JP5743267B2 - ガイドワイヤ - Google Patents

ガイドワイヤ

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Description

本発明は、ガイドワイヤに関する。

従来、血管、消化管、尿管等の管状器官や体内組織に挿入して、目的部位へ医療デバイス等を案内する為に使用される種々のガイドワイヤが提案されてきた。

例えば、特許文献1には、カテーテルのトラッキングチップを形成するコイルの所定位置にポリイミドフィルムを挟み込み、ポリイミドフィルムを保持したままコイル端部から半田を充填して、半田が硬化した後にポリイミドフィルムを除去するトラッキングチップの丸い端部材の製造方法が記載されている。

また、特許文献2には、ガイドワイヤが、細長いシャフトと、シャフトの長さに沿って配置されるコイルと、シャフトの先端に固定された半田ボールと、半田ボールとコイルの先端を覆うフラックスとを有し、この半田ボールを熱源に当てることによって、ガイドワイヤの先端チップを形成する方法が記載されている。また、半田ボールの基端側でコアシャフトを覆う熱収縮チューブを設けて、半田ボールが基端側へ流出することを防止する方法についても記載されている。

また、引用文献3には、可撓性シャフトと、シャフトを覆う第1のコイル(内側コイル)及び第2のコイル(外側コイル)と、第1のコイルの基端部に接着剤によって固定された末端管状部とを備えているガイドワイヤが記載されており、また、第1のコイルと第2のコイルとが、放射線不透過性の目的上、タングステン等の高密度金属から形成されていることについても記載されている。

特表平9−503929 特表2005−511161 特開平10−328309

しかしながら、特許文献1に記載のカテーテルにおいては、ポリイミドフィルムをコイルの素線間に安定的に配置することが難しく、その結果、半田がポリイミドフィルムを設けた場所よりも基端側に流出してしまい、丸い端部材を安定して形成することが困難であった。

また、特許文献2に記載のガイドワイヤにおいては、半田ボールが収縮チューブによって収縮チューブの基端側に流出してしまうことは防止できるものの、収縮チューブを除去することが困難であり、この収縮チューブの存在によってガイドワイヤの先端部の曲げ剛性が増加していた。また、半田を溶融させた際に、その熱によって収縮チューブが損傷する虞もあり、ガイドワイヤを安定して製造することが難しかった。

また、特許文献3に記載のガイドワイヤにおいては、半田との濡れ性が悪いタングステンによってコイルが形成されている為、可撓性シャフトとコイルとを安定的に固着することが困難であった。

本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、ガイドワイヤの先端部に対して必要以上に曲げ剛性を増加させることなく、コアシャフトとコイル体との固着強度を確保することができ、さらにはコイル体等がタングステンから形成されている場合でもコアシャフトとコイル体とを安定的に固着することのできるガイドワイヤを提供することを目的とする。

<1>本願請求項1に係る発明は、コアシャフトと、前記コアシャフトを覆うコイル体と、前記コアシャフトの先端部と前記コイル体の先端部とを固着する金属半田から形成された最先端部と、を備えたガイドワイヤであって、前記金属半田は、第1の金属半田と、前記第1の金属半田の先端側に隣接する第2の金属半田と、から形成され、前記第1の金属半田は、前記第2の金属半田よりも融点と硬度が高い、ガイドワイヤを特徴とする。

<2>本願請求項2に係る発明は、コアシャフトと、前記コアシャフトを覆うコイル体と、前記コアシャフトの先端と前記コイル体の先端とを固着する最先端部と、前記最先端部の基端方向に離間した位置に、前記コアシャフトと前記コイル体とを固着する金属半田から形成された固着部と、を備えたガイドワイヤであって、前記金属半田は、第1の金属半田と第2の金属半田とから形成され、前記第1の金属半田は、前記第2の金属半田を挟んでの前記第2の金属半田の先端側と基端側に配置され、且つ、前記第1の金属半田は、前記第2の金属半田よりも融点と硬度が高い、ガイドワイヤを特徴とする。

<3>本願請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のガイドワイヤにおいて、前記第1の金属半田におけるガイドワイヤの長軸方向の長さは、第2の金属半田よりも短い、ガイドワイヤを特徴とする。

<4>本願請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のガイドワイヤにおいて、前記コアシャフトと前記コイル体の内、少なくとも一方が、タングステンで形成されている、ガイドワイヤを特徴とする。

<1>請求項1に記載のガイドワイヤは、ガイドワイヤの最先端部が第1の金属半田と、第1の金属半田の先端側に隣接する第2の金属半田と、から構成され、第1の金属半田が第2の金属半田よりも融点と硬度が高いことから、第1の金属半田によって、第2の金属半田が第1の金属半田の基端側に流出することを確実に防止できるのでガイドワイヤの最先端部を安定的に製造して、コアシャフトとコイル体との固着強度を確保することができる。さらに、コアシャフトとコイル体との固着強度を確保できることから、最先端部におけるガイドワイヤの長軸方向における長さを短縮することができ、これによりガイドワイヤ先端の曲げ剛性の増加を防止することもできる。

<2>請求項2に記載のガイドワイヤは、ガイドワイヤの固着部が第1の金属半田と、第2の金属半田とから構成され、第1の金属半田が、第2の金属半田を挟むように、第2の金属半田の先端側と基端側に配置されおり、且つ、第1の金属半田が第2の金属半田よりも融点と硬度が高いことから、第1の金属半田によって、第2の金属半田が第1の金属半田の先端側又は基端側に流出することを確実に防止できるのでガイドワイヤの固着部を安定的に製造することで、コアシャフトとコイル体との固着強度を確保することができる。さらに、コアシャフトとコイル体との固着強度を確保できることから、ガイドワイヤの長軸方向における固着部の長さを短縮することができ、これによりガイドワイヤの先端部の曲げ剛性の増加を防止することもできる。

<3>請求項3に記載のガイドワイヤは、硬度の高い第1の金属半田におけるガイドワイヤの長軸方向の長さが、硬度の低い第2の金属半田よりも短いので、最先端部または固着部の長さをより短縮化するので、ガイドワイヤの先端または先端部の曲げ剛性の増加をさらに防止することができる。

<4>請求項4に記載のガイドワイヤは、コアシャフト及びコイル体の少なくとも一方が金属半田との濡れ性が悪いタングステンから形成されている場合でも、第2の金属半田が第1の金属半田を超えて先端側または基端側に流出することを防止できるので、コアシャフトとコイル体との固着強度を確保しながら固着することができる。

本発明の第1実施形態を示すガイドワイヤの全体図である。 本発明の第2実施形態を示すガイドワイヤの全体図である。 本発明の第3実施形態を示すガイドワイヤの全体図である。 本発明の第4実施形態を示す構成図であり、(a)はガイドワイヤの全体図であり、(b)は(a)のA部分の拡大図であり、(c)は(a)のB部分の拡大図であり、(d)は(a)のC部分の拡大図である。

以下、本発明のガイドワイヤを図面に示す好適実施形態に基づいて説明する。

<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態のガイドワイヤ1を示す全体図である。

なお、図1では、説明の都合上、左側を「基端」、右側を「先端」として説明する。
また、図1では、理解を容易にするため、ガイドワイヤ1の長さ方向を短縮し、全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。

図1において、ガイドワイヤ1は、コアシャフト2と、コアシャフト2の先端部を覆うコイル体3とから構成されている。コアシャフト2とコイル体3とは最先端部5、中間固着部7、及び基端固着部9によって固着されている。

特に、最先端部5は、第1の金属半田で形成された基端側最先端部5aと、この基端側最先端部5aの先端側に隣接するように第2の金属半田で形成された先端側最先端部5bと、から構成されている。

また、第1の金属半田は第2の金属半田よりも融点と硬度が高い材質のものを使用している。さらに、一般的に融点と硬度の高い第1の金属半田は、融点と硬度の低い第2の金属半田と比較して、溶融後の流動性が低下する傾向にある。これにより、最先端部5を形成する順序としては、第1の金属半田から成る基端側最先端部5aを形成し、その後、第2の金属半田から成る先端側最先端部5bを形成する、順序となる。

このように、第1実施形態のガイドワイヤ1は、コアシャフト2とコイル体3とを固着する最先端部5が第1の金属半田から成る基端側最先端部5aと、基端側最先端部5aの先端側に隣接する第2の金属半田から成る先端側最先端部5bとから構成され、且つ、第1の金属半田が第2の金属半田よりも融点と硬度が高いことから、第1の金属半田によって、第2の金属半田が第1の金属半田の基端側に流出することを確実に防止できるのでガイドワイヤ1の最先端部5を安定的に製造して、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を確保することができる。さらに、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を確保できることから、最先端部5におけるガイドワイヤ1の長軸方向の長さを短縮することができ、これによりガイドワイヤ1の先端の曲げ剛性の増加を防止することもできる。

次に、各構成要素を形成する材料について記載する。
コアシャフト2を形成する材料としては、例えば、ステンレス合金(SUS302、SUS304、SUS316等)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線、ニッケル−クロム系合金、コバルト合金、タングステン等の材料を使用することができ、これ以外の公知材料についても使用することができる。

また、コイル体3を形成する材料としては、例えば、ステンレス合金(SUS302、SUS304、SUS316等)、Ni−Ti合金等の超弾性合金、ピアノ線、ニッケル−クロム系合金、コバルト合金等の放射線透過性合金や金、白金、タングステン、又はこれらの元素を含む合金(例えば、白金−ニッケル合金)等の放射線不透過性合金を使用することができ、これ以外の公知材料についても使用することができる。

本実施例において、コアシャフト2とコイル体3の少なくとも一方の材料としてタングステンを用いることで、ガイドワイヤ1に高い放射線不透過性を付与することができる。タングステンは一般的に金属半田との濡れ性が悪い金属であるものの、本実施例のように流動性の低い第1の金属半田を用いることで、金属半田との濡れ性が悪いタングステン表面であっても第1の金属半田から成る基端側最先端部5aが留まるように形成され、コアシャフト2とコイル体3とを仮固着する。そして、第2の金属半田は、タングステン表面から弾かれるように流れるものの、基端側最先端部5aが存在していることから、基端側最先端部5aの基端側には流出することなく、基端側最先端部5aの先端側に溜まっていく。これにより、ガイドワイヤ1のコアシャフト2とコイル体3の少なくとも一方の材料として、タングステンを用いた場合であっても、コアシャフト2とコイル体3とを固着強度を確保しながら、固着することができる。

また、最先端部5、中間固着部7、及び基端固着部9は金属半田によって形成されている。この金属半田の材料としては、例えば、Sn−Zn−Al合金半田(融点:約200℃)、Sn−Ag−Cu合金半田(融点:約210℃)、Sn−Ag合金半田(融点:約220℃)、Sn−Cu合金半田(融点:約230℃)、Au−Sn合金半田(融点:約300〜380℃)、Au−Si合金半田(融点:約360℃)、Ag−Cu−In合金ロウ(融点:約580℃)、銀ロウ(融点:約600〜700℃)等がある。これ以外にも公知の材料を用いることができる。

尚、本実施例に限らず、本発明で述べる金属半田には比較的高い融点を有する合金ロウも含んでいる。
また、融点の高い金属半田の硬度は、融点の低い金属半田の硬度と比較して一般的に高い傾向にあることから、第2の金属半田よりも融点が高い第1の金属半田の硬度は第2の金属半田の硬度よりも高く、これにより、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を確保することができる。
また、第1の金属半田や第2の金属半田を用いてコアシャフト2とコイル体3とを固着する際には、コアシャフト2とコイル体3の被固着部分に予めフラックスを塗布するか、第1の金属半田と第2の金属半田にフラックスを塗布することでコアシャフト2とコイル体3に対する第1の金属半田とのぬれ性と、コアシャフト2とコイル体3に対する第2の金属半田との濡れ性が向上して、コアシャフト2とコイル体3の固着強度を向上させることができる。

第1の金属半田と第2の金属半田との組合せについては、上述した金属半田・ロウ材の内、融点が高いものを第1の金属半田とし、融点の低いものを第2の金属半田として用いればよく、特に限定されるものではない。一例を挙げれば、融点と硬度の高い第1の金属半田として、Au−Sn合金半田を用い、第1の金属半田よりも融点と硬度の低い第2の金属半田として、Sn−Ag合金半田を用いる。

また、第1実施形態のガイドワイヤ1の最先端部5は、融点と硬度の低い第2の金属半田で先端側最先端部5bを形成している為、半田ごてのような熱源、又は、リューターのような研削・研磨器具によって最先端部5(先端側最先端部5b)の形状を容易に整えることができる。これにより、ガイドワイヤ1の最先端部5の生産性を向上させることができる。

本実施形態のガイドワイヤ1は、次の方法で作製することができる。
まず、コアシャフト2の先端部をセンタレス研磨機によって外周研削し、先端部の外径が減少したコアシャフト2を作製する。
次に、コイル体3の材料となる金属線をコイル用の芯金に巻回して、その後、この金属線がコイル用芯金に巻回して、コイル体3を作製する。また、必要に応じて、巻回後に熱処理を施しても良い。

次に、コアシャフト2の先端をコイル体3の基端から挿入し、コイル体3の基端とコアシャフト2とを金属半田で固着して、基端固着部9を形成する。

次に、コアシャフト2の先端部とコイル体3の先端部とを第1の金属半田(例:Au−Sn合金半田)で固着して、基端側最先端部5aを形成し、その後、基端側最先端部5aの先端側に第2の金属半田(例:Sn−Ag合金半田)を流し込むことで、先端側最先端部5bを形成する。

次に、コアシャフト2とコイル体3の中間部とを金属半田で固着して中間固着部7を形成し、最後に、最先端部5、中間固着部7、及び基端固着部9の各固着部の形状をリューター等の研磨器具によって整えることで、ガイドワイヤ1を作製することができる。
尚、ガイドワイヤ1は、この製造方法に限らず、公知の方法及び手段を用いて作製しても良い。

また、図示していないが、ガイドワイヤ1の表面に、ポリテトラフルオロエチレンのようなフッ素樹脂、ポリジメチルシロキサンのようなシリコーンオイル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ヒアルロン酸等の親水性樹脂を被覆して、ガイドワイヤ1の滑り性を向上させることができる。
また、ガイドワイヤ1の外周をポリアミドエラストマーやポリウレタンエラストマー等の各種エラストマー樹脂で薄く被覆して、そのエラストマー樹脂の外周に前述した親水性樹脂を被覆しても良い。

<第2実施形態>
次に、第2実施形態のガイドワイヤ11について、図2を用いて、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。また、第1実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図2は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ11の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ11の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。

図2はガイドワイヤの全体図である。最先端部15が1種類の金属半田から形成された固着部であり、中間固着部17は、第1の金属半田で形成された先端側中間固着部17aと、基端側中間固着部17cと、先端側中間固着部17aと基端側中間固着部17cとに挟まれる様に配置されている第2の金属半田で形成された内側中間固着部17bと、を備えている点で第1実施形態と異なっている。

このように、第2実施形態のガイドワイヤ11は、中間固着部17が第1の金属半田と、第2の金属半田とから構成され、第1の金属半田が、第2の金属半田(内側中間固着部17b)を挟むように、第2の金属半田(内側中間固着部17b)の先端側(先端側中間固着部17a)と基端側(基端側中間固着部17c)に配置されおり、且つ、第1の金属半田が第2の金属半田よりも融点と硬度が高いことから、第1の金属半田によって、第2の金属半田が第1の金属半田の先端側又は基端側に流出することを確実に防止できるのでガイドワイヤ11の中間固着部17を安定的に製造して、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を確保することができる。さらに、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を確保できることから、中間固着部17におけるガイドワイヤ11の長軸方向の長さを短縮することができ、これによりガイドワイヤ11の先端部の曲げ剛性の増加を防止することもできる。

<第3実施形態>
次に、第3実施形態のガイドワイヤ21について、図3を用いて、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。また、第1実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
尚、図3は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ21の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ21の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。

図3はガイドワイヤ21の全体図である。中間固着部17が第1の金属半田から形成された先端側中間固着部17aと基端側中間固着部17cと、先端側中間固着部17aと基端側中間固着部17cとの間に挟まれるように配置されている第2の金属半田から形成された内側中間固着部17bと、を備えている点、及び、基端固着部19が、第1の金属半田で形成された先端側基端固着部19aと、先端側基端固着部19aの基端側に隣接するように配置された第2の金属半田から形成された基端側基端固着部19bと、を備えている点で第1実施形態と異なっている。

このように、第3実施形態のガイドワイヤ21は、コアシャフト2とコイル体3とを固着する最先端部5と中間固着部17とが、それぞれ第2の金属半田よりも融点と硬度の高い第1金属半田と第2金属半田とから構成されているので、第1実施形態と第2実施形態とを合わせた効果を備えることができる。

さらに、コアシャフト2とコイル体3の基端とを固着する基端固着部19が、第1の金属半田から成る先端側基端固着部部19aと、先端側基端固着部19aの基端側に隣接する第2の金属半田から成る基端側基端固着部19bとから構成され、且つ、第1の金属半田が第2の金属半田よりも融点と硬度が高いことから、第1の金属半田によって、第2の金属半田が第1の金属半田の先端側に流出することを確実に防止できるのでガイドワイヤ21の基端固着部19を安定的に製造することで、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を確保することができる。さらに、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を確保できることから、基端固着部19におけるガイドワイヤ21の長軸方向の長さを短縮することができ、これによりガイドワイヤ21の先端部の曲げ剛性の増加を防止することもできる。

また、第3実施形態のガイドワイヤ21の基端固着部19は、融点と硬度の低い第2の金属半田によって基端側基端固着部19bを形成している為、リューターのような研削・研磨器具によって基端固着部19(基端側基端固着部19b)の形状を容易に整えることができる。これにより、ガイドワイヤ21の基端固着部19における生産性を向上させることができる。

本実施形態のガイドワイヤ21は、次の方法で作製することができる。
コアシャフト2の先端をコイル体3の基端から挿入し、コイル体3の基端とコアシャフト2とを第1の金属半田(例:Au−Sn合金半田)で固着して、先端側基端固着部19aを形成する。その後、先端側基端固着部19aの基端側に第2の金属半田(例:Sn−Ag合金半田)を流しこみ、基端側基端固着部19bを形成し、基端側固着部19を作製する。

次に、コアシャフト2の先端部とコイル体3の先端部とを第1の金属半田で固着して、基端側最先端部5aを形成し、その後、基端側最先端部5aの先端側に第2の金属半田を流し込むことで、先端側最先端部5bを形成し、最先端部5を形成する。

次に、コアシャフト2とコイル体3の中間部とを第1の金属半田で固着して先端側中間固着部17aと基端側中間固着部17cとを形成する。その後、第2の金属半田を先端側中間固着部17aと基端側中間固着部17cの間に流し込み、内側中間固着部17bを形成して、中間固着部17を作製する。

そして最後に、最先端部5、中間固着部17、及び基端固着部19の各固着部の形状をリューター等の器具によって形状を整えることで、ガイドワイヤ21を作製することができる。
尚、ガイドワイヤ21は、この製造方法に限らず、公知の方法及び手段を用いて作製しても良い。

<第4実施形態>
次に、第4実施形態のガイドワイヤ31について、図4(a)、(b)、(c)、及び(d)を用いて、第3実施形態とは異なる点を中心に説明する。また、第3実施形態と共通する部分については、図中では同じ符号を付すこととする。
なお、図4(a)は、理解を容易にするため、ガイドワイヤ31の長さ方向を短縮し、ガイドワイヤ31の全体を模式的に図示しているため、全体の寸法は実際とは異なる。

図4(a)は、ガイドワイヤ31の全体図であり、(b)は(a)のA部分の拡大図であり、(c)は(a)のB部分の拡大図であり、(d)は(a)のC部分の拡大図である。

第1の金属半田で形成された基端側最先端部5aにおけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さは、第2の金属半田で形成された先端側最先端部5bにおけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さよりも短い。以下、これと同じ様に、第1の金属半田で形成された先端側中間固着部17aと基端側中間固着部17cにおけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さは、第2の金属半田で形成された内側中間固着部17bにおけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さよりも短く、さらに、第1の金属半田で形成された先端側基端固着部19におけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さは、第2の金属半田で形成された基端側基端固着部19におけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さよりも短い。

このように第4実施形態のガイドワイヤ31は、最先端部5、中間固着部17、及び基端固着部19において、第1の金属半田で形成した部分におけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さは、第2の金属半田で形成した部分におけるガイドワイヤ31の長軸方向の長さよりも短いことから、最先端部5、中間固着部17、及び基端固着部19の長さをより短縮化することができ、これにより、ガイドワイヤ31の先端または先端部の曲げ剛性の増加をさらに防止することができる。

また、図4の(b)〜(d)に記載されているように、第4実施形態のガイドワイヤ31は、最先端部5、中間固着部17、及び基端固着部19において、コアシャフト2に固着されているコイル体3には、最先端部5と、中間固着部17と、基端固着部19とを形成し易くする為にコイル素線に間隙P1〜P6が設けられている。また、P1が先端側最先端部5a、P2が基端側最先端部5b、P3が先端側中間固着部17a、P4が内側中間固着部17b、P5が基端側中間固着部17c、及び、P6が先端側基端固着部19aに該当するように、各部分を形成し易くするために間隙P1〜P6が設けられている。

このように先端側最先端部5a、基端側最先端部5b、先端側中間固着部17a、内側中間固着部17b、基端側中間固着部17c、及び先端側基端固着部19aに該当するコイル体3のコイル素線間に間隙P1〜P6を設けたことで、第1の金属半田と第2の金属半田をコイル体3の内側に流し込みやすくなることから、ガイドワイヤ31の各固着部分の形成が容易となり、各固着部の形状を安定的に製造できるので、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を向上させることができる。

また、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想内において、当業者による種々の変更が可能である。

例えば、第1実施形態のガイドワイヤ1において、中間固着部7を第1の金属半田と第2の金属半田とで形成することもできる。これにより、基端固着部9におけるガイドワイヤ1の長軸方向の長さを短縮することができ、これによりガイドワイヤ1の先端部の曲げ剛性の増加を防止することもできる。
また、これと同じように第1実施形態のガイドワイヤ1の基端固着部9を第1の金属半田と第2の金属半田で形成しても良い。

また、第1実施形態のガイドワイヤ1の最先端部5を、第2実施形態のガイドワイヤ11の中間固着部17のように、第1の金属半田によって先端側最先端部5c(図示せず)と基端側最先端部5e(図示せず)を形成し、先端側最先端部5cと基端側最先端部5eの間を充填するように第2の金属半田を流し込むことで、内側最先端部5d(図示せず)を作製しても良い。このような最先端部5は、コアシャフト2とコイル体3の少なくとも一方が、タングステンで形成されている場合に特に有効である。上述したようにタングステンは、金属半田との濡れ性が悪い金属である為、第1の金属半田で形成した先端側最先端部5cを設けることで、第2の金属半田が先端方向に流れ出さず、これにより、コアシャフト2とコイル体3との固着強度を向上させることができる。また、この方法は基端側固着部9についても、適用することができる。

また、ガイドワイヤ1の最先端部5が、第1の金属半田で形成した先端側最先端部5cと基端側最先端部5eと、先端側最先端部5cと基端側最先端部5eとの間に充填するように第2の金属半田を流し込んで形成した内側最先端部5dを形成した後に、先端側最先端部5cの部分を切断して、第1実施形態のガイドワイヤ1の最先端部5と同じ形態とすることもできる。

1、11、21、31、 ガイドワイヤ
2 コアシャフト
3 コイル体
5 最先端部
15 最先端部
5a 先端側最先端部
5b 基端側最先端部
7 中間固着部
17 中間固着部
17a 先端側中間固着部
17b 内側中間固着部
17c 基端側中間固着部
9 基端固着部
19 基端固着部
19a 先端側中間固着部
19b 基端側中間固着部

Claims (4)

  1. コアシャフトと、
    前記コアシャフトを覆うコイル体と、
    前記コアシャフトの先端部と前記コイル体の先端部とを固着する金属半田から形成された最先端部と、を備えたガイドワイヤであって、
    前記金属半田は、第1の金属半田と、前記第1の金属半田の先端側に隣接する第2の金属半田と、から形成され、前記第1の金属半田は、前記第2の金属半田よりも融点と硬度が高い、ガイドワイヤ。
  2. コアシャフトと、
    前記コアシャフトを覆うコイル体と、
    前記コアシャフトの先端と前記コイル体の先端とを固着する最先端部と、
    前記最先端部の基端方向に離間した位置に、前記コアシャフトと前記コイル体とを固着する金属半田から形成された固着部と、を備えたガイドワイヤであって、
    前記金属半田は、第1の金属半田と第2の金属半田とから形成され、
    前記第1の金属半田は、前記第2の金属半田を挟んでの前記第2の金属半田の先端側と基端側に配置され、且つ、
    前記第1の金属半田は、前記第2の金属半田よりも融点と硬度が高い、ガイドワイヤ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のガイドワイヤにおいて、
    前記第1の金属半田におけるガイドワイヤの長軸方向の長さは、第2の金属半田におけるガイドワイヤの長軸方向の長さよりも短い、ガイドワイヤ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のガイドワイヤにおいて、
    前記コアシャフトと前記コイル体の内、少なくとも一方が、タングステンで形成されている、ガイドワイヤ。
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