JP5719670B2 - 大径バンド仮取付け装置 - Google Patents

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本発明は、自在軸継手用ブーツの大径部に、大径バンドを仮取付けする大径バンド仮取付け装置に関する。
図16は自在軸継手の断面図であり、軸101の端部にジョイント部102を介してカップ部103が取付けられ、このカップ部103から軸部104が延ばされたものを自在軸継手100と呼ぶ。軸101に対して軸部104を傾斜させることができるため、車両のドライブ軸に好んで使用される。自在軸継手のうち、軸101の回転速度と軸部104の回転速度が完全同一であるものを等速ジョイントと呼ぶ。すなわち、自在軸継手は等速ジョイント等の総称である。
ジョイント部102に異物が入らぬように、軸101とカップ部103とに、ブーツ105が渡される。ブーツ105は、小径部106と、この小径部106より大径の大径部107と、大径部107と小径部106とを結ぶ円錐部108とからなる。円錐部108は、可撓性を付与するために蛇腹(じゃばら)構造を呈する。
ブーツ105が軸101やカップ部103から外れないようにする必要がある。そこで、小径部106を小径バンド111で縮径して軸部101に強く結束し、大径部107を大径バンド112で縮径してカップ部103に強く結束する構造が採用される。
なお、大径部107にはベルト収納溝113が設けられているため、大径バンド112は取付け難い。
従来から実施されてきた、大径バンド112の取付け手順は次の通りである。
ブーツ105単体にて、大径部107に大径バンド112を軽く嵌める(仮取付け工程)。この仮取付け工程は人手で行われたきた。
次に、大径部107をカップ部103に取付け、大径バンド112を強くかしめる(本取付け工程)。この本取付け工程はツールを用いた人手、又は機械で行なわれてきた。
人手作業は生産性向上の点から機械化が望まれる。そこで、仮取付け工程や本取付け工程を自動化することができる技術が開発され実用に供されるようになってきた(例えば、特許文献1(図8)参照。)。
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図17は従来の技術の基本原理を説明する図であり、(a)において、小径部106又は大径部107に、ロボットハンドなどによりブーツバンド113を嵌める。このブーツバンド113は内径が、対象物の外径より十分に大きいため、簡単に嵌る。
(b)が仮取付け工程終了姿であり、小径部106又は大径部107とブーツバンド113との間に、大きな隙間114、114が存在する。そして、折り曲げ片115が外方へ延びている。
(c)において、折り曲げ片115をロボットハンド等で引っ張り、約180°折り曲げる(本取付け工程)。結果、ブーツバンド113が縮径され、軸101又はカップ部103に強く結束される。
折り曲げ片115を設けたので、(b)での大きな隙間114、114をゼロにすることができる。
しかし、回転体に折り曲げ片115が残ることは好ましくない。本取付け工程後に、折り曲げ片115を除去するには、折り曲げ片切除工程が必要となり、工程数が増す。
一方、内径が、小径部106又は大径部107の外径とほぼ同じであるブーツバンドが注目される。縮径代が少なくて済むから折り曲げ片を設ける必要がなく、本取付工程が簡単になる、などの理由による。
ただし、このようなブーツバンドでは、小径部106又は大径部107の外径との間に隙間が殆どないため、仮取付け工程を人手で行わざるを得ない。
しかし、生産性向上が求められる中、タイトなブーツバンドであっても仮取付け工程を自動化することが望まれる。
特許第3175605号公報
本発明は、タイトな大径バンドであっても仮取付けが自動化できる仮取付装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、小径部と、この小径部より大径で且つバンド収納溝を備える大径部と、この大径部と前記小径部を繋ぐ円錐部とからなる自在軸継手用ブーツを作業対象物とし、前記大径部の前記バンド収納溝に、大径バンドを仮取付けする大径バンド仮取付け装置であって、
前記大径バンドは、少なくとも3個の係止穴を有し爪が前記係止穴の何れかに掛かることで、径が仮取付け前の径と、仮取付け後の径と、本取付け後の径とにすることができる径変更が可能なバンドであり、
仮取付け前の径である前記大径バンド、及び前記ブーツの中心から放射状に延びて前記小径部が上になるようにした前記ブーツを支える複数個のブーツ受け片と、
前記ブーツの中心から放射状に延び、前記大径バンドを径外方から押して仮取付け後の径まで縮径する複数個の第1・第2押し片と、
これらの第1・第2押し片で押される際に前記ブーツが浮き上がることを防止するために前記ブーツを下向きに抑えるブーツ抑え部材とからなり、
前記ブーツ抑え部材により下向きに抑えられている前記ブーツは、その大径部が前記第1・第2押し片で大幅に縮径され、次に、前記ブーツ受け片及び前記第1・第2押し片を高速で後退させて前記大径バンドの内周側に落下され、この落下中に前記大径部が元の径に戻ることにより、前記バンド収納溝に大径バンドを仮取付けすることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、径が仮取付け前の径の大径バンドにブーツの大径部を入れる。このときは、大径バンドの径が十分に大きいため、大径部を入れることに支障はない。次に、大径バンドを径外方から第1押し片で押す。すると、大径バンドは縮径され、大径部のバンド収納溝に嵌る。
結果、従来は人手に委ねていた大径バンド仮取付け工程を、本発明により、自動化が可能となる。その結果、生産性を大幅に向上させることができる。
本発明の大径バンド仮取付け装置を含む小径・大径バンド仮取付け設備の原理図である。 大径バンドの構成図である。 大径バンドの作用図である。 別の大径バンドの構成図である。 本発明の大径バンド仮取付け装置の要部平面図である。 第2押し片を抜粋した図である。 第1押し片を抜粋した図である。 ブーツ受け片を抜粋した図である。 バンド位置決め部材を抜粋した図である。 図4に示す大径バンドを対象とするバンド仮取付け工程の開始時での作用図である。 図4に示す大径バンドを対象とするバンド仮取付け工程中での作用図である。 図4に示す大径バンドを対象とするバンド仮取付け工程の完了時での作用図である。 図2に示す大径バンドを対象とするバンド仮取付け工程の開始時での作用図である。 図2に示す大径バンドを対象とするバンド仮取付け工程の完了時での作用図である。 図2に示す大径バンドを対象とするバンド仮取付け工程中の作用図である。 自在軸継手の断面図である。 従来の技術の基本原理を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の小径バンド仮取付け装置を含む小径・大径バンド仮取付け設備を説明する。
図1に示すように、小径・大径バンド仮取付け設備10は、水平に敷設される基台11と、この基台11に立てられる小径バンド仮置き台12と、この小径バンド仮置き台12に隣接して設けられる本発明の小径バンド仮取付け装置20と、この小径バンド仮取付け装置20に隣接して設けられる大径バンド仮取付け装置60と、基台11に立てられる支柱13、13で支持され水平に延びるレール14と、このレール14に沿って小径バンド仮置き台12から小径バンド仮取付け装置20を経由して大径バンド仮取付け装置60まで水平に移動するスライダ15と、このスライダ15に昇降自在に取付けられ上下及び水平に移動する移動部材16と、この移動部材16を昇降するために移動部材16とスライダ15とに掛け渡した昇降シリンダ17と、構成要素を一括して制御する制御部18とからなる。
大径バンド仮取付け装置60の構造を説明する前に、この大径バンド仮取付け装置60で扱う大径バンドの形状を説明する。
図2は大径バンドの正面図であり、大径バンド90は、3個の爪91、92、93を有している。
さらに、大径バンド90は、図3(a)に示すように、3個の係止穴95、96、97を有している。
(a)は、仮取付け前の大径バンド90の形態を示し、爪93が係止穴95に掛かっており、内径はD1である。この大径バンド90を径外方から白抜き矢印のように押すと、係止穴95が爪93から外れて隣の爪92に向かう。
結果、(b)に示すように、係止穴95が爪92に掛かり、係止穴96が爪93に掛かり、内径はD1より小さなD2になる。この形態が仮取付け後(本取付け前)の形態である。
さらに大径バンド90を径外方から押すと、(c)に示すように、係止穴95が爪91に掛かり、係止穴96が爪92に掛かり、係止穴97が爪93に掛かり、内径はD2より小さなD3になる。この形態が本取付け後の形態である。
なお、この例では、3個の係止穴95、96、97に対して3個の爪91、92、93を設けた。
仮取付け前は1個の係止穴に1個の爪が掛かるが、仮取付け後(本取付け前)には、2個の係止穴に2個の爪が掛かるため、締結力が増す。さらに、本取付け後には、3個の係止穴に3個の爪が掛かるため、締結力が更に増す。
ただし、径を変更することを重視した場合には、3個の係止穴に対して1個の爪を設ければよい。また、係止穴を4個又は5個設けることは差し支えない。
そこで、大径バンド90は、少なくとも3個の係止穴を有し爪が係止穴の何れかに掛かることで、径が仮取付け前の径と、仮取付け後の径と、本取付け後の径とにすることができる径変更が可能なバンドでれば、爪の数は任意とする。
また、大径バンド仮取付け装置60は、大径バンド90と形状が異なる大径バンドを扱うこともできる。
図4(a)に示すように、形状が異なる大径バンド61は、先端61aから後端に向かって第1爪61b、第2爪61c、蛇腹部61d、第1穴61e、第2穴61fを有する金属帯板である。仮取付け状態では、第1爪61bが第1穴61eに掛かっており、内径はDaである。
本取付け工程では、締付け機により縮径され、(b)に示すように、第2爪61cが第2穴61fに掛かる。結果、内径Dbは小さくなる。
すんわち、(a)が仮取付け工程時の大径バンド61の形態を示し、内径Daは、ブーツの大径部の外径に近似する。仮取付け工程中は、内径Daは変化しない。
本取付け工程では、(a)で始まり(b)で終了する。すなわち、本取付け工程では、内径をDaからDbへ減少させることで、大径部をカップに強く締結する工程である。Db=Da−2・Δdとなる。
大径バンド61は、仮取付工程の前から仮取付工程完了まで、(a)のままであるため、ブーツの大径部に仮取付けすることに困難さがある。
一方、図2に示す大径バンド90は、図3(a)が仮取付工程の前、(b)が仮取付工程完了姿であるため、ブーツの大径部に仮取付けすることに困難さが無い。
そこで、大径バンド仮取付け装置60は、仮取付けが難しい大径バンド61を念頭に構造を検討した。
図5に示すように、大径バンド仮取付け装置60は、ベース65と、このベース65に移動可能に設けられ且つ中心から放射状に延びてブーツを支える複数個(この例では6個)のブーツ受け片66と、ブーツ受け片66の下に(図面奥に)配置され大径バンドを支える大径バンド支持部材67と、大径バンドのセンタリングを行うバンド位置決め部材68と、ベース65に移動可能に設けられ且つ中心から放射状に延びてブーツの大径部を中心に向かって所定量押す複数個(この例では6個)の第1押し片71と、これらの隣り合う第1押し片71、71間に配置されブーツの大径部を中心に向かって所定量より大きな一定量で押す複数個(この例では6個)の第2押し片72とを備える。
複数の要素が密集して配置されていて分かりにくいため、構成要素を抜き描きして個別に説明する。
図6に示すように、第2押し片72は、ガイド73、73で移動が放射方向に案内される。6個の第2押し片72は、1個の駆動板74で駆動される。駆動板74には6個の渦溝75が設けられ、渦溝75の各々に第2押し片72から延ばしたピン76が挿入される。駆動板74をシリンダ77で図面時計回りに回すと、ピン76が渦溝75で案内され、結果、第2押し片72は一斉に中心に向かって進む。
したがって、渦溝75を備える駆動板74と、この駆動板74を駆動するシリンダ77とが、第2押し片移動機構78となる。後述するブーツ受け片移動機構は、この第2押し片移動機構78と同一構造であるためブーツ受け片移動機構に符号79を付して構造説明は省略する。
図7に示すように、第1押し片71は、ガイド81、81で移動が放射方向に案内される。
第1押し片71は、第2押し片移動機構(図6、符号78)と同様の第1押し片移動機構で一斉に中心に向かって進む。
図8に示すように、ブーツ受け片66は、第2押し片移動機構(図6、符号78)と同様のブーツ受け片移動機構(図6、符号79)で一斉に中心に向かって進む。
図9に示すように、3個のバンド位置決め部材68は、第2押し片移動機構(図6、符号78)と同様のバンド位置決め部材移動機構で一斉に中心又は反中心側に向かって進む。
以上の構成からなる大径バンド仮取付け装置の作用を次に説明する。
図4で説明した大径バンド61を作業対象とする作用を、図10〜図12で説明する。
図3で説明した大径バンド90を作業対象とする作用を、図13〜図15で説明する。
図10(a)に示すように、下位の大径バンド支持部材67に載せられている大径バンド61を、バンド位置決め部材68(図では1個であるが、120°ピッチで3個配置されている。)でセンターリングする。
また、ブーツ受け片66に、小径部47が上になるようにしたブーツ46を載せる。大径部48にはバンド収納溝48aが設けられている。
(b)に示すように、大径部48は6個のブーツ受け片66で支持されつつ、6個の第1押し片71及び6個の第2押し片72で囲まれる。
次に、図11(a)に示すように、ブーツ抑え部材82を小径部47の上面に当て、ブーツ46を上から抑える。
次に、(b)に示すように、第1押し片71と第2押し片72とを前進させる。前進量は第2押し片72の方が大きい。結果、花びらが6枚の桜花形状に変形される。この変形により、破線で示した元の大径部48より大幅に縮径される。
この状態から、ブーツ受け片66、第1押し片71及び第2押し片72を高速で後退させる。すると、ブーツは図面奥へ落下する。
すると、図12に示すように、大径部48のバンド収納溝48aに大径バンド61が嵌る。すなわち、落下中に大径部が元の円形に戻ろうとするが、戻る前に大径バンド61に到達するため、大径部のバンド収納溝48aに大径バンド61が嵌合できる。
以上に説明した作用は、一括して、制御部(図1、符号18)で実施させるため、タイトな大径バンド61であっても仮取付けが自動化できた。
次に、図3で説明した大径バンド90を作業対象とする作用を図13〜図15に基づいて説明する。
図13(a)に示すように、ブーツ受け片66に大径バンド90及びブーツ46を載せる。この時点では大径バンド90は、(b)に示すように内径はD1である。このD1は図3(a)のD1と同じである。このような大径バンド90を6個の第1押し片71が囲む。次に、(a)に示すようにブーツ抑え部材82でブーツ46を上から抑える。
次に、図14(a)に示す第1押し片71、71を中心に向かって前進させる。
詳しくは、図15(a)に示すように、第1押し片71で大径バンド90を、径が縮むように押す。好ましくは、バンド収納溝48aの下縁48bを先尖りデーパにしておく。
(b)に示すように、押された大径バンド90は下縁48bを介して円滑にバンド収納溝48aに収まる。
図14(b)のように6個の第1押し片66で、大径バンド90は内径がD2になるように縮径される。このD2は図3(b)のD2と同じである。
従来は人手に委ねていた大径バンド仮取付け工程を、本発明により、自動化が可能となった。結果、生産性を大幅に向上させることができる。
以上の作用から明らかなように、大径バンド90を前提とする大径バンド仮組付け装置は、次の要素が必須となる。
すなわち、大径バンド仮取付け装置は、仮取付け前の径である大径バンド90、及びブーツ46の中心から放射状に延びて小径部47が上になるようにしたブーツ46を支える複数個のブーツ受け片66と、ブーツ46の中心から放射状に延び、大径バンド90を径外方から押して仮取付け後の径まで縮径する複数個の第1押し片71と、これらの第1押し片71で押される際にブーツ46が浮き上がることを防止するためにブーツ46を下向きに抑えるブーツ抑え部材82とからなる。
このような大径バンド仮組付け装置に、大径バンド支持部材67、バンド位置決め部材68、第2押し片72、第2押し片移動機構78、ブーツ受け片移動機構79を加えてなる大径バンド仮組付け装置(図5、符号60)であれば、大径バンド90と大径バンド46の2種類の大径バンドを仮取付けすることができ、装置の用途が倍増し、装置を2基設ける場合に比較して、装置の設置コスト及び設置床面積を低減することできる。
尚、本発明は、車両用の自在軸継手に付属するブーツに好適であるが、一般機械用の自在軸継手に付属するブーツに適用することは差し支えない。
本発明は、車両用の自在軸継手に付属するブーツに好適である。
10…小径・大径バンド仮取付け設備、18…制御部、46…ブーツ、47…小径部、48…大径部、48a…バンド収納溝、60…大径バンド仮取付け装置、66…ブーツ受け片、71…第1押し片、72…第2押し片、82…ブーツ抑え部材、90…大径バンド、91〜93…爪、95〜97…係止穴。

Claims (1)

  1. 小径部と、この小径部より大径で且つバンド収納溝を備える大径部と、この大径部と前記小径部を繋ぐ円錐部とからなる自在軸継手用ブーツを作業対象物とし、前記大径部の前記バンド収納溝に、大径バンドを仮取付けする大径バンド仮取付け装置であって、
    前記大径バンドは、少なくとも3個の係止穴を有し爪が前記係止穴の何れかに掛かることで、径が仮取付け前の径と、仮取付け後の径と、本取付け後の径とにすることができる径変更が可能なバンドであり、
    仮取付け前の径である前記大径バンド、及び前記ブーツの中心から放射状に延びて前記小径部が上になるようにした前記ブーツを支える複数個のブーツ受け片と、
    前記ブーツの中心から放射状に延び、前記大径バンドを径外方から押して仮取付け後の径まで縮径する複数個の第1・第2押し片と、
    これらの第1・第2押し片で押される際に前記ブーツが浮き上がることを防止するために前記ブーツを下向きに抑えるブーツ抑え部材とからなり、
    前記ブーツ抑え部材により下向きに抑えられている前記ブーツは、その大径部が前記第1・第2押し片で大幅に縮径され、次に、前記ブーツ受け片及び前記第1・第2押し片を高速で後退させて前記大径バンドの内周側に落下され、この落下中に前記大径部が元の径に戻ることにより、前記バンド収納溝に大径バンドを仮取付けすることを特徴とする大径バンド仮取付け装置。
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