JP5778188B2 - 飲料販売機と、その作動エネルギーの節約方法 - Google Patents

飲料販売機と、その作動エネルギーの節約方法 Download PDF

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Description

本発明は、飲み物、および同様の食品の販売機、およびその作動エネルギーの節約方法に関する。
更に詳細には、本発明は、熱い食品、特にコーヒー等の飲み物、スープ等の食品の販売機に関し、エネルギーの消費量を最小限としうるものに関する。本発明の適用分野の主な例は、蓄熱ボイラーまたは熱交換器を有する、コーヒーその他の飲み物の販売機である。
飲料および加熱食品販売機は、食品または飲み物の準備をするために必要な、水加熱システムを有する。この水加熱システムは、ボイラーと熱交換器、すなわち、水または配合成分の事前または事後加熱接触システムとを備えている。最近の販売機では、加熱システムの温度は、作動モード、すなわち供給時と待ち受け時により異なっている。待ち受けモードは、通常、最近の供給動作の後、ある設定時間(一般に10〜15分)が過ぎた後に活性化される。待ち受けモードから動作モードへの移行は、貨幣またはカードの挿入、または供給ボタンの押圧等の作業によって活性化される。換言すると、システムは、通常は、システムが活性化された供給の終了後のある時間の間は、供給モードのままである。これにより、次の顧客は、待たないで済むこととなる。更なる供給が行われずにある設定時間(タイムアウトと呼ばれる)が過ぎた場合には、システムは、エネルギー節約モードに入り、加熱システムの温度は、下げられる。次のユーザが到着した時には、ユーザがボタンを押圧し、販売機を供給モードに戻すまで、システムは、エネルギー節約モードを保持する。供給状態へ戻るステップは、相当に長い時間続き、ユーザは、その間、余儀なく販売機の前で待たされることとなる。
一般に、この加熱システムは、販売機が動作モードにあるとき(例えば、商品を供給している間)には、90℃より高い温度に維持される。一方で、待ち受けステップにおける温度は、一般に、水の中でのバクテリアの繁殖を防ぐレベル(例えば、約70℃)に調整される。加熱手段は、通常は抵抗体より構成され、設定されたレベルの温度を保つように制御される。加熱システムのスイッチが切られている販売機も存在する。
従来技術による手順の例をあげると、次の通りである。
− 販売機は、待ち受け状態(準備システムか動作モードにあり、照明システムはオン状態)にある。
− 設定されたある時間(タイムアウトと言われている)の後、販売機は、エネルギー節約モードに入る。
− 加熱システムのスイッチをオフにするか、または加熱システムを経済的維持温度にする。オプションとして、照明システムのスイッチをオフにするか、または照明システムを経済的照明レベルにする。
− ユーザが販売機の前に到着し、販売機がどのような商品またはサービスを提供することができるかと言うことと、値段とを調べる。照明システムの照明レベルが、適切な情報を得るために十分でない場合には、次のステップが実行される。
− ユーザは、販売機に対して物理的に働きかけて、提供可能な商品またはサービスを知り、どの商品またはサービスを希望するか、および/またはどの商品またはサービスに対して金を払うかを指示する。
− 販売機は、エネルギー節約モードから離れて、加熱システムのスイッチをオンにするか、または加熱システムを動作温度または供給温度にして、照明システムのスイッチをオンにするか、または照明システムを、最大機能が発揮されるレベルとする。
− 販売機は、商品またはサービスを提供する。
− 第1のステップに戻る。
公知の販売機やその操作方法には、商品準備システムに欠点がある。この商品準備システムでは、動作モードに入るまでの時間、更には、供給温度に到達するために必要な時間は、準備システムがその動作温度にない場合には、ユーザの見地からして、相当に長い間待たなければならない時間である。実際、最大使用可能な電力に対する規制上および実際の制約条件によって、販売機のためのボイラーの中で使用可能な抵抗体の仕様では、加熱した商品を供給するために必要な温度に到達するまでの時間は、抵抗体にスイッチが入れられてから、少なくとも40秒は必要である。
特許文献1は、販売している商品を示すスクリーンを備える販売機を記載している。存在センサが販売機の中に組み込まれており、販売機に対するユーザがいない時には、スクリーンのスイッチをオフにするようになっている。
存在センサはまた、他の分野にも使用されている。例えば、特許文献2は、自動車駐車場のチケット販売機に関して記載しているが、この販売機には、存在センサが装備されており、ユーザが現れたときに販売機を作動させるようになっている。
国際特許出願第WO2009/016490号明細書 米国特許2004/226993号明細書
本発明の目的は、上に挙げた問題点を解決し、販売機のエネルギー節約と、ユーザに提供するサービスのレベルと、販売機の可視性とを、同時に最大化することが可能な、販売機と、その操作方法を提供することにある。
この目的は、本発明によって達成されるが、請求項1に記載の本発明は、販売機の操作方法に関し、請求項10は、本発明の方法を実行するためのコンピュータプログラムに関し、また、請求項14は、飲料販売機に関している。
更に詳細には、本発明の方法は、ユーザインタフェース、水および供給するべき商品の配合成分の中の1つの加熱手段、この加熱手段に接続された制御ユニット、および複数の販売機動作パラメータが記憶されているメモリを備えている食品販売機の操作方法に関している。本発明においては、販売機が商品を供給していない時には、加熱手段は、少なくとも一部の時間の間は、エネルギー節約モードに設定される。特に、加熱手段は、異なる温度を有する、少なくとも2つの異なるエネルギー節約モードの中の1つに設定される。エネルギー節約レベルは、前記制御ユニットに記憶されている販売機動作パラメータに基づいて選択される。
本発明の操作方法は、ユーザが存在するか不在かを示す少なくとも1つの信号を生成するステップと、前記信号を前記制御ユニットに送信するステップと、生成された信号に基づいて前記加熱手段を操作するステップとを備えている。ユーザ存在信号は、人が存在することを示すセンサ(近接センサ等)、およびコップセンサ(供給ノズルの下にコップが存在するか否かを検出するセンサ)の、少なくともいずれかによって生成されることが望ましい。更に、このセンサは、コップが供給位置から取り出されると、供給が終了したことを検出することができるようになっている。
本発明の好適な態様によれば、この販売機は、上記で挙げたセンサの両方(ユーザ存在センサおよびコップセンサ)を装備している。
本発明の更なる好適な態様は、従属請求項に記載してある。
本発明は、従来技術と比較して、多くの利点を有する。事実、本発明のよると、販売機がエネルギー節約モードから移行すると、その動作を促進させる。すなわち、この販売機は、ユーザが販売機に近づいてきた時には、抵抗体の動作を促進させて、水の温度を上昇させることができる。更に、この販売機は、エネルギー節約状態に入る時に、コップが供給位置から取り出されたこと、および/またはユーザが販売機から離れて行くことを検出することにより、動作を促進させることができる。
これによって、高いエネルギー節約性を有する販売機を提供することができるとともに、商品準備システムが動作モードに入るときに、ユーザの待ち時間を減少させることができる。
1つの実施形態においては、この販売機では、存在センサがユーザ不在信号を生成するか、またはコップセンサがコップの不在を検出すると、直ぐに、水の温度を低下させるようにプログラムされている。1つの好適な実施形態においては、この販売機は、供給の開始と共に、または、供給を開始した直後に、温度を低下させる。従って、本発明による販売機によると、従来の販売機がなしうるエネルギーの節約と比較して、大幅なエネルギー節約を行うことができる。従来の販売機では、待ち受け状態に移る前に、設定された全時間の間(通常は、少なくとも10分)、加熱システムを完全稼働の状態に保持しているが、本発明による販売機の場合には、それを行う必要がない。
更なる利点は、本発明による販売機は、低下して行く温度レベルは、2つの(望ましくは3つの)エネルギー節約レベルを有するという事実によって得られる。後者のレベルは、加熱手段のスイッチをオフにした状態に対応している。
更に別の利点は、飲み物、または食品の準備チャンバの加熱をさせないようにすることができるという点である。事実、ユーザ存在センサを使用することにより、応答時間の低減が可能になり、これにより、準備チャンバ(例えば、コーヒー抽出チャンバ)を低温のままにしておくことができる。その理由は、このチャンバを、迅速に所望の温度に戻すことができるからである。
これら、およびその他の利点に関しては、添付の図面を参照して、以下に詳細に説明する。なお図面は、本発明の非限定的な例を示すものである。
本発明による飲料販売機のブロック図である。 本発明による飲料販売機の別の実施形態を示す図である。 本発明による飲料販売機の可能な動作状態を示すフローチャートである。 飲み物供給サイクルの経時的詳細図である。 本発明における販売機のボイラーにおける温度変化を示すグラフである。 従来の方法と比較して、本発明の方法によって達成することができるエネルギー節約を示すグラフである。
以下の記述において、供給システムの温度は、次の記号を使用して示している。
dlvry は、供給温度(システムが実現できる最高温度であり、従って、エネルギーの観点からは、最も高価である)である。
idle は、第1のレベルのエネルギー節約温度であり、これは、システムのアイドリング温度に対応し、このアイドリング温度から、約10秒で dlvry に到達することができる。この温度で、 dlvry と比較して、少なくとも10%のエネルギー節約が得られる。
rest は、第2のレベルのエネルギー節約温度であり、この温度からは、約30秒で、 dlvry に到達することができる。
sleep は、第3のレベルのエネルギー節約温度であり、この温度からは、1分またはそれ以上の時間で、 dlvry に到達することができる。この温度は、ボイラーのスイッチをオフにした温度と、おおむね一致する。
更に、「設定点」という用語は、任意の所与の時刻において、販売機の制御装置が、加熱システムの中で維持しようとする基準温度を示している。「タイムアウト」という用語は、1つの温度レベルから、より低い温度レベルへの移行へ対して設定された時間を意味し、タイムアウトは、タイマによって制御される。
図1に示すように、販売機Mは、制御ユニット2と照明システム4とを備えている。制御ユニット2は、商品準備システム3の中での商品の準備を管理し、またユーザインタフェースを通した商品注文操作を管理する。制御ユニット2には、センサ1およびセンサ1Aが接続されている。センサ1によって、販売機Mの近くのユーザ5の存在を検出することができる。またセンサ1Aによって、飲み物供給位置(すなわち、供給ノズルの下)に置かれたコップ12の存在を検出することができる。
この目的のための好適なセンサは、例えば、従来公知の近接センサであり、市販品として入手可能である。このセンサの例は、赤外線近接センサ、および超音波近接センサである。好適な例は、能動赤外線センサである。
図2に示すように、販売機Mはまた、少なくとも1つのタイマ14、照明システム6、および商品準備システムを備えている。商品準備システムは、供給するべき商品の配合成分の中の少なくとも1つに対する加熱手段を備えている。ここに示した実施形態では、これらの手段は、蓄熱ボイラー7を備え、蓄熱ボイラー7は、加熱手段8(例えば電気抵抗体等)を備え、供給するべき商品を準備するために、ボイラーの中に存在する水を、必要な温度にまで加熱する。このタイプの抵抗体は、従来から公知であり、待ち受けステップ(「アイドリング」ステップ、または第1のエネルギー節約レベルとして知られている)において、近似的に80℃を維持し、第2のエネルギー節約レベルのステップ(スイッチがオフ( sleep )にされていなければ)において、近似的に70℃( rest )を維持し、また販売機が供給モード( dlvry )にあり、熱い商品が供給されるべき時には、温度を90〜95℃にするように制御することができる。
システム3にはまた、供給ユニット9が公知の要領で設けられている。供給ユニット9は、コップ12の中に供給する前の食品を準備するためのチャンバ10を備えている。この実施形態におけるユニット9は、コーヒーの抽出ユニットであり、準備チャンバ10は、加熱手段11を備えている。この加熱手段11は、この技術分野で使用されているタイプのものであり、1回の供給から次の供給の間にチャンバの温度が下がること、従って、準備する間に飲み物の温度が下がることを防いでいる。加熱手段はまた、準備チャンバの中ばかりではなく、追加または代替として、準備システムの他の部分の個所に設置して、動作させることもできる。例えば、飲み物、水、または他の配合成分の投入パイプまたは供給パイプの所、または配合成分コンテナの所に置くこともできる。
ユーザインタフェース4は、ユーザとの相互動作を拡大するために、拡声器13を備えることができる。
上記した販売機は、センサ1および/またはセンサ1Aを使用して、ユーザ5が存在するか不在であるかの信号を出し、前記信号を制御ユニット2に送信し、存在センサ1または1Aによって生成された信号に基づいて、加熱手段(すなわち、少なくともボイラーの抵抗体8)を動作させることを特徴としている。
換言すると、加熱手段8は、センサ1またはセンサ1Aがユーザ5の存在信号を生成した場合には、ボイラー7の中の水の温度を上昇させるように操作され、前記センサがユーザ不在信号を生成した場合には、ボイラー7の中の水の温度を低下させるように操作される。更に詳細に述べるように、1つの温度から別の温度への移行に応じて、1つのセンサ、または他のセンサを使用することができる。
システムの効率を改善するために、本発明は、2つのセンサを使用することを意図している。その1つは、ユーザの存在に対するセンサであり、他の1つのは、コップの存在に対するセンサである。ユーザ存在センサだけを使用するとすれば、人が販売機の前で立ち止まるだけで、販売機を使用しないときでも、販売機は、エネルギーが消費されると考えられ、エネルギーは、有効に利用されていないことになる。特に、選択の終了時に、コップセンサは、コップが取り出されたことを検出して、タイムアウト計数を早期に開始させる。従って、飲み物を飲んでいる間に、ユーザが販売機の前に留まっていても、販売機は、コップ不在信号が生成されるまでエネルギー節約モードへの移行を早めることができる。
更に、本発明の好適な実施形態においては、 idle は、通常の設定点(すなわち、従来技術と比較して、大幅なエネルギー節約が得られる温度)として使用される。これは、この設定点(ボイラーに対して使用される温度)は、飲み物供給の開始時にのみ、 dlvry に上昇されて、その後直ちに、飲み物供給の終了前に低下されるということを意味している。従って、サイクルは、次に示すように変化する。
− 動作設定点は、 idle に対応し、次に示すイベントの中の少なくとも1つが生じたときに、 dlvry に設定される。
− ユーザが販売機に近づき、人センサによって検出された。
− ユーザがコップまたはグラスを供給コンパートメントの中に置いて、それにより供給コンパートメントの中のコップセンサが活性化された。
最後の供給の開始時、最後の供給の間、または最後の供給の終了時に、設定点は、再び idle に下げられる。ボイラーの慣性によって、ボイラーが含む水は、直ちに設定点温度に到達することがないことは明らかである。しかしながら、それによって、エネルギー節約は直ちに行われる。設定点を idle にリセットする時間の選択は、供給するものの体積と、ボイラーの容積との比に依存する。
本発明の好適な方法においては、販売機は、供給の終了時に、コップセンサ1Aおよび/または人センサ1を使用して、 dlvry に温度を上げることにより選択に対する更なる準備をするか、または温度を上げないでいるかを判定する。
この手順のステップは、次に示す通りである。
− コップセンサは、コップの取り出しを検出する。
− 設定点は、 idle に維持、または idle に設定され、タイマは、第1のタイムアウトに反応するために必要な時間の計側を開始する。
− 人センサは、ユーザが離れて移動したことを検出する。
−変化させない。または、
− コップセンサは、新しいコップが置かれたことを検出する。この場合には、設定点は、 dlvry に設定され、販売機を次の飲み物に対して準備する。
ユーザインタフェース4はまた、存在センサ1によって生成される信号に基づいて活性化されることが望ましい。この活性化は、例えば、照明を明るくするか、および/またはスクリーンのスイッチをオンにするステップを備えている。このスクリーンは、タッチ制御タイプであることが望ましい。タッチ制御タイプのスクリーンでは、コマンドまたはコマンドの中のいくつかが、希望する飲み物、または商品の注文に対して、スクリーンの上に現れる。
この点に関して、上記で説明したタイプのインタフェースでは、制御ソフトウェアは、商品を選択するコマンドが、所望の順序で連続して届くことを期待しており、ある場合には、直接的な制御が行われる(例えば、押しボタンを介して)ことが望ましいということに留意するべきである。実際、注文を行うための縦列した商品の選択(連続して選択する)に使用する時間は、飲み物の準備に対する待ち時間の一部を、飲み物の注文の時間として使っていることになる。ユーザが選択を行っている間に、販売機は、「動作」モードに入るコマンドを既に受信している。従って、ボイラー(または、それと均等な手段)の加熱、または他の機能(抽出チャンバ等)の動作が実行される。これらの動作については、後に説明する。
上記したように、本発明においては、センサ1は、制御ユニット2を経て、照明手段6も制御する。従って、照明手段6は、近接センサ1によって生成される信号に基づいて操作されることとなる。飲み物準備チャンバの加熱手段もまた、存在センサ1または1Aによって生成される信号に基づいて操作されることが望ましい。
次に、図3に示すフローチャートを参照して、本発明における販売機の動作を詳細に説明する。
販売機は、通常は飲み物を供給するのを待っている。しかし、ボイラーの中の水、または加熱手段は、温度( idle )に保たれている。温度 idle は、エネルギーを節約するために、供給に対して必要な温度よりも低くしてある。この状態は、第1のエネルギー節約レベルに対応し、「アイドリング」として知られている。好適な実施形態においては、コップが供給コンパートメントの中に置かれた時には、または、自動コップ供給を行う販売機であれば、選択ボタンが押圧された時には、販売機は、供給状態(温度 dlvry に対応)に移行するだけである。この遷移は、販売機が、供給のために自分自身を用意するのに必要な時間に応じて、近似的に5〜10秒間継続する。この間に、一連の動作(コーヒーを挽く、コーヒーユニットを動作させる、いずれかのコップ供給システムを動作させる等)が実行される。そのため、実際に飲み物が出てくるまでには、遅延が生ずる。この時間は、ボイラーを正しい温度 dlvry に上昇させるために利用される。
図4のグラフは、供給サイクルの典型的な3つのステップを示している。これらは、供給設定ステップ(準備)、実際の供給ステップ(有効な供給)、および供給完了ステップ(供給の終了)であり、このステップの間に、種々のアクチュエータ(例えば、コーヒーユニット等)は開始位置へ戻る。
図4に示す例では、供給設定ステップは、約8秒間継続する。このステップの開始時に設定点を変化させることにより、この「デッド」タイムを、ボイラーの温度を idle から dlvry に上昇させるために使用する。
準備(「供給設定」)の時間以下の待ち時間を得るために適用可能な式は、次のようになる。
idle dlvry −(Rate・DeliverySetupTime)
ここで、
idle および dlvry は、2つの設定点温度[℃]である。
Rateは、抵抗体のスイッチがオン状態である時のボイラー内部における温度の上昇速度[℃/秒]である。
DeliverySetupTimeは、供給設定の継続時間[秒]である。
[例1]
図4に示す特性を有する販売機を仮定すると、抵抗体のスイッチがオン状態であるときのボイラー温度の上昇速度は、近似的に1℃/秒であり、 dlvry =90℃(よいコーヒーを供給するために必要な温度)であり、このシステムに対する idle は、 dlvry よりも8℃だけ低い(すなわち、82℃)。
上記の設定を行うことにより、エネルギー制御を行わない販売機に対して、約10%、また従来のエネルギー制御を行っている販売機に対して、5%のエネルギー節約が、安定して得られる。
本発明においては、販売機の通常の動作状態は、「アイドリング」の動作状態である。従って、供給が開始された後には、販売機は、 idle 状態に極力速く戻って、最大のエネルギー節約を達成しなければならない。
好適な解決策は、飲み物の供給が開始された後に、直ちにこの状態に移行することである。しかしながら、この解決策は、販売機の中に存在するボイラーのタイプと容積、または水の加熱手段に依存している。コーヒー販売機のための好適なボイラーの構造は、入力してくる水の体積が、出力して行く水の体積に対応しているか、または、入力してくる水が、直接に出口に向かって吸い込まれ、それによって、引き抜き温度を低くしないように、固定したルートを通る構造でなければならない。
更に、よいコーヒーを作るためには、抽出を行っている間は、極力一定の温度を維持する必要がある。すなわち、ボイラーを出て行く水は、入力してくる低温の水の影響を受けてはならない。入力してくる低温の水は、ボイラーの温度を低くする方向に働き、従って、低い設定点温度( idle )に届く方向に作用する。
上記で議論したタイプのボイラーを使用することにより、供給される飲み物の体積とボイラーの容積との間の比が10%よりも小さい場合には、供給の開始直後(図4における時刻9)に、設定点を idle に設定することができる。その理由は、供給される体積がこの程度であれば、飲み物のために供給される全ての水が、よい抽出を行うために必要な温度 dlvry であるということが保証されるからである。一方、比が10%と20%との間にある場合には、設定点の設定は、供給にかかる時間の約半分まで遅延し、すなわち、タイマ14は、供給にかかる時間の半分経ってから、「アイドリング」ステップを開始することになり、これは、近似的に、図4の時刻15になる。最後に、比が20%よりも大きい場合には、設定点の設定を早めることができなくなり、飲み物の供給が完了する(図4の時刻22)まで待つ必要があることになる。
例えば、200ccを超える体積の飲み物に対して、近似的に1リットルのボイラー容積を仮定すると、「供給」から「アイドリング」への移行は、供給の実際の終了時に行われるが、エスプレッソタイプで供給されるコーヒーは、必ず、100ccより小さい体積を有する。従って、これにより、設定点 idle は、供給の実際の開始時に設定することができる。
この遷移が行われると、タイマはゼロに設定される。
「休み」状態は、第2のエネルギー節約レベルに対応し、ボイラーが、「アイドリング」状態に戻るためにそれほど多くの時間を必要としない温度に維持されているとしても、大幅なエネルギー節約が達成される状態である。設定点 rest は、次に示す式から算出されることが望ましい。
rest idle −(Rate・MaxUserWait)
ここで、
rest および idle は、2つの設定点温度[℃]である。
Rateは、抵抗体のスイッチがオン状態であるときのボイラー内部における温度の上昇速度[℃/秒]である。
MaxUserWaitは、所望のユーザ最大待ち時間[秒]である。
[例2]
例1の中で先に規定したデータを続けて使用すると、 idle =82℃、MaxUserWait=20秒、およびRate=1℃/秒を有する販売機の中では、 rest =62℃が得られる。すなわち、最大待ち時間動作パラメータを20秒に設定し、加熱速度パラメータを1℃/秒(販売機のボイラーの特性)とすれば、温度は62℃となる。
上記の設定値を使用すると、エネルギー制御を行っていない販売機と比較して約30%、第1世代のエネルギー制御を使用している販売機と比較して、25%のエネルギー節約を行うことができると考えられる。
タイマがタイムアウト(TO rest で示す)に達したときに、コップが供給ゾーンの中に置かれていないか、またはユーザが販売機の近くにいない(これらはセンサ1およびセンサ1Aによって検出される)場合には、販売機は、「アイドリング」(第1のエネルギー節約レベル)から「休み」(第2のエネルギー節約レベル)に移行する。
この遷移が生ずると、タイマはゼロに設定される。
タイムアウトTO rest を適切に算出することにより、最大のエネルギー節約と、最大のシステム稼働性を達成することができる。実際、タイムアウトが短すぎる場合には、システムのサービスは貧弱になり、また長すぎる場合には、実現されるエネルギー節約は、最適とはならない。
このようにするために、TO rest に対する値は、販売機の過去の利用の関数として算出され、従って、時と共に変化する、また更に、1日を通して変化する。例えば、供給頻度が高い昼間の時間帯は、タイムアウトは、より長くなると考えられる。
「休み」から「アイドリング」への遷移は、ユーザ存在センサによって生成される信号を使用して行われることが望ましい。ユーザ存在センサがユーザの到着を検出した時には、システムは、「アイドリング」状態に戻り、設定点を rest から idle に変化させる。この場合には、コップセンサだけを使用する場合と比較して、より早期の加熱とユーザに対する待ち時間の短縮を行うことができる。
本発明の好適な実施形態においては、「スリープ」状態として知られる、第3のエネルギー節約レベルが設けられている。
「スリープ」状態においては、ボイラーおよび照明システムは、スイッチが完全にオフにされ、これにより、エネルギー節約は最大となる。「スリープ」状態においても、給電が続けられる電子回路基板による、ごく僅かな電流消費があり得る。
この状態でのエネルギー節約は、95%にも達することがある。
「休み」から「スリープ」への遷移は、タイムアウトTO sleep が時間切れになった時、または自動スイッチオフ時間SleepTimeに達したときに行われる。この時点で、システムは、設定点を sleep に設定することにより、「スリープ」状態に移行する。
TO sleep およびSleepTimeに対する値もまた、TO rest の場合と同様に、販売機の過去の動作に基づいて算出される。すなわち、記憶されている販売機利用データに基づいて算出される。この販売機利用データは、最初に「休み」に移行し、次に「スリープ」すなわち販売機のスイッチをオフにする状態(「スリープタイム」)に移行する前に、供給後にどれだけの時間を待つかを判定するために使用される。
顧客の到着を人センサ1が検出すると、システムは、「スリープ」状態から直接に「アイドリング」状態へ移行する。この操作方法は、スイッチオン時間(WakeupTime)も備えていることが望ましい。WakeupTimeとは、販売機が「スリープ」状態から直接に「アイドリング」状態に入るまでの時間である。この時間は、記録された販売機利用データ(ログと呼ばれる)に基づいて設定される。
従来技術の種々の方法を使用して、操作の検出、および販売機動作パラメータ(TO rest TO sleep 、SleepTime、およびWakeupTime等)を設定するために必要な情報の記録を行うことができる。例えば、1時間毎の供給頻度、1日の時間毎の顧客が不在の平均時間、エネルギー節約モードから動作モードに移行する間の平均待ち時間、および、販売機が rest (第2のエネルギー節約レベル)から idle (第1のエネルギー節約レベル)に移行した回数に関する情報を利用して、動作パラメータを生成することができる。これらの動作パラメータは、この情報を考慮に入れて、販売機の動作を最適化し、また待ち時間を低減するためのものである。
これらのパラメータは、これまでに知られているデータに基づいて、また、販売機の使用目的に従って、工場内で設定することができる。例えば、事務所で使用される販売機は、病院の中で使用される販売機は、異なる時間に使用されると考えられる。従って、TO rest およびTO sleep に対する値は、2つの販売機に対して、1日を通して異なる値になると考えられる。
別の実施形態においては、販売機は、PCと同様の処理能力を有するハードウェアおよびソフトウェアを備えている。この処理能力によって、動作パラメータを検出して、それらを自律的な方法で設定することができる。従って、相当に多くの量のメモリにアクセスすること、および多くの処理電力が必要になり、システムは、動作データおよび販売機に対するイベントを記録して、統計的計算を実行し、これにより、タイムアウト起動および動作時間の有効性を最大にすることができる。
収集したデータは、公知の様式でファイルされて(例えば、SQLiteデータベースの中に)、処理される。このデータベースエンジンは、自己充足型で組み込み可能あるという特徴を有し、本発明を適用する際に優れた候補とすることができる。ここでは、速度と低いメモリフットプリントとが、重要な基本的特性である。データ処理は、典型的には、データベースエンジンの上で走る単純なSQLクエリーを通して行われる。
どちらの場合も、販売機は、記憶されたコンピュータプログラムを有し、制御ユニット2は、このコンピュータプログラムを読み、プログラムコードを実行し、上記で議論した本発明における方法のステップを実行することができる。従って、プログラムは、時間に依存したスイッチオンおよびスイッチオフに対して実行可能なコンピュータコードと、前記少なくとも2つのエネルギー節約レベル(「アイドリング」、「休み」、および「スリープ」)に水の温度を調節するための実行可能なコンピュータコードと、タイムアウトTO rest およびTO sleep に対する時間を調節するための実行可能なコンピュータコードとを含んでいる。
図5および図6は、本発明における方法を、販売機のボイラーに適用した場合に、達成することができるエネルギー節約の様子を強調して示している。
図5は、販売機の状態を横軸に、ボイラーの設定点温度を縦軸に示す。実線は、従来の操作方法(「標準」)における販売機の中での温度変化を示し、点を打った線は、本発明の方法を実施した時の同じ販売機の中での温度変化を示す。本発明の方法における「アイドリング」温度は、従来の方法における待ち受け温度に対応しており、近似的に80℃である。従来の方法の場合とは異なり、本発明の方法は、温度が近似的に70℃および20℃のところに、第2および第3のエネルギー節約レベルを有する。
図6は、図5に示す場合の本発明の方法で、同じ動作プロファイルに対して達成することができるエネルギー節約を、百分率で示している。グラフから理解することができるように、販売機が80℃から90℃に移行する時、また販売機が供給ステップにある時には、どちらのプロファイルの場合も電力消費は同じであるが、それ以外の時は、常にエネルギー節約が行われている。
1 人センサ
1A コップセンサ
2 制御ユニット
3 商品準備システム
4 ユーザインタフェース
5 ユーザ
6 照明システム
7 蓄熱ボイラー
8、11 加熱手段
9 供給ユニット
10 準備チャンバ
12 コップ
13 拡声器
14 タイマ
M 販売機

Claims (18)

  1. 飲み物および同様の食品のための販売機(M)の操作方法であって、
    前記販売機(M)は、ユーザインタフェース(4)と、水を加熱するための加熱手段(7および8)と、前記加熱手段(7および8)に接続されている制御ユニット(2)とを備え、
    複数の販売機動作パラメータは、前記制御ユニット(2)のメモリの中に記憶され、前記加熱手段は、前記販売機が商品を供給していない時には、少なくとも一部の時間の間は、エネルギー節約モードに設定され、
    前記販売機(M)は、供給温度(Tdlvry)を有する供給モードと、前記エネルギー節約モードに対して、異なる温度(TidleおよびTrest)とを有する、少なくとも2つの異なるエネルギー節約レベルとを備え、
    第1のエネルギー節約レベルは第1の温度(Tidle)を有し、第2のエネルギー節約レベルは前記第1の温度(Tidle)とは異なる第2の温度(Trest)を有し、
    前記制御ユニットの中に記憶された前記販売機動作パラメータに基づいて、前記エネルギー節約レベルの中の1つを選択し、
    前記操作方法は、ユーザが存在するか不在かを示す信号を生成するステップと、前記信号を前記制御ユニット(2)に送信するステップと、生成された信号に基づいて前記加熱手段を操作するステップとを備え、
    前記信号は、前記第1のエネルギー節約レベルの前記第1の温度(Tidle)と、前記第2のエネルギー節約レベルの前記第2の温度(Trest)と、前記供給モードの前記供給温度(Tdlvry)との間で水の温度を上昇または低下させるために用いられることを特徴とする操作方法。
  2. 前記信号は、前記販売機の近くにユーザ(5)が存在することを検出するためのセンサ(1)、または供給位置にコップ(12)が存在することを検出するためのセンサ(1A)の中のいずれか、または前記販売機のボタンによって生成されることを特徴とする、請求項1に記載の操作方法。
  3. 前記加熱手段に対する3つの温度(Tidle、Trest、およびTsleep)を有する、3つのエネルギー節約レベルを備え、それぞれの水保持温度は、80℃、70℃、40℃またはそれ以下であることを特徴とする、請求項2に記載の操作方法。
  4. 前記販売機は、通常は前記第1のエネルギー節約レベル(Tidle)に保持され、前記制御ユニットは、飲み物供給の前記ステップを実行する時にだけ、前記供給温度(Tdlvry)に到達するように、前記加熱手段を操作することを特徴とする、請求項2または3に記載の操作方法。
  5. 前記供給温度(T dlvry から前記第1の温度(T idle への前記移行は、遅くとも、前記有効な飲み物供給ステップの終了までには行われることを特徴とする、請求項4に記載の操作方法。
  6. 前記加熱手段のスイッチをオフにした時に対応する第3のエネルギー節約レベル(Tsleep)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の操作方法。
  7. 前記販売機動作パラメータは、スイッチオンおよびスイッチオフの時間、前記エネルギー節約モードの温度、および1つのエネルギー節約レベルから別のエネルギー節約レベルへの移行に対するタイムアウト時間の中の少なくとも1つを含んでいることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の操作方法。
  8. 前記パラメータは、1時間毎の供給頻度、1日の時間に対する顧客不在の平均時間長、エネルギー節約温度(Tidle、Trest、およびTsleep)から別のエネルギー節約温度へ、または供給温度(Tdlvry)への前記移行に対する平均待ち時間の中の少なくとも1つの情報に基づいて算出されることを特徴とする、請求項7に記載の操作方法。
  9. 前記販売機は、照明手段(6)と、飲み物準備チャンバ(10)と、飲み物準備チャンバ(10)および/または配合成分または前記商品の投入パイプまたは供給パイプに対する加熱手段(11)とを備え、
    前記照明手段および前記チャンバの前記加熱手段は、前記少なくとも1つのセンサ(1または1A)によって生成される前記信号に基づいて操作されることを特徴とする、請求項に記載の操作方法。
  10. 食品販売機の動作を制御するための実行可能なコンピュータコードを備えるコンピュータプログラムであって、
    前記食品販売機は、ユーザインタフェースと、水を加熱するための加熱手段と、前記加熱手段に接続された制御ユニットとを備え、
    前記プログラムは、コンピュータ読み取り可能媒体または読み取り可能メモリの上に記憶され、
    前記制御ユニットのメモリの中に記憶された複数の販売機動作パラメータを読むための
    実行可能コンピュータコードと、前記販売機が商品を供給していない時には、少なくとも一部の時間の間は、前記加熱手段をエネルギー節約モードに設定するための実行可能コンピュータコードと、ユーザが存在するか不在かを示す信号を生成するための実行可能コンピュータコードと、前記信号を前記制御ユニットに送信するための実行可能コンピュータコードと、生成された前記信号に基づいて前記加熱手段を動作させるための実行可能コンピュータコードと、前記制御ユニットの中に記憶された前記販売機動作パラメータに基づいて、異なる温度を有する、2つの異なるエネルギー節約モードの中の少なくとも1つを選択するための実行可能コンピュータコードとを備えており、
    前記コンピュータプログラムは、前記生成された前記信号に基づいて前記加熱手段を動作させ、前記信号は、前記第1のエネルギー節約レベルの前記第1の温度(Tidle)と、前記第2のエネルギー節約レベルの前記第2の温度(Trest)と、前記供給モードの前記供給温度(Tdlvry)との間で水の温度を上昇または低下させるために用いられることを特徴とするコンピュータプログラム。
  11. 時間に依存してスイッチオンおよびスイッチオフを行うための実行可能コンピュータコードと、前記水の温度を前記少なくとも2つのエネルギー節約モードに調節するための実行可能コンピュータコードと、タイムアウト時間を調節するための実行可能コンピュータコードとを備えていることを特徴とする、請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 1時間毎の供給頻度、1日の時間毎における顧客不在の平均時間長、エネルギー節約モードから動作モードに移行する際の平均待ち時間、前記販売機がより低い温度の前記エネルギー節約モードから前記供給モードに移行する回数の中の少なくとも1つの情報を検出するための実行可能コンピュータコードと、請求項10に記載されているパラメータを前記情報から得るための実行可能コンピュータコードとを備えていることを特徴とする、請求項10または11のいずれか1項に記載のコンピュータプログラム。
  13. ユーザインタフェース(4)と、水加熱手段(7および8)と、制御ユニット(2)と、コンピュータプログラムを記憶するためのメモリとを備えた飲み物および同様の食品販売機(M)であって、
    前記加熱手段(7および8)は、飲み物の供給温度(Tdlvry)と、異なる温度(Tidle、Trest)を有する少なくとも2つの異なるエネルギー節約レベルとを有し、
    ユーザ(5)の存在を検出し、前記ユーザ(5)が存在するか不在かを示す信号を生成するための少なくとも1つのセンサ(1または1A)を更に備え、
    前記センサは、前記制御ユニット(2)に接続され、前記信号を前記制御ユニットに送信し、
    前記センサは、前記制御ユニットと共に、生成された前記信号に基づいて前記加熱手段を操作し、
    前記信号は、前記第1のエネルギー節約レベルの前記第1の温度(T idle )と、前記第2のエネルギー節約レベルの前記第2の温度(T rest )と、前記供給モードの前記供給温度(T dlvry )との間で水の温度を上昇または低下させるために用いられることを特徴とする販売機。
  14. 前記少なくとも1つのセンサは、前記販売機の近くにユーザ(5)が存在することを検出するためのセンサ(1)と、供給位置にコップ(12)が存在することを検出するためのセンサ(1A)との中から選択されることを特徴とする、請求項13に記載の販売機。
  15. 請求項10〜12のいずれか1項に記載のコンピュータプログラムを更に備え、前記プログラムは、前記加熱手段を、2つ以上のエネルギー節約レベル(Tidle、Trest、およびTsleep)の中の少なくとも1つに設定するための実行可能コンピュータコードを備え、前記制御ユニットは、前記コンピュータプログラムの前記実行可能コンピュータコードを読んで実行することができることを特徴とする、請求項14に記載の販売機。
  16. 前記少なくとも1つのセンサ(1または1A)は、能動赤外線センサであることを特徴とする、請求項14または15に記載の販売機。
  17. 前記販売機を照明する手段を更に備え、前記制御ユニット(2)は、前記少なくとも1つのセンサ(1または1A)から受信した信号に基づいて、前記照明手段(6)および/または前記ユーザインタフェース(4)を操作するように設定されていることを特徴とする、請求項13〜16のいずれか1項に記載の販売機。
  18. 飲み物準備チャンバ(10)、および、前記飲み物準備チャンバ(10)および/または配合成分または商品の投入パイプまたは供給パイプのための加熱手段(11)を更に備え、前記制御ユニットは、前記少なくとも1つのセンサから受信した前記信号に基づいて、前記抽出チャンバ、および/または前記投入パイプまたは供給パイプの前記加熱手段を操作するように設定されていることを特徴とする、請求項13〜17のいずれか1項に記載の販売機。
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