JP5777521B2 - 携帯電話でモバイルウォレットを提供するシステムおよび方法 - Google Patents

Description

本発明は、一般には、複数のアカウントを管理すること、より詳細には、携帯電話を介して複数のアカウントを管理することに関する。

本出願は、SYSTEM AND METHOD OF PROVIDING A MOBILE WALLET AT A MOBILE TELEPHONEという名称で、2008年11月17日に出願した、米国特許仮出願第61/115453号の優先権を主張し、その全体を参照により組み込むものである。さらには、本出願は、SYSTEM AND METHOD OF CONDUCTING TRANSACTIONS USING A MOBILE WALLET SYSTEMという名称で、2008年11月17日に出願した、米国特許仮出願第61/115454号の優先権を主張し、その全体を参照により組み込むものである。

一般には、人は、複数の銀行口座、複数のクレジットカードアカウント、ギフトカードアカウントなどを有する場合がある。各アカウントのプロバイダは、各アカウントへのオンラインアクセスを提供する場合があり、顧客は、別個のオンラインポータルを介して、各アカウントを別個に管理する場合がある。顧客が実際に、例えば、従来のインターネットを使用しない(brick-and-mortar)店舗で、または電子的に、すなわち、オンラインで、もしくは携帯電話のネットワークを介して買物を行っているとき、顧客は、特定のアカウント詳細に対する即使用可能なアクセス手段を有していない場合がある。さらには、携帯電話のネットワークを介して提供されるモバイルストアで、買物を行うために携帯電話を使用するとき、買物処理および精算処理が、比較的時間がかかる場合がある。このような経験は、かなり悪い印象を与える場合があり、これにより顧客が、これ以上モバイルストアを利用しなくなる可能性がある。

したがって、携帯電話を介して複数のアカウントを管理する、改良されたシステムおよび方法が必要とされている。

モバイルウォレット(mobile wallet)を提供する方法を開示し、この方法は、モバイルウォレットログイン画面を表示するステップと、モバイルウォレットを表示するステップとを含むことができる。モバイルウォレットは、以下のもの、すなわち、アカウントオプション、即時購入(buy now)オプション、オファー(offer)オプション、レシート(receipt)オプション、およびモア(more)オプションの少なくとも1つを含む。この方法はさらに、アカウントオプションが選択されるときに、1又は2以上のアカウントを表示するステップを含む。この1又は2以上のアカウントは、以下のもの、すなわち、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワード(reward)アカウントの少なくとも1つを含むことができる。

この方法はさらに、1又は2以上のアカウントが選択されるときに、アカウント詳細を表示するステップと、即時購入オプションが選択されるときに、即時購入入力画面を表示するステップと、即時購入コードを受け取るステップとを含むことができる。さらには、この方法は、正しい即時購入コードが受け取られるときに、少なくとも1つの特徴的(featured)製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するステップを含むことができる。

さらには、この方法は、オファーが受信されるときに、1又は2以上のオファーを表示するステップと、オファー保存オプションを提供するステップと、オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するステップとを含むことができる。この方法はさらに、レシートオプションが選択されるときに、1又は2以上のレシートを表示するステップと、レシートが選択されるときに、1又は2以上のレシート詳細を表示するステップとを含むことができる。さらには、この方法は、モアオプションが選択されるときに、キャリア(carrier)オプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買(purchase)オプション、プロバイダオプション、どこ(where)オプション、またはそれらの組合せを表示するステップを含むことができる。

別の態様では、装置を開示し、この装置は、モバイルウォレットログイン画面を表示するための手段と、モバイルウォレットを表示するための手段とを備えることができ、モバイルウォレットは、以下のもの、すなわち、アカウントオプション、即時購入オプション、オファーオプション、レシートオプション、およびモアオプションの少なくとも1つを含む。この装置はさらに、アカウントオプションが選択されるときに、1又は2以上のアカウントを表示するための手段を備えることができる。この1又は2以上のアカウントは、以下のもの、すなわち、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワードアカウントの少なくとも1つを含む。

この態様では、この装置はさらに、1又は2以上のアカウントが選択されるときに、アカウント詳細を表示するための手段と、即時購入オプションが選択されるときに、即時購入入力画面を表示するための手段と、即時購入コードを受け取るための手段とを備えることができる。さらには、この装置は、正しい即時購入コードが受け取られるときに、少なくとも1つの特徴的製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するための手段を備えることができる。この装置はさらに、オファーが受信されるときに、1又は2以上のオファーを表示するための手段と、オファー保存オプションを提供するための手段と、オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するための手段とを備えることができる。

この態様では、この装置は、レシートオプションが選択されるときに、1又は2以上のレシートを表示するための手段と、レシートが選択されるときに、1又は2以上のレシート詳細を表示するための手段とを備えることができる。さらには、この装置は、モアオプションが選択されるときに、キャリアオプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買オプション、プロバイダオプション、どこオプション、またはそれらの組合せを表示するための手段を備えることができる。

さらに別の態様では、装置を開示し、この装置は、プロセッサを備えることができる。このプロセッサは、モバイルウォレットログイン画面を表示し、モバイルウォレットを表示するように動作可能であり得る。モバイルウォレットは、以下のもの、すなわち、アカウントオプション、即時購入オプション、オファーオプション、レシートオプション、およびモアオプションの少なくとも1つを含む。この態様では、このプロセッサはさらに、アカウントオプションが選択されるときに、1又は2以上のアカウントを表示するように動作可能である。この1又は2以上のアカウントは、以下のもの、すなわち、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワードアカウントの少なくとも1つを含むことができる。

このプロセッサはさらに、1又は2以上のアカウントが選択されるときに、アカウント詳細を表示するように動作可能であり得る。さらには、このプロセッサは、即時購入オプションが選択されるときに、即時購入入力画面を表示し、即時購入コードを受け取るように動作可能であり得る。このプロセッサはさらに、正しい即時購入コードが受け取られるときに、少なくとも1つの特徴的製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するように動作可能であり得る。さらには、このプロセッサは、オファーが受信されるときに、1又は2以上のオファーを表示し、オファー保存オプションを提供し、オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するように動作可能であり得る。

この態様では、このプロセッサは、レシートオプションが選択されるときに、1又は2以上のレシートを表示し、レシートが選択されるときに、1又は2以上のレシート詳細を表示するように動作可能である。さらには、このプロセッサは、モアオプションが選択されるときに、キャリアオプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買オプション、プロバイダオプション、どこオプション、またはそれらの組合せを表示するように動作可能である。

別の態様では、コンピュータプログラム製品を開示し、このコンピュータプログラム製品は、コンピュータ読取可能媒体を含むことができる。このコンピュータ読取可能媒体は、モバイルウォレットログイン画面を表示するための少なくとも1つの命令と、モバイルウォレットを表示するための少なくとも1つの命令とを含むことができ、モバイルウォレットは、以下のもの、すなわち、アカウントオプション、即時購入オプション、オファーオプション、レシートオプション、およびモアオプションの少なくとも1つを含む。このコンピュータ読取可能媒体はさらに、アカウントオプションが選択されるときに、1又は2以上のアカウントを表示するための少なくとも1つの命令を含むことができる。この1又は2以上のアカウントは、以下のもの、すなわち、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワードアカウントの少なくとも1つを含む。

この態様では、このコンピュータ読取可能媒体はさらに、1又は2以上のアカウントが選択されるときに、アカウント詳細を表示するための少なくとも1つの命令と、即時購入オプションが選択されるときに、即時購入入力画面を表示するための少なくとも1つの命令と、即時購入コードを受け取るための少なくとも1つの命令とを含むことができる。さらには、このコンピュータ読取可能媒体は、正しい即時購入コードが受け取られるときに、少なくとも1つの特徴的製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するための少なくとも1つの命令を含むことができる。このコンピュータ読取可能媒体はさらに、オファーが受信されるときに、1又は2以上のオファーを表示するための少なくとも1つの命令と、オファー保存オプションを提供するための少なくとも1つの命令と、オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するための少なくとも1つの命令とを含むことができる。

この態様では、このコンピュータ読取可能媒体は、レシートオプションが選択されるときに、1又は2以上のレシートを表示するための少なくとも1つの命令と、レシートが選択されるときに、1又は2以上のレシート詳細を表示するための少なくとも1つの命令とを含むことができる。さらには、このコンピュータ読取可能媒体は、モアオプションが選択されるときに、キャリアオプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買オプション、プロバイダオプション、どこオプション、またはそれらの組合せを表示するための少なくとも1つの命令を含むことができる。

図面においては、別段の指示がない限り、各図を通して、同じ参照番号が同じ部分を示す。

モバイルウォレットシステムの図である。 無線電話の図である。 アカウント情報を集約する方法を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第1の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第2の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第3の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第4の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第5の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第6の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第7の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第8の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第9の部分を示すフローチャートである。 携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法の第10の部分を示すフローチャートである。 タッチスクリーンの携帯機器の図である。 モバイルウォレットログイン画面の図である。 マイアカウント(my account)画面の図である。 アカウント詳細画面の図である。 クレジットアカウント画面の図である。 ギフトカードアカウント画面の図である。 リワードアカウント画面の図である。 即時購入コード入力画面の図である。 即時購入画面の図である。 ギフトカード画面の図である。 販売業者(merchant)画面の図である。 カテゴリ画面の図である。 きっかけ(occasion)画面の図である。 詳細なギフトカード画面の図である。 精算画面の図である。 関係者(contacts)画面の図である。 メッセージ画面の図である。 支払アカウント画面の図である。 別の精算画面の図である。 オファー画面の図である。 特徴的オファー画面の図である。 詳細なオファー画面の図である。 レシート画面の図である。 詳細なレシート画面の図である。 別の詳細なレシート画面の図である。 モア画面の図である。 キャリア画面の図である。 請求書支払画面の図である。 クーポン画面の図である。 詳細なクーポン画面の図である。 メッセージ画面の図である。 詳細なメッセージ画面の図である。 別の詳細なメッセージ画面の図である。 さらに別の詳細なメッセージ画面の図である。 送金画面の図である。 請求書支払画面の図である。 マイプロファイル(my profile)画面の図である。 プリファレンス(preference)画面の図である。 購買画面の図である。 詳細な購買画面の図である。 マイプロバイダ(my provider)画面の図である。 全プロバイダ画面の図である。 販売業者画面の図である。 詳細なプロバイダ画面の図である。 レストランプロバイダ画面の図である。 地図画面の図である。 どこ画面の図である。 レストラン発見画面の図である。

本明細書では、「例示的」という単語は、「用例、実例、または説明として役立つこと」を表すために使用される。「例示的」として本明細書で説明されるいかなる態様も、必ずしも、他の態様よりも好ましい、または有利であるとして構成されるものではない。

ここでの説明では、「アプリケーション」という単語はさらに、オブジェクトコード、スクリプト、バイトコード、マークアップ言語ファイル、およびパッチなどの、実行可能コンテンツを有するファイルを含むことができる。さらには、本明細書で言及される「アプリケーション」は、オープンする必要があり得る文書、またはアクセスする必要があるデータファイルなど、本質的には実行可能ではないファイルをさらに含むことができる。

ここでの説明では、「通信機器」、「無線機器」、「無線電話」、「無線通信機器」、および「無線ハンドセット」といった単語は、交替可能に使用される。第3世代(3G)の無線技術の出現とともに、より広い帯域幅の利用が可能になったことで、より多くの電子機器が無線機能を有することを可能とした。したがって、無線機器とは、セルラー電話、ページャ、PDA、スマートフォン、ナビゲーション装置、または無線接続を備えたコンピュータである場合がある。

最初に図1を参照すると、モバイルウォレットシステムを図示し、全体的に100と指定している。図示のように、このシステムは、携帯機器102、例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、または何か他の携帯型の機器を含む。システム100はさらに、携帯機器102に接続されるウォレットサーバ104を含む。例えば、ウォレットサーバ104は、無線ネットワークを介して、携帯機器102に接続され得る。この無線ネットワークは、セルラー電話または携帯電話のネットワークであってよい。

図1は、第1のプロバイダサーバ106が、ウォレットサーバ104に接続され得ることを示す。さらには、第2のプロバイダサーバ108、および第Nのプロバイダサーバ110が、ウォレットサーバ104に接続され得る。特定の実施形態では、プロバイダサーバ106、108、110は、ネットワーク、例えばインターネットを介して、ウォレットサーバ104に接続され得る。

携帯機器102は、プロセッサ120、および、プロセッサ120に結合されるメモリ122を含むことができる。メモリ122は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を含むことができる。さらには、プロセッサ120およびメモリ122は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を実行するための手段として機能することができる。図示のように、メモリ122はさらに、モバイルウォレット124を含むことができる。このモバイルウォレットは、ウォレットサーバ104により、携帯機器102に提供され得る。

図1は、ウォレットサーバ104が、プロセッサ130、および、プロセッサ130に結合されるメモリ132を含むことができることを示す。メモリ132は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を含むことができる。さらには、プロセッサ130およびメモリ132は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を実行するための手段として機能することができる。図示のように、メモリ132は、モバイルウォレット134を含むことができる。ウォレットサーバ104内のモバイルウォレット134は、携帯機器102内に格納されるモバイルウォレット124と同様であってよい。さらには、ウォレットサーバ104内のモバイルウォレット134は、携帯機器102内に格納されるモバイルウォレット124と実質的に同じ情報を含むことができる。データベース136がさらに、ウォレットサーバ104に接続され得る。データベース136は、他の携帯機器と関連する1又は2以上の他のモバイルウォレットを含むことができる。

図1に示されるように、第1のプロバイダサーバ106は、プロセッサ140、および、プロセッサ140に結合されるメモリ142を含むことができる。メモリ142は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を含むことができる。さらには、プロセッサ140およびメモリ142は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を実行するための手段として機能することができる。図示のように、メモリ142は、携帯機器102のユーザすなわち加入者に関連する第1のユーザアカウント144を含むことができる。データベース146がさらに、ウォレットサーバ104に接続され得る。データベース146は、第1のユーザアカウント144と関連するアカウント情報、および、他の携帯機器と関連する他のユーザアカウントと関連するアカウント情報を含むことができる。

第2のプロバイダサーバ108は、プロセッサ150、および、プロセッサ150に結合されるメモリ152を含むことができる。メモリ152は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を含むことができる。さらには、プロセッサ150およびメモリ152は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を実行するための手段として機能することができる。図示のように、メモリ152は、携帯機器102のユーザに関連する第2のユーザアカウント154を含むことができる。データベース156がさらに、ウォレットサーバ104に接続され得る。データベース156は、第2のユーザアカウント154と関連するアカウント情報、および、他の携帯機器と関連する他のユーザアカウントと関連するアカウント情報を含むことができる。

図1に示されるように、第Nのプロバイダサーバ110は、プロセッサ160、および、プロセッサ160に結合されるメモリ162を含むことができる。メモリ162は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を含むことができる。さらには、プロセッサ160およびメモリ162は、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を実行するための手段として機能することができる。図示のように、メモリ162は、携帯機器102のユーザに関連する第Nのユーザアカウント164を含むことができる。データベース166がさらに、ウォレットサーバ104に接続され得る。データベース166は、第Nのユーザアカウント164と関連するアカウント情報、および、他の携帯機器と関連する他のユーザアカウントと関連するアカウント情報を含むことができる。

図2を参照すると、無線電話の例示的な、非限定的な態様を図示し、全体的に220と指定している。図示のように、無線機器220は、相互に結合するデジタル信号プロセッサ224およびアナログ信号プロセッサ226を含むオンチップシステム222を含む。図2に示されるように、ディスプレイコントローラ228およびタッチスクリーンコントローラ230が、デジタル信号プロセッサ224に結合されている。さらに、オンチップシステム222の外部のタッチスクリーンディスプレイ232が、ディスプレイコントローラ228およびタッチスクリーンコントローラ230に結合されている。

図2はさらに、ビデオエンコーダ234、例えば、位相反転線(PAL)エンコーダ、順次式カラーメモリ(SECAM)エンコーダ、または全米テレビジョン放送方式標準化委員会(NTSC)エンコーダが、デジタル信号プロセッサ224に結合されていることを示す。さらには、ビデオ増幅器236が、ビデオエンコーダ234およびタッチスクリーンディスプレイ232に結合されている。さらには、ビデオポート238が、ビデオ増幅器236に結合されている。図2に示されるように、ユニバーサルシリアルバス(USB)コントローラ240が、デジタル信号プロセッサ224に結合されている。さらには、USBポート242が、USBコントローラ240に結合されている。メモリ244および加入者識別モジュール(SIM)カード246がさらに、デジタル信号プロセッサ224に結合され得る。さらには、図2に示されるように、デジタルカメラ248が、デジタル信号プロセッサ224に結合され得る。例示的な態様では、デジタルカメラ248は、電荷結合素子(CCD)カメラまたは相補型金属酸化膜半導体(CMOS)カメラである。

さらに図2に示されるように、ステレオオーディオCODEC250が、アナログ信号プロセッサ226に結合され得る。さらには、オーディオ増幅器252が、ステレオオーディオCODEC250に結合され得る。例示的な態様では、第1のステレオスピーカ254および第2のステレオスピーカ256が、オーディオ増幅器252に結合されている。図2は、マイクロフォン増幅器258がさらに、ステレオオーディオCODEC250に結合され得ることを示す。さらには、マイクロフォン260が、マイクロフォン増幅器258に結合され得る。特定の態様では、周波数変調(FM)ラジオチューナ262が、ステレオオーディオCODEC250に結合され得る。さらには、FMアンテナ264が、FMラジオチューナ262に結合されている。さらには、ステレオヘッドホン266が、ステレオオーディオCODEC250に結合され得る。

図2はさらに、無線周波数(RF)トランシーバ268が、アナログ信号プロセッサ226に結合され得ることを示す。RFスイッチ270が、RFトランシーバ268およびRFアンテナ272に結合され得る。図2に示されるように、キーパッド274が、アナログ信号プロセッサ226に結合され得る。さらには、マイクロフォン付モノヘッドセット276が、アナログ信号プロセッサ226に結合され得る。さらには、バイブレータデバイス278が、アナログ信号プロセッサ226に結合され得る。図2はさらに、電源280が、オンチップシステム222に結合され得ることを示す。特定の態様では、電源280は、電力を必要とする無線機器220の様々な構成要素に電力を供給する直流(DC)電源である。さらには、特定の態様では、電源は、再充電可能なDCバッテリ、または、交流(AC)電源に接続されるAC-DC変換器が基になるDC電源である。

図2に示されるように、タッチスクリーンディスプレイ232、ビデオポート238、USBポート242、カメラ248、第1のステレオスピーカ254、第2のステレオスピーカ256、マイクロフォン260、FMアンテナ264、ステレオヘッドホン266、RFスイッチ270、RFアンテナ272、キーパッド274、モノヘッドセット276、バイブレータ278、および電源280は、オンチップシステム222の外部にある。

特定の態様では、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上は、コンピュータプログラムの命令として、メモリ244に記憶することができる。これらの命令は、本明細書で説明される方法を実行するために、プロセッサ224、226により実行され得る。さらには、プロセッサ224、226、メモリ244、その中に記憶される命令、またはそれらの組合せは、本明細書で説明される方法のステップの1又は2以上を実行するための手段として機能することができる。

次に図3を参照すると、アカウント情報を集約する方法を図示し、全体的に300と指定している。特定の態様では、方法300は、ウォレットサーバ、例えば、図1に示されるウォレットサーバ104により実行され得る。図示のように、方法300は、ブロック302において実行(do)ループで開始され、各顧客に対して、以下のステップが実行され得る。ブロック304では、カウンタNが1となるように設定され得る。ブロック306に移動すると、第Nのプロバイダが連絡可能である。ブロック308では、顧客の識別子が、第Nのプロバイダに送信され得る。さらには、ブロック310では、アカウントのアップデートが、第Nのプロバイダから要求される場合がある。

決定ステップ312に移ると、ウォレットサーバは、アップデートが第Nのプロバイダから受信されているかどうかを判定することができる。受信されているならば、方法300は、ブロック314に進むことができ、ウォレットサーバは、第Nのプロバイダに関連する第Nのアカウントを、第Nのプロバイダから受信したアップデートを反映するように変更することができる。その後、ウォレットサーバは、第Nのアカウントの情報を保存することができる。決定ステップ318に進むと、ウォレットサーバは、第Nのアカウントが、この特定のユーザすなわち顧客と関連する最後のアカウントであるかどうかを判定することができる。そうでないならば、方法300は、ブロック320に移ることができ、カウンタNは1だけ増加することができる。その後、方法300は、ブロック306に戻り、本明細書で説明されるようにして継続することができる。

決定ステップ312に戻ると、第Nのプロバイダからアップデートが受信されていないならば、方法300は、ブロック322に移動することができ、ウォレットサーバは、第Nのプロバイダに関連する第Nのアカウントが変化していないことを認識することができる。次いで、方法300は、決定ステップ318に移ることができ、そこでは、ウォレットサーバが、第Nのアカウントが最後のアカウントであるかどうかを判定することができる。そうでないならば、方法300は、ブロック320に移動し、本明細書で説明されるようにして継続することができる。第Nのアカウントが最後のアカウントであるならば、方法300は、ブロック324に移動することができ、ウォレットサーバは、顧客すなわちユーザのウォレットを、すべてのアカウントの変化によってアップデートすることができる。その後、ブロック326で、顧客の携帯機器がウォレットサーバと連絡するとき、ウォレットサーバは、アップデートされたウォレットを携帯機器に送信することができる。その後、方法300は、状態328で終了することができる。

次に図4〜図14を参照すると、携帯機器でモバイルウォレットを提供する方法を図示し、全体的に400と指定している。特定の態様では、方法400に関連して説明される様々なグラフィカルユーザインターフェース(GUI)の要素の例が、図15〜図62に図示されている。これらの要素は、方法400の実行の際に表示される、様々なGUIの特徴の1又は2以上を含むことができる。これらの特徴は、GUI画面、GUIソフトキーなどを含むことができる。

ブロック402で開始され、携帯機器でモバイルウォレットが選択されるとき、以下のステップが実行され得る。ブロック404では、ウォレットログイン画面が表示され得る。ウォレットログイン画面は、個人識別番号(PIN)入力フィールドを含むことができる。さらには、ウォレットログイン画面は、例えば、0〜9の番号が付けられたソフトキーで構成される数字のキーパッドを含むことができる。ブロック406では、PINが受け取られ得る。その後、決定ステップ408で、PINが正しいかどうかを判定することができる。そうでないならば、方法400は、ブロック410に移動することができ、エラーが表示され得る。次に、決定ステップ412で、誤ったPIN入力の回数が、しきい値より大きいかどうかを判定することができる。しきい値より大きくなければ、方法400は、ブロック404に戻り、本明細書で説明されるようにして継続することができる。しきい値より大きければ、方法400は、ブロック414に移ることができ、ユーザは、モバイルウォレットからロックアウトされ得る。その後、方法400は、状態416で終了することができる。

決定ステップ408に戻ると、PINが正しいならば、方法400は、ブロック418に移動することができ、モバイルウォレットが表示され得る。ブロック420では、アカウントオプションが表示され得る。ブロック422では、即時購入オプションが表示され得る。さらには、ブロック424では、オファーオプションが表示され得る。ブロック426では、レシートオプションが表示され得る。さらには、ブロック428では、モアオプションが表示され得る。

ブロック430に移ると、アカウントオプションが選択されるとき、1又は2以上のユーザアカウントが表示され得る。このユーザアカウントは、1又は2以上の銀行口座、1又は2以上のクレジットアカウント、1又は2以上のギフトカードアカウント、1又は2以上のリワードアカウント、または何か他のタイプのアカウントを含むことができる。ブロック432では、特定のアカウントが選択されるとき、その特定のアカウントに関する詳細が表示され得る。アカウント詳細は、アカウントの残高、ギフトカードの残高、利用可能なクレジットの残高、リワードの残高、ギフトカードを送付した人の表示、ギフトカードのメッセージなどを含むことができる。さらには、アカウント詳細は、ギフトカードが使用可能である場所、および1又は2以上のアカウントオプション、例えば、取引履歴オプション、ギフトカード追加オプション、ギフトカード送付オプション、ギフトカードトップアップ(top-up)/リロード(reload)オプションなどを表示することができる。その後、方法400は、図5のブロック434に移動する。

ブロック434では、即時購入オプションが選択されるとき、方法400は、ブロック436に移動することができる。ブロック436では、即時購入コード入力画面が表示され得る。即時購入コード入力画面は、即時購入コード入力フィールド、および、文字付きのソフトキー、スペースバーなどで構成されるQWERTYキーボードを含むことができる。ブロック438では、即時購入コードが受け取られ得る。決定ステップ440では、即時購入コードが正しいかどうかを判定することができる。そうでないならば、方法400は、ブロック442に進むことができ、エラー表示がユーザに対して表示され得る。その後、方法400は、ブロック436に戻り、本明細書で説明されるようにして継続することができる。特定の態様では、セキュリティの第2の階層のために、上述のものと同様の締め出しの機能がさらに、即時購入コードに対して使用され得る。

決定ステップ440に戻ると、即時購入コードが正しいならば、方法400は、ブロック444に進むことができ、1又は2以上の特徴的製品が表示され得る。特徴的製品は、特徴的イベントチケット、特徴的ギフトカード、特徴的着信音、特徴的トランジットチケットなどを含むことができる。ブロック446では、1又は2以上の特徴的ギフトカードが表示され得る。さらには、ブロック448では、ギフトカード発見オプションが表示され得る。例えば、ギフトカードは、販売業者により、カテゴリにより、きっかけにより、などで発見され得る。ブロック450では、特徴的製品が選択されるとき、その特徴的製品に関する詳細が表示され得る。ブロック452では、特徴的ギフトカードが選択されるとき、その特徴的ギフトカードに関する詳細が表示され得る。さらには、ブロック454では、ギフトカード発見オプションが選択されるとき、ギフトカードの検索可能なリストが表示され得る。ブロック456に移動して、特定のギフトカードが選択されるとき、そのギフトカードに関する詳細が表示され得る。その後、決定ステップ458で、即時購入が選択されているどうかを判定することができる。そうでないならば、方法400は、ブロック444に戻り、本明細書で説明されるようにして継続することができる。そうでない場合、即時購入が選択されているならば、方法400は、図6のブロック460に進むことができる。

図6のブロック460では、精算画面が表示され得る。さらには、決定ステップ462では、購買が他の誰かのためのギフトカードであるかどうかを判定することができる。他の誰かのためのギフトカードであるならば、方法400は、ブロック464に進むことができ、受取人選択が表示され得る。ブロック466では、ギフトカードの金額選択が表示され得る。ブロック468では、メッセージ選択が表示され得る。さらには、ブロック470では、受取人選択が受け取られ得る。ブロック472では、ギフトカードの金額選択が受け取られ得る。さらには、ブロック474では、メッセージ選択が受け取られ得る。その後、方法400は、ブロック476に移り、本明細書で説明されるようにして継続することができる。

決定ステップ462に戻ると、購買が他の誰かのためのギフトカードでないならば、方法400は、ブロック476に直接移ることができる。ブロック476では、注文概要が表示され得る。次に、ブロック478では、アカウント選択が表示され得る。ブロック480では、アカウント選択が受け取られ得る。

ブロック482に移動すると、オファーオプションが選択されるとき、1又は2以上のオファーが表示され得る。さらには、ブロック484では、特定のオファーが選択されるとき、そのオファーに関する詳細が表示され得る。次いで、方法400は、図7のブロック484に進むことができる。

ブロック486では、ユーザが特定のオファーを保存することを望むかどうかを判定することができる。望むのであれば、方法400は、ブロック488に移動することができ、そのオファーは、保存リストに追加され得る。ブロック490では、レシートオプションが選択されるとき、1又は2以上のレシートが表示され得る。さらには、ブロック492では、特定のレシートが選択されるとき、レシート詳細が表示され得る。

ブロック494では、モアオプションが選択されるとき、以下のステップが実行され得る。ブロック496では、キャリアオプションが表示され得る。ブロック498では、クーポンオプションが表示され得る。さらには、ブロック500では、メッセージオプションが表示され得る。ブロック502では、送金オプションが表示され得る。ブロック504では、プロファイルオプションが表示され得る。さらには、ブロック506では、購買オプションが表示され得る。さらには、ブロック508では、プロバイダオプションが表示され得る。ブロック510では、どこオプションが表示され得る。その後、方法400は、図8のブロック512に進むことができる。

図8のブロック512では、キャリアオプションが選択されるとき、以下のステップが実行され得る。ブロック514では、キャリア画面が表示され得る。ブロック516では、キャリアアカウント情報が表示され得る。さらには、ブロック518では、現在のオファーのリストが表示され得る。さらには、ブロック520では、アカウントセルフサービスのオプションのリストが表示され得る。ブロック522では、カスタマーサービス情報が表示され得る。ブロック524では、現在のオファーが選択されるとき、現在のオファー詳細が表示され得る。ブロック526に移動すると、アカウントセルフサービスのオプションが選択されるとき、アカウントセルフサービス詳細が表示され得る。これらの詳細は、アカウント閲覧オプション、請求書支払オプション、ギフトカード購入オプション、プランおよびサービスオプション、設定オプションなどを含むことができる。

決定ステップ528では、ユーザが請求書の支払を望むかどうかを判定することができる。望むのであれば、方法400は、ブロック530に移ることができ、アカウント選択が表示され得る。ブロック532では、アカウント選択が受け取られ得る。さらには、ブロック534では、カスタマーサービスオプションが選択されるとき、カスタマーサービス詳細が表示され得る。このカスタマーサービス詳細は、電話カスタマーサービスオプション、地図/道順オプション、ウェブサイトオプションなどを含むことができる。方法400は、ブロック534から図9のブロック536に進むことができる。

ブロック536では、クーポンオプションが選択されるとき、1又は2以上のクーポンが表示され得る。ブロック538に移動すると、クーポンが選択されるとき、クーポン詳細が表示され得る。決定ステップ540では、ユーザが特定のクーポンを保存することを望むかどうかを判定することができる。望むのであれば、方法400は、ブロック542に移動することができ、そのクーポンは、保存クーポンリストに追加され得る。その後、ブロック544では、メッセージオプションが選択されるとき、1又は2以上のメッセージが表示され得る。さらには、ブロック546では、特定のメッセージが選択されるとき、メッセージ詳細が表示され得る。次いで、方法400は、図10のブロック548に進むことができる。

ブロック548では、送金オプションが選択されるとき、以下のステップが実行され得る。ブロック550では、振替/請求書支払オプションのリストが表示され得る。ブロック552では、支払履歴閲覧オプションが表示され得る。さらには、ブロック554では、振替/請求書オプションが選択されるとき、振替/請求書支払が開始され得る。ブロック556に移動すると、支払履歴閲覧が選択されるとき、支払履歴が表示され得る。

次に、ブロック558では、プロファイルオプションが選択されるとき、以下のステップが実行され得る。ブロック560では、所有者情報オプションが表示され得る。ブロック562では、アドレス帳オプションが表示され得る。さらには、ブロック564では、プリファレンスオプションが表示され得る。ブロック566に移動すると、所有者情報オプションが選択されるとき、所有者情報が表示され得る。決定ステップ568では、ユーザが所有者情報を編集することを望むかどうかを判定することができる。望むのであれば、方法400は、ブロック570に移動することができ、1又は2以上の編集が受け取られ得る。その後、方法400は、ブロック572に移動することができ、その編集は保存され得る。方法400は、ブロック572から図11のブロック574に進むことができる。さらには、決定ステップ568に戻ると、ユーザが所有者情報を編集することを望まないならば、方法400は、図11のブロック574に直接移ることができる。

ブロック574では、アドレス帳オプションが選択されるとき、アドレス帳が表示され得る。決定ステップ576に進むと、ユーザが新しい記載事項を追加することを望むかどうかを判定することができる。望むのであれば、方法400は、ブロック578に移動することができ、新しい記載事項が受け取られ得る。ブロック580では、記載事項がアドレス帳に保存され得る。その後、方法400は、ブロック582に移動することができる。決定ステップ576に戻ると、ユーザが新しい記載事項を追加することを望まないならば、方法400は、ブロック582に直接移動することができる。

ブロック582では、プリファレンスオプションが選択されるとき、1又は2以上の所有者のプリファレンスが表示され得る。決定ステップ584では、1又は2以上の所有者のプリファレンスを編集すべきかどうかを判定することができる。編集するのであれば、1又は2以上の編集が、ブロック586で受け取られ得る。次いで、ブロック588では、この編集が保存され得る。ブロック590では、購買オプションが選択されるとき、購買のリストが表示され得る。さらには、ブロック592では、特定の購買が選択されるとき、その特定の購買に対する購買詳細が表示され得る。次いで、方法400は、図12のブロック594に進むことができる。

ブロック594では、どこオプションが選択されるとき、どこ画面が表示され得る。ブロック596では、検索入力フィールドが表示され得る。さらには、ブロック598では、私の近くで発見(find near me)リストが表示され得る。決定ステップ600に移動すると、検索の問合せを受信しているかどうかを判定することができる。受信しているならば、方法400は、ブロック602に移ることができ、検索が実行され得る。ブロック604では、検索結果が表示され得る。その後、方法400は、ブロック606に移動することができる。決定ステップ600に戻ると、検索の問合せを受信していないならば、方法400は、ブロック606に直接移動することができる。

ブロック606では、プロバイダオプションが選択されるとき、プロバイダ画面が表示され得る。ブロック608では、マイプロバイダオプションが表示され得る。さらには、ブロック610では、全プロバイダオプションが表示され得る。決定ステップ612に進むと、マイプロバイダオプションが選択されるかどうかを判定することができる。選択されているならば、マイプロバイダのリストが、ブロック614で表示され得る。特定の態様では、マイプロバイダは、ユーザが自分のモバイルウォレットに保存していたプロバイダのリストを含むことができる。次に、ブロック616では、プロバイダ追加オプションが表示され得る。次いで、方法400は、図13のブロック618に進むことができる。決定ステップ612に戻ると、マイプロバイダが選択されないならば、方法400は、図13のブロック618に直接移ることができる。

ブロック618では、プロバイダ追加オプションが選択されるとき、プロバイダのリストが表示され得る。決定ステップ620では、ユーザがプロバイダを追加することを望むかどうかを判定することができる。望むのであれば、方法400は、ブロック622に移動することができ、プロバイダがマイプロバイダのリストに追加され得る。その後、方法400は、決定ステップ624に移動することができる。決定ステップ620に戻ると、ユーザがプロバイダを追加することを望まないならば、方法400は、決定ステップ624に直接移動することができる。

決定ステップ624では、全プロバイダオプションが選択されるかどうかを判定することができる。選択されるならば、特徴的プロバイダのリストが、ブロック626で表示され得る。ブロック628では、プロバイダ閲覧オプションが表示され得る。さらには、ブロック630では、特徴的プロバイダが選択されるとき、特徴的プロバイダ詳細が表示され得る。ブロック632では、プロバイダ閲覧が選択されるとき、プロバイダのリストが表示され得る。その後、ブロック634では、プロバイダが選択されるとき、プロバイダ詳細が表示され得る。次いで、方法400は、決定ステップ636に移動することができる。決定ステップ624に戻ると、全プロバイダオプションが選択されないならば、方法400は、決定ステップ636に直接移動することができる。

決定ステップ636では、モバイルウォレットを終了するかどうかを判定することができる。終了するのであれば、モバイルウォレットは、ブロック638で終了され得る。その後、方法400は、状態640で終了することができる。そうでない場合は、方法400は、図4のブロック418に戻り、本明細書で説明されるようにして継続することができる。

本明細書で説明される方法のステップは、必ずしも説明されるような順序で実行しなければならないわけではないことを理解されたい。さらには、「その後」、「次いで」、「次に」などの単語は、ステップの順序を限定することを意図するものではない。これらの単語は単に、読者に対して、この方法のステップの説明でのよりどころとなるように使用されるものである。

次に図14を参照すると、例示的な携帯機器を図示し、全体的に1400と指定している。図示のように、携帯機器は、プログラムアイコン1404のメニューが中で表示され得るディスプレイ1402を含むことができる。さらには、携帯機器は、プログラムを終了し、プログラムアイコン1404のメニューに戻るために使用され得る終了ボタン1406を含むことができる。

図15は、1500と指定され、プログラムアイコン1404(図14)のメニューからアクセスされ得る、モバイルウォレットログイン画面を示す。モバイルウォレットログイン画面1500は、ログインボタン1502、および失念(forgot)PINボタン1504を含むことができる。さらには、モバイルウォレットログイン画面1500は、PIN入力の入力フィールド1506、および数字キーパッド1508を含むことができる。特定の態様では、ログインボタン1502、失念PINボタン1504、および数字キーパッド1508は、ソフトキーで構成してもよい。さらには、特定の態様では、モバイルウォレットに関連して本明細書で説明される残りのボタンは、ソフトキーであってよい。

図16は、1600と指定される、マイアカウント画面を示す。マイアカウント画面1600は、メインボタンメニュー1602を含むことができ、このメインボタンメニュー1602は、第1のアカウントボタン1604、即時購入ボタン1606、オファーボタン1608、レシートボタン1610、モアボタン1612、またはそれらの組合せを含むことができる。ボタン1604、1606、1608、1610、1612は、本明細書で説明される追加のGUI画面の1又は2以上で表示され得るものであり、ユーザが、特定の画面から、これらのボタン1604、1606、1608、1610、1612の1つに関連する画面に直接遷移することを可能にすることができる。さらには、マイアカウント画面1600は、第2のアカウントボタン1614、クレジットボタン1616、ギフトカードボタン1618、リワードボタン1620、またはそれらの組合せを含むことができる。

特定の態様では、第2のアカウントボタン1614が選択されるとき、第1のアカウント情報ウィンドウ1622、第2のアカウント情報ウィンドウ1624、および第Nのアカウント情報ウィンドウ1626が表示され得る。マイアカウント画面1600はさらに、アカウント追加ボタン1628を含むことができる。

表示されるアカウントのいずれかが選択されるとき、図17に示されるように、アカウント詳細画面1700が表示され得る。アカウント詳細画面1700は、ギフトカードの残高、ギフトカードを送ってきた人、メッセージなどの詳細を含むことができる。さらには、アカウント詳細画面は、1又は2以上のアカウントオプション1702、例えば、取引履歴オプション、ギフトカード追加オプション、ギフトカード送付オプション、ギフトカードトップアップ/リロードオプション、またはそれらの組合せを含むことができる。ギフトカードトップアップ/リロードオプションは、ユーザが、自分が所有するギフトカードに価格を付加する、または、他の誰かが所有するギフトカードに価格を付加することを可能にすることができる。

図18は、第1のクレジットアカウント1802、第2のクレジットアカウント1804、および第Nのクレジットアカウント1806を含む、クレジットアカウント画面1800を示す。さらには、クレジットアカウント画面1800は、ユーザが、クレジットカードを自分のモバイルウォレットに追加するために選択することができる、クレジットカード追加オプション1808を含むことができる。クレジットアカウント1802、1804、1806のいずれかが選択されるとき、その特定のアカウントに関する詳細が表示され得る。

図19は、第1のギフトカードアカウント1902、第2のギフトカードアカウント1904、第3のギフトカードアカウント1906、および第Nのギフトカードアカウント1908を含む、ギフトカードアカウント画面1900を示す。さらには、ギフトカードアカウント画面1900は、ユーザが、ギフトカードを自分のモバイルウォレットに追加するために選択することができる、ギフトカード追加オプション1910を含むことができる。ギフトカードアカウント1902、1904、1906、1908のいずれかが選択されるとき、その特定のギフトカードアカウントに関する詳細が表示され得る。ギフトカードアカウント画面1900はさらに、モバイルギフトカード購入オプション1912、およびギフトカード残高チェックオプション1914を含むことができる。

図20は、第1のリワードアカウント2002、第2のリワードアカウント2004、第3のリワードアカウント2006、および第Nのリワードアカウント2008を含む、リワードアカウント画面2000を示す。さらには、リワードアカウント画面2000は、ユーザが、リワードを自分のモバイルウォレットに追加するために選択することができる、リワードプログラム追加オプション2010を含むことができる。リワードアカウント2002、2004、2006、2008のいずれかが選択されるとき、その特定のリワードアカウントに関する詳細が表示され得る。

図21は、即時購入入力画面2100を示す。即時購入入力画面は、戻るボタン2102、即時購入コード入力フィールド2104、およびQWERTYキーボード2106を含む。即時購入入力画面2100を使用して、ユーザは、自分の即時購入コードを入力することができる。正しい即時購入コードが入力されると、ユーザは、例えば、支払方法、支払アカウント、配送、住所などのユーザのプリファレンスを入力する必要なしに、モバイルストアで、比較的容易に買物を行うことができる。ユーザは、単に即時購入ボタンを押すことができ、その情報は、モバイルストアを介して、販売業者に自動的に送信され得る。

図22は、即時購入画面2200を示す。即時購入画面2200は、即時購入コード打込み(type)オプション2202、即時購入コードスキャンオプション2204、即時購入コード引出(tap)オプション2206、またはそれらの組合せを含むことができる。さらには、即時購入入力画面2200は、イベントチケット、ギフトカード、着信音、トランジットチケット、またはそれらの組合せを含むことができる特徴的製品メニュー2208を含むことができる。特定の態様では、即時購入画面2200は、メインメニュー1602から即時購入ボタン1606を選択することにより、アクセスされ得る。

図23を参照すると、ギフトカード画面2300を図示している。ギフトカード画面2300は、戻るボタン2302、および特徴的ギフトカードウィンドウ2304を含むことができる。特徴的ギフトカードウィンドウ2304は、第1のギフトカード2306、第2のギフトカード2308、第3のギフトカード2310、および第Nのギフトカード2312を含むことができる。ギフトカード画面2300はさらに、ギフトカード発見ウィンドウ2314を含むことができる。ギフトカード発見ウィンドウ2314は、販売業者による発見オプション2316、カテゴリによる発見オプション2318、きっかけによる発見オプション2320、またはそれらの組合せを含むことができる。

販売業者による発見オプション2316が選択されるとき、図24で示される、販売業者画面2400が表示され得る。特定の態様では、販売業者は、アルファベット順でリストに記載され得る。カテゴリによる発見オプション2318が選択されるとき、図25で示される、カテゴリ画面2500が表示され得る。カテゴリは、アルファベット順でリストに記載され得る。きっかけによる発見オプション2320が選択されるとき、図26で示される、きっかけ画面2600が表示され得る。特定の態様では、きっかけは、アルファベット順でリストに記載され得る。

図27を参照すると、詳細なギフトカード画面を図示し、全体的に2700と指定している。図示のように、詳細なギフトカード画面は、戻るボタン2702、詳細ウィンドウ2704、即時購入ボタン2706、およびカード画像2708を含むことができる。

図28は、精算画面2800を示す。図示のように、精算画面2800は、取消ボタン2802、および購買ボタン2804を含むことができる。さらには、精算画面2800は、購買されているものを示す即時購入購買ウィンドウ2806を含むことができる。さらには、精算画面2800は、受取人選択オプション2808を含むことができる。受取人選択オプション2808は、スライダであってよく、または、図29で示されるような、全関係者画面2900に導くボタンであってよい。精算画面2800はさらに、ギフトカードの金額を選択するために操作され得るスライダを含むことができる、ギフトカード価格オプション2810を含むことができる。さらには、精算画面2800は、ユーザが、ギフトカードに添えるメッセージを選択するために、往復して摺動することができるスライダを含むことができる、メッセージオプション2812を含むことができる。あるいは、メッセージオプション2812は、図30で示される、ギフトカードメッセージ画面3000に導くボタンを含むことができ、このギフトカードメッセージ画面3000は、メッセージのリストを含むことができ、ユーザは、特定のメッセージを選択するために、このメッセージのリスト全体をスクロールすることができる。図28で示されるように、精算画面2800はさらに、カード総額表示部、総手数料表示部、不足額表示部、またはそれらの組合せを含むことができる注文概要ウィンドウ2814を含むことができる。精算画面2800はさらに、ユーザが、ギフトカードの代金を支払うためのアカウントを選択するために使用することができるスライダを含むことができる、このアカウントでの支払(pay with this account)オプション2816を含むことができる。このアカウントでの支払オプション2816はさらに、図31で示されるような、支払アカウント画面3100を提供するために選択される場合があり、この支払アカウント画面3100は、ユーザが、ギフトカードを購買するために使用することができる、アカウントのリストを含むことができる。支払アカウント画面3100は、アカウントが、その特定のアカウントを使用することのインセンティブを含むことができることを示す。例えば、第Nのアカウントは、「後押し(push)」、すなわち、ユーザが、支払のためにアカウントを使用することに対して、「本日に限り、3倍のポイントを受信」することができるというインセンティブを含んでいる。

次に図32を参照すると、精算画面の代替の実施形態を図示し、全体的に3200と指定している。特定の態様では、精算画面3200は、レストランでのモバイル購買に関連し得る。図示のように、精算画面3200は、即時購入購買ウィンドウ3202、モバイルオファーウィンドウ3204、チップ金額オプション3206、注文概要ウィンドウ3208、および、このアカウントでの支払ウィンドウ3210を含むことができる。即時購入購買ウィンドウ3202は、購買に関する詳細を含むことができる。モバイルオファーウィンドウ3204は、現在の購買に固有の1又は2以上のオファーを含むことができる。さらには、チップ金額オプション3206は、ユーザが、現在の購買に与えるためのチップを選択するために使用することができる、チップ金額スライダを含むことができる。注文概要ウィンドウ3208は、現在の購買に関する詳細、例えば、請求書総額表示部、モバイルオファー割引表示部、チップ金額表示部、不足額表示部、ギフトカード総額表示部、残りの差額表示部、またはそれらの組合せを含むことができる。このアカウントでの支払ウィンドウ3210は、ユーザが、例えばギフトカードなどの支払方法を選択することを可能にすることができる。精算画面3200はさらに、取消ボタン3212、および購買ボタン3214を含むことができる。

図33は、メインメニュー1602からモバイルオファーボタン1608を選択することによりアクセスされ得る、モバイルオファー画面3300を示す。モバイルオファー画面3300は、保存オファーボタン3302、新オファーボタン3304、特徴的オファーボタン3306、全オファーボタン3308、またはそれらの組合せを含むことができる。さらには、モバイルオファー画面3300は、各タイプのオファー、すなわち、保存、新、特徴的、およびすべてに関連するプロバイダのリストを表示することができる、プロバイダウィンドウ3310を含むことができる。

図34は、モバイルオファー画面3300(図33)で、特徴的オファーボタン3306を選択することによりアクセスされ得る、特徴的モバイルオファー画面3400を示す。図示のように、特徴的モバイルオファー画面3400は、第1のプロバイダウィンドウ3402、第2のプロバイダウィンドウ3404、および第Nのプロバイダウィンドウ3406を含むことができる。各プロバイダウィンドウ3402、3404、3406は、各特定のプロバイダに関連するオファーをリストに記載することができる。特定のオファーが選択されるとき、図35で示される、オファー詳細画面3500が表示され得る。オファー詳細画面3500は、戻るボタン3502、詳細ウィンドウ3504、および、このオファーの保存(save this offer)オプション3506を含むことができる。詳細ウィンドウ3504は、オファーに関する詳細を含むことができ、このオファーの保存オプション3506は、このオファーを保存オファーリストに追加するために選択され得る。

次に図36を参照すると、3600と指定される、レシート画面を図示している。レシート画面3600は、日付ボタン3602、支払ボタン3604、販売業者ボタン3606、またはそれらの組合せを含むことができる。日付ボタン3602は、購買の日付によりレシートにアクセスするために使用され得る。支払ボタン3604は、購買の方法によりレシートにアクセスするために使用され得る。販売業者ボタン3606は、特定の販売業者によりレシートをリストに記載するために使用され得る。レシート画面3600はさらに、様々なプロバイダ、例えば、プロバイダ1〜プロバイダNに対するレシートを表示することができるプロバイダウィンドウ3608を含むことができる。

レシート画面3600からいずれかのレシートを選択することにより、ユーザが、図37で示されるレシート詳細画面3700を閲覧することが可能になり得る。レシート詳細画面3700は、購買詳細ウィンドウ3702、およびギフトカード配達詳細ウィンドウ3704を含むことができる。購買詳細ウィンドウ3702は、特定の購買の詳細、例えば、日付、承認コード、カード価格、総手数料、支払総額、使用アカウント、またはそれらの組合せを表示することができる。ギフトカード配達詳細ウィンドウ3704は、特定のギフトカードの購買の詳細、例えば、宛先(to)、携帯電話番号、メッセージ、カード画像、価格、またはそれらの組合せを表示することができる。図示のように、レシート詳細画面3700はさらに、ユーザが、レシート画面3600(図36)に戻るために使用することができる、戻るボタン3706を含むことができる。

次に図38を参照すると、代替のレシート詳細画面3800を図示している。特定の態様では、レシート詳細画面3800は、レストランでの購買に関連し得る。レシート詳細画面3800は、選択ウィンドウ3802、ロイヤリティリワード(loyalty rewards)ウィンドウ3804、新オファーウィンドウ3806、またはそれらの組合せを含むことができる。選択ウィンドウ3802は、現在の購買、例えば、レストラン名、日付、承認コード、総額、モバイルオファー表示部、チップ表示部、支払総額表示部、ギフトカード総額表示部、購買アカウント表示部、またはそれらの組合せを含むことができる。ロイヤリティリワード詳細ウィンドウ3804は、獲得ポイント表示部、および総ポイント表示部を表示することができる。新オファーウィンドウ3806は、現在のレストランからの新しいオファーを表示することができる。ユーザは、特定のオファーをモバイルウォレットに保存するために、特定のオファーにタッチすることができる。図示のように、レシート詳細画面3800はさらに、ユーザが、レシート画面3600(図36)に戻るために使用することができる、戻るボタン3808を含むことができる。

図39は、全体的に3900と指定され、メインメニュー(図16)からモアボタン1612を選択することによりアクセスされ得る、モア画面を示す。モア画面3900は、キャリアオプション3902、クーポンオプション3904、メッセージオプション3906、送金オプション3908、プロファイルオプション3910、購買オプション3912、プロバイダオプション3914、どこオプション3916、またはそれらの組合せを含むことができる。さらには、モア画面3900は、ユーザが、モア画面3900を編集することを可能にするために選択され得る、編集ボタン3918を含むことができる。

図40は、モア画面3900(図39)からキャリアオプション3902(図39)を選択することによりアクセスされ得る、キャリア画面4000を示す。キャリア画面4000は、キャリアウィンドウ4002、現在オファーウィンドウ4004、アカウントセルフサービスウィンドウ4006、カスタマーサービスウィンドウ4008、またはそれらの組合せを含むことができる。キャリアウィンドウ4002は、ユーザのアカウントに関する詳細、例えば、アカウント番号および利用状況概要を含むことができる。利用状況概要は、使用分数、送信テキストメッセージ数、送信画像メッセージ数、データ利用状況、新しい分数の開始日、現在の支払額、またはそれらの組合せを含むことができる。現在オファーウィンドウ4004は、回線追加オプション、無料のセルラー電話のオファー、削減/再利用/改造(reduce、reuse、refurb)オプション、またはそれらの組合せを含むことができる。アカウントセルフサービスウィンドウ4006は、アカウント閲覧オプション、あなたの請求書支払(pay your bill)オプション、ギフトカード購入オプション、プランおよびサービスオプション、設定オプション、またはそれらの組合せを含むことができる。カスタマーサービスウィンドウ4008は、電話カスタマーサービスオプション、地図/道順オプション、ウェブサイトオプション、またはそれらの組合せを含むことができる。

図41を参照すると、私の請求書支払(pay my bill)画面4100を図示している。私の請求書支払画面4100は、概要ウィンドウ4102、支払総額表示部4104、このアカウントでの支払オプション4106、またはそれらの組合せを含むことができる。概要ウィンドウ4102は、キャリア名、アカウント番号、支払期日、不足額、またはそれらの組合せを含むことができる。支払総額表示部4104は、現在の支払うべき金額を表示することができる。このアカウントでの支払オプション4106は、ユーザが、支払がそこからなされ得るアカウントを選択するために操作することができるスライダを含むことができる。私の請求書支払画面4100はさらに、取消ボタン4108、および購買ボタン4110を含むことができる。

図42は、全体的に4200と指定されているクーポン画面を示す。クーポン画面4200は、モア画面3900(図39)でクーポンオプション3904(図39)を選択することによりアクセスされ得る。クーポン画面4200は、全ボタン4202、新ボタン4204、保存ボタン4206、特徴的ボタン4208、またはそれらの組合せを含むことができる。クーポン画面4200はさらに、第1のプロバイダウィンドウ4210、第2のプロバイダウィンドウ4212、および第Nのプロバイダウィンドウ4214を含むことができる。各プロバイダウィンドウ4210、4212、4214は、各プロバイダにより提供されるクーポンに関する詳細を含むことができる。

特定のクーポンが選択されるとき、図43で示されるクーポン詳細画面4300が表示され得る。クーポン詳細画面4300は、クーポン詳細ウィンドウ4302、および戻るボタン4304を含むことができる。クーポン詳細ウィンドウ4302は、特定のクーポンに関する詳細、有効期限、クーポンバーコード、またはそれらの組合せを含むことができる。戻るボタン4304は、クーポン画面4200(図42)に戻るために使用され得る。

次に図44を参照すると、メッセージ画面を図示し、全体的に4400と指定している。メッセージ画面4400は、モア画面3900(図39)でメッセージオプション3906(図39)を選択することによりアクセスされ得る。図示のように、メッセージ画面4400は、メッセージリスト4402を含む。特定のメッセージが選択されるとき、図45で示されるメッセージ詳細画面4500が表示され得る。メッセージ詳細画面4500は、メッセージ詳細ウィンドウ4502、および戻るボタン4504を含むことができる。メッセージ詳細ウィンドウ4502は、選択されたメッセージに関する詳細を含むことができる。戻るボタン4504は、メッセージ画面4400に戻るために使用され得る。

図46は、4600と指定される、ギフトカードメッセージの第1の態様を示す。ギフトカードメッセージ4600は、ギフトカード画像4602、メッセージ4604、価格表示部4606、換金(redeem)のための説明4608、またはそれらの組合せを含むことができる。さらには、ギフトカードメッセージ4600は、ユーザの携帯機器にモバイルウォレットを立ち上げるために選択され得るウォレット立ち上げボタン4610を含むことができる。

図47は、4700と指定される、ギフトカードメッセージの第2の態様を示す。ギフトカードメッセージ4700は、ギフトカード画像4702、メッセージ4704、価格表示部4706、換金のための説明4708、またはそれらの組合せを含むことができる。さらには、ギフトカードメッセージ4700は、ユーザの携帯機器にモバイルウォレットのアプリケーションをダウンロードするために選択され得るウォレットダウンロードボタン4710を含むことができる。

次に図48を参照すると、送金画面4800を図示している。送金画面4800は、モア画面3900(図39)から送金オプション3908(図39)を選択することによりアクセスされ得る。送金画面4800は、誰かへの支払オプション4802、請求書支払オプション4804、資金振替オプション4806、国際通貨振替オプション4808、支払履歴閲覧オプション4810、またはそれらの組合せを含むことができる。支払/振替ボタン4802、4804、4806、4808は、他のアカウントに対して金銭の支払または振替を行うために、選択され得る。支払履歴閲覧4810は、ユーザの支払履歴を閲覧するために選択され得る。

図49は、送金画面(図48)から請求書支払オプション4804(図48)を選択することによりアクセスされ得る、請求書支払画面4900を示す。請求書支払画面4900は、請求書支払サービスウィンドウ4902、および直接(direct)請求書アカウントウィンドウ4904を含むことができる。各ウィンドウ4902、4904は、支払がなされ得るプロバイダのリストを含むことができる。請求書支払画面4900はさらに、送金画面4800(図48)に戻るために使用され得る、戻るボタン4906を含むことができる。

図50を参照すると、プロファイル画面を図示し、全体的に5000と指定している。プロファイル画面5000は、モア画面3900(図39)からプロファイルオプション3910(図39)を選択することによりアクセスされ得る。図示のように、プロファイル画面5000は、所有者情報ボタン5002、アドレス帳ボタン5004、プリファレンスボタン5006、またはそれらの組合せを含むことができる。所有者情報ボタン5002が選択されるとき、所有者情報ウィンドウ5008が表示され得る。所有者情報ウィンドウ5008は、所有者名、自宅住所、携帯電話番号、eメールアドレス、請求書送付住所、配送住所、またはそれらの組合せを含むことができる。プロファイル画面5000はさらに、所有者情報を編集するために選択され得る、編集ボタン5010を含むことができる。

図51は、プロファイル画面5000(図50)でプリファレンスボタン5006(図50)を選択することによりアクセスされ得る、プリファレンス画面5100を示す。プリファレンス画面5100は、デフォルト支払方法オプション5102、デフォルト配送方法オプション5104、デフォルトチップ金額オプション5106、プリファレンス確認オプション5108、レシートオプション5110、セキュリティオプション5112、またはそれらの組合せを含むことができる。デフォルト支払オプション5102は、プリファレンスのクレジットカードまたはアカウントを、支払のデフォルト方法として設定するために使用され得る。デフォルト配送方法オプション5104は、デフォルト配送住所およびデフォルト配送方法を設定するために使用され得る。さらには、デフォルトチップ金額オプション5106は、レストラン、およびチップを受けつける他のサービス業で使用されるべき、デフォルトの心付けの金額を設定するために使用され得る。プリファレンス確認オプション5108は、どの動作が確認を必要とするかを調整するために使用され得る。レシートオプション5110は、どのようにレシートを整理するかを管理するために選択され得る。セキュリティオプション5112は、ログインのパスコードおよび他のセキュリティ設定を変更するために使用され得る。図51で示されるように、プリファレンス画面5100はさらに、特定の携帯機器に関連するモバイルウォレットに関する詳細を調べるために選択され得る、あなたのモバイルウォレットに関して(about your mobile wallet)オプション5114を含むことができる。

次に図52を参照すると、購買画面図示し、全体的に5200と指定している。図示のように、購買画面5200は、第1のプロバイダウィンドウ5202、第2のプロバイダウィンドウ5204、および第Nのプロバイダウィンドウ5206を含むことができる。各プロバイダウィンドウは、その特定のプロバイダから購買した1又は2以上の品目を含むことができる。購買した品目のリストは、レシートではなく、実際には、実際に購買した品目の表現であることを理解されたい。

ユーザが、プロバイダウィンドウ5202、5204、5206から特定の購買を選択するとき、図53に示されている購買詳細画面5300が表示され得る。購買詳細画面5300は、特定の購買、例えば、コンサートチケットに関する詳細を含むことができる、プロバイダウィンドウ5302を含むことができる。そのような購買詳細5300は、開催地表示部、日付、バーコード、またはそれらの組合せを含むことができる。購買詳細画面5300はさらに、特定の購買した品目を、同様の品目を友人のモバイルウォレットに送付することにより共有するために選択され得る、共有ボタン5304を含むことができる。

図54は、5400と指定されるプロバイダ画面を示す。図示のように、プロバイダ画面5400は、マイプロバイダボタン5402、および全プロバイダボタン5404を含むことができる。マイプロバイダボタン5402が選択されるとき、プロバイダリスト5406が、表示され得るとともに、ユーザの携帯機器に関連するプロバイダのリストを含むことができる。プロバイダ画面5400はさらに、モバイルウォレットに対するプロバイダを発見かつ保存するために使用され得る、プロバイダ追加ボタン5408を含むことができる。

全プロバイダボタン5404が選択されるとき、図55に示されている特徴的プロバイダウィンドウ5502が表示され得る。特徴的プロバイダウィンドウ5502は、特徴的プロバイダのリストを含むことができる。さらには、全プロバイダボタンが選択されるとき、ウィンドウ閲覧5504が表示され得る。ウィンドウ閲覧5504は、販売業者による閲覧オプション5506、カテゴリによる閲覧オプション5508、きっかけによる閲覧オプション5510、またはそれらの組合せを含むことができる。

販売業者による閲覧オプション5506が選択されるとき、図56に示されている販売業者画面5600が表示され得る。販売業者画面5600は、アルファベット順に表示される販売業者リスト5602を含むことができる。販売業者画面5600はさらに、ユーザにより検索条件が入力され得る、検索入力フィールド5604を含むことができる。

販売業者画面5600から特定のプロバイダが選択されるとき、携帯機器では、図57に示されているプロバイダ詳細画面5700が表示され得る。プロバイダ詳細画面5700は、プロバイダウィンドウ5702、現在オファーウィンドウ5704、アカウントセルフサービスウィンドウ5706、カスタマーサービスウィンドウ5708、またはそれらの組合せを含むことができる。プロバイダウィンドウ5702は、プロバイダに関する詳細を含むことができる。現在オファーウィンドウ5704は、プロバイダにより現在提供されている1又は2以上のオファーを含むことができる。アカウントセルフサービスウィンドウ5706は、アカウント閲覧オプション5710、資金振替オプション5712、請求書支払オプション5714、ギフトカードオプション5716、新アカウント開設オプション5718、支店/ATM捜索オプション5720、またはそれらの組合せを含むことができる。アカウント閲覧オプション5710は、アカウントの残高を監視し、最近の取引を閲覧するために使用され得る。資金振替オプション5712は、アカウントの残高を管理するために使用され得る。請求書支払オプション5714は、携帯機器から直接、請求書の支払を行うために使用され得る。ギフトカードオプション5716は、購入、追加、およびギフトカード残高の取得を行うために使用され得る。新アカウント開設オプション5718は、新しい当座預金、普通預金口座、またはクレジットアカウントを開設するために使用され得る。さらには、支店/ATM捜索オプション5720は、最寄りの銀行支店およびATMに対する地図を取得するために使用され得る。

特定の態様では、カスタマーサービスウィンドウ5708は、電話オプション5722、地図/道順オプション5724、ウェブサイトオプション5726、またはそれらの組合せを含むことができる。電話オプション5722は、カスタマーサービスに電話するために使用され得る。ウェブサイトオプション5726は、携帯機器を介して、カスタマーサービスのウェブサイトにアクセスするために使用され得る。

図58は、レストランプロバイダ画面5800を示す。レストランプロバイダ画面5800は、レストラン詳細ウィンドウ5802、現在オファーウィンドウ5804、およびカスタマーサービスウィンドウ5806を含むことができる。レストラン詳細ウィンドウ5802は、特定のレストランに関する詳細、例えば、住所表示部、区域表示部、料理表示部、服装規定表示部、ランキング表示部、またはそれらの組合せを含むことができる。現在オファーウィンドウ5804は、特定のウィンドウからの現在のオファーを含むことができる。カスタマーサービスウィンドウ5806は、電話オプション5808、地図/道順オプション5810、およびウェブサイトオプション5812を含むことができる。地図/道順オプション5810が選択されるとき、図59に示されている地図画面5900が表示され得る。

次に図60を参照すると、どこ画面を図示し、全体的に6000と指定している。どこ画面6000は、モアメニュー3900(図39)からどこオプション3916(図39)を選択することによりアクセスされ得る。どこ画面6000は、問合せを入力するために使用され得る検索入力フィールド6002を含むことができる。どこ画面6000はさらに、私の近くで発見ウィンドウ6004を含むことができる。私の近くで発見ウィンドウ6004は、銀行およびATM発見オプション6006、モバイルストア発見オプション6008、レストラン発見オプション6010、小売店発見オプション6012、またはそれらの組合せを含むことができる。銀行およびATM発見オプション6006は、携帯機器のユーザの住所に近い銀行およびATMを捜索するために使用され得る。モバイルストア発見オプション6008は、モバイルストアを、例えばインターネット上で捜索するために使用され得る。レストラン発見オプション6010は、携帯機器のユーザの住所に近いレストランを捜索するために使用され得る。さらには、小売店発見オプション6012は、携帯機器のユーザの住所に近い小売店を捜索するために使用され得る。

レストラン発見オプション6010が選択されると、図61に示されているレストラン発見画面6100が表示され得る。レストラン発見画面6100は、特徴的レストランウィンドウ6102、および料理ウィンドウ6104を含むことができる。特徴的レストランウィンドウ6102は、携帯機器のユーザの住所に近いレストランのリストを含むことができる。レストランは、ユーザの住所からの距離に基づいて、リストに記載され得る。料理ウィンドウ6104は、ユーザの住所に近いレストランの様々な料理をリストに記載することができる。料理ウィンドウ6104は、アルファベット順に整理され得る。

本明細書で説明される構成を用いて、本明細書で開示されるシステムおよび方法が、携帯電話でモバイルウォレットを提供するために使用され得る。モバイルウォレットは、携帯電話で複数のアカウントを管理するために使用され得る。さらには、モバイルウォレットは、モバイルストアでの比較的容易な買物を提供するために使用され得る。

特定の態様では、モバイルウォレットは、名前により、または固有のショートコードを使用することにより、プロバイダを検索するための、フレキシブルかつ効率的な方法を提供することができる。プロバイダの検索は、新しい、または特徴的などのパラメータに基づいてフィルタリングされ得る。モバイルウォレットのユーザは、プロバイダを捜索するための比較的迅速な方法を提供することができるだけでなく、クロスメディアの販売促進とリンクされ得る、固有のプロバイダコードを入力することができる。あるいは、ユーザは、プロバイダを発見するために、例えば、フルネームまたは部分的な名前のプロバイダ名を入力することができる。ユーザができるだけ容易に事を行えるように、フレキシブルなオートコンプリートの提案機構が提供されてもよい。さらには、ユーザは、新しい、特徴的、タイプ、カテゴリ、機能などのプロバイダパラメータに基づいて、検索をフィルタリングしてもよい。

別の態様では、ユーザは、複数の検索可能なパラメータにより、プロバイダを選択または閲覧することができる。例えば、ユーザは、機能によりプロバイダを閲覧してもよい。さらには、ユーザは、名前でアルファベット順にプロバイダを閲覧してもよい。さらには、ユーザは、例えば、銀行、信用組合、販売業者/小売業者、メンバーシップ、請求者(biller)などのタイプにより、プロバイダを閲覧してもよい。ユーザはさらに、全プロバイダ、最近利用したプロバイダ、保存プロバイダ、特徴的プロバイダ、またはそれらの組合せを閲覧してもよい。特定の態様では、システムは、プロバイダの利用状況を監視することができ、ユーザは、評判に基づいてプロバイダを閲覧することができる。さらには、ユーザは、新しいプロバイダを閲覧することができ、または、例えば、ギフトカード、衣料品、電ハンドセット器、音楽などのカテゴリにより、プロバイダを閲覧することができる。

ユーザは、特定の、所望の機能に基づいて、プロバイダを検索することができる。プロバイダを選択することにより、ユーザは、マイアカウント画面に、または、個々のプロバイダの場合は、プロバイダのホーム画面に導かれ得る。あるいは、プロバイダを選択することにより、ユーザは、個々のプロバイダ内の機能画面に直接案内され得る。別の態様では、ユーザは、ギフトカード購入により、ギフトカード残高取得により、オファー取得により、ロイヤリティ/リワードアカウント取得により、またはそれらの組合せにより、閲覧することができる。

本明細書で開示されるシステムおよび方法はさらに、ユーザが、将来の参照および利用がし易いように、プロバイダをモバイルウォレットに保存することを可能にする。ユーザは、個々のプロバイダを保存することができる。さらには、ユーザは、結果の組、すなわち、検索に応答して返されたプロバイダのグループを保存することができる。ユーザは、ユーザが何らかの機能を実行する場合に、プロバイダを、またはプロバイダとともに機能を自動的に保存するように、システムを設定することができる。ユーザは、プロバイダを削除することができ、それにより、プロバイダは、モバイルウォレットから未登録となり得る。しかしながら、削除されたプロバイダは、後の段階で再追加される場合がある。削除されたプロバイダは、予期しない消去の際に起こり得る「アンドゥ」のために、またはアーカイブ参照のために、アーカイブに保管され得る。

特定の態様では、このシステムおよび方法は、プロバイダとともにユーザを登録し、ウォレット内の登録を追跡するための、比較的フレキシブルで、容易で、かつ直観的な方法を提供することができる。初めに、識別性(identity)を確立するための最低量のユーザ情報が収集され得る、または、登録中止を最小限にするための軽量の登録処理が実行され得る。モバイルウォレットの登録処理は、プロバイダアカウントを使用可能にするステップと、支払アカウントをアクティブ化するステップと、ユーザのプロファイルおよびプリファレンスを確立するステップなどとを含むことができる。ユーザは、オンラインで使用すべきパスワード、およびユーザIDを生成することができる。

モバイルウォレットにより、ユーザは容易に、1又は2以上のプロバイダ発行アカウントを、モバイルウォレットに追加し、または、既存のプロバイダアカウントに関する管理を実行することが可能になる。プロバイダをウォレットに登録した後で、ユーザは、プロバイダにより発行されるアカウントを登録または追加することができる。ユーザは、ユーザが登録を望むアカウントに対してアカウント詳細を提供することができる。プロバイダは、アカウントを識別するために、例えば、アカウント番号、PIN、またはプロバイダにより要求される他のパラメータの、どのアカウント詳細が必要とされるかを決定することができる。ユーザはさらに、プロバイダと認証するための追加情報を提供することができ、これには、以下のものに限定されるわけではないが、オンラインアカウント証明書(credential)、アカウントPIN/パスワード、母親の旧姓などが含まれる。電話の物理的な所有は、オンラインよりも強い(それでもまだソフトな)認証を提供するので、利用におけるあつれき(usage friction)を最小にするために、軽量の認証が提供され得る。しかしながら、多数のプロバイダのより厳格なセキュリティ基準に適合するように、より強い認証が提供される場合もある。

プロバイダアカウントが登録された後で、ウォレットサーバのプロバイダとのインターフェースに応じて、ユーザは、アカウントに関する管理を、それらがモバイルウォレットでアクティブであることを確実にするために、実行することを要求される場合がある。特定の態様では、ユーザは、アカウントでの名前を、それをプロバイダのレコードでの現在のものにするために、編集することができる。さらには、ユーザは、現在の有効期限と一致させるために、有効期限をアップデートすることができる。さらには、ユーザは、プロバイダによる、またはウォレットサーバによる要求に応じて、追加のアカウント詳細をアップデートすることができる。

プロバイダアカウントがアクティブ化された後で、ユーザは、プロバイダアカウント、およびこのアカウントに関連する詳細を閲覧することができる。プロバイダアカウントが登録された後で、ユーザは、それをウォレットから除去することができる。しかしながら、モバイルウォレットでのアカウントの存在のアーカイブの記録は提供され得る。

プロバイダが登録され、適格なプロバイダアカウントが首尾よくウォレットに追加された後で、ユーザは、支払アカウントとして使用されるべきその適格なアカウントをアクティブ化することができる。ユーザは、プロバイダの着陸経験(landing experience)、すなわち、プロバイダが、アクセスするユーザに対して初めに自分自身をどのように表現するかということから、支払アカウントをアクティブ化する場合がある。ユーザはさらに、すべての適格な支払アカウントのリストから、または、支払アカウントが、例えば、精算-支払方法選択の処理を完了することが要求される「トリガー」画面から、支払アカウントをアクティブ化することができる。

特定の態様では、ユーザには、支払のためにアクティブ化されることに対して適格な、すべての登録されたプロバイダアカウントのリストが提示され得る。支払のためにすでにアクティブ化されたアカウントは、識別され得る。適格なアカウントを選択した後で、ユーザは、そのアカウントを支払のためにアクティブ化することができる。支払のためにアカウントをアクティブ化するための処理は、ウォレットサーバのプロバイダとのインターフェースに応じて変わり得る。ユーザは、アカウント情報を入力することを要求されない場合がある。アカウント情報は、APIを介して与えられ得る。しかしながら、ユーザは、カード確認番号(card verification number)を提供することを要求される場合がある。

ユーザは、アクティブ化のために個々のアカウントを、または、アクティブ化のために複数のアカウントを選択することができる。システムが、追加の適格なプロバイダアカウントを識別するならば、ユーザは、すべての適格なアカウントに対してアクティブ化処理を開始することが可能になり得る。ウォレットサーバとプロバイダとの間のインターフェースに応じて、ユーザは、すべての、または一部のアカウント情報を入力することを要求される場合がある。ウォレットサーバは、カード確認番号(CVN)を除いて、すべてのユーザ入力のアカウントデータを記憶することができる。アカウント詳細があらかじめ存在する(pre-populated)場合、ユーザは、あらかじめ存在する情報を閲覧することができるが、それを変更しない場合がある。ユーザはさらに、欠けている必要なアカウント情報、例えば、カード/アカウント番号、カード有効期限、カード/アカウントでの名前、請求書送付住所、電話番号などを与えることができる。ある場合では、ユーザは、プロバイダとのアカウントの確認、および/または、アカウントを確認するための事前許可(pre-authorization)取引の生成をサポートするために、CVNを入力することができる。ウォレットサーバは、すなわち、カードのタイプに基づいて、CVNを発見するための場所の例を提供することができる。ユーザは、任意選択で、アカウントの請求書送付住所を自分のアドレス帳に保存することができる。さらには、ユーザは、任意選択で、アカウントを自分のデフォルトの支払アカウントに指定することができる。さらには、ユーザは、プロバイダのサービスの条件を閲覧することができ、進めるための承認を確認する必要がある場合がある。ユーザはさらに、アカウントが、支払のためにアクティブ化されているはずであることを確認することができる。

支払アカウントがアクティブ化された後で、ユーザは、アクティブな支払アカウントを閲覧し、そのアカウントに関連する詳細を調べることができる。例えば、ユーザは、カード/アカウント番号、カード有効期限、カード/アカウントでの名前、CVN、カスタマーサービス電話番号、利用可能な(supported)ATMネットワーク、ならびに、請求書送付住所、および請求書電話番号などのアカウントに関係する他の情報を閲覧することができる。そのようなカードの詳細を提供することにより、モバイルウォレットは、物理的な財布の代用品として使用され得る。さらには、アカウント詳細に対する容易なアクセスを提供することにより、ユーザは、クレジットカード(plastic card)を記憶し、例えば、オンラインでの、電話を介した購買、および何らかの売却を行う場合に、カードの携帯機器型の表現(mobile representation)を使用することができる。

特定の態様では、支払アカウントが登録された後で、ユーザは、支払アカウントに関して、アカウントが、ウォレット内でアクティブであり続け、支払のために受けつけられることを確実にするために、管理を実行することを要求される場合がある。ユーザは、現在の有効期限と一致させるために、有効期限を編集することができる。さらには、ユーザは、カードでの現在の名前と、プロバイダでのレコードとを一致させるために、アカウントでの名前を編集することができる。ユーザはさらに、プロバイダでのレコードでの現在の請求書送付住所と一致させるために、請求書送付住所をアップデートすることができる。

支払アカウントがアクティブ化された後で、ユーザは、それを非アクティブ化することができる。アカウントはもはや、購買のための支払方法としては利用可能ではなくなる。しかしながら、アカウントは、将来の支払のために利用可能となるように、支払アカウントアクティブ化処理により、再アクティブ化され得る。

特定の態様では、ユーザは、支払アカウントに対する表示順序を決定することができる。この設定は、精算で、または、支払アカウントのみがリストに記載される任意の画面において、支払アカウントが、アクティブな支払アカウントのリスト内にどのように現れるかを制御することができる。ユーザは、支払アカウントを選択し、支払アカウントの積み重ねの中の任意の位置に、アカウントを昇格/降格させることができる。ユーザは、この処理を、1又は2以上のアカウントで、完了するまで繰り返すことができる。さらには、ユーザは、例えば、アカウントタイプによる、利用可能な残高による、プロバイダによる、などで、既定のソート順序を選択することができる。しかしながら、ユーザは、所与のプロバイダのアカウントを、そのプロバイダから購買する場合に、精算で常に最初に表示するように選択することができる。これにより、プロバイダのギフトカード、クレジットカード、デビットカード、および/またはリワードアカウントが、リストの先頭に常に現れ、ユーザに、支払のためにそれらを最初に使用する機会を与えることが確実になる。ユーザは、任意選択で、あるアカウントをデフォルトの支払アカウントとして指定することができる。このアカウントは、支払アカウントのリストの表示順序でのその位置に関わらず、支払のために自動的に選択され得る。

本明細書で提供されるシステムおよび方法はさらに、プロバイダが、モバイルウォレットを介して、ユーザに製品を販売することを可能にする。このシステムおよび方法は、物理的な商品(実質的には任意の製品)、携帯機器でダウンロード可能なコンテンツ(音楽、壁紙、画像)、および無線配達可能なトークン(over-the-air deliverable tokens)(eチケット、アクセスコード、ライセンスキー)の購買を可能にする。さらには、このシステムおよび方法は、注文を確実に遂行するために配達情報を収集することができ、リアルタイムの注文状況をサポートすることができ、ユーザが、購買確認書、レシート、およびトークンを、永続的かつ信頼性の高い方法で保存することを可能にすることができる。

このシステムおよび方法はさらに、ユーザが、モバイルウォレットで製品を発見することを可能にするような、製品の発見を提供する。各プロバイダは、製品に対する1又は2以上のカタログを有することができる。製品は、それらに関連する様々な検索可能なパラメータを含むことができ、それらのパラメータには、必ずしも以下のものに限定されるわけではないが、カテゴリ、タイプ、特徴的、きっかけ、ギフトカード、新しい、評判、価格などが含まれる。ユーザはさらに、カテゴリ、タイプ、特徴的、きっかけ、ギフトカード、新しい、評判、価格、価格帯などによる閲覧を含めて、様々な検索次元により、製品を検索または閲覧することができる。ユーザはさらに、キーワードマッチング、フィルタ、またはそれらの組合せに基づいて、製品を検索または閲覧することができる。製品を選択した後で、ユーザには、製品の詳細が提示され得る。

このシステムおよび方法はさらに、ユーザが、購買のための製品を発見するために即時購入コードを入力することを可能にする、即時購入の機能を提供する。即時購入の機能は、ユーザに、個々の製品に対する比較的容易なアクセスを提供し、一方でプロバイダは、出版物、テレビ、ラジオ、およびオンライン広告による製品の売込みを継続することが可能になる。ユーザは、即時購入コード、例えば5787を入力することにより、製品用の製品詳細ページにアクセスすることができる。さらには、ユーザは、即時購入バーコードをスキャンすることにより、製品用の製品詳細ページにアクセスすることができる。さらには、NFC機能を有するハンドセットを使用して、ユーザは、NFCスマートタグに触れることにより、製品用の製品詳細ページにアクセスすることができる。製品コードは、プロバイダにより決定され得る。プロバイダは、既存の製品コードを使用する、または、特別仕様の(custom)即時購入製品コードを定義することができる。英字と数字を組み合わせた、即時購入コードが使用され得る。しかしながら、数字の即時購入コードは、入力エラーを制限することができ、ユーザにとって受け入れ可能な経験に確実になり得る。システムはさらに、プロバイダ識別子、例えば300-5787を含む製品コードをサポートすることができる。

このシステムおよび方法は、ユーザが、特徴的製品の組を閲覧し、購買のための選択を行うことを可能にする、特徴的製品の機能を提供する。これにより、プロバイダに対して、それらのカタログ、サービス、またはそれらの組合せについて、売込み、ユーザを引きつける方法が提供される。プロバイダが、複数の、特別仕様の特徴的製品のグループを確立できるような、特別仕様の特徴的製品が提供され得る。プロバイダは、例えば、ギフトカード、週決めの特価品、本日のお買い得などの特徴的製品の複数の特別仕様のグループを定義することができる。プロバイダは、各グループに対するメニューラベルを指定することができる。特徴的製品の提示は、標準化されたものでよく、または特別仕様でもよい。さらには、特徴的製品は、プロバイダにより選択されてよく、製品カタログ内で定められてもよい。製品画像、および製品が表示される順序は、プロバイダにより決定され得る。さらには、プロバイダは、顧客の階層により、特徴的製品のグループ表示を制御することができる場合がある。

ユーザは、利用可能な特徴的製品のグループを、例えば、新しい、特徴的、自分のために、などの名前により閲覧することができる。特徴的製品のグループは、全ユーザに対して表示され得る、または、ユーザのタイプにより区分され得る。特徴的製品のグループが表示されるならば、ユーザは、グループを選択し、次に特徴的製品の閲覧に進むことができる。特徴的製品画面は、特徴的製品に関する概要情報を含むことができる。概要情報は、画像、製品名、製品カテゴリ、価格などを含むことができる。概要情報は、プロバイダにより定められてよい。ユーザは、製品の詳細を閲覧するために、製品を選択することができる。ギフトカード購入が、プロバイダに対して、既定の特徴的製品のグループとして、利用可能にされ得る。プロバイダは、このグループを、ギフトカード製品をグループに割り当てることにより定義されるようにして使用してもよく、または、このグループをアップデート/無効化してもよい。ユーザは、特徴的ギフトカード製品を閲覧するために、ギフトカード購入を選択することができる。ギフトカード製品画面は、特徴的ギフトカードに関する概要情報を表示することができる。概要情報は、画像、製品名、カードタイプ(クレジットカードおよび/またはeカード(e-card))などを含むことができる。概要情報は、プロバイダにより定められてよい。ユーザは、製品の詳細を閲覧するために、カードを選択することができる。

特定の態様では、製品詳細画面は、選択された製品に関する詳細を提供することができ、ユーザが、製品の属性を選択することを可能にすることができる。製品詳細画面は、簡潔な製品説明、製品の画像、配送時間および製品在庫状況、諸条件(プロバイダにより決定され、製品カタログに格納されるような)、またはそれらの組合せを含むことができる。製品詳細画面はさらに、2つ以上の属性オプションが利用可能ならば、製品属性選択を含むことができる。さらには、製品詳細画面は、例えば数字のドロップダウンフィールドとして提示される製品数量フィールド、および、2つ以上が利用可能ならば、製品タイプ選択を含むことができる。

特定の態様では、製品詳細画面はさらに、プロバイダにより選択され、1〜10000以上の連続的な組の数字、または同じ範囲内の不連続な組の整数であってよい、ギフトカードの額面金額を含むことができる。プロバイダにより選択される額面金額により、ユーザインターフェースが決定される場合がある。額面金額は、例えば10〜1000の範囲で、有効化範囲が10〜1000であるテキストボックスとして提示され得る。さらには、額面金額は、例えば、25、50、100、250、500などがドロップダウンボックスにリストで記載される、ドロップダウンメニューとして提示され得る。プロバイダは、下限と上限が同じでさえあれば、両方のオプションを選択することができる。例えば、10、50、100、200または10〜200が、ドロップダウンおよびテキストボックスとして表示され得る。製品詳細画面はさらに、ビジネスルール、すなわち、製品の総額制限または数量などの製品のしきい値に関する、ユーザに対する説明を含むことができる。ユーザは、製品の属性を入力または選択し、次いで精算に移ることができる。

本明細書で説明されるシステムおよび方法はさらに、欲しい物リスト(wish list)機能を含み、ユーザはそこで、後の行動および/または再検討のために、いくつかの関心の製品を選択することができる。ユーザは、検索された/閲覧された製品、特徴的製品およびギフトカードを含めて、製品を、複数の出所から、欲しい物リストに直接保存することができる。ユーザは、保存された日付、プロバイダ、製品カテゴリ/タイプ、価格などの複数の様々なパラメータに基づいて、欲しい物リストの条件を閲覧することができる。ユーザは、欲しい物リストから購買に直接移動することができる。保存された製品は、設定可能な期限終了/エージング(aging)ポリシーに従って、または手動で除去され得る。さらには、ユーザは、イベントの日付、製品のリリース/利用可能性、補充状況などの既定の基準に基づいて発する、リマインダ(reminder)またはアラートを有することを選択することができる。さらには、ユーザは、ウォレットツーウォレット(wallet-to-wallet)(w2w)、テキストメッセージ、Eメール、My Space/FaceBookなどの複数の通信/コミュニティ機構を介して、欲しい物リストを、他の人/自分自身にエクスポートすることができる。

このシステムおよび方法はさらに、精算の機能性を提供する。製品の詳細の再検討と、必要な製品の属性の選択の後で、ユーザは、製品を購買し、次に精算することを選択することができる。ユーザは、プロバイダによりサポートされる任意のアクティブな支払アカウントから、支払アカウントを選択することができる。ユーザは、要求に応じて、追加の支払アカウントの確認を提供することができる。ユーザは、デフォルトの支払方法を受け入れてもよく、または、支払方法を選択してもよい。ユーザが、アクティブな支払アカウントを有しないならば、ユーザの適格な支払アカウントの状況を考慮して、システムは、例えば、デフォルト支払アカウント受けつけ、支払アカウントアクティブ化、支払アカウント編集、クレジット申請、プロバイダ登録などの適切なオプションを提供することができる。ユーザが、デフォルトの支払方法を確立したならば、デフォルトの支払方法を受けつけるために必要な行動はない。ユーザは、プロバイダによりサポートされる任意のアクティブな支払アカウントから、支払アカウントを選択することができる。支払アカウントは、ユーザのプリファレンスに基づいた順序で、または、利用可能な残高などのデフォルトのソート順序に基づいて、表示され得る。支払方法が期限切れであるならば、ユーザは、選択されるアカウントに関する、アクティブ支払アカウント編集画面に案内され得る。注文は、ユーザが取引に戻るまで保存され得る。

特定の態様では、ユーザは、全適格支払アカウント閲覧画面にユーザを案内することができる、支払アカウントアクティブ化を選択することができる。ユーザは、進むために、支払アカウントをアクティブ化することができる。システムは、ユーザが取引に戻るまで、注文を保存することができる。適格な支払アカウントが発見されないならば、ユーザには、以下のオプション、すなわち、プロバイダ登録、支払アカウントの追加およびアクティブ化、ならびに、クレジット申請が提示され得る。プロバイダ登録オプションを選択することにより、ユーザは、プロバイダ発見画面に案内され得る。ユーザは、登録処理を完了し、支払アカウントをアクティブ化して、進むことができる。システムは、ユーザが取引に戻るまで、注文を保存することができる。支払アカウントの追加およびアクティブ化オプションを選択することにより、ユーザは、保存プロバイダ画面に導かれ得る。ユーザは、支払アカウントを登録し、アクティブ化して、進むことができる。システムは、ユーザが取引に戻るまで、注文を保存することができる。クレジット申請オプションを選択することにより、ユーザは、現在のプロバイダに対するクレジット申請に導かれ得る。ユーザは、申請処理を完了し、クレジットの承認の確認を受信して、先に進むことができる。システムは、ユーザが取引に戻るまで、注文を保存することができる。

支払方法が選択された後で、ユーザは、プロバイダによる要求に応じて、追加の支払方法の確認の詳細を提供することを要求される場合がある。プロバイダにより要求され、支払方法として、デビットカードまたはクレジットカードが選択されるならば、ユーザは、カード確認番号(CVN)を提供する必要がある場合がある。プロバイダは、ユーザのそのプロバイダでの最初の購買で、または毎回の購買で、CVNを要求することができる。システムは、例えば、カードのタイプに基づいて、どこでCVNが見つかるかの例を提供することができる。ユーザが、CVNを電話に記憶することが可能ならば、システムは、この時点で、ユーザがそれを閲覧することを可能にすることができる。プロバイダにより要求されるならば、ユーザは、eメールアドレスを提供する必要がある場合がある。これは、あらかじめ存在するものでよく、および/または、アドレス帳から選択されてよい。さらには、プロバイダにより要求されるならば、ユーザは、請求書送付住所の郵便番号を入力する必要がある場合がある。これは、詐欺の防止の処置として必要な場合があり、システムにより自動的に提供され得る請求書送付住所情報に追加されるであろう。プロバイダは、ユーザがこの情報を提供することを要求する場合がある。さらには、プロバイダにより要求されるならば、ユーザは、請求書送付住所の電話番号を入力する必要がある場合がある。これは、詐欺の防止の処置として必要な場合があり、システムにより自動的に提供され得る請求書送付住所情報に追加されるであろう。プロバイダは、ユーザがこの情報を提供することを要求する場合がある。

特定の態様では、ユーザは、複数の支払方法、例えば、普通の支払に加えて1つのギフトカードまたは複数のギフトカード、複数の普通の支払方法など、複数の支払方法にわたって購買価格を分割することを選択することができる。ユーザが、支払方法としてギフトカードを選択するならば、システムは、そのギフトカードに購買をまかなうのに十分な残高があるかどうかを判定することができる。そうでないならば、システムは、追加の支払方法をユーザに促すことができる。ユーザが、追加の支払方法として、1又は2以上のギフトカードを選択するならば、システムは、初めに任意のギフトカードの支払を適用し、残りを他の支払方法に課金することができる。ユーザが、追加の支払方法としてクレジット/デビットカードを選択するならば、システムは、ユーザが、各支払方法から取り出すべき金額を指定することを可能にすることができる。この処置は、最終的な価格が算出された後で、完了され得る。

ユーザは、精算処理の際に、個人向け仕様化(personalization)の複数の要素を、注文に追加することを選択することができる。これは、ユーザにより記述される特別仕様のメッセージ、または、ユーザが選択する事前に記述されたメッセージである場合がある。さらには、ユーザは、贈り物包装(gift wrap)および/または贈り物梱包(gift packaging)オプションを選択することを望む場合がある。贈呈および個人向け仕様化は、ユーザに対し、アップセル(up-sell)/抱き合わせ販売(cross-sell)として提供され得る。購買が贈り物であるならば、システムは、ユーザを贈り物個人向け仕様化画面に導くことができる。贈り物個人向け仕様化画面では、ユーザは、特別仕様のあいさつ、メッセージ本体、および/または結びのメッセージを入力することができる。ユーザは、事前に記述されたメッセージを選択してもよい。さらには、ユーザは、贈り物包装/梱包オプションを選択することができる。さらには、ユーザは、返送/発送人住所を選択または入力することができる。これは、製品を発送している人の住所とするためのものである。一般には、これにより、受取人が、発送人が誰かが確実にわかる。

配達情報を入力するために、ユーザは、選択される製品のタイプに固有な、配達情報画面に導かれ得る。物理的な配達に対しては、ユーザは、アドレス帳から配送住所を選択し、住所を発見し、または、新しい配送住所を手動で入力することができる。ユーザはさらに、製品が、受取りのためのプロバイダの場所に配達されることを選択することができる。ユーザが、デフォルトの配送住所を設定してあるならば、それが、あらかじめ存在するはずである。デフォルトの配送住所を受けつけるために必要な行動はない場合がある。プロバイダが、製品が支払アカウントの請求書送付住所に配送されることを必要とするならば、このことは、ユーザのプリファレンスに優先することになる。製品は、支払アカウントの請求書送付住所に配送され得る。これは、プロバイダによりサポートされる唯一のオプションである場合がある。逆に、製品は、選択された、または入力された住所に配送される場合がある。

特定の態様では、ユーザは、家屋番号および郵便番号を与えることにより、配送住所を発見することができる。ユーザは、結果の組から住所を選択することができる。具体的には、ユーザは、受取人の家屋番号および郵便番号を入力することができ、提出(submit)を選択する。ユーザは、その郵便番号に存在し得る住所のリストを受信することができる。そのリストが正しい住所を含むならば、ユーザは、その住所にたどり着き、それを選択することにより、正しい住所を選択することができる。合うものが発見されないならば、ユーザは、必要な住所情報の入力に進むことができる。さらには、店内での受取りがサポートされる場合があり、ユーザは、プロバイダの場所で製品を受け取ることを選択することができる。

別の態様では、ユーザは、必要な住所情報を入力/編集することができる。ユーザは、手動で、住所情報を入力する、または、システムが提供する住所情報を編集することができる。必要なフィールドは、例えば、受取人の名前、受取人の会社、受取人の通り1、受取人の住所列2、受取人の市、受取人の州、受取人の郵便番号、受取人の国、受取人の電話番号、受取人のeメールアドレスなどの、プロバイダのプリファレンスに基づく場合がある。受信する住所が、正当であり、適正にフォーマットされていることを確実にするために、システムは、データ入力の時点で、住所を確認することができる。

配送情報を提供した後で、ユーザが、デフォルトの配送方法を設定したならば、デフォルトの配送方法を受けつけるために必要な行動はないはずである。配送情報を提供した後で、ユーザは、配送方法を、例えば、USPS標準、USPS優先、USPS配達証明付優先、USPS速達、地上運送業者(common carrier ground)、運送業者2日目(common carrier second day)、運送業者翌日(common carrier next day)など、プロバイダによりサポートされるものから選択することができる。ユーザには、次の利用可能な配送日が提示され得る。これは、典型的には、次の営業日であり、商品が配送されることになる最も早い日を表す。それは、支払アカウントの権限に依存する。

プロバイダによりサポートされる場合、ユーザは、製品に対して将来の配送日を選択することができる。この機能は、ユーザが、将来の休日、誕生日、またはイベントのために注文を行い、商品がそのイベントの直前に送付されるように予定を立てることを可能にすることができる。ユーザは、配送日が推定され得るように、おおよその配達時期を受信することができる。配送住所および配送方法が選択された後で、ユーザは、配送費用を算出し、配送方法を編集するためのオプションを有することができる。

モバイル配達(mobile delivery)の場合では、購買が贈り物であるならば、ユーザは、受取人の携帯電話番号を提供することができる。そうでない場合は、システムは、受取人の携帯電話番号を入力するように、ユーザに自動的に求めることができる。あるいは、ユーザは、携帯電話番号をアドレス帳から選択することができる。電子配達(electronic delivery)の場合では、購買が贈り物であるならば、ユーザは、受取人のeメールアドレスを提供することができ、そうでない場合は、システムは、受取人のeメールアドレスを入力するように、ユーザに自動的に求めることができる。逆に、ユーザは、受取人のeメールアドレスをアドレス帳から選択することができる。

精算の際に、ユーザは、1又は2以上の販売促進(promo)/クーポンコードを入力することができる。プロバイダがそのようにすることを選択するならば、ユーザのモバイルウォレット内にある、任意の関連性のあるオファーまたはクーポンが、自動的に検出され、注文に組み込まれるはずである。保存された注文が、再開され、進行する場合では、関連性のある任意の新しいオファーまたはクーポンを組み込むために、このチェックが再び行われるはずである。提出の前に、ユーザは、注文の様々な要素を再検討することができる。次いで、ユーザは、注文の要素の1又は2以上を編集することができる。再検討が完了するとき、ユーザは、注文を提出することにより、確認することができる。ユーザはさらに、任意の販売促進コードを入力する最後の機会を有する場合がある。

注文の提出より前の、精算処理の際にはいつでも、ユーザは、彼らがすでに成し遂げた作業結果を失うことなく、注文の任意の要素を編集することができる。さらには、ユーザは、精算に進んだ後の処理での任意の時点で、取引を保存することができる。ユーザは、注文を提出することができ、システムは、注文確認、またはエラーもしくは不履行、詳細を伴う状況を返すために、支払方法の確認を含めて、すべての要素を直ちに処理かつ認証することができる。エラーが発生する場合、ユーザは、そのエラーを解決することが可能である場合がある。注文の提出が完了する後で、ユーザは、取引に対する固有の識別子、および、その時点で利用可能ならば追跡番号を表示する、注文確認を受信することができる。これは、後の参照のために、どこか他の所にも記憶され得る。

このシステムおよび方法により提供される別の機能は、注文およびレシートの機能を含む。この注文およびレシートの機能により、ユーザは、注文、レシートおよびトークンを保存かつ参照することができる。記憶される注文確認により、ユーザが、任意の注文を再検討、追跡、かつ必要ならば、トラブルシューティングすることが可能になり得る。レシートの保存により、ユーザがそれらの購買を追跡するための、永続的な、デジタル型の機構が提供され得る。トークンは、最終的な製品またはサービスが、オンラインであってもオフラインであっても、換金または再換金(re-redeem)するために、英字と数字を組み合わせたコード、または、図式的なコード、例えば2次元バーコードを必要とする、デジタル型の購買を表すレコードのことをいう。

ユーザは、日付、プロバイダ、配達住所、支払アカウント、受取人などによるなど、複数の様々な注文パラメータに基づいて、注文およびレシートを閲覧することができる。さらには、ユーザは、注文の発生、配送状況(該当する場合)、および配達方法を含む注文状況を閲覧することができる。ユーザは、注文状況、追跡番号(利用可能な場合)、配達住所などを含む、彼らの注文の様々な要素を閲覧することができる。注文のモバイル配達または電子配達の場合では、ユーザは、注文状況、配達住所(携帯電話/Eメール)などを含む、関連性のある注文要素のより限定された閲覧を有することになる。

注文確認以外に、個別のレシートが発行されない場合は、ユーザまたはプロバイダは、注文確認にレシートとしてのフラグを立てることができる。さらには、注文確認以外に、個別のトークンが発行されない場合は、ユーザまたはプロバイダは、注文確認にトークンとしてのフラグを立てることができる。ユーザは、例えば、起こり得るスプレッドシートへのインポートのために、印刷のためになどで、注文、トークン、またはレシートのデータを、複数の標準化されたフォーマットの1つで、手動でエクスポートすることを選択することができる。保存品目は、設定可能な期限終了ポリシー、エージングポリシーに従って、または手動で除去され得る。

本明細書で説明されるシステムおよび方法は、プロバイダが、ロイヤリティプログラムおよびメンバーシッププログラムの範囲を、携帯機器に拡張することを可能にすることができる。このことは、プロバイダが、支出を増加させ、チャーン(churn)を減少させ、支出をより高い利益率の製品に移すために、既存のプログラムメンバーに対して、リアルタイムの情報を送ることを可能にすることができ、新しい顧客の獲得をサポートすることになる。特別仕様のプログラムの枠組みにより、プロバイダは、複数の特別仕様のプログラムの領域を定義することが可能になり得る。特別仕様のプログラムのグループは、すべてのユーザに表示される場合があり、または、ユーザのタイプに基づいて区分される場合がある。プログラムの詳細は、プロバイダにより与えられる場合があり、ユーザに対して固有である場合がある。ユーザの固有の情報は、プログラムメンバーに提供される場合があり、一般的なプログラムの情報は、非メンバーに提供される場合がある。ユーザは、プログラムに固有なメンバーサービス番号をクリックツーコール(click to call)することができる。現在は登録されていないならば、ユーザは、モバイルウォレットを介して、プログラムに登録することができる。その登録が、ユーザの詳細のプロバイダへの送付を必要とするならば、プロバイダに送付されることになるユーザの情報は、画面上で確認することができ、ユーザは、提出を確認することができる。インウォレット(in-wallet)、eメール、またはテキストメッセージが、登録が送付されたことを確認するために、ユーザに送付される場合がある。

特定の態様では、このシステムおよび方法はさらに、フレキシブルなオファーの枠組みを含むことができる。このオファーの枠組みは、プロバイダが、ユーザへの売込みを行い、戦略的な製品を販売促進し、高価値の行動にインセンティブを与えることを可能にすることができる。ユーザは、行動、販売対象層、オプトイン情報、またはそれらの組合せに基づいて対象となる、関連性のあるオファーのリストを閲覧することができる。ユーザは、例えば、オファーのタイトル、説明、期限終了情報、規則、条件、譲渡可能性に関する情報などの、オファー詳細を閲覧することができる。さらには、ユーザは、任意のオファーのパラメータにより、またはキーワードにより、オファーを検索することができる。ユーザは、オファーを見つけるためにオファーコードを入力することができる。オファーのコードは、固有のコードであってよく、クロスメディアのキャンペーンを促進することができる。

ユーザは、モバイルウォレットにオファーを保存することができ、そのオファーは、精算処理の際に、自動的に検出され得る。ユーザはさらに、オファーをeメールアドレスに送付することを選択することができる。譲渡可能なオファーに対しては、ユーザは、ウォレットツーウォレット通信、テキストメッセージ、またはeメールによって、オファーを送付することにより、オファーを共有することができる。ユーザは、彼らが興味を引くオファーに応ずるための、複数の手段を有することができる。例えば、彼らは、製品を直接購入する、クリックツーコールする、オファーを受け入れる(したがって、彼らのウォレットにそれを記憶する)、または、そのオファーを直接換金することができるはずである。オファーを受け入れることにより、オファーが、モバイルウォレットに保存されるようになり得る。オファーが、精算で換金可能であるならば、それは、精算処理の際に、自動的に検出されるはずである。その受け入れが、ユーザの詳細のプロバイダへの送付を必要とするならば、プロバイダに送付されるユーザの情報は、画面上で確認することができ、ユーザは、提出を確認することができる。インウォレット、eメール、またはテキストメッセージがユーザに送付される場合があり、問合せが送付されたことが確認される。オファーはさらに、プロバイダにより設定可能な電話番号であってよい、クリックツーコール番号を含むことができる。

オファーを換金することにより、ウォレットに記憶され、オファーを換金するためのPOSで使用され得るトークンが生成され得る。トークンは、関連性のある詳細、および、固有のオファー識別子、もしくは図式的な換金画像、例えば2次元バーコードのいずれかを記憶することができる。即時購入を選択することにより、ユーザは、提供される製品に対する製品詳細ページに導かれるはずである。販売促進の値付けまたはクーポンが、あらかじめ存在し、精算で適用され得る。プロバイダは、オファーを特定の支払方法の使用に結びつけることができ、この規則は、精算で実施され得る。オファーが結果として0ドルの取引になる場合、ユーザは、それでも注文確認を受信することができる。期限切れのオファーは、自動化された方式で、可能性としては、リマインダまたはアラートが、期限終了の直前に駆動されるオプションにより、除去され得る。ユーザはさらに、いつでも、オファーを除去することを選択することができる。

本明細書で説明されるシステムおよび方法はさらに、ユーザが、ギフトカードの残高を取得し、ギフトカードを保存し、かつ、保存されたギフトカードについて残高を更新、リロード、またはトップアップすることを可能にすることができる、ギフトカードサービスを提供する。ユーザは、ギフトカード番号を入力すること、ギフトカードPINを入力すること、または他のギフトカードの詳細を与えることにより、ギフトカードの残高を要求することができる。ユーザは、ギフトカード番号を入力することができ、システムは、カード番号がどこで見つかるかを示す、プロバイダ固有の例を表示することができる。最大限の有用性のために、システムは、あらかじめ存在するカード番号の一部をサポートする、すなわち、カード番号の最後のX個の数字を入力するようにユーザに単に要求するだけの場合がある。さらには、ユーザは、ギフトカードのPIN番号を入力することができ、システムは、PIN番号がどこで見つかるかを示す、プロバイダ固有の例を表示することができる。プロバイダの要求に応じて、ユーザは、残高を取得するために、他のギフトカードの詳細を提供することを要求される場合がある。ギフトカードの残高の応答は、カード番号、PIN番号、残高、プロバイダの売込みメッセージなどを含むことができる。

ギフトカードの詳細が入力され、残高が首尾よく取得された後で、ユーザは、ギフトカードをモバイルウォレットに保存することができる。システムは、ギフトカードに対して取り出される最新の残高を記憶することができるが、プロバイダは、ギフトカードの残高が、自動的に更新されるべきかどうかを決定することができる。残高がログインで自動的に更新されないならば、ユーザは、ギフトカードの残高を更新することを手動で要求することができる。プロバイダによりサポートされるならば、ユーザは、残高を取得するために、またはカスタマーサービスにアクセスするために、IVR/VRUシステムにクリックツーコールすることができる。

特定の態様では、本明細書で説明されるシステムおよび方法はさらに、ユーザが、プロバイダからのアカウントを開設または要求することを可能にすることができる、アカウント獲得を提供する。ユーザは、プロバイダのクレジットカードを申請するためのクレジット申請を完了することができる。承認されるならば、アカウントは、直ちに供給され、モバイルウォレットで可能にされ得る。ユーザは、プロバイダの利用可能なカードの製品およびデザインを閲覧し、それらから選択することができる。申請を完了するために、ユーザは、要求される申請情報を提供する場合がある。この情報の一部は、ユーザのモバイルウォレットのプロファイルからの、あらかじめ存在し得るものである。例えば、この情報は、名前、住所、電話、SSN、収入、誕生日、自動車運転免許証の番号および州、要求されるクレジット額などを含むことができる。ユーザは、提供されるディスクロージャおよびサービスの条件の受諾を再検討かつ承認することができる。さらには、ユーザは、クレジットの申請を提出することができる。

ユーザの提出に応答して、システムは、申請が受信されたという確認をユーザに提示することができる。即時の決定が利用可能ならば、ユーザは、即座の承認、穏やかな拒否(soft decline)、厳しい拒否(hard decline)、または何か他の状況もしくは応答を受信することができる。システムは、申請を完了するために、または、決定に関するさらなる情報を要求するために、電話すべきカスタマーサービス番号を含むことができる、プロバイダが定義する応答をサポートすることができる。リアルタイムの決定が利用可能ではないとき、ユーザは、アラートを受信した後で、または、状況のアップデートを要求することによりいつでも、申請の状況をチェックすることができる。

クレジットの申請が承認されるならば、ユーザは、支払アカウントをモバイルウォレットに追加し、モバイルウォレットでの取引を開始することができる。ユーザは、例えば、当座預金、普通預金口座などの別のアカウントを、既存の関係に追加することを要求することができる。

本明細書でのシステムおよび方法は、プロバイダが、関連性があり説得力に富むメッセージをユーザに向けることを援助することになる、利用状況分析を提供することができる。システムは、ユーザがどのように検索しているか、および、彼らが何を検索しているかを、追跡かつ分析することができる。システムは、位置と関連性がある対象設定(targeting)のために、ユーザの地理的なパターンを分析するために、ユーザの位置データを追跡することができる。システムはさらに、閲覧され、最終的に受け入れられる、または放棄されるオファーを追跡することができる。さらには、システムは、精算処理の成功した、または失敗した完了の原因となるものを予測するために、精算処理を通しての行動を追跡することができる。さらには、システムは、製品詳細ページに達するための複数の経路が存在するので、出所の追跡も含めて、製品がどのように閲覧され、そのページから退場されるかを、追跡かつ分析することができる。システムはさらに、ユーザが、何の製品またはサービスが彼らにとって最大の関心であるかを自発的に提供していることから、欲しい物リストを追跡することができる。さらには、最も頻繁に/最も少なくアクセスされるアカウント管理の機能を追跡することにより、価値ある有用性の洞察が提供され得る。

本明細書で説明されるシステムおよび方法はさらに、ユーザが、所与の場所での、すなわちユーザの位置に固有なプロバイダの位置を発見することを可能にすることができる、店舗位置表示(store locator)を含むことができる。ウォレットは、ユーザの現在位置に近い店舗を、自動的に識別することができる。ユーザは、自分の現在位置の所与の距離内の店舗の位置のリストを提示され得る。ユーザは、範囲を増加または減少させるように変更することができる。さらには、ユーザは、位置を選択し、モバイルウォレット内で、テキストベースの道順を閲覧することを選択することができる。ユーザはさらに、位置を選択し、ターンバイターンの(turn-by-turn)道順を備える地図を閲覧するために、ナビゲーションのアプリケーションを立ち上げることを選択することができる。ユーザはさらに、郵便番号または市および州により、店舗の位置を検索することができる。ユーザは、提供される郵便番号の所与の距離内の店舗の位置のリストを提示される場合があり、ユーザは、範囲を増加または減少させるように変更することができる。

本明細書のシステムおよび方法はさらに、ユーザが、購買を行う、クレジットを申請する、オファーを受け入れる、プログラムに登録する、情報を要求する、またはコンテスト/宝くじ式賭競馬(sweepstake)の参加申込を提出するとき、後の使用のために、個人情報を記録することを可能にすることができる、ユーザプロファイルを提供する。ユーザプロファイルはさらに、ユーザが、システムにより経時的に自動的に収集される情報、すなわち、アドレス帳の記載事項、証明書、および利用状況および関心のデータを、閲覧かつ管理することを可能にすることができる。ユーザプロファイルに記録される情報は、ユーザに対してモバイルでの経験を簡単化および簡素化することが可能な場合はいつでも、あらかじめ存在し、ならびに/または、申込用紙型画面(form screen)の選択および提出のために利用可能にされることになる。ユーザは、モバイルウォレットを通じての、モバイルでの商業的および金銭的なサービス活動での使用のために、個人情報を記録かつ管理することができる。さらには、ユーザは、名前、性別、誕生日、携帯電話、地上電話(land phone)、eメールアドレスなどを含む、個人情報を閲覧かつ編集することができる。

ユーザは、モバイルウォレットを通じての、モバイルでの商業的および金銭的なサービス活動での、請求書送付住所および運送先住所としての使用のために、受取人の名前および電話を含めて、配送住所を記録かつ管理することができる。さらには、ユーザは、新しいアドレス帳の記載事項を追加することができる。住所は、ユーザ自身の住所である場合があり、または、ユーザが贈り物を送付することを望む場合がある友人もしくは家族の人々の住所である場合がある。住所のレコードは、フルネーム、配送住所、および電話番号を含むべきである。ユーザは、既存のアドレス帳の記載事項を、編集、コピーかつ編集、または除去することができる。さらには、ユーザは、通信のプリファレンス、および売込み/製品の関心などの、個人的なプリファレンスおよび関心の情報を記録かつ管理することができる。ユーザは、モバイルでの商業的な、およびモバイルでの金銭的なサービスの経験を高めるために、この情報をプロバイダと共有することを選択することができる。

ユーザは、すべての通知に対する通信方法のプリファレンス、および、モバイルウォレットにより生成されるアラートを記録かつ管理することができる。可能なオプションは、テキストメッセージ、eメール、インウォレット、セキュアメッセージなどを含むことができる。ユーザはさらに、すべての一般的な、および売込みの通知のためのプリファレンス(オプトイン/オプトアウト)を記録かつ管理することができる。通知の例には、注文のアップデートおよび確認、配送確認、カスタマーサービス問合せ、法的通知、新製品、研究調査、期限終了通知、特徴的プロバイダ、特別なオファー、注文可能(available to order)通知などが含まれる。カスタマーサービス問合せは、問合せが受信されたという確認を含むことができる。法的通知は、モバイルウォレットを、ユーザが保存したプロバイダにより、ならびに、ウォレットサーバおよびキャリアにより決定されるように使用することの諸条件を含むことができる。ユーザが、インウォレットで、または、eメールもしくはテキストメッセージにより、法的通知を受信しないことを選択するならば、ユーザは、プロバイダの方針変更に関してアップデートされた状態であるために、プロバイダのウェブサイトをチェックする必要がある場合がある。新製品通知は、保存されたプロバイダからの新製品の発表を含むことができる。新製品通知は、過去の購買、プリファレンスなどに基づいて向けられ得る。研究調査は、モバイルウォレットのフィードバック、プロバイダのフィードバックのリマインダ、および他の顧客調査を含むことができる。期限終了通知は、アクティブな支払アカウント、購買したトークン、受け入れたオファーなどに関する期限終了通知を含むことができる。特徴的プロバイダ通知は、キャリアおよびウォレットサーバにより決定されるようにして、向けられ得る、および向けられ得ない、新しい特徴的プロバイダの発表を含むことができる。特別なオファー通知は、新しいオファー、販売、新しいプロバイダの立ち上げ、重要な新しいモバイルウォレットの機能、コンテスト、宝くじ式賭競馬、ならびに、キャリアおよびウォレットサーバにより決定されるような、他の販売促進の発表の通知を含むことができる。注文可能通知は、在庫切れの品目が再度利用可能になるとき、または、新しいDVDなどの、欲しい物リストの品目もしくは非常に待ち望まれる品目が、公式にリリースされ、注文され得るときの通知を含むことができる。ユーザはさらに、自分の関心に関する情報を提供することができる。この情報は、販売促進、ターゲットを限定したモバイルオファー、およびユーザが示した関心に向けられる情報の配達を容易にするために、モバイルウォレットでプロバイダと共有され得る。

特定の態様では、ユーザは、モバイルウォレットでの活動および情報交換(interaction)、例えば、購買活動、検索履歴、欲しい物リスト、閲覧かつ保存されたオファー、およびプロバイダの関係から収集される情報を、ウォレットサーバおよびキャリアが、どのように使用かつ共有することができるかを制御する設定を、オプトアウトを含めて、設定することができる。ユーザは、使用の特定のカテゴリに対する容認を設定することができ、またはすべてを拒否することができる。カテゴリの例には、売込み、カスタマーサービス、製品の推薦などが含まれる。

特定の態様では、ユーザは、モバイル支払取引のPINを生成かつ管理することができる。これは、モバイルウォレットのレベルのPINであってよく、それは、プロバイダ固有ではない場合があるということを意味する。プロバイダは、PINを知る、またはそれを確認する必要はないはずであるが、ウォレットサーバがPINを確認したということを知ることを望むはずである。ユーザは、確認メッセージおよびレシートの受信に対するプリファレンスを設定することができる。オプションは、インウォレット、テキストメッセージ、および/またはeメールを含むはずである。さらには、ユーザは、プロバイダに対する証明書を記録かつ管理することができる。これは、ユーザのオンライン証明書が、継続するアクセスのために、ウォレットサーバにより管理されなければならない場合は、必要であり得る。これは、プロバイダのウェブサイトにめったにアクセスしないユーザが、オンライン証明書を呼び出すことを可能にすることができる。ユーザは、ウォレットに対してセキュリティのプリファレンスを設定し、セキュリティのデフォルトを変更することができる。さらには、ユーザは、デフォルトのPINの再入力回数設定よりも、ユーザの設定を優先させることができる。さらには、ユーザは、PINの復旧オプションを設定することができる。ユーザはさらに、モバイルウォレットで行われる活動に対する、帯域外の(out-of-band)、すなわち、同じ携帯機器に配達されないアラートを、設定することができる。アラートが可能な活動には、セキュリティのプリファレンスを変更すること、支払アカウントを追加または変更すること、モバイル購買を完了すること、クレジットを申請すること、個人プロファイルの変更、および、プロバイダを追加/変更することが含まれ得る。

このシステムおよび方法はさらに、モバイルウォレットの頻繁に使用される階層への「ショートカット」を提供することができる。ユーザは、ある機能内で、任意の画面から機能へのショートカットを、比較的容易に保存することができる。

1又は2以上の例示的な態様では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施され得る。ソフトウェアで実施されるならば、機能は、コンピュータ読取可能媒体上での、1又は2以上の命令またはコードとして、その媒体に記憶され、または、その媒体を越えて送信され得る。コンピュータ読取可能媒体には、コンピュータ記憶媒体、および、コンピュータプログラムの1つの場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方が含まれる。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスされ得る、任意の利用可能な媒体であってよい。例として、および以下のものに限らないが、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶装置、または、所望のプログラムコードを、命令もしくはデータ構造の形式で、運搬または記憶するために使用され得る、および、コンピュータによりアクセスされ得る、他の任意の媒体を含むことができる。さらには、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と呼んで差し支えない。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、もしくは、赤外線、無線電信、およびマイクロ波などの無線技術を使用する他のリモートソースから送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線電信、およびマイクロ波などの無線技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書では、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザディスク(laser disc)、光ディスク(optical disc)、デジタル多機能ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー（登録商標）ディスク(floppy disk)、およびブルーレイディスク(blu-ray disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常はデータを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザにより光学的に再生する。上記の組合せもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。

選ばれた態様が、例示され、詳細に説明されたが、その中で、以下の特許請求の範囲により定義されるような、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な置換および変更がなされ得ることが理解されよう。

1600 マイアカウント画面
1602 メインボタンメニュー、メインメニュー
1604 第1のアカウントボタン
1606 即時購入ボタン
1608 オファーボタン、モバイルオファーボタン
1610 レシートボタン
1612 モアボタン
1614 第2のアカウントボタン
1616 クレジットボタン
1618 ギフトカードボタン
1620 リワードボタン
1622 第1のアカウント情報ウィンドウ
1624 第2のアカウント情報ウィンドウ
1626 第Nのアカウント情報ウィンドウ
1628 アカウント追加ボタン

Claims (32)

1. モバイルウォレットを提供する方法であって、
   ディスプレイコントローラによってモバイルウォレットログイン画面を表示するステップと、
   前記ディスプレイコントローラによって、アカウントオプション、即時購入オプション、オファーオプション、レシートオプション、およびモアオプションのうち少なくとも1つを含むモバイルウォレットを表示するステップと、
   前記アカウントオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって複数のアカウントを表示するステップとを含み、
   前記複数のアカウントは、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワードアカウントのうち少なくとも1つに対応付けられており、
   前記複数のアカウントの各々は、プロバイダにより発行され、前記プロバイダは、前記モバイルウォレットに登録されるとともに、固有のショートコードまたは少なくとも部分的な名前を使用して検索される、方法。
2. 前記複数のアカウントのうち1つが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってアカウント詳細を表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
3. 前記即時購入オプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって即時購入入力画面を表示するステップと、
   即時購入コードを受け取るステップと
   をさらに含む、請求項1に記載の方法。
4. 正しい即時購入コードが受け取られるときに、前記ディスプレイコントローラによって少なくとも1つの特徴的製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
5. オファーが受信されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のオファーを表示するステップと、
   オファー保存オプションを提供するステップと、
   前記オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
6. 前記レシートオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシートを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
7. レシートが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシート詳細を表示するステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
8. 前記モアオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってキャリアオプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買オプション、プロバイダオプション、どこオプション、またはそれらの組合せを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
9. ディスプレイコントローラによってモバイルウォレットログイン画面を表示するための手段と、
   前記ディスプレイコントローラによって、アカウントオプション、即時購入オプション、オファーオプション、レシートオプション、およびモアオプションのうち少なくとも1つを含むモバイルウォレットを表示するための手段と、
   前記アカウントオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって複数のアカウントを表示するための手段とを実施するためのプロセッサを備え、
   前記複数のアカウントは、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワードアカウントのうち少なくとも1つに対応付けられており、
   前記複数のアカウントの各々は、プロバイダにより発行され、前記プロバイダは、前記モバイルウォレットに登録されるとともに、固有のショートコードまたは少なくとも部分的な名前を使用して検索される、装置。
10. 前記複数のアカウントのうち1つが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってアカウント詳細を表示するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
11. 前記即時購入オプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって即時購入入力画面を表示するための手段と、
    即時購入コードを受け取るための手段と
    をさらに備える、請求項9に記載の装置。
12. 正しい即時購入コードが受け取られるときに、前記ディスプレイコントローラによって少なくとも1つの特徴的製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するための手段をさらに備える、請求項11に記載の装置。
13. オファーが受信されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のオファーを表示するための手段と、
    オファー保存オプションを提供するための手段と、
    前記オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するための手段とをさらに備える、請求項9に記載の装置。
14. 前記レシートオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシートを表示するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
15. レシートが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシート詳細を表示するための手段をさらに備える、請求項14に記載の装置。
16. 前記モアオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってキャリアオプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買オプション、プロバイダオプション、どこオプション、またはそれらの組合せを表示するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
17. プロセッサを備え、前記プロセッサは、
    ディスプレイコントローラによってモバイルウォレットログイン画面を表示し、
    前記ディスプレイコントローラによって、アカウントオプション、即時購入オプション、オファーオプション、レシートオプション、およびモアオプションの少なくとも1つを含むモバイルウォレットを表示し、
    前記アカウントオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって複数のアカウントを表示するように動作可能であり、
    前記複数のアカウントは、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワードアカウントの少なくとも1つに対応付けられており、
    前記複数のアカウントの各々は、プロバイダにより発行され、前記プロバイダは、前記モバイルウォレットに登録されるとともに、固有のショートコードまたは少なくとも部分的な名前を使用して検索される、装置。
18. 前記プロセッサは、
    前記複数のアカウントのうち1つが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってアカウント詳細を表示するようにさらに動作可能である、請求項17に記載の装置。
19. 前記プロセッサは、
    前記即時購入オプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって即時購入入力画面を表示し、
    即時購入コードを受け取る
    ようにさらに動作可能である、請求項17に記載の装置。
20. 前記プロセッサは、
    正しい即時購入コードが受け取られるときに、前記ディスプレイコントローラによって少なくとも1つの特徴的製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するようにさらに動作可能である、請求項19に記載の装置。
21. 前記プロセッサは、
    オファーが受信されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のオファーを表示し、
    オファー保存オプションを提供し、
    前記オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するようにさらに動作可能である、請求項17に記載の装置。
22. 前記プロセッサは、
    前記レシートオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシートを表示するようにさらに動作可能である、請求項17に記載の装置。
23. 前記プロセッサは、
    レシートが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシート詳細を表示する
    ようにさらに動作可能である、請求項22に記載の装置。
24. 前記プロセッサは、
    前記モアオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってキャリアオプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買オプション、プロバイダオプション、どこオプション、またはそれらの組合せを表示するようにさらに動作可能である、請求項17に記載の装置。
25. ディスプレイコントローラによってモバイルウォレットログイン画面を表示するための少なくとも1つの命令と、
    前記ディスプレイコントローラによって、アカウントオプション、即時購入オプション、オファーオプション、レシートオプション、およびモアオプションのうち少なくとも1つを含むモバイルウォレットを表示するための少なくとも1つの命令と、
    前記アカウントオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって複数のアカウントを表示するための少なくとも1つの命令と
    を含み、
    前記複数のアカウントは、銀行口座、クレジットアカウント、ギフトカードアカウント、およびリワードアカウントのうち少なくとも1つに対応付けられており、
    前記複数のアカウントの各々は、プロバイダにより発行され、前記プロバイダは、前記モバイルウォレットに登録されるとともに、固有のショートコードまたは少なくとも部分的な名前を使用して検索される、コンピュータプログラム。
26. 前記複数のアカウントのうち1つが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってアカウント詳細を表示するための少なくとも1つの命令をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
27. 前記即時購入オプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって即時購入入力画面を表示するための少なくとも1つの命令と、
    即時購入コードを受け取るための少なくとも1つの命令と
    をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
28. 正しい即時購入コードが受け取られるときに、前記ディスプレイコントローラによって少なくとも1つの特徴的製品、および少なくとも1つの特徴的ギフトカードを表示するための少なくとも1つの命令をさらに含む、請求項27に記載のコンピュータプログラム。
29. オファーが受信されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のオファーを表示するための少なくとも1つの命令と、
    オファー保存オプションを提供するための少なくとも1つの命令と、
    前記オファー保存オプションが選択されるときに、オファーを保存リストに追加するための少なくとも1つの命令とをさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
30. 前記レシートオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシートを表示するための少なくとも1つの命令をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム。
31. レシートが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによって1又は2以上のレシート詳細を表示するための少なくとも1つの命令をさらに含む、請求項26に記載のコンピュータプログラム。
32. 前記モアオプションが選択されるときに、前記ディスプレイコントローラによってキャリアオプション、クーポンオプション、メッセージオプション、送金オプション、プロファイルオプション、購買オプション、プロバイダオプション、どこオプション、またはそれらの組合せを表示するための少なくとも1つの命令をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータプログラム。

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