JP5659496B2 - セメント量の推定方法 - Google Patents
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前記分析対象試料に含まれる元素であって、カルシウム、ケイ素、アルミニウム、鉄及び硫黄のうちのいずれかを対象元素として蛍光X線分析を行うことにより、前記分析対象試料の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rを求め、
前記セメントのみに対する蛍光X線分析で予め得られた該セメントの全体質量に対する前記対象元素の質量比Rc及び前記細骨材のみに対する蛍光X線分析で予め得られた該細骨材の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rsと、前記質量比Rとの間の関係式、
R=(Mc・Rc+Ms・Rs)/(Mc+Ms) (2a)
及び、次式、
MT=Mc+Ms (3)
Mc;前記分析対象試料中のセメントの質量
Ms;前記分析対象試料中の細骨材の質量
から前記分析対象試料中のセメントの質量Mcを算出するものである。
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに次式
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mc、前記Ms及び前記Mwを、次式、
Mcu=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a)
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュモルタルの単位セメント量Mcuを算出するものである。
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに次式
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mg、前記Mc、前記Ms及び前記Mwを、次式、
Mcu′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcu′を算出するものである。
前記分析対象試料に含まれる元素であって、カルシウム、ケイ素、アルミニウム、鉄及び硫黄のうちのいずれかを対象元素として蛍光X線分析を行うことにより、前記分析対象試料の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rを求め、
前記セメントのみに対する蛍光X線分析で予め得られた該セメントの全体質量に対する前記対象元素の質量比Rc、前記細骨材のみに対する蛍光X線分析で予め得られた該細骨材の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rs及び前記フライアッシュのみに対する蛍光X線分析で予め得られた該フライアッシュの全体質量に対する前記対象元素の質量比Rfと、前記質量比Rとの間の関係式、
R=(Mc・Rc+Ms・Rs+Mf・Rf)/(Mc+Ms+Mf) (2c)
及び、次式、
MT=Mc+Ms+Mf (3c)
Mc;前記分析対象試料中のセメントの質量
Ms;前記分析対象試料中の細骨材の質量
Mf;前記分析対象試料中のフライアッシュの質量
ここで、Mf=Mc・(1−a)/a
a;セメント及びフライアッシュの合計質量に対するセメントの質量割合で既知
から前記分析対象試料中のセメントの質量Mcを算出するものである。
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに次式
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mc、前記Ms、前記Mf及び前記Mwを、次式、
Mcuf=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (4c)
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρf;フライアッシュの密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュモルタルの単位セメント量Mcufを算出するものである。
Mfu=Mf/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (11)
に代入することによって前記フレッシュモルタルの単位フライアッシュ量Mfuを算出するものである。
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに次式
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mg、前記Mc、前記Ms、前記Mf及び前記Mwを、次式、
Mcuf′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw)(4c′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρf;フライアッシュの密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcuf′を算出するものである。
Mfu′=Mf/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (12)
に代入することによって前記フレッシュコンクリートの単位フライアッシュ量Mfu′を算出するものである。
R=(Mc・Rc+Ms・Rs)/(Mc+Ms) (2a)
Mc;分析対象試料中のセメントの質量
Ms;分析対象試料中の細骨材の質量
が成立するとみなし得るので、かかる(2a)式及び次式、
MT=Mc+Ms (3a)
から分析対象試料中のセメントの質量Mcを算出する。
R=(Mc・Rc+Ms・Rs+Mf・Rf)/(Mc+Ms+Mf) (2c)
Mc;分析対象試料中のセメントの質量
Ms;分析対象試料中の細骨材の質量
Mf;分析対象試料中のフライアッシュの質量
が成立するとみなし得るので、かかる(2c)式及び次式、
MT=Mc+Ms+Mf (3c)
a=Mc/(Mc+Mf) (7)
a;セメント及びフライアッシュの合計質量に対するセメントの質量割合
から分析対象試料中のセメントの質量Mcを算出する。
まず、フレッシュモルタルの場合には、採取されたフレッシュモルタルに対し、その質量M1を計測し、次いで、フレッシュモルタルから水分を除去することで上述した分析対象試料とするとともに、該分析対象試料について計測された質量MTとの差、すなわち水分除去前後の質量差を、次式、
Mw=M1−MT (1)
から水の質量Mwとして算出する。
Mcu=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a)
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρw;水の密度
に代入することによって、フレッシュモルタルの単位セメント量Mcuを算出する。
フレッシュコンクリートの場合には、採取されたフレッシュコンクリートに対し、該フレッシュコンクリートから粗骨材を除去するとともに該粗骨材の質量Mgと残りのフレッシュモルタルの質量M1とをそれぞれ計測し、次いで、フレッシュモルタルから水分を除去することで上述した分析対象試料とするとともに、該分析対象試料について計測された質量MTとの差、すなわち水分除去前後の質量差を、次式、
Mw=M1−MT (1)
から水の質量Mwとして算出する。
Mcu′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρw;水の密度
に代入することによって、フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcu′を算出する。
フライアッシュを含むフレッシュモルタルの場合には、採取されたフレッシュモルタルに対し、その質量M1を計測し、次いで、フレッシュモルタルから水分を除去することで上述した分析対象試料とするとともに、該分析対象試料について計測された質量MTとの差、すなわち水分除去前後の質量差を、次式、
Mw=M1−MT (1)
から水の質量Mwとして算出する。
次に、分析対象試料について計測されたMc、Ms及びMf並びに上述のMwを、次式、
Mcuf=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (4c)
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρf;フライアッシュの密度
ρw;水の密度
に代入することによって、フレッシュモルタルの単位セメント量Mcufを算出する。
Mfu=Mf/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (11)
に代入することによってフレッシュモルタルの単位フライアッシュ量Mfuを算出することができる。
フライアッシュを含むフレッシュコンクリートの場合には、採取されたフレッシュコンクリートに対し、該フレッシュコンクリートから粗骨材を除去するとともに該粗骨材の質量Mgと残りのフレッシュモルタルの質量M1とをそれぞれ計測し、次いで、フレッシュモルタルから水分を除去することで上述した分析対象試料とするとともに、該分析対象試料について計測された質量MTとの差、すなわち水分除去前後の質量差を、次式、
Mw=M1−MT (1)
から水の質量Mwとして算出する。
Mcuf′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw)(4c′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρf;フライアッシュの密度
ρw;水の密度
に代入することによって、フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcuf′を算出する。
Mfu′=Mf/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (12)
に代入することによってフレッシュコンクリートの単位フライアッシュ量Mfu′を算出することができる。
Mw=M1−MT (1)
で算出することにより、水の質量Mwを算出する(ステップ104)。
R=(Mc・Rc+Ms・Rs)/(Mc+Ms) (2a)
MT=Mc+Ms (3a)
Mc;モルタル乾燥試料中のセメントの質量
Ms;モルタル乾燥試料中の細骨材の質量
を用いて、モルタル乾燥試料中のセメントの質量Mc及び細骨材の質量Msを算出する(ステップ108)。(2a)式の成立の根拠については後述する。
Ms=MT・(Rc−R)/(Rc−Rs) (13-2)
Mcu′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρw;水の密度
に代入し、フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcuを得る(ステップ109)。
Mcu=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a)
を用いてフレッシュモルタルの単位セメント量Mcuを算出すればよい。
R=(Mc・Rc+Ms・Rs+Mf・Rf)/(Mc+Ms+Mf) (2c)
及び、次式、
MT=Mc+Ms+Mf (3c)
a=Mc/(Mc+Mf) (7)
Mc;フライアッシュ含有乾燥試料中のセメントの質量
Ms;フライアッシュ含有乾燥試料中の細骨材の質量
Mf;フライアッシュ含有乾燥試料中のフライアッシュの質量
a;セメント及びフライアッシュの合計質量に対するセメントの質量割合
からフライアッシュ含有乾燥試料中のセメントの質量Mc、細骨材の質量Ms及びフライアッシュの質量Mfを算出する(ステップ118)。(2c)式の成立の根拠については後述する。
/(Rc−Rs/a+(1−a)・Rf/a) (13-1′)
Ms=MT・(−R/a+Rc+(1−a)・Rf/a)
/(Rc−Rs/a+(1−a)・Rf/a) (13-2′)
Mf=MT・(R−Rs)・(1−a)/a
/(Rc−Rs/a+(1−a)・Rf/a) (13-3′)
次に、求められたセメントの質量Mc、細骨材の質量Ms及びフライアッシュの質量Mfを、粗骨材の質量Mg及び水の質量Mwとともに、次式、
Mcuf′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw)(4c′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρf;フライアッシュの密度
ρw;水の密度
に代入し、フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcuf′を得る(ステップ119)。
Mfu′=Mf/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (12)
で求めることができる。
Mcuf=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (4c)
を用いてフレッシュモルタルの単位セメント量Mcufを算出すればよい。
Mfu=Mf/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (11)
によって算出することができる。
M1=50g
MT=41.7g
Mw=8.3g
となる。
R =28.8%
Rc=67.0%
Rs= 2.07%
となるので、これらを(13−1)式と(13−2)式に当てはめると、
Mc=17.1g
Ms=24.6g
となる。
Mcu=742 kg/m3
となる。
ε=(742−721)/721
=0.029=2.9%
となり、良好な精度で単位セメント量を推定できることがわかった。
M1=50g
MT=46.4g
Mw=3.6g
となる。
R = 5.76%
Rc=67.0%
Rf= 3.37%
Rs= 2.07%
となるので、これらを(13−1′)式、(13−2′)式及び(13−3′)式に当てはめると、
Mc= 2.61g
Ms=42.7g
Mf= 1.12g
となる。
Mcuf=123.6 kg/m3
となる。
Mfuf=Mf/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (11)
で求められ、同様に計算すると、53kg/m3となり、セメント量と合わせた単位結合材量は、176.7kg/m3となった。
ε=(176.7−170)/170
=0.039=3.9%
となり、良好な精度で単位結合材量を推定できることがわかった。
Claims (8)
- セメント及び細骨材からなる分析対象試料の質量MTを計測し、
前記分析対象試料に含まれる元素であって、カルシウム、ケイ素、アルミニウム、鉄及び硫黄のうちのいずれかを対象元素として蛍光X線分析を行うことにより、前記分析対象試料の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rを求め、
前記セメントのみに対する蛍光X線分析で予め得られた該セメントの全体質量に対する前記対象元素の質量比Rc及び前記細骨材のみに対する蛍光X線分析で予め得られた該細骨材の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rsと、前記質量比Rとの間の関係式、
R=(Mc・Rc+Ms・Rs)/(Mc+Ms) (2a)
及び、次式、
MT=Mc+Ms (3a)
Mc;前記分析対象試料中のセメントの質量
Ms;前記分析対象試料中の細骨材の質量
から前記分析対象試料中のセメントの質量Mcを算出することを特徴とするセメント量の推定方法。 - フレッシュモルタルの質量M1を計測し、
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに、次式、
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mc、前記Ms及び前記Mwを、次式、
Mcu=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a)
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュモルタルの単位セメント量Mcuを算出する請求項1記載のセメント量の推定方法。 - フレッシュコンクリートから粗骨材を除去するとともに該粗骨材の質量Mgと残りのフレッシュモルタルの質量M1とをそれぞれ計測し、
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに、次式、
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mg、前記Mc、前記Ms及び前記Mwを、次式、
Mcu′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mw/ρw) (4a′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcu′を算出する請求項1記載のセメント量の推定方法。 - セメント、細骨材及びフライアッシュからなる分析対象試料の質量MTを計測し、
前記分析対象試料に含まれる元素であって、カルシウム、ケイ素、アルミニウム、鉄及び硫黄のうちのいずれかを対象元素として蛍光X線分析を行うことにより、前記分析対象試料の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rを求め、
前記セメントのみに対する蛍光X線分析で予め得られた該セメントの全体質量に対する前記対象元素の質量比Rc、前記細骨材のみに対する蛍光X線分析で予め得られた該細骨材の全体質量に対する前記対象元素の質量比Rs及び前記フライアッシュのみに対する蛍光X線分析で予め得られた該フライアッシュの全体質量に対する前記対象元素の質量比Rfと、前記質量比Rとの間の関係式、
R=(Mc・Rc+Ms・Rs+Mf・Rf)/(Mc+Ms+Mf) (2c)
及び、次式、
MT=Mc+Ms+Mf (3c)
Mc;前記分析対象試料中のセメントの質量
Ms;前記分析対象試料中の細骨材の質量
Mf;前記分析対象試料中のフライアッシュの質量
ここで、Mf=Mc・(1−a)/a
a;セメント及びフライアッシュの合計質量に対するセメントの質量割合で既知
から前記分析対象試料中のセメントの質量Mcを算出することを特徴とするセメント量の推定方法。 - フレッシュモルタルの質量M1を計測し、
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに、次式、
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mc、前記Ms、前記Mf及び前記Mwを、次式、
Mcuf=Mc/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (4c)
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρf;フライアッシュの密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュモルタルの単位セメント量Mcufを算出する請求項4記載のセメント量の推定方法。 - 前記Mc、前記Ms、前記Mf及び前記Mwを、次式、
Mfu=Mf/(Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (11)
に代入することによって前記フレッシュモルタルの単位フライアッシュ量Mfuを算出する請求項5記載のセメント量の推定方法。 - フレッシュコンクリートから粗骨材を除去するとともに該粗骨材の質量Mgと残りのフレッシュモルタルの質量M1とをそれぞれ計測し、
前記フレッシュモルタルから水が除去されたものを前記分析対象試料とするとともに、次式、
Mw=M1−MT (1)
から前記水の質量Mwを算出し、
前記Mg、前記Mc、前記Ms、前記Mf及び前記Mwを、次式、
Mcuf′=Mc/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (4c′)
ρg;粗骨材の密度
ρc;セメントの密度
ρs;細骨材の密度
ρf;フライアッシュの密度
ρw;水の密度
に代入することによって、前記フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcuf′を算出する請求項4記載のセメント量の推定方法。 - 前記Mg、前記Mc、前記Ms、前記Mf及び前記Mwを、次式、
Mfu′=Mf/(Mg/ρg+Mc/ρc+Ms/ρs+Mf/ρf+Mw/ρw) (12)
に代入することによって前記フレッシュコンクリートの単位フライアッシュ量Mfu′を算出する請求項7記載のセメント量の推定方法。
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