JP5781963B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Description

この発明は、炊飯器に関する。
従来、炊飯器としては、特開平7−289424号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この炊飯器は、内鍋を収納する炊飯器本体と、炊飯器本体の上部に取り付けられた開閉可能な蓋体と、この蓋体の内鍋に対向する部分に設けられ、内鍋内の米を攪拌する攪拌体とを備えている。この攪拌体は、蓋体内に折り畳んだ状態で収納されており、内鍋内の米を攪拌するときに開き、内鍋内の米の攪拌が終了すると、折り畳まれて蓋体内に収納される。
特開平7−289424号公報
ところで、上記従来の炊飯器を、例えば、炊飯以外の蒸し料理に使用しようとすると、次の問題があることを発見した。この蒸し料理とは、内鍋内にスノコを入れないで行う料理である。
つまり、上記蒸し料理を行う際に、スノコを誤って内鍋内に入れていた場合、スノコの上に食材を載置することになって、食材を適切に加熱することができない問題がある。
特に、蒸し料理として、内鍋内にスノコを入れないで、かつ、開いた状態の撹拌体を回転させて行う料理である場合、スノコを誤って内鍋内に入れていると、撹拌体がスノコに引っ掛かり、撹拌体が故障する問題がある。
そこで、この発明の課題は、調理器具を使用しない種類の料理を行う際に、予め調理器具の存在を確認できて、調理器具の誤使用を防止できる炊飯器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の炊飯器は、
炊飯器本体と、
この炊飯器本体に収容された内鍋と、
上記炊飯器本体の上部に取り付けられて上記内鍋を開閉する蓋体と、
上記蓋体に回転可能に取り付けられた回転体と、
上記回転体に取り付けられて、上記内鍋内に収容される内容物に接触した攪拌状態と、上記内鍋内に収容される内容物から乖離した非攪拌状態とを切替可能な攪拌体と、
上記回転体を回転させるためのモータと、
上記モータを制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、
予め設定された種類の料理が選択されると、攪拌状態に切り替えた上記撹拌体を上記回転体とともに回転させる撹拌体事前回転手段と、
上記撹拌体事前回転手段によって回転させられた上記撹拌体にかかる負荷を検出する撹拌体負荷検出手段と、
上記撹拌体負荷検出手段によって検出された負荷に基づいて、上記内鍋内に調理器具が存在するか否かを判断する判断手段と
を有することを特徴としている。
ここで、予め設定された種類の料理とは、例えば、内鍋内に調理器具を入れないで行う料理であるか、または、内鍋内に調理器具を入れないで、かつ、撹拌状態の撹拌体を回転させて行う料理であり、具体的には、調理器具としてのスノコを使用しない蒸し料理である。
この発明の炊飯器によれば、上記制御部は、上記撹拌体事前回転手段と上記撹拌体負荷検出手段と上記判断手段とを有するので、予め設定された種類の料理が選択されると、攪拌状態に切り替えた撹拌体を回転させて、撹拌体にかかる負荷を検出する。そして、この検出された負荷に基づいて、内鍋内に調理器具が存在するか否かを判断する。
これによって、例えば、調理器具としてのスノコを使用しない蒸し料理を行う際に、スノコを誤って内鍋内に入れていた場合、撹拌状態の撹拌体を事前に回転させることで、この撹拌体にかかる負荷を検出し、この検出結果に基づいてスノコの存在を知ることができる。
したがって、調理器具を使用しない種類の料理を行う際に、予め調理器具の存在を確認できて、調理器具の誤使用を防止できる。
また、一実施形態の炊飯器では、上記撹拌体負荷検出手段は、上記撹拌体の回転数を検出する撹拌体回転数検出手段を含む。
この実施形態の炊飯器によれば、上記撹拌体負荷検出手段は、上記撹拌体の回転数を検出する撹拌体回転数検出手段を含むので、簡単な構成で撹拌体の負荷を検出できる。
また、一実施形態の炊飯器では、上記撹拌体負荷検出手段は、上記モータの負荷電流を検出するモータ負荷電流検出手段を含む。
この実施形態の炊飯器によれば、上記撹拌体負荷検出手段は、上記モータの負荷電流を検出するモータ負荷電流検出手段を含むので、簡単な構成で撹拌体の負荷を検出できる。
また、一実施形態の炊飯器では、上記判断手段によって上記内鍋内に上記調理器具が存在すると判断されたときに、上記調理器具の存在を表示する表示部を備える。
この実施形態の炊飯器によれば、上記判断手段によって上記内鍋内に上記調理器具が存在すると判断されたときに、上記調理器具の存在を表示する表示部を備えるので、調理器具の存在を確実に確認できる。
この発明の炊飯器によれば、上記制御部は、上記撹拌体事前回転手段と上記撹拌体負荷検出手段と上記判断手段とを有するので、調理器具を使用しない種類の料理を行う際に、予め調理器具の存在を確認できて、調理器具の誤使用を防止できる。
本発明の一実施の形態の炊飯器の蓋体閉鎖時の概略斜視図である。 上記炊飯器の蓋体開放時の概略斜視図である。 上記炊飯器の回転体の概略下面図である。 第1,第2攪拌アームの攪拌状態を説明するための概略斜視図である。 上記炊飯器の制御ブロック図である。 スノコを誤使用した場合で、第1,第2攪拌アームによるスノコの検出を説明する説明図である。 上記炊飯器の他の制御ブロック図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態の炊飯器を斜め上方から見た概略斜視図である。図1に示すように、この炊飯器は、炊飯器本体1と、この炊飯器本体1の上部に取り付けられた蓋体2とを備え、炊飯のみならず、煮物や蒸し物などといった調理に使用できるものである。
上記炊飯器本体1の前面には、蓋体2を開けるための開ボタン3を設けている。一方、炊飯器本体1の後面からは電源コード4の先端部が突き出ている。この電源コード4の大部分は、炊飯器本体1内の(図示しない)コードリールに引き出し可能に巻き付けられていている。
上記蓋体2の上面の前部には、炊き方や調理名などを表示する液晶の表示部5と、複数の操作ボタン6とを設けている。また、内鍋7(図2参照)の蒸気は、蓋体2の上面の後部の蒸気排出口2aから排出されるようになっている。
図2は、上記蓋体2を開いた状態の炊飯器の概略斜視図である。図2に示すように、上記炊飯器本体1には、内鍋7が収容され、この内鍋7は、蓋体2によって開閉される。
上記炊飯器本体1の上面の前部には、被係止部8を設けている。被係止部8には、蓋体2の下面の前部に設けられた係止部23が解除可能に係止する。開ボタン3を押すと、被係止部8が後方に移動して、被係止部8に対する係止部23の係止は、解除される。
上記炊飯器本体1内には、内鍋7を誘導加熱するための誘導加熱コイル10を設置している。なお、誘導加熱コイル10は、加熱部の一例である。
上記内鍋7には、内容物の一例としての米や水などが収容される。内鍋7は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導部材で形成され、その外面に加熱効率を向上させる例えばステンレス等の磁性体を貼り付ける一方、内面に内容物の付着を防ぐためのフッ素樹脂をコーティングしている。
上記蓋体2は、蓋体2を閉じたときに内鍋7側とは反対側に位置する外蓋21と、蓋体2を閉じたときに内鍋7側に位置する内蓋22とを有している。外蓋21の後部の右側角部内には、モータ24を取り付けている。内蓋22には、回転可能に(図示しない)連結軸を設置している。この連結軸は、モータ24が発生した回転駆動力を(図示しない)プーリやベルトを介して受けて、回転する。
上記蓋体2には、撹拌ユニット50が回転可能に取り付けられている。この撹拌ユニット50は、モータ24の駆動力により回転して、内鍋7内に収容される内容物を撹拌する。
図2と図3に示すように、上記撹拌ユニット50は、回転体11と、撹拌体としての第1,第2攪拌アーム12A,12Bと、切替機構36とを有する。
上記回転体11は、上記蓋体2に回転可能に取り付けられている。回転体11は、蓋体側部材13と、この蓋体側部材13の内鍋7側の表面に着脱可能に取り付けられた内鍋側部材14と、蓋体側部材13および内鍋側部材14の内部に配置される内カバー15とを有している。蓋体側部材13および内鍋側部材14は、外カバーを構成する。内カバー15は、蓋体側部材13に取り付けられる。
上記第1,第2攪拌アーム12A,12Bは、回転体11に揺動可能に取り付けられている。第1,第2攪拌アーム12A,12Bは、回転体11を挟むように配置されている。
上記第1,第2攪拌アーム12A,12Bは、内鍋7内の米などに接触した攪拌状態と、内鍋7内の米などから乖離した非攪拌状態とを切り替え可能になっている。第1,第2攪拌アーム12A,12Bのそれぞれは、一方の端部が、回転体11に回動可能に取り付けられて、他方の端部が、回転体11から離れたり、回転体11に近づいたりすることが可能になっている。つまり、第1,第2攪拌アーム12A,12Bは、起立して撹拌状態となる一方、倒伏して非攪拌状態となる。
上記切替機構36は、回転体11に取り付けられ、第1,第2攪拌アーム12A,12Bを起立状態または倒伏状態に切り替える。切替機構36は、第1,第2攪拌アーム兼用傘ギア30と、第1攪拌アーム用ギア31A,32A,33Aと、第2攪拌アーム用ギア31B,32B,33Bとを、有する。
上記複数のギア30,31A,32A,33A,31B,32B,33Bは、内カバー15に収納される。これにより、この複数のギア30〜33Bを、外カバー13,14と内カバー15との二重構造で覆うことができ、ギア30〜33Bへの米や水などの侵入を確実に防ぐことができる。
図3と図4に示すように、上記第1,第2攪拌アーム兼用傘ギア30には、回転軸35が取り付けられている。回転軸35の一端は、回転体11の蓋体側部材13から突出している。この回転軸35は、蓋体2の(図示しない)連結軸に着脱可能に連結されて、連結軸と一体に回転する。回転軸35は、回転体11に対して回転可能となっている。
上記回転軸35の回転駆動は、第1,第2攪拌アーム兼用傘ギア30および第1攪拌アーム用ギア31A,32A,33Aを介して第1攪拌アーム用回動軸34Aに伝わると共に、第1,第2攪拌アーム兼用傘ギア30および第2攪拌アーム用ギア31B,32B,33Bを介して第2攪拌アーム用回動軸34Bに伝わる。
これにより、上記回転軸35が回転すれば、第1,第2攪拌アーム12A,12Bを第1,第2攪拌アーム用回動軸34A,34Bを中心に回動させて、図2,図3に示す非攪拌状態から図4に示す攪拌状態に切り替えたり、上記攪拌状態から上記非攪拌状態に切り替えたりすることが可能になっている。
図5は、上記炊飯器の制御ブロック図である。図5に示すように、上記炊飯器は、制御部40を有する。この制御部40は、操作ボタン6などからの信号に基づいて、表示部5、モータ24およびコイル10などを制御する。
上記制御部40は、CPU41と、撹拌体事前回転手段42と、撹拌体負荷検出手段としての撹拌体回転数検出手段43と、判断手段44とを有する。
上記CPU41は、予め記憶されたプログラムや将来的に記憶されるプログラムに基づいて、演算処理を行う。
上記撹拌体事前回転手段42は、予め設定された種類の料理が選択されると、モータ24を制御して、攪拌状態に切り替えた第1,第2攪拌アーム12A,12Bを回転体11とともに回転させる。具体的には、使用者が、上記操作ボタン6により、予め設定された種類の料理を選択したときに、撹拌体事前回転手段42が、作動する。
ここで、予め設定された種類の料理とは、例えば、内鍋7内に調理器具を入れないで行う料理であるか、または、内鍋7内に調理器具を入れないで、かつ、撹拌状態の第1,第2攪拌アーム12A,12Bを回転させて行う料理である。具体的には、調理器具としてのスノコを使用しない蒸し料理であり、例えば、卵を水に浸漬して、第1,第2攪拌アーム12A,12Bを回転させながら加熱を行う料理である。
上記撹拌体回転数検出手段43は、上記撹拌体事前回転手段42によって回転させられた第1,第2攪拌アーム12A,12Bにかかる負荷を検出する。具体的に述べると、撹拌体回転数検出手段43は、第1,第2攪拌アーム12A,12Bの回転数を検出する。撹拌体回転数検出手段43は、例えば、ロータリエンコーダなどのセンサである。これによって、簡単な構成で、第1,第2攪拌アーム12A,12Bの負荷を検出できる。
上記判断手段44は、上記撹拌体回転数検出手段43によって検出された負荷に基づいて、内鍋7内に調理器具が存在するか否かを判断する。具体的に述べると、判断手段44は、撹拌体回転数検出手段43によって検出された回転数(負荷量)が、調理器具が存在する場合の回転数(負荷量)を超えた場合に、調理器具が存在すると判断する。
上記判断手段44によって内鍋7内に調理器具が存在すると判断されたときに、上記表示部5は、調理器具の存在を表示する。これによって、調理器具の存在を確実に確認できる。
上記構成の炊飯器の制御方法について説明する。
まず、使用者は、内鍋7内に食材を入れ、蓋体2を閉じて、操作ボタン6により、上記予め設定された種類の料理を選択する。すると、撹拌体事前回転手段42は、この予め設定された種類の料理が選択されると、第1,第2撹拌アーム12A,12Bを攪拌状態に切り替えてから回転させる。このとき、内鍋7内に調理器具が存在する場合、第1,第2撹拌アーム12A,12Bは、調理器具に接触して、調理器具から抵抗を受ける。
そして、上記撹拌体回転数検出手段43は、第1,第2攪拌アーム12A,12Bの回転数を検出する。つまり、撹拌体回転数検出手段43は、第1,第2撹拌アーム12A,12Bにかかる負荷を検出する。
その後、上記判断手段44は、上記撹拌体回転数検出手段43によって検出された回転数(負荷量)に基づいて、内鍋7内に調理器具が存在するか否かを判断する。
そして、上記判断手段44によって内鍋7内に調理器具が存在すると判断されたときに、調理器具の存在が、上記表示部5に、表示される。これにより、使用者は、調理器具の存在を知ることができ、料理を中止できる。または、判断手段44によって調理器具が存在すると判断されたときに、制御部40により、自動的に料理を中止するようにしてもよい。
具体的に述べると、図6に示すように、調理器具としてのスノコ60を使用しない蒸し料理を行う際に、スノコ60を誤って内鍋7内に入れていた場合、事前に第1,第2撹拌アーム12A,12Bを撹拌状態にして回転させる。
すると、第1,第2撹拌アーム12A,12Bは、スノコ60から抵抗を受けているため、第1,第2撹拌アーム12A,12Bにかかる負荷を検出することで、この検出結果に基づいてスノコ60の存在を知ることができる。
上記構成の炊飯器によれば、上記制御部40は、上記撹拌体事前回転手段42と上記撹拌体回転数検出手段43と上記判断手段44とを有するので、調理器具を使用しない種類の料理を行う際に、予め調理器具の存在を確認できて、調理器具の誤使用を防止できる。
これによって、例えば、内鍋7内にスノコ60を入れないで行う蒸し料理において、スノコ60の誤使用を防止できるため、食材を適切に加熱することができる。
特に、内鍋7内にスノコ60を入れないで、かつ、撹拌状態の第1,第2撹拌アーム12A,12Bを回転させて行う蒸し料理において、スノコ60の誤使用を防止できるため、第1,第2撹拌アーム12A,12Bがスノコ60に引っ掛かることがなくて、第1,第2撹拌アーム12A,12Bの故障を防止できる。
(第2の実施形態)
図7は、この発明の第2実施形態の炊飯器を示す制御ブロック図である。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、撹拌体負荷検出手段として、撹拌体回転数検出手段の代わりに、モータ負荷電流検出手段を用いている。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図7に示すように、制御部40Aは、CPU41と、撹拌体事前回転手段42と、撹拌体負荷検出手段としてのモータ負荷電流検出手段45と、判断手段46とを有する。
上記CPU41および上記撹拌体事前回転手段42は、上記第1実施形態で説明しているため、その説明を省略する。
上記モータ負荷電流検出手段45は、上記撹拌体事前回転手段42によって回転させられた第1,第2攪拌アーム12A,12Bにかかる負荷を検出する。具体的に述べると、モータ負荷電流検出手段45は、モータ24の負荷電流(供給電流)を検出する。モータ負荷電流検出手段45は、例えば、電流計である。これによって、簡単な構成で、第1,第2攪拌アーム12A,12Bの負荷を検出できる。
上記判断手段46は、上記モータ負荷電流検出手段45によって検出された負荷に基づいて、内鍋7内に調理器具が存在するか否かを判断する。具体的に述べると、判断手段46は、モータ負荷電流検出手段45によって検出された電流値(負荷量)が、調理器具が存在する場合の電流値(負荷量)を超えた場合に、調理器具が存在すると判断する。
上記判断手段46によって内鍋7内に調理器具が存在すると判断されたときに、上記表示部5は、調理器具の存在を表示する。これによって、調理器具の存在を確実に確認できる。
上記構成の炊飯器の制御方法について説明する。
まず、使用者は、内鍋7内に食材を入れ、蓋体2を閉じて、操作ボタン6により、上記予め設定された種類の料理を選択する。すると、撹拌体事前回転手段42は、この予め設定された種類の料理が選択されると、第1,第2撹拌アーム12A,12Bを攪拌状態に切り替えてから回転させる。このとき、内鍋7内に調理器具が存在する場合、第1,第2撹拌アーム12A,12Bは、調理器具に接触して、調理器具から抵抗を受ける。
そして、上記モータ負荷電流検出手段45は、第1,第2攪拌アーム12A,12Bを回転させるモータ24の負荷電流を検出する。つまり、モータ負荷電流検出手段45は、第1,第2撹拌アーム12A,12Bにかかる負荷を検出する。
その後、上記判断手段46は、上記モータ負荷電流検出手段45によって検出された電流値(負荷量)に基づいて、内鍋7内に調理器具が存在するか否かを判断する。
そして、上記判断手段46によって内鍋7内に調理器具が存在すると判断されたときに、調理器具の存在が、上記表示部5に、表示される。これにより、使用者は、調理器具の存在を知ることができ、料理を中止できる。または、判断手段46によって調理器具が存在すると判断されたときに、制御部40Aにより、自動的に料理を中止するようにしてもよい。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1、上記第2の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
また、撹拌体として、2つの第1,第2攪拌アーム12A,12Bを用いていたが、1つまたは3つ以上の撹拌アームを用いてもよい。また、調理器具として、スノコ以外の、炊飯器に使用される器具であってもよい。また、調理器具の存在を表示部に表示しなくてもよい。
また、撹拌体負荷検出手段として、上記第1実施形態の撹拌体回転数検出手段と、上記第2実施形態のモータ負荷電流検出手段とを、含むようにしてもよい。または、撹拌体負荷検出手段として、撹拌体事前回転手段によって回転させられた撹拌体にかかる負荷を検出するようなその他の検出手段であってもよい。そして、判断手段は、撹拌体負荷検出手段によって検出された負荷に基づいて、内鍋内に調理器具が存在するか否かを判断する。つまり、判断手段は、撹拌体負荷検出手段によって検出された負荷量が、調理器具が存在する場合の負荷量を超えた場合に、調理器具が存在すると判断する。
1 炊飯器本体
2 蓋体
5 表示部
6 操作ボタン
7 内鍋
11 回転体
12A 第1攪拌アーム(撹拌体)
12B 第2攪拌アーム(撹拌体)
13 蓋体側部材(外カバー)
14 内鍋側部材(外カバー)
15 内カバー
24 モータ
30,31A,31B〜33A,33B ギア
35 回転軸
36 切替機構
40,40A 制御部
41 CPU
42 撹拌体事前回転手段
43 撹拌体回転数検出手段(撹拌体負荷検出手段)
44 判断手段
45 モータ負荷電流検出手段(撹拌体負荷検出手段)
46 判断手段
50 撹拌ユニット
60 スノコ(調理器具)

Claims (4)

  1. 炊飯器本体と、
    この炊飯器本体に収容された内鍋と、
    上記炊飯器本体の上部に取り付けられて上記内鍋を開閉する蓋体と、
    上記蓋体に回転可能に取り付けられた回転体と、
    上記回転体に取り付けられて、上記内鍋内に収容される内容物に接触した攪拌状態と、上記内鍋内に収容される内容物から乖離した非攪拌状態とを切替可能な攪拌体と、
    上記回転体を回転させるためのモータと、
    上記モータを制御する制御部と
    を備え、
    上記制御部は、
    予め設定された種類の料理が選択されると、攪拌状態に切り替えた上記撹拌体を上記回転体とともに回転させる撹拌体事前回転手段と、
    上記撹拌体事前回転手段によって回転させられた上記撹拌体にかかる負荷を検出する撹拌体負荷検出手段と、
    上記撹拌体負荷検出手段によって検出された負荷に基づいて、上記内鍋内に調理器具が存在するか否かを判断する判断手段と
    を有することを特徴とする炊飯器。
  2. 請求項1に記載の炊飯器において、
    上記撹拌体負荷検出手段は、上記撹拌体の回転数を検出する撹拌体回転数検出手段を含むことを特徴とする炊飯器。
  3. 請求項1または2に記載の炊飯器において、
    上記撹拌体負荷検出手段は、上記モータの負荷電流を検出するモータ負荷電流検出手段を含むことを特徴とする炊飯器。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の炊飯器において、
    上記判断手段によって上記内鍋内に上記調理器具が存在すると判断されたときに、上記調理器具の存在を表示する表示部を備えることを特徴とする炊飯器。
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