JP5746658B2 - 情報処理装置、方法及びプログラム、並びに、情報通信端末、その制御方法及びその制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、方法及びプログラム、並びに、情報通信端末、その制御方法及びその制御プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、方法及びプログラム、並びに、情報通信端末、その制御方法及びその制御プログラムに関する。
インターネット上の電子商取引のサイトにおいて、ユーザが過去に購入したコンテンツ(書籍、楽曲、食料品等)の傾向に基づいて、当該ユーザが興味を持ちそうな推薦コンテンツを推定し、当該ユーザに提示する情報処理方法がある。
しかしながら、推薦コンテンツを単にユーザに提示しただけでは、ユーザは推薦コンテンツに興味を示さない場合が多い。そのため、従来の情報処理方法では、推薦コンテンツとともに、推薦コンテンツに対応付けられた付加情報をユーザに提示するものがある。
例えば、他のユーザが推薦コンテンツに対して書き込んだレビューを、ユーザに提示しようとするものがある。例えば、推薦コンテンツの特徴を表すキーワードを推定して、ユーザに提示しようとするものがある。例えば、推薦コンテンツの案内情報からキャッチコピーを生成して、ユーザに提示しようとするものがある。
しかしながら、従来の情報処理方法では、付加情報を提示したことによるユーザの嗜好の変化を推定していないため、実際にユーザが興味を示すコンテンツを推定することができないという課題がある。
特開2007−510967号公報 特開2010−118086号公報 特開2009−116548号公報
発明が解決しようとする課題は、実際にユーザが興味を示すコンテンツを推定することができる情報処理装置、方法及びプログラム、並びに、情報通信端末、その制御方法及びその制御プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の実施形態に係る情報処理装置は、ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理装置であって、コンテンツ記憶部と、付加情報記憶部と、選択履歴記憶部と、第1推定部と、第2推定部と、選択部とを備える。
コンテンツ記憶部は、複数のコンテンツを記憶する。付加情報記憶部は、前記コンテンツに対する付加情報を記憶する。選択履歴記憶部は、前記ユーザが過去に選択した前記コンテンツ及び前記付加情報の選択履歴を記憶する。第1推定部は、前記ユーザの選択履歴に基づいて、前記コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報を推定する。第2推定部は、前記ユーザの選択履歴に基づいて、前記付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報を推定する。選択部は、前記第1嗜好情報と前記第2嗜好情報とに基づいて、前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを選択する。
また、本発明の他の実施形態に係る情報通信端末は、ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理装置に接続可能な情報通信端末であって、指定部と、出力部と、取得部と、表示部とを備える。
指定部は、前記コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報の重み係数αと、前記付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報の重み係数βとを指定する。出力部は、前記重み係数αと前記重み係数βとを前記情報処理装置に出力する。取得部は、前記情報処理装置において、前記第1嗜好情報と、前記第2嗜好情報と、前記重み係数αと、前記重み係数βとに基づいて求められた前記推薦コンテンツと推薦付加情報とを取得する。表示部は、前記推薦コンテンツと推薦付加情報とを表示する。
実施形態の利用態様を表す一例図。 実施形態に係る情報処理装置1を表すブロック図。 情報処理装置1の処理を表すフローチャート。 書籍情報及び書籍属性の一例図。 付加情報取得部11の処理を表すフローチャート。 キャッチコピー情報の一例図。 属性抽出部12の処理を表すフローチャート。 属性抽出部12が用いる意味辞書の一例図。 キャッチコピーID及びキャッチコピー属性の一例図。 格納部23に格納されているメタデータ及び注釈情報の一例図。 選択履歴の一例図。 第1嗜好情報の一例図。 第1推定部の処理を表すフローチャート。 第2嗜好情報の一例図。 第2推定部15の処理を表すフローチャート。 スコア算出部16の処理を表すフローチャート。 推薦スコアZの算出手法の一例を表す説明図。 情報通信端末10を表すブロック図。 表示部22の表示形態を表す一例図。
(実施形態)
第1の実施形態に係る情報処理装置1は、パーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォン等の情報通信端末10と接続可能なサーバ等に好適である。
情報処理装置1は、書籍、楽曲、動画、食料品等のコンテンツについて、情報処理装置1を利用するユーザからの付加情報(例えば、キャッチコピー)を取得しておく。情報処理装置1は、情報通信端末10のユーザ(対象ユーザ)が過去に閲覧や購入したコンテンツの履歴から、コンテンツ及び付加情報に対するユーザの嗜好を推定し、当該嗜好に基づいて、ユーザに提示すべきコンテンツ及び付加情報を求める。これにより、実際にユーザが興味を示すコンテンツを推定することができる。
本実施形態では、コンテンツが「書籍」であり、付加情報が「キャッチコピー」である場合について説明する。
図1は、本実施形態の利用態様を表す一例図である。図1では、情報通信端末10の表示部22(後述)に、電子商取引サイトにおける書籍販売のページ101が表示されている。このペーシ101には、領域102と、領域103とが含まれている。
領域102には、キャッチコピーが記述されている帯付きの書籍の表紙と、当該書籍の詳細情報と、当該書籍を購入するための購入ボタンとが表示される。書籍内容の領域102が表示されている。領域103には、ユーザに推薦すべき推薦書籍が、キャッチコピーを含む帯付きで表示されている。本実施形態の情報処理装置1は、この領域103に表示すべき推薦書籍及びキャッチコピーを求めるものである。
図2は、情報処理装置1を表すブロック図である。情報処理装置1は、コンテンツ記憶部51と、付加情報記憶部52と、選択履歴記憶部53と、付加情報取得部11と、属性抽出部12と、検出部13、第1推定部14と、付加情報抽出部15と、スコア算出部16と、選択部17と、出力部18とを備える。
コンテンツ記憶部51は、書籍の詳細情報と、書籍属性とを対応付け、書籍情報として記憶している。書籍属性とは、書籍の特徴を表すキーワードの組み合わせにより表わされる。なお、書籍属性は、キーワードの組合せを、予め定めた規則に従って、数値で表したものであってもよい。
付加情報取得部11は、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍情報に対して、複数のユーザが入力したキャッチコピーを取得する。ここでいうユーザとは、情報処理装置1を利用する者であっても、書籍の販売者であっても構わない。
属性抽出部12は、取得されたキャッチコピーを意味解析して、当該キャッチコピーの属性(キャッチコピー属性)を抽出する。キャッチコピー属性は、キャッチコピーの特徴を表すキーワードの組み合わせにより表わされるものである。なお、キャッチコピー属性は、キーワードの組合せを予め定めた規則に従って、数値で表したものであってもよい。
属性抽出部12は、取得されたキャッチコピーと、算出されたキャッチコピー属性とを対応付けて、付加情報記憶部52に書き込む。
検出部13は、対象ユーザが書籍販売のページ101に表示されている書籍やキャッチコピーを選択したかどうかを検出する。例えば、検出部13は、ユーザが、書籍販売のページ101上で書籍やキャッチコピーをクリックしたかどうかや、購入ボタンをクリックしたかどうか等を検出する。検出部13は、現在までにユーザが選択した書籍やキャッチコピーを選択履歴として、選択履歴記憶部53に書き込む。
第1推定部14は、ユーザの選択履歴を用いて、書籍に対する当該ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報を推定する。詳細は後述する。
第2推定部15は、ユーザの選択履歴を用いて、キャッチコピーに対する当該ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報を推定する。詳細は後述する。
スコア算出部16は、第1嗜好情報と第2嗜好情報とに基づいて、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍情報の各々と、付加情報記憶部52に記憶されている各キャッチコピーとの組に対して、ユーザがどの程度の興味を示すかを評価するための推薦スコアを算出する。
選択部17は、各書籍情報と各キャッチコピーとの組の中で、推薦スコアが高い組を少なくとも1つ選択する。選択部17は、推薦スコアが高い組に含まれる書籍情報をコンテンツ記憶部51から抽出する。選択部17は、推薦スコアが高い組に含まれるキャッチコピーを付加情報記憶部52から抽出する。
出力部18は、抽出された書籍情報及びキャッチコピーを情報通信端末10に出力する。情報通信端末10に出力される書籍情報が推薦書籍情報であり、情報通信端末10に出力されるキャッチコピーが、推薦キャッチコピーである。
付加情報取得部11と、属性抽出部12と、検出部13、第1推定部14と、付加情報抽出部15と、スコア算出部16と、選択部17と、出力部18とは、中央演算処理装置(CPU)、及びCPUが用いるメモリにより実現されてよい。コンテンツ記憶部51と、付加情報記憶部52と、選択履歴記憶部53とは、CPUが用いるメモリや補助記憶装置により実現されてよい。
以上、情報処理装置1の構成について説明した。
図3は、情報処理装置1の処理を表すフローチャートである。付加情報取得部11は、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍情報に対して、情報処理装置1を利用するユーザが付加したキャッチコピーを取得する(S101)。
属性抽出部12は、取得されたキャッチコピーを意味解析して、キャッチコピー属性を抽出する(S102)。属性抽出部12は、取得されたキャッチコピーと、算出されたキャッチコピー属性とを対応付けて、付加情報記憶部52に書き込む。
検出部13は、ユーザが書籍販売のページ101に表示されている書籍やキャッチコピーを選択したかどうかを検出する(S103)。検出部13は、現在までにユーザが選択した書籍やキャッチコピーを選択履歴として、選択履歴記憶部53に書き込む。
第1推定部14は、ユーザの選択履歴を用いて、第1嗜好情報を推定する(S104)。第2推定部15は、ユーザの選択履歴を用いて、第2嗜好情報を推定する(S105)。
スコア算出部16は、第1嗜好情報と第2嗜好情報とに基づいて、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍情報の各々と、付加情報記憶部52に記憶されている各キャッチコピーとの組に対して、推薦スコアを算出する(S106)。
選択部17は、各書籍情報と各キャッチコピーとの組の中で、推薦スコアが高い組を少なくとも1つ選択する(S107)。選択部17は、推薦スコアが高い組に含まれる書籍情報をコンテンツ記憶部51から抽出する。選択部17は、推薦スコアが高い組に含まれるキャッチコピーを付加情報記憶部52から抽出する。本実施形態では、推薦スコアが最も高い組を1つ選択するものとする。したがって、抽出される書籍情報及びキャッチコピーは各々1つである。
出力部18は、選択された書籍情報及びキャッチコピーを情報通信端末10に出力する(S108)。
以上、情報処理装置1の処理について説明した。
以下、本実施形態の情報処理装置1について詳述する。
コンテンツ記憶部51は、書籍情報と書籍属性とを対応付けて記憶している。図4は、書籍情報及び書籍属性の一例図である。図4に示すように、例えば書籍情報は、書籍IDと、タイトルと、著者と、表紙の画像と、詳細情報とを含む。コンテンツ記憶部51に記憶されている。
書籍属性は、各書籍の詳細情報に基づいて予め設定しておき、書籍IDと対応付けられ、コンテンツ記憶部51に記憶されている。なお、書籍属性は、属性IDで管理して別の記憶部(不図示)に記憶されていてもよい。図4において、書籍「C001」は、「ミステリー」、「ホラー」、「著者001」という書籍属性を持っているが、「サスペンス」や「著者002」の書籍属性を持っていないことを意味している。この例では、書籍属性が存在するかどうかの情報のみ利用しているが、各書籍属性に重み付けをして記憶しておいてもよい。
付加情報取得部11は、コンテンツ記憶部51に記憶された書籍に対するキャッチコピーを取得する。本実施形態では、情報処理装置1を利用するユーザからの入力によって、キャッチコピーを取得する。例えば、ここでいうユーザは、情報処理装置1を利用するためのユーザIDを持っている利用者を想定しているが、書籍の販売業者や、芸能人・コピーライター等、特定のユーザに限ってもよい。
図5は、付加情報取得部11の処理を表すフローチャートである。ここで、キャッチコピーを付与するユーザのユーザIDは、ログイン操作等によって判別可能になっているものとする。
付加情報取得部11は、キャッチコピーを付与する対象となる対象書籍情報を、コンテンツ記憶部51から抽出する(S201)。
例えば、付加情報取得部11は、図4に示す書籍IDが「C001」の書籍の書籍情報(対象書籍情報)をコンテンツ記憶部51から抽出する。この場合、書籍IDが「C001」の書籍情報には、タイトルとして「タイトル001」、著者として「著者001」、表紙の画像として「http://aaa/001.jpg」、詳細情報として「この本は著者001の処女作」が対応付けられている。
なお、対象書籍情報は、ユーザが能動的に選択しても、過去にユーザが購入した書籍の書籍情報等に基づいて付加情報取得部11が選択してもよい。付加情報取得部11は、キャッチコピーを付与しようとするユーザが確認できるように、抽出したキャッチコピーを当該ユーザが利用する情報通信端末に表示させる。例えば、付加情報取得部11は、抽出した書籍情報を、キャッチコピーを入力するための入力フォームと、キャッチコピーを投稿するための投稿ボタンとともにユーザが利用する情報通信端末に表示させてよい。
付加情報取得部11は、ユーザがキャッチコピーを入力フォームに書き込み、投稿ボタンを押下した後、入力フォームに書きこまれたキャッチコピーを取得する(S202)。付加情報取得部11は、取得したキャッチコピーに、キャッチコピーIDと、書籍IDと、ユーザIDとを対応付けたキャッチコピー情報を、付加情報記憶部52に書き込む。
図6は、キャッチコピー情報の一例図である。図6に示すように、キャッチコピー情報は、例えば、キャッチコピーIDと、書籍IDと、ユーザIDと、キャッチコピーとを対応付けたものである。
属性抽出部12は、取得されたキャッチコピーを意味解析して、当該キャッチコピーが付与された対象書籍のキャッチコピー属性を抽出する。キャッチコピー属性の抽出は、ユーザがキャッチコピーを入力するたびに行なってもよい。
図7は、属性抽出部12の処理を表すフローチャートである。属性抽出部12は、抽出対象のキャッチコピーIDに対応する書籍ID及びキャッチコピーを、付加情報記憶部52から抽出する(S301)。例えば、図6に示すように、キャッチコピーIDが「D001」のとき、属性抽出部12は、書籍IDとして「C001」、キャッチコピーとして「あのA氏が震え上がった怪奇小説」を抽出する。
属性抽出部12は、抽出したキャッチコピーに対して、図8に示す意味辞書を保持しておき、当該意味辞書を用いて意味解析処理を行なう(S302)。すなわち、属性抽出部12は、意味辞書に登録されている単語がキャッチコピーに含まれるかどうかを判定し、キャッチコピーに含まれる単語に対応する意味クラスの配列Aを生成する(S303)。
例えば、「あのX氏が震え上がった怪奇小説」というキャッチコピーの場合、属性抽出部12は、「X氏」に対して「霊感タレント」という意味クラス、「震え上がった」に対して「感想」という意味クラス、「怪奇小説」に対して「ホラー」という意味クラスを、意味辞書から各々抽出する。
このとき、属性抽出部12は、これらの意味クラスから、「霊感タレント、感想、ホラー」という配列Aを生成する。なお、複数の意味を持つ単語については、全ての意味クラスを抽出してもよいし、図8に示される信頼度が最大のものを抽出したり、当該単語の前後にある単語の意味と同じ意味が選択されるようにしたりしてもよい。
属性抽出部12は、付加情報記憶部52から抽出した書籍IDに対応する書籍属性を、コンテンツ記憶部51から抽出し、書籍属性の配列Bを生成する。例えば、属性抽出部12は、図4に示す書籍ID「C100」の書籍に対応する書籍属性から、「ミステリー、ホラー、著者001」という配列Bを生成する。
属性抽出部12は、配列Aの要素から配列Bの要素を差し引き、配列Cを生成する(S305)。前述の例の場合、属性抽出部12は、「霊感タレント、感想、ホラー」という配列Aから、「ミステリー、ホラー、著者001」という配列Bを差し引き、「霊感タレント、感想」という配列Cを生成する。ただし、例えば「ホラー」という要素のない書籍に付与された「ホラー作家の○○も絶賛のコメディ小説」というキャッチコピーについては、書籍属性に「ホラー」は含まれないため、キャッチコピー属性として「ホラー」は除去されず抽出される。
なお、キャッチコピー属性の要素は意味クラスに限るものではなく、キャッチコピーを形態素解析した結果の形態素や品詞、キャッチコピーの長さ、キャッチコピーの作者などから作成されたものであってよい。属性抽出部12は、例えば、図9に示すように、配列Cに基づくキャッチコピー属性を、キャッチコピーIDと対応付けて、付加情報記憶部52に書き込む(S306)。すなわち、付加情報記憶部52には、付加情報取得部11で取得されたキャッチコピーのキャッチコピーIDと、属性抽出部12で抽出されたキャッチコピー属性とを対応付けて記憶する。
検出部13は、ユーザが情報処理装置1を用いた電子商取引サイトを利用しているときに、情報通信端末10の表示部に表示されたキャッチコピー付きの書籍に対して、ユーザがクリックしたかどうかを示す選択情報を検出して、選択情報を履歴(選択履歴)として、選択履歴記憶部53に書き込む。
図10は、検出部13の処理を表すフローチャートである。なお、ユーザIDは既知であるとする。
検出部13は、選択情報を検出したか否かを判定する(S401)。選択情報を検出しない場合(S401:NO)、検出部13は、選択情報を検出するまで待機する。
選択情報を検出した場合(S401:YES)、検出部13は、選択情報を検出した際の時刻に関する情報(時刻情報)を取得する(S402)。例えば、検出部13は、時刻情報を測定するクロック(不図示)を用いて、時刻情報を取得してよい。
検出部13は、選択された書籍の書籍IDをコンテンツ記憶部51から抽出し、選択されたキャッチコピーのキャッチコピーIDを付加情報記憶部52から抽出する(S403)。
検出部13は、検出した選択情報の種類(例えば、購入のためのクリックか、閲覧のためのクリックか等)を示す選択属性と、時刻情報と、書籍IDと、キャッチコピーIDと、ユーザIDとを対応付けて、選択履歴記憶部53に書き込む(S404)。
図11は、選択履歴記憶部53が記憶する選択履歴の一例図である。図11に示すように、選択履歴は、時刻情報と、ユーザIDと、書籍IDと、キャッチコピーIDと、選択属性とを対応付けて記憶する。なお、この選択履歴はあくまでも一例であり、ユーザが閲覧したページや、その閲覧時間等を記憶しても構わない。その際、検出部13は、閲覧したページの情報や、その閲覧時間の情報も検出する。
第1推定部14は、選択履歴記憶部53に記憶されている選択履歴に基づいて、対象ユーザの第1嗜好情報を推定する。図12は、第1嗜好情報の一例図である。第1嗜好情報は、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍属性の各単語に対する各ユーザの嗜好の程度を、選択履歴記憶部53に記憶されている選択履歴を用いて、数値化したものである(以下、書籍嗜好値と呼ぶ)。図12の例では、「ミステリー」、「ホラー」、「サスペンス」、「新本格」等が、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍属性に存在する各単語であり(各単語の配列を連想配列Aと定義する)、各単語に対する各ユーザの書籍嗜好値が記述されている。
図13は、第1推定部14の処理を表すフローチャートである。第1推定部14は、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍属性に存在する各単語をキーワードとする連想配列Aを設定し、書籍嗜好値を初期値0に初期化する(S501)。
第1推定部14は、対象ユーザのユーザIDに対応する、書籍IDと選択属性とを選択履歴記憶部53から抽出する(S502)。第1推定部14は、抽出した書籍IDと選択属性との組合せである配列H(書籍ID、選択属性)を生成する(S503)。すなわち、配列Hは、書籍IDと選択属性との組み合わせの通り数だけ生成される。以下、書籍IDの要素を「C」、選択属性の要素を「L」として、配列H(C,L)を説明する。第1推定部14は、以下説明するステップS504〜ステップS507の処理を、配列H(C,L)組合わせ分だけ繰り返す。
第1推定部14は、選択属性Lに基づいて、書籍嗜好値の算出に用いる重みWを設定する(S504)。例えば、第1推定部14は、選択属性Lが「閲覧」の場合重みWを0.1に設定し、選択属性Lが「購入」の場合は重みWを0.5とする。重みWの決め方は、予め定められていてよい。
第1推定部14は、書籍IDがCである書籍の書籍属性を、コンテンツ記憶部51から配列Fとして抽出する(S505)。
第1推定部14は、抽出した配列Fの各単語fについて、重みWと単語fの出現回数とに応じた書籍嗜好値A[f]を算出する(S506)。例えば、第1推定部14は、式1により、書籍嗜好値A[f]を算出してもよい。
Figure 0005746658
この繰り返しにより、配列H中の各書籍IDの書籍属性の各単語について、重みWの和が計算される。第1推定部14は、例えば図12のような実数ベクトルとして、第1嗜好情報を推定することができる。
なお、書籍嗜好値の計算方法は上記に限られるものではなく、重み付き平均や重み付き和などの計算方法であってもよい。例えば、直近の履歴ほどその時点でのユーザの嗜好を反映していると考えられるため、履歴の登録時刻が新しいものほど重みWを大きくしてもよい。
また、書籍の嗜好をキャッチコピーの嗜好から分離しやすくするために、キャッチコピーの興味の程度に応じて重みWを変化させてもよい。その場合、例えばキャッチコピー嗜好に関して嗜好の類似したユーザ集合を抽出し、その中でクリック率の高いキャッチコピーが付与された書籍の重みWを小さくするように設定してよい。
第2推定部15は、選択履歴記憶部53に記憶されている選択履歴に基づいて、対象ユーザの第2嗜好情報を推定する。図14は、第2嗜好情報の一例図である。第2嗜好情報は、キャッチコピー記憶部52に記憶されているキャッチコピー属性の各単語に対する各ユーザの嗜好の程度を、選択履歴記憶部53に記憶されている選択履歴を用いて、数値化したものである(以下、キャッチコピー嗜好値と呼ぶ)。図14の例では、「霊感タレント」、「ワイドショー」、「売上」、「流行」等が、キャッチコピー記憶部52に記憶されているキャッチコピー属性に存在する各単語であり(各単語の配列を連想配列Bと定義する)、各単語に対する各ユーザのキャッチコピー嗜好値が記述されている。
図15は、第2推定部15の処理を表すフローチャートである。第2推定部15は、キャッチコピー記憶部52に記憶されているキャッチコピー属性に存在する各単語をキーワードとする連想配列Bを設定し、キャッチコピー嗜好値を初期値0に初期化する(S601)。
第2推定部15は、対象ユーザのユーザIDに対応する、キャッチコピーIDと選択属性とを選択履歴記憶部53から抽出する(S602)。第2推定部15は、抽出したキャッチコピーIDと選択属性との組合せである配列I(キャッチコピーID、選択属性)を生成する(S603)。すなわち、配列Iは、キャッチコピーIDと選択属性との組み合わせの通り数だけ生成される。以下、キャッチコピーIDの要素を「D」、選択属性の要素を「L」として、配列I(D,L)を説明する。第2推定部15は、以下説明するステップS604〜ステップS607の処理を、配列I(D,L)組合わせ分だけ繰り返す。
第2推定部15は、選択属性Lに基づいて、キャッチコピー嗜好値の算出に用いる重みW’を設定する(S604)。例えば、第2推定部15は、選択属性Lが「閲覧」の場合重みWを0.5に設定し、選択属性Lが「購入」の場合は重みWを0.1とする。重みWの決め方は、予め定められていてよい。
第2推定部15は、キャッチコピーIDがDである書籍のキャッチコピー属性を、キャッチコピー記憶部52から配列F’として抽出する(S605)。
第2推定部15は、抽出した配列F’の各単語f’について、重みWと単語f’の出現回数とに応じたキャッチコピー嗜好値B[f’]を算出する(S606)。例えば、第2推定部15は、式2により、キャッチコピー嗜好値B[f’]を算出してもよい。
Figure 0005746658
この繰り返しにより、配列I中の各キャッチコピーIDのキャッチコピー属性の各単語について、重みW’の和が計算される。第2推定部15は、例えば図14のような実数ベクトルとして、第2嗜好情報を推定することができる。
スコア算出部16は、対象ユーザの第1嗜好情報と第2嗜好情報とに基づき、対象ユーザに提示すべき、書籍及びキャッチコピーを選択するための推薦スコアZを算出する。
図16は、スコア算出部16の処理を表すフローチャートである。スコア算出部16は、書籍IDが「C」の書籍について、キャッチコピーが付与される前の評価スコアPを算出する(S701)。すなわち、スコア算出部16は、コンテンツ記憶部51に記憶されている書籍IDが「C」の書籍属性の実数ベクトルと、第1推定部14が推定した第1嗜好情報の実数ベクトルとの類似度を、評価スコアPとして算出する。
このとき、書籍属性は、第1嗜好情報の実数ベクトルと同じ実数ベクトルの空間で表わされており、第1嗜好情報を表す連想配列Aのキーワードである各単語について、書籍属性の単語が含まれていれば「1」、含まれていなければ「0」で表されている。なお、類似度は、コサイン類似度等、2つの実数ベクトルの類似度を表す方法であればよい。また、協調フィルタリング手法により、類似ユーザの第1嗜好情報を反映させて評価スコアPを算出してもよい。
スコア算出部16は、付加情報記憶部52から、書籍IDが「C」の書籍に付与された全てのキャッチコピーIDの配列Aを抽出する(S702)。
スコア算出部16は、抽出した配列A中の各キャッチコピーID(D)について、キャッチコピーの評価スコアQを、書籍の評価スコアPと同様の方法よりに算出する(S703)。
スコア算出部16は、(D、Q)の組である配列Bを得る(S704)。スコア算出部16は配列Bから、最大の評価スコアMaxPを持つキャッチコピーIDをMaxDとして得る(S705)。
スコア算出部16は、(C、MaxD)で表される書籍(キャッチコピーと対応づいたもの)の推薦スコアZを、式3により算出する(S706)。
Figure 0005746658
ここで、係数αは、書籍の評価スコアPの重み係数である。係数βは、キャッチコピーの評価スコアQの重み係数である。αとβとは、予めα=1、β=1等と初期設定しておき、ユーザによる設定の変更が可能なようにしておいてよい。この場合、情報通信端末10において、対象ユーザがα、βを設定することが可能なユーザインターフェース(UI)を表示する。詳細は後述する。
なお、推薦スコアZの算出式は式3に限られず、非線形な式であってもよい。これにより、仮に「書籍も好き、キャッチコピーも好きだが、両者が合わさると嫌い」という事態があったとしてもユーザに対応することができる。また、情報通信装置10の表示部の大きさ等に応じて、複数のキャッチコピーを付与できるようにして、推薦スコア関数をf(P,Q1,Q2,・・・)等と拡張してもよい。
スコア算出部16は、ステップS701〜ステップS706の処理を各書籍に対して繰り返す。
図17は、推薦スコアZの算出手法の一例を表す説明図である。図17の符号1701が付された領域には、各書籍に対する評価スコアPの計算結果の例が示されている。図17の符号1702〜1704が付された領域には、各書籍に対するキャッチコピーと、その評価スコアQの計算結果の例が示されている。具体的には、C001の書籍にはD101、D102、D103、・・・とキャッチコピーが用意されており、その評価スコアPは、C001の書籍が0.9、その評価スコアQは、D101のキャッチコピーが0.3、D102のキャッチコピーが0.2、D103のキャッチコピーが0.1、・・・となっている。
このとき、C001の書籍にはスコアが最大であるD101のキャッチコピーが付与され、その合計スコアは1.2となる。スコア算出部16は、コンテンツ記憶部51に存在する各書籍について、キャッチコピーを対応付けた場合の推薦スコアZを算出する。その推薦スコアZを、図17の符号1705が付された領域である。
符号1701の領域に示した書籍の推薦スコアZは(C001の評価スコアP)>(C002の評価スコアP)>(C003の評価スコアP)となっているのに対して、符号1705の領域に示したキャッチコピー付き書籍の推薦スコアZは、(C003の評価スコアP+D301の評価スコアQ)>(C002の評価スコアP+D101の評価スコアQ)>(C002の評価スコアP+D201の評価スコアQ)となっている。
例えば、情報通信装置10の表示部の大きさの関係で、書籍が1つしか表示できない場合には、従来ではC001の書籍が提示されるのに対して、本実施形態によれば、C003の書籍がD301のキャッチコピーとともに表示されることになる。仮にC003の書籍に対してユーザがそれほど興味を持っていなかったとしても、魅力的なD301のキャッチコピーとともに表示されるため、C001の書籍を表示するよりもユーザの興味を引くことが可能である。これにより、ユーザに新しい嗜好を喚起することができる。
選択部17は、キャッチコピー付き書籍の推薦スコアZに応じて、対象ユーザに提示するためのキャッチコピー付き書籍を選択する。このとき、選択部17は、推薦スコアZが高い順に、キャッチコピー付き書籍を選択してもよいし、同じ書籍が並ばないような方法で選択してもよい。
例えば、対象ユーザが興味を持っている大きなジャンル、(「ホラー小説」、「実用書」、「漫画」等)を選択し、そのジャンルごとに推薦スコアZが高いキャッチコピー付き書籍を選択してもよい。その場合は、「ホラー小説のお勧め」、「実用書のお勧め」、「漫画のお勧め」等のコメントとともに表示させてもよい。
出力部18は、抽出された書籍情報及びキャッチコピーを情報通信端末10に出力する。
以上、本実施形態の情報処理装置1について詳述した。以下、本実施形態の情報通信端末10について説明する。
情報通信端末10では、情報処理装置1から入力された書籍情報及びキャッチコピー(キャッチコピー付き書籍)を表示部に表示する。
情報通信端末10は、取得部21と、表示部22と、入力部23と、設定部24とを備える。
取得部21は、情報処理装置1から出力された書籍情報及びキャッチコピー(キャッチコピー付き書籍)を取得する。
表示部22は、キャッチコピー付き書籍を表示する。
指定部23は、対象ユーザからの入力により、書籍の評価スコアPの重み係数αと、キャッチコピーの評価スコアQの重み係数βとを指定する。
出力部24は、情報処理装置1のスコア算出部16に、指定された重み係数α及び重み係数βを出力する。これにより、情報処理装置1のスコア算出部16は、指定された重み係数α及び重み係数βを用いて、推薦スコアZを設定する。
取得部21と、表示部22と、入力部23と、設定部24とは、CPU、及びCPUが用いるメモリにより実現されてよい。
図19は、表示部22に表示されるキャッチコピー付き書籍の情報、重み係数α及び重み係数βを指定するためのUIを表す一例図である。本例のUIは、例えば、重み係数α及び重み係数βを指定することが可能なスライドバー1901であってよい。
指定部23は、対象ユーザからのスライドバー1901の調節に応じて、指定部23が重み係数α及び重み係数βを指定する。例えば指定部は、対象ユーザによりスライドバー1901を書籍側に動かされた場合には重み係数αを大きくし、スライドバー1901をキャッチコピー側に動かされた場合には重み係数βを大きくするように、重み係数α及び重み係数βを指定してよい。出力部24は、指定された重み係数α及び重み係数βを情報処理装置1に出力する。なお、重み係数α及び重み係数βは、0であっても構わないものとする。
それにより、情報処理装置1において、スコア算出部16は、指定された重み係数α及び重み係数βを用いて、キャッチコピー付き書籍の推薦スコアZが算出する。選択部17は、算出された推薦スコアZに基づいて、キャッチコピー及び書籍を選択する。出力部18は、選択されたキャッチコピー及び書籍をキャッチコピー付き書籍として、情報通信端末10に出力する。
そして、情報通信端末10の取得部21は、情報処理装置1から出力されたキャッチコピー付き書籍を新たに取得し、表示部22は、当該キャッチコピー付き書籍を表示する。
これにより、対象ユーザがスライドバー1901の書籍側に動かせば、対象ユーザは自分の嗜好にあった書籍を探索することができ、スライドバー1901をキャッチコピー側に動かせば、これまでに対象ユーザが興味を持たなかった書籍の中から、対象ユーザが興味を示すキャッチコピーが付いている書籍を選択し、対象ユーザに提示することができる。
なお、重み係数α及び重み係数βの調整は、スライドバー1901に限るものではなく、重み係数α及び重み係数βの指定が可能なUIであれば如何なるものでもよい。また、重み係数α及び重み係数βを調節するだけではなく、評価スコア関数を変更できるようなUIであってもよい。
本実施形態によれば、実際にユーザが興味を示すコンテンツを推定することができる。
なお、本実施形態の情報処理装置1や情報通信端末10は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。すなわち、コンテンツ推薦装置が備えるべき構成要素は、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、コンテンツ推薦装置は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現してもよいし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。また、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・情報処理装置
10・・・情報通信端末
11・・・付加情報取得部
12・・・属性抽出部
13・・・検出部
14・・・第1推定部
15・・・第2推定部
16・・・スコア算出部
17・・・選択部
18・・・出力部
21・・・取得部
22・・・表示部
23・・・指定部
24・・・出力部

Claims (11)

  1. ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理装置であって
    コンテンツに対する付加情報を記憶する付加情報記憶部と、
    前記ユーザが過去に選択した前記コンテンツ及び前記付加情報の選択履歴を記憶する選択履歴記憶部と、
    前記選択履歴に基づいて、前記コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報を推定する第1推定部と、
    前記選択履歴に基づいて、前記付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報を推定する第2推定部と、
    前記第1嗜好情報と前記第2嗜好情報とに基づいて、前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを選択する選択部と
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記第1嗜好情報と前記第2嗜好情報とに基づいて、前記コンテンツと、前記付加情報との組合せに対する、前記ユーザの興味の程度を示す推薦スコアを算出するスコア算出部をさらに備え
    前記選択部は、前記推薦スコアに基づいて前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを選択する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記スコア算出部は、前記第1嗜好情報に基づいて、前記コンテンツに対する前記ユーザの興味の程度を示す評価スコアPを算出し、前記第2嗜好情報に基づいて、前記付加情報に対する前記ユーザの興味の程度を示す評価スコアQを算出し、前記評価スコアPと前記評価スコアQとから、前記推薦スコアを算出する、
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記コンテンツは書籍であり、前記付加情報は前記書籍に対するキャッチコピーである、
    請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記コンテンツの書籍情報を記憶するコンテンツ記憶部をさらに備える、
    請求項4記載の情報処理装置。
  6. ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理方法であって、
    前記ユーザが過去に選択したコンテンツ及び、前記コンテンツに対する付加情報の選択履歴に基づいて、前記コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報を推定する工程と
    前記選択履歴に基づいて、前記付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報を推定する工程と
    前記第1嗜好情報と前記第2嗜好情報とに基づいて、前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを選択する工程と
    を備える、コンピュータが実行する情報処理方法。
  7. ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理プログラムであって、
    前記ユーザが過去に選択したコンテンツ及び、前記コンテンツに対する付加情報の選択履歴に基づいて、前記コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報を推定する手段と、
    前記選択履歴に基づいて、前記付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報を推定する手段と
    前記第1嗜好情報と前記第2嗜好情報とに基づいて、前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを選択する手段として情報処理装置を機能させる、
    情報処理プログラム。
  8. ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理装置に接続可能な情報通信端末であって、
    コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報の重み係数αと、前記コンテンツに対する付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報の重み係数βとを指定する指定部と、
    前記重み係数αと前記重み係数βとを前記情報処理装置に出力する出力部と、
    前記情報処理装置において、前記第1嗜好情報と、前記第2嗜好情報と、前記重み係数αと、前記重み係数βとに基づいて求められた前記推薦コンテンツと推薦付加情報とを取得する取得部と、
    前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを表示する表示部と
    を備える、情報通信端末。
  9. 前記表示部は、前記重み係数αと前記重み係数βとを設定可能なインターフェースをさらに表示し、
    前記指定部は、前記インターフェースにより設定された前記重み係数αと前記重み係数βとを指定する、
    請求項8記載の情報通信端末。
  10. ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理装置に接続可能な情報通信端末の制御方法であって、
    コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報の重み係数αと、前記コンテンツに対する付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報の重み係数βとを指定する工程と
    前記重み係数αと前記重み係数βとを前記情報処理装置に出力する工程と
    前記情報処理装置において、前記第1嗜好情報と、前記第2嗜好情報と、前記重み係数αと、前記重み係数βとに基づいて求められた前記推薦コンテンツと推薦付加情報とを取得する工程と
    前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを表示する工程と
    を備える、前記情報通信端末が実行する情報通信端末の制御方法。
  11. ユーザに提示すべき推薦コンテンツと、前記推薦コンテンツに対する推薦付加情報とを求める情報処理装置に接続可能な情報通信端末の制御プログラムであって、
    コンテンツに対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第1嗜好情報の重み係数αと、前記コンテンツに対する付加情報に対する前記ユーザの嗜好の傾向を表す第2嗜好情報の重み係数βとを指定する手段と、
    前記重み係数αと前記重み係数βとを前記情報処理装置に出力する手段と、
    前記情報処理装置において、前記第1嗜好情報と、前記第2嗜好情報と、前記重み係数αと、前記重み係数βとに基づいて求められた前記推薦コンテンツと推薦付加情報とを取得する手段と、
    前記推薦コンテンツと前記推薦付加情報とを表示する手段として前記情報通信端末を機能させる、
    情報通信端末の制御プログラム。
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