JP5655542B2 - グローブボックスステー - Google Patents

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本発明は、インストルメントパネルに設けられるグローブボックスを支持するグローブボックスステーに関するものである。
近年、車体(自動車)への搭載装置の多様化によって、かかる搭載装置をレイアウトするスペースが拡大している。これに伴い、乗員の利便性向上のために設けられる車体の収納に与えられるスペースは限られてきていて、その限られたスペースにおいて最大限の容量拡大が求められている。収納容量を拡大するためには、スペースの確保はもちろんのこと、拡大された収納容量に見合った重量を確実に支持可能な構造が必要となる。
車体の収納の中でも、特にグローブボックスには容量拡大が強く求められている。そして、容量拡大に伴う重量の増加に対応するために、従来から、ステアリングサポートメンバに溶接されたグローブボックスステー(以下、単にステーと称する。)を、グローブボックスの車幅方向の内側および外側に延ばしてインストルメントパネルに固定することにより補強が行われている。
例えば特許文献1では、ステアリングメンバ(ステアリングサポートメンバ)から略直線状に延び、先端に屈曲部が設けられたL字型のステーが用いられている。特許文献1のようにステーをL字型にすることにより、(屈曲部が設けられていない)直線形状のステーと比較して、インストルメントパネルとの固定点をグローブボックスに近づく位置に設定することができるため、グローブボックスを支持する力を高め、ひいてはその容量拡大を図ることが可能となる。
特許第4238110号
しかし、特許文献1に限らず、従来用いられていたL字型のステーでは、剛性を高めるためや周辺の他部品を傷つけないようにするために、端縁を折り曲げ、断面をチャンネル形状(略コの字状)とする必要があった。このため、グローブボックスの車幅方向の内側に配置されるステーと外側に配置されるステーとが左右対称の形状の別部品となってしまい、2部品分の金型費用や部品管理費が生じ、コスト増大の一因となっていた。
本発明は、このような課題に鑑み、剛性の確保および他部品への傷付け防止を図りつつ、コストの削減を達成することが可能なグローブボックスステーを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるグローブボックスステーの代表的な構成は、車両のインストルメントパネルの背面に車幅方向にわたって取り付けられるステアリングサポートメンバに一端がそれぞれ接合され、インストルメントパネルに取り付けられるグローブボックスの車幅方向両側をそれぞれ他端で支持する一対のグローブボックスステーであって、一端から下方に延びさらに水平方向に湾曲または屈曲してグローブボックスの底面に他端が回りこんでいる、略L字形状の平板からなる平面部と、断面が略コの字状となるように平面部の長縁から立設したフランジとを備え、当該一対のグローブボックスステーは、共通の形状を有し、それぞれのフランジが車両前後の互い違いの方向に向けられて配置されることを特徴とする。
上記構成によれば、フランジを設けながらも、一対のグローブボックスステーを共通の形状とすることができる。したがって、フランジによって剛性の確保および他部品への傷付け防止を図りつつ、部品の共通化により金型費用や部品管理費等のコストを削減することが可能となる。また一対のグローブボックスステーのそれぞれのフランジが車両前後の互い違いの方向に向けられることにより、グローブボックスにかかる様々な方向からの力を均等に分散させることができる。これにより、グローブボックスの支持安定性の向上が図られる。
上記のフランジは、グローブボックスの車両外側に配置されるグローブボックスステーがインストルメントパネルに取り付けられた状態において、車両前方側に向かって立設しているとよい。
かかる構成によれば、車両外側に配置されるグローブボックスステーのフランジの間に、インストルメントパネルに取り付けられる機器に接続されるハーネスを取り回すことができる。したがって、かかるグローブボックスステーをハーネスの案内部材としても利用しつつ、フランジによるハーネスの保護も可能となる。一方、共通の形状を有し、互い違いの方向に向けられて車両内側に配置されるグローブボックスステーは、フランジが立設していない側の平面部が車両前側に向くため、その平面部に、ハーネスを固定する固定部材を取り付けることができる。これにより、安定した固定が可能となる固定点を増やすことができ、且つハーネス取り付け時の作業性の向上を図ることが可能となる。
上記のフランジは、グローブボックスステーの一端近傍でそれ以外の箇所よりも幅広になっているとよい。このようにグローブボックスステーの一端近傍を幅広にしておくことにより、ステアリングサポートメンバへの接合面積を拡大することができ、接合強度の向上を図ることが可能となる。またグローブボックスの開閉時には、グローブボックスステーのステアリングサポートメンバへの接合部分すなわち根元の部分に負荷が集中しやすい。このため、上記のようにグローブボックスステーの一端近傍(ステアリングサポートメンバ接合される近傍)を幅広にすることにより、グローブボックスステーの剛性を高め、その強度の向上が図られる。
当該一対のグローブボックスステーのうち、一方のグローブボックスステーは、ステアリングサポートメンバに取り付けられた状態での側面視において、ステアリングサポートメンバの側断面の中心を通る直線に平面部が沿うように配置され、他方のグローブボックスステーは、一方のグローブボックスステーを直線に対して線対称に反転させた位置に配置されるとよい。
上記構成のようにステアリングサポートメンバの側断面の中心を通る直線に対して線対称になるよう一対のグローブボックスステーを配置することにより、それらのグローブボックスステーの平面部はほぼ同一平面上に位置することとなる。これにより、かかる一対のグローブボックスステーの他端もほぼ同一平面上に位置することとなる。したがって、グローブボックスへの締め付け位置(取付位置)を揃えることができるため固定状態が安定し、グローブボックスをバランス良く支持することが可能となる。
本発明によれば、剛性の確保および他部品への傷付け防止を図りつつ、コストの削減を達成することが可能なグローブボックスステーを提供することができる。
本実施形態にかかるグローブボックスステーを備える車両前部を示す斜視図である。 図1(a)のグローブボックスステー近傍の拡大図である。 図1(b)のグローブボックス背面近傍の拡大図である。 本実施形態にかかるグローブボックスステー(内側ステー)を示す各平面図である。 図2の平面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態にかかるグローブボックスステーを備える車両前部を示す斜視図であり、図1(a)は組立前の車両前部の斜視図であり、図1(b)は組立後の車両前部の斜視図である。図2は、図1(a)のグローブボックスステー近傍の拡大図である。図3は、図1(b)のグローブボックス背面近傍の拡大図である。なお、理解を容易にするために、図2ではインストルメントパネルを仮想線で図示している。
図1(a)に示すインストルメントパネル110は、不図示のエンジンルームと車室空間とを仕切る内装部品である。インストルメントパネル110の背面には、鉄鋼材料で形成されるステアリングサポートメンバ120が車幅方向にわたって取り付けられ、一体化されたインストルメントパネル110およびステアリングサポートメンバ120が車両フレーム(不図示)に組み付けられる。かかるステアリングサポートメンバ120には、その周辺に配置される機器(不図示)に接続されて電力を供給するハーネス150が取り付けられる。
またインストルメントパネル110には、助手席側の膝位置にグローブボックス用開口部112が設けられている。図2に示すように、グローブボックス用開口部112の下方には、係合部116を有するグローブボックス支持部114が配置されている。この116に、グローブボックス130のフック132(図3参照)を係合させることにより、インストルメントパネル110にグローブボックス130がフック132を支点として開閉可能に取り付けられる。そして、グローブボックス130の表面に設けられたロック134(図1参照)を、インストルメントパネル110のストライカー(不図示)と係合させることにより、グローブボックス130を安定的に閉じることができる。
上述したようにステアリングサポートメンバ120およびグローブボックス130を取り付けることにより車両前部100は図1(b)に示す状態となる。この状態において、グローブボックス130およびこれに収納された収納物の重量によって、インストルメントパネル110のグローブボックス支持部114に集中的に負荷がかかってしまう。そこで、支持安定性を向上させるべく、グローブボックス130の近傍にはグローブボックスステー140が配置される。
図3に示すように、グローブボックスステー140は、グローブボックス130の車幅方向において、車両内側に配置される内側ステー140aと、車両外側に配置される外側ステー140bとから構成される(以下、これらを総称するときはグローブボックスステー140と称する。)。これらの一対のグローブボックスステー140(内側ステー140aおよび140b)は、ステアリングサポートメンバ120に一端がそれぞれ接合され(図1参照)、グローブボックス130の車幅方向両側を(厳密にはグローブボックス支持部114を介して)それぞれ他端で支持する。
図4は、本実施形態にかかるグローブボックスステー140(内側ステー140a)を示す各平面図であり、図4(a)は正面図であり、図4(b)は側面図であり、図4(c)は上面図である。なお、後に詳述するが、内側ステー140aと外側ステー140bとは共通の形状を有するため、図4およびその説明では内側ステー140aを例示して説明する。
図4(a)に示すように、内側ステー140aは、平面部142aと、フランジ144aとを有する。平面部142aは、ステアリングサポートメンバ120に接合される側の端部(上述した一端。以下、上端部146aと称する。)から下方に延びて水平方向に湾曲(屈曲)した後に、グローブボックス130の底面に回りこんでそれを支持する側の端部(上述した他端。以下、下端部148aと称する。)に至る。すなわち、平面部142aは略L字形状の平板である。下端部148aは、インストルメントパネル110のグローブボックス支持部114に固定されて、かかるグローブボックス支持部114を介してグローブボックス130を支持する。
図4(c)に示すように、平面部142aには、断面が略コの字状(チャンネル形状とも称される。)となるフランジ144aがその長縁から立設している。これにより、内側ステー140aの十分な剛性を確保することができ、内側ステー140aとの接触による他部品への傷付け防止を図ることが可能となる。
また図4(b)に示すように、本実施形態では、フランジ144aは、ステアリングサポートメンバ120に接合される側の上端部146aの近傍(グローブボックスステー140の一端)でそれ以外の箇所よりも幅広になっている。これにより、ステアリングサポートメンバ120への接合時において接合面積を拡大することができ、接合強度の向上を図ることが可能となる。また、それ以外の部分が幅広になっていないことにより、不必要な重量増加を防ぐことができる。
なお、グローブボックス130の開閉時には、内側ステー140aのステアリングサポートメンバ120への接合部分(根元の部分)である上端部146a近傍に負荷が集中しやすい。このため、下端部148a近傍における幅と同一幅のフランジを上端部146a近傍まで設けたグローブボックスステー、換言すれば単なる同一幅のフランジを設けたグローブボックスステーであると、ステアリングサポートメンバ120との接合部分において何らかの補強が必要になり、部材数や工数の増加を招いてしまう。これに対し、本実施形態のようにフランジ144aの上端部146aの近傍を幅広にすれば、フランジ144aによって上端部146a近傍を内側ステー140aと一体に補強できるため、部材数等の増加を招くことなく内側ステー140aの剛性を高め、強度の向上を図ることができる。
上記説明したグローブボックスステー140は、図2および図3に示すように、車両内側の内側ステー140aはフランジ144aが車両後方を向くように、車両外側の外側ステー140bはフランジ144bが車両前方を向くように配置される。すなわち、内側ステー140aおよび外側ステー140bは、それぞれのフランジ144aおよび144bが車両前後の互い違いの方向に向けられるように配置されている。これにより、フランジ144aおよび144bを設けながらも、一対のグローブボックスステーを共通の形状とすることができ、部品の共通化が可能となる。またそれぞれのフランジ144aおよび144bが車両前後の互い違いの方向に向くことにより、グローブボックス130にかかる多方向からの力を均等に分散させることができ、その支持安定性の向上が図られる。
更に、本実施形態のように、グローブボックス130の車両外側に配置される外側ステー140bのフランジ144bが、インストルメントパネル110に取り付けられた状態において車両前方側(内側ステー140aのフランジ144aにおいては車両後方側)に向かうように立設することにより、以下に述べるような様々な利点が得られる。
詳細には、外側ステー140bのフランジ144bが車両前方側を向くことにより、図3に示すように、そのフランジ144bの間にハーネス150を取り回し、かかるハーネス150を外側ステー140bの平面部142bに固定することができる。したがって、フランジ144bによってハーネス150を保護しつつ、外側ステー140b(グローブボックスステー140)をハーネス150の案内部材としても利用可能となる。
また外側ステー140bと共通の形状を有する内側ステー140aのフランジ144aが車両後方側を向くことにより、図3に示すように、その平面部142aの背面に、ハーネス150を固定するための固定部材160を取り付けることができる。このとき、フランジ144aが車両後方側を向いているため、固定部材160とフランジ144aとの干渉を招くことがない。これにより、安定した固定が可能となる固定点を増やすことができ、ハーネス150の取付安定性の向上およびハーネス150の取り付け時の作業性の向上を図ることが可能となる。
なお、図3において固定部材160にハーネス150が固定されていないのは、本実施形態では固定部材160をハーネス150の仮固定に使用しているからである。詳述すると、ハーネス150の車両外方側に延びる部分を固定部材160に仮固定して、ハーネス150全体をステアリングサポートメンバ120に取り付ける。そして、ハーネス150を固定部材160から外して機器(不図示)に接続している。
図5は、図2の平面図であり、図5(a)は図2に示すステアリングサポートメンバ120およびグローブボックスステー140の平面図であり、図5(b)は図5(a)のX矢視図であり、図5(c)は図5(a)のY矢視図である。なお、理解を容易にするために、図5では、説明に用いるステアリングサポートメンバ120およびグローブボックスステー140以外の部材の図示を省略している。
図5(b)に示すように、内側ステー140a(一方のグローブボックスステー)は、ステアリングサポートメンバ120に取り付けられた状態での側面視において、かかるステアリングサポートメンバ120の側断面の中心120aを通る直線120bに平面部142aが沿うように配置される。一方、図5(c)に示すように、外側ステー140b(他方のグローブボックスステー)は、内側ステー140aを直線120bに対して線対称に反転させた位置に配置される。
上記のようにステアリングサポートメンバ120の側断面の中心120aを通る直線120bに対して線対称になるように内側ステー140aおよび外側ステー140bを配置すると、それらの平面部142aおよび142bは、直線120bを車幅方向に広げた平面上、すなわちほぼ同一平面上に位置することとなり、当然にしてそれらの下端部148aおよび下端部148b(他端)もほぼ同一平面上に位置することとなる(図5(a)参照)。これにより、グローブボックスステー140をステアリングサポートメンバ120からまっすぐ伸ばすことが可能となり、且つグローブボックス130への締め付け位置(取付位置)を車長方向および車高方向において揃えることができる。したがって、グローブボックス130の固定状態を安定させ、それをバランス良く支持することが可能となる。
また上述したように、グローブボックスステー140には、その強度の向上およびステアリングサポートメンバ120への溶接強度向上のためにフランジ144aおよび144bが設けられている。従来、フランジを設けたグローブボックスステーにおいて、左右共通化、溶接点確保、グローブボックス130への締め付け点の同一平面化、周辺部品のレイアウトなどのすべての要件を充足しようとすると、形状の複雑化を招き、ひいては歩留まりの悪化や重量の増加を招いていた。これに対し、本実施形態のように1対のグローブボックスステー140を、ステアリングサポートメンバ120の中心を通る直線120b上で反転した状態でレイアウトすることにより、簡素な形状であっても上記の要件をすべて満たすことができる。したがって、歩留まりの改善および重量の低減が実現される。
なお、本実施形態においては上述したように固定部材160をハーネス150の仮固定に用いたが、これに限定するものではなく、ハーネス150を固定部材160に固定した状態を最終形態としても構わない。また図3に示す固定部材160の配置位置についても一例であり、固定部材160は平面部142aの背面や側面の如何なる位置に配置されていてもよい。更に、本実施形態では、固定部材160を用いて内側ステー140aにハーネス150を固定する場合を例示したが、必ずしも固定部材160を用いる必要はなく、内側ステー140aにハーネス150を直接固定することも可能である。
また内側ステー140aおよび140bの立設方向についても、上述した例に限定するものではなく、インストルメントパネル110に取り付けられた状態において、外側ステー140bのフランジ144bが車両後方側を、内側ステー140aのフランジ144aが車両前方側を向くように、各々の平面部142aおよび142bから立設する構成とすることも可能である。ただし、この場合は上述した利点を得ることが困難であるため、本実施形態の構成が最適であることは言うまでもない。
上記説明したように、本実施形態にかかるグローブボックスステー140によれば、一対の内側ステー140aおよび外側ステー140bを、フランジ144aおよび144bを設けながらも共通の形状とすることができるため、剛性の確保および他部品への傷付け防止を図りつつ、金型費用や部品管理費等のコスト削減が可能となる。またグローブボックスステー140のそれぞれのフランジ144aおよび144bが車両前後の互い違いの方向を向いて配置されるため、グローブボックス130に多方向からの力を均等に分散させることができ、支持安定性の向上が図られる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、インストルメントパネルに設けられるグローブボックスを支持するグローブボックスステーに利用することができる。
100…車両前部、110…インストルメントパネル、112…グローブボックス用開口部、114…グローブボックス支持部、116…係合部、120…ステアリングサポートメンバ、120a…中心、120b…直線130…グローブボックス、132…フック、134…ロック、140…グローブボックスステー、140a…内側ステー、140b…外側ステー、142a…平面部、142b…平面部、144a…フランジ、144b…フランジ、146a…上端部、148a…下端部、150…ハーネス、160…固定部材

Claims (4)

  1. 車両のインストルメントパネルの背面に車幅方向にわたって取り付けられるステアリングサポートメンバに一端がそれぞれ接合され、該インストルメントパネルに取り付けられるグローブボックスの車幅方向両側をそれぞれ他端で支持する一対のグローブボックスステーであって、
    前記一端から下方に延びさらに水平方向に湾曲または屈曲して前記グローブボックスの底面に前記他端が回りこんでいる、略L字形状の平板からなる平面部と、
    断面が略コの字状となるように前記平面部の長縁から立設したフランジとを備え、
    当該一対のグローブボックスステーは、共通の形状を有し、それぞれのフランジが車両前後の互い違いの方向に向けられて配置されることを特徴とするグローブボックスステー。
  2. 前記フランジは、前記グローブボックスの車両外側に配置されるグローブボックスステーが前記インストルメントパネルに取り付けられた状態において、車両前方側に向かって立設していることを特徴とする請求項1に記載のグローブボックスステー。
  3. 前記フランジは、前記グローブボックスステーの一端近傍でそれ以外の箇所よりも幅広になっていることを特徴とする請求項1または2に記載のグローブボックスステー。
  4. 当該一対のグローブボックスステーのうち、
    一方のグローブボックスステーは、前記ステアリングサポートメンバに取り付けられた状態での側面視において、該ステアリングサポートメンバの側断面の中心を通る直線に平面部が沿うように配置され、
    他方のグローブボックスステーは、前記一方のグローブボックスステーを前記直線に対して線対称に反転させた位置に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のグローブボックスステー。
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