JP5771385B2 - ホットケーキミックスのアレンジミックス、および、プレミックス食品 - Google Patents

ホットケーキミックスのアレンジミックス、および、プレミックス食品 Download PDF

Info

Publication number
JP5771385B2
JP5771385B2 JP2010250008A JP2010250008A JP5771385B2 JP 5771385 B2 JP5771385 B2 JP 5771385B2 JP 2010250008 A JP2010250008 A JP 2010250008A JP 2010250008 A JP2010250008 A JP 2010250008A JP 5771385 B2 JP5771385 B2 JP 5771385B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
parts
mix
tapioca starch
rusk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010250008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012100559A (ja
Inventor
悠子 松井
悠子 松井
有香 中村
有香 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morinaga and Co Ltd filed Critical Morinaga and Co Ltd
Priority to JP2010250008A priority Critical patent/JP5771385B2/ja
Publication of JP2012100559A publication Critical patent/JP2012100559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5771385B2 publication Critical patent/JP5771385B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

本発明は、ホットケーキミックスに加えることによって、メロンパン、ラスク、または、ドーナッツに適した生地を、ホットケーキミックスから作ることが可能となるアレンジミックスに関する。さらには、メロンパン、ラスク、または、ドーナッツに適した生地を作ることができる、メロンパンミックス、ラスクミックス、および、ドーナッツミックスに関する。
ホットケーキミックスは、手軽にホットケーキを作ることができる材料として家庭などに広く普及しており、ホットケーキミックスの味や食感を改良すべく、さまざまな研究が行われてきた(例えば、特許文献1を参照)。さらに、ホットケーキミックスは、その取り扱いが非常に容易であることから、ホットケーキを作るためのみならず、主に各家庭におけるユーザーの手によって様々なアレンジが加えられ、ドーナッツを作るために使われたり、時には、メロンパンを作るために使われたりと、幅広い用途に用いられてきた。
しかしながら、ホットケーキを作るために最適化されたホットケーキミックスを、他の用途である、メロンパンを製造するために使用すると、できあがったメロンパンの味や食感などは、本来の作り方をしたメロンパンと比較して著しく劣るという欠点があった。また、他の食品を製造する場合であっても、ホットケーキミックスを材料としてホットケーキ以外の食品を作ると、本来の作り方をしたその食品が備える、特有の食感をだすことが困難であった。
特開平6−62720
そこで本発明は、各家庭などに広く普及しているホットケーキミックスと混ぜて用いることによって、ホットケーキミックスをホットケーキ以外の他の食品を作るのに適した生地を簡便につくることができる、アレンジミックスを提供することを目的とする。さらに、本発明は、このアレンジミックスを含有する、新規なメロンパンミックス、ラスクミックス、および、ドーナッツミックスを提供することを目的とする。
本発明は、以下の各項よりなる。
(1)α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを含有することを特徴とする、アレンジミックス。
(2)α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを20重量%〜55重量%含有する、メロンパン製造用アレンジミックス。
(3)α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを30重量%〜55重量%含有する、メロンパン製造用アレンジミックス。
(4)α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを40重量%〜50重量%含有する、メロンパン製造用アレンジミックス。
(5)さらに、デキストリンを15重量%〜50重量%、トレハロースを10重量%〜20重量%、および、砂糖を10重量%〜30重量%含有する、(2)〜(4)のいずれか1項に記載のメロンパン製造用アレンジミックス。
(6)さらに、デキストリンを20重量%〜30重量%、トレハロースを10重量%〜20重量%、および、砂糖を10重量%〜20重量%含有する、(3)または(4)に記載のメロンパン製造用アレンジミックス。
(7)ホットケーキミックス150gに対して14g〜16g用いられる、(2)〜(6)のいずれか1項に記載のメロンパン製造用アレンジミックス。
(8)ホットケーキミックス150gに対して15g用いられる、(4)に記載のメロンパン製造用アレンジミックス。
(9)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを2.7重量部〜7.3重量部含有する、メロンパンミックス。
(10)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを4.0重量部〜7.3重量部含有する、メロンパンミックス。
(11)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを5.3重量部〜6.7重量部含有する、メロンパンミックス。
(12)さらに、デキストリンを2.0重量部〜6.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜2.7重量部、および、砂糖を1.3重量部〜4.0重量部含有する、(9)〜(11)のいずれか1項に記載のメロンパンミックス。
(13)さらに、デキストリンを2.7重量部〜4.0重量部、トレハロースを1.3重量部〜2.7重量部、および、砂糖を1.3重量部〜2.7重量部含有する、(10)または(11)に記載のメロンパンミックス。
(14)α化タピオカデンプンを15重量%〜45重量%含有する、ラスク製造用アレンジミックス。
(15)α化タピオカデンプンを15重量%〜35重量%含有する、ラスク製造用アレンジミックス。
(16)α化タピオカデンプンを20重量%〜30重量%含有する、ラスク製造用アレンジミックス。
(17)さらに、デキストリンを35重量%〜65重量%、トレハロースを10重量%〜25重量%、および、ホエイパウダーを0重量%〜15重量%含有する、(14)〜(16)のいずれか1項に記載のラスク製造用アレンジミックス。
(18)さらに、デキストリンを45重量%〜65重量%、トレハロースを10重量%〜25重量%、および、ホエイパウダーを0重量%〜15重量%含有する、(15)または(16)に記載のラスク製造用アレンジミックス。
(19)さらに、デキストリンを50重量%〜60重量%、トレハロースを15重量%〜20重量%、および、ホエイパウダーを0重量%〜10重量%含有する、(16)に記載のラスク製造用アレンジミックス。
(20)ホットケーキミックス150gに対して14g〜16g用いられる、(14)〜(19)のいずれか1項に記載のラスク製造用アレンジミックス。
(21)ホットケーキミックス150gに対して15g用いられる、(16)または(19)に記載のラスク製造用アレンジミックス。
(22)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを2.0重量部〜6.0重量部含有する、ラスクミックス。
(23)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを2.0重量部〜4.7重量部含有する、ラスクミックス。
(24)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを2.7重量部〜4.0重量部含有する、ラスクミックス。
(25)さらに、デキストリンを4.7重量部〜8.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜3.3重量部、および、ホエイパウダーを0重量部〜2.0重量部含有する、(22)〜(24)のいずれか1項に記載のラスクミックス。
(26)さらに、デキストリンを6.0重量部〜8.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜3.3重量部、および、ホエイパウダーを0重量部〜2.0重量部含有する、(23)または(24)に記載のラスクミックス。
(27)さらに、デキストリンを6.7重量部〜8.0重量部、トレハロースを2.0重量部〜2.7重量部、および、ホエイパウダーを0重量部〜1.3重量部含有する、(24)に記載のラスクミックス。
(28)α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを90重量%〜100重量%含有する、ドーナッツ製造用アレンジミックス。
(29)α化タピオカデンプンを45重量%〜100重量%、および/または、加工タピオカデンプンを0重量%〜50重量%含有する、(28)に記載のドーナッツ製造用アレンジミックス。
(30)α化タピオカデンプンを55重量%〜95重量%、および/または、加工タピオカデンプンを0重量%〜40重量%含有する、(28)に記載のドーナッツ製造用アレンジミックス。
(31)α化タピオカデンプンを60重量%〜95重量%、および/または、加工タピオカデンプンを0重量%〜35重量%含有する、(28)に記載のドーナッツ製造用アレンジミックス。
(32)さらに、乳化剤を0重量%〜10重量%、および、食塩を0重量%〜1重量%含有する、(28)〜(31)のいずれか1項に記載のドーナッツ製造用アレンジミックス。
(33)ホットケーキミックス150gに対して16g〜20g用いられる、(28)〜(32)のいずれか1項に記載のドーナッツ製造用アレンジミックス。
(34)ホットケーキミックス150gに対して18g用いられる、(31)に記載のドーナッツ製造用アレンジミックス。
(35)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを14重量部〜16重量部含有する、ドーナッツミックス。
(36)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを7.0重量部〜16重量部、および、加工タピオカデンプンを0重量部〜8.0重量部含有する、(35)に記載のドーナッツミックス。
(37)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを9.0重量部〜15重量部、および、加工タピオカデンプンを0重量部〜6.4重量部含有する、(35)に記載のドーナッツミックス。
(38)小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを9.6重量部〜15重量部、および、加工タピオカデンプンを0重量部〜5.6重量部含有する、(35)に記載のドーナッツミックス。
(39)さらに、乳化剤を0重量部〜1.6重量部、および、食塩を0重量部〜0.16重量部含有する、(35)〜(38)のいずれか1項に記載のドーナッツミックス。
本発明によって、ホットケーキミックスと混ぜて用いることによって、ホットケーキミックスをホットケーキ以外の他の食品を作るのに適した生地を簡便につくることができる、アレンジミックスと、このアレンジミックスを含有する、新規メロンパンミックス、ラスクミックス、および、ドーナッツミックスとを提供することができるようになった。
以下、上記知見に基づき完成した本発明の実施の形態を、実施例を挙げながら詳細に説明する。なお、本発明の目的、特徴、利点、および、そのアイデアは、本明細書の記載により、当業者には明らかであり、本明細書の記載から、当業者であれば容易に本発明を再現できる。以下に記載された発明の実施の形態及び具体的な実施例などは、本発明の好ましい実施態様を示すものであり、例示又は説明のために示されているのであって、本発明をそれらに限定するものではない。本明細書で開示されている本発明の意図並びに範囲内で、本明細書の記載に基づき、様々な改変並びに修飾ができることは、当業者にとって明らかである。
==アレンジミックス==
本明細書において、アレンジミックスという場合、市販あるいはホームメイドのホットケーキミックスと混ぜて用いることによって、ホットケーキミックスをホットケーキ以外の他の食品を作るのに適した生地、または、材料とすることができるものをいう。このアレンジミックスを用いることによって、目的とする食品の材料を一からそろえなくても、家庭などに広く普及しているホットケーキミックスから、さまざまな食品を、その食品の本来の味や食感を供えた状態で、または、これに近い状態で、非常に簡便に作ることが可能となる。例えば、メロンパン製造用アレンジミックスという場合、ホットケーキミックスとメロンパン製造用アレンジミックスとを混ぜて生地を作ることによって、ホットケーキミックスから、メロンパンを作るのに適した生地を簡便に作ることができる。このようにして作った生地を焼成することで、メロンパン製造用アレンジミックスを含まないホットケーキミックスから作った生地を焼成した場合よりも、ホットケーキミックスを使用しない、本来の方法で作ったメロンパンに近い、保型性、しっとり感、および、甘味と色味のバランスに優れたメロンパンを作ることができる。
なお、ホットケーキミックスとは、小麦粉や米粉などの穀物粉を主原料とし、膨張剤などを含む、ホットケーキの製造に適するように調製された粉末状の食品組成物をいう。この場合、小麦粉は、薄力粉であることが好ましい。また、膨張剤は、ベーキングパウダーや重曹であることが好ましい。
本発明に係るアレンジミックスは、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを含有することを特徴とする。ここで、「α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを含有する」とは、α化タピオカデンプンと加工タピオカデンプンとのいずれか一方を含んでいても良く、また、両方を含んでいても良い。なお、加工タピオカデンプンにおける加工の種類は限定されないが、例えば、タピオカデンプンに、エーテル化、エステル化、置換処理または架橋化などの処理をしたものを、加工タピオカデンプンとして使用することができる。
以下に、各アレンジミックスについて、用途別に詳述する。
<メロンパン製造用アレンジミックス>
メロンパン製造用アレンジミックスは、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを、メロンパン製造用アレンジミックス全体に対して、20重量%〜55重量%含有することが好ましく、30重量%〜55重量%含有していることがより好ましく、40重量%〜50重量%含有していることがさらに好ましい。この範囲のα化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを含有することによって、メロンパン製造用アレンジミックスをホットケーキミックスに加えて作った生地からメロンパンを製造した時に、保型性が改善され、メロンパン特有のドーム形を保持したメロンパンを作ることができる。
メロンパン製造用アレンジミックスは、デキストリンを含んでいても良く、その含有量は、メロンパン製造用アレンジミックス全体に対して、15重量%〜50重量%であることが好ましく、20重量%〜30重量%であることがより好ましい。また、メロンパン製造用アレンジミックスは、トレハロースを含んでいても良く、その含有量は、メロンパン製造用アレンジミックス全体に対して、トレハロースを10重量%〜20重量%であることが好ましい。この数値範囲のデキストリンやトレハロースを含有することによって、食感が改善され、しっとりしたメロンパンを作ることができる。
メロンパン製造用アレンジミックスは、砂糖を含んでいても良く、その含有量は、メロンパン製造用アレンジミックス全体に対して、10重量%〜30重量%であることが好ましく、10重量%〜20重量%であることがより好ましい。この数値範囲の砂糖を含有することによって、甘味や色味のバランスが改善され、メロンパン特有の甘味と、色づき過ぎていない適度な色とを有するメロンパンを作ることができる。なお、砂糖としては、グラニュー糖が好ましい。
メロンパン製造用アレンジミックスを、市販のホットケーキミックスと混ぜて用いる量は、当業者や各家庭などの実際の作り手によって適宜調整することができるが、例えば、ホットケーキミックス150gに対して、13g〜17gであることが好ましく、14g〜16gであることがより好ましく、15gであることが特に好ましい。ホットケーキミックスの代わりに、家庭で作った小麦粉と膨張剤との混合物を用いる場合には、用いるメロンパン製造用アレンジミックスの量は、当業者や各家庭などの実際の作り手によって適宜調整することができるが、例えば、小麦粉113gに対して、13g〜17gであることが好ましく、14g〜16gであることがより好ましく、15gであることが特に好ましい。
このように、メロンパン製造用アレンジミックスを用いることによって、ホットケーキミックスから、メロンパンを作るのに適した生地を簡便に作ることができる。そして、このようにして作った生地を焼成することで、メロンパン製造用アレンジミックスを含まないホットケーキミックスから作った生地を焼成した場合よりも、ホットケーキミックスを使用しない本来の方法で作ったメロンパンに近い、保型性、しっとり感、および、甘味と色味のバランスに優れたメロンパンを作ることができる。さらに、通常、メロンパンは、パン生地の上にビスケット生地を重ねて焼くことを要するが、メロンパン製造用アレンジミックスを用いることによって、パン生地部分とビスケット生地部分に分けなくとも、ひとつの生地でメロンパンを作ることができる。
なお、メロンパン製造用アレンジミックスは、上述のように、メロンパンを作る直前にホットケーキミックスと混ぜ合わせても良いが、あらかじめ小麦粉および膨張剤と混合しておくことによって、メロンパンミックスとしても良い。ここで、メロンパンミックスとは、別途ホットケーキミックスを添加せずにメロンパンに適した生地または材料を作ることができる混合物をいう。
<ラスク製造用アレンジミックス>
ラスク製造用アレンジミックスは、α化タピオカデンプンを、ラスク製造用アレンジミックス全体に対して、15重量%〜45重量%含有することが好ましく、15重量%〜35重量%含有することがより好ましく、20重量%〜30重量%含有することが特に好ましい。この範囲のα化タピオカデンプンを含有することによって、ラスク製造用アレンジミックスをホットケーキミックスに加えて作った生地からラスクを製造した時に、保型性が改善され、パンのような形を保持したラスクを製造することができる。
ラスク製造用アレンジミックスは、デキストリンを含んでいても良く、その含有量は、ラスク製造用アレンジミックス全体に対して、35重量%〜65重量%であることが好ましく、45重量%〜65重量%であることがより好ましく、50重量%〜60重量%であることが特に好ましい。この数値範囲のデキストリンを含有することによって、ラスク製造の際の労力が低減し、ラスクの製造過程で、生地、または、製造途中のパン状製品をラスクに適した薄さにスライスをする際に、スライスがしやすくなるという利点を有する。また、ラスク製造の最終時に良く水抜けがされ、ラスク特有の軽い食感のラスクを製造することができ、そして、水抜けが良いため、焼成時間が短くなるという利点も有する。
ラスク製造用アレンジミックスは、トレハロースを含んでいても良く、その含有量は、メロンパン製造用アレンジミックス全体に対して、10重量%〜25重量%であることがより好ましく、15重量%〜20重量%であることが特に好ましい。トレハロースを含有することによって、ラスク製造過程の、生地、または、パン状製品の保水性が向上し、この結果、これらをスライスしやすくなる。また、ラスク製造用アレンジミックスは、ホエイパウダーを含んでいても良く、その含有量は、メロンパン製造用アレンジミックス全体に対して、0重量%〜15重量%であることがより好ましく、0重量%〜10重量%であることが特に好ましい。ホエイパウダーを含有することによって、風味がさらに向上したラスクを作ることができる。
ラスク製造用アレンジミックスを、市販のホットケーキミックスと混ぜて用いる量は、当業者や各家庭などの実際の作り手によって適宜調整することができるが、例えば、ホットケーキミックス150gに対して、13g〜17gであることが好ましく、14g〜16gであることがより好ましく、15gであることが特に好ましい。ホットケーキミックスの代わりに、家庭で作った小麦粉と膨張剤との混合物を用いる場合には、用いるラスク製造用アレンジミックスの量は、当業者や各家庭などの実際の作り手によって適宜調整することができるが、例えば、小麦粉113gに対して、13g〜17gであることが好ましく、14g〜16gであることがより好ましく、15gであることが特に好ましい。
ラスク製造用アレンジミックスを用いることによって、ホットケーキミックスから、ラスクを作るのに適した生地を簡便に作ることができる。このようにして作った生地を焼成することで、ラスク製造用アレンジミックスを含まないホットケーキミックスから作った生地を焼成した場合よりも、ホットケーキミックスを使用しない本来の方法で作ったラスクに近い、保型性、スライスのしやすさ、水抜けのしやすさ、および、ラスクらしい色合いに優れたラスクを製造することができる。また、ラスク製造用アレンジミックスを用いて、ホットケーキミックスから作ったラスクは、本来の方法で作ったラスクとは異なる、かりかりとした新たな食感を生み出すことができる。さらに、ホットケーキミックスから、パン型などの型を使用せずにラスクを成形することができる。
なお、ラスク製造用アレンジミックスは、上述のように、ラスクを作る直前にホットケーキミックスと混ぜ合わせても良いが、あらかじめ小麦粉および膨張剤と混合しておくことによって、ラスクミックスとしても良い。ここで、ラスクミックスとは、別途ホットケーキミックスを添加せずにラスクに適した生地または材料を作ることができる混合物をいう。
<ドーナッツ製造用アレンジミックス>
ドーナッツ製造用アレンジミックスは、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを、ドーナッツ製造用アレンジミックス全体に対して、90重量%〜100重量%含有することが好ましい。この際、α化タピオカデンプンを45重量%〜100重量%、および/または、加工タピオカデンプンを0重量%〜50重量%含有することが好ましく、α化タピオカデンプンを55重量%〜95重量%、および/または、加工タピオカデンプンを0重量%〜40重量%含有することがより好ましく、α化タピオカデンプンを60重量%〜95重量%、および/または、加工タピオカデンプンを0重量%〜35重量%含有することが特に好ましい。この範囲のα化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを含有することによって、ドーナッツ製造用アレンジミックスをホットケーキミックスに加えて作った生地からドーナッツを製造した時に、ドーナッツの食感が改善され、もちもちしたドーナッツを作ることができる。
ドーナッツ製造用アレンジミックスは、乳化剤を含んでいても良く、その含有量は、ドーナッツ製造用アレンジミックス全体に対して、0重量%〜10重量%であることが好ましい。乳化剤を含有することによって、油で揚げたあとの油切れが良く、外側の食感がさくさくしたドーナッツを作ることができる。また、ドーナッツ製造用アレンジミックスは、食塩を含んでいても良く、その含有量は、ドーナッツ製造用アレンジミックス全体に対して、0重量%〜1重量%であることが好ましい。食塩を含有することによって、甘味がより向上したドーナッツを作ることができる。
ドーナッツ製造用アレンジミックスを、市販のホットケーキミックスと混ぜて用いる量は、当業者や各家庭などの実際の作り手によって適宜調整することができるが、例えば、ホットケーキミックス150gに対して、16g〜20gであることが好ましく、17g〜19gであることがより好ましく、18gであることが特に好ましい。ホットケーキミックスの代わりに、家庭で作った小麦粉と膨張剤との混合物を用いる場合には、用いるドーナッツ製造用アレンジミックスの量は、当業者や各家庭などの実際の作り手によって適宜調整することができるが、例えば、小麦粉113gに対して、16g〜20gであることが好ましく、17g〜19gであることがより好ましく、18gであることが特に好ましい。
ドーナッツ製造用アレンジミックスを用いることによって、ホットケーキミックスから、もちもちとした食感のドーナッツを作るのに適した生地を簡便に作ることができる。このようにして作った生地を油で揚げるなどの方法で加熱することで、ドーナッツ製造用アレンジミックスを含まないホットケーキミックスから作った生地を加熱した場合よりも、ドーナッツ製造用アレンジミックスを用いて製造したドーナッツ特有の食感である、もちもち感、および、油切れとさくさく感に優れたドーナッツを製造することができる。
なお、ドーナッツ製造用アレンジミックスは、上述のように、ドーナッツを作る直前にホットケーキミックスと混ぜ合わせても良いが、あらかじめ小麦粉および膨張剤と混合しておくことによって、ドーナッツミックスとしても良い。ここで、ドーナッツミックスとは、別途ホットケーキミックスを添加せずにドーナッツに適した生地または材料を作ることができる混合物をいう。
==アレンジミックスを使用した、メロンパン・ラスク・ドーナッツの製造方法==
アレンジミックスを用いて、例えば以下に記載の方法で、メロンパン・ラスク・ドーナッツを製造することができる。なお、これは、製造する量も含めて製造方法の一例であって、当業者や各家庭などの実際の作り手によって、材料の追加・削除・増減や、時間の変更、温度の変更、および、製品の形の変更などを含めて、適宜変更することが可能である。
<メロンパン製造用アレンジミックス及びメロンパンミックス>
卵1個分の溶き卵と、溶かしたバター30gとを加えて混ぜた後、メロンパン製造用アレンジミックス15gとホットケーキミックス150gとをあらかじめ混合したものを加えて、さらに良く混ぜ合わせる。混ぜあがった生地を6等分にし、それぞれを丸める。丸めた生地を、上側の表面が平らになるように押さえつけた後、平らにした表面に格子状の切れ目をしっかり入れ、さらに、飾り用にグラニュー糖を上からかける。このようにして成形した生地を、140℃〜180℃のオーブンで、8分〜15分うっすらと焼き色が付くまで焼成する。
なお、メロンパンミックスを用いる場合には、メロンパン製造用アレンジミックス15gとホットケーキミックス150gとの代わりに、メロンパンミックス165gを使えばよい。
<ラスク製造用アレンジミックス及びラスクミックス>
ラスク製造用アレンジミックス15gとホットケーキミックス150gとを混ぜ合わせてから、牛乳100ccを加えて混ぜ、さらに、溶かしたバター30gを加えて良く混ぜ合わせる。混ぜあがった生地を、クッキングシートを敷いた天板に伸ばしてのせ、160℃〜200℃のオーブンで、程よいキツネ色になるまで20分〜30分焼成する。焼きあがった生地のあら熱がとれたら、厚さ1cm程度にスライスし、クッキングシートを敷いた天板に断面を上にして並べて上からグラニュー糖をかけ、さらに140℃〜160℃のオーブンで、30分〜45分かりかりになるまで焼成する。
なお、ラスクミックスを用いる場合には、ラスク製造用アレンジミックス15gとホットケーキミックス150gとの代わりに、ラスクミックス165gを使えばよい。
<ドーナッツ製造用アレンジミックス及びドーナッツミックス>
以下は、ドーナッツの1例として、棒状のドーナッツを製造する場合である。成形の形や材料を適宜変更することで、様々な種類のドーナッツを製造することが可能である。
ドーナッツ製造用アレンジミックス18gとホットケーキミックス大さじ2杯とを混ぜ合わせた後、沸騰したお湯150ccを加えて、さらに良く混ぜ合わせる。混ぜあがった生地を、500W〜700Wの電子レンジで30秒〜50秒間加熱した後、再度混ぜ合わせる。ここに、ホットケーキミックス150gから大さじ2杯をとった残りを加えて良く混ぜ合わせる。出来上がった生地を絞り袋に入れ、丸型の絞り口からクッキングシートに直線状に搾り出し、160℃〜190℃の油で、こんがりした色が付くまで揚げる。
なお、ドーナッツミックスを用いる場合には、ドーナッツ製造用アレンジミックス18gとホットケーキミックス150gとの代わりに、ドーナッツミックス168gを使えばよい。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。
[実施例1] メロンパン製造用アレンジミックス
様々な組成のメロンパン製造用アレンジミックスを調製し、各種メロンパン製造用アレンジミックスとホットケーキミックスとを用いて、メロンパンを製造した。これにより、本願発明に係るメロンパン製造用アレンジミックスが特に優れていることを、以下に示す。
メロンパン製造のために用いた材料および製造方法は、次の通りである。
==材料==
メロンパン製造用アレンジミックス 15g
ホットケーキミックス(森永製菓株式会社、小麦粉含有量約75%) 150g
卵(Mサイズ、正味約50g) 1個
バター 30g
グラニュー糖 適量(飾り用)
==製造方法==
1.下準備として、メロンパン製造用アレンジミックス15gとホットケーキミックス150gとをボールに入れて、泡だて器を用いて良く混ぜ合わせ、目視で均一な状態にした。また、卵1個を異なるボールに割り、溶いて、溶き卵にした。さらに、バター30gを加熱し、液体状態の溶かしバターにした。
2.1.で調製した溶き卵と溶かしバターとをボールに入れて、目視で均一な状態になるまで混ぜた。ここに、1.で混ぜ合わせたメロンパン製造用アレンジミックスとホットケーキミックスとを加え、ゴムベラを用いて、粉の固まりが見えなくなるまで良く混ぜ合わせることによって、メロンパンの生地を作った。
3.2.で作った生地を6等分にし、それぞれを丸めた。丸めた生地を、上側の表面が平らに(直径5cm程度に)なるように押さえつけた後、包丁を用いて、平らにした表面に縦3本横3本の格子状の切れ目をしっかり入れた。切り目を入れた表面に、飾り用に、グラニュー糖をかけた。
4.3.で成形した生地を、160℃に予熱しておいた家庭用の3段オーブンの中段で、うっすらと焼き色が付くまで13分間焼成した。
5.焼きあがったメロンパンをオーブンから取り出し、クーラー(金網)の上に乗せて、あら熱がとれるまで放置した。
このようにして製造した各メロンパンについて、5人のパネラーにより、メロンパン特有のドーム形を保持しているか(保型性)、食感がしっとりしているか(しっとり感)、および、メロンパン特有の甘味と色味とを有しているか(甘味と色味のバランス。色味については、一般的なメロンパンの色に基づき、色づき過ぎていないことを指標とする。)の3項目について評価した。各項目の具体的な評価定基準は、次の通りである。
==保型性==
◎:とても保型性がある
○:保型性がある
△:保型性が悪い
×:保型性が非常に悪い
==しっとり感==
◎:しっとりしている
○:ややしっとりしている
△:パサつき気味である
×:パサついている
==甘味と色味のバランス==
◎:甘味及び色がとてもメロンパンらしい(色づき過ぎていない)
○:甘味及び色が適度にある
△:甘味及び色が適度ではない
×:甘味及び色が全く適度ではない
用いたメロンパン製造用アレンジミックスの配合と、上記官能試験の結果とを、表1に示す。
Figure 0005771385
表1の評価の一番左欄に示したサンプル0は、メロンパン製造用アレンジミックスを加えず、粉としてホットケーキミックス150gのみを用いて、メロンパンを製造した時の結果である。この場合には、保型性、しっとり感、そして、甘味と色味のバランスのいずれも好ましくなく、特に食感が、ぼろぼろぱさぱさで、著しくしっとり感が劣っていた。
これに対し、デンプンを30重量%、デキストリン(松谷化学株式会社)を30重量%、トレハロース(林原商事株式会社)を15重量%およびグラニュー糖を25重量%含むアレンジミックスを加えてメロンパンを製造したサンプル1〜4では、いずれの場合にも、保型性が向上した。さらに、サンプル1〜4は、それぞれ、デンプンの種類を、α化タピオカデンプン(松谷化学株式会社)、加工タピオカデンプン(日本コーンスターチ)、馬鈴薯デンプン(ホクレン農業協同組合連合会)、または、小麦デンプン(千葉製粉株式会社)としている点で異なるが、これらを比較すると、α化タピオカデンプンまたは加工デンプンを用いたサンプル1および2において、保型性のみならず、しっとり感および甘味と色味のバランスのいずれも向上した。
次に、トレハロースを15重量%およびグラニュー糖を15重量%含む点では同じであるが、デンプンとデキストリンとの配合量が異なるサンプル5〜10について評価した。このサンプル5〜10の結果から、デンプンの配合が少なすぎると、サンプル5が示すように保型性が悪くなり、逆に、デキストリンの配合が少なすぎると、サンプル10が示すようにしっとり感がなくなり、パサつきがみられた。
このように、メロンパン製造用アレンジミックスにおける、α化タピオカデンプンおよび加工タピオカデンプンの配合量の合計は、20重量%〜55重量%であることが好ましく、30重量%〜55重量%であることがより好ましい。また、メロンパン製造用アレンジミックスにおける、デキストリンの配合量は、15重量%〜50重量%であることが好ましく、20重量%〜30重量%であることがより好ましい。
さらに、デンプンを45重量%およびデキストリンを25重量%含む点では同じであるが、トレハロースとグラニュー糖との配合量について、トレハロースが5重量%およびグラニュー糖が25重量%であるサンプル11と、トレハロースが15重量%およびグラニュー糖が15重量%であるサンプル12と、トレハロースが25重量%およびグラニュー糖が5重量%であるサンプル13とを比較した。このサンプル11〜13の結果から、トレハロースの配合が少なすぎると、サンプル11が示すようにしっとり感が悪くなり、逆に、グラニュー糖の配合が少なすぎると、サンプル13が示すように甘味と色味のバランスが悪くなった。
このように、メロンパン製造用アレンジミックスにおける、トレハロースの配合量は、10重量%〜20重量%であることが好ましい。また、メロンパン製造用アレンジミックスにおける、グラニュー糖の配合量は、10重量%〜30重量%であることが好ましく、10重量%〜20重量%であることがより好ましい。
本実施例で示したように、本願発明のメロンパン製造用アレンジミックスを加えることによって、市販のホットケーキミックスを用いて、家庭でも簡便に、保型性、しっとり感、および、甘味と色味のバランスに優れたメロンパンを製造することが可能になった。さらに、一般的なメロンパンは、パン生地の上にビスケット生地を重ねて焼くことを要するが、本願発明のメロンパン製造用アレンジミックスを用いることによって、パン生地部分とビスケット生地部分に分けなくとも、ひとつの生地でメロンパンを作ることが可能になった。
なお、市販のホットケーキミックスの代わりに、小麦粉と膨張剤とを用いることもできる。この場合には、用いる小麦粉の重量を基準として、適切な量および配合のメロンパン製造用アレンジミックスを使用すればよい。
この適切な量および配合は、先ほどの表1を、小麦粉100重量部に対する添加量(重量部)に算出し直した下記表2から求めることができる。
Figure 0005771385
即ち、小麦粉100重量部に対する、α化タピオカデンプンおよび加工タピオカデンプンの添加量の合計は、2.7重量部〜7.3重量部であることが好ましく、4.0重量部〜7.3重量部であることがより好ましい。また、小麦粉100重量部に対する、デキストリンの添加量は、2.0重量部〜6.7重量部であることが好ましく、2.7重量部〜4.0重量部であることがより好ましい。
さらに、小麦粉100重量部に対する、トレハロースの添加量は、1.3重量部〜2.7重量部であることが好ましい。また、小麦粉100重量部に対する、グラニュー糖の添加量は、1.3重量部〜4.0重量部であることが好ましく、1.3重量部〜2.7重量部であることがより好ましい。
[実施例2] ラスク製造用アレンジミックス
様々な組成のラスク製造用アレンジミックスを調製し、各種ラスク製造用アレンジミックスとホットケーキミックスとを用いて、ラスクを製造した。これにより、本願発明に係るラスク製造用アレンジミックスが特に優れていることを、以下に示す。
ラスク製造のために用いた材料および製造方法は、次の通りである。
==材料==
ラスク製造用アレンジミックス 15g
ホットケーキミックス(森永製菓株式会社、小麦粉含有量約75%) 150g
牛乳 100cc
バター 30g
グラニュー糖 適量(飾り用)
==製造方法==
1.下準備として、ラスク製造用アレンジミックス15gとホットケーキミックス150gとをボールに入れ、泡だて器を用いて良く混ぜ合わせ、目視で均一な状態にした。また、バターを加熱し、液体状態の溶かしバターにした。
2.1.で混ぜ合わせたラスク製造用アレンジミックスとホットケーキミックスとをボールに入れ、ここに牛乳100ccを加えて、ゴムベラを用いて目視で均一な状態になるまで混ぜた。さらに、溶かしバター30gを加え、ゴムベラを用いてバターがなじむまでしっかり混ぜ合わせることによって、ラスクの生地を作った。
3.2.で作った生地を、クッキングシートを敷いた天板に、ゴムベラを用いて7cmx20cm程度の長方形に伸ばしながらのせた。天板に伸ばした生地を、180℃に予熱しておいた家庭用の3段オーブンの中段で、30分間焼成した(1度焼き)。
4.焼きあがった生地をオーブンから取り出し、クーラー(金網)の上に乗せて、あら熱がとれるまで放置した。あら熱がとれた生地を、厚さ1cm程度にスライスした後、クッキングシートを敷いた天板に、断面を上にして互いに重ならないように並べた。
5.4.で並べた生地の断面に、グラニュー糖をまぶし、150℃に予熱しておいた家庭用の3段オーブンの中段で、かりかりになるまで35分間焼成した(2度焼き)。
6.焼きあがったラスクをオーブンから取り出し、クーラーの上に乗せて、あら熱がとれるまで放置した。
このようにして製造した各ラスクについて、5人のパネラーにより、1度焼き後にパンらしい形を保持しているか(保型性)、1度焼き後に1cm程度の厚さにスライスしやすいか(スライスのしやすさ)、2度焼き後に水抜けがしやすいか(水抜けのしやすさ。水抜けが悪いと、ラスク特有の食感の軽さがでず、かつ、焼成時間が長くなる。)、および、ラスク特有の色合いを有しているか(ラスクらしい色合い。一般的なラスクの色に基づき、周縁部がキツネ色であり中心部がうすいキツネ色の、周縁部と中心部との色のコントラストがあることを指標とする。)の4項目にについて評価した。各項目の具体的な評価定基準は、次の通りである。
==保型性==
◎:とても保型性がある
○:保型性がある
△:保型性が悪い
×:保型性が非常に悪い
==スライスのしやすさ==
◎:とてもスライスしやすい
○:スライスしやすい
△:スライスしにくい
×:とてもスライスしにくい
==水抜けのしやすさ==
◎:とても水抜けが良い(食感が軽く、かつ、焼成時間が短い)
○:水抜けが良い
△:やや水抜けが悪い
×:水抜けがとても悪い
==ラスクらしい色合い==
◎:とてもラスクらしい(周縁部がキツネ色であり、中心部がうすいキツネ色である)
○:ラスクらしい
△:ややラスクらしくない
×:全くラスクらしくない
用いたラスク製造用アレンジミックスの配合と、上記官能試験の結果とを、表3に示す。
Figure 0005771385
表3の評価の一番左欄に示したサンプル0は、ラスク製造用アレンジミックスを加えず、粉としてホットケーキミックス150gのみを用いて、ラスクを焼成した時の結果である。この場合には、保型性、スライスのしやすさ、水抜けのしやすさ、そして、ラスクらしい色合いのいずれも好ましくなく、特に、食感が著しくぱさぱさしており、また、スライスも著しく困難であった。
これに対し、トレハロースを20重量%含む点では共通するが、α化タピオカデンプンを10重量%〜70重量%含む点で異なるアレンジミックスを加えて、ラスクを製造したサンプル1〜5では、いずれの場合においても、スライスのしやすさ、水抜けのしやすさ、そして、ラスクらしい色合いが向上した。この際、α化タピオカデンプンの含有量が増えるに従って保型性が向上し、特に、α化タピオカデンプンを20重量%〜40重量%含むアレンジミックスを加えたサンプル2〜4では、スライスのしやすさ、水抜けのしやすさ、および、ラスクらしい色合いのみならず、保型性も含めたすべての点において、良好な結果が得られた。
このように、ラスク製造用アレンジミックスにおける、α化タピオカデンプンの配合量は、15重量%〜45重量%であることが好ましく、15重量%〜35重量%であることがことより好ましい。
同様に、サンプル1〜5においてデキストリンの含有量に着目すると、デキストリンを40重量%〜60重量%含むアレンジミックスを加えたサンプル2〜4では、スライスのしやすさ、水抜けのしやすさ、および、ラスクらしい色合いのみならず、保型性も含めたすべての点において、良好な結果が得られた。特に、デキストリンを50重量%〜60重量%含むアレンジミックスを加えたサンプル2および3では、極めて良好な結果が得られた。
このように、ラスク製造用アレンジミックスにおける、デキストリンの配合量は、35重量%〜65重量%であることが好ましく、45重量%〜65重量%であることがより好ましい。
次に、サンプル1〜5のアレンジミックスと、α化タピオカデンプン、デキストリン、および、トレハロースを含有する点では同じだが、風味をより向上させるために、ホエイパウダー(森永乳業株式会社)をさらに加えたアレンジミックスを用いてラスクを製造した。サンプル6および7においては、いずれも、保型性、スライスのしやすさ、水抜けのしやすさ、および、ラスクらしい色合いの全ての点について、良好な結果が得られた。
このように、ラスク製造用アレンジミックスにおいて、ホエイパウダーが配合されていても良く、その配合量は、0重量%〜15重量%が好ましい。また、ラスク製造用アレンジミックスにおける、トレハロースの配合量は、10重量%〜25重量%が好ましい。
本実施例のように、本願発明のラスク製造用アレンジミックスを加えることによって、市販のホットケーキミックスを用いて、家庭でも簡便に、保型性、スライスのしやすさ、水抜けのしやすさ、および、ラスクらしい色合いに優れたラスクを製造することが可能になった。さらに、本願発明のラスク製造用アレンジミックスを用いることによって、パン型などの型を使用せずに生地からラスクを成形することができ、さらに、その生地も、イースト菌を使ったパン生地でなくても、ラスク独特のかりかりとした食感に仕上げることが可能になった。
なお、市販のホットケーキミックスの代わりに、小麦粉と膨張剤とを用いることもできる。この場合には、用いる小麦粉の重量を基準として、適切な量および配合のラスク製造用アレンジミックスを使用すればよい。
この適切な量および配合は、先ほどの表3を、小麦粉100重量部に対する添加量(重量部)に算出し直した下記表4から求めることができる。
Figure 0005771385
即ち、小麦粉100重量部に対する、α化タピオカデンプンの添加量は、2.0重量部〜6.0重量部であることが好ましい。また、小麦粉100重量部に対する、デキストリンの添加量は、4.7重量部〜8.7重量部であることが好ましく、6.0重量部〜7.3重量部であることがより好ましい。
さらに、小麦粉100重量部に対する、ホエイパウダーの添加量は、0重量部〜2.0重量部であることが好ましい。また、小麦粉100重量部に対する、トレハロースの添加量は、1.3重量部〜3.3重量部が好ましい。さらに、α化タピオカデンプンの配合量は、3.3重量部〜4.7重量部であることがより好ましい。
[実施例3] ドーナッツ製造用アレンジミックス
様々な組成のドーナッツ製造用アレンジミックスを調製し、各種ドーナッツ製造用アレンジミックスとホットケーキミックスとを用いて、ドーナッツを製造した。これにより、本願発明に係るドーナッツ製造用アレンジミックスが特に優れていることを、以下に示す。
ドーナッツ製造のために用いた材料および製造方法は、次の通りである。
==材料==
ドーナッツ製造用アレンジミックス 18g
ホットケーキミックス(森永製菓株式会社、小麦粉含有量約75%) 150g
沸騰したお湯 150cc
グラニュー糖 適量(飾り用)
揚げ油 適量
==製造方法==
1.電子レンジに使用できる耐熱性のボールに、ドーナッツ製造用アレンジミックス18gとホットケーキミックス大さじ2杯を入れ、泡だて器を用いて良く混ぜ合わせ、目視で均一な状態にした。
2.1.のボールに沸騰したお湯150ccを加え、泡だて器を用いて良く混ぜ合わせた。
3.2.のボールを、500Wの電子レンジで40秒間加熱した。加熱したボールを電子レンジから取り出し、泡だて器を用いて約1分間良く混ぜ合わせた。
4.3.のボールに、残りのホットケーキミックスを加え、ゴムベラを用いて、粉が見えなくなるまで切るようにして良く混ぜ合わせることによって、ドーナッツの生地を作った。
5.4.で作った生地を、絞り袋に入れ、丸型の絞り口からクッキングシートに直線状に搾り出した。
6.5.で搾り出した生地を、クッキングシートごと180℃の揚げ油に入れた。途中ではがれてきたクッキングシートは揚げ油から取り除き、残った生地をさらにこんがり色がつくまで揚げた。
7.揚げ上がった生地を揚げ油から取り出し、油切り網の上に乗せて過剰な油を切った後、生地が暖かいうちにグラニュー糖をまぶすことによって、ドーナッツを製造した。
このようにして製造した各ドーナッツについて、5人のパネラーにより、内側の食感がもちもちしているか(もちもち感)、および、油にじみが少なく、外側の食感がさくさくしているか(油切れとさくさく感)の2項目にについて評価した。なお、ここでのもちもち感とは、糯米が原料の切り餅のような弾力のある食感をさす。各項目の具体的な評価定基準は、次の通りである。
==もちもち感==
◎:とてももちもちする
○:もちもちする
△:あまりもちもちしない
×:全くもちもちしない
==油切れとさくさく感==
◎:油にじみがなく、さくさくしている
○:油にじみがさほどなく、ややさくさくしている
△:油にじみがややあり、あまりさくさくしていない
×:油にじみがあり、さくさくしていない
用いたドーナッツ製造用アレンジミックスの配合と、上記官能試験の結果とを、表5に示す。
Figure 0005771385
表5の評価の一番左欄に示したサンプル0は、ドーナッツ製造用アレンジミックスを加えず、粉としてホットケーキミックス150gのみを用いて、ドーナッツを製造した時の結果である。この場合には、もちもち感、そして、油切れとさくさく感のいずれも好ましくなく、特に、もちもち感が非常に弱かった。
これに対し、α化タピオカデンプン、または、加工タピオカデンプンを100重量%含むアレンジミックスを加えてドーナッツを製造したサンプル1および2では、いずれの場合にも、もちもち感が非常に向上した。
次に、α化タピオカデンプンと加工タピオカデンプンとの他に、さらに乳化剤(エマアップKM−100、理研ビタミン)を含む、サンプル3〜6について評価した。サンプル3〜6は、α化タピオカデンプンと加工タピオカデンプンとの配合量の合計が95重量%であり、乳化剤の配合量が5重量%であるという点では同じであるが、α化タピオカデンプンと加工タピオカデンプンとの配合量の内訳が、サンプル3はα化タピオカデンプンが95重量%であり、サンプル4はα化タピオカデンプンが75重量%および加工タピオカデンプンが20重量%であり、サンプル5はα化タピオカデンプンが60重量%および加工タピオカデンプンが35重量%であり、そして、サンプル6はα化タピオカデンプンが50重量%および加工タピオカデンプンが45重量%である点で異なっている。このサンプル3〜6においては、乳化剤を添加することによって、もちもち感は保ったまま、油切れとさくさく感が著しく向上した。さらに、サンプル3〜5においては、もちもち感、および、油切れとさくさく感ともに、極めて良好な結果を示した。
このように、ドーナッツ製造用アレンジミックスにおける、α化タピオカデンプンと加工タピオカデンプンの配合量の合計は、90重量%〜100重量%であることが好ましい。この際の、α化タピオカデンプンの配合量は、45重量%〜100重量%であることが好ましく、55重量%〜95重量%であることがより好ましく、また、加工タピオカデンプンの配合量は、0重量%〜50重量%であることが好ましく、0重量%〜40重量%であることがより好ましい。さらに、ドーナッツ製造用アレンジミックスにおいて、乳化剤が配合されていても良く、その配合量は、0重量%〜10重量%が好ましい。
さらに、サンプル3〜6のアレンジミックスと、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプン、および、乳化剤を含有する点では同じだが、甘味をより向上させるために、食塩をさらに加えたアレンジミックスを用いてドーナッツを製造したサンプル7においては、もちもち感、および、油切れとさくさく感のいずれの点についても、良好な結果が得られた。
このように、ドーナッツ製造用アレンジミックスにおいて、食塩が配合されていても良く、その配合量は、0重量%〜1重量%が好ましい。
本実施例のように、本願発明のドーナッツ製造用アレンジミックスを加えることによって、市販のホットケーキミックスを用いて、家庭でも簡便に、もちもち感、および、油切れとさくさく感に優れたドーナッツを製造することが可能になった。さらに、本願発明のドーナッツ製造用アレンジミックスを用いることによって、もちもちさせるための材料である強力粉などを加えることなく、ホットケーキミックスから弾力のある粘度の高い生地をつくることができ、もちもちした食感と、油切れが良く、さくさくした食感の両方を併せ持ったドーナッツに仕上げることが可能となった。
なお、市販のホットケーキミックスの代わりに、小麦粉と膨張剤とを用いることもできる。この場合には、用いる小麦粉の重量を基準として、適切な量および配合のドーナッツ製造用アレンジミックスを使用することが好ましい。
この適切な量および配合は、先ほどの表5を、小麦粉100重量部に対する添加量(重量部)に算出し直した下記表6から求めることができる。
Figure 0005771385
即ち、小麦粉100重量部に対する、α化タピオカデンプンおよび加工タピオカデンプンの添加量の合計は、14重量部〜16重量部であることが好ましい。この際の、α化タピオカデンプンの添加量は、7.0重量部〜16重量部であることが好ましく、10重量部〜16重量部であることがより好ましく、また、加工タピオカデンプンの添加量は、0重量部〜8.0重量部であることが好ましく、0重量部〜6.4重量部であることがより好ましい。また、小麦粉100重量部に対する、乳化剤の添加量は、0重量部〜1.6重量部が好ましい。
さらに、小麦粉100重量部に対する、食塩の添加量は、0重量部〜0.16重量部が好ましい。

Claims (16)

  1. α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを20重量%〜55重量%含有し、さらに、デキストリンを15重量%〜50重量%、トレハロースを10重量%〜20重量%、および、砂糖を10重量%〜30重量%含有する、メロンパン製造用アレンジミックス。
  2. α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを30重量%〜55重量%含有し、さらに、デキストリンを15重量%〜50重量%、トレハロースを10重量%〜20重量%、および、砂糖を10重量%〜30重量%含有する、メロンパン製造用アレンジミックス。
  3. α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを20重量%〜55重量%含有し、さらに、デキストリンを20重量%〜30重量%、トレハロースを10重量%〜20重量%、および、砂糖を10重量%〜20重量%含有する、メロンパン製造用アレンジミックス
  4. α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを30重量%〜55重量%含有し、さらに、デキストリンを20重量%〜30重量%、トレハロースを10重量%〜20重量%、および、砂糖を10重量%〜20重量%含有する、メロンパン製造用アレンジミックス。
  5. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを2.7重量部〜7.3重量部含有し、さらに、デキストリンを2.0重量部〜6.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜2.7重量部、および、砂糖を1.3重量部〜4.0重量部含有する、メロンパンミックス。
  6. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを4.0重量部〜7.3重量部含有し、さらに、デキストリンを2.0重量部〜6.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜2.7重量部、および、砂糖を1.3重量部〜4.0重量部含有する、メロンパンミックス。
  7. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを2.7重量部〜7.3重量部含有し、さらに、デキストリンを2.7重量部〜4.0重量部、トレハロースを1.3重量部〜2.7重量部、および、砂糖を1.3重量部〜2.7重量部含有する、メロンパンミックス。
  8. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンおよび/または加工タピオカデンプンを4.0重量部〜7.3重量部含有し、さらに、デキストリンを2.7重量部〜4.0重量部、トレハロースを1.3重量部〜2.7重量部、および、砂糖を1.3重量部〜2.7重量部含有する、メロンパンミックス。
  9. α化タピオカデンプンを15重量%〜45重量%含有し、さらに、デキストリンを35重量%〜65重量%、トレハロースを10重量%〜25重量%、および、ホエイパウダーを0重量%〜15重量%含有する、ラスク製造用アレンジミックス。
  10. α化タピオカデンプンを15重量%〜35重量%含有し、さらに、デキストリンを35重量%〜65重量%、トレハロースを10重量%〜25重量%、および、ホエイパウダーを0重量%〜15重量%含有する、ラスク製造用アレンジミックス。
  11. α化タピオカデンプンを15重量%〜45重量%含有し、さらに、デキストリンを45重量%〜65重量%、トレハロースを10重量%〜25重量%、および、ホエイパウダーを0重量%〜15重量%含有するラスク製造用アレンジミックス。
  12. α化タピオカデンプンを15重量%〜35重量%含有し、さらに、デキストリンを45重量%〜65重量%、トレハロースを10重量%〜25重量%、および、ホエイパウダーを0重量%〜15重量%含有するラスク製造用アレンジミックス。
  13. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを2.0重量部〜6.0重量部含有し、さらに、デキストリンを4.7重量部〜8.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜3.3重量部、および、ホエイパウダーを0重量部〜2.0重量部含有するラスクミックス。
  14. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを2.0重量部〜4.7重量部含有し、さらに、デキストリンを4.7重量部〜8.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜3.3重量部、および、ホエイパウダーを0重量部〜2.0重量部含有するラスクミックス。
  15. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを2.0重量部〜6.0重量部含有し、さらに、デキストリンを6.0重量部〜8.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜3.3重量部、および、ホエイパウダーを0重量部〜2.0重量部含有するラスクミックス。
  16. 小麦粉100重量部に対して、α化タピオカデンプンを2.0重量部〜4.7重量部含有し、さらに、デキストリンを6.0重量部〜8.7重量部、トレハロースを1.3重量部〜3.3重量部、および、ホエイパウダーを0重量部〜2.0重量部含有するラスクミックス。
JP2010250008A 2010-11-08 2010-11-08 ホットケーキミックスのアレンジミックス、および、プレミックス食品 Active JP5771385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250008A JP5771385B2 (ja) 2010-11-08 2010-11-08 ホットケーキミックスのアレンジミックス、および、プレミックス食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010250008A JP5771385B2 (ja) 2010-11-08 2010-11-08 ホットケーキミックスのアレンジミックス、および、プレミックス食品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012100559A JP2012100559A (ja) 2012-05-31
JP5771385B2 true JP5771385B2 (ja) 2015-08-26

Family

ID=46391798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010250008A Active JP5771385B2 (ja) 2010-11-08 2010-11-08 ホットケーキミックスのアレンジミックス、および、プレミックス食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5771385B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5822604B2 (ja) * 2011-08-25 2015-11-24 キユーピー株式会社 ケーキミックスの製造方法
WO2016046866A1 (ja) * 2014-09-26 2016-03-31 松谷化学工業株式会社 ドーナツ類及びその製造方法
JP6814565B2 (ja) * 2016-08-03 2021-01-20 日清フーズ株式会社 ドーナツ用ミックス及びドーナツの製造方法
WO2023145550A1 (ja) * 2022-01-25 2023-08-03 日清製粉プレミックス株式会社 上掛け生地用ミックス

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3772934B2 (ja) * 1997-05-15 2006-05-10 日本製粉株式会社 餅様フライ食品の製造方法
JP3424502B2 (ja) * 1997-06-19 2003-07-07 不二製油株式会社 焼き菓子の製造法
JP3634857B2 (ja) * 2003-04-10 2005-03-30 鳥越製粉株式会社 鯛焼き類菓子およびその製造方法並びに鯛焼き類菓子用プレミックス
JP2005052014A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Torigoe Flour Milling Co Ltd イースト発酵食品およびイースト発酵食品用組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012100559A (ja) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5178404B2 (ja) パン類の製造方法
US6042867A (en) Flour blends for breads, cakes, or noodles, and foods prepared from the flour blends
JP5771385B2 (ja) ホットケーキミックスのアレンジミックス、および、プレミックス食品
KR101610913B1 (ko) 쌀 반죽 조성물 및 이를 이용하여 제조되는 제과류 식품
KR101771099B1 (ko) 통 옥수수 빵 제조방법
KR101221561B1 (ko) 무발효 호떡
KR101063169B1 (ko) 야채볶음밥 찐빵의 제조방법
KR101771097B1 (ko) 야채 고로케 제조방법
KR101141518B1 (ko) 팥빵 및 그의 제조방법
US20060110496A1 (en) Low carbohydrate quesadillas
JP4650393B2 (ja) ピザクラストの製造法
JP6637269B2 (ja) 焼成食品の製造方法、焼成食品及び焼成食品生地
JP2004248567A (ja) 菓子の製造方法並びに菓子用プレミックス
KR20190036669A (ko) 배추 부산물 파우더를 포함하는 머핀 제조용 프리믹스 조성물 및 이를 이용한 머핀
JP6450047B1 (ja) 薄片状ノンフライポテトスナックの製造方法
JPWO2019049242A1 (ja) 生地および生地の製造方法
JP4600330B2 (ja) ピザクラストの製造法
CA3069501C (en) Gluten-free tortillas
JP3173923B2 (ja) ピザ用クラスト、ピザ様食品およびその製造方法
JP2017158468A (ja) チョコレート類を用いた組み合わせ食品の製造方法
JP3959435B2 (ja) 高リン含量の馬鈴薯澱粉を用いた麺類、パン類、又は菓子類食品及びその製造法
JP2002360173A (ja) 加工食品
KR20160007216A (ko) 바게트 피자 제조방법
KR20220001524A (ko) 블루베리 치즈돈까스
KR20230076663A (ko) 오븐에 구워 제조한 냉동만두의 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5771385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250