JP5664582B2 - シャワー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シャワー装置に関する。
従来より、エジェクタ効果を利用して水に空気を混入させ、気泡混入水と成して吐出するシャワー装置が知られている。この一例として、特許文献1に記載されているシャワー装置が挙げられる。
特許文献1に記載されているシャワー装置は、絞り部から噴射される水を噴射方向へ延伸させた噴射水仮想直線が、空気混入部及び散水部を構成する内壁のうち、流路の末端として機能する先端内壁を除く内壁と干渉することがないよう構成されている。この構成により、絞り部より噴射された水は、流路の途中で先端内壁を除く内壁に衝突することがないため、これらの内壁によってその水の流れが乱されることがない。
このように、水流の乱れの発生を防止することによって、気泡混入水内の気泡同士の衝突が抑制されるため、気泡同士の結合による気泡径の成長を防止することができ、これによって、小さな気泡径を維持したまま気泡混入水を散水孔へ供給することができる。小さな気泡径が維持された気泡混入水は、散水孔から吐出された後、均一に粒化し、比較的大きな水滴となって使用者に着水するため、使用者は大粒の雨を浴びているような量感のある浴び心地を享受することができる。
特開2010−162532号公報
ところが、特許文献1に記載されているシャワー装置では、絞り部より噴射された気泡混入水のうち、流下時に散水孔より吐出されなかった気泡混入水は、先端内壁へ到達した後、上流側へ折り返し、上流側より流れてくる気泡混入水と衝突してしまう。これにより、流路末端近傍の流動状態が乱れ、気泡混入水内の気泡同士が衝突・結合し、大きな気泡径を有する気泡を多く含んだ気泡混入水が、流路末端近傍に位置する散水孔から吐出されるため、それらの散水孔より吐出される気泡混入水は、使用者に量感のある浴び心地を与えることができないという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、流路末端近傍に位置する散水孔からも小さな気泡径を維持した状態で気泡混入水を吐出させることを可能にすることによって、全ての散水孔から小さな気泡径を維持した状態で気泡混入水を吐出させることが可能なシャワー装置の提供を目的とする。
本発明に係るシャワー装置は、水を供給するための給水部と、給水部よりも流路断面積を減少させ、給水部より供給される水を加速させて下流側に噴射するための絞り部と、絞り部より噴射される水に空気を混入させて気泡混入水と成すための空気導入用の開口が形成されている空気混入部と、空気混入部よりも下流側に設けられ、気泡混入水を吐出するための複数の散水孔が形成されている散水部と、を備えたシャワー装置であって、絞り部から噴射される水を噴射方向へ延伸させた噴射水仮想直線が、絞り部より下流側の流路を成す流路内壁のうち、流路末端としての機能を有する先端内壁を除く内壁と干渉しないよう構成されており、先端内壁は、当該先端内壁に到達した気泡混入水の上流側への折り返しを抑制させるように、上流側より流れてきた気泡混入水を最も下流側に存在する最下流散水孔へ方向付けるガイド部を有することを特徴とする。
このように構成された本発明においては、絞り部から噴射される水は、流路末端としての機能を有する先端内壁を除き、空気混入部及び散水部を構成する内壁によってその流れが乱されることがないため、空気混入部において空気が混入した気泡混入水は、小さな気泡径を維持した状態で、先端内壁へ向かい流下していく。そして、先端内壁に到達した気泡混入水は、上流側への折り返しが抑制されるように、その先端内壁が有するガイド部によって、最下流散水孔へ方向付けられる。したがって、気泡混入水の上流側への折り返しにより生じる流路末端近傍における気泡混入水同士の衝突・結合が低減し、小さな気泡径を維持した状態で、流路末端近傍の散水孔から気泡混入水を吐出することができる。
以上のように、本発明においては、流路末端近傍に位置する散水孔からも小さな気泡径を維持した状態で気泡混入水を吐出させることができるため、全ての散水孔から小さな気泡径を維持した状態で気泡混入水を吐出させることができる。
本発明は、好ましくは、先端内壁は、その全面にガイド部を有している。
このように構成された本発明においては、先端内壁が、その全面にガイド部を有しているため、実質、ガイド部が流路末端としての機能を有することとなる。よって、上流側より流下してくる全ての気泡混入水が、そのガイド部によって最下流散水孔へと方向付けられる。ガイド部により方向付けられた気泡混入水は、最下流散水孔近傍において、最下流散水孔より既に吐出されている気泡混入水によってその吐出方向へ引っ張られるため、流路末端近傍における流動状態に乱れを生じさせることなく、スムーズに最下流散水孔より吐出される。したがって、流路末端近傍の散水孔から、より確実に小さな気泡径を維持した状態で、気泡混入水を吐出することができる。
本発明は、好ましくは、最下流散水孔を複数有し、ガイド部は、そのガイド部に到達した気泡混入水を、いずれかの最下流散水孔へ方向付ける共に、上流側より流れてくる気泡混入水を複数ある最下流散水孔へ略均等に分配するよう構成されてなる。
このように構成された本発明においては、上流側より流れてくる気泡混入水が各最下流散水孔へほぼ均等に分配されるため、気泡混入水が大量に一つの最下流散水孔に向かうことによってその最下流散水孔近傍で気泡混入水の気泡同士の衝突・結合が生じやすくなるなど、分配率の偏りにより生じる局所的な気泡の結合確率の上昇を防止することができる。したがって、流路末端近傍の散水孔から、より安定的に小さな気泡径を維持した状態で、気泡混入水を吐出することができる。
本発明は、好ましくは、ガイド部は、隣接し合う最下流散水孔の間に向かって突出しており、この突出方向におけるガイド部の先端は、少なくとも最下流散水孔の一部よりも上流側まで突出している。
このように構成された本発明においては、隣接し合う最下流散水孔の間に向って突出するガイド部の、突出方向における先端が少なくとも最下流散水孔の一部よりも上流側まで突出しているため、上流側より流れてきた気泡混入水が、最下流散水孔よりも下流側へ流下する前からガイド部によって最下流散水孔へ方向付けられる。したがって、気泡混入水が、上流側より流下してくる気泡混入水に向って折り返すことを確実に防止することができ、流路末端近傍における流動状態の乱れを、より確実に抑制することができる。したがって、より一層安定的に小さな気泡径を維持した状態で、流路末端近傍の散水孔から気泡混入水を吐出することができる。
本発明は、好ましくは、隣接し合う最下流散水孔の隣接方向におけるガイド部の幅が、突出方向に向かうにつれて小さくなる。
このように構成された本発明においては、隣接し合う最下流散水孔の隣接方向におけるガイド部の幅が、ガイド部の突出方向に向かうにつれて小さくなるため、ガイド部の突出方向の先端がより尖った形状になりやすく、上流側より流れてくる気泡混入水を、より抵抗なくスムーズに最下流散水孔へ分配することが可能となる。これにより、上流側より流れてくる気泡混入水が最下流散水孔へ分配される際、気泡混入水がガイド部の先端に衝突することによって生じる気泡同士の衝突・結合の発生を抑制することができ、小さな気泡径を維持した状態で、流路末端近傍の散水孔から気泡混入水を吐出することができる。
本発明のシャワー装置によれば、全ての散水孔から小さな気泡径を維持した状態で気泡混入水を吐出させることができる。
本願発明の第1実施形態に係るシャワー装置を示す図であって、(A)は平面図を示し、(B)は側面図を示し、(C)は下面図を示している。 図1の(B)におけるA−A断面を示す断面図である。 図1の(A)におけるB−B断面側から見た断面斜視図である。 図1の(A)におけるB−B断面を示す図であって、シャワー装置内の水の流れを示す図である。 第1実施形態に係るシャワー装置のガイド部における水の流れを表す概略図である。 本願発明の第2実施形態に係るシャワー装置を示す図であって、(A)は平面図を示し、(B)は側面図を示し、(C)は下面図を示している。 図6の(A)におけるF−F断面を示す断面図である。 図8に示す水噴射コマを示す図であって、(A)は平面図を示し、(B)は側面図を示し、(C)は下面図を示している。 図8の(B)におけるG−G断面を示す断面図である。 図8の(B)におけるH−H断面を示す断面図である。 図7のJ−J断面を示す断面図である。 第2実施形態に係るシャワー装置のガイド部における水の流れを表す概略図である。(※初稿の図3は削除。それに伴い初稿の図4以降を繰り上げた)
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るシャワー装置F1を示す図であって、図1の(A)は平面図を示し、図1の(B)は側面図を示し、図1の(C)は下面図を示している。図1の(A)に示されるように、シャワー装置F1は主に略直方体を成す本体2によって構成されており、シャワー装置F1(本体2)の上面2aには開口231が形成されている。図1の(B)に示されるように、シャワー装置F1の上面2aと対向する下面2bには複数の散水突起242が設けられている。各散水突起242には散水孔243が形成されている。図1の(C)に示されるように、本体2の下面2bには複数の散水突起242が設けられている。本実施形態の場合、散水突起242は7行×5列に35個形成されている。
続いて、図1の(B)のA−A断面図である図2を参照しながらシャワー装置F1について説明を加える。図2に示されるように、シャワー装置F1は、給水部21と、絞り部22と、空気混入部23と、散水部24とを備えている。給水部21は、水を供給するための部分であって、給水口21dから導入した水を絞り部22へと供給する部分である。給水口21dには図示しない給水手段(給水ホース等)が接続可能であって、その給水手段から供給される水が給水部21から絞り部22へと供給される。給水部21は、水の進行方向に沿うように本体2の一部分としての側壁21e及び側壁21fを有しており、側壁21eと側壁21fとは互いに平行になるように配置されている。
絞り部22は、給水部21の下流側に設けられており、給水部21よりも流路断面積を減少させ、通過する水を加速させて下流側に噴射するための部分である。絞り部22は、水の進行方向に沿うように本体2の一部分としての側壁22e及び側壁22fを有しており、側壁22eと側壁22fとは互いに平行になるように配置されている。絞り部22には、複数の絞り流路221が設けられている。絞り流路221は、側壁22eから側壁22fに向かう方向に沿って一つの段において一列を形成するように並設されている。
空気混入部23は、絞り部22の下流側に設けられており、絞り部22を通って噴射される水に空気を混入させて気泡混入水と成すための空気導入用の開口231が形成されている部分である。空気混入部23は、水の進行方向に沿うように本体2の一部分としての側壁23e及び側壁23fを有しており、側壁23eと側壁23fとは互いに平行になるように配置されている。
散水部24は、空気混入部23の下流側に設けられており、気泡混入水を吐出するための複数の散水孔243が形成されている部分である。散水孔243は、本体2に取り付けられる散水部材241に形成されている。散水部材241には、散水突起242が設けられており、本体2に形成されている孔(図に明示せず)を散水突起242が貫通して外部に露出している。
図2に示すように、給水部21を構成する側壁21eと、絞り部22を構成する側壁22eと、空気混入部23を構成する側壁23eと、散水部24を構成する側壁24eとは同一面上に位置するように配置されている。同様に、給水部21を構成する側壁21fと、絞り部22を構成する側壁22fと、空気混入部23を構成する側壁23fと、散水部24を構成する側壁24fとは同一面上に位置するように配置されている。
続いて、図1の(A)のB−B断面側から見た断面斜視図である図4を参照しながらシャワー装置F1について説明を加える。図4に示されるように、給水部21は、側壁21eと側壁21fとを繋ぐ側壁21b及び側壁21cを有している。側壁21b及び側壁21cは、水が進行する方向に直交する方向に沿った長さが、側壁21e及び側壁21fよりも長くなるように形成されている。従って、給水部21は流路断面が扁平形状となるように形成されている。給水部21と絞り部22との境界部分には、前壁面21aが設けられていて、側壁21e,21f,21b,21cは前壁面21aに繋がっている。前壁面21aは、側壁21bから側壁21cに延びる部分と、側壁21cから側壁21bに延びる部分とで構成されている。
前壁面21aを下流側に越えた領域には絞り部22が設けられている。絞り部22は、側壁22eと側壁22fとを繋ぐ側壁22b及び側壁22cを有している。側壁22b及び側壁22cは、水が進行する方向に直交する方向に沿った長さが、側壁22e及び側壁22fよりも長くなるように形成されている。従って、絞り部22の側壁22b,22c,22e,22fで囲まれた流路断面は扁平形状となるように形成されている。絞り部22と空気混入部23との境界部分には仕切壁22aが設けられていて、側壁22e,22f,22b,22cは仕切壁22aに繋がっている。仕切壁22aには、複数の貫通孔が穿たれており、それによって複数の絞り流路221が形成されている。このとき、絞り流路221は、仕切壁22aを挟む流路断面において均一に配置されている。
仕切壁22aを下流側に越えた領域には空気混入部23が設けられている。空気混入部23は、側壁23eと側壁23fとを繋ぐ側壁23b、側壁23eと側壁23fとを繋ぐ側壁であって側壁23bと対向し相対的に側壁23bから遠い位置に配置されている側壁23c、側壁23eと側壁23fとを繋ぐ側壁であって側壁23bと対向し相対的に側壁23bに近い位置に配置されている側壁23dを有している。側壁23cは散水部24側に、側壁23dは絞り部22側に、それぞれ配置されており側壁23cと側壁23dとを繋ぐ段差部23gが形成されている。側壁23b,23c,23dは、水が進行する方向に直交する方向に沿った長さが、側壁23e及び側壁23fよりも長くなるように形成されている。従って、空気混入部23は流路断面が扁平形状となるように形成されている。
側壁23cよりも下流側の領域には散水部24が設けられている。散水部24は、側壁24eと側壁24fとを繋ぐ側壁であって、空気混入部23の側壁23bと同一面を形成する側壁24bを有している。更に散水部24は、側壁24eと側壁24fとを繋ぐ側壁であって、空気混入部23の側壁23cよりも一段後退した面を形成する側壁24cを有している。
これらの側壁24b,24c,24e,24dは、流路の末端として機能する側壁26に繋がっている。この側壁26は、水の流れ方向において最も下流側に位置する複数の最下流散水孔243aの略半周をそれぞれ囲うようにして設けられた複数の湾曲面26aを有するガイド部26bを備えている。このガイド部26bは、側壁26の散水部24に面する壁面(先端内壁)に到達した気泡混入水の上流側への折り返しを抑制させるように、上流側から流れてきた気泡混入水を、最下流散水孔243Cへと方向付ける機能を有している。
さらに、散水部24は、側壁24bと対向する本体2の部分に、側壁24cと当接するように配置される散水部材241を有している。散水部材241は、本体2に設けられた凹部に嵌め込まれており、側壁24bに対向する面は空気混入部23の側壁23cと同一面を形成するように構成されている。散水部材241は上述したように散水突起242を有しており、散水突起242の先端部分が本体2から突出するように本体2に対して取り付けられている。
続いて、シャワー装置F1内部の水の流れについて図4を参照しながら説明する。図4は、図1の(A)のB−B断面を簡略化して示す図であって、シャワー装置F1に水を供給した際の内部の水の状態を示す図である。
図4に示すように、給水部21に給水手段(図示しない)から水が所定圧力以上で供給されると、絞り部22に形成された絞り流路221を通って下流側に噴射される。なお、本実施形態においては、絞り部22から噴射される水の噴射方向を延伸させた仮想的な直線である噴射水仮想直線BW1は、空気混入部23の側壁23b,23c,23d,23e,23f及び散水部24の側壁24b,24c,24d,24eと干渉しないよう構成されている。絞り部22から水が噴射されると、散水部24及び空気混入部23の少なくとも一部に一時的に水が溜まり、その溜まった水と空気との界面である気液界面BW3が形成される。従って、噴射水仮想直線BW1に沿って噴射された水は、気液界面BW3から、その溜まった水に対して突入する際、空気混入部23に存在する空気を巻き込むため、これによって気泡混入水BWが生成される。本実施形態においては、この気泡混入水BWが生成される段階において、気泡混入水BW中の気泡が略均一な径となるように構成されている。なお、空気混入部23には開口231が形成されているため、噴射水仮想直線BW1に沿って噴射された水が空気混入部23に存在する空気を巻き込んでも、空気混入部23は空気が常に供給される状態を維持することができる。そして、生成された気泡混入水BWは各水流BW2に分かれて各散水孔243から外部に吐出される。
上述したように、本実施形態においては、絞り部22から噴射される水の噴射方向を延伸させた仮想的な直線である噴射水仮想直線BW1が、空気混入部23の側壁23b,23c,23d,23e,23f及び散水部24の側壁24b,24c,24d,24eと干渉しないよう構成されているため、絞り部22から噴射された水は、空気混入部23及び散水部24を構成する内壁(側壁23b,23c,23d,23e,23f、側壁24b,24c,24e,24f、散水部材241)によって、その進行方向が変えられることなく流下していく。流下時に、最下流散水孔243aを除く各散水孔243から外部に吐出されなかった水は、側壁26へ到達する。
側壁26のガイド部26bは、各最下流散水孔243aに対し、下流側の最下流散水孔243aをその周方向に沿って囲うように設けられた湾曲面26aを有しているため、上流側から流れてきた気泡混入水は、図5に示すように、この湾曲面26aによって、最下流散水孔243aへと方向付けられる。こうして、最下流散水孔243a近傍に到達した気泡混入水は、最下流散水孔243aより既に吐出されている気泡混入水により、その吐出方向へ引っ張られるため、スムーズに最下流散水孔243aより吐出される。したがって、側壁26に到達した気泡混入水が、上流側から流れてくる気泡混入水へ向かって折り返すことがないため、最下流散水孔243a近傍において気泡同士の衝突・結合が抑制されることから、小さな気泡径を維持した状態で、最下流散水孔243aから気泡混入水を吐出することができる。特に、本実施形態においては、側壁26が、その散水部24に面する壁面全面にガイド部26bを有しているため、実質、このガイド部26bの湾曲面26aが流路末端として機能し、上流側から流れてきた気泡混入水は全て、いずれかの最下流散水孔243aへと方向付けられ、確実に最下流散水孔243a近傍での気泡同士の衝突・結合を抑制することができる。
また、複数の湾曲面26aはそれぞれ、ほぼ同一の曲面形状であるため、各最下流散水孔243aには、上流側より流れてきた気泡混入水がほぼ均等に分配される。したがって、大量の気泡混入水が一つの最下流散水孔243aに向かって集中的に流れることによって発生する局所的な気泡の結合確率の上昇を防止することができる。さらに、ガイド部26bは、隣接し合う最下流散水孔243aの隣接方向における幅が、ガイド部26bの突出方向に向かうにつれて小さくなるよう形成されているため、突出したガイド部26bの先端部26cが尖った形状となり、上流側より流れてくる気泡混入水が、ガイド部26bの先端部26cに衝突することなくスムーズに最下流散水孔243aへと導かれる。したがって、このガイド部26bの先端部26c近傍において、気泡同士の衝突・結合の発生を抑制することができ、より確実に、最下流散水孔243aから、小さな気泡径を維持した状態で、気泡混入水を吐出することができる。
このように本実施形態においては、絞り部22から噴射された水が、空気混入部23及び散水部24を構成する内壁(側壁23b,23c,23d,23e,23f、側壁24b,24c,24e,24f、散水部材241)によって、その進行方向が変えられることなく流下していくと共に、側壁26に到達した気泡混入水は、湾曲面26aによって、最下流散水孔243aへと流れが方向付けられ、気泡の衝突・結合をほとんど発生させることなく、スムーズに最下流散水孔243aへと流下していくため、最下流散水孔243aを除く散水孔243からだけではなく、流路末端近傍に位置する最下流散水孔243aからも小さな気泡径を維持した状態で気泡混入水を吐出させることができる。すなわち、全ての散水孔243から小さな気泡径を維持した状態で気泡混入水を吐出させることができる。
このように、小さな気泡径を有する気泡を略均一に含んだ気泡混入水BWが散水孔243に供給されると、気泡混入水は、環状流のようにミスト化することなく、吐出方向と略直交する方向にせん断されて略均一に粒化される。粒化された水滴は、比較的大きいため、使用者は従来のシャワー装置よりも、より確実に、大粒の雨を浴びているような量感のある浴び心地のシャワーを享受することができる。
次に、本発明の第2実施形態であるシャワー装置について説明する。図6は、本発明の第2実施形態に係るシャワー装置F3を示す図であって、図6の(A)は平面図を示し、図6の(B)は側面図を示し、図6の(C)は下面図を示している。図6の(A)に示されるように、シャワー装置F3は主に略円盤状を成す本体4によって構成されており、シャワー装置F3(本体4)の上面4aには給水口41dが形成されている。図6の(B)に示されるように、シャワー装置F3の本体4は、給水口41dが形成されているキャビティ4Aと、散水孔443が形成されているシャワープレート4Bとによってその外形が構成されている。図6の(C)に示されるように、本体4の下面4bには複数の散水孔443が形成されていると共に、開口431も形成されている。本実施形態の場合、散水孔443は開口431を中心とした放射状に42個形成されている。
続いて、図6の(A)のF−F断面図である図7を参照しながらシャワー装置F3について説明を加える。図7に示されるように、シャワー装置F3は、キャビティ4Aと、シャワープレート4Bと、コマ押えプレート4Cと、水噴射コマ4Dと、空気導入コマ4Eとによって構成されている。
キャビティ4Aは、シャワープレート4Bと共に本体4の外形を形成する部材であって、本体4の上面4aとは反対側の当接面4Aaから上面4aに向けて円形の凹部4Abが形成されている。凹部4Abには、円盤状のコマ押えプレート4Cが収められている。コマ押えプレート4Cには、水噴射コマ4Dを挿通するための貫通穴4Caが形成されている。貫通穴4Caは段付穴であって、その段部とキャビティ4Aの凹部4Abの底面との間で水噴射コマ4Dのフランジ4Daを保持している。また、コマ押えプレート4Cの外周縁からは、シャワープレート4B側に向かって、水の流れ方向において最も下流側に位置する複数の最下流散水孔443aの略半周をそれぞれ囲うようにして設けられた複数の湾曲面45aを有するガイド部45が立設されている。第1実施形態同様、このガイド部45は、上流側から流れてきた気泡混入水を、最下流散水孔443aへと方向付ける機能を有している。
続いて、水噴射コマ4Dについて図8〜図10を参照しながら説明する。図8は水噴射コマ4Dの三面図であって、図8の(A)は平面図を示し、図8の(B)は側面図を示し、図8の(C)は下面図を示している。図9は、図8の(B)のG−G断面図である。図10は、図8の(B)のH−H断面図である。図8及び図10に示されるように、水噴射コマ4Dは、フランジ4Daをツバとする帽子形状を成しており、その帽子形状の頂部に相当するフランジ4Daとは反対側の端部に噴射突起部4Dbが形成されている。図8及び図9に示されるように、噴射突起部4Dbには、その外周の全周に渡って、フランジ4Daが沿う面に平行に放射状に形成される貫通孔が設けられており、この貫通孔が絞り流路421となるように構成されている。水噴射コマ4Dには、フランジ4Daから絞り流路421に至るように空洞4Dcが形成されている。このように水噴射コマ4Dを構成することで、空洞4Dcから絞り流路421に至る経路を含む絞り部42が形成されている。
図7に戻って説明を続ける。キャビティ4Aの中心近傍には、上面4aから凹部4Abに至る貫通穴4Acが形成されている。貫通穴4Acは、水噴射コマ4Dの空洞4Dcに連通するように設けられている。このように貫通穴4Acを設けることで、給水口41dから絞り部42に至る給水部41が形成されている。
シャワープレート4Bは、キャビティ4Aと共に本体4の外形を形成する部材であって、散水孔443が放射状に複数個形成されている。この散水孔443が形成されている領域の下面4bとは反対側の当接面4Baは散水部44の側壁44cとなるように構成されている。シャワープレート4Bの当接面4Baとキャビティ4Aの当接面4Aaとを当接させると、キャビティ4Aの凹部4Abに収められているコマ押えプレート4Cとの間には空隙が形成され、この空隙が空気混入部43及び散水部44となるように構成されている。コマ押えプレート4Cのシャワープレート4Bに対向する面は、空気混入部43の側壁43b及び散水部44の側壁44bとなるように構成されている。なお、キャビティ4Aの凹部4Abの一部の側面である44aは、ガイド部45がなければ流路の末端として機能する先端内壁となるものである。本実施形態においては、この側壁44aの全面にガイド部45が配置されており、このガイド部45は、側壁44aからシャワー装置F3の中央に向って突出した態様となっている。(図11参照)
シャワープレート4Bにおいて、本体4の下面4bとは反対側の当接面4Baから下面4bに向けて円形の凹部4Bcが形成されている。凹部4Bcは、放射状に設けられた散水孔443の内側に位置するように、シャワープレート4Bの中央に設けられている。凹部4Bcの底面から下面4bに至るように貫通穴4Bbが形成されている。凹部4Bcには、空気導入コマ4Eが収められている。
空気導入コマ4Eは略円盤状の部材であって、その中央部分には段付の貫通穴4Eaが形成されている。空気導入コマ4Eの一方の面は平坦な円形面であって凹部4Bcの底面に当接している。空気導入コマ4Eの他方の面には平坦な円形面とその円形面の周囲を角取りするように設けられている傾斜面が形成されている。この平坦な円形面が空気混入部43の側壁43dを構成し、傾斜面が空気混入部43の段差部43gを構成している。貫通穴4Eaの開口面積が広くなっている方の開口端からは水噴射コマ4Dの噴射突起部4Dbの先端のみが挿入されており、噴射突起部4Dbに設けられている絞り流路421から噴射される水は空気導入コマ4Eの側壁43dと干渉しないように配置されている。空気導入コマ4Eの貫通穴4Eaと水噴射コマ4Dとの間には隙間が形成されており、この隙間から貫通穴4Bbに至る部分が空気を導入するための開口431を構成している。
上述したようにキャビティ4Aと、シャワープレート4Bと、コマ押えプレート4Cと、水噴射コマ4Dと、空気導入コマ4Eとを組み上げることで、シャワー装置F3は、給水部41と、絞り部42と、空気混入部43と、散水部44とを備えるように構成される。
給水部41は、水を供給するための部分であって、給水口41dから導入した水を絞り部42へと供給する部分である。給水口41dには図示しない給水手段(給水ホース等)が接続可能であって、その給水手段から供給される水が給水部41から絞り部42へと供給される。
絞り部42は、給水部41の下流側に設けられており、給水部41よりも流路断面積を減少させ、通過する水を加速させて下流側に噴射するための部分である。絞り部42には、複数の絞り流路421が設けられている。
空気混入部43は、絞り部42の下流側に設けられており、絞り部42を通って噴射される水に空気を混入させて気泡混入水と成すための空気導入用の開口431が形成されている部分である。
散水部44は、空気混入部43の下流側に設けられており、気泡混入水を吐出するための複数の散水孔443が形成されている部分である。
本発明の第2実施形態は、絞り部42から噴射される水の噴射方向を延伸させた噴射水仮想直線BW4が、空気混入部43及び散水部44を構成する内壁(側壁43b,43d、段差部43g、側壁44b,44c)と干渉することないため、絞り部42より噴射された水は、空気混入部43で空気を巻き込み、気泡混入水となった後、図11に示すように放射状に流下していく。そして、その流れが乱されることなく最下流散水孔443aを除く散水孔443から順次吐出されていく。最下流散水孔443aを除く散水孔から吐出されなかった気泡混入水は、第1実施形態と同様、図12に示すように、ガイド部45の湾曲面45aによって、各最下流散水孔443aへと方向付けられ、スムーズに各最下流散水孔243aから吐出されるため、小さな気泡径を維持した状態で、吐出される。
また、本実施形態においては、側壁44aの全面にガイド部45が設けられているため、上流側から流れてきた気泡混入水は全て、いずれかの最下流散水孔443aへと方向付けられ、確実に最下流散水孔443a近傍での気泡同士の衝突・結合を抑制することができる。また、複数の湾曲面45aはそれぞれ、同一の曲面形状であるため、各最下流散水孔443aには、上流側より流れてきた気泡混入水が均等に分配される。したがって、大量の気泡混入水が一つの最下流散水孔443aに向かって集中的に流れることによって発生する局所的な気泡の結合確率の上昇を防止することができる。さらに、ガイド部45は、隣接し合う最下流散水孔443aの隣接方向における幅が、ガイド部45の突出方向に向かうにつれて小さくなるよう形成されているため、突出したガイド部45の先端部45bが尖った形状となり、上流側より流れてくる気泡混入水が、ガイド部45の先端部45bに衝突することなくスムーズに最下流散水孔443aへと導かれる。したがって、この先端部45b近傍において、気泡同士の衝突・結合の発生を抑制することができ、より確実に、最下流散水孔443aから、小さな気泡径を維持した状態で、気泡混入水を吐出することができる。
従って、本実施形態においても、上述した本発明の第1実施形態に係るシャワー装置F1が奏する特徴的な作用効果を奏するよう構成されている。
F1…シャワー装置
2…本体
2a…上面
2b…下面
21…給水部
21a…前壁面
21b…側壁
21c…側壁
21d…給水口
21e…側壁
21f…側壁
22…絞り部
22a…仕切壁
22b…側壁
22c…側壁
22e…側壁
22f…側壁
23…空気混入部
23b…側壁
23c…側壁
23d…側壁
23e…側壁
23f…側壁
23g…段差部
24…散水部
24a…側壁
24b…側壁
24c…側壁
24e…側壁
24f…側壁
221…絞り流路
231…開口
241…散水部材
242…散水突起
243…散水孔
26…側壁
26a…湾曲面
26b…ガイド部
26c…先端部
BW…気泡混入水
BW1…噴射水仮想直線
BW2…水流
BW3…気液界面
F3…シャワー装置
4…本体
4A…キャビティ
4Aa…当接面
4Ab…凹部
4Ac…貫通穴
4B…シャワープレート
4Ba…当接面
4Bb…貫通穴
4Bc…凹部
4C…プレート
4Ca…貫通穴
4D…水噴射コマ
4Da…フランジ
4Db…噴射突起部
4Dc…空洞
4E…空気導入コマ
4Ea…貫通穴
4a…上面
4b…下面
41…給水部
41d…給水口
42…絞り部
43…空気混入部
43b…側壁
43d…側壁
43g…段差部
44…散水部
44a…側壁
44b…側壁
44c…側壁
421…絞り流路
431…開口
443…散水孔
45…ガイド部
45a…湾曲面
45b…先端部
BW4…噴射水仮想直線

Claims (4)

  1. 水を供給するための給水部と、
    前記給水部よりも流路断面積を減少させ、前記給水部より供給される水を加速させて下流側に噴射するための絞り部と、
    前記絞り部より噴射される水に空気を混入させて気泡混入水と成すための空気導入用の開口が形成されている空気混入部と、
    前記空気混入部よりも下流側に設けられ、気泡混入水を吐出するための複数の散水孔が形成されている散水部と、を備えたシャワー装置であって、
    前記絞り部から噴射される水を噴射方向へ延伸させた噴射水仮想直線が、前記絞り部より下流側の流路を成す流路内壁のうち、流路末端としての機能を有する先端内壁を除く内壁と干渉しないよう構成されており、
    流路末端近傍における気泡混入水の気泡同士の結合を抑制させるために、前記先端内壁は上流側に向かって突出する複数の突出部を有し、かつ、隣接し合う前記突出部の間には、最も下流側に存在する前記散水孔である最下流散水孔が配置されていることを特徴とするシャワー装置。
  2. 隣接し合う前記突出部は、平面視において下流に向かって凹状に湾曲した湾曲部を形成するようにして連なっていることを特徴とする請求項1に記載のシャワー装置。
  3. 前記最下流散水孔は、前記湾曲部の下流側端部に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のシャワー装置。
  4. 平面視において、前記突出部の幅が、上流側に向かうにつれて小さくなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシャワー装置。
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