JP5729146B2 - 情報端末装置、情報端末装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報端末装置、情報端末装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は情報端末装置、情報端末装置の制御方法およびプログラムに関する。
現在、携帯電話機や携帯情報端末などの情報端末装置が利用されている。情報端末装置には、いわゆるスマートフォンと呼ばれるものやPDA(Personal Digital Assistant)と呼ばれるものが含まれ得る。情報端末装置では、例えば、ユーザインタフェースを制御するオペレーティングシステム(OS:Operating System)が実行される。ユーザインタフェースの制御には、ディスプレイへの画面表示の制御やスピーカからの音出力の制御が含まれ得る。OS上では、動画再生や電子メールの送受信など、ユーザインタフェースを利用した処理を行うアプリケーションプログラムを実行できる。
また、現在、サーバコンピュータなどの分野では、物理的なコンピュータ(物理マシンと呼ぶことがある)上で複数の仮想的なコンピュータ(仮想マシンと呼ぶことがある)を動作させる仮想化技術が利用されている。仮想化技術を利用する物理マシンは、2以上の仮想マシンそれぞれにOSを実行させることで、複数のOSを並行して実行することができる。複数の仮想マシンが動作する物理マシンでは、例えば、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)などのリソースを仮想マシンに割り振る制御用ソフトウェア(ハイパーバイザと呼ぶことがある)が実行される。
なお、2つのOSの一方を動作状態(活性状態)とし他方をサスペンド状態(非活性状態)とすることで、2つのOSの何れか一方を排他的に実行するコンピュータシステムが提案されている。また、外部装置に記憶されたパーソナルコンピュータ用OSを実行可能な携帯電話機であって、電話の着信を検出すると、パーソナルコンピュータ用OSを終了して携帯電話機用OSを起動する携帯電話機が提案されている。
特開2008−52714号公報 特開2007−129343号公報
ところで、仮想化技術を用いることで、携帯電話機や携帯情報端末などの情報端末装置に複数のOSを実行させることも考えられる。例えば、動画再生に好適なOSと電子メールの送受信に好適なOSを、並行して実行させることが考えられる。この場合、情報端末装置では、ユーザインタフェースの制御権をもつOSを切り替えることが発生し得る。例えば、情報端末装置は、電子メールの送信後に動画再生を行うとき、OSに対するディスプレイの割り当てを変更して、ディスプレイへの画面表示を制御するOSを切り替える。
しかし、従来の仮想化技術を用いて情報端末装置に複数のOSを実行させると、ユーザインタフェースの制御権をもたないOSがバックグラウンドで処理を継続して、情報端末装置の負荷が増大するという問題がある。例えば、情報端末装置が、動画再生中に電子メールを受信して、ディスプレイへの画面表示を制御するOSを切り替えるとする。このとき、単にOSに対するディスプレイの割り当てを変更するだけでは、切替前のOSがバックグラウンドで動画再生のアプリケーションプログラムを実行し続けるおそれがある。
バックグラウンドの処理により情報端末装置の負荷が増大すると、情報端末装置の消費電力が増大し、また、切替後のOSの処理速度が低下するといった問題が生じる。
1つの側面では、本発明は、複数のOSが動作するときの負荷を軽減できる情報端末装置、情報端末装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
複数のオペレーティングシステムが動作する情報端末装置が提供される。情報端末装置は、記憶部と制御部とを有する。記憶部は、複数のオペレーティングシステムのうち、情報端末装置のユーザインタフェースを制御しているフロントオペレーティングシステムを示す情報を記憶する。制御部は、記憶部を参照して、フロントオペレーティングシステムが第1のオペレーティングシステムから第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出すると、第1のオペレーティングシステムに対しユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、また、第2のオペレーティングシステムに対しユーザインタフェースの動作が再開することを通知する。
また、複数のオペレーティングシステムが動作する情報端末装置が行う制御方法が提供される。複数のオペレーティングシステムのうち情報端末装置のユーザインタフェースを制御するフロントオペレーティングシステムが、第1のオペレーティングシステムから第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出する。第1のオペレーティングシステムに対しユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、また、第2のオペレーティングシステムに対しユーザインタフェースの動作が再開することを通知する。
また、複数のオペレーティングシステムが動作する情報端末装置を制御するためのプログラムが提供される。プログラムは、情報端末装置が備えるコンピュータに以下の処理を実行させる。複数のオペレーティングシステムのうち情報端末装置のユーザインタフェースを制御するフロントオペレーティングシステムが、第1のオペレーティングシステムから第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出する。第1のオペレーティングシステムに対しユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、また、第2のオペレーティングシステムに対しユーザインタフェースの動作が再開することを通知する。
複数のOSが動作する情報端末装置の負荷が軽減される。
第1の実施の形態の情報端末装置を示す図である。 第2の実施の形態の情報処理システムを示す図である。 情報端末装置の外形例を示す図である。 情報端末装置のハードウェア例を示すブロック図である。 情報端末装置で動作するソフトウェア例を示すブロック図である。 着信情報テーブルの例を示す図である。 ユーザ入力によるOS切替の制御を示すフローチャートである。 ユーザ入力によるOS切替の制御を示すシーケンス図である。 消費電力の第1の変化例を示す図である。 着信によるOS切替の制御を示すフローチャートである。 着信によるOS切替の制御を示すシーケンス図である。 消費電力の第2の変化例を示す図である。 消費電力の他の変化例を示す第1の図である。 消費電力の他の変化例を示す第2の図である。 消費電力の他の変化例を示す第3の図である。 消費電力の他の変化例を示す第4の図である。 情報処理装置のハードウェア例を示すブロック図である。
以下、本実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の情報端末装置を示す図である。第1の実施の形態の情報端末装置10は、OS11,12(OS#1,#2)を並行して実行することができる。複数のOSの並行実行には、複数のOSプログラムを異なるプロセッサで実行することや、複数のOSプログラムを同一プロセッサで時分割に実行することを含む。情報端末装置10としては、例えば、無線通信機能を備えた携帯電話機や携帯情報端末が挙げられる。
情報端末装置10は、記憶部13と制御部14を有する。情報端末装置10は、CPUとRAMを含むコンピュータを備えていてもよい。記憶部13としては、RAMなどの揮発性メモリや、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを用いることができる。制御部14は、CPUなどの汎用のプロセッサに実行させるプログラムとして実装してもよいし、後述する処理を行う電子回路(ハードウェア)として実装してもよい。
記憶部13は、情報端末装置10で動作するOS11,12のうち、情報端末装置10のユーザインタフェースを制御しているフロントOSを示す情報(例えば、フロントOSの識別子(ID:Identifier))を記憶する。ユーザインタフェースの制御には、情報端末装置10が備えるディスプレイへの画面表示の制御や、スピーカからの音出力の制御が含まれ得る。フロントOS上で実行されるアプリケーションプログラムの処理結果は、ユーザインタフェースに出力され得る。一方、他のOS上で実行されるアプリケーションプログラムの処理結果は、ユーザインタフェースに出力されない可能性がある。
制御部14は、記憶部13を参照し、フロントOSが第1のOS(例えば、OS11)から第2のOS(例えば、OS12)に切り替わることを検出する。例えば、制御部14は、フロントOSの切替を示すイベントを検出すると、記憶部13を参照して現在のフロントOSを確認し、切替元の第1のOSと切替先の第2のOSを判定する。フロントOSの切替を示すイベントには、情報端末装置10が備えるボタンをユーザが操作してOS切替を示す入力が行われたことや、現在のフロントOS以外のOSが処理すべき着信(例えば、電話の着信)をネットワークから受け付けたことが含まれ得る。
そして、制御部14は、切替元の第1のOSに対しユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、切替先の第2のOSに対しユーザインタフェースの動作が再開することを通知する。ユーザインタフェースの動作が停止することを示す通知は、ディスプレイの画面表示をOFFにすることを示す通知でもよく、ユーザから画面表示をOFFにする操作を受け付けたことを示す通知でもよい。ユーザインタフェースの動作が再開することを示す通知は、ディスプレイの画面表示をONにすることを示す通知でもよく、ユーザから画面表示をONにする操作を受け付けたことを示す通知でもよい。
ユーザインタフェースの動作停止を通知されたOSは、ユーザインタフェースを利用する処理を終了し、起動状態(アクティブ状態)から待ち受け状態(スリープ状態)に遷移することが可能となる。例えば、画面表示のOFFを通知されたOSは、画面表示を行うアプリケーションプログラムを終了し、ディスプレイに出力する画面フレームの生成を停止するよう制御する。ユーザインタフェースの動作再開を通知されたOSは、スリープ状態からアクティブ状態に迅速に復帰することが可能となる。例えば、画面表示のONを通知されたOSは、ディスプレイに出力する画面フレームの生成を再開するよう制御する。
第1の実施の形態の情報端末装置10によれば、複数のOSのうち情報端末装置10のユーザインタフェースを制御するフロントOSが、第1のOSから第2のOSに切り替わることを検出する。第1のOSに対しユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、また、第2のOSに対しユーザインタフェースの動作が再開することを通知する。
これにより、フロントOSの切替時に、切替元のOSには仮想的にユーザインタフェースの動作停止(例えば、画面表示のOFF)と認識させ、切替先のOSには仮想的にユーザインタフェースの動作再開(例えば、画面表示のON)と認識させることができる。そのため、切替元のOSが、ユーザインタフェースを利用する処理の一部または全部を停止するなど、バックグラウンドで行う処理を抑制することを期待できる。よって、情報端末装置10の負荷を軽減することができ、消費電力の低減や処理速度の向上が図られる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の情報処理システムを示す図である。第2の実施の形態の情報処理システムは、情報端末装置100,100aと移動通信網20を含む。情報端末装置100,100aは、スマートフォンと呼ばれる携帯電話機でもよく、PDAと呼ばれる携帯情報端末でもよい。移動通信網20は、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX、無線LAN(Local Area Network)などの無線通信方式を用いる無線アクセス網であってもよい。
情報端末装置100,100aは、移動通信網20が備える基地局21に接続し、基地局21を介して、音声通話、Webサーバとの間のHTTP(Hypertext Transfer Protocol)通信、電子メールの送受信、動画ストリームの受信などの通信を行う。また、情報端末装置100,100aは、仮想化技術を用いて、複数の仮想マシン(VM:Virtual Machine)を動作させる。情報端末装置100,100aは、少なくとも2つの仮想マシンにそれぞれOSを実行させる。2以上のOSの中から、処理の種類に応じた好適なOSが選択される。以下の第2の実施の形態の説明では、情報端末装置100が2つのOSを切り替えながら、上記のような通信を伴う処理を制御する場合を考える。
図3は、情報端末装置の外形例を示す図である。情報端末装置100は、ユーザインタフェースとして、ディスプレイ114、ボタン116a,116b,116c,116d,116e、スピーカ118およびマイクロホン119を有する。
ディスプレイ114は、例えば、筐体前面の中央に配置される。ボタン116a,116bは、例えば、筐体右側面に配置される。ボタン116c,116d,116eは、例えば、筐体前面の下部に配置される。スピーカ118は、例えば、筐体前面の上部に配置される。マイクロホン119は、例えば、筐体前面の右下部に配置される。
ボタン116aは、OS切替に用いられる。情報端末装置100は、ボタン116aが押下されると、ディスプレイ114の画面表示を制御するフロントOSを切り替える。ボタン116bは、電源のON/OFF切替や画面表示のON/OFF切替に用いられる。情報端末装置100は、ボタン116bが長く押下されると、電源をONからOFF(例えば、プロセッサの停止)またはOFFからON(例えば、プロセッサの起動)に切り替える。また、ボタン116bが短く押下されると、ディスプレイ114の画面表示をONからOFF(例えば、ディスプレイ114のバックライトの消灯)またはOFFからON(例えば、ディスプレイ114のバックライトの点灯)に切り替える。
ボタン116cは、メニューボタンである。情報端末装置100は、ボタン116cが押下されると、ディスプレイ114に現在表示された画面に関連する操作項目を示すメニューを表示する。ボタン116dは、ホームボタンである。情報端末装置100は、ボタン116dが押下されると、ディスプレイ114に表示する画面を、所定のホーム画面に戻す。ボタン116eは、バックボタンである。情報端末装置100は、ボタン116eが押下されると、ディスプレイ114に表示する画面を、1つ前の画面に戻す。
図4は、情報端末装置のハードウェア例を示すブロック図である。情報端末装置100は、CPU111,122、RAM112,123、ROM(Read Only Memory)113、ディスプレイ114、タッチパネル115、キーパッド116、音声信号処理部117、スピーカ118、マイクロホン119および無線通信部121を有する。
CPU111は、OSプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラムなどのプログラムを実行し、情報端末装置100が備えるデバイスを制御する。例えば、CPU111は、ディスプレイ114に画面を表示させ、また、キーパッド116から入力を受け付ける。CPU111は、ROM113に記憶されたプログラムやデータの少なくとも一部を読み出してRAM112に展開し、プログラムを実行する。
RAM112は、CPU111が用いるプログラムやデータを一時的に記憶する揮発性メモリである。なお、情報端末装置100は、他の種類の揮発性メモリを備えてもよい。
ROM113は、プログラムやデータを記憶する不揮発性メモリである。ROM113に記憶されるプログラムには、OSプログラム、情報端末装置100が備えるデバイスに対応するドライバプログラム、アプリケーションプログラムが含まれる。なお、情報端末装置100は、フラッシュメモリなど他の種類の不揮発性メモリを備えてもよい。
ディスプレイ114は、CPU111から画面フレームを取得して画面を表示する。ディスプレイ114としては、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイを用いることができる。ディスプレイ114は、例えば、タッチパネル115の下層に配置され、タッチパネル115を透過して筐体前面からその画面を視認できるようにする。
タッチパネル115は、ユーザのタッチ操作を検出し、タッチされた位置を入力信号としてCPU111に通知する。タッチ操作には、タッチペンなどのポインティングデバイスまたはユーザの指が用いられる。ユーザは、ディスプレイ114に表示された画面を見ながら、タッチパネル115に対してタッチ操作を行うことができる。タッチ位置の検出には、例えば、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などの検出方式を用いることができる。
キーパッド116は、前述のボタン116a,116b,116c,116d,116eを含む複数の物理的なボタンを備える。キーパッド116は、ユーザにより何れかのボタンが押下されると、押下されたボタンを示す入力信号をCPU111に通知する。
音声信号処理部117は、CPU111の制御のもと、音声信号処理を行う。音声信号処理部117は、CPU111から取得するデジタルの音声データを処理し、音声信号をスピーカ118に出力する。また、マイクロホン119から取得する音声信号を処理し、デジタルの音声データとしてCPU111に出力する。
スピーカ118は、音声信号処理部117から取得する音声信号としての電気信号を物理振動に変換して、音を再生する。例えば、ユーザが通話を行っているとき、通話相手の声や背景雑音がスピーカ118から出力される。
マイクロホン119は、音の物理振動を電気信号に変換することで、音声入力を受け付け、音声信号としての電気信号を音声信号処理部117に出力する。例えば、ユーザが通話を行っているとき、ユーザの声や背景雑音がマイクロホン119から入力される。
無線通信部121は、移動通信網20が採用する無線通信方式に従って、基地局21と無線通信を行う。無線通信部121は、例えば、情報端末装置100が備えるアンテナで受信した無線信号を復調および誤り訂正復号し、デジタルベースバンド(DBB:Digital Baseband)信号をCPU122に出力する。また、CPU122から取得するDBB信号を誤り訂正符号化および変調し、無線信号をアンテナから出力する。
CPU122は、DBB信号を処理するプロセッサである。CPU122は、無線通信部121から取得したDBB信号を処理し、抽出した受信データをCPU111に出力する。受信データには、移動通信網20から電話の着信があったことを示す着信データが含まれ得る。また、CPU122は、CPU111から取得した送信データを処理し、DBB信号を無線通信部121に出力する。CPU122は、DBB信号処理に用いるプログラムやデータの少なくとも一部をRAM123に展開し、プログラムを実行する。
RAM123は、CPU122が用いるプログラムやデータを一時的に記憶する揮発性メモリである。なお、情報端末装置100は、他の種類の揮発性メモリを備えてもよい。
なお、CPU111とCPU122とは、例えば、ディスプレイ114やタッチパネル115が接続されたバスとは異なるバスを介して信号を受け渡す。
図5は、情報端末装置で動作するソフトウェア例を示すブロック図である。情報端末装置100は、ハイパーバイザ130および仮想マシン140〜180を有する。ハイパーバイザ130および仮想マシン140〜180は、全てをプログラムのモジュールとして実装してもよいし、その少なくとも一部を電子回路として実装してもよい。
ハイパーバイザ130は、仮想マシン140〜180に、CPU111の処理能力やRAM112の記憶領域などのリソースを割り当てる。また、ハイパーバイザ130は、仮想マシン140〜180の間で行われる通知、および、情報端末装置100が備えるデバイスと仮想マシン160〜180の間で行われる通知を中継する。
仮想マシン140,150は、アプリケーションソフトウェアやOS(いわゆるゲストOS)を動作させる仮想マシンである。仮想マシン140と仮想マシン150では、異なる種類のアプリケーションソフトウェアが動作し得る。仮想マシン140では、例えば、音声通話用ソフトウェアやHTTP通信を行うWebブラウザ、動画再生ソフトウェアが動作する。仮想マシン150では、例えば、音声通話用ソフトウェアや電子メールを送受信するソフトウェアが動作する。仮想マシン140と仮想マシン150では、同一種類のOSが動作してもよいし、異なる種類のOSが動作してもよい。
仮想マシン140は、OS141(OS#1)、キードライバ142、ディスプレイドライバ143、フレームバッファ144および着信制御部145を有する。仮想マシン150は、仮想マシン140と同様、OS151(OS#2)、キードライバ152、ディスプレイドライバ153、フレームバッファ154および着信制御部155を有する。
OS141,151は、ハイパーバイザ130から割り当てられたリソースを管理し、各仮想マシン内で実行されるドライバやアプリケーションソフトウェアを制御する。キードライバ142,152は、キーパッド116に対するユーザ入力を示す通知を受け付けて、各仮想マシン内のOSに通知する。ディスプレイドライバ143,153は、各仮想マシン内のOSの制御に従い、ディスプレイ114に表示する画面を示す画面フレームを生成する。フレームバッファ144,154は、生成された画面フレームを一時的に保持し、ディスプレイ114に順次出力する。着信制御部145,155は、移動通信網20からの着信を示す通知を受け付けて、音声通話を開始する処理を行う。
仮想マシン160は、キーパッド116からの入力信号を処理するドライバ用仮想マシンである。仮想マシン160は、キードライバ161を有する。キードライバ161は、ユーザ入力を示す入力信号をキーパッド116から受け付け、仮想マシン180にユーザ入力を通知する。また、キードライバ161は、仮想マシン180からの指示に応じて、キードライバ142,152を介してOS141,151にユーザ入力を通知する。
仮想マシン170は、ディスプレイ114に表示させる画面を切り替えるドライバ用仮想マシンである。仮想マシン170は、ディスプレイドライバ171を有する。ディスプレイドライバ171は、仮想マシン180からの指示に応じて、OS141,152の何れか一方にディスプレイ114を割り当てる。例えば、ディスプレイドライバ171は、ディスプレイ114が、フレームバッファ144から出力される画面フレームとフレームバッファ154から出力される画面フレームの何れか一方を取得して表示するように、画面フレームのパスを切り替える。ディスプレイ114が割り当てられていないOSについての画面フレームが生成されても、ディスプレイ114には表示されない。
仮想マシン180は、他の仮想マシンを管理し、また、移動通信網20から電話の着信を受け付ける仮想マシンである。仮想マシン180は、OS情報記憶部181、着信情報記憶部182、着信制御部183および切替制御部184を有する。
OS情報記憶部181は、OS141,151のうち、ディスプレイ114が割り当てられているOS(フロントOS)を示すOS情報を記憶する。OS情報は、フロントOSのIDでもよいし、フロントOSが属する仮想マシンのIDでもよい。着信情報記憶部182は、通話サービス(例えば、音声のみの通話や画像付き通話などのサービス)と当該通話サービスを処理可能なOSとの対応関係を示す着信情報を記憶する。
着信制御部183は、移動通信網20からの着信を示す着信データをCPU122から取得する。着信データは、通話相手が要求している通話サービスを示すサービスIDを含む。サービスIDは、例えば、通話相手の情報端末装置または移動通信網20によってデータに付加される。着信制御部183は、着信情報記憶部182を参照して、受け付けた着信を処理すべきOSを判定する。そして、判定したOSを切替制御部184に通知し、また、判定したOS上で動作する着信制御部に着信を通知する。
切替制御部184は、フロントOSの切替を制御する。切替制御部184は、OS切替を示すユーザ入力(ボタン116aの押下)がキードライバ161から通知されると、OS情報記憶部181を参照して、現在のフロントOSを確認する。そして、切替元OSと切替先OSへの通知をキードライバ161に指示し、画面切替をディスプレイドライバ171に指示する。また、切替制御部184は、着信を処理すべきOSが着信制御部183から通知されると、OS情報記憶部181を参照して、フロントOSを切り替えるか否か判定する。フロントOSを切り替える場合、OS切替を示すユーザ入力の場合と同様に、キードライバ161およびディスプレイドライバ171への指示を行う。
なお、OS141,151は、第1の実施の形態のOS11,12の一例である。OS情報記憶部181は、第1の実施の形態の記憶部13の一例である。切替制御部184は、第1の実施の形態の制御部14の一例である。また、図5では、キードライバ161およびディスプレイドライバ171をそれぞれ独立の仮想マシン上で動作させているが、他の仮想マシン(例えば、仮想マシン180)上で動作させてもよい。また、フロントOSの切替制御を、仮想マシン180に代えて仮想マシン160に実行させてもよい。
図6は、着信情報テーブルの例を示す図である。着信情報テーブル185は、着信情報記憶部182に記憶される。着信情報テーブル185は、サービスIDおよびOS−IDの項目を含む。サービスIDの項目には、通話相手から指定され得る通話サービスを識別するIDが登録される。サービスIDは、移動通信網20から受信する着信データに含まれている。OS−IDの項目には、サービスIDが示す通話サービスを扱うことが可能なOS(OS141またはOS151)のIDが登録される。なお、OSのIDに代えて、当該OSの属する仮想マシンのIDを用いてもよい。
図7は、ユーザ入力によるOS切替の制御を示すフローチャートである。以下、図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS11)キーパッド116は、ユーザによってボタン116aが押下されると、仮想マシン160のキードライバ161に入力信号を出力する。キードライバ161は、入力信号からOS切替のユーザ入力があったことを検出し、仮想マシン180の切替制御部184にユーザ入力を通知する。切替制御部184は、キードライバ161からの通知に基づいて、OS切替のユーザ入力があったことを検出する。
(ステップS12)切替制御部184は、OS情報記憶部181に記憶されたOS情報を参照して、現在のフロントOSを確認する。図7のフローチャートに関する以下の説明では、現在のフロントOSがOS141である場合を考える。
(ステップS13)切替制御部184は、フロントOSをOS141からOS151に切り替えると決定する。そして、切替制御部184は、切替元のOS141(現在のフロントOS)に画面OFFを示すユーザ入力を通知し、切替先のOS151に画面ONを示すユーザ入力を通知するよう、キードライバ161に指示する。キードライバ161は、仮想的に画面OFFを示すユーザ入力(ボタン116bの押下)を、キードライバ142を介してOS141に通知する。また、仮想的に画面ONを示すユーザ入力(ボタン116bの押下)を、キードライバ152を介してOS151に通知する。
(ステップS14)切替制御部184は、ディスプレイ114が取得する画面フレームのパスを切り替えるよう、仮想マシン170のディスプレイドライバ171に指示する。ディスプレイドライバ171は、ディスプレイ114を割り当てるOSを、OS141からOS151に変更し、画面フレームのパスを切り替える。例えば、ディスプレイ114がフレームバッファ154から出力される画面フレームを表示し、フレームバッファ144から出力される画面フレームを表示しないよう、ディスプレイ114を制御する。
(ステップS15)切替制御部184は、切替後のフロントOSであるOS151を示す情報を、OS情報としてOS情報記憶部181に書き込む。
図8は、ユーザ入力によるOS切替の制御を示すシーケンス図である。ここでは、OS141がアクティブ状態でありOS151がスリープ状態であるときにユーザ入力を受け付けて、フロントOSをOS141からOS151に切り替える場合を考える。以下、図8に示すシーケンスをステップ番号に沿って説明する。
(ステップS21)キーパッド116は、ユーザによってボタン116aが押下されたことを示す入力信号を、仮想マシン160のキードライバ161に出力する。
(ステップS22)キードライバ161は、入力信号を受け付けて、OS切替のユーザ入力があったことを、仮想マシン180の切替制御部184に通知する。
(ステップS23)切替制御部184は、現在のフロントOSがOS141であることを確認し、OS141からOS151へのOS切替をキードライバ161に指示する。
(ステップS24)キードライバ161は、仮想的に、画面OFF(例えば、バックライトの消灯)を示すユーザ入力があったことを、仮想マシン140のキードライバ142に通知する。キードライバ142は、OS141に画面OFFの検出を通知する。また、キードライバ161は、仮想的に、画面ON(例えば、バックライトの点灯)を示すユーザ入力があったことを、仮想マシン150のキードライバ152に通知する。キードライバ152は、OS151に画面ONの検出を通知する。
(ステップS25)OS141は、アクティブ状態からスリープ状態に遷移する。例えば、OS141は、動画再生ソフトウェアやWebブラウザなどのアプリケーションソフトウェアのプログラムを終了させる。また、OS141は、ディスプレイドライバ143に、画面フレームの生成を停止するよう指示する。ディスプレイドライバ143は画面フレームの生成を停止し、フレームバッファ144は画面フレームの出力を停止する。
(ステップS26)OS151は、スリープ状態からアクティブ状態に遷移する。例えば、OS151は、ディスプレイドライバ153に、画面フレームの生成を再開するよう指示する。OS151がスリープ状態に遷移する直前の画面状態を保存していた場合は、当該直前の画面状態を再現するようディスプレイドライバ153に指示する。ディスプレイドライバ153は画面フレームの生成を再開し、フレームバッファ154はディスプレイ114への画面フレームの出力を再開する。
(ステップS27)OS141は、仮想マシン180の切替制御部184に、アクティブ状態からスリープ状態に遷移した旨を通知する。OS151は、切替制御部184に、スリープ状態からアクティブ状態に遷移した旨を通知する。
(ステップS28)切替制御部184は、OS141からOS151へのOS切替を、仮想マシン170のディスプレイドライバ171に指示する。
(ステップS29)ディスプレイドライバ171は、仮想マシン140のフレームバッファ144から出力される画面フレームに代えて、仮想マシン150のフレームバッファ154から出力される画面フレームを表示するよう、ディスプレイ114を制御する。
図9は、消費電力の第1の変化例を示す図である。CPU111では、OS141(OS#1)とOS151(OS#2)が時分割で実行される。このため、OS141およびOS141上で動作するアプリケーションソフトウェアの負荷と、OS151およびOS151上で動作するアプリケーションソフトウェアの負荷の合計が、消費電力に影響を与える。なお、情報端末装置100は、アプリケーションソフトウェアが通信を行わない間も、移動通信網20との接続を維持するため、定期的に基地局21と無線通信を行う。
ここで、OS141上でWebブラウジングが行われている場合、情報端末装置100は、OS141,151を動作させておくためのベース電力に加えて、OS141上でのWebブラウザの実行に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによってOS切替の操作が行われると、OS141により画面OFFの操作と認識され、OS151により画面ONの操作と認識される。OS141はWebブラウザを終了してスリープ状態に遷移し、OS151はアクティブ状態に遷移してディスプレイ114に画面を表示する。その後、ユーザから電子メールの送受信が指示されると、OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを起動する。このとき、情報端末装置100は、ベース電力に加えて、OS151上での電子メール送受信に応じた電力を消費する。ただし、OS141はアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移しているため、バックグラウンドでの消費電力が抑制される。
次に、ユーザによって画面OFFの操作(ボタン116bの押下)が行われると、OS151により画面OFFの操作が認識される。OS151は、電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを終了して、スリープ状態に遷移する。このとき、OS141,151は共にスリープ状態に遷移しているため、消費電力は、ベース電力および基地局21との定期的な無線通信のための電力に抑えられる。
次に、ユーザによって画面ONの操作(ボタン116bの押下)が行われると、OS151により画面ONの操作が認識される。OS151は、アクティブ状態に遷移し、ディスプレイ114に画面を表示する。その後、ユーザから電子メールの送受信が指示されると、OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを起動する。このとき、情報端末装置100は、OS141,151のベース電力に加えて、OS151上での電子メール送受信に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによってOS切替の操作が行われると、OS151により画面OFFの操作と認識され、OS141により画面ONの操作と認識される。OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移し、OS141はアクティブ状態に遷移してディスプレイ114に画面を表示する。その後、ユーザからWebブラウジングが指示されると、OS141はWebブラウザを起動する。このとき、情報端末装置100は、ベース電力に加えて、OS141上でのWebブラウザの実行に応じた電力を消費する。ただし、OS151はアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移しているため、バックグラウンドでの消費電力が抑制される。
このように、情報端末装置100は、OS切替を示すユーザ入力を受け付けると、バックグラウンドで動作するOSをスリープ状態にする。OS切替の前にユーザが明示的にアプリケーションソフトウェアを終了させなくても、バックグラウンドで動作するOS上のアプリケーションソフトウェアは放置されずに自動的に終了することになる。
図10は、着信によるOS切替の制御を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS31)CPU122は、受信信号から情報端末装置100への着信を示す着信データが抽出されると、着信データを仮想マシン180の着信制御部183に出力する。着信制御部183は、着信データに基づいて、着信があったことを検出する。
(ステップS32)着信制御部183は、着信データからサービスIDを抽出し、通話相手が要求している通話サービスを特定する。そして、着信情報記憶部182に記憶された着信情報テーブル185から当該通話サービスを処理可能なOSを検索し、着信を受けるOSを判定する。着信制御部183は、判定したOSを切替制御部184に通知する。
(ステップS33)切替制御部184は、OS情報記憶部181に記憶されたOS情報を参照して、現在のフロントOSを確認する。図10のフローチャートに関する以下の説明では、現在のフロントOSがOS141である場合を考える。
(ステップS34)切替制御部184は、OS切替が発生するか否か判断する。着信を受けるOSと現在のフロントOSが同じときは、OS切替が発生しないと判断し、異なるときは、OS切替が発生すると判断する。OS切替が発生する場合、処理をステップS35に進める。OS切替が発生しない場合、処理をステップS38に進める。
(ステップS35)切替制御部184は、画面ONおよび画面OFFを示すユーザ入力を通知するよう、仮想マシン160のキードライバ161に指示する。キードライバ161は、画面OFFを示すユーザ入力を、仮想マシン140のキードライバ142を介して切替元のOS141に通知する。また、画面ONを示すユーザ入力を、仮想マシン150のキードライバ152を介して切替先のOS151に通知する。
(ステップS36)切替制御部184は、ディスプレイ114が取得する画面フレームのパスを切り替えるよう、仮想マシン170のディスプレイドライバ171に指示する。ディスプレイドライバ171は、ディスプレイ114を割り当てるOSを、OS141からOS151に変更し、画面フレームのパスを切り替える。
(ステップS37)切替制御部184は、切替後のフロントOSであるOS151を示す情報を、OS情報としてOS情報記憶部181に書き込む。
(ステップS38)着信制御部183は、フロントOS上で動作する着信制御部(着信制御部145または着信制御部155)に、移動通信網20からの着信を通知する。
図11は、着信によるOS切替の制御を示すシーケンス図である。ここでは、OS141がアクティブ状態でありOS151がスリープ状態であるときに、OS151が処理すべき着信を受け付けて、フロントOSをOS141からOS151に切り替える場合を考える。以下、図11に示すシーケンスをステップ番号に沿って説明する。
(ステップS41)CPU122は、受信信号から抽出された着信データを、仮想マシン180の着信制御部183に出力する。
(ステップS42)着信制御部183は、受け付けた着信がOS151によって処理されるものであることを確認する。切替制御部184は、現在のフロントOSがOS141であることを確認し、OS切替が発生すると判断する。そして、OS141からOS151へのOS切替を、仮想マシン160のキードライバ161に指示する。
(ステップS43)キードライバ161は、仮想的に、画面OFFを示すユーザ入力があったことを、仮想マシン140のキードライバ142に通知する。キードライバ142は、OS141に画面OFFの検出を通知する。また、キードライバ161は、仮想的に、画面ONを示すユーザ入力があったことを、仮想マシン150のキードライバ152に通知する。キードライバ152は、OS151に画面ONの検出を通知する。
(ステップS44)OS141は、アクティブ状態からスリープ状態に遷移する。例えば、OS141は、アプリケーションソフトウェアのプログラムを終了させる。また、OS141は、ディスプレイドライバ143に、画面フレームの生成を停止するよう指示する。ディスプレイドライバ143は画面フレームの生成を停止し、フレームバッファ144は画面フレームの出力を停止する。
(ステップS45)OS151は、スリープ状態からアクティブ状態に遷移する。例えば、OS151は、ディスプレイドライバ153に、画面フレームの生成を再開するよう指示する。ディスプレイドライバ153は画面フレームの生成を再開し、フレームバッファ154はディスプレイ114への画面フレームの出力を再開する。
(ステップS46)OS141は、仮想マシン180の切替制御部184に、アクティブ状態からスリープ状態に遷移した旨を通知する。OS151は、切替制御部184に、スリープ状態からアクティブ状態に遷移した旨を通知する。
(ステップS47)切替制御部184は、OS141からOS151へのOS切替を、仮想マシン170のディスプレイドライバ171に指示する。
(ステップS48)ディスプレイドライバ171は、仮想マシン140のフレームバッファ144から出力される画面フレームに代えて、仮想マシン150のフレームバッファ154から出力される画面フレームを表示するよう、ディスプレイ114を制御する。
(ステップS49)着信制御部183は、仮想マシン150の着信制御部155に、移動通信網20からの着信を通知する。
図12は、消費電力の第2の変化例を示す図である。まず、OS151上で電子メールの送受信のためのアプリケーションソフトウェアが実行されている場合、情報端末装置100は、OS141,151を動作させておくためのベース電力に加えて、OS151上での電子メール送受信に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによってOS切替の操作が行われると、OS151により画面OFFの操作と認識され、OS141により画面ONの操作と認識される。OS151はアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移し、OS141はアクティブ状態に遷移してディスプレイ114に画面を表示する。その後、ユーザから動画再生が指示されると、OS141は動画再生のアプリケーションソフトウェアを起動する。このとき、情報端末装置100は、ベース電力に加えて、OS141上での動画再生に応じた電力を消費する。ただし、OS151はアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移しているため、バックグラウンドでの消費電力が抑制される。
次に、OS151によって処理される電話の着信があると、OS141により画面OFFの操作と認識され、OS151により画面ONの操作と認識される。OS141は動画再生のアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移し、OS151はアクティブ状態に遷移してディスプレイ114に画面を表示する。そして、OS151は、音声通話のためのアプリケーションソフトウェアを起動する。このとき、情報端末装置100は、ベース電力に加えて、OS151上での音声通話に応じた電力を消費する。ただし、OS141はアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移しているため、バックグラウンドでの消費電力が抑制される。
このように、情報端末装置100は、OS切替が発生する着信を受け付けると、バックグラウンドで動作するOSをスリープ状態にする。OS切替の前にユーザが明示的にアプリケーションソフトウェアを終了させなくても、バックグラウンドで動作するOS上のアプリケーションソフトウェアは放置されずに自動的に終了することになる。
次に、OS切替の際、情報端末装置100が、切替元OSに画面OFFを通知せず切替先OSに画面ONを通知しない場合を仮定して、その消費電力について説明する。
図13は、消費電力の他の変化例を示す第1の図である。まず、OS141上でWebブラウジングが行われている場合、情報端末装置100は、OS141,151のベース電力に加えて、OS141上でのWebブラウザの実行に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによってOS切替の操作が行われ、切替後のOS151が提供する画面上でユーザから電子メールの送受信が指示されると、OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを起動する。このとき、ディスプレイ114の割り当てはOS141からOS151に変更されるものの、OS141にユーザ入力は通知されないため、OS141はアクティブ状態を維持しWebブラウザを実行し続ける。よって、情報端末装置100は、ベース電力およびOS151上での電子メール送受信に応じた電力に加えて、OS141上でのWebブラウザの実行に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによって画面OFFの操作が行われると、OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを終了し、スリープ状態に遷移する。このとき、ディスプレイ114はOFFになる(例えば、バックライトが消灯する)ものの、バックグラウンドで動作するOS141は放置される。OS141は、ユーザ入力を検出しない期間が所定時間(例えば、1分や10分など)継続することにより自動的にスリープ状態に遷移するまで、アクティブ状態を維持しWebブラウザを実行し続ける。よって、情報端末装置100は、ベース電力に加えてWebブラウザの実行に応じた電力を消費する。
図14は、消費電力の他の変化例を示す第2の図である。まず、OS141上で動画再生が行われている場合、情報端末装置100は、OS141,151のベース電力に加えて、OS141上での動画再生に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによってOS切替の操作が行われ、切替後のOS151が提供する画面上でユーザから電子メールの送受信が指示されると、OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを起動する。このとき、ディスプレイ114の割り当てはOS141からOS151に変更されるものの、OS141にユーザ入力は通知されないため、OS141はアクティブ状態を維持し動画再生を継続する。よって、情報端末装置100は、ベース電力およびOS151上での電子メール送受信に応じた電力に加え、OS141上での動画再生に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによって画面OFFの操作が行われると、OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを終了し、スリープ状態に遷移する。このとき、ディスプレイ114はOFFになるものの、バックグラウンドで動作するOS141は、放置されて動画再生を継続する。よって、情報端末装置100は、ベース電力に加えて、動画再生に応じた電力(ただし、バックライト分だけ少ない電力)を消費し続ける。
図15は、消費電力の他の変化例を示す第3の図である。まず、OS151上で電子メールの送受信が実行されている場合、情報端末装置100は、OS141,151のベース電力に加えて、OS151上での電子メール送受信に応じた電力を消費する。
次に、ユーザによって画面OFFの操作が行われると、OS151は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを終了し、スリープ状態に遷移する。このとき、OS141,151は共にスリープ状態に遷移しており、消費電力はベース電力および基地局21との定期的な無線通信のための電力に抑えられている。
次に、ユーザによって画面ONの操作が行われると、OS151はアクティブ状態に遷移し、ディスプレイ114に画面を表示する。その後、ユーザによってOS切替の操作が行われると、ディスプレイ114の割り当てがOS151からOS141に変更される。ただし、OS141にユーザ入力が通知されないため、OS141はスリープ状態を維持し、ディスプレイ114に画面を表示しない状態になってしまう。ユーザによって画面ONの操作が行われると、OS141はアクティブ状態に遷移してディスプレイ114に画面を表示する。ユーザから電子メールの送受信が指示されると、OS141は電子メール送受信のためのアプリケーションソフトウェアを起動する。
図16は、消費電力の他の変化例を示す第4の図である。まず、OS141上で動画再生が行われている場合、情報端末装置100は、OS141,151のベース電力に加えて、OS141上での動画再生に応じた電力を消費する。
次に、OS151によって処理される電話の着信があると、フロントOSがOS141からOS151に切り替わる。OS151は、音声通話のためのアプリケーションソフトウェアを起動する。このとき、ディスプレイ114の割り当てはOS141からOS151に変更されるものの、OS141はアクティブ状態を維持し動画再生を継続する。よって、情報端末装置100は、ベース電力およびOS151上での音声通話に応じた電力に加え、OS141上での動画再生に応じた電力を消費する。
次に、音声通話が終了しユーザによって画面OFFの操作が行われると、OS151はアプリケーションソフトウェアを終了してスリープ状態に遷移する。このとき、ディスプレイ114はOFFになるものの、バックグラウンドで動作するOS141は、放置されて動画再生を継続する。よって、情報端末装置100は、ベース電力に加えて、動画再生に応じた電力(ただし、バックライト分だけ少ない電力)を消費し続ける。
以上説明したように、情報端末装置100は、OS切替を示すユーザ入力を受け付けたとき、単にディスプレイ114を割り当てるOSを変更するだけでは、切替元のOS上で継続される処理分の電力を余分に消費することになるおそれがある。同様に、OS切替を伴う着信を受け付けたときも、切替元のOS上で継続される処理分の電力を余分に消費することになるおそれがある。また、切替先のOSが迅速に画面フレームの生成を開始しないために、OS切替の際に一時的に画面OFFの状態になってしまうおそれがある。
なお、情報端末装置100に実行させるプログラムは、予め情報端末装置100に記録しておいてもよいし、ネットワークに接続された情報処理装置(例えば、サーバコンピュータ)から移動通信網20経由で情報端末装置100に送信してもよい。
図17は、情報処理装置のハードウェア例を示すブロック図である。情報処理装置200は、CPU201、RAM202、HDD203、画像信号処理部204、入力信号処理部205、ディスクドライブ206および通信部207を有する。上記ユニットは、情報処理装置200内でバスに接続されている。
CPU201は、情報処理装置200における情報処理を制御する演算装置である。CPU201は、HDD203に記憶されたプログラムやデータの少なくとも一部を読み出してRAM202に展開し、プログラムを実行する。なお、情報処理装置200は、複数の演算装置を備えて、情報処理を分散して実行してもよい。
RAM202は、CPU201が扱うプログラムやデータを一時的に記憶する揮発性メモリである。なお、情報処理装置200は、RAM以外の種類のメモリを備えていてもよく、複数個のメモリを備えていてもよい。
HDD203は、OSプログラムやアプリケーションプログラムなどのプログラム、および、情報処理に用いられるデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。HDD203は、CPU201の命令に従って、内蔵の磁気ディスクに対する読み書きを行う。なお、情報処理装置200は、HDD以外の種類の不揮発性の記憶装置(例えば、SSD(Solid State Drive))を備えていてもよく、複数の記憶装置を備えていてもよい。
画像信号処理部204は、CPU201の命令に従って、情報処理装置200に接続されたディスプレイ31に画像を出力する。ディスプレイ31として、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどを用いることができる。
入力信号処理部205は、情報処理装置200に接続された入力デバイス32から入力信号を取得し、CPU201に出力する。入力デバイス32として、例えば、マウスやタッチパネルなどのポインティングデバイスや、キーボードなどを用いることができる。
ディスクドライブ206は、記録媒体33に記録されたプログラムやデータを読み取る駆動装置である。記録媒体33として、例えば、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDなどの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)を使用できる。ディスクドライブ206は、例えば、CPU201の命令に従って、記録媒体33から読み取ったプログラムやデータをRAM202またはHDD203に格納する。
通信部207は、ネットワーク34に接続して通信を行う通信インタフェースである。ネットワーク34への接続は、有線接続でも無線接続でもよい。すなわち、通信部207は、有線通信インタフェースでも無線通信インタフェースでもよい。通信部207は、例えば、ネットワーク34と移動通信網20を介して、情報端末装置100と通信する。
ここで、情報端末装置100に実行させるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、記録媒体33)に記録しておくことができる。記録媒体として、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリなどを使用できる。磁気ディスクには、FDおよびHDDが含まれる。光ディスクには、CD、CD−R(Recordable)/RW(Rewritable)、DVDおよびDVD−R/RWが含まれる。
プログラムを流通させる場合、例えば、当該プログラムを記録した可搬記録媒体が提供される。また、プログラムを情報処理装置200などのコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワーク34経由でプログラムを配布することもできる。情報端末装置100は、例えば、取得したプログラムを不揮発性の記憶装置に格納し、当該記憶装置からプログラムを読み込んで実行する。ただし、取得したプログラムを直接実行してもよい。
第2の実施の形態の情報端末装置100によれば、フロントOSの切替の際に、切替元OSには仮想的に画面OFFユーザ入力を受け付けたと認識させ、切替先OSには仮想的に画面ONのユーザ入力を受け付けたと認識させることができる。そのため、切替元OSが、ディスプレイ114に画面表示するアプリケーションソフトウェアを停止するなど、バックグラウンドで行う処理を抑制することができる。よって、情報端末装置100の負荷を軽減でき、消費電力の低減や処理速度の向上が図られる。また、切替先OSが、ディスプレイ114への画面表示を迅速に再開することができる。よって、ユーザが画面ONの操作を別途行わなくても、OS切替の直後に切替先OSの提供する画面がディスプレイ114に表示された状態となり、ユーザインタフェースの利用を円滑化できる。
10 情報端末装置
11,12 オペレーティングシステム
13 記憶部
14 制御部

Claims (6)

  1. 複数のオペレーティングシステムが動作する情報端末装置であって、
    前記複数のオペレーティングシステムのうち、前記情報端末装置のユーザインタフェースを制御しているフロントオペレーティングシステムを示す情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部を参照して、前記フロントオペレーティングシステムが第1のオペレーティングシステムから第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出すると、前記第1のオペレーティングシステムに対し前記ユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、また、前記第2のオペレーティングシステムに対し前記ユーザインタフェースの動作が再開することを通知する制御部と、
    を有する情報端末装置。
  2. 前記フロントオペレーティングシステムの切替を示す入力を受け付ける入力部を有し、
    前記制御部は、前記入力部が受け付けた入力に基づいて、前記第1のオペレーティングシステムから前記第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出する、
    請求項1記載の情報端末装置。
  3. ネットワークから着信を受け付ける通信部を有し、
    前記制御部は、前記通信部が前記第2のオペレーティングシステムによって処理される着信を受け付けたとき、前記第1のオペレーティングシステムから前記第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出する、
    請求項1または2記載の情報端末装置。
  4. 前記第1のオペレーティングシステムに対する通知は、画面表示を停止させる入力を示す通知であり、前記第2のオペレーティングシステムに対する通知は、画面表示を再開させる入力を示す通知である、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報端末装置。
  5. 複数のオペレーティングシステムが動作する情報端末装置が実行する、記憶部を有する前記情報端末装置の制御方法であって、
    前記情報端末装置が、
    前記複数のオペレーティングシステムのうち前記情報端末装置のユーザインタフェースを制御しているフロントオペレーティングシステムを示す情報を記憶する前記記憶部を参照して、前記フロントオペレーティングシステムが、第1のオペレーティングシステムから第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出し、
    前記第1のオペレーティングシステムに対し前記ユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、また、前記第2のオペレーティングシステムに対し前記ユーザインタフェースの動作が再開することを通知する、
    情報端末装置の制御方法。
  6. 複数のオペレーティングシステムが動作する情報端末装置を制御する、記憶部を有するコンピュータに、
    前記複数のオペレーティングシステムのうち前記情報端末装置のユーザインタフェースを制御しているフロントオペレーティングシステムを示す情報を記憶する前記記憶部を参照して、前記フロントオペレーティングシステムが、第1のオペレーティングシステムから第2のオペレーティングシステムに切り替わることを検出し、
    前記第1のオペレーティングシステムに対し前記ユーザインタフェースの動作が停止することを通知し、また、前記第2のオペレーティングシステムに対し前記ユーザインタフェースの動作が再開することを通知する、
    処理を実行させるプログラム。
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