JP5714477B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカ装置に関するものである。
従来、音響機器に装着されて音を発生させるためにエンクロージャを有するスピーカ装置が使用されている。このようなスピーカ装置は、ダイナミック型のスピーカユニットを有し、該スピーカユニットが備える振動板を振動させて音を発生する。
しかし、近年では、音響機器の小型化及び薄型化が進み、その内部に容積の大きなエンクロージャを取付けるスペースを見出すことが困難である。そこで、別部材のエンクロージャを取付ける必要がない小型のスピーカ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図6は従来のスピーカ装置の構造を示す断面図である。
図において、811はスピーカ装置のフレームであり、樹脂成形によって平面形状が円形になるように一体的に成形され、スピーカ装置の磁気回路部を支持する磁気回路支持部817と、スピーカ装置の円周状の外壁として機能する側壁部812と、前記磁気回路支持部817の前端と側壁部812の内周とを結合する前面板部816とを有する。
そして、前記磁気回路支持部817内には、皿型形状のヨーク834が取付けられ、該ヨーク834の凹部にはマグネット841及びプレート842が収容されている。また、前記磁気回路支持部817の前方(図における上方)には、振動板846が配設されている。さらに、該振動板846の後面にはコイル843が固着され、該コイル843は、プレート842の周縁とヨーク834との間に形成された磁気ギャップ内に配設される。
また、前記側壁部812の後端には、円形の板部材である密閉用カバー833の周縁が固着される。前記密閉用カバー833を固着することによってフレーム811の後面が塞(ふさ)がれ、密閉用カバー833と磁気回路支持部817及び前面板部816との間に後方空間821が形成される。
なお、前記前面板部816には、振動板846の後方と後方空間821とを連通する複数の連通路815が形成される。また、前記側壁部812の前端には、円形の板部材であって多数の図示されない通気孔(こう)が形成されたキャップ部材826の周縁が固着される。前記キャップ部材826を固着することによってフレーム811の前面が塞がれ、異物の進入が防止される。
これにより、フレーム811及び密閉用カバー833がエンクロージャ(又はボックス)として機能するので、良好な音質を得ることができる。
特開2003−348679号公報
しかしながら、前記従来のスピーカ装置においては、マグネット841等を収容する磁気回路支持部817の後方に後方空間821を形成するようになっているので、フレーム811の前後方向の寸法が大きくなってしまう。
近年では、テレビジョン受信装置等の音響機器の小型化及び薄型化が進み、特に、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等を使用する薄型テレビジョン受信装置等の音響機器においては、その内部に大型のフレーム811を備えたスピーカ装置を取付けるスペースを見出すことが困難である。
しかし、薄型テレビジョン受信装置等の薄くて小型の音響機器に取付けるために、フレーム811の前後方向の寸法を短くして小型化すると、後方空間821の容積が小さくなり、音質が低下してしまう。
また、振動板846の後方と後方空間821との間に前面板部816が存在するので、複数の連通路815が形成されていても、音質の低下は避けられない。さらに、密閉用カバー833がフレーム811と別個の部材なので、スピーカ装置の製造コストを低減することが困難である。
本発明は、前記従来のスピーカ装置の問題点を解決して、エンクロージャとして機能するとともに、その外側に保持された磁気回路部を保持するフレームとしても機能する筐(きょう)体の内部に、磁気回路部の放音側の面よりも反放音側に凹入する凹部を形成するようにして、放音方向の寸法を小さくしても、広い周波数帯域において音圧をコントロールすることができ、切れのよい低音及びクリアな中高音を再現することができ、音の再現性が良好で、音質が高く、コストの低いスピーカ装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明のスピーカ装置においては、振動板と、該振動板を振動させるドライバユニットと、前記振動板の反放音側を覆うエンクロージャとして機能する筐体とを有するスピーカ装置であって、前記振動板及び筐体は、放音側から観て、幅が狭くて細長い平面形状を備え、前記ドライバユニットは、磁気回路部と、該磁気回路部と協働して振動を発生する駆動部材と、該駆動部材の振動を前記振動板に伝達する振動伝達部材とを備え、前記磁気回路部は前記筐体の外側かつ反放音側で前記筐体に保持され、前記振動伝達部材は前記筐体の内側で放音方向に移動可能に前記筐体に保持され、該筐体は、前記磁気回路部を収容する凹部と、該凹部の両側で反放音側に向けて突出する凸部と、該凸部内に形成され、前記磁気回路部の放音側の面より反放音側に凹入する凹入空間と、を備える一体的に形成された部材であり、前記凹入空間の少なくとも一つは、外部と連通する開孔を含み、前記磁気回路部は外形が直方体状のマグネットを備え、前記凸部は前記マグネットの長軸方向の両端外側に位置し、前記マグネットの側面のうち、前記長軸方向及び放音方向に延在する一対の側面は、前記筐体の外側に露出する。
本発明の他のスピーカ装置においては、さらに、前記凸部の反放音側の面と前記磁気回路部の反放音側の面とはほぼ面一である。
本発明の更に他のスピーカ装置においては、さらに、前記開孔は前記凸部の反放音側の面に開口する。
本発明の更に他のスピーカ装置においては、さらに、前記開孔は放音方向と直交する方向に延在するダクトにより凹入空間と連結され、前記凸部の側面に開口する。
本発明によれば、スピーカ装置は、エンクロージャとして機能するとともに、その外側に保持された磁気回路部を保持するフレームとしても機能する筐体の内部に、磁気回路部の放音側の面よりも反放音側に凹入する凹部が形成されている。これにより、放音方向の寸法を小さくしても、広い周波数帯域において音圧をコントロールすることができ、切れのよい低音及びクリアな中高音を再現することができ、音の再現性が良好となり、音質を向上させることができるとともに、コストを低減することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の斜視図であって、(a)は放音側から観た図、(b)は反放音側から観た図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の二面図であって、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A矢視断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の分解図であって放音側から観た図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の分解図であって反放音側から観た図である。 本発明の第2の実施の形態におけるスピーカ装置の三面図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)におけるB−B矢視断面図である。 従来のスピーカ装置の構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の斜視図である。なお、図において、(a)は放音側から観た図、(b)は反放音側から観た図である。
図において、10は本実施の形態におけるスピーカ装置であり、テレビジョン受信装置、ラジオ受信装置、パーソナルコンピュータ、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ゲーム機等の各種の音響機器に装着されて使用され、電気信号である音声信号によって駆動され、音声信号を再生する音声発生器である。本実施の形態におけるスピーカ装置10は、小型化することが可能であり、そのため、典型的には、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等を使用する薄型テレビジョン受信装置、携帯用パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯用ゲーム機等の薄型又は小型の電気機器、電子機器等に装着されて使用されるが、いかなる種類の、いかなる大きさの電気機器、電子機器等のいかなる部位に装着されて使用されてもよい。
なお、本実施の形態において、スピーカ装置10の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、スピーカ装置10又はその部品が図に示される姿勢である場合に適切であるが、スピーカ装置10又はその部品の姿勢が変化した場合には、姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、前記スピーカ装置10は、音声信号を再生して音を発生するためのドライバユニットが備える磁気回路部40と、該磁気回路部40によって振動させられて音を発生する振動板46と、前記磁気回路部40、振動板46等の各部材を保持する保持部材であるフレームとして機能するとともに、振動板46の反放音側(音を放出する側の反対側)を囲むエンクロージャとしても機能する筐体としてのハウジング11とを有する。なお、前記ドライバユニットは、後述されるボイスコイル43、ボビン44等をも備える。
また、前記スピーカ装置10全体は、放音側(音を放出する側)から観て、平面に対するその投影面の外形が、細長い長方形のような形状、又は、長軸と短軸とを備える楕(だ)円、小判形等の形状である。換言すると、スピーカ装置10は、全体として、長手方向(長軸方向)の寸法に対して幅方向(短軸方向)の寸法が短くなっている。
そして、前記ハウジング11は、典型的には、合成樹脂等の樹脂から成る一体的に形成された部材であるが、アルミニウム、鋼、銅等の金属から成るものであってもよいし、樹脂、カーボン、金属等を複合した複合材から成るものであってもよい。また、前記ハウジング11は、前板部16と、側板部12と、後板部13と、端板部35とを有し、反放音側の後板部13を底とし、放音側の前板部16の大部分が開放された有底容器状であって、長手方向(長軸方向)の寸法に対して幅方向(短軸方向)の寸法が短い有底容器状の部材である。なお、前記ハウジング11の反放音側の長軸方向の中央部分には放音側に向けて凹入した凹部としての磁気回路収容凹部34が形成され、該磁気回路収容凹部34の長軸方向の両側は、相対的に反放音側に向けて突出する凸部としての磁気回路支持凸部17となっている。そして、前記磁気回路部40は、ハウジング11の外側において、前記磁気回路収容凹部34内に収容される。
このように、磁気回路部40がハウジング11の外側に露出しているので、磁気回路部40が発生する熱を効率良く外気に放出することができ、スピーカ装置10、特に磁気回路40の過熱を防止することができる。
なお、前記磁気回路支持凸部17の内部には、後述される後方空間21が形成され、また、前記磁気回路収容凹部34の両側に配設された後板部13の少なくとも一方には、前記後方空間21とハウジング11の外部とを連通する連通路15の外側端である開孔としての音質調整孔15aが形成されている。
さらに、前記後板部13の音質調整孔15aの周囲には、後述されるボイスコイル43と電気的に導通する端子53が配設されている。該端子53は、スピーカ装置10が装着される電気機器、電子機器等が備えるアンプ等の音声信号発生機器に接続された相手方端子と嵌(かん)合され、前記音声信号発生機器からの電気信号である音声信号をボイスコイル43に伝達するために使用される。なお、前記端子53の位置は、必ずしも後板部13の音質調整孔15aの周囲である必要はなく、任意に設定することができる。
また、前記磁気回路部40は、矩(く)形平板状乃至高さの低い直方体状の外形を備えるマグネット41と、該マグネット41の反放音側の面に取付けられたヨーク48とを備える。前記マグネット41は、保磁力の高い材質から成る永久磁石であり、前記ヨーク48は、磁路を形成する部材であり、例えば、軟鉄等の透磁率の高い材質から成る。なお、前記ヨーク48におけるマグネット41の反放音側に露出する部分は、矩形平板状の形状を備える。当該部分は、その長軸方向の寸法がマグネット41の長軸方向の寸法よりやや短く、その短軸方向の寸法がマグネット41の短軸方向の寸法と同一又はやや短くなるように形成されている。また、前記磁気回路部40は、全体として矩形平板状乃至高さの低い直方体状の外形を備え、概略矩形平板状乃至高さの低い直方体状の形状を備える前記磁気回路収容凹部34内に収容されて取付けられる。
前記磁気回路部40は、磁気回路収容凹部34内に収容されて取付けられた状態において、その反放音側の面、すなわち、ヨーク48の反放音側の面が後板部13の反放音側の面とほぼ面一となる。また、前記磁気回路部40は、その長軸方向の寸法が磁気回路収容凹部34の長軸方向の寸法よりやや短く、その短軸方向の寸法がハウジング11の短軸方向の寸法と同一又はやや短いので、磁気回路収容凹部34内に確実に収容され、かつ、側板部12より外方に突出することがない。
これにより、電気機器、電子機器等の内部におけるスピーカ装置10を装着するスペースが狭く、ハウジング11の前後方向(放音方向)の寸法以上の余裕がない場合であっても、スピーカ装置10を装着して使用することが可能となる。
なお、前記ハウジング11は、反放音側に向けて突出するカンチレバー状の磁気回路固定部材18を備える。該磁気回路固定部材18は、自由端にフックが形成され、磁気回路収容凹部34の長軸方向両端にそれぞれ配設されている。そして、磁気回路支持凸部17における磁気回路固定部材18に対応する部位には、磁気回路固定部材収容凹部18aが形成され、磁気回路収容凹部34の長軸方向外側への磁気回路固定部材18の変位を吸収する。磁気回路収容凹部34内に収容された磁気回路部40は、磁気回路固定部材18のフックがマグネット41の反放音側の面に係合することによってロックされ、磁気回路収容凹部34から離脱しないようになっている。したがって、ビス、金具等の取付用部材を用いることなく、磁気回路部40をハウジング11に容易に、かつ、確実に取付けることができる。
前記前板部16には、後述される振動板収容開口部16aが形成され、該振動板収容開口部16a内に振動板46が収容される。該振動板46は、平面に対するその投影面の外形が、細長い長方形のような形状、又は、長軸と短軸とを備える楕円、小判形等の形状であり、その短軸方向の寸法がハウジング11の短軸方向の寸法と同一又はやや短い程度に設定されている。したがって、スピーカ装置10の放音側から観ると、振動板46の長軸方向外側には前板部16が存在するが、振動板46の短軸方向外側には前板部16がほとんど存在しない。なお、前板部16における振動板46の長軸方向外側の部分は、反放音側から出る音が放音側に回込むことを防止するための隔壁であるバッフルとしての効果を奏する。
そして、前記振動板46は、その中央に形成された中央開口部46aと、外周部に一体的に接続された振動板エッジ部46bと、該振動板エッジ部46bの外周に一体的に接続されたガスケット部46cとを備える。前記中央開口部46a内には、後述されるボビン44の前端部に取付けられたダストキャップ45が収容される。また、前記振動板エッジ部46bは、柔軟性を高めるに湾曲した断面形状を備える。なお、前記振動板エッジ部46bの平面形状は、長軸と短軸とを備える楕円、小判形等の形状である。さらに、前記ガスケット部46cは、平板状の部材であり、その外周縁の形状は細長い長方形の四隅を斜めに切落としたような形状である。
また、前記端板部35は、取付部35aを有する。該取付部35aは、前記前板部16と平行で、前記端板部35から長手方向外方へ延出する固定板部35bと、取付開口部35cとを備える。前記固定板部35bは、スピーカ装置10が装着される電気機器、電子機器等が備える図示されないスピーカ固定用部材に当接する部分である。さらに、前記取付開口部35cは、ボルト、ビス等の固着部材が挿通される部分である。なお、前記取付部35aの形状及び寸法は、電気機器、電子機器等の筐体におけるスピーカ装置10が装着される部位の形状及び寸法に応じて適宜変更される。例えば、前記取付開口部35cの径は、ボルト、ビス等の固着部材の外径に応じて変更される。さらに、前記固定板部35bの形状及び寸法は、前記電気機器、電子機器等が備えるスピーカ固定用部材の形状及び寸法に応じて変更される。
次に、前記スピーカ装置10の内部構造について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の二面図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の分解図であって放音側から観た図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるスピーカ装置の分解図であって反放音側から観た図である。なお、図2において、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A矢視断面図である。
図に示されるように、磁気回路部40は、マグネット41の放音側の面に取付けられたトッププレートとしてのプレート42を更に備える。該プレート42は、矩形平板状の形状を備え、ヨーク48と同様に、磁路を形成する部材であり、例えば、軟鉄等の透磁率の高い材質から成る。また、前記マグネット41は、その中心を厚さ方向(図2(b)における上下方向)に貫通する中心孔41aを備え、前記プレート42も、その中心を厚さ方向(図2(b)における上下方向)に貫通する中心孔42aを備える。そして、プレート42がマグネット41に取付けられた状態で、マグネット41の中心孔41aとプレート42の中心孔42aとは同心円となるように形成されている。なお、マグネット41の中心孔41aよりもプレート42の中心孔42aの方が小径であることが望ましい。
また、ヨーク48は、その中心から鉛直に放音側方向に延出する円柱状の中心柱部48aを備える。そして、ヨーク48がマグネット41に取付けられた状態で、前記中心柱部48aは、マグネット41の中心孔41a内とプレート42の中心孔42a内に挿入される。該プレート42の中心孔42aの内周面とヨーク48の中心柱部48aの外周面との間に形成された空間が磁気ギャップとなり、該磁気ギャップ内に、コイルとしてのボイスコイル43が配設される。
該ボイスコイル43は、例えば、銅等の導電性の高い材質から成る導線を、前後方向、すなわち、放音方向(図2(b)における上方向)に延在する円筒状のボビン44の後端部の外周面に巻付けて形成された部材であって、駆動部材として機能する。そして、前記ボイスコイル43は、全体として肉薄の円筒状の形状を備え、前記磁気ギャップ内に、前後方向、すなわち、放音方向に移動可能に配設されている。
また、前記ボビン44は、振動伝達部材として機能し、前記ボイスコイル43の前端から前方に向けて延出し、その前端部には、概略円板状の部材であるダストキャップ45が接続されている。そして、前記ボビン44の外側面には、ダンパ50のボビン接続部51が接続されている。なお、前記ダンパ50のハウジング接続部56は、ハウジング11に接続されている。これにより、前記ボイスコイル43は、前記磁気ギャップの両面、すなわち、磁極として機能するプレート42の中心孔42aの内周面及びヨーク48の中心柱部48aの外周面に接触することなく、放音方向に移動可能に保持される。
なお、ボビン44には、コード52が取付られている。該コード52は、電気信号である音声信号をボイスコイル43に伝達する電線であり、図示されない一端がボイスコイル43に接続され、他端は、端子53に接続される。前記コード52は、全長が長いものであるが、図3及び4では、図示の都合上、一部分のみが描画されている。
さらに、前記ボビン44の外側面には、振動板46の中央開口部46aの内周縁が接続されている。なお、前記振動板46は、前記ダンパ50よりも前方、すなわち、放音側に配設される。そして、前記振動板46のガスケット部46cは、例えば、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)等の柔軟性を備える材質から成り、その後面がハウジング11の前板部16に形成された振動板収容開口部16aの周縁部16bに接着剤等によって固着されて取付けられる。これにより、振動板46は、振動を妨害されることなく、前板部16によって保持される。
図4に示されるように、磁気回路収容凹部34は、前板部16及び後板部13に平行な仕切板部37と、該仕切板部37と直交し、放音方向に延在する一対の磁気回路支持凸側部17aとによって三方を画定された凹部である。なお、各磁気回路支持凸側部17aの中央付近には、磁気回路支持凸側部17aに沿って延在する磁気回路固定部材18が配設されている。
前記仕切板部37は、ハウジング11の内部と外部とを仕切る矩形平板状の部分であり、放音方向に関して、前板部16と後板部13との間に位置し、磁気回路収容凹部34内に収容された磁気回路部40の放音側の面であるプレート42の放音側の面が当接する。前述のように、磁気回路部40は、磁気回路収容凹部34内に収容されて取付けられた状態において、その反放音側の面が後板部13の反放音側の面とほぼ面一となるので、放音方向に関して、仕切板部37と後板部13との距離は、磁気回路部40の厚さ方向の寸法とほぼ等しくなっている。
そして、前記仕切板部37には、その中央を厚さ方向に貫通するコイル通過開口部36が形成されている。図2(b)に示されるように、ボビン44のほぼ全体は、ハウジング11の内部、すなわち、仕切板部37よりも放音側に位置するが、ボイスコイル43の少なくとも後端部分は、コイル通過開口部36を通過して仕切板部37よりも反放音側にまで延出し、これにより、仕切板部37よりも反放音側に位置する磁気ギャップ内に到達するようになっている。
また、仕切板部37の放音側における周縁には、図3に示されるように、仕切板部37よりも放音側に延出するダンパ接続部37aが形成されている。該ダンパ接続部37aの放音側の面には、ダンパ50のハウジング接続部56が接着剤等により固着される。
本実施の形態において、前記ダンパ50は、ナイロン等の樹脂から成る一体的に形成された扁(へん)平な部材であり、円環状、すなわち、フランジ状のボビン接続部51と、該ボビン接続部51の周囲を囲繞(にょう)する矩形環状のハウジング接続部56と、前記ボビン接続部51とハウジング接続部56とを連結する略S字状の一対の連結腕部55とを備える。なお、前記ハウジング接続部56は、ハウジング11の短軸方向に延在する一対の短辺部56aとハウジング11の長軸方向に延在する一対の長辺部56bとを含み、各連結腕部55は短辺部56aに接続されている。
前記連結腕部55は、平坦(たん)な帯状の部材であるが、平面形状が略S字状に湾曲していることによって柔軟性を発揮することができ、ボビン接続部51に接続された端部と、ハウジング接続部56の短辺部56aに接続された端部との間で伸縮可能となっている。したがって、ボビン接続部51に接続されたボビン44は、ボイスコイル43及び振動板46とともに、放音方向に移動可能である。これにより、振動板46は、拘束されることなく振動することができる。
なお、前記ダンパ50の放音側の面には、コード52をガイドするガイド片54及びコード52を固定する固定片54aが形成されている。これにより、コード52はダンパ50の放音側の面に保持される。なお、前記ガイド片54及び固定片54aは、適宜省略することができる。
ハウジング11の内部における振動板46より反放音側には、音響空間として機能する後方空間21が形成される。該後方空間21は、側板部12、後板部13、端板部35、仕切板部37、磁気回路支持凸側部17a、振動板46、ボビン44及び磁気回路部40によって周囲を画定された空間である。したがって、ハウジング11は、エンクロージャとして機能し、スピーカ装置10の性能を十分に発揮させることができる。
また、前記後方空間21内における仕切板部37の長軸方向両側には、磁気回路部40の放音側の面であるプレート42の放音側の面よりも反放音側に凹入した凹入空間21aが形成されている。該凹入空間21aは、磁気回路支持凸部17の内部空間に対応する空間である。なお、前述のように、磁気回路部40の反放音側の面が後板部13の反放音側の面とほぼ面一となるのであるから、前記凹入空間21aの深さ、すなわち、凹入空間21aの放音方向の寸法は、磁気回路部40の厚さ方向の寸法とほぼ等しくなっている。
このように、一対の凹入空間21aを形成することによって、振動板46より反放音側において音響空間として機能する後方空間21の容積を大きくすることができる。したがって、スピーカ装置10全体の外形寸法が小さくても、エンクロージャとしてのハウジング11の容積、つまり、音響空間として機能する後方空間21の容積を大きくすることができるので、切れの良い低音及びクリアな中高音を再現することができ、音の再現性が良好となり、音質が向上する。
さらに、本実施の形態においては、一対の凹入空間21aの少なくとも一方に後板部13に形成された音質調整孔15aが設けられている。
エンクロージャを有するスピーカ装置では、エンクロージャの容積V(単位:リットル)は、次の式(1)で表される。
V=(355×a4 )/(α×f2 ×m) ・・・式(1)
なお、aは振動板面積の相当半径(単位:cm)、αは係数、fは最低共振周波数(単位:Hz)、mは振動系の質量(単位:g)である。また、エンクロージャに形成された音質調整孔を有するスピーカでは係数αの推奨値は、0.5以上である。
本発明の発明者が製作した本実施の形態におけるスピーカ装置10の試作品では、Vが0.0223リットル、aが2.3〔cm〕、fが240〔Hz〕、mが1.8〔g〕であった。これらの値を前記式(1)に代入すると、係数αは4.3となる。
したがって、本実施の形態におけるスピーカ装置10は、係数αが推奨値の範囲であり、良好な音の再現性及び音質を得られることが分かる。
なお、図に示される例では、図2(b)における右側の凹入空間21aのみが音質調整孔15aを備えているが、左側の凹入空間21aのみが音質調整孔15aを備えていてもよいし、左右両側の凹入空間21aが音質調整孔15aを備えていてもよい。
なお、図に示される例では、該音質調整孔15aの形状が略T字状となっているが、その形状は、略T字状に限定されるものでなく、いかなる形状であってもよい。また、音質調整孔15aの面積も、適宜設定することができる。
これにより、エンクロージャとして機能する後方空間21は、音質調整孔15aを介して外部と連通する。したがって、音質調整孔15aの長さ、断面形状、断面の大きさ等を調整することによって種々の周波数帯での音圧をコントロールすることができる。特に、低い周波数帯での音質を向上させることができる。
このように、本実施の形態において、スピーカ装置10は、振動板46と、振動板46を振動させるドライバユニットと振動板46の反放音側を覆うエンクロージャとして機能するハウジング11とを有し、振動板46及びハウジング11は、放音側から観て、幅が狭くて細長い平面形状を備え、ドライバユニットは、磁気回路部40と、磁気回路部40と協働して振動を発生するボイスコイル43と、ボイスコイル43の振動を振動板46に伝達するボビン44とを備え、磁気回路部40はハウジング11の外側かつ反放音側でハウジング11に保持され、ボビン44はハウジング11の内側で放音方向に移動可能にハウジング11に保持され、ハウジング11は、磁気回路部40を収容する磁気回路収容凹部34と、磁気回路収容凹部34の両側で反放音側に向けて突出する磁気回路支持凸部17と、磁気回路支持凸部17内に形成され、磁気回路部40の放音側の面より反放音側に凹入する凹入空間21aとを備える一体的に形成された部材である。
これにより、フレーム等の別部材を用いることなく、一体的に形成されたハウジング11だけでドライバユニット及び振動板46を保持することができ、部品点数を削減し、組立が容易となり、スピーカ装置10のコストを低減することができる。また、一体的に形成されたハウジング11で振動板46の反放音側を覆うので、エンクロージャとしての機能が向上し、幅が狭くて細長い形状を採用しても、音の再現性が良好で、音質が高いスピーカ装置10を提供することができる。さらに、磁気回路部40の放音側の面より反放音側に凹入する凹入空間21aを備えるので、スピーカ装置10の放音方向の寸法を小さくして小型化しても、エンクロージャとしてのハウジング11の容積を大きくすることがででき、切れの良い低音及びクリアな中高音を再現することができ、音の再現性が良好となり、音質が向上する。
また、磁気回路支持凸部17の反放音側の面と磁気回路部40の反放音側の面とはほぼ面一である。したがって、スピーカ装置10の放音方向の寸法を小さくして小型化しても、凹入空間21aの放音方向の寸法を大きくすることができる。
さらに、凹入空間21aの少なくとも一つは、外部と連通する連通路15を含む。これにより、種々の周波数帯での音圧をコントロールすることができ、特に、低い周波数帯での音質を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図5は本発明の第2の実施の形態におけるスピーカ装置の三面図である。なお、図において、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(a)におけるB−B矢視断面図である。
本実施の形態において、対の凹入空間21aの少なくとも一方は、ダクトとして機能する連通路15を備える。該連通路15は、凹入空間21a内の反放音側端部で放音方向と直交する方向、具体的には、ハウジング11の長軸方向に延在する。そして、音質調整孔15aは、磁気回路支持凸部17の側面、具体的には、端板部35の側面に形成されている。また、音質調整孔15aの形状は、概略矩形となっている。
その他の点の構成については、例えば、取付部35a等、各部の形状又は大きさが前記第1の実施の形態と相違するが、実質的には前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
そして、本発明の発明者が製作した本実施の形態におけるスピーカ装置10の試作品では、Vが0.0114リットル、aが1.93〔cm〕、fが210〔Hz〕、mが0.7〔g〕であった。これらの値を前記式(1)に代入すると、係数αは14.0となる。
したがって、本実施の形態におけるスピーカ装置10も、係数αが推奨値の範囲であり、良好な音の再現性及び音質を得られることが分かる。
このように、本実施の形態において、ダクトして機能する連通路15は放音方向と直交する方向に延在し、連通路15の外側端である音質調整孔15aは磁気回路支持凸部17の側面に開口する。
これにより、連通路15及び音質調整孔15aの長さ、断面形状、断面の大きさ等を調整し、種々の周波数帯での音圧をコントロールすることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、スピーカ装置に適用することができる。
10 スピーカ装置
11 ハウジング
12 側板部
13 後板部
15、815 連通路
15a 音質調整孔
16 前板部
16a 振動板収容開口部
16b 周縁部
17 磁気回路支持凸部
17a 磁気回路支持凸側部
18 磁気回路固定部材
18a 磁気回路固定部材収容凹部
21、821 後方空間
21a 凹入空間
34 磁気回路収容凹部
35 端板部
35a 取付部
35b 固定板部
35c 取付開口部
36 コイル通過開口部
37 仕切板部
37a ダンパ接続部
40 磁気回路部
41、841 マグネット
41a、42a 中心孔
42、842 プレート
43 ボイスコイル
44 ボビン
45 ダストキャップ
46、846 振動板
46a 中央開口部
46b 振動板エッジ部
46c ガスケット部
48、834 ヨーク
48a 中心柱部
50 ダンパ
51 ボビン接続部
52 コード
53 端子
54 ガイド片
54a 固定片
55 連結腕部
56 ハウジング接続部
56a 短辺部
56b 長辺部
811 フレーム
812 側壁部
816 前面板部
817 磁気回路支持部
826 キャップ部材
833 密閉用カバー
843 コイル

Claims (4)

  1. (a)振動板と、該振動板を振動させるドライバユニットと、前記振動板の反放音側を覆うエンクロージャとして機能する筐体とを有するスピーカ装置であって、
    (b)前記振動板及び筐体は、放音側から観て、幅が狭くて細長い平面形状を備え、
    (c)前記ドライバユニットは、磁気回路部と、該磁気回路部と協働して振動を発生する駆動部材と、該駆動部材の振動を前記振動板に伝達する振動伝達部材とを備え、前記磁気回路部は前記筐体の外側かつ反放音側で前記筐体に保持され、前記振動伝達部材は前記筐体の内側で放音方向に移動可能に前記筐体に保持され、
    (d)該筐体は、前記磁気回路部を収容する凹部と、該凹部の両側で反放音側に向けて突出する凸部と、該凸部内に形成され、前記磁気回路部の放音側の面より反放音側に凹入する凹入空間と、を備える一体的に形成された部材であり、前記凹入空間の少なくとも一つは、外部と連通する開孔を含み、
    (e)前記磁気回路部は外形が直方体状のマグネットを備え、前記凸部は前記マグネットの長軸方向の両端外側に位置し、前記マグネットの側面のうち、前記長軸方向及び放音方向に延在する一対の側面は、前記筐体の外側に露出することを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記凸部の反放音側の面と前記磁気回路部の反放音側の面とはほぼ面一である請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記開孔は前記凸部の反放音側の面に開口する請求項に記載のスピーカ装置。
  4. 前記開孔は放音方向と直交する方向に延在するダクトにより凹入空間と連結され、前記凸部の側面に開口する請求項に記載のスピーカ装置。
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