JP5766056B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、調理室内の調理物の量が少なくときは冷却ファンの回転速度を落とし、調理物の量が多いときは冷却ファンの回転速度をアップして、排気口から排出される空気の湿度を湿度センサで検出する電子レンジがある(例えば、特開2003−185146号公報(特許文献1)参照)。上記加熱調理器では、湿度センサにより検出された調理室から排出される空気の湿度に基づいて、調理物の調理状態を判断して調理工程を制御している。
しかしながら、上記加熱調理器では、冷却ファンの回転速度を落とすと、冷却ファンから本体内の電装品に供給される冷却空気の風量も減ってしまうため、マグネトロンなどの電装品の冷却が十分にできず、電装品の温度上昇により壊れたり劣化したりして、信頼性が低下するという問題がある。
特開2003−185146号公報
そこで、この発明の課題は、電装品に対する冷却ファンの冷却能力を低下させることなく、加熱庫内から排出される気体の湿度に基づいて被加熱物の調理状態を正確に検出できる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
給気口と排気口が夫々設けられた加熱庫と、
上記加熱庫内にマイクロ波を供給するマイクロ波発生装置と、
上記加熱庫内の上記マイクロ波発生装置を含む電装品を冷却する冷却ファンと、
上記冷却ファンからの空気の一部を上記加熱庫内に上記給気口を介して供給するための給気通路と、
上記給気口を開閉するための給気ダンパと、
上記加熱庫内の気体を上記排気口を介して外部に排出するための排気通路と、
上記排気通路内に配置され、上記排気口から排出される気体の湿度を検出する湿度センサと、
上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、上記湿度センサにより検出された上記排気口から排出される気体の湿度に基づいて、上記マイクロ波発生装置を制御するマイクロ波制御部と、
上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、上記被加熱物の量に基づいて上記給気ダンパの開度を制御する給気ダンパ開度制御部と
を備え
上記給気ダンパ開度制御部は、
上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波による上記被加熱物の加熱開始時に、上記被加熱物が最小設定量であると想定したときの上記被加熱物から発生する水蒸気に応じた湿度を上記湿度センサにより検出可能となるように、上記給気ダンパの開度を予め設定された最小開度にし、
上記被加熱物の加熱を開始してから上記被加熱物の温度が立ち上がる期間において、上記湿度センサにより検出された湿度の単位時間あたりの湿度変化量が、上記最小設定量の上記被加熱物から発生する水蒸気に応じた単位時間あたりの湿度変化量よりも小さいとき、上記給気ダンパの開度を加熱時間の経過とともに大きくすることを特徴とする。
上記構成によれば、湿度センサにより検出された排気口から排出される気体の湿度に基づいて、マイクロ波制御部によりマイクロ波発生装置を制御して、マイクロ波発生装置からのマイクロ波を加熱庫内に供給して加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、給気通路と給気口を介して加熱庫内に供給された冷却ファンからの空気の一部は、被加熱物から発生する水蒸気が含まれた空気となって排気口と排気通路を介して外部に排出される。そして、排気口から排出される気体の湿度が、排気通路内に配置された湿度センサにより検出される。
また、上記被加熱物の温度が立ち上がる期間において、湿度センサにより検出された湿度の単位時間あたりの湿度変化量が、上記最小設定量の被加熱物から発生する水蒸気に応じた単位時間あたりの湿度変化量よりも小さい場合には、給気ダンパ開度制御部によって給気ダンパの開度を加熱時間の経過とともに大きくするので、被加熱物の量に応じた給気ダンパの開度制御をすることができ、湿度センサにより検出される湿度に基づいて被加熱物の調理状態をより正確に検出できる。
ここで、仮に、冷却ファンからの加熱庫内に供給される空気の風量が一定であるとすると、被加熱物の量の大小によって、発生する水蒸気量が異なるために湿度センサにより検出される湿度が異なり、被加熱物の調理状態を湿度センサにより検出された湿度で正確に判定することができない。
これに対して、上記構成の加熱調理器によれば、被加熱物の量に基づいて給気ダンパ開度制御部が給気ダンパの開度を制御して、例えば、被加熱物の量が少ないときは、給気ダンパの開度を小さくして冷却ファンからの加熱庫内に供給される空気の風量を少なくして、排気口から排出される気体中の単位体積あたりの水蒸気量を上げる一方、被加熱物の量が多いときは、給気ダンパの開度を大きくして冷却ファンからの加熱庫内に供給される空気の風量を多くして、排気口から排出される気体中の単位体積あたりの水蒸気量を下げる。これによって、冷却ファンの回転数を変化させることなく、加熱庫内から排出される気体の湿度に基づいて被加熱物の調理状態を正確に検出できると共に、冷却ファンによる電装品の冷却能力を低下させないようにできる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記給気ダンパ開度制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、上記被加熱物の量の多少に応じて上記給気ダンパの開度が大小になるように制御する。
上記実施形態によれば、マイクロ波発生装置からのマイクロ波を加熱庫内に供給して加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、給気ダンパ開度制御部によって、被加熱物の量の多少に応じて上記給気ダンパの開度が大小になるように制御することによって、加熱庫内から排出される気体の湿度に基づいて被加熱物の調理状態をより正確に検出できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記給気ダンパ開度制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の上記被加熱物を加熱するとき、上記被加熱物の量および上記被加熱物の種類に基づいて上記給気ダンパの開度を制御する。
上記実施形態によれば、マイクロ波発生装置からのマイクロ波を加熱庫内に供給して加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、被加熱物の量だけでなく、被加熱物の種類(例えば液体または固体)によっても被加熱物から発生する水蒸気量は異なるので、給気ダンパ開度制御部により、被加熱物の量および被加熱物の種類に基づいて給気ダンパの開度を制御することによって、加熱庫内から排出される気体の湿度に基づいて被加熱物の調理状態をより正確に検出できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の上記被加熱物を加熱するとき、上記冷却ファンの回転数が略一定になるように上記冷却ファンを制御する冷却ファン制御部を備えた。
上記実施形態によれば、マイクロ波発生装置からのマイクロ波を加熱庫内に供給して加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、冷却ファン制御部により、冷却ファンの回転数が略一定になるように冷却ファンを制御するので、給気ダンパの開度制御によって冷却ファンからの加熱庫内に供給される空気の風量を正確に制御でき、加熱庫内から排出される気体の湿度に基づいて被加熱物の調理状態をより正確に検出できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記給気ダンパ開度制御部が上記給気ダンパの開度を制御するときに用いる上記被加熱物の量を、ユーザーの操作により入力するための入力操作部を備えた。
上記実施形態によれば、給気ダンパ開度制御部が給気ダンパの開度を制御するときに用いる被加熱物の量を、入力操作部によってユーザーの操作により入力するので、被加熱物の重量を検出するセンサなしに給気ダンパ開度制御部による給気ダンパの開度制御が行え、構成を簡略化できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱庫内の上記被加熱物の重量を検出する重量センサを備え、
上記給気ダンパ開度制御部は、上記重量センサにより検出された上記被加熱物の重量に基づいて上記給気ダンパの開度を制御する。
上記実施形態によれば、重量センサにより検出された被加熱物の重量に基づいて、給気ダンパ開度制御部が給気ダンパの開度を制御するので、被加熱物の正確な重量に基づいて給気ダンパの開度制御をより確実に行うことができる。
以上より明らかなように、この発明の加熱調理器によれば、冷却ファンによる電装品の冷却能力を低下させることなく、加熱庫内から排出される気体の湿度を正確に検出できる加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の実施の一形態の加熱調理器の正面図である。 図2は上記加熱調理器の把手付きドアを開放した状態の上面図である。 図3は上記加熱調理器の把手付きドアを開放した状態の正面図である。 図4は上記加熱調理器の模式断面図である。 図5は上記加熱調理器のケーシングを取り外した状態の斜視図である。 図6は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図7は上記加熱調理器の給気ダンパの開閉動作を説明するための模式図である。 図8は上記加熱調理器の給気ダンパの開閉動作を説明するための模式図である。 図9は上記加熱調理器の給気ダンパの開閉動作を説明するための模式図である。 図10は上記加熱調理器の給気ダンパの開閉動作を説明するための模式図である。 図11は上記加熱調理器の給気ダンパの開閉動作を説明するための模式図である。 図12は上記給気ダンパの変形例を説明するための斜視図である。 図13は上記給気ダンパの変形例を説明するための斜視図である。
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態の加熱調理器の正面図である。
上記加熱調理器は、本体ケーシング1と、この本体ケーシング1の前面側に取り付けられた把手付きドア2とを備えている。この把手付きドア2の略中央に耐熱ガラス5を取り付けている。また、本体ケーシング1の前面側には、閉鎖時の把手付きドア2と隣り合うように入力操作部の一例としての操作パネル3を設けている。そして、把手付きドア2と操作パネル3の下方には、露受容器4を配置している。
上記操作パネル3は液晶表示部7を有し、この液晶表示部7により操作に応じた表示を行う。また、図示しないが、操作パネル3には、複数の押ボタンなどを設けている。
上記露受容器4は、本体ケーシング1の底部の前側に設けられた2つの前脚6,6に着脱可能な容器である。そして、露受容器4を前方から後方に向かって本体ケーシング1の下側に挿入して前脚6,6に取り付けると、露受容器4の一部が閉鎖時の把手付きドア2の後面(裏面)の下方に位置する。これにより、把手付きドア2を開放したとき、把手付きドア2の後面に付着した結露水が露受容器4内に滴下するようにしている。
図2は、上記加熱調理器の把手付きドア2を開いた状態を上方から見た上面図である。また、図3は、上記加熱調理器の把手付きドア2を開いた状態を正面から見た正面図である。
図2,図3に示す本体ケーシング1内には、被加熱物23(図4参照)を加熱するための加熱庫8を設置している。加熱庫8は前面側に開口部8cに有し、この開口部8cは把手付きドア2の左右方向の回動により開閉される。ここで、把手付きドア2は、本体ケーシング1の左側の側端部を中心に回動する。
なお、図3において、80は、蒸気発生装置13(図5参照)で発生した蒸気が加熱庫108内に向かって吹き出す蒸気吹出口である。
図4は上記加熱調理器の模式断面図である。
上記加熱調理器では、本体ケーシング1外の空気が、冷却ファン16によって、複数の吸気口17を介して本体ケーシング1内に吸い込まれる。この複数の吸気口17を介して本体ケーシング1内に吸い込まれた空気の一部は、給気通路の一例としての電装品室9を通過した後、給気ダンパ50が開いた状態で給気口8aから加熱庫8に流入する。一方、上記複数の吸気口17を介して本体ケーシング1内に吸い込まれた空気のうち、給気口8aを介して加熱庫8に流入しなかった空気は、電装品室9を通過した後、本体ケーシング1の底部側に流れて加熱庫8の下側の風通路112を介して排気ダクト100の冷却空気入口101に流入する。
また、上記加熱庫8内の空気の一部は、排気口8bと、排気チューブ18を介して排気ダクト100に排出されて、排気ダクト100内で冷却空気入口101から流入した空気と混合されて希釈される。排気チューブ18と排気ダクト100で排気通路を構成している。
この排気ダクト100内で希釈された空気は、排気ダクト100に設けられた複数の排出口102から、露受容器4の左側端部(把手付きドア2の回動軸に近い側の端部)内に向かって吹き出す。
ここで、上記風通路112を流れる空気の一部は、本体ケーシング1の底板の前面側に設けられた複数の冷却風吹出口70から、露受容器4の左側側端部内に向かって吹き出す。
なお、図4において、26はヒータである。また、吸気口17は本体ケーシング1の後部に設けられた複数のスリットで構成されている。
図5は、上記加熱調理器の本体ケーシング1を取り外した状態を後方かつ斜め上方から見た斜視図である。
上記本体ケーシング1内において、加熱庫8の側方かつ操作パネル3の後方に電装品室9を設け、加熱庫8の後方かつ電装品室9の後方に吸気空間10を設けている。
上記加熱庫8内の上側の空間には、被加熱物23を加熱するためのヒータ26を配置している。
一方、上記加熱庫8外においては、加熱庫8の上方、下方、後方および両側方のそれぞれに、遮熱板11,11,…を配置している。つまり、遮熱板11,11,…は、加熱庫8の開口部8cを除く周囲に配置されている。また、遮熱板11と加熱庫8との間の空間には断熱材(図示せず)を充填している。なお、図5において、加熱庫8の上方の遮熱板の図示は省略している。
また、上記加熱庫8の後面側には、加熱庫8へ供給される蒸気を発生する蒸気発生装置13を配置している。また、加熱庫8の下側には、蒸気発生装置13に給水チューブを介して接続された給水ポンプ35(図6参照)を配置している。
上記電装品室9内には、給水タンク(図示せず)が収納されるタンク収納部15、マイクロ波発生装置の一例としてのマグネトロン51、電源トランス52などが配置されている。そして、被加熱物23の加熱時には、冷却ファン16からの冷却風が電装品室9内を流れ、マグネトロン51などの電装品を冷却できるようにしている。なお、マグネトロン51や電源トランス52などの電装品は発熱部品の一例である。
上記マグネトロン51で発生したマイクロ波は、導波管(図示せず)を介して加熱庫8の下部中央に導かれ、回転アンテナ(図示せず)によって攪拌されながら加熱庫8内の上方に向かって放射されて被加熱物23を加熱する。
上記冷却ファン16からの空気の一部は、マグネトロン51の放熱フィンが設けられた放熱部51aを通過した後、前面側に配置された給気ダンパ50によって開閉される給気口8a側に流入する。
上記収納部15に収納された給水タンク内の水は、給水ポンプ35によって、給水チューブ(図示せず)を介して蒸気発生装置13に供給される。蒸気発生装置13は、給水ポンプ35からの水を蒸気発生用ヒータ24で加熱して、水蒸気を発生する。
上記吸気空間10には、冷却ファン16の駆動に伴い、本体ケーシング1外の空気が複数の吸気口17(図4参照)から流れ込む。そして、吸気空間10内の空気は冷却ファン16で電装品室9内に送られる。
なお、図5において、21は、電装品室9と吸気空間10とを仕切る間仕切壁である。この間仕切壁21に冷却ファン16を取り付けている。
図6は上記加熱調理器の制御ブロック図である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置200を電装品室9(図4,図5参照)内に備えている。この制御装置200は、ヒータ26,冷却ファン用モータ30,給気ダンパ用モータ31,給気ダンパ用エンコーダ32,操作パネル3,庫内温度センサ33,解凍センサ34,湿度センサ90,給水ポンプ35,ドア開閉センサ36,蒸気発生装置13およびマグネトロン51が接続されている。操作パネル3からの信号および給気ダンパ用エンコーダ32,庫内温度センサ33,解凍センサ34,ドア開閉センサ36,湿度センサ90からの検出信号に基づいて、制御装置200は、ヒータ26,冷却ファン用モータ30,給気ダンパ用モータ31,操作パネル3,給水ポンプ35,蒸気発生装置13およびマグネトロン51などを制御する。
上記制御装置200は、マグネトロン51を制御するマイクロ波制御部200aと、給気ダンパ50の開度を制御する給気ダンパ開度制御部200bと、冷却ファン16を制御する冷却ファン制御部200cとを有する。
また、上記ドア開閉センサ36は、把手付きドア2の開閉状態を検出するセンサであり、把手付きドア2の開閉状態に応じた検出信号を制御装置200へ出力する。
図7〜図11は上記給気ダンパ50の開閉動作を説明するための模式図である。なお、実際には給気口8aは複数の穴からなるが、説明を判り易くするため、図7〜図11では給気口8aを一つの貫通穴とみなして図示する。したがって、図7〜図11における給気口8aの開口面積は、実際の給気口8aの複数の穴の開口面積の合計に相当する。
上記給気ダンパ50は、図7に示すように、側方から見た形状が略扇形状であり、軸40を中心に図中矢印方向に揺動可能になっている。給気ダンパ用エンコーダ32は、給気ダンパ50の揺動角を検出し、検出した揺動角を示す信号を制御装置200へ出力する。制御装置200は、給気ダンパ用エンコーダ32からの信号に基づいて、給気ダンパ用モータ31を制御する。これにより、図11に示すように、給気口8aを給気ダンパ50で完全に閉鎖して、加熱庫8内への給気を停止させることができるようになっている。また、制御装置200が給気ダンパ用モータ31を制御して、図8に示すように、給気口8aの開口面積を全開時(図7の状態時)の約3/4にしたり、図9に示すように、給気口8aの開口面積を全開時の約1/2にしたり、図10に示すように、給気口8aの開口面積を全開時の約1/4にしたりすることもできるようになっている。このように、制御装置200は、給気ダンパ50の揺動角を任意の角度に制御して、給気口8aの開口面積を任意に変更できるようになっている。つまり、複数の吸気口17を介して本体ケーシング1内に吸い込まれた空気のうち、給気口8aを介して加熱庫8に流入する空気の割合を任意に変更できるようになっている。
以下、マイクロ波を用いたレンジ加熱中の制御装置200による給気ダンパ50の開閉制御について説明する。ここで、レンジ加熱とは、ヒータ26およびマグネトロン51のうち、マグネトロン51だけをオンして、被加熱物23を加熱することである。
まず、レンジ加熱をスタートする前に、液晶表示部7の表示に従ってユーザーが操作パネル3を操作して、レンジ加熱のモードを選択すると共に、加熱庫8内の被加熱物23の量を入力する。
次に、ユーザーがスタートボタン(図示せず)を押して、マイクロ波制御部200aによりマグネトロン51が制御されて、マグネトロン51からのマイクロ波を加熱庫8内に供給してレンジ加熱がスタートすると、給気ダンパ開度制御部200bによる給気ダンパ50の開閉制御もスタートする。このとき、制御装置200の冷却ファン制御部200cは冷却ファン16を略一定の回転数で駆動する。
次に、給気ダンパ開度制御部200bによって、被加熱物23の量の多少に応じて給気ダンパ50の開度が大小になるように制御することによって、冷却ファン16による電装品の冷却能力を低下させることなく、湿度センサ90によって検出された加熱庫8内から排出される気体の湿度に基づいて、制御装置200は、被加熱物23の調理状態をより正確に検出することができる。
また、被加熱物23の量だけでなく、被加熱物23の種類(例えば液体または固体)によっても被加熱物23から発生する水蒸気量は異なるので、給気ダンパ開度制御部200bにより、被加熱物23の量および被加熱物23の種類に基づいて給気ダンパ50の開度を制御するようにしてもよい。これによって、加熱庫8内から排出される気体の湿度に基づいて被加熱物23の調理状態をより正確に検出することができる。
また、冷却ファン制御部200cにより、冷却ファン16の回転数が略一定になるように冷却ファン16を制御するので、給気ダンパ50の開度制御により冷却ファン16からの加熱庫8内に供給される空気の風量を正確に制御でき、加熱庫8内から排出される気体の湿度に基づいて被加熱物23の調理状態をより正確に検出することができる。また、上記開閉制御中、冷却ファン16が本体ケーシング1内へ吹き出した気体によって、マグネトロン51や電源トランス52などの電装品が冷却されるので、電装品の熱破壊を防ぐことができ、電装品の信頼を向上できる。
また、給気ダンパ開度制御部200bが給気ダンパ50の開度を制御するときに用いる被加熱物23の量を、操作パネル3によってユーザーの操作により入力するので、被加熱物23の重量を検出するセンサなしに給気ダンパ開度制御部200bによる給気ダンパ50の開度制御が行うことができ、構成を簡略化できる。
なお、加熱庫8内の被加熱物の重量を検出する重量センサを備えてもよい。この場合、重量センサにより検出された被加熱物の重量に基づいて、給気ダンパ開度制御部200bが給気ダンパ50の開度を制御することによって、被加熱物の正確に重量に基づいて給気ダンパ50の開度制御を確実に行うことが可能になる。
また、給気ダンパ開度制御部200bは、マグネトロン51からのマイクロ波による被加熱物の加熱開始時に、被加熱物が最小設定量であると想定したときの被加熱物から発生する水蒸気に応じた湿度を湿度センサ90により検出可能となるように、給気ダンパ50の開度を所定最小開度にしてもよい。そうして、マイクロ波による加熱を開始してから被加熱物の温度が立ち上がるまでの期間において、湿度センサ90により検出された湿度の単位時間あたり湿度変化量が、最小設定量の被加熱物から発生する水蒸気に応じた単位時間あたりの湿度変化量よりも小さい場合には、給気ダンパ開度制御部200bによって給気ダンパ50の開度を加熱時間の経過とともに段階的に大きくするので、被加熱物の量に応じた給気ダンパ50の開度制御をすることができ、湿度センサ90により検出される湿度に基づいて被加熱物の調理状態をより正確に検出できる。
上記給気ダンパ50を開いて給気口8aの開度を100%にした状態は、給気ダンパ50が給気口8aの全てを覆わず、給気口8aを介して加熱庫8内へ大量の給気を行える状態に相当する。また、給気口8aの開度を0%にした状態は、給気ダンパ50が給気口8aの全てを覆っており、給気口8aを介して加熱庫8内へ給気を行えない状態に相当する。
次に、制御装置200が被加熱物23の加熱調理が終了したと判定すると、給気ダンパ50を揺動させて、給気口8aを全開にすると、上記開閉制御が終了する。
また、上記電装品室9を流れ、かつ、給気口8aに流れ込まなかった気体は、最終的には、排気口8bから排出された排気と混合されるので、その排気の希釈に寄与する。したがって、上記排気の希釈効果を高めることができる。
なお、上記過熱水蒸気を用いた加熱を行う場合は、加熱庫8内の上側のヒータ26がオンされると共に給水ポンプ35を駆動し、蒸気発生用ヒータ24が給水タンクからの水を加熱して、蒸気発生装置13で発生した水蒸気が加熱庫8内に吹き出し、加熱庫8内でヒータ26により加熱されて100℃以上の過熱水蒸気となって、加熱庫8内の上側のヒータ26からの輻射熱および100℃以上の過熱水蒸気により被加熱物23が加熱調理される。
上記実施形態では、図7〜図11に示す揺動式の給気ダンパ50で給気口8aを開閉していたが、図12に示すように、回動式の給気ダンパ250で給気口8aを開閉するようにしてもよい。
上記給気ダンパ250を使用する場合についてより詳しく説明すると、給気ダンパ250は、本体部250と、本体部250aの上端部に設けられた上フランジ部250bと、本体部250aの下端部に設けられた下フランジ部250cを有して、固定軸262を中心に図12中の矢印Rの方向に回動可能になっている。また、上フランジ部250bおよび下フランジ部250cのそれぞれの一端部は、回動軸262に連結されている。また、下フランジ部250cには、直線状の長穴であるカム溝250dが設けられている。このカム溝250dは、回動軸262に対して垂直な方向に延びている。
また、上記給気ダンパ250の下方には、ダンパカム260を回転させる給気ダンパ用モータ31が配置される。ダンパカム260の回転角は回転角検出スイッチ261で検出できるようになっている。また、上記ダンパカム260はカム軸260aを上端面に有しており、このカム軸260aがカム溝250d内に挿通されている。
このような給気ダンパ250の本体部250aが給気口8aの周縁部に密接すると、給気口8aの開度は全閉となる。これにより、冷却ファン16からの外気は給気口8aを通過できなくなる。つまり、加熱庫8内への給気は行われない。
そして、上記給気ダンパ用モータ31でダンパカム26を回転駆動すると、図13に示すように、カム軸260aがカム溝250d内を移動し、給気ダンパ250が給気口8aから離れる方向に回動する。これにより、給気口8aの開度は全開となり、図13中の太矢印で示すように、冷却ファン16からの空気が給気口8aを通過できるようになる。
また、上記給気ダンパ250で給気口8aの開度を中間開度にする場合、図12の給気ダンパ250の回動角よりも大きく、かつ、図13の給気ダンパ250の回動角よりも小さくする。これにより、冷却ファン16の送風量を変更せずに、給気口8aを介した加熱庫8内への給気量を、給気口8aの開度が100%のときの給気量よりも少なくして、加熱庫8内に適度な給気を行える。ここで、給気口8aの開度を0%にした状態とは、給気口8aを介して加熱庫8内へ給気を行えない状態であって、給気ダンパ250の回動角が0°の状態に相当する。また、給気口8aの開度を100%にした状態とは、給気口8aを介して加熱庫8内へ給気を行える状態であって、給気ダンパ250の回動角が50°の状態に相当する。
上記変形例の給気ダンパ250によって、給気ダンパ50と同様の開閉動作をさせる。
また、上記実施形態では、本体ケーシング1に対して横方向に回動する把手付きドア2で加熱庫8の開口部8cを開閉していたが、本体ケーシング1に対して前後方向にスライドする扉で加熱庫8の開口部8cを開閉するようにしてもよい。すなわち、本発明の加熱調理器が備える扉は、回動式であってもよいし、スライド式であってもよい。
本発明の加熱調理器としては、例えば、マイクロ波加熱や過熱水蒸気を用いた加熱が可能なオーブンレンジのみならず、マイクロ波加熱が可能で過熱水蒸気を使用しないオーブンレンジ、マイクロ波のみを用いた電子レンジなどがある。
本発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱水蒸気または飽和水蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、本発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱水蒸気または飽和水蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱水蒸気または飽和水蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱庫内は過熱水蒸気または飽和水蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱庫内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
上記実施の形態では、給気ダンパ50,250を備えた加熱調理器について説明したが、給気ダンパはこれに限らず、加熱庫に設けられた給気口を開閉する他の構成の給気ダンパでもよい。
また、上記実施の形態では、排気通路(排気チューブ18と排気ダクト100)から本体ケーシング1下側の露受容器4内に排気される加熱調理器について説明したが、排気通路はこれに限らず、加熱庫の上側に設けられた排気口から本体ケーシング上側に排気を案内し、冷却ファンからの空気の一部と混合希釈されて排出されるものであってもよい。
また、この発明の加熱調理器の湿度センサにより検出される湿度は、相対湿度であってもよいし、絶対湿度であってもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…本体ケーシング
2…把手付きドア
3…操作パネル
4…露受容器
8…加熱庫
8a…給気口
8b…排気口
8c…開口部
9…電装品室
10…吸気空間
11,11…遮熱板
13…蒸気発生装置
15…タンク収納部
16…冷却ファン
17…吸気口
18…排気チューブ
21…間仕切壁
23…被加熱物
24…蒸気発生用ヒータ
26…ヒータ
30…冷却ファン用モータ
31…給気ダンパ用モータ
32…給気ダンパ用エンコーダ
33…庫内温度センサ
35…給水ポンプ
36…ドア開閉センサ
50,250…給気ダンパ
51…マグネトロン
52…電源トランス
90…湿度センサ
100…排気ダクト
101…冷却空気入口
200…制御装置
200a…マイクロ波制御部
200b…給気ダンパ開度制御部
200c…冷却ファン制御部

Claims (6)

  1. 給気口と排気口が夫々設けられた加熱庫と、
    上記加熱庫内にマイクロ波を供給するマイクロ波発生装置と、
    上記加熱庫内の上記マイクロ波発生装置を含む電装品を冷却する冷却ファンと、
    上記冷却ファンからの空気の一部を上記加熱庫内に上記給気口を介して供給するための給気通路と、
    上記給気口を開閉するための給気ダンパと、
    上記加熱庫内の気体を上記排気口を介して外部に排出するための排気通路と、
    上記排気通路内に配置され、上記排気口から排出される気体の湿度を検出する湿度センサと、
    上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、上記湿度センサにより検出された上記排気口から排出される気体の湿度に基づいて、上記マイクロ波発生装置を制御するマイクロ波制御部と、
    上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、上記被加熱物の量に基づいて上記給気ダンパの開度を制御する給気ダンパ開度制御部と
    を備え
    上記給気ダンパ開度制御部は、
    上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波による上記被加熱物の加熱開始時に、上記被加熱物が最小設定量であると想定したときの上記被加熱物から発生する水蒸気に応じた湿度を上記湿度センサにより検出可能となるように、上記給気ダンパの開度を予め設定された最小開度にし、
    上記被加熱物の加熱を開始してから上記被加熱物の温度が立ち上がる期間において、上記湿度センサにより検出された湿度の単位時間あたりの湿度変化量が、上記最小設定量の上記被加熱物から発生する水蒸気に応じた単位時間あたりの湿度変化量よりも小さいとき、上記給気ダンパの開度を加熱時間の経過とともに大きくすることを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記給気ダンパ開度制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の被加熱物を加熱するとき、上記被加熱物の量の多少に応じて上記給気ダンパの開度が大小になるように制御することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記給気ダンパ開度制御部は、上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の上記被加熱物を加熱するとき、上記被加熱物の量および上記被加熱物の種類に基づいて上記給気ダンパの開度を制御することを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記マイクロ波発生装置からのマイクロ波を上記加熱庫内に供給して上記加熱庫内の上記被加熱物を加熱するとき、上記冷却ファンの回転数が略一定になるように上記冷却ファンを制御する冷却ファン制御部を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記給気ダンパ開度制御部が上記給気ダンパの開度を制御するときに用いる上記被加熱物の量を、ユーザーの操作により入力するための入力操作部を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記加熱庫内の上記被加熱物の重量を検出する重量センサを備え、
    上記給気ダンパ開度制御部は、上記重量センサにより検出された上記被加熱物の重量に基づいて上記給気ダンパの開度を制御することを特徴とする加熱調理器。
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