JP5691948B2 - タンデム仕上圧延機及びその動作制御方法、並びに、熱延鋼板の製造装置及び熱延鋼板の製造方法 - Google Patents
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Description
T=max Δhn・tn/α …式(1)
1a…ワークロール
1c…圧下位置制御装置(圧下位置制御手段)
1e…潤滑剤供給手段
2…第2スタンド
2a…ワークロール
2c…圧下位置制御装置(圧下位置制御手段)
2e…潤滑剤供給手段
3…第3スタンド
3a…ワークロール
3c…圧下位置制御装置(圧下位置制御手段)
3e…潤滑剤供給手段
4…第4スタンド
4a…ワークロール
4c…圧下位置制御装置(圧下位置制御手段)
4e…潤滑剤供給手段
5…第5スタンド
5a…ワークロール
5c…圧下位置制御装置(圧下位置制御手段)
5e…潤滑剤供給手段
6…第6スタンド
6a…ワークロール
6c…圧下位置制御装置(圧下位置制御手段)
6e…潤滑剤供給手段
7…第7スタンド
7a…ワークロール
7c…圧下位置制御装置(圧下位置制御手段)
7e…潤滑剤供給手段
8…被圧延材
10…タンデム仕上圧延機
11、12、13、14、15、16、17…第一板厚制御装置(第一の板厚制御手段)
22、23、24、25、26、27…第二板厚制御装置(第二の板厚制御手段)
28…板厚目標値変更時間決定装置
30…速度指令装置
40…タイミング指示装置
50…冷却装置
100…熱延鋼板の製造装置
Claims (8)
- N個(Nは2以上の整数)のスタンドを備えるタンデム仕上圧延機で1本の被圧延材を圧延している最中に、第mスタンド(mは1以上N−1以下の整数)から第Nスタンドにおける板厚目標値が変更される、タンデム仕上圧延機の動作を制御する方法であって、
前記被圧延材の板厚変更点が前記第Nスタンドに到達すると同時に第nスタンド(nはm以上N以下のすべての整数)の板厚目標値の変更を開始し、
少なくとも前記第nスタンドの板厚目標値の変更開始から変更終了までの時間帯において、前記第nスタンドの出側における前記被圧延材の板厚を前記板厚目標値に一致させる前記第nスタンドの第一の圧下位置修正量を求めるとともに、
n>mの第nスタンドにおいて、第n−1スタンドの出側における前記被圧延材の板厚と該第n−1スタンドの出側における変更開始前の板厚目標値との差である板厚偏差を求め、前記第n−1スタンドの前記板厚偏差の影響が前記n>mの第nスタンドの出側における前記被圧延材の板厚に現れないようにする、前記n>mの第nスタンドの第二の圧下位置修正量を求め、
前記第mスタンドの圧下位置を前記第一の圧下位置修正量だけ時々刻々修正し、前記n>mの第nスタンドの圧下位置を前記第一の圧下位置修正量と前記第二の圧下位置修正量との加算値だけ時々刻々修正して、
前記板厚目標値の変更を開始してから所定の板厚目標値変更時間経過後に、前記第nスタンドの板厚目標値の変更を同時に終了することを特徴とする、タンデム仕上圧延機の動作制御方法。 - N個(Nは2以上の整数)のスタンドを備えるタンデム仕上圧延機で1本の被圧延材を圧延している最中に、第mスタンド(mは1以上N−1以下の整数)から第Nスタンドにおける板厚目標値及び圧延潤滑剤の使用不使用が変更される、タンデム仕上圧延機の動作を制御する方法であって、
前記被圧延材の板厚変更点が前記第Nスタンドに到達すると同時に第nスタンド(nはm以上N以下のすべての整数)の板厚目標値の変更を開始するとともに、圧延潤滑剤の使用不使用の変更を行い、
少なくとも前記第nスタンドの板厚目標値の変更開始から変更終了までの時間帯において、前記第nスタンドの出側における前記被圧延材の板厚を前記板厚目標値に一致させる前記第nスタンドの第一の圧下位置修正量を求めるとともに、
n>mの第nスタンドにおいて、第n−1スタンドの出側における前記被圧延材の板厚と該第n−1スタンドの出側における変更開始前の板厚目標値との差である板厚偏差を求め、前記第n−1スタンドの前記板厚偏差の影響が前記n>mの第nスタンドの出側における前記被圧延材の板厚に現れないようにする、前記n>mの第nスタンドの第二の圧下位置修正量を求め、
前記第mスタンドの圧下位置を前記第一の圧下位置修正量だけ時々刻々修正し、前記n>mの第nスタンドの圧下位置を前記第一の圧下位置修正量と前記第二の圧下位置修正量との加算値だけ時々刻々修正して、
前記板厚目標値の変更を開始してから所定の板厚目標値変更時間経過後に、前記第nスタンドの板厚目標値の変更を同時に終了することを特徴とする、タンデム仕上圧延機の動作制御方法。 - 前記第nスタンドの前記板厚目標値変更時間は、圧延潤滑剤の使用不使用の変更によって生じるワークロールと前記被圧延材との間の摩擦係数の変化に要する時間以上にすることを特徴とする、請求項2に記載のタンデム仕上圧延機の動作制御方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のタンデム仕上圧延機の動作制御方法によって制御されるタンデム仕上圧延機を用いて鋼板を仕上圧延する工程を有することを特徴とする、熱延鋼板の製造方法。
- N個(Nは2以上の整数)のスタンドを備えるタンデム仕上圧延機で1本の被圧延材を圧延している最中に、第mスタンド(mは1以上N−1以下の整数)から第Nスタンドにおける板厚目標値が変更される、タンデム仕上圧延機であって、
前記被圧延材の板厚変更点が前記第Nスタンドに到達すると同時に第nスタンド(nはm以上N以下のすべての整数)の板厚目標値の変更を開始し、
少なくとも前記第nスタンドの板厚目標値の変更開始から変更終了までの時間帯において、前記第nスタンドの出側における前記被圧延材の板厚を前記板厚目標値に一致させる前記第nスタンドの第一の圧下位置修正量を求める、第mスタンドから第Nスタンドの第一の板厚制御手段と、
n>mの第n−1スタンドの出側における前記被圧延材の板厚と該第n−1スタンドの変更開始前の板厚目標値との差に基づいて、n>mの第nスタンドの第二の圧下位置修正量を求める、第m+1スタンドから第Nスタンドの第二の板厚制御手段と、
前記第一の板厚制御手段で求められた前記第一の圧下位置修正量だけ圧下位置を時々刻々修正する前記第mスタンドの圧下位置制御手段と、
前記第一の板厚制御手段で求められた前記第一の圧下位置修正量と前記第二の板厚制御手段で求められた前記第二の圧下位置修正量との加算値だけ圧下位置を時々刻々修正する第m+1スタンドから第Nスタンドの圧下位置制御手段と、
を有し、
前記板厚目標値の変更を開始してから所定の板厚目標値変更時間経過後に、前記第nスタンドの板厚目標値の変更が同時に終了することを特徴とする、タンデム仕上圧延機。 - N個(Nは2以上の整数)のスタンドを備えるタンデム仕上圧延機で1本の被圧延材を圧延している最中に、第mスタンド(mは1以上N−1以下の整数)から第Nスタンドにおける板厚目標値及び圧延潤滑剤の使用不使用が変更される、タンデム仕上圧延機であって、
前記被圧延材の板厚変更点が前記第Nスタンドに到達すると同時に第nスタンド(nはm以上N以下のすべての整数)の圧延潤滑剤の使用不使用を変更する潤滑剤供給手段と、
前記被圧延材の板厚変更点が前記第Nスタンドに到達すると同時に前記第nスタンドの板厚目標値の変更を開始し、少なくとも前記第nスタンドの板厚目標値の変更開始から変更終了までの時間帯において、前記第nスタンドの出側における前記被圧延材の板厚を前記板厚目標値に一致させる前記第nスタンドの第一の圧下位置修正量を求める、第mスタンドから第Nスタンドの第一の板厚制御手段と、
n>mの第n−1スタンドの出側における前記被圧延材の板厚と該第n−1スタンドの出側における変更開始前の板厚目標値との差に基づいて、n>mの第nスタンドの第二の圧下位置修正量を求める、第m+1スタンドから第Nスタンドの第二の板厚制御手段と、
前記第一の板厚制御手段で求められた前記第一の圧下位置修正量だけ圧下位置を時々刻々修正する第mスタンドの圧下位置制御手段と、
前記第一の板厚制御手段で求められた前記第一の圧下位置修正量と前記第二の板厚制御手段で求められた前記第二の圧下位置修正量との加算値だけ圧下位置を時々刻々修正する第m+1スタンドから第Nスタンドの圧下位置制御手段と、
を有し、
前記板厚目標値の変更を開始してから所定の板厚目標値変更時間経過後に、前記第nスタンドの板厚目標値の変更が同時に終了することを特徴とする、タンデム仕上圧延機。 - 前記第nスタンドの前記板厚目標値変更時間は、圧延潤滑剤の使用不使用の変更によって生じるワークロールと前記被圧延材との間の摩擦係数の変化に要する時間以上にすることを特徴とする、請求項6に記載のタンデム仕上圧延機。
- 請求項5〜7のいずれか1項に記載のタンデム仕上圧延機を有することを特徴とする、熱延鋼板の製造装置。
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JP2011191701A JP5691948B2 (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | タンデム仕上圧延機及びその動作制御方法、並びに、熱延鋼板の製造装置及び熱延鋼板の製造方法 |
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JP2013052406A JP2013052406A (ja) | 2013-03-21 |
JP5691948B2 true JP5691948B2 (ja) | 2015-04-01 |
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Family Applications (1)
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JP2011191701A Active JP5691948B2 (ja) | 2011-09-02 | 2011-09-02 | タンデム仕上圧延機及びその動作制御方法、並びに、熱延鋼板の製造装置及び熱延鋼板の製造方法 |
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CN102596440B (zh) * | 2009-11-24 | 2014-11-05 | 新日铁住金株式会社 | 热轧钢板的制造方法和热轧钢板的制造装置 |
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2011
- 2011-09-02 JP JP2011191701A patent/JP5691948B2/ja active Active
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