JP5643211B2 - コンプレッサ、可変容量コンプレッサ、及び冷却システム用の可変速電気モータを駆動するためのシステム及び方法 - Google Patents

コンプレッサ、可変容量コンプレッサ、及び冷却システム用の可変速電気モータを駆動するためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5643211B2
JP5643211B2 JP2011533491A JP2011533491A JP5643211B2 JP 5643211 B2 JP5643211 B2 JP 5643211B2 JP 2011533491 A JP2011533491 A JP 2011533491A JP 2011533491 A JP2011533491 A JP 2011533491A JP 5643211 B2 JP5643211 B2 JP 5643211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
active
switches
driving
variable speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011533491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012507255A (ja
JP2012507255A5 (ja
Inventor
マース ギュンター,ジョアン
マース ギュンター,ジョアン
Original Assignee
ワールプール,ソシエダッド アノニマ
ワールプール,ソシエダッド アノニマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワールプール,ソシエダッド アノニマ, ワールプール,ソシエダッド アノニマ filed Critical ワールプール,ソシエダッド アノニマ
Publication of JP2012507255A publication Critical patent/JP2012507255A/ja
Publication of JP2012507255A5 publication Critical patent/JP2012507255A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5643211B2 publication Critical patent/JP5643211B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
    • H02P27/08Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters with pulse width modulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/53Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/537Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters
    • H02M7/5387Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration
    • H02M7/53871Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration with automatic control of output voltage or current
    • H02M7/53875Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only, e.g. single switched pulse inverters in a bridge configuration with automatic control of output voltage or current with analogue control of three-phase output

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

この発明は、モータの電流のフリーホイール(free-wheel)期間内での、出口(outlet)段階(インバータブリッジ)での能動スイッチ(例えばMOSFET)の駆動により、冷却システム内での可変容量コンプレッサ(VCC)の駆動に使用される周波数インバータの効率を向上することを目的として、コンプレッサ、可変容量コンプレッサ、及び冷却システム用の可変速電気モータを駆動するためのシステム及び方法に関連する。
最も厳しい効率の要件を満たすために、国内及び商用の冷却システムは共に、可変容量コンプレッサを使用する選択肢を有する。可変容量コンプレッサは、その名のとおり、システムの要件に従って、冷媒ガスがポンプで注入される速度(より厳密には、循環速度)を変化させることにより、冷却容量が調整されるのを可能にする。
可変容量コンプレッサは、モータの回転速度の変化により、冷媒ガスの最低循環速度から最高循環速度への移行を達成する。回転の変化は、周波数インバータとして知られる電子制御の使用を通じて達成される。周波数インバータは、モータに印加される電流及び周波数を調整する。
周波数インバータは、パルス幅変調(PWM)を使用する。換言すれば、モータに印加される電流のパルス幅が、PWM変調器により制御される。PWM変調器は、要求される回転に比例してパルスの幅(持続時間)を定義すると共に、電源の負荷及び電流に従ってパルスの幅を調整する。モータに印加される電流は、パルス状であり、一般に数kHzの整流周波数を有する。
PWM変調は、3つのアームの組により形成されるインバータブリッジを使用して、モータの相に印加される。各アームは、モータの3つの相の1つに電流を印加することを担う。インバータブリッジの各アームは、2つの能動半導体スイッチ(IGBTまたはMOSFET)、以後能動スイッチと表す、を備える。各能動スイッチは並列に、同じアームの相補能動スイッチが遮断位置(cut-off position)にある(開放している、または電流を導通していない)ときに、モータの相を通って電流を導通するために、分極(polarized)受動半導体スイッチ(DIODE)、以後受動スイッチと表す、を有する。3相インバータブリッジのこの古典的な構成において、各アームの2つの能動スイッチの1つ(上位(upper)スイッチ)は、直流リンク(DC LINK)の正極に接続され、相補スイッチ(下位(lower)スイッチ)は、DC LINKの負極に接続される。モータの相は、同じアームの2つのスイッチの中間点で接続される。
異なるアームの上位及び下位の2つの能動スイッチに命令を与えると、DC LINKから電気モータに電気エネルギの転送が起こる。電流は、DC LINKにより形成される閉路(通常、電解コンデンサにより得られるエネルギの貯蔵段階から構成される)を通り、能動上位スイッチを通り、電気モータの第1の相を通り、電気モータの第2の相を通り、この第2の相に接続される下位スイッチを通り、DC LINKに戻ることにより循環する。
PWM変調の目的は、整流期間内の一定期間内でDC LINKの電流を制限することにより、モータに印加される平均瞬間電流を調整することなので、2つの主要な状態、即ち、上記のように、モータへのエネルギの転送が起こる第1の状態と、以前導通していた上位能動スイッチが遮断(開放)され、モータにエネルギを転送しない第2の状態とが起こる。しかし、電流は、負荷(モータ)の誘導性(inductive nature)により循環し続け、同じ下位能動スイッチを通り、以前導通していた能動スイッチに相補的な能動スイッチに並列の受動スイッチ(DIODE)を通る新たな循環経路を見付ける。電流は、ゼロに達しなければ、上位能動スイッチが導通するように再び命令される次の整流期間の開始まで、この回路を通って循環し続けるだろう。モータへのエネルギの転送がない(ダイオードの導通がある)この期間は、モータの電流のフリーホイール段階として知られ、フリーホイール電流として参照される。フリーホイール電流が次の整流期間の開始前にゼロに達すれば、このフリーホイール回路内のダイオードは電流を妨げるだろう。
PWM変調は、モータに供給される電圧及び基本電流を整えるために、所定の関数を観測する。この関数は、モータの型及び制御に依存して、様々な型(正弦形、方形、台形等)であり得る。しかし、電圧及び電流がモータに印加される方法にかかわらず、より厳密にはPWM変調が従う関数から独立して、同じアームの上位能動スイッチが遮断(開放)される瞬間から、下位能動半導体に並列のダイオードを通って、フリーホイール電流の導通が常にあるだろう。結果として、このフリーホイール電流は、このフリーホイールダイオード内に導通の損失を引き起こす。損失は、フリーホイール電流の量及びダイオードの導通特性、例えば直流分極(direct polarization)及び動作インピーダンスの接合の電圧等、に比例する。
高効率冷却システムにおいて、可変容量コンプレッサを使用すると、フリーホイール電流に起因する損失は、システムが殆どの時間動作し続ける動作の段階で、より厳密にはコンプレッサの内部モータが低回転及び低瞬間電力(または定常状態電力)の状態にあり、システムが熱平衡の状態にあるときに、重要になる。
最新技術において、IGBT型及びMOSFET型の能動スイッチが共に使用される。IGBTの場合、フリーホイールダイオードが、意図的に並列に、一般にIGBT能動スイッチと同じ筐体内に設置される。MOSFETの場合、フリーホイールダイオードが、同じ筐体で並列に存在し、一般に悪い整流特性(低整流ダイオード)、及びIGBTと共に使用されるダイオードと同様の導通を有する部品になる。
どちらの場合も、このフリーホイールダイオード内の導通による損失、及びエネルギのより大きな損失を引き起こすことは、インバータブリッジの温度のより大きな上昇、及び結果として生じる、製品の信頼性への否定的な影響の一因ともなる。他方、電子部品に対して最大動作温度を設定することは、インバータブリッジにより処理される、限られた量のエネルギをもたらす。この点において、導通損失を低減することは、同じ最大量の温度を維持する一方で、処理されるエネルギの上限を引き上げることの一因となる。
本発明の目的は、可変容量コンプレッサを備える冷却システム内で使用される周波数インバータ内での相補PWM変調の技術の使用を通じて、
− 冷却システム内の可変容量コンプレッサ(VCC)内で使用されるインバータ内のフリーホイール電流により引き起こされる導通損失を低減するために、相補PWM変調を使用し、
− 定常状態条件で動作するときに、フリーホイール電流による導通損失を低減することにより、冷却システムの全体効率を向上させ、
− VCCコンプレッサを備える冷却システムが市場により要求される最高効率基準を達成できるように貢献し、
− フリーホイール電流による導通損失の低減を通じて動作温度を低減することにより、電子回路の信頼性を向上させ、
− 同じ量のフリーホイール電流に対する温度のより小さな上昇により、(電子部品の最大安全動作温度により制限される)最大処理エネルギが増加することを可能にし、
− フリーホイール電流による導通損失の低減により、インバータブリッジ内に生成される熱の散逸に関連する材料及び/またはコストの低減を可能にすることである。
概括的に言えば、本発明の目的は、可変容量コンプレッサを操作するために使用される周波数インバータ内での、同じインバータブリッジアームの、2つのMOSFET能動スイッチの相補駆動技術、即ち相補PWM変調としても知られる方法、の使用により達成される。
本発明の目的を実現する方法の1つは、通常フリーホイール電流を導通する受動半導体(DIODE)内の導通損失を低減する、公知の方法の使用による。これらの目的を達成するために、一般に「相補PWM変調」として知られるこの方法は、高効率冷却システム内のインバータの操作で使用される。システムは、PWM変調された信号により操作される可変速電気モータに電気的に接続されるインバータブリッジを備える。PWM変調は、モータへのエネルギ転送がある期間(または「TON」期間)及び電流がフリーホイールの状態で循環する期間(または「TOFF」期間)により識別される2つの主要な段階からなる。使用される方法は、同じアームの能動スイッチ(MOSFET)の組を相補的に操作して、フリーホイール電流が、フリーホイールダイオードではなく、導通するように命令されたMOSFET能動スイッチの経路を通って循環するようにするという主要な目的を有する。
また、本発明の教示に従って、所望の目的は、電気モータに電気的に接続されるインバータブリッジを備え、インバータブリッジは相補PWM変調により操作される、コンプレッサ用の可変速電気モータの、駆動システムを通じて達成される。相補PWM変調は、電気モータの回転で操作されるが、その回転は、参照回転に対して大幅に低い。相補PWM変調速度は、参照電力に対して大幅に低い電気モータの電力で操作される。
さらに、本発明の目的は、電気モータに電気的に接続されるインバータブリッジを備える、コンプレッサ用の可変速電気モータの、駆動システムを通じて達成される。インバータブリッジは、能動スイッチでできており、能動スイッチは、受動スイッチと並列に1つずつ接続される。各受動スイッチは、2つの受動端子を備え、各能動スイッチは、2つの能動端子を備える。各能動スイッチは、それぞれの受動スイッチと共に単一のケーシングを形成する。能動スイッチは、調整可能な時間に導通を開始する。能動スイッチは、それぞれの受動スイッチの受動端子間の電圧より大幅に小さい、能動端子間の電圧により導通を開始する。
また、目的は、インバータブリッジ及び電気モータを使用し、電気モータからの電力信号の取得段階と、電気モータからの回転信号の取得段階と、電気モータからの電力信号の、参照電力量との比較段階と、電気モータからの回転信号の、参照回転量との比較段階と、回転及び電力の比較の結果がそれぞれの参照量より低い量を示すときの、相補PWM変調を通じたインバータブリッジの操作段階とを有する、コンプレッサ用の可変速電気モータの、駆動方法により達成される。
本発明の目的はまた、ここに説明するように、操作システムにより供給される可変容量コンプレッサを通じて達成される。
最後に、目的は、本発明の教示に従って、電気モータ制御システムを備える冷却システムを通じて達成される。
本発明は、追って、図面に基づいてより詳細に説明されるだろう。図面は、以下を示す。
最も基本的な部品を備える周波数インバータの出口段階。 2つの主要な段階、即ちTON及びTOFF、及び最新技術に従って変調で電流により取られる経路を示す、従来のPWMの動作の例。 2つの主要な段階を示し、第2の段階(図2(b))でフリーホイール電流が能動スイッチを通って循環し、損失の低減を得て、可変容量コンプレッサを使用する冷却システムに対して本発明の目的を達成することを示す、本発明で使用されるものに従う、相補PWMの動作の例。 従来のPWM法及び相補PWM法を使用する、図2及び図3に示される例に含まれる3つの能動スイッチの操作信号を示す。 インバータブリッジの3つのアームに適用される相補動作を示す。
図1は、最も基本的な部品を備える周波数インバータの出口段階を例示する。図には、能動スイッチ及び受動スイッチ(それぞれS、S、S、S、S、S及びD、D、D、D、D、D)の、6組の並列接続により形成される、インバータブリッジ11が示される。PWM型のコマンド信号が印加され、コマンド信号はTON期間及びTOFF期間にそれぞれオン状態及びオフ状態を仮定できる。周波数インバータはまた、基本回路と、キャパシタCLINKにより形成されるエネルギ貯蔵段階とを備える。電気モータ10は、3つの誘導素子1、2、及び3により示され、各誘導素子は、3相モータの1つの相を示す。
図1に示されるインバータブリッジは、モータの相に、CLINK素子に貯蔵されたエネルギを供給する。CLINKは、ここに示されない古典的な素子を介して外部電源(例えば、交流電流電気網に接続される整流ブリッジ、代替エネルギ源に接続される他のエネルギ変換段階等)から電気エネルギを受信する。誘導素子1、2、及び3は、電気モータ10を示し、電気モータ10は、例えば冷却システムの冷却ガス圧縮ポンプ、または電気モータ10に接続される別の負荷を操作する。それゆえに、インバータブリッジスイッチ内の導通損失の低減のための行動が、システムの全体効率を増大させることは明らかである。
図2(a)は、従来のPWMサイクルを示す。第1の段階で、電気モータ10へのエネルギ転送は、例えばMOSFET型の、能動スイッチS及びSにより形成される経路を通る。このことは、導通抵抗による、両スイッチ内のエネルギ損失をもたらす。Sが開放するように命令された瞬間から、電流は受動スイッチD(Sに逆並列のダイオードにより示される−図2(b)に示される状況を参照)を通って循環を維持する。エネルギ損失は、受動スイッチD及び能動スイッチSの導通により起こる。整流期間の終わりに、能動スイッチSの導通への命令により、新たなサイクルが始まる。
上位スイッチ及び下位スイッチの他の組み合わせは、図2に説明されるものと(示される電気的配置の観点から)同じ方法で、電気エネルギの供給が必要とされる相に依存して動作する(例えば、同じものが、S、S、及びDの組やS、S、及びDの組、S、S、及びDの組等に適用される)。
図3は、図2の比較図を示し、本発明の目的を達成するために一連の能動スイッチを操作することにおいて行われる変更を示す。
第1の段階は、図2に示されるもの(上記を参照)と異ならない、換言すれば、同じ閉路が、電気モータ10へのエネルギの供給の間の電流循環に対して維持され、また、2つのMOSFET型の能動スイッチの導通により同じ損失を維持することが分かる。電流がフリーホイールで循環する、第2の主要なPWM段階で既に、以前開放していたものに相補的なスイッチが意図的に操作され、例ではSが操作される。このことは、電流が、受動スイッチDの代わりに、能動スイッチSの経路を通って循環することを可能にする。
電流は、能動スイッチSの端子間の電圧降下が受動スイッチDの導通に必要な電圧降下より小さいという条件で、能動スイッチSを通って優先的に循環する。本発明の目的は、主に定常状態の動作条件で冷却システムの効率を増大させること(低消費)なので、インバータブリッジにより導通される電流は、低振幅であり、それゆえに導通による損失を低減し、電流が能動スイッチを通って、より厳密にはMOSFET経路を通って循環することを可能にすることに注目できる。
図3は、PWM整流期間の2つの主要な段階、即ち、電気モータ10へのエネルギの転送が実現される第1の段階(図3(a)を参照)と、電流がフリーホイールで循環する第2の段階(図3(b)を参照)とだけを示すことに注目すべきである。しかし、相補PWM変調を得るために、上位能動スイッチ(この例ではS)の開放と、同じアームの下位能動スイッチ(この例ではS)の操作との間に、通常、最小限の時間間隔がある。
上記の例を参照して、概括的に言えば、上位能動スイッチS、S、及びSは1次能動スイッチと命名され、下位スイッチS、S、及びSは2次能動スイッチと命名され得る。従って、本発明の教示が実装されると、供給時間TONの状態と切断時間TOFFの状態との間を入れ替えることにより、2次能動スイッチは、1次能動スイッチS、S、Sの切断時間TOFFよりわずかに短い継続時間である相補供給時間TON−Cにより供給される。優先的に、2次能動スイッチS、S、Sの操作は、不感時間Tの後にだけ起こるようにすべきである。不感時間Tは、1次スイッチS、S、Sの切断から計数される。
同じ論理がスイッチの再接続に適用される。即ち、2次能動スイッチS、S、Sは、1次能動スイッチS、S、Sが再び操作される前に切断され、2次能動スイッチS、S、Sは、1次能動スイッチS、S、Sの操作の前に不感時間Tにより切断される。換言すれば、類推的に、新たな整流期間の始まりにおける、下位スイッチの開放と上位スイッチの操作との間の最小限の時間間隔(不感時間T)が使用される。
不感時間としても知られる、最小限の時間間隔Tの主要な目的は、同じアームの2つのスイッチ、例えばSとS、SとS、及びSとS、の間に同時に起こる導通がないことを保証することである。この状況は、CLINKキャパシタの短絡と、含まれる部品への永続的な損傷の可能性とをもたらすだろう。
上位スイッチ及び下位スイッチの他の組み合わせは、図3に示されるものと同じ方法で、電気エネルギが供給される相に依存して動作する(例えば、同じものが、S、S、及びSの組やS、S、及びSの組、S、S、及びSの組等に適用される)。
図4は、従来のPWM法と、相補PWM法とを使用して、図2及び図3により示される例に含まれる3つの能動スイッチの操作信号を示す。相補変調が使用されると、フリーホイール電流がMOSFET経路を通って循環することが分かる(不感時間Tに関する相補時間TON−Cの間に起こる供給もまた図4(b)に示される)。Sのドレインを通る電流は、能動スイッチSのために定義される同じ極性を維持するように、図の第2の枠内に負の極性を有して示される。電流はそれゆえに、能動スイッチSのソース端子を通って流入し、電流のフリーホイール期間に、即ちSにより取られた経路により以前中断された相補時間TON−Cにより、ドレイン端子から流出する。
図4に示される相補PWM変調は、インバータの異なる動作点を通って維持され得るか、または維持され得ない。電気モータの電流がより高いというより高負荷条件で、導通におけるMOSFET端子間の電圧は、並列のフリーホイールダイオードの直接導通電圧より高いことがあり得る。この状況において、電流は、逆並列のスイッチに与えられる命令から独立して、ダイオードを通って循環する。
本発明の目的のために、コンプレッサ用の可変速電気モータの駆動システムは、電気モータ10に電気的に接続されるインバータブリッジ11を備える。インバータブリッジ11は、既述のように、相補PWM変調により操作される。
相補PWMは、追ってより詳細に説明するように、参照回転に関して大幅に低い電気モータ10の回転で、かつ参照電力に関して大幅に低い電気モータ10の電力で操作される。
コンプレッサ用の可変速電気モータの本駆動システムのインバータブリッジ11は、能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)を備える。能動スイッチは、受動スイッチ(D、D、D、D、D、D)と1つずつ並列に接続される。各受動スイッチは2つの受動端子を備え、各能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)は2つの能動端子を備える。優先的に、受動スイッチはダイオード半導体素子である。
本発明において、PWM変調は、能動スイッチ及び受動スイッチが、電気モータ10に供給される電圧(V)に接続される期間により形成される。電圧(V)は、供給期間(TON)の間に接続され、期間(TOFF)の間に切断される。
本発明の教示によれば、能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)は、電気モータ10に選択的にかつ連続的に電気を供給するために、2つ一組で直列に互いに電気的に接続される。既述のように、能動スイッチ及び受動スイッチは互いに接続され、1次能動スイッチ(S、S、S)のグループと、2次能動スイッチ(S、S、S)のグループとを形成する。
それゆえに、本発明において、1次能動スイッチは供給時間及び切断時間(TON、TOFF)によりPWM変調で操作される。システムは、1次能動スイッチ(S、S、S)と2つ一組で直列にそれぞれ接続される2次能動スイッチ(S、S、S)が、1次能動スイッチ(S、S、S)の切断時間(TOFF)の間に供給されるように構成される。
能動スイッチ及び受動スイッチの各組は、単一のセットまたは物理的なケーシングを有する。さらに、能動スイッチが、調節可能な導通時間に、それぞれの受動スイッチの受動端子間の電圧より大幅に低い能動端子間の電圧に基づいて導通を開始することが認められ得る。この時点において、参照電力が、可変速電気モータの操作のために定義される。
フリーホイール電流によるインバータブリッジ内の損失の低減は、可変容量コンプレッサが動作している時点に依存して、ほどほどに大きな成果を伴って得られる。コンプレッサへの内部モータの回転、処理電力、供給網からの交流電圧のレベル、及び他の要因は、インバータブリッジにより処理される電流の振幅を定義し、それゆえに相補PWM変調を使用することの意義を明確にする。
それゆえに、操作の最も関係のある時点だけに変調の使用を制限し、相補PWM変調が必要でない状況でインバータブリッジの制御の複雑さを低減することが可能である。操作のこれらの時点は、インバータのために最適化された操作を決定するために、コンプレッサの仕事のための参照時点として使用される。
さらなる理解のために、インバータの参照時点を決定するために使用されてもよい主要なパラメータを以下に説明する。
Figure 0005643211
MOS<Pのとき相補PWM変調の使用は有利なので、参照回転はインバータブリッジ11の操作のためのサイクリック比Dに比例して、参照電力は電流IAVG及びIRMSに比例して、決定される。
操作の時点の定義はまた、相補PWM変調の使用の有無で異なる変数を調査して、周波数インバータのエネルギ効率の向上を監視することにより、実験的に行われ得る。
本提案を検証し、インバータブリッジの最適な操作時点を特定するために、コンプレッサのモータが試験された。例において、モータは1200rpm及び1600rpmで操作された。相補PWM変調は2.5kHzの整流周波数で導入された。試験は、25℃の周辺温度で、MOSFET IRF840AS型のトランジスタを使用して行われた。しかし、他の型のトランジスタも、インバータブリッジの実装のために使用され得る。
以下の表1及び表2は、相補PWM変調を使用して達成される効率(B)と、従来の変調に関連する効率(A)との間で比較が行われることを可能にする。
Figure 0005643211
Figure 0005643211
表1及び表2に示されるデータは、低電力で相補PWM変調により達成される効率が、40Wでの効率よりも優れており、低電力での提案システムの最善の操作条件が認められることを示す。同様に、以下の表3及び表4は、1600rpmの回転でPWM変調を使用して達成された効率を示す。
Figure 0005643211
Figure 0005643211
表3及び表4に示されるデータはまた、相補PWM変調が、低回転(1200rpm)で動作するモータに対して得られるものより小さいが、1600rpmの回転に対して従来の変調と比較してよりよい性能を発揮することを示す。
受動スイッチ(ダイオード)により導通される平均電流及び能動スイッチング素子(MOSFETトランジスタ)により導通される実効電流は、電流の振幅及び導通の時間に依存するので、これらの量はモータの回転に直接影響されることが強調されるべきである。
表1〜表4に示されるデータは、本発明の教示に基づくインバータの効率の向上を裏付ける。さらに、効率のこの向上は、専らインバータにより得られ、モータにより得られるのではないことに注目すべきである。なぜなら、モータの効率は、PWM変調または従来の変調により変更されないからである。上記のように、本発明の教示から、システム全体に対する全体効率の向上は、相補PWM変調の解決法を使用して達成されることが確認された。
最初に、コンプレッサ用の可変速電気モータの本駆動システムは、(電気モータ(10)が参照回転に対して大幅に低い回転速度で動作するときにインバータブリッジ(11)内で印加される)相補PWM変調により操作される。ここに説明する実験的な試験に対して、参照回転は、約2300rpmに決定された。それゆえに、この参照を下回る回転量に対して、インバータブリッジに対して得られる効率の向上が確認された。優先的に、操作は、電流IAVG及びIRMSの関数として決定される参照電力に対して大幅に低い、電気モータ(10)の電力で行われる。
上記のように、相補PWM変調は、上位能動スイッチ及び下位能動スイッチの3つの組(インバータブリッジの3つのアーム)に印加される。
相補PWM変調の方法の例が、図5に示される。この場合において、ブラシレス直流モータを使用する応用に対して、能動スイッチの操作列が示される。この図は、SとS、SとS、SとSというスイッチの組に印加される相補PWM変調を明確に示す。図5により示される例において、一定のサイクリック比(TON/TOFF比)は、電気モータ10の相の各組の動作の間、維持される。しかし、相補PWMは、この例の変形にも適用され得る。サイクリック比は、例えばサイクリック比の正弦形の変調、または負荷調整、補償等のためにサイクリック比に適用される様々な変調のような、他の一時的または離散的な関数に従って調整される。
さらに、コンプレッサ用の可変速電気モータの駆動方法は、インバータブリッジ11及び電気モータ10を使用し、
i.電気モータ10から電力信号を取得するステップと、
ii.電気モータ10から回転信号を取得するステップと、
iii.電気モータ10の電力信号を参照電力量と比較するステップと、
iv.電気モータ10の回転信号を参照回転量と比較するステップと、
v.iii及びivの比較の結果が参照量を下回る量を示すと、相補PWM変調によりインバータブリッジ11を駆動するステップとを有する。
本発明の実装に関して、システムは、例えばPWMを通じて可変容量コンプレッサVCCに適用でき、インバータブリッジにより制御される、電気モータ10を制御できる電子制御回路(不図示)を提供されるべきである。冷却システムの効率の向上を達成するために、電子制御回路は、同じアームの能動スイッチ(MOSFET)の組を相補的に操作し(相補PWM)、フリーホイール電流がフリーホイールダイオードではなく、導通するように命令された能動スイッチ(MOSFET)の経路を通って循環することを保証するように構成されるべきである。
それゆえに、本発明で定義された目的、及び実験的な試験の結果は、冷却システムの全体効率が導通による損失の低減により向上することを裏付ける。特にコンプレッサに適用できる、モータの操作のための提案PWM変調は、操作の電子回路及びシステム全体に対してより高い信頼性を提供すると共に、装置に対してより低い動作温度を考慮する。
本発明の教示に従った操作システムを備える可変容量コンプレッサが提供されると共に、本駆動システムを備える冷却システムが提供される。
最後に、今日の冷却装置において損失を低減することの必要性及び困難性を考慮すると、従来技術の解決法、特に従来の変調の使用により達成されるものと比較して、本発明は、相補PWM法を使用して、冷却システムに対して効率の大幅な向上を提供することに注意する。
好ましい実施形態の例を説明したが、本発明の範囲は、他の可能な変形に及び、可能な均等物を含む、添付の請求項の内容によってのみ限定されることを理解すべきである。

Claims (19)

  1. コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステムであって、
    電気モータ(10)に電気的に接続されるインバータブリッジ(11)を備え、前記電気モータ(10)は、能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)により形成されるインバータブリッジ(11)により操作され、前記能動スイッチは、受動スイッチ(D、D、D、D、D、D)と並列に1つずつ接続され、アームは、2つの能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)により形成され、
    前記インバータブリッジ(11)は、PWM変調及び相補PWM変調により操作され、前記相補PWM変調は、同じアームの能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)の組を、フリーホイール電流が前記能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)を通って循環し、前記フリーホイール電流が前記受動スイッチ(D、D、D、D、D、D)を通って循環するのを妨げるように、相補的に操作するように構成され、前記インバータブリッジ(11)の操作サイクリック比の関数として決定される参照回転より低い前記電気モータ(10)の回転及び平均フリーホイール電流(IAVG)及び実効フリーホイール電流(IRMS)の関数として決定される参照電力より低い前記電気モータ(10)の電力で、前記相補PWM変調は、操作され、前記参照回転以上の前記電気モータ(10)の回転又は前記参照電力以上の前記電気モータ(10)の電力で、前記PWM変調は、操作されることを特徴とする、システム。
  2. 前記相補PWM変調は、前記電気モータ(10)に供給される電圧(V)に前記能動スイッチ及び受動スイッチが接続される期間により形成され、前記電圧(V)は、供給時間(TON)の間に接続され、切断時間(TOFF)の間に切断されることを特徴とする、請求項1に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステム。
  3. 前記能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)は、前記電気モータ(10)に選択的かつ連続的に供給するために、2つ一組で直列に互いに電気的に接続され、前記能動スイッチ及び受動スイッチは、1次能動スイッチの群(S、S、S)及び2次能動スイッチの群(S、S、S)を形成するように、互いに接続されることを特徴とする、請求項2に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステム。
  4. 前記1次能動スイッチ(S、S、S)は、前記供給時間及び切断時間(TON、TOFF)により前記相補PWM変調で操作され、前記システムは、前記1次能動スイッチ(S、S、S)に2つ一組で直列にそれぞれ接続される前記2次能動スイッチ(S、S、S)が、前記1次能動スイッチ(S、S、S)の切断時間(TOFF)の間に供給されるように構成されることを特徴とする、請求項3に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステム。
  5. 前記2次能動スイッチ(S、S、S)への供給は、相補供給時間(TON−C)の間に起こるように構成され、前記相補供給時間は、前記1次能動スイッチ(S、S、S)の切断時間(TOFF)より僅かに短い持続時間を有することを特徴とする、請求項4に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステム。
  6. 前記受動スイッチ(D、D、D、D、D、D)は、ダイオードであり、前記ダイオードは、前記能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)の導通の間の、ドレイン端子及びソース端子の間の電圧降下より大きい導通電圧を有することを特徴とする、請求項5に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステム。
  7. フリーホイール電流は、ドレイン端子及びソース端子の間の電圧降下がそれぞれの受動スイッチ(D、D、D、D、D、D)の電圧降下より小さいという条件で、所与の能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)の前記ドレイン端子及びソース端子を通って循環することを特徴とする、請求項6に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステム。
  8. コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法であって、
    インバータブリッジ(11)及び電気モータ(10)を使用し、
    i.前記電気モータ(10)から電力信号を取得するステップと、
    ii.前記電気モータ(10)から回転信号を取得するステップと、
    iii.前記電気モータ(10)の電力信号を、平均フリーホイール電流(IAVG)及び実効フリーホイール電流(IRMS)の関数として決定される参照電力量と比較するステップと、
    iv.前記電気モータ(10)の回転信号を、前記インバータブリッジ(11)の操作サイクリック比の関数として決定される参照回転量と比較するステップと、
    v.iii及びivの比較の結果が前記参照量より低い量を示すと、相補PWM変調により前記インバータブリッジ(11)を駆動し、iii又はivの比較の結果が前記参照量以上の量を示すと、PWM変調により前記インバータブリッジ(11)を駆動するステップとを有し、前記相補PWM変調は、フリーホイール電流が前記インバータブリッジの能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)を通って循環し、前記フリーホイール電流が前記インバータブリッジ(11)の受動スイッチ(D、D、D、D、D、D)を通って循環するのを妨げるように構成されることを特徴とする、方法。
  9. 前記能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)は、前記電気モータ(10)に選択的かつ連続的に供給するために、2つ一組で直列に互いに電気的に接続され、1次能動スイッチの群(S、S、S)及び2次能動スイッチの第2の群(S、S、S)を形成することを特徴とする、請求項8に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  10. 前記能動スイッチは、前記受動スイッチ(D、D、D、D、D、D)と並列に1つずつ接続されることを特徴とする、請求項9に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  11. 各能動スイッチは、2つの能動端子を備え、各受動スイッチは、それぞれの能動スイッチに接続される2つの受動端子を備え、能動スイッチ及び受動スイッチの各組に対して単一のケーシングを形成することを特徴とする、請求項10に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  12. 前記参照電力は、前記能動スイッチ(S、S、S、S、S、S)が調節可能な導通時間に導通を開始する時点で、前記能動スイッチの前記能動端子間の電圧がそれぞれの受動スイッチの端子間の電圧より小さいときに定義されることを特徴とする、請求項11に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  13. 前記2次能動スイッチ(S、S、S)は、前記1次能動スイッチ(S、S、S)の群からのそれぞれの組と直列に接続されるものであることを特徴とする、請求項9に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  14. 前記相補PWM変調による前記2次能動スイッチ(S、S、S)の駆動は、前記1次スイッチ(S、S、S)の切断時間(TOFF)の間に行われることを特徴とする、請求項9に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  15. 前記2次能動スイッチ(S、S、S)は、前記1次能動スイッチ(S、S、S)の前記切断時間(TOFF)より短いまたは等しい持続時間を有する相補供給時間(TON−C)の間に供給されることを特徴とする、請求項14に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  16. 前記相補PWM変調による前記2次能動スイッチ(S、S、S)の駆動は、前記1次スイッチ(S、S、S)の切断から計数される不感時間(T)の後に行われることを特徴とする、請求項9に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  17. 前記2次能動スイッチ(S、S、S)は、前記1次能動スイッチ(S、S、S)が再び操作される前に切断され、前記2次能動スイッチ(S、S、S)は、前記1次能動スイッチ(S、S、S)の操作前の不感時間(T)の間に切断されることを特徴とする、請求項9に記載の、コンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するための方法。
  18. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステムにより供給されることを特徴とする、可変容量コンプレッサ。
  19. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコンプレッサ用の可変速電気モータを駆動するためのシステムを備えることを特徴とする、冷却システム。
JP2011533491A 2008-10-28 2009-10-28 コンプレッサ、可変容量コンプレッサ、及び冷却システム用の可変速電気モータを駆動するためのシステム及び方法 Active JP5643211B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BRPI0804620A BRPI0804620B1 (pt) 2008-10-28 2008-10-28 sistema e método de acionamento de motor elétrico de velocidade variável para compressor, compressor de capacidade variável e sistema de refrigeração
BRPI0804620-4 2008-10-28
PCT/BR2009/000356 WO2010048684A2 (pt) 2008-10-28 2009-10-28 Sistema e método de acionamento de motor elétrico de velocidade variável para compressor, compressor de capacidade variável e sistema de refrigeração

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012507255A JP2012507255A (ja) 2012-03-22
JP2012507255A5 JP2012507255A5 (ja) 2012-10-04
JP5643211B2 true JP5643211B2 (ja) 2014-12-17

Family

ID=41566350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011533491A Active JP5643211B2 (ja) 2008-10-28 2009-10-28 コンプレッサ、可変容量コンプレッサ、及び冷却システム用の可変速電気モータを駆動するためのシステム及び方法

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP5643211B2 (ja)
CN (1) CN102204083B (ja)
BR (1) BRPI0804620B1 (ja)
DE (1) DE112009002531T5 (ja)
WO (1) WO2010048684A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5421405B2 (ja) * 2012-02-28 2014-02-19 ファナック株式会社 ダイナミックブレーキ制御手段を備えるモータ駆動装置
JP6545064B2 (ja) * 2015-09-30 2019-07-17 株式会社マキタ モータの制御装置
KR102504096B1 (ko) * 2015-12-01 2023-02-27 엘지이노텍 주식회사 Bldc 전동기 pwm 제어 장치 및 그 방법
JP6953113B2 (ja) * 2016-05-30 2021-10-27 マックス株式会社 工具

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5309078A (en) * 1991-07-11 1994-05-03 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Synchronous rectification method for reducing power dissipation in motor drivers in PWM mode
JP3419157B2 (ja) * 1995-07-20 2003-06-23 株式会社日立製作所 モータ駆動方法及びそれを用いた電気機器
JPH1114124A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Sharp Corp 空気調和機
US6975679B2 (en) * 2001-06-01 2005-12-13 Microchip Technology Incorporated Configuration fuses for setting PWM options
US6956359B2 (en) * 2001-10-10 2005-10-18 International Rectifier Corporation Synchronous rectification for low voltage motor drive
JP3912190B2 (ja) * 2002-05-31 2007-05-09 松下電器産業株式会社 ブラシレスモータの駆動装置およびそれを用いたモータ
JP4474827B2 (ja) * 2002-10-11 2010-06-09 ダイキン工業株式会社 モータ駆動方法およびその装置
JP3677497B2 (ja) * 2002-12-25 2005-08-03 Necマイクロシステム株式会社 パルス幅変調波形発生装置及び3相パルス幅変調波形発生装置
JP2004222368A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Oki Electric Ind Co Ltd 同期整流回路及びスイッチング電源回路

Also Published As

Publication number Publication date
CN102204083B (zh) 2014-04-30
WO2010048684A2 (pt) 2010-05-06
JP2012507255A (ja) 2012-03-22
CN102204083A (zh) 2011-09-28
WO2010048684A3 (pt) 2010-10-14
DE112009002531T5 (de) 2012-06-28
BRPI0804620B1 (pt) 2018-10-16
BRPI0804620A2 (pt) 2010-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7165781B2 (ja) 電池加熱システムの制御方法、電池管理モジュール、モータコントローラ及び記録媒体
WO2020259104A1 (zh) 开关控制装置及方法、电机控制器和电池组加热控制系统
US10404188B2 (en) Power conversion devices
US11407331B2 (en) Battery heating system
JP6394030B2 (ja) インバータ制御装置
US10312827B2 (en) Power conversion device
US11201576B2 (en) Motor driving apparatus and refrigeration cycle equipment
US7193378B1 (en) Wye switch inverter for electric and hybrid vehicles
US10479206B2 (en) Method for switching an operating state of an electric machine and device for switching an operating state of an electric machine
CN111355416A (zh) 电机驱动控制电路、驱动方法、线路板及空调器
JP5643211B2 (ja) コンプレッサ、可変容量コンプレッサ、及び冷却システム用の可変速電気モータを駆動するためのシステム及び方法
JP6201867B2 (ja) インバータ制御装置
US11431271B2 (en) Electric motor drive device
KR20010042072A (ko) 에너지 회수기능을 갖는 고상 모터 시동기
JP5707762B2 (ja) 電力変換装置及び電力変換方法
CN113366752A (zh) 功率转换装置
CN104521122A (zh) 逆变驱动电路
Li et al. Junction temperature post-fault analysis of single IGBT short-circuit for double-side cooling inverter used for electric vehicle
JP7325526B2 (ja) 電動機駆動装置、冷凍サイクル装置、空気調和機、給湯機、及び冷蔵庫
Liu et al. Design and control of a kilo-amp DC/AC inverter for integrated starter-generator (ISG) applications
US20240048081A1 (en) Motor drive apparatus, refrigeration cycle apparatus, air conditioner, water heater, and refrigerator
US11855555B2 (en) Control device for an inverter, inverter for a vehicle, vehicle and method of operating an inverter
US20240266631A1 (en) Temperature raising controller
JP5552443B2 (ja) 駆動装置
JP2004522400A (ja) 直流負荷制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120815

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5643211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250