JP5721008B2 - 車両用発電制御装置 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施形態の車両用発電機の構成を示す図であり、車両用発電制御装置2が内蔵される車両用発電機1の構成とECU(外部制御装置)5やバッテリ3、電気負荷4との接続状態が示されている。
回転数が切替回転数N(=3000rpm)以下のときには、最大励磁電流決定回路32は、最大励磁電流設定値を最大励磁電流に対して100%に相当する第1の値IF1(=5A)に決定する。励磁電流上限値徐変回路33は、この第1の値IF1を励磁電流上限値とし、この励磁電流上限値に対応する導通率上限値を設定して励磁電流制御回路38に入力する。励磁電流制御回路38は、この導通率上限値を超えない導通率でスイッチング素子21を駆動する。
図2は、回転数が上昇していって3000rpmを境にして最大励磁電流設定値を低い値に切り替えるとともに励磁電流上限値を徐々に変化させた場合の出力特性を示す図である。図2では、大きな電気負荷4が接続されて3000rpm以下で最大励磁電流が界磁巻線12に供給される場合の出力特性が示されている。なお、図3は3000rpmを境にして最大励磁電流設定値を切り替えるとともに励磁電流上限値を徐々に変化させる制御を行わない場合の出力特性を示す図であり、本発明との比較のために示されている。
図4は、回転数が低下していって3000rpmを境にして最大励磁電流設定値を高い値に切り替えるとともに励磁電流上限値を徐々に変化させた場合の出力特性を示す図である。図4では、大きな電気負荷4が接続されて3000rpm以下で最大励磁電流が界磁巻線12に供給される場合の出力特性が示されている。
図9は、第2の実施形態の車両用発電機の構成を示す図である。図9に示す第2の実施形態の車両用発電機1Aは、図1に示した車両用発電機1に対して、車両用発電制御装置2を車両用発電制御装置2Aに置き換えた点が異なっている。また、この車両用発電制御装置2Aは、車両用発電制御装置2に対して、最大励磁電流決定回路32を最大導通率決定回路32Aに、励磁電流上限値徐変回路33を導通率上限値徐変回路33Aに置き換えるとともに、励磁電流検出回路34と誤検出判定回路35を削除した点が異なっている。これらの置き換えた構成以外については基本的に同じであり、以下では、置き換えた構成について説明を行う。最大導通率決定回路32Aが最大導通率決定手段に、導通率上限値徐変回路33Aが導通率上限値徐変手段にそれぞれ対応する。
2、2A 車両用発電制御装置
12 界磁巻線
21 スイッチング素子
22 環流ダイオード
31 回転数検出回路
32 最大励磁電流決定回路
32A 最大導通率決定回路
33 励磁電流上限値徐変回路
33A、33B 導通率上限値徐変回路
34 励磁電流検出回路
35 誤検出判定回路
36 導通率記憶回路
37 電圧制御回路
38 励磁電流制御回路
39 通信制御回路
130 温度推定回路
Claims (13)
- エンジンによって駆動される車両用発電機の出力電圧が所定の調整電圧設定値になるように制御する車両用発電制御装置において、
前記エンジンまたは前記車両用発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、
前記回転数検出手段によって検出された回転数の上昇に伴って小さくなる最大励磁電流設定値を決定する最大励磁電流決定手段と、
回転数が変化して回転数に対応する前記最大励磁電流設定値が切り替わったときに、切替前の前記最大励磁電流設定値から切替後の前記最大励磁電流設定値に励磁電流上限値を徐々に変化させる励磁電流上限値徐変手段と、
前記車両用発電機の界磁巻線の励磁電流を、前記励磁電流上限値徐変手段によって設定された前記励磁電流上限値以下に制御する励磁電流制御手段と、
を備えることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項1において、
切替前後の前記最大励磁電流設定値の間に中間閾値が設定されており、
回転数が上昇して前記最大励磁電流設定値が大きい値から小さい値に切り替わる場合に、前記励磁電流上限値徐変手段は、前記中間閾値に達するまでの前記励磁電流上限値を変化させる速度を速く、前記中間閾値に達した後の前記励磁電流上限値を変化させる速度を遅くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項1において、
切替前後の前記最大励磁電流設定値の間に中間閾値が設定されており、
回転数が低下して前記最大励磁電流設定値が小さい値から大きい値に切り替わる場合に、前記励磁電流上限値徐変手段は、前記中間閾値に達するまでの前記励磁電流上限値を変化させる速度を速く、前記中間閾値に達した後の前記励磁電流上限値を変化させる速度を遅くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項1において、
前記励磁電流上限値徐変手段は、前記回転数検出手段によって検出された回転数の変化速度が速い場合に前記励磁電流上限値を変化させる速度を速く、回転数の変化速度が遅い場合に前記励磁電流上限値を変化させる速度を遅くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項4において、
前記最大励磁電流設定値を切り替える第1の回転数と、この第1の回転数よりも高いあるいは低い第2の回転数とが設定されており、
前記励磁電流上限値徐変手段は、前記第1の回転数に対応して切り替えられた前記最大励磁電流設定値に前記励磁電流上限値が達する前に、前記回転数検出手段によって検出された回転数が前記第2の回転数に達したときに、前記励磁電流上限値を変化させる速度を速くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項1〜5のいずれかにおいて、
外部制御装置との間で信号を送受信する通信手段をさらに備え、
前記励磁電流制御手段は、前記外部制御装置から送られてくる特定の信号を前記通信手段によって受信したとき、あるいは、前記通信手段を介した前記外部制御装置との間の通信が不能になったときに、前記励磁電流上限値徐変手段によって設定された前記励磁電流上限値を用いた励磁電流の制御を行うことを特徴とする車両用発電制御装置。 - エンジンによって駆動される車両用発電機の出力電圧が所定の調整電圧設定値になるように制御する車両用発電制御装置において、
前記エンジンまたは前記車両用発電機の回転数を検出する回転数検出手段と、
前記回転数検出手段によって検出された回転数の上昇に伴って小さくなる最大導通率設定値を決定する最大導通率決定手段と、
回転数が変化して回転数に対応する前記最大導通率設定値が切り替わったときに、切替前の前記最大導通率設定値から切替後の前記最大導通率設定値に導通率上限値を徐々に変化させる導通率上限値徐変手段と、
前記車両用発電機の界磁巻線に励磁電流を供給する際の導通率を、前記導通率上限値徐変手段によって設定された前記導通率上限値以下に制御する励磁電流制御手段と、
を備えることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項7において、
切替前後の前記最大導通率設定値の間に中間閾値が設定されており、
回転数が上昇して前記最大導通率設定値が大きい値から小さい値に切り替わる場合に、前記導通率上限値徐変手段は、前記中間閾値に達するまでの前記導通率上限値を変化させる速度を速く、前記中間閾値に達した後の前記導通率上限値を変化させる速度を遅くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項7において、
切替前後の前記最大導通率設定値の間に中間閾値が設定されており、
回転数が低下して前記最大導通率設定値が小さい値から大きい値に切り替わる場合に、前記導通率上限値徐変手段は、前記中間閾値に達するまでの前記導通率上限値を変化させる速度を速く、前記中間閾値に達した後の前記導通率上限値を変化させる速度を遅くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項7において、
前記導通率上限値徐変手段は、前記回転数検出手段によって検出された回転数の変化速度が速い場合に前記導通率上限値を変化させる速度を速く、回転数の変化速度が遅い場合に前記導通率上限値を変化させる速度を遅くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項10において、
前記最大導通率設定値を切り替える第1の回転数と、この第1の回転数よりも高いあるいは低い第2の回転数とが設定されており、
前記導通率上限値徐変手段は、前記第1の回転数に対応して切り替えられた前記最大導通率設定値に前記導通率上限値が達する前に、前記回転数検出手段によって検出された回転数が前記第2の回転数に達したときに、前記導通率上限値を変化させる速度を速くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項7〜11のいずれかにおいて、
前記界磁巻線が巻装された回転子の温度を推定する温度推定手段をさらに備え、
前記導通率上限値徐変手段は、前記温度推定手段によって推定された温度が高いときに前記導通率上限値を変化させる速度を速く、推定された温度が低いときに前記導通率上限値を変化させる速度を遅くすることを特徴とする車両用発電制御装置。 - 請求項7〜12のいずれかにおいて、
外部制御装置との間で信号を送受信する通信手段をさらに備え、
前記励磁電流制御手段は、前記外部制御装置から送られてくる特定の信号を前記通信手段によって受信したとき、あるいは、前記通信手段を介した前記外部制御装置との間の通信が不能になったときに、前記導通率上限値徐変手段によって設定された前記導通率上限値を用いた励磁電流の制御を行うことを特徴とする車両用発電制御装置。
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JP2012037136A JP5721008B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 車両用発電制御装置 |
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Family Applications (1)
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JP2012037136A Active JP5721008B2 (ja) | 2012-02-23 | 2012-02-23 | 車両用発電制御装置 |
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