JP5780287B2 - 電子部品用パッケージ及び圧電デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、表面実装型の電子部品用パッケージ及びそれを備える圧電デバイスに関する。
表面実装型の電子部品用パッケージは、電子機器等に用いられ、具体的には、水晶振動子や水晶フィルタ、水晶発振器などの表面実装型の圧電デバイスに用いられる。
圧電デバイスでは、圧電振動片の表面に金属薄膜電極が形成され、この金属薄膜電極を外気から保護するために、電子部品用パッケージによって、圧電振動片が気密に封止されている。
圧電デバイスが実装される回路基板には、加工の容易性とコスト的なメリットから、網目状のガラス繊維にエポキシ樹脂材を含浸させた、いわゆるガラスエポキシ基板が広く使用されている。また、この回路基板の電極パターン上部には、スクリーン印刷などの手法により、はんだペーストが塗布されている。そして、この回路基板の電極パターンに、上記圧電デバイスのパッケージの端子電極を重ね合わせた状態で搭載して、溶融炉(加熱炉など)にてはんだペーストを溶融させて回路基板上に圧電デバイスをはんだ接合する。
しかしながら、パッケージと回路基板との間の熱膨張係数の差により、これらパッケージと回路基板とを接合するはんだに応力が生じ、クラックが発生することがある。特に、パッケージとしてアルミナ等のセラミック材料を用い、回路基板としてガラスエポキシ基板を用いた組み合わせ構成であって、さらに車載用などの耐熱用途向けに使用した場合、高温環境下で当該パッケージと回路基板とを使用するので、パッケージの熱膨張係数に対して回路基板の熱膨張係数が大きくなり、はんだから疲労破壊が生じやすくなる。
このように、通常の温度環境ではそれほど問題にならなかったはんだクラックが高温環境では顕著に現れ、更に当該パッケージと回路基板とに衝撃が加わる場合、はんだクラック部分から剥離が生じるといった問題点があった。
本件出願人は、かかる問題点を解決するための技術を既に提案している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−32645号公報
しかしながら、上記特許文献1では、パッケージの端子電極の面積を、パッケージ底面の面積に対して、特定の割合に規定することによって、はんだのフィレットの形成を促進して、回路基板との接合強度を高めるものである。このため、パッケージの端子電極の面積が、パッケージの底面の面積に対して、特定の割合に制約され、パッケージの小型化を図ると、端子電極の面積を小さくせざるを得ず、回路基板との接合面積が小さくなるという課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、パッケージの端子電極の面積が、パッケージの底面の面積に対して特定の割合に規定されることなく、はんだクラックを抑制して電子部品用パッケージと回路基板の接合の信頼性を向上させることを目的とする。
本件発明者は、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、電子部品素子を保持するベースの底面の端子電極の、前記ベースの底面の角部に対向する面取り部に着目し、この面取り部の面取り角度を、特定の角度範囲とすることによって、はんだクラックを効果的に抑制できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の電子部品用パッケージは、電子部品素子を保持するベースを少なくとも有する電子部品用パッケージであって、ベース底面は、外部の回路基板に電気的に接続される端子電極を有し、前記端子電極は、前記ベース底面の角部に対向する直線状の面取り部を有し、前記面取り部は、基準線と為す面取り角度が、±10°以内であり、前記基準線が、前記ベース底面の前記角部と、前記端子電極の、前記ベース底面の中心点に近接する側の一辺の中央部とを結ぶ直線に対する垂線であって、前記面取り部を通る垂線である。
本発明の電子部品用パッケージは、少なくともベースを有するものであればよく、蓋は有していなくてもよい。
本発明の好ましい実施態様では、前記端子電極上に、金属膜からなるバンプが積層一体形成され、前記バンプは、前記ベース底面の角部に対向する面取り部を有し、前記バンプの面取り部は、バンプ用の基準線と為す面取り角度が、±10°以内であり、前記バンプ用の基準線が、前記ベース底面の前記角部と、前記端子電極の、前記ベース底面の中心点に近接する側の一辺の中央部とを結ぶ直線に対する垂線であって、前記バンプの面取り部を通る垂線である。
本発明の好ましい実施態様では、前記バンプの前記面取り部が、直線状の面取り部であって、前記端子電極の前記面取り部の前記面取り角度と、前記バンプの前記面取り部の前記面取り角度とが、等しい。
本発明の好ましい実施態様では、前記面取り角度が、±5°以内である。
本発明の他の実施態様では、前記ベース底面は、平面視矩形とされ、前記ベース底面の一対の対向辺に沿って、前記端子電極が一対配置され、各端子電極は、前記ベース底面の前記一対の各対向辺の両端の各角部にそれぞれ対向する前記面取り部をそれぞれ有する。
本発明の好ましい実施態様では、前記ベース底面の前記一対の対向辺にそれぞれ対応する前記ベースの両側面には、上下に延びるキャスタレーションがそれぞれ形成され、前記各キャスタレーションには、前記各端子電極にそれぞれ連なる側面電極がそれぞれ形成される。
本発明の他の実施態様では、前記キャスタレーションは、その開口幅が、前記端子電極の、前記ベース底面の前記対向辺の両端の各角部にそれぞれ対向する各面取り部の面取り方向に沿った各延長線が、前記ベース底面の前記対向辺とそれぞれ交差する両交差点間に収まるように形成される。
本発明の更に他の実施態様では、前記ベースの上部開口を気密封止する蓋を備え、前記ベースは、上下方向に複数層が積層された積層構造であって、前記キャスタレーションは、前記ベースの前記複数層の内の少なくとも最上層における開口サイズが、残余の層における開口サイズに比べて小さい。
本発明の圧電デバイスは、本発明に係る電子部品用パッケージと、前記電子部品素子としての圧電振動素子とを備える。
本発明によると、電子部品用パッケージを外部の回路基板に電気的に接続するためのベース底面の端子電極は、ベース底面の角部に対向する面取り部を有し、基準線と為す面取り角度を、±10°以内、好ましくは、±5°以内とする場合、前記回路基板と前記端子電極とを接合するはんだ等の導電性接合材のクラックが、ベース底面の外周角部の近傍の最大応力がかかる箇所から発生し、ベースの底面の中心部の応力が最も小さい最小応力箇所へ向かって進展・進行する際に、その途中に形成した端子電極の面取り部によって、応力を効果的に分散させることができると共に、クラックの進行方向を屈曲させることができ、クラックの進展・進行を効果的に抑制することができる。
また、端子電極上に、ベース底面の角部に対向する面取り部を有するバンプを形成することによって、導電性接合材に発生するクラックが、ベース底面の外周角部の近傍の最大応力箇所からベースの底面の中心部の最小応力箇所へ向かって進展・進行する際に、端子電極の面取り部と相まって端子電極上のバンプの面取り部によっても応力を効果的に分散させることができると共に、クラックの進行方向を屈曲させることができ、クラックの進展・進行を一層効果的に抑制することができる。
更に、ベース側面のキャスタレーションの開口幅が、端子電極の、ベース底面の対向辺の両端の各角部にそれぞれ対向する各面取り部の面取り方向に沿った各延長線が、ベース底面の前記対向辺とそれぞれ交差する両交差点間に収まるように形成することによって、開口幅の大きなキャスタレーションが、端子電極の面取り部まで及んで、該面取り部が、応力を効果的に分散させることができず、応力が集中してクラックの進展・進行を効果的に抑制できないといった事態を回避することができる。
更に、端子電極を、はんだ等の導電性接合材で回路基板に接続したときに、はんだの一部が、前記両交差点間に収まるように形成されたキャスタレーションの側面電極に這い上がってフィレットを形成するので、接合強度を高めることができると共に、フィレット形状の光学的な検査等が容易となる。
また、キャスタレーションは、上下方向に複数層が積層されてなるベースの前記複数層の内の少なくとも最上層における開口サイズを、残余の層における開口サイズに比べて小さくすることによって、最上層であるベース上部を、蓋で封止する際に、封止面積を大きくして、封止強度を高めることができる一方、残余の層であるベース下部の側面には、側面電極に連なる開口サイズの大きなキャスタレーションを形成することができ、はんだ等の導電性接合材による電気的な接続を確実、強固に行うことができる。
本発明によれば、ベース底面の角部に対向する特定の面取り角度を有する面取り部によって、回路基板と前記端子電極とを接合するはんだ等の導電性接合材のクラックが、ベース底面の外周角部の近傍の最大応力箇所からベース底面の中心部の最小応力箇所へ向かって進展・進行する際に、応力を効果的に分散させることができる共に、クラックの進行方向を屈曲させることができるので、クラックの進展・進行を効果的に抑制することができ、これによって、電子部品用パッケージと回路基板の接合の信頼性を向上させることができる。
図1は本発明の一実施形態に係る圧電デバイスとしての水晶振動子の断面図である。 図2は図1の水晶振動子の底面図である。 図3は図1の水晶振動子の底面側から見た斜視図である。 図4は応力の分布によるはんだクラックの進行・進展方向を説明するための図である。 図5は面取り部の面取り角度を説明するための底面図である。 図6はシミュレーションで評価した各面取り角度を示す図である。 図7はシミュレーションモデルの全体を示す斜視図である。 図8はシミュレーションに用いた1/4シミュレーションモデルを示す斜視図である。 図9ははんだ部分の最大主歪みのコンター図(等高線図)である。 図10はX座標方向に沿った主歪みのコンター図である。 図11はY座標方向に沿った主歪みのコンター図である。 図12は面取り角度θ毎のX座標方向に沿った主歪みの変化を示す図である。 図13は面取り角度θ毎のY座標方向に沿った主歪の変化を示す図である。 図14は面取り角度θ毎のA点近傍及びB点近傍の主歪みの平均値を示す図である。 図15は図14のA点近傍の主歪み平均値及びB点近傍の主歪み平均値の内、大きい方の主歪みの平均値をプロットした図である。 図16は、シミュレーションで評価した他の面取り部を示す図である。 図17はキャスタレーションの開口幅を説明するためのベースの底面図である。 図18はシミュレーションで評価した開口幅が異なるキャスタレーションを示す図である。 図19は図18の開口幅が異なるキャスタレーションのはんだ部分の最大主歪みのコンター図(等高線図)である。 図20は図18の開口幅が異なるキャスタレーションのはんだ部分のY座標方向に沿った主歪みのコンター図である。 図21は図20のA−B間の主歪みの変化を示すである。 図22は本発明の他の実施形態の水晶振動子の底面側から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態では、表面実装型の圧電デバイスとして、水晶振動子に適用して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る水晶振動子の断面図であり、図2は、その底面図であり、図3は、底面側から見た斜視図である。
この実施形態の水晶振動子1は、図1に示すように、電子部品素子であるATカット水晶からなる水晶振動片2と、この水晶振動片2を保持し、水晶振動片2を気密封止するパッケージ3とを備える。パッケージ3は、上部が開口した凹部を有し、水晶振動片2を収納保持するベース4と、ベース4に保持した水晶振動片2を気密封止する蓋5とを備えており、ベース4の開口部に蓋5が封止材6により接合されて、気密封止された内部空間20が形成される。この内部空間20に、水晶振動片2が、ベース4の電極パッド(図示せず)に導電性接着剤7などを用いて電気機械的に接合されている。
ベース4は、アルミナ等のセラミック材料からなり、図1に示すように、底部4aと、底部4aの外周に沿って上方に延出した堤部4bとから構成された箱状に成形されている。このベース4は、セラミックを複数層積層して上部が開口した凹状に一体焼成してなる。
また、平面視が略矩形のベース4の外周の4つの角部には、図2及び図3に示すように、内方へ窪んだキャスタレーション8〜11が、ベース4の底面から上面にかけて形成されている。更に、前記キャスタレーション8と前記キャスタレーション11との間のベース4の側面、及び、前記キャスタレーション9と前記キャスタレーション10との間のベース4の側面には、内方へ窪んだ上下方向へ延びるキャスタレーション12, 13が形成されている。このキャスタレーション12,13は、平面視が略矩形のベース4の対向する短辺の中央部分に形成されている。
上下に延びるキャスタレーション12 ,13の下部、すなわち、ベース4の底面寄りの部分には、図3に示すように側面電極14,15(側面電極15は図示省略)がそれぞれ形成されている。
この側面電極14,15は、ベース4の底面に形成された一対の端子電極16 ,17にそれぞれ電気的に接続されており、この端子電極16,17が、外部の回路基板に導電性接合材として、例えば、はんだを用いて接続される。その際に、側面電極14,15が形成されたキャスタレーション12,13へのはんだの這い上がりによって接続状態を確認することができる。
ベース4の底面の各端子電極16,17は、一対の対向する各短辺に沿って、互いに対向するように対称に形成された、いわゆる、対向2端子となっている。一方の端子電極16は、一方の短辺の両側の2つの角部に対向する2つの面取り部161,162を有し、他方の端子電極17は、他方の短辺の両側の2つの角部に対向する2つの面取り部171.172を有する。各面取り部161,162;171.172は、各端子電極16,17の各角部を、傾斜面で面取りした平面状の面取り部161,162;171.172となっている。
各端子電極16,17は、上記の側面電極14,15に連なるキャスタレーション部分及び前記面取り部161,162; 171.172を除いて平面視矩形である。各端子電極16,17の矩形の各短辺が、同じく平面視矩形のベース4の底面の長辺に対向し、各端子電極16,17の矩形の各長辺が、ベース4の底面の短辺に対向するように形成されている。
各端子電極16,17上には、各端子電極16,17より僅かに平面積の小さくほぼ同形状、すなわち、平面視相似形状のバンプ16B,17Bがそれぞれ形成されている。各バンプ16B,17Bには、各端子電極16,17と同様に、ベース4の矩形の底面の4つの各角部にそれぞれ対向する面取り部161B,162B;171B,172Bがそれぞれ形成されている。バンプ16B,17Bの各面取り部161B,162B;171B,172Bは、端子電極16,17の各面取り部161,162;171.172と同様に、平面状である。
これらバンプ16B,17Bは、端子電極16,17のメタライズ上部に同材質のメタライズ(タングステン、モリブデン等)をほぼ同形状で積層して一体形成されている。
また、これら端子電極16,17とバンプ16B,17Bは、これらのメタライズ材料がベース4と一体的に焼成され、当該メタライズ上部にニッケルメッキが形成され、その上部に金メッキが形成されて構成されている。
各端子電極16,17は、キャスタレーション12,13に形成された側面電極14,15を介してベース4の図1に示される内部空間20の上記電極パッド(図示せず)と電気的に接続されている。
この電極パッドに対して、水晶振動片2の引出電極(図示せず)が、例えば導電性接着剤7により導電接合され、ベース4に水晶振動片2が保持されている。この水晶振動片2の表裏面には、図示しない一対の励振電極と上記引出電極が形成されている。
ベース4を気密封止する蓋5は、板状のアルミナ等のセラミック材料からなり、ガラス等の封止材6を用いて封止される。蓋5は、ベース4と同様に平面視矩形であるが、若干小さい形状となっている。
上記構成を有するベース4の内部空間20に水晶振動片2を収納保持し、蓋5にて水晶振動片2を密閉し、加熱炉による溶融接合などの手法により水晶振動片2の気密封止を行うことで水晶振動子、すなわち、電子部品用パッケージを用いた圧電デバイスの完成となる。
完成品である水晶振動子は、例えば、ガラスエポキシ材からなる回路基板の電極パターンの上部に、はんだ等の導電性接合材を介して接合される。
この実施形態では、はんだクラックの進展・進行を抑制して電子部品用パッケージと回路基板の搭載接合の信頼性を向上させるために、次にようにしている。
電子部品用パッケージと回路基板との間の熱膨張係数差によってパッケージと回路基板とを接合する導電性接合材であるはんだに対して応力が生じた場合、図4に示すように、ベース4の底面の外周角部に近接する領域である最大応力箇所Smaxからはんだクラックが発生することが多く、継続して同様の応力による影響を受けることで発生したはんだクラックが、ベース4の底面の中心部の最小応力箇所Sminに向かって進展・進行する。そして最終的に端子電極16,17全体にはんだクラックが進行してパッケージと回路基板のはんだによる接合が剥離しまうことになる。
このクラックの進展・進行を抑制するために、本件発明者は鋭意研究した結果、ベース4の角部に対向するように形成した端子電極16,17の面取り部161,162;171,172に着目し、これら面取り部161,162;171,172の面取り角度を、特定の角度範囲とすることが有効であることを見出した。この実施形態では、端子電極16,17と平面視が略相似形であるバンプ16B,17Bにも同様に面取り部161B,162B;171B,172Bを形成している。
本件発明者は、はんだクラックを抑制する上で、効果的な面取り部を形成するために、有限要素法を用いた構造解析である、はんだクラックシミュレーションを行い、裏面の端子電極16,17の形状の違いによるはんだの歪差を検証し、面取り部の好ましい形状を求めた。
図5は、はんだクラックシミュレーションを説明するためのベース4の底面図であり、この図5では、一方の端子電極16のバンプ16Bの一方の面取り部161Bを代表的に示して説明する。
このはんだクラックシミュレーションでは、バンプ16Bの面取り部161Bの面取り角度θを変更して実施した。このバンプ16Bの面取り部161Bの面取り角度θは、次にように規定した。
すなわち、端子電極16の内側端部の中心O1と、ベース4の底面の角部の頂点V1とを結ぶ直線L1に対する垂線であって、バンプ16Bの面取り部161Bを通る垂線を、バンプ用の基準線L2とする。端子電極16の内側端部の中心O1は、平面視が略矩形の端子電極16の対向する長辺の、ベース4の底面の中心Oに近接する側の長辺の中央点となっている。
このバンプ用の基準線L2と、バンプ16Bの面取り部161Bの面取りした平面に沿った直線L3との為す角度θを、バンプ16Bの面取り部161Bの面取り角度とした。
なお、図5は、面取り角度θを明示するための図であって、図5のバンプ16Bの面取り部161Bの実際の面取り角度θは、θ=0°である、すなわち、面取りした平面に沿う前記直線L3は、前記バンプ用の基準線L2に一致するのであるが、面取り角度θを明示するために、敢えて直線L3を、面取りした平面に対して傾斜した直線として示している。
はんだクラックシミュレーションでは、バンプ16Bの面取り部161Bの面取り角度θを変更すると共に、端子電極16の面取り部161についても、バンプ16Bの面取り部161Bと同様に、面取り角度θを変更した。端子電極16の面取り部161の面取り角度θは、端子電極16の内側端部の中心O1と、ベース4の底面の角部の頂点V1とを結ぶ直線L1に対する垂線であって、端子電極の面取り部161を通る垂線を、基準線L8とし、この基準線L8と、端子電極の面取り部161の面取りした平面に沿った直線との為す角度θを、端子電極の面取り部161の面取り角度とする。
端子電極の面取り部161の面取り角度θを規定する基準線L8、及び、バンプ16Bの面取り部161Bの面取り角度θを規定する基準線L2は、いずれも、端子電極16の内側端部の中心O1と、ベース4の底面の角部の頂点V1とを結ぶ直線L1に対する垂線であって、互いに平行であり、端子電極16の面取り部161、及び、バンプ16Bの面取り部161Bをそれぞれ通る垂線である。各垂線L2,L8は、前記直線L1と、各面取り部161,161Bの面取りした平面に沿った各直線との交点を通る。
この実施形態では、図5に示すように、端子電極16の面取り部161とバンプ16Bの面取り部161Bとは、面取りした平面が平行となるように面取り角度θを変更した。したがって、端子電極16の面取り部161とバンプ16Bの面取り部161Bとは、その面取り角度θは互いに等しい。
このはんだクラックシミュレーションにおける面取り角度θの変更は、具体的には、図6(a)〜(f)に示すように、端子電極16の面取り部161及びバンプ16Bの面取り部161Bの上記面取り角度θを、時計方向と反時計方向とに5°ずつそれぞれ変更し、最大15°までについて、シミュレーションを実施した。
シミュレーションに用いたモデル全体を、図7に示す。このシミュレーションモデルは、セラミックからなるベース4に、セラミックからなる蓋5が接合された電子部品用パッケージが、はんだ18を用いてガラスエポキシ基板19に実装されたものである。
このシミュレーションモデルのサイズは、ベース4の底面のサイズが、3.2mm*2.5mmであり、端子電極16,17のサイズが、1.2mm*2.3mmであり、ガラスエポキシ基板19のサイズが、6.0mm*5.0mm*1.6mmである。
有限要素法を用いた構造計算では、図7に示すシミュレーションモデルの全体の1/4、すなわち、図7の破線で示すように、1つの角部を含む1/4の対称部分を用いた。図7の例では、1つの角部は、上記図2のキャスタレーション11が形成された角部に対応する。
荷重は、モデル全体に一様に+100℃を与えるものとし、+25℃を基準とした場合、+125℃となるときの条件を計算した。すなわち、このクラックシミュレーションでは、熱加重条件を、室温(25℃)を応力の出発点(応力フリー)とし、125℃まで熱加重をかけ、線形解析を実施した。
1/4のシミュレーションモデルの拡大図である図8に示す各構成材料、すなわち、端子電極16であるタングステン(W)、ベース4及び蓋5であるセラミック(Ceramics)、封止材6である封止ガラス(FlintGlass)、導電性接合材であるはんだ18、及び、ガラスエポキシ基板19であるFR−4の物性値は、下記表1の値を使用した。
次に、シミュレーション結果について説明する。
はんだクラックは、はんだ部に加わる歪変動に大きな影響を受けるため、はんだの最大主歪みに注目した。最大主歪みは、膨張方向に最大になるテンソル6成分を座標回転して合成した値である。
図9は、はんだ部分の最大主歪のコンター図(等高線図)である。この図9は、上記図7,8の1/4のシミュレーションモデルのはんだ部分のみを示すものであり、このはんだ部分は、端子電極16、及び、バンプ16Bにそれぞれ対応する形状部分16´,16B´を有すると共に、キャスタレーション12の部分に対応してはんだフィレット12´が上方へ延びている。
はんだの、端子電極16の面取り部162に対応する周辺部分162´には、大きな主歪みが生じていることが分かる。
面取り角度θを上記のように変更したときの主歪みを、次のようにして評価した。
すなわち、上記の面取り角度θ毎に、図10に示すように、端子電極16の短辺方向であるX座標方向に沿った主歪みを、はんだの前記短辺方向の角部のA点を基準のX座標「0」として、ラインL4に示すように、A点を含むその両側の複数の点について算出した。
同様に、上記の面取り角度θ毎に、図11に示すように、端子電極16の長辺方向であるY座標方向に沿った主歪みを、はんだの前記長辺方向の角部のB点を基準のY座標「0」として、ラインL5で示すように、B点を含むその両側の複数の点について算出した。
図12に、面取り角度θ=0°(基準)、+10°、+15°、−10°、−15°の各場合における、X座標方向に沿った主歪みの変化を示す。この図12において、横軸(X座標)は、図10のA点を基準のX座標「0」とし、ラインL4に沿う位置を示し、縦軸は、X座標方向に沿った主歪みを示す。
また、図13に、面取り角度θ=0°(基準)、+10°、+15°、−10°、−15°の各場合における、Y座標方向に沿った主歪の変化を示す。この図13において、横軸(Y座標)は、図11のB点を基準のY座標「0」とし、ラインL5に沿う位置を示し、縦軸は、Y座標方向に沿った主歪みを示す。
図12に示すように、X座標方向に沿った主歪みは、基準のX座標であるA点の近傍が比較的大きく、また、図13に示すように、Y座標方向に沿った主歪みは、基準のY座標であるB点の近傍が比較的大きい。
そこで、上記の面取り角度θ毎に、基準のA点及びB点の近傍である、−0.05〜+0.05の範囲におけるX座標方向及びY座標方向に沿った主歪の各平均値をそれぞれ算出した。
図14に、各面取り角度θ=−15°、−10°、−5°、0°、5°、10°、15°のA点近傍のX座標方向に沿った主歪みの平均値、及び、B点近傍のY座標方向に沿った主歪みの平均値を示す。
この図14の各面取り角度θにおいて、A点近傍のX座標方向に沿った主歪みの平均値、及び、B点近傍のY座標方向に沿った主歪みの平均値の内、主歪みが大きい方を抽出してプロットしたのが図15である。
図15に示されるように、面取り角度θ=0°に近づくにつれて主歪みの平均値が小さくなるとことが分かる。主歪みを小さくしてはんだクラックを抑制するためには、面取り角度θは、±10°以内が好ましく、更に見好ましくは、面取り角度θは、±5°以内である。
なお、ベース4の角部に対向するように形成した端子電極16,17及びバンプ16B,17Bの面取り部として、上記のような平面状の面取り部以外の、図16(a),(b)に示すように、外方へ膨らんだ丸面(R形状)の面取り部161−R,161B−R、あるいは、内方へ窪んだ逆丸面(逆R形状)の面取り部161−R´,161B−R´についてもシミュレーションを行ったが、上記の平面状の面取り部に比べて、いずれも主歪みが大きくなることが確認された。
このように本実施形態では、ベース4の底面の端子電極16,17及びバンプ16B,17Bの面取り部161〜164,171〜174;161B〜164B,の面取り角度θを、±10°以内、好ましくは、±5°以内とすることによって、回路基板と端子電極16,17とを接合するはんだ等の導電性接合材のクラックが、ベース底面の外周角部の最大応力箇所から発生して、ベース底面の中心部の最小応力箇所へ向かって進展・進行する際に、前記面取り部161〜164,171〜174;161B〜164B,によって、応力を効果的に分散させることができると共に、クラックの進行方向を屈曲させることができるので、クラックの進展・進行を抑制することができる。
以上は、ベース4の底面の端子電極16,17及びバンプ16B,17Bの面取り部161,162,171,172:161B,162,171,172Bの面取り角度θについての説明であるが、この実施形態では、更に、ベース4の側面に形成するキャスタレーション12,13の開口サイズを、次のように規定し、はんだクラックを一層効果的に抑制するようにしている。
図17は、ベース4の両側面に形成するキャスタレーション12,13のサイズを説明するためのベース4の底面図である。ここでは、一方のキャスタレーション12に適用して説明するが、他方のキャスタレーション13も同様である。
この実施形態では、ベース4の底面の一方の短辺の両端の角部にそれぞれ対向する端子電極16の面取り部161,162の面取り方向に沿った延長線L6,L7が、前記短辺とそれぞれ交差する各交差点を、C1,C2としたきに、前記短辺の中央部分に形成するキャスタレーション12の開口幅W、すなわち、ベース4の側面におけるキャスタレーション12の幅Wが、両交差点C1,C2間内に収まるようにしている。上記延長線L6,L7は、面取り部161,162の面取りした各平面に沿った直線である。
このようにキャスタレーション12を、端子電極16の面取り部161,162の面取り平面に沿った延長線L5,L6と前記短辺との両交差点C1,C2間に収まるように形成することによって、以下に説明するように、はんだクラックを一層効果的に抑制することができる。
すなわち、本件発明者は、図18(a)〜(c)に示すように、キャスタレーション12の開口幅Wを、W1、W2、W3と異ならせた3種類のキャスタレーション12a〜12cを有するシミュレーションモデルについて、上記と同様のはんだクラックシミュレーションを行った。なお、面取り部161,162
161B,162Bの面取り角度θは、いずれも基準の「0°」とした。開口幅W1、W2、W3は、開口幅W1が小さく(小)、開口幅W2が中程度(中)であり、開口幅W3が大きい(大)。
図18(a),(b)に示される、開口幅W1,W2のキャスタレーション12a,12bは、いずれも開口幅W1,W2が、上記の両交差点C1,C2間にあるが、図18(c)に示される開口幅W3のキャスタレーション12cは、その開口幅W3が、上記の両交差点C1,C2間よりも大きくなっている。
図19に、各開口幅W1,W2,W3のキャスタレーション12a〜12cについてのシミュレーション結果を示す。図19(a)〜(c)は、図18(a)〜(c)に示す3種類のキャスタレーション12a〜12cを有するシミュレーションモデルについてのはんだ部分の最大主歪みのコンター図(等高線図)である。
図19(c)の円形の枠で示すように、キャスタレーション12cの開口幅が大きいために、端子電極16の面取り角度θに沿った面取り部が小さくなって、応力を十分に分散させることがてきず、主歪みが大きくなっている。
図20は、端子電極16の長辺方向であるY座標方向に沿ったはんだの主歪みのコンター図であり、端子電極16の短辺方向(X座標方向)の角部をA点とし、前記長辺方向(Y座標方向)の角部をB点としている。
このA−B間の主歪みの値をプロットすると、図21に示すようになる。
図21に示されるように、開口幅W3が、上記の両交差点C1,C2間よりも大きいキャスタレーション12cは、開口幅W1,W2が両交差点C1,C2間にあるキャスタレーション12a,bに比べて、主歪みが、A−B間の中間点からB点に近接するにつれて、大幅に大きくなっていることが分かる。
上記実施形態では、ベース4の側面に形成されたキャスタレーション12,13の開口サイズは、上下方向同じであったけれども、本発明の他の実施形態として、キャスタレーション12,13の開口サイズを、上下方向で異ならせてもよい。
図22(a),(b)は、キャスタレーション12,13の上部の開口サイズを、下部の開口サイズに比べて小さくした実施形態のベース底面の斜視図及びキャスタレーション12部分の拡大図である。なお、図22では、一方のキャスタレーション12のみを示しているが、他方のキャスタレーション13も同様である。
図22(b)に示すように、キャスタレーション12は、その上部122が、側面電極14が形成された下部121に比べて、開口サイズが小さくなっている。
この実施形態では、キャスタレーション12の上部122は、下部121に比べて、開口幅、及び、開口の深さのいずれも小さくなっている。なお、開口幅または開口深さのいずれか一方のみを小さくしてもよい。
ベース4は、上記のようにセラミック層が複数層積層されて構成されるが、キャスタレーション12の開口サイズが小さい上部122は、前記複数層の少なくとも最上層を含み、下部121は、残余の層となっている。
ベース4の上部には、図1に示すように、蓋5が接合されて気密に封止されるのであるが、この実施形態では、ベース4の側面に形成されるキャスタレーション12,13は、上部における開口サイズが小さいので、その分、封止面積が大きくなり、封止強度を高めることができる。
一方、ベース4の側面に形成されるキャスタレーション12,13の下部、すなわち、側面電極14,15が形成されている部分は、キャスタレーション12,13の開口サイズが大きいので、導電性接合材であるはんだによる電気的な接続を確実、強固に行うことができる。
上記実施形態では、端子電極16,17の面取り部161〜164,171〜174の面取り角度θと、バンプ16B,17Bの面取り部161B,162,171,172Bの面取り角度θは、互いに等しかったけれども、互いの面取り角度θを異ならせてもよい。
また、端子電極16,17上のバンプ16B,17Bは、省略してもよい。
上記実施形態では、水晶振動子に適用して説明したけれども、本発明は、水晶振動子に限らず、例えば、水晶フィルタや水晶発振器、その他の表面実装型の電子部品に適用できるものである。
上記実施形態では、パッケージ3は、蓋5を備えていたが、本発明では、蓋5を省略してもよい。
1 水晶振動子
2 水晶振動片
3 パッケージ
4 ベース
5 蓋
8〜11 キャスタレーション
12,13 キャスタレーション
16,17 端子電極
161〜164 面取り部
171〜174 面取り部
16B,17B バンプ
161B〜164B 面取り部
171B〜174B 面取り部
18 はんだ
19 ガラスエポキシ基板

Claims (9)

  1. 電子部品素子を保持するベースを少なくとも有する電子部品用パッケージであって、
    ベース底面は、外部の回路基板に電気的に接続される端子電極を有し、
    前記端子電極は、前記ベース底面の角部に対向する直線状の面取り部を有し、
    前記面取り部は、基準線と為す面取り角度が、±10°以内であり、
    前記基準線が、前記ベース底面の前記角部と、前記端子電極の、前記ベース底面の中心点に近接する側の一辺の中央部とを結ぶ直線に対する垂線であって、前記面取り部を通る垂線である、
    ことを特徴とする電子部品用パッケージ。
  2. 前記端子電極上に、金属膜からなるバンプが積層一体形成され、前記バンプは、前記ベース底面の角部に対向する面取り部を有し、
    前記バンプの面取り部は、バンプ用の基準線と為す面取り角度が、±10°以内であり、
    前記バンプ用の基準線が、前記ベース底面の前記角部と、前記端子電極の、前記ベース底面の中心点に近接する側の一辺の中央部とを結ぶ直線に対する垂線であって、前記バンプの面取り部を通る垂線である、
    請求項1に記載の電子部品用パッケージ。
  3. 記バンプの前記面取り部が、直線状の面取り部であって、前記端子電極の前記面取り部の前記面取り角度と、前記バンプの前記面取り部の前記面取り角度とが、等しい、
    請求項2に記載の電子部品用パッケージ。
  4. 前記面取り角度が、±5°以内である、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の電子部品用パッケージ。
  5. 前記ベース底面は、平面視矩形とされ、
    前記ベース底面の一対の対向辺に沿って、前記端子電極が一対配置され、
    各端子電極は、前記ベース底面の前記一対の各対向辺の両端の各角部にそれぞれ対向する前記面取り部をそれぞれ有する、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の電子部品用パッケージ。
  6. 前記ベース底面の前記一対の対向辺にそれぞれ対応する前記ベースの両側面には、上下に延びるキャスタレーションがそれぞれ形成され、
    前記各キャスタレーションには、前記各端子電極にそれぞれ連なる側面電極がそれぞれ形成される、
    請求項5に記載の電子部品用パッケージ。
  7. 前記キャスタレーションは、その開口幅が、前記端子電極の、前記ベース底面の前記対向辺の両端の各角部にそれぞれ対向する各面取り部の面取り方向に沿った各延長線が、前記ベース底面の前記対向辺とそれぞれ交差する両交差点間に収まるように形成される、
    請求項6に記載の電子部品用パッケージ。
  8. 前記ベースの上部開口を気密封止する蓋を備え、
    前記ベースは、上下方向に複数層が積層された積層構造であって、
    前記キャスタレーションは、前記ベースの前記複数層の内の少なくとも最上層における開口サイズが、残余の層における開口サイズに比べて小さい、
    請求項6または7に記載の電子部品用パッケージ。
  9. 前記請求項1ないし8のいずれかに記載の電子部品用パッケージと、
    前記電子部品素子としての圧電振動素子とを、
    備えることを特徴とする圧電デバイス。
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