JP5677146B2 - マイクロ波回路 - Google Patents
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Description
例えば、以下の特許文献1には、送受信モジュール内で、アイソレーションを確保する方法が開示されているが、この方法は、カットオフブロックを用いることで、増幅器の出力端子と入力端子の間の導波管モードにおける伝播に対するカットオフ周波数を上昇させて、発振を防止する方法である。
バイアス配線に対するアイソレーションの確保の方法として、バイアス配線上にパスコンやチョークコイルを多段に配置して、アイソレーションを確保する方法が一般的に知られている。
図1はこの発明の実施の形態1によるマイクロ波回路を示す構成図である。
図1において、パッケージ1は内部にキャビティ2(第1のキャビティ)とキャビティ3(第2のキャビティ)を有している。
第1の増幅器である増幅器4はパッケージ1におけるキャビティ2内に配置されており、入力端子4a及びバイアス端子4cが図中左側に配置されている。
第2の増幅器である増幅器5はパッケージ1におけるキャビティ3内に配置されており、入力端子5aが増幅器4の出力端子4bと接続され、出力端子5bが図中右側に配置されている。
導電性ケース7は下面7bが、パッケージ1の下面である導電性の接地面1bと接続されている状態で、パッケージ1及びローパスフィルタ6の周囲を覆っている。
導電性のキャップ8はパッケージ1の上面1aに配置され、パッケージ1の下面である導電性の接地面1bと電気的に接続されている。
導電性の弾性体9は導電性ケース7の上面7aとキャップ8を接続している。
増幅器の発振に起因する信号の帰還経路は、主に以下の経路である。
(1)増幅器5の出力端子5bから増幅器4の入力端子4aに、空間を伝播して帰還する経路
(2)増幅器5のバイアス配線を経由して、増幅器4の入力端子4aに帰還する経路
しかし、増幅器4,5の利得が高い場合、増幅器4,5と同じキャビティ内にローパスフィルタ6を配置すると、増幅器5の出力端子5bから出力された増幅後の信号が空間を伝播して、ローパスフィルタ6の出力端子と結合し、十分なアイソレーションを確保することができない場合がある。
そこで、この実施の形態1では、ローパスフィルタ6を増幅器4,5が配置されているキャビティ2,3の外側に配置することで、増幅器5の出力端子5aから出力された増幅後の信号の空間伝播を抑圧すると同時に、バイアス配線に結合した漏れ信号を抑圧することができる。
なお、漏れ信号が抑圧されているため、増幅器4の入力端子4aと同じ側にバイアス配線を配置している。
増幅器4の入力端子4aとバイアス配線を同じ側に配置することで、増幅器4,5を制御する制御信号や電源回路を、増幅器4の入力端子4a側に一括配置することができ、装置の小型化を実現することができる。
図2(a)はこの発明の実施の形態2によるマイクロ波回路を示す断面図であり、図2(b)はマイクロ波回路のパッケージ内を示す構成図である。
図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
導線10は増幅器5のバイアス端子5cとローパスフィルタ6の一方の端子を接続している。
このとき、ローパスフィルタ6は、導電性の接着剤等で、パッケージ1の上面1aに配置されている導電性のキャップ8と固定して導通を確保している。
また、ローパスフィルタ6については、上面と下面の導通を確保することが可能な導体で構成するとともに、そのローパスフィルタ6の上部に導電性の弾性体9を配置して、ローパスフィルタ6と導電性ケース7の上面7aとの導通を確保している。
これにより、ローパスフィルタ6の入出力端子間の空間アイソレーションが確保されるため、増幅器の入出力端子間の帰還及びバイアス配線経由の帰還の双方を抑えることが可能になる。
図3はこの発明の実施の形態3によるマイクロ波回路を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
ローパスフィルタ6は図1と同様にキャビティ2,3の外側に配置されているが、図3の例では、第3のキャビティであるキャビティ11内に配置されている。
なお、ローパスフィルタ6の一方の端子は、増幅器5のバイアス端子5c(不図示)とパッケージ1の内層パターンで接続されている。
また、ローパスフィルタ6の他方の端子6a(不図示)は、パッケージ1の内層パターンを通過して、パッケージ1の外部の増幅器4の入力端子4aと同じ辺の端子12に接続されている。
このため、増幅器5の出力信号がローパスフィルタ6の出力端子に結合することが抑えられる。
また、パッケージ1の上面1aは、導電性の弾性体9によって導電性ケース7と接続されているため、非導電の面積を縮小させることができる。その結果、カットオフ周波数を上昇させて、アイソレーションを確保することができる。
Claims (2)
- 複数のキャビティを内蔵しているパッケージと、
上記パッケージにおける第1のキャビティ内に配置されている第1の増幅器と、
上記パッケージにおける第2のキャビティ内に配置され、入力端子が上記第1の増幅器の出力端子と接続されている第2の増幅器と、
上記パッケージの上面に配置され、上記パッケージの下面である導電性の接地面と電気的に接続されている導電性のキャップと、
上記キャップの上側に配置されており、一方の端子が上記第2の増幅器のバイアス端子と接続され、他方の端子が上記第1の増幅器の入力端子と同じ側に配置されているローパスフィルタと、
上記パッケージの接地面と接続されている状態で、上記パッケージ及び上記ローパスフィルタの周囲を覆っている導電性のケースと、
上記ケースの上面と上記ローパスフィルタを接続している導電性の弾性体とを備え、
上記ローパスフィルタは導電性の構造物であり、上記パッケージの上面と上記ケースの上面との間は上記ローパスフィルタを介して電気的に導通している
ことを特徴とするマイクロ波回路。 - 上記パッケージの上面と上記ケースの上面との間は、上記キャップ、上記ローパスフィルタ及び上記弾性体を介して電気的に導通していることを特徴とする請求項1記載のマイクロ波回路。
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