆動を開始する。複数の面発光モジュールの各々に含まれる複数の発光ユニットは、行列状に配置される。複数の面発光モジュールの各々に含まれるスイッチ部は、行列状に配置された複数の発光ユニットのそれぞれの列に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第1群のスイッチ素子と、行列状に配置された複数の発光ユニットのそれぞれの行に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第2群のスイッチ素子とを含む。第1群のスイッチ素子の各々は、対応する列に配置された複数の発光ユニットの一端を一括して定電流源に接続可能に構成されている。第2群のスイッチ素子の各々は、対応する行に配置された複数の発光ユニットの他端を一括して基準電位に接続可能に構成されている。複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、第1群のスイッチ素子のうち1つと第2群のスイッチ素子のうちの1つとからなる複数の組み合わせのうち、順次選択される組み合わせに対応する2つのスイッチ素子を順次駆動する
好ましくは、照明装置は、定電流源と、定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備える。複数の面発光モジュールの各々は、他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されている。複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する生成部を備える。複数の面発光モジュールの各々は、定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、複数の発光ユニットの、定電流源と基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部と、スイッチ部を駆動して、定電流源と基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通する発光制御部とを含む。複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応するスイッチ部の駆動を開始する。生成部は、複数の発光制御部のうちの1つに組み込まれている。生成部が組み込まれた第1の面発光モジュールから隣接する第2の面発光モジュールに含まれる発光制御部へ同期信号が伝送されるように構成されている。第2の面発光モジュールから隣接する第3の面発光モジュールに含まれる発光制御部へ同期信号がさらに伝送されるように構成されている
好ましくは、照明装置は、定電流源と、定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備える。複数の面発光モジュールの各々は、他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されている。複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する生成部を備える。複数の面発光モジュールの各々は、定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、複数の発光ユニットの、定電流源と基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部と、スイッチ部を駆動して、定電流源と基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通する発光制御部とを含む。複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応するスイッチ部の駆動を開始する。生成部は、同期信号として、順次選択される発光制御部の識別情報を示す信号を出力する。複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、予め格納された自モジュールを識別する識別情報と、同期信号に含まれる識別情報とが一致すると、対応するスイッチ部の駆動を開始する
好ましくは、複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、定電流源と基準電位との間のそれぞれの経路を導通させる時間が互いに同じになるようにスイッチ部を駆動する
好ましくは、複数の面発光モジュールの各々に含まれるスイッチ部は、各発光ユニットの定電流源と基準電位との間のそれぞれの経路に各々介挿された複数のスイッチ素子を有しする。複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応する複数のスイッチ素子の1つの順次駆動を開始する
好ましくは、複数の発光ユニットの各々は、互いに直列に接続された複数の発光素子を含む。
好ましくは、定電流源は、複数の面発光モジュールの外部に配置されている。
好ましくは、複数の面発光モジュールの各々に含まれる発光制御部は、複数の面発光モジュールの各々に含まれる複数の発光ユニットとは異なる位置に配置されている。
好ましくは、複数の発光ユニットの各々は、別の発光ユニットと電気的に接続可能な、定電流源からの電流を遣り取りするための第1のコネクタと、さらに別の発光ユニットと電気的に接続可能な、定電流源からの電流を遣り取りするための第2のコネクタとを含む。
好ましくは、複数の発光ユニットの1つは、定電流源と電気的に接続が可能な電源コネクタを含む。
他の実施の形態に従うと、照明装置を制御するための制御方法が提供される。照明装置は、定電流源と、定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備える。複数の面発光モジュールの各々は、他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されている。定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、複数の発光ユニットの、定電流源と基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部とを含む。複数の面発光モジュールの各々に含まれる複数の発光ユニットは、行列状に配置されている。複数の面発光モジュールの各々に含まれるスイッチ部は、行列状に配置された複数の発光ユニットのそれぞれの列に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第1群のスイッチ素子と、行列状に配置された複数の発光ユニットのそれぞれの行に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第2群のスイッチ素子とを含む。第1群のスイッチ素子の各々は、対応する列に配置された複数の発光ユニットの一端を一括して定電流源に接続可能に構成されている。第2群のスイッチ素子の各々は、対応する行に配置された複数の発光ユニットの他端を一括して基準電位に接続可能に構成されている。制御方法は、複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成することと、同期信号による自モジュールの選択に応答して、第1群のスイッチ素子のうち1つと第2群のスイッチ素子のうちの1つとからなる複数の組み合わせのうち、順次選択される組み合わせに対応する2つのスイッチ素子を順次駆動し、定電流源と基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通することとを含む。
ある局面において、多数の面発光モジュールからなる照明装置を構成した場合であっても、要求される電源容量を低減できるとともに、その配置場所もコンパクト化できる。
本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
関連技術に従う照明装置の外観を示す図である。 関連技術に従う面発光モジュールにおける発光面の反対側の面を示す平面図である。 図2中のIII−III線に沿った関連技術に従う面発光モジュールの矢視断面図である。 第1の実施の形態に従う照明装置が発光している様子を表している図である。 第1の実施の形態に従う照明装置の基本的な構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に従う面発光モジュールにおける発光面の反対側の面を示す平面図である。 第1の実施の形態に従う、図6中のVII−VII線に沿った面発光モジュールの矢視断面図である。 第1の実施の形態の変形例に従う面発光モジュールにおける発光面の反対側の面を示す平面図である。 第1の実施の形態の変形例に従う面発光モジュールの回路図である。 第1の実施の形態の変形例に従う面発光モジュールの外観を示すための図である。 第1の実施の形態の変形例に従う面発光モジュールのタイミングチャートを示す図である。 第1の実施の形態の変形例に従う面発光モジュールの外観を示すための図である。 第1の実施の形態に従う照明装置の外観を示すための図である。 第1の実施の形態に従う照明装置の回路図である。 第1の実施の形態に従う照明装置のタイミングチャートを示す図である。 第2の実施の形態に従う照明装置の外観を示すための図である。 第3の実施の形態に従う照明装置の外観を示すための図である。 第4の実施の形態に従う照明装置の回路図である。 第1〜第4の実施の形態に従う照明装置が実行する処理の一部を表わすフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される各実施の形態、および/または各変形例は、選択的に組み合わされてもよい。
[関連技術]
(照明装置50)
まず、本発明に係る実施の形態についての理解を深めるために、図1を参照して、本願に係る関連技術に従う照明装置50について説明する。図1は、関連技術に従う照明装置50の外観を示す図である。図1には、発光面の裏側を示している。
照明装置50は、面発光モジュール20_1〜20_4を含む。面発光モジュール20_1〜20_4の各々は、4枚の発光ユニット10と、基板120とを含む。図示上の便宜のため、発光ユニット10は、点線を用いて透過的に図示されている。基板120には、コネクタ131〜134,141,152と、発光制御回路150とが実装されている。
面発光モジュール20_1〜20_4の各々は、コネクタ131〜134のいずれかを介して互いに電気的に接続される。これにより、定電流源から出力される電流が面発光モジュール20_1〜20_4の各々に印加される。
図1の例においては、面発光モジュール20_1および面発光モジュール20_2は、面発光モジュール20_1のコネクタ132と面発光モジュール20_2のコネクタ134とに接続されているケーブル320を介して互いに電気的に接続されている。面発光モジュール20_2および面発光モジュール20_3は、面発光モジュール20_2のコネクタ133と面発光モジュール20_3のコネクタ131とに接続されているケーブル320を介して互いに電気的に接続されている。面発光モジュール20_3および面発光モジュール20_4は、面発光モジュール20_3のコネクタ134と面発光モジュール20_4のコネクタ132とに接続されているケーブル320を介して互いに電気的に接続されている。
また、コネクタ131〜134は、定電流源に電気的に接続することができる。定電流源から出力される電流は、発光制御回路150、コネクタ152、発光ユニット10の順に流れる。発光制御回路150は、たとえば、IC(Integrated Circuit)などである。発光制御回路150は、電流が印加されると、発光ユニット10を順次発光させる。発光制御回路150は、たとえば、各発光ユニット10を100Hz以上で発光させる。このように高速に発光ユニット10_1〜10_4を駆動することで、人の目には照明装置50全体が発光しているように見える。
関連技術に係る発光制御回路150の各々は、それぞれが協調せずに個別に動作する。このため、各発光ユニット10は、並列に接続されている場合には、同時に発光する可能性がある。各発光ユニットが並列に接続されている場合には、印加された電流が分流する可能性があり、発光ユニット間で輝度差(以下、「輝度ムラ」ともいう。)が生じる。以下で説明する実施の形態は、このような輝度ムラを改善することができる。
(面発光モジュール20)
図2および図3を参照して、面発光モジュールについてさらに詳細に説明する。図2は、面発光モジュール20における発光面の反対側の面を示す平面図である。図3は、図2中のIII−III線に沿った矢視断面図である。なお、図2の面発光モジュール20は、図1における面発光モジュール20_1〜20_4と同一のものである。
図2に示されるように、面発光モジュール20は、発光ユニット10と、保持部材110と、基板120と、配線部材161とを含む。
発光ユニット10は、たとえば、2×2の行列状(マトリックス状)に配列され、面方向に沿うように面状(同一平面上)に配置されている。4枚の発光ユニット10の各々は、外周が略正方形状に形成され、同一の構成を有している。発光ユニット10の各々は、たとえば、両面テープなどを用いて保持部材110の表面に取り付けられる。典型的には、発光ユニット10の各々は、面状の有機ELなどから構成されている。
コネクタ152には、陽極用の電源経路191および陰極用の電源経路192がそれぞれ接続される。電源経路191,192は、配線部材161に接続され、配線部材161に設けられた配線パターンおよび電極部材171,172を介して発光ユニット10に電気的に接続される。定電流源から出力される電流は、発光制御回路150、コネクタ152、配線部材161および電極部材171,172を介して、発光ユニット10に印加される。
図3を参照して、図1中のIII−III線に沿った面発光モジュール20の矢視断面について説明する。保持部材110周囲には、電極取出部173(陽極用)と、電極取出部174(陰極用)とが配置される。電極部材171(陽極)は、電極取出部173と、電極取出部173から起立する棒状部175とを有する。電極部材172(陰極)は、電極取出部174と、電極取出部174から起立する棒状部176とを有する。
配線部材161は、2枚のL字形状を1組として、配線部材161の端部同士が対向し、発光ユニット10の外周に沿うように略正方形状に配置される。配線部材161はそれぞれ、配線パターンを有している。電極部材171,172の棒状部175,176は、配線部材161の配線パターンに接続される。
電極部材171と電極部材172との間に電圧を印加することにより発光ユニット10は発光する。電極部材171(陽極)は、他の電極部材171(陽極)と電気的に接続できる。また、電極部材172(陰極)は、他の電極部材172(陰極)に電気的に接続される。この接続により、各発光ユニット10は並列接続される。
[第1の実施の形態]
<概要>
(動作概要)
図4を参照して、第1の実施の形態に従う照明装置100の概要について説明する。図4は、照明装置100が発光している様子を表している図である。
図4に示されるように、照明装置100は、面発光モジュール200_1〜200_4を含む。面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、後述する定電流源210に接続された電源経路601に並列に接続されている。また、面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、定電流源210と基準電位との間に並列接続された発光ユニット10_1〜10_4を含む。基準電位は、たとえば、グランド電位である。
照明装置100は、面発光モジュール200_1〜200_4を選択するための同期信号を生成し、面発光モジュール200_1〜200_4のそれぞれに当該同期信号を送信する。面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、当該同期信号による自モジュールの選択に応答して、定電流源210から基準電位までの複数の経路のうちの1つを順次導通させて、発光ユニット10_1〜10_4を順次発光させる。
より具体的には、照明装置100は、最初に、面発光モジュール200_1を選択するための同期信号を生成する。面発光モジュール200_1〜200_4は、当該同期信号を受け付ける。面発光モジュール200_1〜200_4の発光制御回路の各々は、当該発光制御部を識別する識別情報を記憶しており、面発光モジュール200_1は、自モジュールを選択するための当該同期信号を受け付けると、面発光モジュール200_1の発光ユニット10_1を発光させる(図4の発光状態(A))。その後、面発光モジュール200_1は、発光ユニット10_1を発光させてから一定時間が経過後に発光ユニット10_1を消灯し、面発光モジュール200_1の発光ユニット10_2を発光させる(図4の発光状態(B))。同様に、面発光モジュール200_1は、発光ユニット10_3,10_4を順次発光させる。
次に、照明装置100は、面発光モジュール200_2を選択するための同期信号を生成する。面発光モジュール200_1〜200_4は、当該同期信号を受け付ける。面発光モジュール200_2は、当該同期信号を受け付けると、面発光モジュール200_2の発光ユニット10_1を発光させる(図4の発光状態(C))。その後、面発光モジュール200_1は、発光ユニット10_1を発光させてから一定時間が経過後に発光ユニット10_1を消灯し、面発光モジュール200_2の発光ユニット10_2を発光させる(図4の発光状態(D))。同様に、面発光モジュール200_2は、発光ユニット10_3,10_4を順次発光させる。
その後、照明装置100は、面発光モジュール200_3を選択するための同期信号を生成する。面発光モジュール200_3は、自モジュールを選択するための同期信号を受け付けると、面発光モジュール200_3の発光ユニット10_1〜10_4を順次点灯する。
その後、照明装置100は、面発光モジュール200_4を選択するための同期信号を生成する。面発光モジュール200_4は、自モジュールを選択するための同期信号を受け付けると、面発光モジュール200_4の発光ユニット10_1〜10_4を順次点灯する(図4の発光状態(E)(F))。
照明装置100は、面発光モジュール200_1〜200_4の選択を一順すると、再度、面発光モジュール200_1〜200_4を順次選択する。照明装置100は、たとえば、発光ユニット10_1〜10_4のそれぞれを100Hz以上で発光させる。このように高速に発光ユニット10_1〜10_4を駆動することで、人の目には照明装置100全体が発光しているように見える。
(基本的構成)
図5を参照して、照明装置100の概要についてさらに説明する。図5は、第1の実施の形態に従う照明装置100の基本的な構成を示す回路図である。
照明装置100は、生成部510と、面発光モジュール200_1〜200_4とを含む。面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、発光制御部520と、スイッチ部530と、発光ユニット10_1〜10_4とを含む。
生成部510は、面発光モジュール200_1〜200_4のうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する。生成部510は、生成した同期信号を面発光モジュール200_1〜200_4に出力する。
発光制御部520は、同期信号による自モジュールの選択に応答して、自モジュールに対応するスイッチ部530の駆動を開始して、発光ユニット10_1〜10_4に順次電流を印加する。このとき、発光制御部520は、後述する電源経路601からグランド電位620(基準電位)までのそれぞれの経路を導通させる時間が互いに同じになるようにスイッチ部530を駆動する。
スイッチ部530は、発光制御部520からの信号に応じて、発光ユニット10_1〜10_4の、電源経路601からグランド電位620(基準電位)までのそれぞれの経路を個別に導通または遮断することができる。
面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、同期信号に応答して電源経路からグランド電位までの複数の経路のうちの1つを順次導通させるため、印加された電流が分流することがない。このため、当該複数の経路にそれぞれ介挿された発光ユニット10_1〜10_4のそれぞれには一定の電流が印加される。これにより、照明装置100は、並列接続された発光ユニットの各々の輝度差を低減することができる。また、同期信号により各発光モジュールを順次駆動することが可能になるため、他の発光モジュールを拡張することが容易になる。
<面発光モジュール200A>
図6および図7を参照して、第1の実施の形態に従う面発光モジュール200Aの構成について説明する。図6は、面発光モジュール200Aにおける発光面の反対側の面を示す平面図である。図6に示される面発光モジュール200Aは、図4に示される面発光モジュール200_1〜200_4をより詳細に示したものである。また、図6には、照明装置100に含まれる複数の面発光モジュールのうちの1つの面発光モジュール200Aが示されている。図7は、図6中のVII−VII線に沿った矢視断面図である。なお、面発光モジュール200Aに含まれる構成のうち、図2に示される面発光モジュール20と同様の構成については説明を繰り返さない。
図6および図7に示されるように、面発光モジュール200Aは、発光ユニット10と、保持部材110と、基板120と、配線部材161と、定電流源210とを含む。定電流源210は、保持部材110の外部に配置される。これにより、面発光モジュール200Aの厚みLは、定電流源210が発光面の裏側の面上に配置された場合に比べて薄くすることができる。
定電流源210は、電極部材171(陽極)と電極部材172(陰極)とに電気的に接続される。上述したように、各電極部材171は互いに電気的に接続され、各電極部材172は互いに電気的に接続される。これにより、各発光ユニットは並列接続される。
<面発光モジュール200B>
図8を参照して、面発光モジュール200Aの変形例に従う面発光モジュール200Bについて説明する。図8は、面発光モジュール200Bにおける発光面の反対側の面を示す平面図である。
面発光モジュールに含まれる発光ユニットの数は、必ずしも4個である必要はなく、さらに多くの発光ユニットを組み合わせることが可能である。一例として、図8に示されるように、16個の発光ユニットを組み合わせた場合の例について説明する。面発光モジュール200Bは、発光ユニット10_1A〜10_4Dと、定電流源210と、発光制御回路310とを含む。
典型的には、発光ユニット10_1A〜10_4Dは、行列状に配置されている。また、発光ユニット10_1A〜10_4Dは、電源経路とグランド電位との間に並列接続される。生成部510により生成された同期信号が面発光モジュール200Bを選択した場合に、面発光モジュール200Bの発光制御回路310は、発光ユニット10_1A〜10_4Dを順次発光させる。
(回路構成)
図9を参照して、面発光モジュール200Bについてさらに説明する。図9は、面発光モジュール200Bの回路図である。
照明装置100は、電圧源611と、定電流源210と、面発光モジュール200Bとを備える。電圧源611は、定電流源210と一体に構成されてもよい。面発光モジュール200Bは、定電流源210と基準電位(グランド電位620)との間に電気的に接続される。これにより、電流が面発光モジュール200Bに流れる。また、グランド電位610とグランド電位620とは同電位である。
面発光モジュール200Bは、スイッチ素子SW_1〜SW_4と、スイッチ素子SW_A〜SW_Dと、発光ユニット10_1A〜10_4Dと、発光制御回路310とを含む。
点P1は、発光ユニット10_1A〜10_1Dの定電流源210側の一端(カソード)と、スイッチ素子SW_1との接点である。点P2は、発光ユニット10_2A〜10_2Dの定電流源210側の一端(カソード)と、スイッチ素子SW_2との接点である。点P3は、発光ユニット10_3A〜10_3Dの定電流源210側の一端(カソード)と、スイッチ素子SW_3との接点である。点P4は、発光ユニット10_4A〜10_4Dの定電流源210側の一端(カソード)と、スイッチ素子SW_4との接点である。
点PAは、発光ユニット10_1A〜10_4Aのグランド電位620側の一端(アノード)と、スイッチ素子SW_Aとの接点である。点PBは、発光ユニット10_1B〜10_4Bのグランド電位620側の一端(アノード)と、スイッチ素子SW_Bとの接点である。点PCは、発光ユニット10_1C〜10_4Cのグランド電位620側の一端(アノード)と、スイッチ素子SW_Cとの接点である。点PDは、発光ユニット10_1D〜10_4Dのグランド電位620側の一端と、スイッチ素子SW_Dとの接点である。
スイッチ素子SW_1〜SW_4は、定電流源210に電気的に接続された電源経路601に対して並列に接続される。典型的には、スイッチ素子SW_1〜SW_4(第1群のスイッチ素子)は、行列状に配置された複数の発光ユニットのそれぞれの列に対応付けられている。すなわち、第1群のスイッチ素子の各々は、対応する列に配置された複数の発光ユニットの一端(カソード)を一括して電源経路601に接続可能に構成されている。
スイッチ素子SW_A〜SW_Dは、グランド電位620に対して並列に接続される。典型的には、スイッチ素子SW_A〜SW_D(第2群のスイッチ素子)は、行列状に配置された複数の発光ユニットのそれぞれの行に対応付けられている。すなわち、第2群のスイッチ素子の各々は、対応する行に配置された複数の発光ユニットの他端(アノード)をグランド電位620に接続可能に構成されている。
より具体的には、スイッチ素子SW_1は、電源経路601と点P1との間に介挿される。スイッチ素子SW_2は、電源経路601と点P2との間に介挿される。スイッチ素子SW_3は、電源経路601と点P3との間に介挿される。スイッチ素子SW_4は、電源経路601と点P4との間に介挿される。スイッチ素子SW_Aは、グランド電位620と点PAとの間に介挿される。スイッチ素子SW_Bは、グランド電位620と点PBとの間に介挿される。スイッチ素子SW_Bは、グランド電位620と点PBとの間に介挿される。スイッチ素子SW_Bは、グランド電位620と点PBとの間に介挿される。なお、スイッチ素子SW_A〜SW_Dは、発光制御回路310に実装されてもよいし、別の回路上実装されてもよい。
発光ユニット10_1A〜10_4Dは、電源経路601とグランド電位620との間に並列接続される。より具体的には、発光ユニット10_1Aは、点P1と点PAとの間に介挿される。発光ユニット10_1Bは、点P1と点PBとの間に介挿される。発光ユニット10_1Cは、点P1と点PCとの間に介挿される。発光ユニット10_1Dは、点P1と点PDとの間に介挿される。発光ユニット10_2Aは、点P2と点PAとの間に介挿される。発光ユニット10_2Bは、点P2と点PBとの間に介挿される。発光ユニット10_2Cは、点P2と点PCとの間に介挿される。発光ユニット10_2Dは、点P2と点PDとの間に介挿される。発光ユニット10_3Aは、点P3と点PAとの間に介挿される。発光ユニット10_3Bは、点P3と点PBとの間に介挿される。発光ユニット10_3Cは、点P3と点PCとの間に介挿される。発光ユニット10_3Dは、点P3と点PDとの間に介挿される。発光ユニット10_4Aは、点P4と点PAとの間に介挿される。発光ユニット10_4Bは、点P4と点PBとの間に介挿される。発光ユニット10_4Cは、点P4と点PCとの間に介挿される。発光ユニット10_4Dは、点P4と点PDとの間に介挿される。
<面発光モジュール200C>
図10を参照して、面発光モジュール200Bの変形例に従う面発光モジュール200Cについて説明する。図10は、面発光モジュール200Cの外観を示すための図である。
定電流源210は、面発光モジュール200B(図9参照)においては、スイッチ素子SW_1〜SW_4に電気的に接続される吐き出し型の電源として示されていた。本変形例に従う面発光モジュール200Cにおいては、図10に示されるように、定電流源210は、スイッチ素子SW_A〜SW_Dに電気的に接続される吸い込み型の電源として構成されてもよい。スイッチ素子SW_A〜SW_Dは、電圧源611が作る基準電位と定電流源210との間に接続されている。
(タイミングチャート)
図11を参照して、図9に示される点P1〜P4,PA〜PDのそれぞれの時間と電流値との関係について説明する。図11は、面発光モジュール200Bのタイミングチャートを示す図である。
発光制御回路310は、スイッチ素子SW_1〜SW4(以下、「第1のスイッチ素子」ともいう。)の1つと、スイッチ素子SW_A〜SW_D(以下、「第2のスイッチ素子」ともいう。)のうちの1つとの複数の組み合わせのうちの順次選択される組み合わせに対応する第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子を駆動する。典型的には、発光制御回路310は、第1のスイッチ素子および第2のスイッチ素子のうちのいずれか一方の駆動(OFF→ON)を一順する毎に他方のスイッチ素子のうちの1つを順次駆動(OFF→ON)する。
より具体的には、時間t1Aにおいて、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_1を駆動(OFF→ON)して、電源経路601と点P1との間の経路を導通状態にする。スイッチ素子SW_1は、予め定められた期間(時間t1Aから時間t2Aまで)ONされる。また、時間t1Aにおいて、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_Aを駆動(OFF→ON)して、点PAとグランド電位620との間の経路を導通状態にする。スイッチ素子SW_Aは、予め定められた期間(時間t1Aから時間t1Bまで)ONされる。これにより、定電流源210から出力された電流が点P1と点PAとの間を流れ、発光ユニット10_1Aが発光する。
時間t1Bにおいて、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_Aを駆動(ON→OFFにする)。これにより、発光ユニット10_1Aは消灯する。また、時間t1Bにおいて、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_Bを駆動(OFF→ON)して、点PBとグランド電位620との間の経路を導通状態にする。スイッチ素子SW_Bは、予め定められた期間(時間t1Bから時間t1Cまで)ONされる。これにより、定電流源210から出力された電流は点P1と点PBとの間を流れ、発光ユニット10_1Bは発光する。
以下、発光制御回路310は、同様に、スイッチ素子SW_BをOFFして、スイッチ素子SW_CをONする。その後、発光制御回路310は、同様に、スイッチ素子SW_CをOFFして、スイッチ素子SW_DをONする。
時間t2Aにおいて、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_1を駆動(ON→OFFにする)。これにより、電源経路601と点P1との間は非導通状態になる。また、時間t2Aにおいて、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_2を駆動(OFF→ON)して、電源経路601と点P2との間の経路を導通状態にする。スイッチ素子SW_2は、予め定められた期間(時間t2Aから時間t3Aまで)ONされる。また、時間t2Aにおいて、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_Aを駆動(OFF→ON)して、グランド電位620と点PAとの間の経路を導通状態にする。これにより、定電流源210から出力された電流は点P2と点PAとの間を流れ、発光ユニット10_2Aは発光する。
以下、発光制御回路310は、同様にスイッチ素子SW_B〜SW_Dを順次駆動(OFF→ON)し、発光ユニット10_2B〜10_2Dを順次発光させる。
その後、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_3を駆動(OFF→ON)して、さらに、スイッチ素子SW_A〜SW_Dを順次駆動(OFF→ON)する。これにより、発光制御回路310は、発光ユニット10_3A〜10_3Dを順次発光させる。
その後、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_4を駆動(OFF→ON)して、さらに、スイッチ素子SW_A〜SW_Dを順次駆動(OFF→ON)する。これにより、発光制御回路310は、発光ユニット10_4A〜10_4D順次を発光させる。
発光制御回路310は、このように各スイッチ素子の駆動の繰り返しを数十ヘルツ以上の周波数で行なう。また、電流は分流することがないため、発光ユニット10_1A〜10_4Dの各々は同時に発光することがない。このため、発光ユニット10_1A〜10_4Dの各々には一定の電流が印加され、常に一定の明るさで発光する。
また、発光ユニット10_1A〜10_4Dの各々は、図示されるように、一定の電流でPWM(Pulse Width Modulation)駆動される。PWM方式での駆動は、電流値を調整する調光方式に比べて、発光ユニットの色度を一定に保つことができる。
なお、発光ユニット10_1A〜1_4Dの各々が発光する順番は特に制限されない。たとえば、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_1〜SW_4の駆動(OFF→ON)を一順する毎に、スイッチ素子SW_A〜SW_Dの1つを駆動(OFF→ON)してもよい。また、このように列または行の一端から他端へ順次発光する順番でなくてもよい。
また、図11に示される期間Tにおいては、いずれの発光ユニットも発光していない。発光制御回路310は、スイッチ素子SW_A〜SW_Dの各々を駆動(OFF→ON)する時間を、期間Tを越えない範囲で一定に長くすることで、各発光ユニットの輝度を上げることができる。逆に、発光制御回路310は、スイッチ素子SW_A〜SW_Dの各々を駆動(OFF→ON)する時間を、一定に短くすることで(この場合、期間Tは長くなる)、各発光ユニットの輝度を下げることができる。
<面発光モジュール200D>
図12を参照して、面発光モジュール200Aの変形例に従う面発光モジュール200Dについて説明する。図12は、本願発明変形例に従う面発光モジュール200Dの外観を示すための図である。
図8に示される面発光モジュール200Bのように、必ずしも、複数の発光ユニットが正方形状(4行×4列)に配置される必要はない。たとえば、図12に示される面発光モジュール200Bのように、発光ユニット10は、長方形状(たとえば、8行×2列)に配置されてもよい。また、発光ユニット10は、他の配置で組み立てられてもよい。発光ユニット10の各々は、他の発光ユニット10の1つと隣接するように配置されればよい。
<照明装置100>
図13を参照して第1の実施の形態に従う照明装置100の一例について説明する。図13は、照明装置100の外観を示すための図である。
照明装置100は、定電流源210と、定電流源に接続された電源経路に並列接続された面発光モジュール200_1〜200_4と、信号ライン702〜704とを含む。同期信号を生成するための生成部510(図5参照)は、面発光モジュール200_1〜200_4の発光制御回路310_1〜310_4のいずれか1つに組み込まれている。以下、発光制御回路310_1が同期信号を生成する場合を例に挙げて説明する。
信号ライン702は、発光制御回路310_1と発光制御回路310_2とを電気的に接続する。信号ライン703は、発光制御回路310_1と発光制御回路310_3とを電気的に接続する。信号ライン704は、発光制御回路310_2と発光制御回路310_4とを電気的に接続する。
発光制御回路310_1は、面発光モジュール200_1〜200_4のうちの1つを順次選択するための同期信号を信号ライン702〜704を介して面発光モジュール200_2〜200_4に送信する。典型的には、発光制御回路310_1は、面発光モジュール200_1に隣接する面発光モジュール200_2の発光制御回路310_2と、面発光モジュール200_1に隣接する面発光モジュール200_3の発光制御回路310_3に同期信号を送信する。また、発光制御回路310_2は、面発光モジュール200_2に隣接する面発光モジュール200_4の発光制御回路310_4に受信した同期信号を送信する。
発光制御回路310_1〜310_4の各々は、当該発光制御部を識別する識別情報を記憶し、同期信号が識別情報に一致する場合に、当該発光制御部に対応する発光ユニット10を順次に発光させる。発光制御回路310_1〜310_4の各々は、同期信号に応答して順次動作する。発光制御回路310_1〜310_4の各々の動作については、上述の通りであるので説明を繰り返さない。
(回路構成)
図14を参照して、照明装置100についてさらに説明する。図14は、照明装置100の回路図である。面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、定電流源210に接続された電源経路601に並列接続されている。
上述したように、信号ライン702は、発光制御回路310_1と発光制御回路310_2とを電気的に接続する。信号ライン703は、発光制御回路310_1と発光制御回路310_3とを電気的に接続する。信号ライン704は、発光制御回路310_2と発光制御回路310_4とを電気的に接続する。
面発光モジュール200_1〜200_4のその他の回路構成については、図9に示される面発光モジュール200Bと同様であるので説明を繰り返さない。
以上のようにして、複数の発光モジュールに信号ラインを配線し、各発光モジュール間で同期をとることで、各発光モジュールの各発光ユニットが同時に発光させずに、安定した輝度で照明することが可能になる。また、1つの定電流源で複数の発光ユニット(たとえば、8行×8列=64個)をPWM駆動することが可能になるので電源の大型化を抑制することができる。
(タイミングチャート)
図15を参照して、図14に示される点P1〜P4,PA〜PDのそれぞれの時間と電流値との関係について説明する。図15は、照明装置100のタイミングチャートを示す図である。
図15に示されるように、生成部510は、面発光モジュール200_1〜200_4のうちの1つを選択するための同期信号を周期的に発生する。なお、本実施の形態では、面発光モジュール200_1→200_2→200_3→200_4→200_1・・・のように全ての面発光モジュールに対して周期的に同期信号を送信しているが、同期信号は、必ずしも周期的である必要はなく、たとえば、一部の面発光モジュールに対しては連続的(面発光モジュール200_1→200_1→200_1・・・)に送信されてもよい。本実施の形態では、生成部510は、周波数が異なるクロック信号801〜804を一定時間毎に発生する。当該同期信号は、発光制御回路310_1〜310_4の各々の各々に送信される。
発光制御回路310_1〜310_4の各々は、当該発光制御部を識別する識別情報を記憶している。発光制御回路310_1〜310_4は、互いに異なる識別情報を記憶する。当該識別情報は、たとえば、発光制御回路310_1〜310_4の各々を示すID(Identification)などである。発光制御回路310_1〜310_4の各々は、同期信号を受信すると、当該同期信号が自モジュールを指定するものであるか否かを判断する。
以下、発光制御回路310_1〜310_4のそれぞれに、ID:1〜ID:4のそれぞれが割り当てられている場合を例に挙げて説明する。発光制御回路310_1〜310_4の各々は、同期信号の1パルス目を受信してから予め定められた時間内に受信するパルスの数が、自発光制御回路のIDに等しいか否かを判断する。たとえば、発光制御回路310_1〜310_4の各々が2パルスのクロック信号802を受信した場合、ID:2の発光制御回路310_2が駆動する。発光制御回路310_2は、駆動することで、当該同期信号を受信してから期間T2の間に、面発光モジュール200_2に含まれる発光ユニットを順次駆動する。なお、発光制御回路310_2の動作については、図9において示される発光制御回路310と同様であるので説明を繰り返さない。
発光制御回路310_1〜310_4の各々は、一定時間毎に送信される同期信号に応答して動作するため、発光ユニット10_1A〜10_4Dに印加される電流は、分流することがない。すなわち、発光ユニットのうちの2つ以上が、同時に発光することはない。また、すべての発光ユニットには、同じ強さの電流が同じ時間だけ印加される。このため、各発光ユニットの輝度差(発光ムラ)を低減することできる。
なお、照明装置100に含まれる面発光モジュールの数は、図示されるように4つに限定されない。照明装置100に含まれる面発光モジュールの数は、2つ、3つ、または5つ以上であってもよい。
[第2の実施の形態]
<照明装置100A>
図16を参照して第2の実施の形態に従う照明装置100Aについて説明する。本実施の形態に従う照明装置100Aにおいては、面発光モジュールの各々の形状が第1の実施の形態に従う照明装置100と異なる。その他の点については、第1の実施の形態に従う照明装置100と同様であるので説明を繰り返さない。
図16は、本実施の形態に従う照明装置100Aの外観を示すための図である。図16に示されるように、面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、第1の実施の形態に従う照明装置100のように、面発光モジュール200_1〜200_4の各々に含まれる発光ユニットは、正方形状(4行×4列)に配置される必要はない。たとえば、面発光モジュール200_1〜200_4の各々に含まれる発光ユニットは、図16に示されるように、長方形状(たとえば、8行×2列)に配置されてもよい。
これにより、照明装置100Aは、発光制御回路310_1〜310_4の各々を、第1の実施の形態に従う照明装置100よりも近付けて配置することが可能になる。すなわち、信号ラインを短くすることができ、より容易に照明装置100を拡張することが可能になる。
なお、照明装置100Aにおいては、8行×2列の発光ユニットを含む面発光モジュール200_1〜200_4が正方形状(8行×8列)になるように配置されているが、面発光モジュール200_1〜200_4は、長方形状になるように配置されてもよい。発光モジュールの各々は、他の発光モジュールの1つと隣接するように配置されればよい。
[第3の実施の形態]
<照明装置100B>
図17を参照して第3の実施の形態に従う照明装置100Bについて説明する。本実施の形態に従う照明装置100Bは、発光制御回路が面発光モジュールの外部に配置される点で第2の実施の形態に従う照明装置100Aと異なる。その他の点については、第2の実施の形態に従う照明装置100Aと同様であるので説明を繰り返さない。
図17は、本実施の形態に従う照明装置100Cの外観を示すための図である。照明装置100Cは、発光制御回路310_1〜310_4を、複数の発光ユニット10の外部に配置している。このように、光制御回路を面発光モジュールの面上(厚み方向)ではなく、複数の発光ユニット10の外部に配置することにより、照明装置100Cをさらに薄型化することができる。
[第4の実施の形態]
<照明装置100C>
図18を参照して第4の実施の形態に従う照明装置100Cについて説明する。本実施の形態に従う照明装置100Cは、発光ユニットが複数の面状の発光素子を有する点で第1の実施の形態に従う照明装置100と異なる。その他の点については、第1の実施の形態に従う照明装置100と同様であるので説明を繰り返さない。
図18は、第4の実施の形態に従う照明装置100Cの回路図である。面発光モジュール200_1〜200_4の各々は、スイッチ素子SW_1〜SW_4を含む。スイッチ素子SW_1〜SW_4のそれぞれは、電源経路601からグランド電位620までのそれぞれの経路に1つずつ介挿されている。
面発光モジュール200_1〜200_4は、各々、発光ユニット10_1〜10_4を有する。
各面発光モジュールの発光ユニット10_1は、発光素子11_1A〜11_1Dを有する。発光素子11_1A〜11_1Dは、スイッチ素子SW_1とグランド電位620との間に直列に接続される。発光ユニット10_2は、発光素子11_2A〜11_2Dを有する。発光素子11_2A〜11_2Dは、スイッチ素子SW_2とグランド電位620との間に直列に接続される。発光ユニット10_3は、発光素子11_3A〜11_3Dを有する。発光素子11_3A〜11_3Dは、スイッチ素子SW_3とグランド電位620との間に直列に接続される。発光ユニット10_4は、発光素子11_4A〜11_4Dを有する。発光素子11_4A〜11_4Dは、スイッチ素子SW_4とグランド電位620との間に直列に接続される。
発光制御回路310は、同期信号による自モジュールの選択に応答して、自モジュールに対応する複数のスイッチ素子の1つを順次駆動する。たとえば、生成部510により生成された同期信号が面発光モジュール200_2を選択した場合には、面発光モジュール200_2に含まれる発光制御回路310は、面発光モジュール200_2に含まれるスイッチ素子SW_1〜SW_4を順次駆動(OFF→ON)する。この場合、発光素子のそれぞれは、直列接続されているため、定電流源210から出力される電流は、分流することがない。このため、発光ユニット10_1〜10_4は、同時に点灯することはない。また、発光ユニット10_1〜10_4には、同じ強さの電流が印加される。このため、各発光ユニットの輝度差(発光ムラ)を低減することできる。
また、発光モジュールの数および発光ユニットの数を増加した場合、各発光ユニットの発光周期が長くなる。これにより、照明がちらつく場合がある。照明装置100Cは、発光ユニットに含まれる直列接続された発光素子を単位として発光ユニットを順次発光させるので、発光ユニットに含まれる複数の発光素子を並列に接続した場合に比べて各発光ユニットの発光周期を短くすることができる。すなわち、照明のちらつきを低減することができる。
[照明装置100A〜100Dの制御構造]
図19を参照して、第1〜第4の実施の形態に従う照明装置100A〜100Dの制御構造について説明する。図19は、照明装置100A〜100Dが実行する処理の一部を表わすフローチャートである。図19の処理は、照明装置100A〜100Dの発光制御回路310(図8参照)がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部が、他の回路素子、その他のハードウェアによって実行されてもよい。
以下では、照明装置100A〜100Dに備えられる面発光モジュールの数が4つである場合の制御構造について説明する。なお、面発光モジュールの数が3つ以下または5つ以上である場合には、後述するステップS110,S120,S130,S140の自モジュールの判断処理と、後述するステップS112,S122,S132,S142の自モジュール内の発光ユニットを順次発光させる処理とが面発光モジュールの数に応じて設けられる。
ステップS102において、発光制御回路310は、上述の生成部510(図5参照)として、面発光モジュール200_1〜200_4のうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する。
ステップS110において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_1が選択されたか否かを判断する。発光制御回路310は、面発光モジュール200_1が選択されたと判断した場合(ステップS110においてYES)、制御をステップS112に切り替える。そうでない場合には(ステップS110においてNO)、発光制御回路310は、制御をステップS120に切り替える。ステップS112において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_1内の発光ユニットを順次発光させる。
ステップS120において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_2が選択されたか否かを判断する。発光制御回路310は、面発光モジュール200_2が選択されたと判断した場合(ステップS120においてYES)、制御をステップS122に切り替える。そうでない場合には(ステップS120においてNO)、発光制御回路310は、制御をステップS130に切り替える。ステップS122において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_2内の発光ユニットを順次発光させる。
ステップS130において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_3が選択されたか否かを判断する。発光制御回路310は、面発光モジュール200_3が選択されたと判断した場合(ステップS130においてYES)、制御をステップS132に切り替える。そうでない場合には(ステップS130においてNO)、発光制御回路310は、制御をステップS140に切り替える。ステップS132において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_3内の発光ユニットを順次発光させる。
ステップS140において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_4が選択されたか否かを判断する。発光制御回路310は、面発光モジュール200_4が選択されたと判断した場合(ステップS140においてYES)、制御をステップS142に切り替える。そうでない場合には(ステップS140においてNO)、発光制御回路310は、ステップS102の処理を再び実行する。ステップS142において、発光制御回路310は、面発光モジュール200_4内の発光ユニットを順次発光させる。
ステップS150において、発光制御回路310は、上述の各実施の形態に従う処理を終了するか否かを判断する。たとえば、発光制御回路310は、照明装置100A〜100Dの電源が切られた場合に、当該処理を終了する。発光制御回路310は、当該処理を終了すると判断した場合(ステップS150においてYES)、当該処理を終了する。そうでない場合には(ステップS150においてNO)、発光制御回路310は、再び制御をステップS102に戻す。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,10_1A〜10_4D 発光ユニット、11_1A〜11_4D 発光素子、20,200,200A〜200D 面発光モジュール、50,100,100A〜100C 照明装置、110 保持部材、120 基板、131〜134,141,152, コネクタ、150,310 発光制御回路、161 配線部材、171,172 電極部材、173,174 電極取出部、175,176 棒状部、191,192,601 電源経路、210 定電流源、320 ケーブル、510 生成部、520 発光制御部、530 スイッチ部、620 グランド電位、702〜704 信号ライン、801〜804 クロック信号。

Claims (11)

  1. 定電流源と、
    前記定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備え、前記複数の面発光モジュールの各々は、他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されており、
    前記複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する生成部を備え、
    前記複数の面発光モジュールの各々は、
    前記定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、
    前記複数の発光ユニットの、前記定電流源と前記基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部と、
    前記スイッチ部を駆動して、前記定電流源と前記基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通する発光制御部とを含み、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、前記同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応する前記スイッチ部の駆動を開始し、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記複数の発光ユニットは、行列状に配置され、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記スイッチ部は、
    行列状に配置された前記複数の発光ユニットのそれぞれの列に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第1群のスイッチ素子と、
    行列状に配置された前記複数の発光ユニットのそれぞれの行に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第2群のスイッチ素子とを含み、
    前記第1群のスイッチ素子の各々は、対応する列に配置された複数の発光ユニットの一端を一括して前記定電流源に接続可能に構成されており、
    前記第2群のスイッチ素子の各々は、対応する行に配置された複数の発光ユニットの他端を一括して前記基準電位に接続可能に構成されており、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、前記第1群のスイッチ素子のうち1つと前記第2群のスイッチ素子のうちの1つとからなる複数の組み合わせのうち、順次選択される組み合わせに対応する2つのスイッチ素子を順次駆動する、照明装置。
  2. 定電流源と、
    前記定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備え、前記複数の面発光モジュールの各々は、他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されており、
    前記複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する生成部を備え、
    前記複数の面発光モジュールの各々は、
    前記定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、
    前記複数の発光ユニットの、前記定電流源と前記基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部と、
    前記スイッチ部を駆動して、前記定電流源と前記基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通する発光制御部とを含み、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、前記同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応する前記スイッチ部の駆動を開始し、
    前記生成部は、複数の前記発光制御部のうちの1つに組み込まれており、
    前記生成部が組み込まれた第1の面発光モジュールから隣接する第2の面発光モジュールに含まれる発光制御部へ前記同期信号が伝送されるように構成されており、
    前記第2の面発光モジュールから隣接する第3の面発光モジュールに含まれる発光制御部へ前記同期信号がさらに伝送されるように構成されている、照明装置。
  3. 定電流源と、
    前記定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備え、前記複数の面発光モジュールの各々は、他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されており、
    前記複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成する生成部を備え、
    前記複数の面発光モジュールの各々は、
    前記定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、
    前記複数の発光ユニットの、前記定電流源と前記基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部と、
    前記スイッチ部を駆動して、前記定電流源と前記基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通する発光制御部とを含み、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、前記同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応する前記スイッチ部の駆動を開始し、
    前記生成部は、前記同期信号として、順次選択される発光制御部の識別情報を示す信号を出力し、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、予め格納された自モジュールを識別する識別情報と、前記同期信号に含まれる前記識別情報とが一致すると、対応する前記スイッチ部の駆動を開始する、照明装置。
  4. 前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、前記定電流源と前記基準電位との間のそれぞれの経路を導通させる時間が互いに同じになるように前記スイッチ部を駆動する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記スイッチ部は、各発光ユニットの前記定電流源と前記基準電位との間のそれぞれの経路に各々介挿された複数のスイッチ素子を有し、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、前記同期信号による自モジュールの選択に応答して、対応する前記複数のスイッチ素子の1つの順次駆動を開始する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記複数の発光ユニットの各々は、互いに直列に接続された複数の発光素子を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記定電流源は、前記複数の面発光モジュールの外部に配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記発光制御部は、前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記複数の発光ユニットの外部に配置されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記複数の発光ユニットの各々は、
    別の発光ユニットと電気的に接続可能な、前記定電流源からの電流を遣り取りするための第1のコネクタと、
    さらに別の発光ユニットと電気的に接続可能な、前記定電流源からの電流を遣り取りするための第2のコネクタとを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記複数の発光ユニットの1つは、前記定電流源と電気的に接続が可能な電源コネクタを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の照明装置。
  11. 照明装置を制御するための制御方法であって、
    前記照明装置は、
    定電流源と、
    前記定電流源に接続された電源経路に並列接続された複数の面発光モジュールとを備え、
    前記複数の面発光モジュールの各々は、
    他の面発光モジュールのうちの少なくとも1つに隣接して配置されており、
    前記定電流源と基準電位との間に並列接続された複数の発光ユニットと、
    前記複数の発光ユニットの、前記定電流源と前記基準電位との間のそれぞれの経路を個別に導通または遮断するスイッチ部とを含み、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記複数の発光ユニットは、行列状に配置され、
    前記複数の面発光モジュールの各々に含まれる前記スイッチ部は、
    行列状に配置された前記複数の発光ユニットのそれぞれの列に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第1群のスイッチ素子と、
    行列状に配置された前記複数の発光ユニットのそれぞれの行に対応付けられた複数のスイッチ素子からなる第2群のスイッチ素子とを含み、
    前記第1群のスイッチ素子の各々は、対応する列に配置された複数の発光ユニットの一端を一括して前記定電流源に接続可能に構成されており、
    前記第2群のスイッチ素子の各々は、対応する行に配置された複数の発光ユニットの他端を一括して前記基準電位に接続可能に構成されており、
    前記制御方法は、
    前記複数の面発光モジュールのうちの1つを順次選択するための同期信号を生成することと、
    前記同期信号による自モジュールの選択に応答して、前記第1群のスイッチ素子のうち1つと前記第2群のスイッチ素子のうちの1つとからなる複数の組み合わせのうち、順次選択される組み合わせに対応する2つのスイッチ素子を順次駆動し、前記定電流源と前記基準電位との間の複数の経路のうちの1つを順次導通することとを含む、制御方法。
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