JP5644137B2 - 振込防止装置及び振込防止システム及び振込防止方法 - Google Patents

振込防止装置及び振込防止システム及び振込防止方法 Download PDF

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Description

本発明は、振込詐欺を未然に防ぐための振込防止装置及び振込防止システム及び振込防止方法及び振込防止プログラムに関する。
近年、相手の息子や娘を装って電話をかけて、口座に大金を振込ませる、振込詐欺が相次いで発生している。
このような振込詐欺に遭わないためには、かかってきた電話の内容が振込詐欺に関係するものかどうかを慎重に、正しく判別する必要がある。しかしながら、被害者の多くは一人暮らしの高齢者である。そのため、かかってきた電話の内容が振込詐欺であるかどうかを相談する相手が側にいない場合が多い。また、耳の聞こえづらい人の場合には、通話の相手の声が自分の息子あるいは娘の声であるかを判断することが困難な場合も多い。
そのため、通話の相手が本当の息子あるいは娘であると信じ込み、また、一刻も早く振込まなくてはならないという思いに駆られてしまい、振込詐欺の被害に遭ってしまう人は後を絶たない。
このような振込詐欺を未然に防止するためのシステムに関する技術が、特許文献1、2及び3に記載されている。
特許文献1に記載の電話装置においては、利用者の通話の相手の音声を文字列に変換し、該変換した文字列が、予め記録したキーワードと一致した場合に、通話の相手は詐欺師であると判断する。そして、通話の相手が詐欺師であることを、ランプを点滅させることによって利用者や周囲の人に知らせる。
また、特許文献2に記載の振込詐欺防止システムにおいては、利用者の通話の相手の音声を文字に変換する。そして、該変換した文字が、予め記録されたキーワードと一致した回数等に基づき、通話の相手が詐欺師であるか否かを判定する。ここで、通話の相手が詐欺師であると判断された場合、利用者に対して音声による警告を送信する。
また、特許文献3に記載の振込システムにおいては、利用者と通話の相手との会話の内容を聴取する。そして、該会話の内容から所定のキーワードが抽出されると、利用者が振り込め詐欺の被害に遭う可能性があると判断する。そして、振込取引を中止するためのキー等を表示する。
特開2007−096961号公報 特開2007−323107号公報 特開2009−199379号公報
しかしながら、特許文献1、2及び3に記載の電話装置あるいはシステムにおいては、振込詐欺である可能性の通知が行われるものの、最終的には、利用者本人の意思のみで振込を実行することが可能である。
振込詐欺を行う者は、言葉巧みに相手を騙す術をもっている場合が多い。そのため、利用者は、通話中、相手を疑うこともなく完全に騙されている状態である場合がある。そのため、特許文献1、2及び3に記載のように最終的な振込の判断を利用者本人のみに任せてしまうと、警告をしたにも関わらず、利用者は結局振込を完了させてしまう可能性がある。
以上のように、特許文献1、2及び3に記載の装置においては、振込詐欺の可能性があるにも関わらず、被害者本人の意思によって振込を実行してしまうことを防ぐことができない。
本発明は、このような問題に鑑み、被害者本人が完全に騙されている状況下であっても、振込詐欺を防止することが可能な振込防止装置及び振込防止システム及び振込防止方法及び振込防止プログラムを提供することを目的とする。
本発明の振込防止装置は、通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定部と、判定部により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する口座管理部と、を有する。
本発明の振込防止システムは、通話が可能な通信端末と、振込防止装置と、口座取引装置と、を備え、通信端末は、通信情報を送信する送信部を有し、振込防止装置は、受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定部と、判定部により振込を中止させる必要性があると判定された場合、口座取引装置に対して、通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を送信する口座管理部と、を有する。
本発明の振込防止方法は、通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定工程と、判定工程により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する中止指示工程と、を有する。
本発明の振込防止プログラムは、通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定工程と、判定工程により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する中止指示工程と、をコンピュータに実行させる。
本発明における振込防止装置は、被害者本人が完全に騙されている状況下であっても、振込詐欺を防止することが可能である。
本発明の第1の実施形態における振込防止装置の構成の一例を示す。 本発明の第2の実施形態における振込防止装置の構成の一例を示す。 本発明の第2の実施形態における振込防止装置の動作の一例を示す。 本発明の第2の実施形態における振込防止装置の構成の一例を示す。 本発明の第3の実施形態における振込防止システムの構成の一例を示す。 本発明の第3の実施形態における振込防止システムの動作の一例を示す。 本発明の第3の実施形態における振込防止システムの構成の変形例を示す。 本発明の第4の実施形態における振込防止システムの構成の一例を示す。 本発明の第4の実施形態における振込防止システムの動作の一例を示す。 本発明の第5の実施形態における振込防止システムの構成の一例を示す。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。しかしながら、係る形態は本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態における振込防止装置の構成を図1に示す。
本実施形態における振込防止装置1は、判定部2と、口座管理部3と、を有する。
判定部2は、図示しない通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止する必要性の有無を判定する。なお、通信端末から受信する通話情報とは、例えば、通信端末における通話の音声の音声信号を示す。あるいは、該通信端末が、通話音声の音声信号を文字列に変換する機能を有する通信端末である場合には、変換された文字列を、通話情報として送信することとしてもよい。
口座管理部3は、判定部2により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、通信端末の利用者の口座の口座番号(以下、利用者口座番号と呼ぶ)での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する。
口座管理部3が出力した取引中止指示信号は、例えば、外部の口座取引装置に送信される。口座取引装置とは、例えば、全国各地に設置された銀行ATM(Automatic teller machine)を示す。
そして、取引中止指示信号を受信した口座取引装置は、利用者口座番号での取引を中止する。
これにより、通信端末の利用者は、通話の内容が振込詐欺に関するものではないと信じている場合であっても、自身の口座の利用が制限されることとなる。
そのため、本実施形態における振込防止装置1は、被害者本人が完全に騙されている状況下であっても、振込詐欺を防止することが可能である。
なお、本実施形態においては、口座管理部3が出力した取引中止指示信号を外部の口座取引装置に送信することとしたが、これに限らない。すなわち、口座取引装置自体に、本実施形態における振込防止装置1を組み込むこととしても良い。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態における振込防止装置の構成を図2に示す。
本実施形態における振込防止装置11は、文字変換部12と、通信端末情報取得部13と、キーワードデータベース14と、判定部15と、口座管理部16と、口座データベース17と、を有する。
文字変換部12は、図示しない通信端末から受信した音声信号を文字に変換する。音声信号とは、通信端末における通話の音声の音声信号であり、通信端末から送信される。通信端末情報取得部13は、音声信号の送信元の通信端末の通信端末情報を取得する。キーワードデータベース14は、所定のキーワードを記録する。判定部15は、文字変換部12により変換された文字列と、キーワードデータベース14に登録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定する。口座管理部16は、通信端末の利用者の口座の利用を管理する。
口座データベース17には、通信端末の利用者の利用者口座番号が、該通信端末の通信端末情報に対応付けられて記録されている。通信端末情報とは、例えば、通信端末の電話番号である。なお、口座データベース17への登録は、手動で行うこととしても良いし、利用者が通信端末を用いて申請を行い、自動で登録されることとしても良い。
次に、本実施形態における振込防止装置11の動作について図3を用いて説明する。
初めに、通信端末から文字変換部12に音声信号が入力されると、文字変換部12は、入力された音声信号を文字列に変換する(ステップ1)。また、通信端末情報取得部13は、音声信号の送信元である通信端末の通信端末情報を取得し、口座管理部16に通知する。
次に、判定部15は、文字変換部12が変換した文字列と、キーワードデータベース14に記録された所定のキーワードとを照合する。そして、判定部15は、振込を中止させる必要性があるか否かを判定する(ステップ2)。振込を中止させる必要性とは、例えば、通話の内容が振込詐欺に関係する可能性がある場合である。この場合、キーワードデータベース14に登録された所定のキーワードには、振込詐欺において頻出するキーワード、例えば「示談金」「オレオレ」などを含めることとしても良い。また、既に被害報告がなされている振込詐欺事件において使用された不正な口座番号を、キーワードとして登録しても良い。
また、判定部15は、振込を中止させる必要性の有無を判定するために、文字変換部12が変換した文字列に、キーワードデータベース14に登録されたキーワードが何個含まれているかをカウントすることとしても良い。そして、文字列に、キーワードデータベース14に登録されたキーワードが所定の個数以上含まれていた場合に、振込を中止させる必要性があると判定することとしても良い。
次に、判定部15により、「振込を中止させる必要性有り」と判定された場合について述べる(ステップ2においてYES)。この場合、口座管理部16は、口座データベース17を参照して、通信端末情報取得部13が取得した通信端末情報に対応する利用者口座番号を取得する。
次に、口座管理部16は、該利用者口座番号での取引を中止する旨の指示をする信号(以下、取引中止指示信号と呼ぶ)を出力する(ステップ3)。該取引中止指示信号は、例えば、外部の口座取引装置に送信される。口座取引装置とは、例えば、全国各地に設置された銀行ATMを示す。あるいは、通信端末の利用者の住んでいる地域が予め登録されている場合には、取引中止指示信号を、その近隣に設置された銀行ATMのみに送信することとしても良い。
取引中止指示信号を受信した口座取引装置は、指示された利用者口座番号での取引を中止する。これにより、通信端末の利用者は、口座取引装置を使って自分の口座から他の口座に振込む、あるいは、自分の口座から現金を引き落とすことができなくなる。
そのため、通信端末の利用者は、通話の内容が振込詐欺ではないと信じきっている場合であっても、自身の口座の利用が制限されるので、振込ができない。ここで、通信端末の利用者が、それでも振込を行いたいと考え、銀行の窓口に向かう場合も考えられる。そのため、口座管理部16は、通信端末の利用者の口座のある銀行の窓口など、口座での取引を有人で行う場所に設置された端末に対しても、取引中止指示信号を送信することとしても良い。これにより、利用者が銀行の窓口等で振込を行う際、銀行員が振込詐欺でないかと指摘して、両者間で相談することが可能となる。そのため、利用者が自分の意思のみで振込を行うことを防止できる。
以上のように、本実施形態における振込防止装置においては、通信端末の利用者が、かかってきた振込詐欺の電話に完全に騙されている状況下であっても、振込詐欺を防止することが可能となる。
なお、口座管理部16は、取引中止指示信号と共に、口座の利用を中止する所定の時間を指示する信号も送信することとしても良い。そして、該指示信号を受信した口座取引装置等は、指示された時間だけ、通信端末の利用者の口座の利用を中止することとしても良い。この場合、所定の時間が経過すると、利用者は自分の口座を使用する取引が可能となる。しかし、所定の時間が経過するまでの間に、通信端末の利用者は冷静になることができ、あるいは、第三者に相談することができるので、振込を行わないで済む可能性が高い。
また、本実施形態における振込防止装置11は、図4に示すように、制御部18がバス19を介して、振込防止装置11の各構成部位を制御する構成としても良い。なお、制御部が振込防止装置の各構成部位の制御を行う構成としても良いことは、第1の実施形態、及び後述する全ての実施形態においても同様である。
また、本実施形態においては、通話の内容が振込詐欺に関係する場合に、振込を中止させる必要性があると判定することとしたが、これに限らない。すなわち、例えば、マルチ商法での商品購入の勧誘や、不当な電話セールスに対しても、振込を中止させる必要性があると判定されることとしても良い。この場合には、例えば、違法なマルチ商法を行っている団体名や、電話セールスの業者名等を、キーワードデータベース14に登録することとしても良い。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態における振込防止システムの構成を図5に示す。
本実施形態における振込防止システムは、通信端末20と、振込防止装置21と、口座取引装置22と、から構成される。
通信端末20は、振込防止システムの利用登録をしているユーザの所有する通信端末であり、送信部30を有する。送信部30は、通信端末20での通話の音声の音声信号を、無線で文字変換部23に送信する、無線送信部である。また、送信部30は、該音声信号を送信すると共に、通信端末20の通信端末情報を、通信端末情報取得部24に送信する。
振込防止装置21は、文字変換部23と、通信端末情報取得部24と、キーワードデータベース25と、判定部26と、口座管理部27と、口座データベース28と、承認部29と、を備える。
文字変換部23は、通信端末20から受信した音声信号を文字列に変換する。通信端末情報取得部24は、通信端末20の通信端末情報を取得する。キーワードデータベース25は、所定のキーワードを記録する。判定部26は、文字変換部23により変換された文字列と、キーワードデータベース25に記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定する。口座管理部27は、口座取引装置22で口座の利用を管理する。
口座取引装置22は、例えば、全国各地に設置されているATMなどである。
口座データベース28は、振込防止システムに利用登録した利用者の利用者口座番号を、該利用者の通信端末20の通信端末情報に対応付けて記録している。また、口座データベース28は、利用者口座番号の他、利用者が申請した振込先口座番号を記録する。例えば、利用者が、自身の息子の口座の口座番号を申請した場合、口座データベース28は、申請された息子の口座番号を振込先口座番号として記録する。なお、口座データベース28への登録は、手動で行うこととしても良いし、利用者が通信端末20を用いて申請することにより、自動で登録されることとしても良い。
承認部29は、通信端末20から送信された口座番号と、口座データベース28に記録された振込先口座番号とを照合する。そして、照合の結果を口座管理部27に通知する。
次に、本実施形態における振込防止システムの動作について、図6を用いて説明する。
初めに、振込防止システムの利用を希望する者の、利用者登録を行う(ステップ4)。利用者登録は、利用を希望する本人が申請することとしても良いし、利用を希望する本人以外の者、例えば家族が申請することとしても良い。利用申請においては、少なくとも、利用者が所有する通信端末の通信端末情報、例えば電話番号と、利用者の口座番号とを申請する。そして、申請された利用者口座番号は、同じく申請された通信端末情報に対応づけて、口座データベース28に記録される。以上で、利用者登録が完了する。
次に、利用者登録された利用者の通信端末20において通話が開始すると、送信部30は、該通話の音声の音声信号を、文字変換部23に送信する。文字変換部23は、受信した音声信号を文字列に変換する(ステップ5)。また、送信部30は、音声信号を送信すると共に、自身の通信端末情報を通信端末情報取得部24に対して送信する。通信端末情報取得部24は、受信した通信端末情報を、口座管理部27に通知する。
次に、判定部26は、文字変換部23が変換した文字列と、キーワードデータベース25に記録された所定のキーワードを照合する。そして、照合の結果、振込を中止させる必要性があるか否かを判定する(ステップ6)。なお、キーワードデータベース25に登録された所定のキーワードには、第2の実施形態と同様、振込詐欺において頻出する言語などが含まれる。
次に、判定部26により、「振込を中止させる必要性有り」と判定された場合について述べる(ステップ6でYES)。この場合、口座管理部27は、口座データベース28を参照して、通信端末20の通信端末情報に対応付けられた利用者口座番号を取得する。そして、取得した利用者口座番号での取引を中止させるため、取引中止指示信号を口座取引装置22に送信する(ステップ7)。
取引中止指示信号を受信した口座取引装置22は、指示された利用者口座番号での取引を中止する(ステップ8)。これにより、通信端末20の利用者は、口座取引装置22を使って自分の口座から他の口座に振込む、あるいは、自分の口座から現金を引き落とすことができなくなる。
また、口座管理部27は、該取引中止指示信号と共に、中止をする所定の時間を通知することとしても良い。この場合、口座取引装置22は、指示された利用者口座番号での取引を中止してから指示された時間の経過後、該利用者口座番号での取引の制限を解除する。
更に、本実施形態においては、一定の承認手続きを行った場合、口座の利用制限を一部解除できることとする。本実施形態における利用制限の解除方法について、次に述べる。
初めに、利用者は事前に、例外的に振込を認めても良い振込先口座番号を申請しておく。例えば、利用者が定期的に仕送りをしている息子の口座番号や、公共料金の振込先口座番号等を申請する。振込先口座番号の申請は利用者登録と同時でもよいし、利用者登録後でも良い。申請された振込先口座番号は、口座データベース28に記録される。なお、振込先口座番号は、通信端末20の通信端末情報に対応付けられて記録されることとしても良い。
そして、口座取引装置22で利用者の口座の利用が中止された場合において、利用者が振込を行う場合、利用者は、通信端末20に振込先の口座番号を入力する(ステップ9)。通信端末20の送信部30は、入力された口座番号を承認部29に送信する。あるいは、利用者は、口座取引装置22に口座番号を入力することとしても良い。この場合、口座番号を入力された口座取引装置13が、該口座番号を承認部29に送信する。
承認部29は、受信した口座番号が、口座データベース28に登録されている振込先口座番号と一致するか否かを判定する(ステップ10)。そして、受信した口座番号が口座データベース28に登録された振込先口座番号と一致する場合には(ステップ10においてYES)、受信した口座番号を口座管理部27に送信する。口座管理部27は、利用者口座番号から、受信した口座番号に対する振込を許可するための許可指示信号を、口座取引装置22に送信する。そして、該許可指示信号を受信した口座取引装置22は、指示された振込を許可する(ステップ11)。
一方、承認部29が、入力された口座番号が、口座データベース28に登録された振込先口座番号と一致しないと判定した場合には(ステップ10においてNO)、口座管理部27に対して、口座番号を送信しない。あるいは、承認部29は、振込口座番号と一致しない旨を口座管理部27に通知するとしても良い。これらの場合、口座管理装置22は、利用者の口座での取引を引き続き中止する。
以上のように、本実施形態においては、利用者は、自身の口座の利用が制限された状況においても、予め登録申請していた口座に対しては振込を行うことが可能となる。そのため、振込詐欺を防止しつつ、利用者の利便性を確保することが可能となる。
なお、本実施形態においては、キーワードデータベース25は、振込防止装置21が備えることとしたがこれに限らない。すなわち、キーワードデータベース25は、図7に示すように、ネットワーク上にある既存のものを用いることとしても良い。そして、判定部26は、ネットワークを介して、キーワードデータベース25に記録されているキーワードと、文字変換部23から送出された文字列とを照合することとしても良い。
また、利用者は、口座の利用が制限されている間、振込先口座番号の申請もできないものとしても良い。これにより、例えば、利用者が振込詐欺でないと信じきっている場合に、自身の口座の利用が制限されている間、詐欺師の口座番号を振込先口座番号として申請し、口座の利用制限を解除してしまうことを防止できる。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態における振込防止システムの構成を図8に示す。
本実施形態における振込防止システムは、通信端末40と、振込防止装置41と、口座取引装置42と、外部口座データベース48Bから構成される。
通信端末40は、振込防止システムの利用登録をしているユーザの所有する通信端末であり、送信部50と、表示部51を備える。送信部50は、通信端末40での通話の音声を、音声信号として、文字変換部43に送信する。また、送信部50は、該音声信号を送信すると共に、通信端末40の通信端末情報を、通信端末情報取得部44に送信する。
振込防止装置41は、文字変換部43と、通信端末情報取得部44と、キーワードデータベース45と、判定部46と、口座管理部47と、口座データベース48Aと、承認部49と、を備える。
文字変換部43は、通信端末40から受信した音声信号を文字列に変換する。通信端末情報取得部44は、通信端末40の通信端末情報を取得する。キーワードデータベース45は、所定のキーワードを記録する。判定部46は、文字変換部43により変換された文字列と、キーワードデータベース45に記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定する。口座管理部47は、口座取引装置43での口座の利用を管理する。
口座データベース48Aは、振込防止システムに利用登録した利用者の利用者口座番号を、該利用者の通信端末の通信端末情報に対応付けて記録している。
承認部49は、通信端末40から送信された口座番号と、後述する外部口座データベース48Bに記録された口座番号を照合する。そして、該口座番号の口座名を、通信端末40に通知する。
口座取引装置42は、例えば、全国各地に設置されているATMなどである。
外部口座データベース48Bは、ネットワーク上のデータベースであり、例えば、銀行が管理する、口座番号と口座名とが記録されているデータベースである。
次に、本実施形態における振込防止システムの動作について、図9を用いて説明する。なお、口座取引装置42が口座の利用を中止した後、利用者が振込先の口座番号を入力するまでの工程(図6におけるステップ9)までは、第3の実施形態と同様なので、説明は省略する。
口座取引装置42での口座の取引が中止された後、通信端末40に振込先の口座番号が入力されると、通信端末40は、入力された口座番号を承認部49に送信する。
承認部49は、該口座番号を受信すると、ネットワーク上の、外部口座データベース48Bにアクセスして、受信した口座番号の口座名を取得する。そして、承認部49は、該取得した口座名を、通信端末40に送信する。通信端末40は、受信した口座名を表示部51に表示する(ステップ12)。
通信端末40の利用者は、表示部51に表示された口座名が、不審な口座名でないか確認する(ステップ13)。そして、利用者が不審な口座名でないと判断すると、通信端末40を介して、口座名が不審でないことを示す口座安全通知を承認部49に通知する。例えば、表示部51がタッチパネルであった場合、表示部51に、「不審」「不審でない」の2つの選択領域を表示してもよい。そして、利用者が「不審でない」をタッチした場合に、承認部49へ口座安全通知が送信されることとしても良い。
承認部49は、通信端末40より、口座安全通知を受信すると(ステップ13においてNO)、口座管理部47に対して、利用者が入力した口座番号を通知する。
口座管理部47は、該口座番号を受信すると、利用者口座番号から、受信した口座番号に対する振込を許可するための許可指示信号を、口座取引装置42に送信する。そして、該許可指示信号を受信した口座取引装置42は、指示された取引を許可する(ステップ14)。
一方、承認部49は、口座安全通知を受信しなかった場合、あるいは口座名が不審なものであるとする通知を受信した場合(ステップ13においてYES)、口座管理部47に対して口座番号を通知しない。そのため、口座管理装置42は、利用者の口座での取引を引き続き中止する。
以上のように本実施形態においては、利用者が、自身の口座の取引が中止された場合において、事前に登録していなくとも、例えば、家族への振込を行うことが可能となる。
そのため、振込詐欺を防止しながらも、利用者の利便性を更に向上させることができる。
なお、本実施形態においても、第3の実施形態と同様に、口座データベース48Aには、利用者が事前に申請した、振込を許可する口座番号(例えば家族の口座番号)を登録することとしてもよい。この場合、ステップ9において利用者が入力した口座番号が、口座データベース48Aに記録されていない場合にのみ、外部口座データベース48Bより口座名を取得することとしても良い。
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施形態における振込防止システムの構成を図10に示す。
本実施形態における振込防止システムは、通信端末60と、振込防止装置61と、口座取引装置62と、から構成される。
通信端末60は、振込防止システムの利用登録をしているユーザの所有する通信端末であり、送信部70と、表示部71を備える。送信部70は、通信端末60での通話の音声を、音声信号として、文字変換部63に送信する。また、送信部70は、該音声信号を送信すると共に、通信端末60の通信端末情報を、通信端末情報取得部64に送信する。
振込防止装置61は、文字変換部63と、通信端末情報取得部64と、キーワードデータベース65と、判定部66と、口座管理部67と、口座データベース68と、承認部69と、位置検出部72と、を備える。
文字変換部63は、通信端末60から受信した音声信号を文字列に変換する。通信端末情報取得部64は、通信端末60の通信端末情報を取得する。キーワードデータベース65は、所定のキーワードを記録する。判定部66は、文字変換部63により変換された文字列と、キーワードデータベース65に記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定する。口座管理部67は、口座取引装置62での口座の利用を管理する。
口座データベース68は、振込防止システムに利用登録した利用者の利用者口座番号を、該利用者が所有する通信端末の通信端末情報に対応付けて記録している。
承認部69は、通信端末60から送信された口座番号と、口座データベース68に記録された口座番号とを照合する。そして、照合の結果を口座管理部67に通知する。
位置検出部72は、通信端末60の位置を検出し、口座管理部67に通知する。
口座取引装置62は、例えば、全国各地に設置されているATMなどである。
次に、本実施形態における振込防止システムの動作について、説明する。判定部が、振込を中止させる必要性があるか否かを判定する動作(図6、図9におけるステップ6)までは、第2及び第4の実施形態と同様なので、説明は省略する。
判定部66が、振込を中止させる必要性があると判定すると、位置検出部72は、通信端末60の位置を検出する。
位置検出部72は、通信端末60の位置を検出すると、検出した位置を口座管理部67に通知する。
口座管理部67は、通知された位置の近辺領域、例えば半径1km以内の領域に設置された口座取引装置(エリア内口座取引装置62a)に対してのみ、通信端末60の利用者口座番号の取引中止指示信号を送信する。
そして、エリア内口座取引装置62aは、該取引中止指示信号を受信すると、指示された利用者口座番号での取引を中止する。また、位置検出部72が、通信端末60の移動経路を予測する機能を有している場合には、予測した移動経路近辺の口座取引装置に対しても、取引中止指示信号を送信することとしても良い。
その後、利用者が振込先の口座番号を入力し、該口座番号への振込を許可するか否かを判断する工程(図6におけるステップ9〜11)については、第3の実施形態と同様なので、説明は省略する。
以上のように、本実施形態においては、通信端末の位置を検出することにより、近隣の口座管理装置における取引だけを中止させることができる。そのため、取引中止指示信号や、その後の許可指示信号などの送信先が限定されるため、システム全体としての負担が軽減される。
また、本実施形態においては、文字変換部63により生成された文字列を、通信端末60の表示部71に随時表示する。これにより、通信端末60の利用者が、例えば、聴覚に障害を持つ人である場合や、耳が聞こえづらい人であっても、通話の内容を確認しながら、通話することが可能となる。
なお、本実施形態においては、位置検出部72は振込防止装置61が備えることとしたが、これに限らない。すなわち、通信端末60が、自身の位置を検出する位置検出部を備えることとしても良い。この場合、例えば、判定部66が「振込を中止させる必要性がある」と判断した場合、通信端末60に対して位置を通知するよう指示をすることとしても良い。そして、該通知を受信した通信端末は、位置検出部を用いて自身の位置を検出し、振込防止装置61に通知することとすることとしても良い。
また、本実施形態においては、図5に示す第3の実施形態の構成に、位置検出部を追加した構成としたが、これに限らない。すなわち、図1、図2、図7及び図8に示す他の実施形態に、位置検出部を追加した構成としても良い。
同様に、文字変換部により生成された文字列を、通信端末の表示部に表示する構成についても、図1、図2、図7及び図8に示す他の実施形態に適応させることとしても良い。
(付記1)通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定部と、前記判定部により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する口座管理部と、を有することを特徴とする振込防止装置。
(付記2)前記通話情報は音声信号であり、所定のキーワードを記録するキーワードデータベースと、前記音声信号を文字列に変換する文字変換部と、前記通信端末の通信端末情報を取得する通信端末情報取得部と、前記利用者口座番号を、前記通信端末情報に対応付けて記録する口座データベースと、を更に有し、前記判定部は、前記文字変換部により変換された文字列と、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定し、前記口座管理部は、前記口座データベースを参照して、前記通信端末情報取得部が取得した前記通信端末情報に対応する前記利用者口座番号を取得することを特徴とする、付記1に記載の振込防止装置。
(付記3)前記判定部は、前記文字列に、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードが所定の個数以上含まれていた場合に、振込を中止させる必要性があると判定することを特徴とする、付記2に記載の振込防止装置。
(付記4)承認部を更に備え、前記口座データベースは、前記利用者口座番号の他に、振込先口座番号を更に記録し、前記承認部は、前記取引中止指示信号が出力された後に入力された口座番号と、前記振込先口座番号とが一致するか否かを判定し、前記承認部が、前記入力された口座番号と前記振込先口座番号とが一致すると判定した場合には、前記口座管理部は、前記利用者口座番号から、前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を出力することを特徴とする、付記2または3に記載の振込防止装置。
(付記5)前記通信端末の位置を検出する位置検出部を更に備え、前記判定部が、振込を中止させる必要性があると判定した場合、前記位置検出部は、前記通信端末の位置を検出し、前記口座管理部は、前記位置検出部が検出した位置から所定の距離内に設置された口座取引装置に対して、前記取引中止指示信号を送信することを特徴とする、付記1乃至4のいずれか一項に記載の振込防止装置。
(付記6)通話が可能な通信端末と、振込防止装置と、口座取引装置と、を備え、前記通信端末は、通話情報を送信する送信部を有し、前記振込防止装置は、受信した前記通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定部と、前記判定部により振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記口座取引装置に対して、前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を送信する口座管理部と、を有することを特徴とする振込防止システム。
(付記7)前記通話情報は音声信号であり、前記振込防止装置は、所定のキーワードを記録するキーワードデータベースと、前記音声信号を文字列に変換する文字変換部と、前記通信端末の通信端末情報を取得する通信端末情報取得部と、前記利用者口座番号を、前記通信端末情報に対応付けて記録する口座データベースと、を更に有し、前記判定部は、前記文字変換部により変換された文字列と、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定し、前記口座管理部は、前記口座データベースを参照して、前記通信端末情報取得部が取得した前記通信端末情報に対応する利用者口座番号を取得することを特徴とする、付記6に記載の振込防止システム。
(付記8)前記判定部は、前記文字列に、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードが所定の個数以上含まれていた場合に、振込を中止させる必要性があると判定することを特徴とする、付記7に記載の振込防止システム。
(付記9)前記振込防止装置は、承認部を更に備え、前記口座データベースは、前記利用者口座番号の他に、振込先口座番号を記録し、前記承認部は、前記取引中止指示信号が送信された後に入力された口座番号と、前記振込先口座番号とが一致するか否かを判定し、前記承認部が、前記入力された口座番号と前記振込先口座番号とが一致すると判定した場合には、前記口座管理部は、前記口座取引装置に対して、前記利用者口座番号から前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を送信することを特徴とする、付記7乃至8のいずれか一項に記載の振込防止システム。
(付記10)口座名と口座番号を対応付けて記録し、前記振込防止装置と通信可能な外部口座データベースを更に備え、前記通信端末は表示部を備え、前記承認部は、前記外部口座データベースを参照して、前記取引中止指示信号が出力された後に入力された口座番号に対応する対応口座名を取得し、取得した前記対応口座名を送信し、前記表示部は、受信した前記対応口座名を表示し、前記送信部は、前記対応口座名が不審な口座名でない場合には、口座安全通知を送信し、前記口座管理部は、前記口座安全通知を受信した場合、前記口座取引装置に対して、前記利用者口座番号から、前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を送信することを特徴とする、付記9に記載の振込防止システム。
(付記11)前記文字変換部は、前記文字列を前記通信端末に送信し、前記通信端末は、前記表示部に、受信した前記文字列を表示することを特徴とする、付記10に記載の振込防止システム。
(付記12)前記振込防止装置は、前記通信端末の位置を検出する位置検出部を更に備え、前記判定部が、振込を中止させる必要性があると判定した場合、前記位置検出部は、前記通信端末の位置を検出し、前記口座管理部は、前記位置検出部が検出した位置から所定の距離内に設置された口座取引装置に対してのみ、前記取引中止指示信号を送信することを特徴とする、付記6乃至11のいずれか一項に記載の振込防止システム。
(付記13)通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定工程と、前記判定工程により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する中止指示工程と、を有することを特徴とする振込防止方法。
(付記14)前記通話情報は音声信号であり、前記音声信号を文字列に変換する文字変換工程と、前記通信端末の通信端末情報を取得する通信端末情報取得工程と、前記通信端末情報と前記利用者口座番号とが対応付けられて登録されている口座データベースを参照することにより、前記通信端末情報取得工程により取得した前記通信端末の前記通信端末情報に対応する前記利用者口座番号を取得する利用者口座番号取得工程と、を更に有し、前記判定工程は、前記文字変換部により変換された文字列と、予め登録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定することを特徴とする、付記13に記載の振込防止方法。
(付記15)前記判定工程は、前記文字列に、前記所定のキーワードが所定の個数以上含まれていた場合に、振込を中止させる必要性があると判定することを特徴とする、付記14に記載の振込防止方法。
(付記16)前記取引中止指示信号が出力された後に入力された口座番号と、予め登録された振込先口座番号とが一致するか否かを判定する承認工程と、前記承認工程により、前記入力された口座番号と前記振込先口座番号とが一致すると判定された場合には、前記利用者口座番号から前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を出力する許可工程と、を更に備える、付記13乃至15のいずれか一項に記載の振込防止方法。
(付記17)口座名と口座番号とが対応付けられて登録されている外部口座データベースを参照して、前記入力された口座番号に対応する対応口座名を取得する口座名取得工程と、前記対応口座名を表示する口座名表示工程と、前記対応口座名が不審な口座名でない場合には、口座安全通知を送信する工程と、
を更に備え、前記許可工程は、前記口座安全通知が送信された場合に、前記利用者口座番号から前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を出力することを特徴とする、付記16に記載の振込防止方法。
(付記18)前記文字列を、前記通信端末の表示部に表示する文字列表示工程を更に備えることを特徴とする、付記14乃至17のいずれか一項に記載の振込防止方法。
(付記19)前記判定工程により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記通信端末の位置を検出する位置検出工程を更に備え、前記中止指示工程は、位置検出工程により検出された位置から所定の距離内に設置された口座取引装置に対して、前記取引中止指示信号を送信することを特徴とする、付記13乃至18のいずれか一項に記載の振込防止方法。
(付記20)通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定工程と、前記判定工程により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する中止指示工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする振込防止プログラム。
(付記21)付記20に記載の振込防止プログラムを記録することを特徴とする、プログラム記録媒体。
1、11、21、41、61 振込防止装置
2、15、26、46、66 判定部
3、16、27、47、67 口座管理部
12、23、43、63 文字変換部
13、24、44、64 通信端末情報取得部
14、25、45、65 キーワードデータベース
17、28、48A、68 口座データベース
18 制御部
19 バス
20、40、60 通信端末
22、42、62 口座取引装置
29、49、69 承認部
30、50、70 送信部
48B 外部口座データベース
51、71 表示部
62a エリア内口座取引装置
72 位置検出部

Claims (8)

  1. 通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定部と、
    前記判定部により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する口座管理部と、を有する振込防止装置であって、
    前記通話情報は音声信号であり、
    所定のキーワードを記録するキーワードデータベースと、
    前記音声信号を文字列に変換する文字変換部と、
    前記通信端末の通信端末情報を取得する通信端末情報取得部と、
    前記利用者口座番号を、前記通信端末情報に対応付けて記録する口座データベースと、を更に有し、
    前記判定部は、前記文字変換部により変換された文字列と、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定し、
    前記口座管理部は、前記口座データベースを参照して、前記通信端末情報取得部が取得した前記通信端末情報に対応する前記利用者口座番号を取得することを特徴とする振込防止装置。
  2. 承認部を更に備え、
    前記口座データベースは、前記利用者口座番号の他に、振込先口座番号を更に記録し、
    前記承認部は、前記取引中止指示信号が出力された後に入力された口座番号と、前記振込先口座番号とが一致するか否かを判定し、
    前記承認部が、前記入力された口座番号と前記振込先口座番号とが一致すると判定した場合には、前記口座管理部は、前記利用者口座番号から、前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を出力することを特徴とする、請求項1に記載の振込防止装置。
  3. 前記通信端末の位置を検出する位置検出部を更に備え、
    前記判定部が、振込を中止させる必要性があると判定した場合、前記位置検出部は、前記通信端末の位置を検出し、
    前記口座管理部は、前記位置検出部が検出した位置から所定の距離内に設置された口座取引装置に対して、前記取引中止指示信号を送信することを特徴とする、請求項1または2に記載の振込防止装置。
  4. 通話が可能な通信端末と、
    振込防止装置と、
    口座取引装置と、を備え、
    前記通信端末は、通話情報を送信する送信部を有し、
    前記振込防止装置は、受信した前記通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定部と、
    前記判定部により振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記口座取引装置に対して、前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を送信する口座管理部と、を有する振込防止システムであって、
    前記通話情報は音声信号であり、
    前記振込防止装置は、
    所定のキーワードを記録するキーワードデータベースと、
    前記音声信号を文字列に変換する文字変換部と、
    前記通信端末の通信端末情報を取得する通信端末情報取得部と、
    前記利用者口座番号を、前記通信端末情報に対応付けて記録する口座データベースと、を更に有し、
    前記判定部は、前記文字変換部により変換された文字列と、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定し、
    前記口座管理部は、前記口座データベースを参照して、前記通信端末情報取得部が取得した前記通信端末情報に対応する利用者口座番号を取得することを特徴とする振込防止システム。
  5. 前記振込防止装置は、承認部を更に備え、
    前記口座データベースは、前記利用者口座番号の他に、振込先口座番号を記録し、
    前記承認部は、前記取引中止指示信号が出力された後に入力された口座番号と、前記振込先口座番号とが一致するか否かを判定し、
    前記承認部が、前記入力された口座番号と前記振込先口座番号とが一致すると判定した場合には、前記口座管理部は、前記口座取引装置に対して、前記利用者口座番号から前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を送信することを特徴とする、請求項4に記載の振込防止システム。
  6. 口座名と口座番号を対応付けて記録し、前記振込防止装置と通信可能な外部口座データベースを更に備え、
    前記通信端末は表示部を備え、
    前記承認部は、前記外部口座データベースを参照して、前記取引中止指示信号が出力された後に入力された口座番号に対応する対応口座名を取得し、取得した前記対応口座名を送信し、
    前記表示部は、受信した前記対応口座名を表示し、
    前記送信部は、前記対応口座名が不審な口座名でない場合には、口座安全通知を送信し、
    前記口座管理部は、前記口座安全通知を受信した場合、前記口座取引装置に対して、前記利用者口座番号から、前記入力された口座番号への振込を許可するための許可指示信号を送信することを特徴とする、請求項5に記載の振込防止システム。
  7. 通信端末から受信した通話情報に基づいて、判定部が振込を中止させる必要性の有無を判定する判定工程と、
    前記判定工程により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、口座管理部が前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する中止指示工程と、を有する振込防止方法であって、
    前記通話情報は音声信号であり、
    キーワードデータベースが所定のキーワードを記録し、
    文字変換部が前記音声信号を文字列に変換し、
    通信端末情報取得部が前記通信端末の通信端末情報を取得し、
    口座データベースが前記利用者口座番号を、前記通信端末情報に対応付けて記録し、
    前記判定工程では、前記判定部が前記文字変換部により変換された文字列と、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定し、
    前記中止指示工程は、前記口座管理部が、前記通信端末情報取得部が取得した前記通信端末情報に対応する前記利用者口座番号を取得することを特徴とする振込防止方法。
  8. 通信端末から受信した通話情報に基づいて、振込を中止させる必要性の有無を判定する判定処理と、
    前記判定処理により、振込を中止させる必要性があると判定された場合、前記通信端末の利用者の利用者口座番号での取引を中止するための取引中止指示信号を出力する中止指示処理と、をコンピュータに実行させる振込防止プログラムであって、
    前記通話情報は音声信号であり、
    所定のキーワードをキーワードデータベースに記録する処理と、
    前記音声信号を文字列に変換する処理と、
    前記通信端末の通信端末情報を取得する処理と、
    前記利用者口座番号を、前記通信端末情報に対応付けて記録する処理と、
    前記判定処理では、前記文字列に変換する処理により変換された文字列と、前記キーワードデータベースに記録された所定のキーワードとを照合して、振込を中止させる必要性の有無を判定する処理と、
    前記中止指示処理は、前記取得した前記通信端末情報に対応する前記利用者口座番号を取得する処理、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする振込防止プログラム。
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