JP5780789B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
前記左右一対のウイング状フラップにはそれぞれ、前記表面シート側であって前記吸収性物品の幅方向中心側に開口するポケット空間が設けられているとともに、前記ポケット空間が形成されるウイング状フラップの裏面シート側の面には、前記ポケットシートと重なる位置にズレ止め粘着剤層が形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
前記前部側ウイング状フラップ及び後部側ウイング状フラップの両方又はいずれか一方に対して、左右一対のウイング状フラップにはそれぞれ、前記表面シート側であって前記吸収性物品の幅方向中心側に開口するポケット空間が設けられているとともに、前記ポケット空間が形成されるウイング状フラップの裏面シート側の面には、前記ポケットシートと重なる位置にズレ止め粘着剤層が形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
前記ポケット空間は、前記裏面シートの延在部分と前記表面シートの延在部分又は立体ギャザーを形成するためのギャザーシートの延在部分との間であって前記ウイング状フラップのほぼ全領域に亘ってポケットシートが介在され、前記表面シートの延在部分又は立体ギャザーを形成するためのギャザーシートの延在部分と前記ポケットシートとに吸収性物品の長手方向に沿ってスリットを設けることにより形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
前記裏面シート2は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。前記裏面シート2の非使用面側(外面)には1または複数条の粘着剤層10…、11…、12…が形成され、身体への装着時に生理用ナプキン1を下着に固定するようになっている。前記裏面シート2としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
(第1形態例)
第1形態例に生理用ナプキン1では、図1に示されるように、前部側ウイング状フラップW、Wに対し、表面シート3側であって生理用ナプキン1の幅方向中心側に開口するポケット空間Pが設けられている。
第2形態例に係る生理用ナプキン1では、図9に示されるように、前部側ウイング状フラップW、Wに加え、後部側ウイング状フラップWB、WBに対しても、表面シート3側、図示例ではサイド不織布7の上面側に、生理用ナプキン1の幅方向中心側に開口するポケット空間Pを形成するためのポケットシート25が設けられている。この後部側ウイング状フラップWBに設けられるポケットシート25も基本的に前記前部側ウイング状フラップWに設けられるポケットシート25と同様に形成することができる。
ポケット空間Pを形成するための第2の例としては、図10に示されるように、ウイング状フラップWのほぼ全領域において表面シート3側の上面にポケットシート20を配設し、少なくとも前記ポケットシート20に生理用ナプキン1の長手方向に沿ってスリット26を設けることにより形成したものである。図10に示される例では、裏面シート2とサイド不織布7との延在部分の貼り合わせによってウイング状フラップWが形成されるとともに、このウイング状フラップWのほぼ全領域において前記サイド不織布7の上面にポケットシート20を配設し、前記ポケットシート20のウイング状フラップWの基端側寄り位置に、生理用ナプキン1の長手方向に沿ってスリット26を設けることにより形成したものである。従って、ポケット空間Pは、前記スリット26を開口として、ポケットシート20とサイド不織布7との間に形成されている。
第4形態例は、上記図6に示される形態の変形例である。本第4形態例では、図12に示されるように、ウイング状フラップWとして、前記ポケットシート20以外のシート(裏面シート2及びサイド不織布7)を生理用ナプキン1の幅方向に沿って伸縮性を有する素材で構成し、前記ポケットシート20を非伸縮性のシートで構成するとともに、このポケットシート20をウイング状フラップW領域の内、生理用ナプキン1の幅方向外側に配設することにより、ウイング状フラップWの基端部に生理用ナプキン1の幅方向に沿って伸縮性を付与するようにしている。
前記ポケット空間Pには、図14に示されるように、開口の上縁に対し、ポケットシート20の端縁を開口縁に沿って生理用ナプキン1の幅方向に折り返した折返し部28を形成することができる。前記折返し部28は、同図14(A)に示されるように、端部をポケット空間Pの内側に向けて折り返すこともできるし、同図14(B)に示されるように、ポケット空間Pの外側に向けて折り返すこともできる。この折返し部28は、前部側ウイング状フラップW、後部側ウイング状フラップWBのいずれか又は両方に形成することができ、ポケット空間Pの内側又は外側のいずれに折り返してもよい。なお、折り返し端縁部は、端縁に沿って接合しておくことが好ましい。
(1)上記形態例では、前部側ウイング状フラップWのみにポケットシート20が設けられた場合(第1形態例)、前部側ウイング状フラップ及び後部側ウイング状フラップWBにそれぞれポケットシート20、25が設けられた場合(第2形態例)について説明したが、後部側ウイング状フラップWBのみにポケットシート25が設けられる形態であっても良い。
(2)上記形態例では、前部側ウイング状フラップW及び後部側ウイング状フラップWBが形成された生理用ナプキン1を例に挙げ説明したが、前部側ウイング状フラップW又は後部側ウイング状フラップのみが形成された生理用ナプキン1としても良い。
(3)上記形態例では、前部側ウイング状フラップWがナプキン長手方向に長い略長方形状に形成された生理用ナプキン1を例に挙げ説明したが、図15に示されるように、前部側ウイング状フラップWが略三角形状に形成された生理用ナプキン1に対しても同様に適用できる。
Claims (11)
- 透液性の表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、両側部にそれぞれ下着に対する固定のために、左右一対で側方に突出する一組以上のウイング状フラップを有する吸収性物品において、
前記左右一対のウイング状フラップにはそれぞれ、前記表面シート側であって前記吸収性物品の幅方向中心側に開口するポケット空間が設けられているとともに、前記ポケット空間が形成されるウイング状フラップの裏面シート側の面には、前記ポケットシートと重なる位置にズレ止め粘着剤層が形成されていることを特徴とする吸収性物品。 - 透液性の表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、左右一対で両側部にそれぞれ、装着時に下着のクロッチ部分を巻き込むようにして固定される前部側ウイング状フラップと、左右一対で両側部にそれぞれ、下着内面に固定されるヒップホールド用の後部側ウイング状フラップとが形成された吸収性物品において、
前記前部側ウイング状フラップ及び後部側ウイング状フラップの両方又はいずれか一方に対して、左右一対のウイング状フラップにはそれぞれ、前記表面シート側であって前記吸収性物品の幅方向中心側に開口するポケット空間が設けられているとともに、前記ポケット空間が形成されるウイング状フラップの裏面シート側の面には、前記ポケットシートと重なる位置にズレ止め粘着剤層が形成されていることを特徴とする吸収性物品。 - 前記ポケット空間は、前記ウイング状フラップ領域において表面シート側の上面にポケットシートを配設することにより形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記ポケット空間は、前記ウイング状フラップのほぼ全領域において表面シート側の上面にポケットシートを配設し、少なくとも前記ポケットシートに吸収性物品の長手方向に沿ってスリットを設けることにより形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記ウイング状フラップは、前記裏面シートの延在部分と前記表面シートの延在部分又は立体ギャザーを形成するためのギャザーシートの延在部分とによって構成され、
前記ポケット空間は、前記裏面シートの延在部分と前記表面シートの延在部分又は立体ギャザーを形成するためのギャザーシートの延在部分との間であって前記ウイング状フラップのほぼ全領域に亘ってポケットシートが介在され、前記表面シートの延在部分又は立体ギャザーを形成するためのギャザーシートの延在部分と前記ポケットシートとに吸収性物品の長手方向に沿ってスリットを設けることにより形成されている請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。 - 前記ポケット空間は複数に仕切られている請求項1〜5いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記ポケット空間が形成されるウイング状フラップの基端部は、吸収性物品の幅方向に沿って伸縮性を有する請求項1〜6いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記ウイング状フラップは、前記ポケットシート以外のシートが吸収性物品の幅方向に沿って伸縮性を有する素材で構成され、前記ポケットシートは、非伸縮性のシートで構成されるとともに、前記ウイング状フラップ領域の内、吸収性物品の幅方向外側に配設されていることにより、前記ウイング状フラップの基端部に吸収性物品の幅方向に沿って伸縮性が付与されている請求項7記載の吸収性物品。
- 前記ウイング状フラップを構成するシートが非伸縮性素材を用いて構成され、前記ウイング状フラップに吸収性物品の幅方向に沿って伸縮性を有する伸縮シートを伸張状態で張設することにより、前記ウイング状フラップに幅方向の伸縮性が付与され、前記ポケットシートは、非伸縮性のシートで構成されるとともに、前記ウイング状フラップ領域の内、吸収性物品の幅方向外側に配設されていることにより、前記ウイング状フラップの基端部に吸収性物品の幅方向に沿って伸縮性が付与されている請求項7記載の吸収性物品。
- 前記ポケット空間の開口の上縁には、開口縁に沿ってシートを吸収性物品の幅方向に折り返した折返し部が形成されている請求項1〜9いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記折返し部には、開口縁に沿って弾性伸縮部材が配設されている請求項10記載の吸収性物品。
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