JP5742867B2 - 引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法 - Google Patents

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Description

本発明は引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法に関する。
特許文献1には、発明者らにより、鋳型を要しない画期的な連続鋳造方法として、自由鋳造方法が提案されている。特許文献1に示したように、溶融金属(溶湯)の表面(すなわち湯面)にスタータを浸漬させた後、当該スタータを引き上げると、溶湯の表面膜や表面張力によりスタータに追従して溶湯も導出される。ここで、湯面近傍に設置された形状規定部材を介して、溶湯を導出し、冷却することにより、所望の断面形状を有する鋳物を連続鋳造することができる。
通常の連続鋳造方法では、鋳型によって断面形状とともに長手方向の形状も規定される。とりわけ、連続鋳造方法では、鋳型内を凝固した金属(すなわち鋳物)が通り抜ける必要があるため、鋳造された鋳物は長手方向に直線状に延びた形状となる。
これに対し、自由鋳造方法における形状規定部材は、鋳物の断面形状のみを規定し、長手方向の形状は規定しない。そして、形状規定部材は、湯面に平行な方向(すなわち水平方向)に移動可能であるから、長手方向の形状が様々な鋳物が得られる。例えば、特許文献1には、長手方向に直線状でなく、ジグザグ状あるいは螺旋状に形成された中空鋳物(すなわちパイプ)が開示されている。
特開2012−61518号公報
発明者は以下の課題を見出した。特許文献1に記載の自由鋳造方法では、冷却ノズルから吹き出された冷媒により、スタータに追従して湯面から引き上げられた凝固前の溶湯(保持溶湯)が揺動してしまう。そのため、特許文献1に記載の自由鋳造方法では、冷却ノズルから吹き出される冷媒の強度を弱くしたり、冷却ノズルを保持溶湯から離したりして、保持溶湯の揺動を抑制する必要があった。それにより、特許文献1に記載の自由鋳造方法では、保持溶湯の凝固速度が低下するため、スタータの引き上げ速度を向上させることができない、という問題があった。
本発明は、上記を鑑みなされたものであって、保持溶湯を揺動させることなく速やかに鋳物を冷却することにより、スタータの引き上げ速度を向上させることが可能な引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る引上式連続鋳造装置は、溶湯を保持する保持炉と、前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面から前記溶湯を導出する導出部と、前記湯面近傍に設置され、前記導出部によって導出された凝固前の前記溶湯である保持溶湯に外力を印加することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、前記保持溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物、の表面に接触するように設けられた固体伝熱部材と、を備えるものである。それにより、保持溶湯を揺動させることなく速やかに鋳物を冷却することができるため、スタータの引き上げ速度を向上させることができる。
前記固体伝熱部材は、前記保持溶湯と前記鋳物との界面付近の前記鋳物の表面に接触するように設けられていることが好ましい。
前記固体伝熱部材は、前記鋳物との接触部分に、当該鋳物の断面形状に対応する形状を有していることが好ましい。
前記固体伝熱部材は、前記鋳物との接触部分に曲面形状を有していることが好ましい。
前記固体伝熱部材は、前記鋳物の引き上げ方向に回動可能な円柱形状であることが好ましい。
前記固体伝熱部材の内部に、冷却水が循環する冷却部をさらに有し、前記冷却部は、前記固体伝熱部材の回動に応じて前記冷却水を掻き揚げる水掻部を有していることが好ましい。
前記固体伝熱部材の内部に、冷却媒体が循環する冷却部をさらに有していることが好ましい。
前記固体伝熱部材の上面に冷却媒体を吹き付ける冷却ノズルをさらに有していることが好ましい。
前記固体伝熱部材を前記鋳物の表面に付勢する支持部材をさらに有していることが好ましい。
前記支持部材は、ばねであることが好ましい。
前記固体伝熱部材は、前記鋳物との接触部分に金属ウールをさらに有していることが好ましい。
前記固体伝熱部材は、銅又はその合金により構成されていることが好ましい。
前記形状規定部材の移動に応じて前記固体伝熱部材を移動させるアクチュエータをさらに備えることが好ましい。
本発明の一態様に係る引上式連続鋳造方法は、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を、保持炉に保持された溶湯の湯面近傍に設置するステップと、前記溶湯を引き上げて前記形状規定部材を通過させるステップと、前記形状規定部材を通過した前記溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物、の表面に接触するように固体伝熱部材を設けることにより、当該鋳物を冷却するステップと、を備えるものである。それにより、保持溶湯を揺動させることなく速やかに鋳物を冷却することができるため、スタータの引き上げ速度を向上させることができる。
前記固体伝熱部材を、引き上げられた凝固前の前記溶湯である保持溶湯と前記鋳物との界面付近の前記鋳物の表面に接触するように設けることが好ましい。
前記固体伝熱部材の前記鋳物との接触部分に、当該鋳物の断面形状に対応する形状を設けることが好ましい。
前記固体伝熱部材の前記鋳物との接触部分に、曲面形状を設けることが好ましい。
前記固体伝熱部材を、前記鋳物の引き上げ方向に回動可能な円柱形状に構成することが好ましい。
前記固体伝熱部材の内部に、冷却水が循環する冷却部をさらに設け、前記冷却部に、前記固体伝熱部材の回動に応じて前記冷却水を掻き揚げる水掻部を設けることが好ましい。
前記固体伝熱部材の内部に、冷却媒体が循環する冷却部をさらに設けることが好ましい。
前記固体伝熱部材の上面に冷却媒体を吹き付ける冷却ノズルをさらに設けることが好ましい。
前記固体伝熱部材を前記鋳物の表面に付勢する支持部材をさらに設けることが好ましい。
前記支持部材は、ばねであることが好ましい。
前記固体伝熱部材の前記鋳物との接触部分に金属ウールをさらに設けることが好ましい。
前記固体伝熱部材を銅又はその合金により構成することが好ましい。
前記形状規定部材の移動に応じて前記固体伝熱部材を移動させることが好ましい。
本発明により、保持溶湯を揺動させることなく速やかに鋳物を冷却することにより、スタータの引き上げ速度を向上させることが可能な引上式連続鋳造装置及び引上式連続鋳造方法を提供することができる。
実施の形態1に係る自由鋳造装置の構成例を示す断面図である。 図1に示す自由鋳造装置に設けられた形状規定部材102の平面図である。 実施の形態1に係る自由鋳造装置の第1変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態1に係る自由鋳造装置の第2変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態2に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。 実施の形態2に係る自由鋳造装置の第1変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態2に係る自由鋳造装置の第2変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態3に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。 実施の形態3に係る自由鋳造装置の第1変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態3に係る自由鋳造装置の第2変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態4に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。 実施の形態4に係る自由鋳造装置の第1変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態4に係る自由鋳造装置の第2変形例を示す拡大断面図である。 実施の形態5に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。 図14に示す自由鋳造装置のII−II断面図である。 図14に示す自由鋳造装置に設けられた冷却部110の拡大断面図である。 本発明に係る自由鋳造装置のその他の構成例を示す断面図である。 図17に示す自由鋳造装置に設けられた形状規定部材102の平面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
まず、図1を参照して、実施の形態1に係る自由鋳造装置(引上式連続鋳造装置)について説明する。図1は、実施の形態1に係る自由鋳造装置の構成例を示す断面図である。図1に示すように、実施の形態1に係る自由鋳造装置は、溶湯保持炉(保持炉)101、外部形状規定部材102a、支持ロッド103、アクチュエータ105、導出部107、固体伝熱部材108、及び、支持部材109を備えている。
溶湯保持炉101は、例えばアルミニウムやその合金などの溶湯M1を収容し、所定の温度に保持する。図1の例では、鋳造中に溶湯保持炉101へ溶湯を補充しないため、鋳造の進行とともに溶湯M1の表面(つまり湯面)は低下する。他方、鋳造中に溶湯保持炉101へ溶湯を随時補充し、湯面を一定に保持するような構成としてもよい。なお、当然のことながら、溶湯M1はアルミニウム以外の他の金属や合金であってもよい。
外部形状規定部材102aは、例えばセラミックスやステンレスなどからなり、湯面近傍に配置されている。図1の例では、外部形状規定部材102aが湯面に接触するように配置されている。しかしながら、外部形状規定部材102aは、それらの下側(湯面側)の主面が湯面に接触しないように設置されてもよい。具体的には、外部形状規定部材102aの下側の主面と湯面との間に所定の(例えば0.5mm程度の)ギャップを設けてもよい。
外部形状規定部材102aは、鋳造する鋳物M3の外部形状を規定する。図1に示した鋳物M3は、水平方向の断面(以下、横断面と称す)の形状が四角形状の角柱鋳物である。即ち、より具体的には、外部形状規定部材102aは、鋳物M3の横断面の外径を規定する。
図2は、外部形状規定部材102aの平面図である。ここで、図1の外部形状規定部材102aの断面図は、図2のI−I断面図に相当する。図2に示すように、外部形状規定部材102aは、例えば矩形状の平面形状を有し、中央部に四角形状の開口部を有している。この開口部が、溶湯が通過する溶湯通過部102bとなる。このように、外部形状規定部材102a及び溶湯通過部102bによって形状規定部材102が構成されている。
導出部107は、溶湯M1に浸漬されるスタータ(導出部材)STと、スタータSTを例えば鉛直方向に駆動する引上機PL(不図示)と、を有する。
図1に示すように、溶湯M1は、浸漬されたスタータSTと結合した後、その表面膜や表面張力により外形を維持したままスタータSTに追従して引き上げられ、溶湯通過部102bを通過する。ここで、溶湯M1の表面膜や表面張力によってスタータST(又は、スタータSTによって導出された溶湯M1が凝固して形成された鋳物M3)に追従して湯面から引き上げられた溶湯を保持溶湯M2と呼ぶ。また、鋳物M3と保持溶湯M2との界面が凝固界面である。
スタータSTは、例えばセラミックスやステンレスなどからなる。なお、スタータSTの表面は塩結晶等の保護被膜(不図示)で覆われていてもよい。それにより、スタータSTと溶湯M1との溶融結合が抑制されるため、スタータSTと鋳物M3との剥離性を向上させることができる。その結果、スタータSTの再利用が可能となる。さらに、スタータSTの表面は凹凸形状を有していてもよい。それにより、スタータSTの表面に保護被膜を付着(析出)させやすくなるため、スタータSTと鋳物M3との剥離性をさらに向上させることができる。同時に、溶湯導出時のスタータSTと溶湯M1との引上げ方向の結合力を向上させることができる。
支持ロッド103は、外部形状規定部材102aを支持する。なお、支持ロッド103は、アクチュエータ105に連結されている。
アクチュエータ105は、支持ロッド103を介して、外部形状規定部材102aを上下方向(鉛直方向)及び水平方向に移動させる機能を有する。それにより、鋳造の進行による湯面の低下とともに、外部形状規定部材102aを下方向に移動させることができる。また、外部形状規定部材102aを水平方向に移動させることができるため、鋳物M3の長手方向の形状を自由に変化させることができる。
固体伝熱部材108は、銅や銅合金などの熱伝導性の高い金属からなり、鋳物M3の表面に接触するように設けられている。より好ましくは、固体伝熱部材108は、凝固界面付近の鋳物M3の表面に接触するように設けられている。
固体伝熱部材108は、凝固界面付近の鋳物M3の表面温度よりも低い温度に保たれており、鋳物M3を冷却する。スタータSTに連結された引上機PL(不図示)で鋳物M3を引き上げつつ、固体伝熱部材108によりスタータSTや鋳物M3を冷却することにより、凝固界面近傍の保持溶湯M2が順次凝固し、連続的に鋳物M3が形成されていく。
ここで、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、冷却ノズルから吹き出された冷却媒体により鋳物M3を冷却するのではなく、固体伝熱部材108を鋳物M3に接触させることにより当該鋳物M3を冷却している。それにより、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、保持溶湯M2を揺動させることなく速やかに鋳物M3を冷却することができるため、スタータSTの引き上げ速度を向上させることができる。
さらに、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、固体伝熱部材108を凝固界面付近の鋳物M3の表面に接触させることにより、当該鋳物M3をさらに速やかに冷却することができるため、スタータSTの引き上げ速度をさらに向上させることができる。
なお、固体伝熱部材108と鋳物M3との接触面積が大きいほど、鋳物M3の冷却速度は向上する。固体伝熱部材108と鋳物M3との接触面積を大きくして鋳物M3の冷却速度を向上させるためには、例えば、固体伝熱部材108は、鋳物M3との接触部分に、当該鋳物M3の断面形状に対応する形状を有することが好ましい。また、固体伝熱部材108と鋳物M3との接触面積が小さいほど、摩擦抵抗は小さくなる。固体伝熱部材108と鋳物M3との摩擦抵抗を小さくするためには、例えば、固体伝熱部材108は、鋳物M3との接触部分に曲面形状を有することが好ましい。
支持部材109は、例えばばね等の弾性体であって、固体伝熱部材108を鋳物M3の表面に付勢しつつ支持する。本実施の形態では、支持部材109がばねである場合を例に説明する。それにより、鋳物M3の形状の変化に応じて固体伝熱部材108を移動させることができるため、固体伝熱部材108と鋳物M3とを常に接触させておくことができるとともに、固体伝熱部材108と鋳物M3との摩擦抵抗を低減することができる。なお、支持部材109は、例えば支持ロッドを介してアクチュエータ105に連結されている。それにより、固体伝熱部材108は、外部形状規定部材102aとともに上下方向(鉛直方向)及び水平方向に移動可能となる。
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる自由鋳造方法について説明する。
まず、スタータSTを降下させ、溶湯通過部102bを通して、スタータSTを溶湯M1に浸漬させる。
次に、所定の速度でスタータSTの引き上げを開始する。ここで、スタータSTが湯面から離間しても、溶湯M1は、表面膜や表面張力によってスタータSTに追従して湯面から引き上げられ(導出され)保持溶湯M2を形成する。図1に示すように、保持溶湯M2は、溶湯通過部102bに形成される。換言すると、外部形状規定部材102aにより、保持溶湯M2に形状が付与される。
次に、スタータST及び鋳物M3は、固体伝熱部材108が接触することにより冷却される。それにより、保持溶湯M2が上側から下側に向かって順に凝固し、鋳物M3が成長していく。このようにして、鋳物M3を連続鋳造することができる。なお、固体伝熱部材108は、凝固界面の位置が確定した後に、凝固界面付近にまで移動してもよい。
このように、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、冷却ノズルから吹き出された冷却媒体により鋳物M3を冷却するのではなく、固体伝熱部材108を鋳物M3に接触させることにより当該鋳物M3を冷却している。それにより、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、保持溶湯M2を揺動させることなく速やかに鋳物M3を冷却することができるため、スタータSTの引き上げ速度を向上させることができる。
続いて、図3及び図4を参照して、本実施の形態に係る自由鋳造装置の変形例について説明する。
(実施の形態に係る自由鋳造装置の第1変形例)
図3は、図1に示す自由鋳造装置の第1変形例を示す拡大断面図である。図3に示す自由鋳造装置は、図1に示す自由鋳造装置と比較して、固体伝熱部材108の内部に、水等の冷却媒体が循環する冷却部110をさらに有する。図3に示す自由鋳造装置のその他の構成については、図1に示す自由鋳造装置の場合と同様であるため、その説明を省略する。
図3に示す自由鋳造装置は、固体伝熱部材108の内部に冷却部110を備えることにより、固体伝熱部材108を凝固界面付近の鋳物M3の表面温度よりも低い温度に維持することができる。
(実施の形態に係る自由鋳造装置の第2変形例)
図4は、図1に示す自由鋳造装置の第2変形例を示す拡大断面図である。図4に示す自由鋳造装置は、図1に示す自由鋳造装置と比較して、固体伝熱部材108の上面に冷却媒体(空気、窒素、アルゴン、水など)を吹き付ける冷却ノズル106をさらに有する。図4に示す自由鋳造装置のその他の構成については、図1に示す自由鋳造装置の場合と同様であるため、その説明を省略する。
図4に示す自由鋳造装置は、固体伝熱部材108の上面に冷却媒体を吹き付ける冷却ノズル106を備えることにより、固体伝熱部材108を凝固界面付近の鋳物M3の表面温度よりも低い温度に維持することができる。なお、冷却ノズル106から吹き出された冷却媒体は、固体伝熱部材108が障壁となって保持溶湯M2にまで到達しない。そのため、保持溶湯M2の揺動は抑制される。
なお、図3に示す冷却部110及び図4に示す冷却ノズル106は組み合わせて用いられてもよい。また、固体伝熱部材108の表面(特に冷却ノズル106からの冷却媒体が吹き付けられる表面)には冷却フィンが設けられてもよい。
<実施の形態2>
図5は、実施の形態2に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。図5に示す自由鋳造装置は、図1に示す自由鋳造装置と比較して、銅や銅合金などの熱伝導性の高い金属からなる金属ウール111を固体伝熱部材108の一部としてさらに有する。図5に示す自由鋳造装置のその他の構成については、図1に示す自由鋳造装置の場合と同様であるため、その説明を省略する。
本実施の形態に係る自由鋳造装置は、固体伝熱部材108の一部として金属ウール111を備えることにより、さらに容易に、固体伝熱部材108と鋳物M3とを接触させておくことができるとともに、固体伝熱部材108と鋳物M3との摩擦抵抗を低減することができる。
さらに、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、固体伝熱部材108と鋳物M3との接触面積を大きくすることができる。それにより、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、当該鋳物M3をさらに速やかに冷却することができるため、スタータSTの引き上げ速度をさらに向上させることができる。
なお、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、図6に示すように、固体伝熱部材108の内部に冷却部110をさらに備えたり、図7に示すように、固体伝熱部材108の上面に冷却媒体を吹き付ける冷却ノズル106をさらに備えたり、冷却部110及び冷却ノズル106を組み合わせて備えたりしてもよい。また、冷却部110の経路が金属ウール111内に設けられても良い。あるいは、冷却媒体が金属ウール111に直接吹きかけられてもよい。それにより、鋳物M3の冷却速度が向上する。
<実施の形態3>
図8は、実施の形態3に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。図8に示す自由鋳造装置は、図1に示す自由鋳造装置と比較して、固体伝熱部材108に代えて固体伝熱部材108aを備える。図8に示す自由鋳造装置のその他の構成については、図1に示す自由鋳造装置の場合と同様であるため、その説明を省略する。
固体伝熱部材108aは、鋳物M3の引き上げ方向(鉛直方向)に回動可能な円柱形状を有している。それにより、固体伝熱部材108aが鋳物M3の引き上げに応じて回動するため、固体伝熱部材108aと鋳物M3との摩擦抵抗はさらに低減される。
なお、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、図9に示すように、固体伝熱部材108aの内部に冷却部110をさらに備えたり、図10に示すように、固体伝熱部材108aの上面に冷却媒体を吹き付ける冷却ノズル106をさらに備えたり、冷却部110及び冷却ノズル106を組み合わせて備えたりしてもよい。それにより、鋳物M3の冷却速度が向上する。
<実施の形態4>
図11は、実施の形態4に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。図11に示す自由鋳造装置は、図8に示す自由鋳造装置と比較して、銅や銅合金などの熱伝導性の高い金属からなる金属ウール111を固体伝熱部材108aの一部としてさらに有する。図11に示す自由鋳造装置のその他の構成については、図8に示す自由鋳造装置の場合と同様であるため、その説明を省略する。
本実施の形態に係る自由鋳造装置は、固体伝熱部材108aの一部として金属ウール111を備えることにより、さらに容易に、固体伝熱部材108aと鋳物M3とを接触させておくことができるとともに、固体伝熱部材108aと鋳物M3との摩擦抵抗を低減することができる。
さらに、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、固体伝熱部材108aと鋳物M3との接触面積を大きくすることができる。それにより、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、当該鋳物M3をさらに速やかに冷却することができるため、スタータSTの引き上げ速度をさらに向上させることができる。
なお、本実施の形態に係る自由鋳造装置は、図12に示すように、固体伝熱部材108aの内部に冷却部110をさらに備えたり、図13に示すように、固体伝熱部材108aの上面に冷却媒体を吹き付ける冷却ノズル106をさらに備えたり、冷却部110及び冷却ノズル106を組み合わせて備えたりしてもよい。また、冷却部110の経路が金属ウール111内に設けられても良い。あるいは、冷却媒体が金属ウール111に直接吹きかけられてもよい。それにより、鋳物M3の冷却速度が向上する。
<実施の形態5>
図14は、実施の形態5に係る自由鋳造装置の構成例を示す拡大断面図である。図14に示す自由鋳造装置は、図8に示す自由鋳造装置と比較して、ばね等の弾性体である支持部材109に代えて、支持部材109aを備える。
支持部材109aは、固体伝熱部材108aを吊り下げて支持する。固体伝熱部材108aは、その自重により、鋳物M3の表面に接触した状態となっている。換言すると、支持部材109aは、固体伝熱部材108aを鋳物M3の表面に付勢した状態となっている。
図15は、図14のII−II断面図である。図15に示すように、固体伝熱部材108aの内部には、例えば、水等の冷却媒体W1が循環する冷却部110が設けられている。
図16は、図14に示す冷却部110の拡大断面図である。図16に示すように、冷却部110は、例えば、固体伝熱部材108aの回動に応じて冷却媒体W1を掻き揚げる水掻部112を有する。それにより、仮に冷却媒体W1の量が少ない場合(冷却水の水面が低い場合)でも、鋳物M3との接触部分にまで冷却媒体W1を掻き揚げる(持ち上げる)ことが可能になるため、鋳物M3の冷却速度が向上する。なお、水掻部112は、冷却フィンとしての役割も果たす。
以上のように、上記実施の形態1〜5に係る自由鋳造装置は、冷却ノズルから吹き出された冷却媒体により鋳物M3を冷却するのではなく、固体伝熱部材108(108a)を鋳物M3に接触させることにより当該鋳物M3を冷却している。それにより、上記実施の形態1〜5に係る自由鋳造装置は、保持溶湯M2を揺動させることなく速やかに鋳物M3を冷却することができるため、スタータSTの引き上げ速度を向上させることができる。
上記実施の形態では、角柱形状の鋳物(角柱鋳物)を鋳造する場合を例に説明したがこれに限られない。角筒形状、円柱形状、円筒形状等のその他の形状の鋳物を鋳造する場合にも、本発明を適用可能である。以下、図17及び図18を参照して、角筒形状の鋳物を鋳造する場合について簡単に説明する。
図17は、本発明に係る自由鋳造装置のその他の構成例の断面図である。図17に示す自由鋳造装置は、外部形状規定部材102aに加えて内部形状規定部材102cをさらに備える。
内部形状規定部材102cは、鋳造する鋳物M3の内部形状を規定し、外部形状規定部材102aは、鋳造する鋳物M3の外部形状を規定する。図17に示した鋳物M3は、水平方向の断面(以下、横断面と称す)の形状が管状の中空鋳物(つまりパイプ)である。即ち、より具体的には、内部形状規定部材102cは、鋳物M3の横断面の内径を規定し、外部形状規定部材102aは、鋳物M3の横断面の外径を規定する。
図18は、内部形状規定部材102c及び外部形状規定部材102aの平面図である。ここで、図17の内部形状規定部材102c及び外部形状規定部材102aの断面図は、図18のIII−III断面図に相当する。図18に示すように、外部形状規定部材102aは、例えば矩形状の平面形状を有し、中央部に四角形状の開口部を有している。内部形状規定部材102cは、四角形状の平面形状を有し、外部形状規定部材102aの開口部の中央部に配置されている。内部形状規定部材102cと外部形状規定部材102aとの間の間隙が、溶湯が通過する溶湯通過部102bとなる。このように、内部形状規定部材102c、外部形状規定部材102a、溶湯通過部102bによって形状規定部材102が構成されている。このような構成により、角筒形状の鋳物が鋳造される。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記した構成例は組み合わせて用いられても良い。
101 溶湯保持炉
102 形状規定部材
102a 外部形状規定部材
102b 溶湯通過部
102c 内部形状規定部材
103、104 支持ロッド
105 アクチュエータ
106 冷却ノズル
107 導出部
108 固体伝熱部材
108a 固体伝熱部材
109 支持部材
109a 支持部材
110 冷却部
111 金属ウール
112 水掻部
M1 溶湯
M2 保持溶湯
M3 鋳物
W1 冷却媒体
ST スタータ
PL 引上機

Claims (4)

  1. 溶湯を保持する保持炉と、
    前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面から前記溶湯を導出する導出部と、
    前記湯面近傍に設置され、前記導出部によって導出された凝固前の前記溶湯である保持溶湯に外力を印加することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、
    前記保持溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物、の表面に接触するように設けられ、前記鋳物の引き上げ方向に回動可能な円柱形状の固体伝熱部材と、
    前記固体伝熱部材の内部に設けられ、冷却水が循環する冷却部と、を備え、
    前記冷却部は、
    前記固体伝熱部材の回動に応じて前記冷却水を掻き揚げる水掻部を有する、引上式連続鋳造装置。
  2. 溶湯を保持する保持炉と、
    前記保持炉に保持された前記溶湯の湯面から前記溶湯を導出する導出部と、
    前記湯面近傍に設置され、前記導出部によって導出された凝固前の前記溶湯である保持溶湯に外力を印加することにより、鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材と、
    前記保持溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物、の表面に接触するように設けられた固体伝熱部材と、
    前記形状規定部材の移動に応じて前記固体伝熱部材を移動させるアクチュエータと、を備えた、引上式連続鋳造装置。
  3. 鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を、保持炉に保持された溶湯の湯面近傍に設置するステップと、
    前記溶湯を引き上げて前記形状規定部材を通過させるステップと、
    前記形状規定部材を通過した前記溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物、の表面に接触するように固体伝熱部材を設けることにより、当該鋳物を冷却するステップと、を備え
    前記固体伝熱部材を、前記鋳物の引き上げ方向に回動可能な円柱形状に構成し、
    前記固体伝熱部材の内部に、冷却水が循環する冷却部をさらに設け、
    前記冷却部に、前記固体伝熱部材の回動に応じて前記冷却水を掻き揚げる水掻部を設ける、引上式連続鋳造方法。
  4. 鋳造する鋳物の断面形状を規定する形状規定部材を、保持炉に保持された溶湯の湯面近傍に設置するステップと、
    前記溶湯を引き上げて前記形状規定部材を通過させるステップと、
    前記形状規定部材を通過した前記溶湯が凝固することにより形成された前記鋳物、の表面に接触するように固体伝熱部材を設けることにより、当該鋳物を冷却するステップと、を備え
    前記形状規定部材の移動に応じて前記固体伝熱部材を移動させる、引上式連続鋳造方法。
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