JP5639130B2 - 砂防情報処理システム、砂防情報処理方法および砂防情報処理プログラム - Google Patents

砂防情報処理システム、砂防情報処理方法および砂防情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、砂防情報を処理するための情報処理システムの技術分野に関する。詳細には、デジタルペンに記憶した帳票への手書き情報を、電子データ化した帳票データとして利用できるようにする砂防情報処理システム、砂防情報処理方法および砂防情報処理プログラムに関する。
砂防事務所および砂防関係部署では、各種事業の成果品や、日常業務で作成した各種資料など、毎年様々な砂防情報が蓄積されている。これら砂防情報を様々な部署で活用できるように一元管理し(情報の管理)、それらの情報を事務所の関係者で共有し(情報の共有)、日常業務で効率的に利用できる(情報の利用)環境を提供することを目的とした砂防関連情報管理システムが開発され、特許文献1に開示されている。
多くの砂防情報のデータは測量して得る必要があるため、実際に作業者が調査地に行って計測して帳票に記入し、その帳票を各砂防事務所に持ち帰って事務所端末からキーボード等により入力することで、電子データ化される。
一方、自然災害による被害が重大になってきていて、災害発生直後の砂防情報を迅速に砂防関連情報管理システムに保存し、被害予測や災害対策に一刻も早く利用できるようにする必要が生じている。
しかし、調査地は災害現場であったり山間部であったりと、作業者が調査地にコンピュータを持参し、計測データを当該コンピュータに直接入力することは困難であり、帳票に計測データを手書きすることが、最も実用的であり効率的である。
近年、手書きした情報を電子データ化するための機器としてデジタルペンが開発され、デジタルペンを利用したシステムが特許文献2に開示されている。
特開2011−59818号公報 特開2007−109025号公報
上述したように、作業者が調査地にコンピュータを持参することは困難であり、帳票に計測データを手書きすることが、最も実用的である。
しかし、帳票に記載した計測データを調査地から事務所へ戻って事務所端末から入力していたのでは、計測データを利用できるまでに時間がかかり過ぎてしまう。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、帳票に手書きした計測データをデジタル化し、調査地から直接管理センター等に送信できるようにする砂防情報処理システム、砂防情報処理方法および砂防情報処理プログラムを得ることを目的とする。
本発明の砂防情報処理システムは、調査地に、携帯端末とデジタルカメラとデジタルペンとこのデジタルペン筆跡の位置情報を取得するためのドットパターンが印刷された専用帳票とを有し、センター側に一時記憶手段と帳票データベースとを具備するサーバを有し、前記サーバが、通信ネットワークを介して前記携帯端末から前記デジタルペンで手書きして記録された前記位置情報を含む手書き入力データを受信して前記調査地の帳票データを作成する砂防情報処理システムであって
前記デジタルペンは、
前記専用帳票への当該デジタルペンの手書きに伴う前記手書き入力データを前記携帯端末に近距離無線通信で送信する送信手段とを備え、
前記デジタルカメラは、
前記調査地を撮影してこの画像データを前記携帯端末に近距離無線通信で送信する手段と、
前記携帯端末が前記デジタルペンからの前記手書き入力データ、前記デジタルカメラからの前記画像データを受信して前記通信ネットワークを介して前記サーバに送信する手段と
を備え、
前記サーバは、
前記帳票データを構成するデータ欄と前記データ欄のデータ形式を定義した帳票テンプレートと、前記専用帳票を印刷するために、前記帳票テンプレートを元に手書き認識のエリアと前記エリアのデータ属性を定義した帳票エリア定義データを作成して前記帳票データベースに保存する帳票定義部と、
前記携帯端末から前記手書き入力データを受信し、前記一時記憶手段に保存するデータ受信部と、
前記手書き入力データの各エリアに含まれる前記位置情報により前記筆跡を復元し、前記帳票エリア定義データに定義された各エリアの前記データ属性に従って、文字またはイメージに変換し、それぞれ入力テキストデータとイメージデータとして前記一時記憶手段に保存するデータ変換部と、
前記帳票データベースから前記帳票テンプレートを読み出し、前記入力テキストデータに配列された各エリアの前記文字を、各エリアに対応する前記帳票テンプレートに定義された前記データ欄の前記データ形式に変換し再配列して変換テキストデータを作成し、前記帳票テンプレートに前記変換テキストデータと前記イメージデータを設定して前記帳票データを作成して、前記帳票データベースに保存するデータ取込み部と
を備え
さらに、
前記帳票定義部は、
前記帳票テンプレートに、前記携帯端末が前記デジタルカメラから受信した前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を定義し、前記帳票エリア定義データに前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を手書き認識のエリアと定義し、
前記データ受信部は、
前記携帯端末から受信する前記画像データを前記一時記憶手段に保存し、
さらに、
前記データ取込み部は、前記変換テキストデータに含まれる前記画像データの識別情報をキーに前記一時記憶手段に保存された前記画像データを検索して読み出し、前記帳票データと関連付けて、帳票データファイルとして前記帳票データベースに保存することを要旨とする。
さらに、本発明の砂防情報処理方法は、調査地に、携帯端末とデジタルカメラとデジタルペンとこのデジタルペンの筆跡の位置情報を取得するためのドットパターンが印刷された専用帳票とを有し、センター側に一時記憶手段と帳票データベースとを具備するサーバを有し、前記サーバが、通信ネットワークを介して前記携帯端末から前記デジタルペンで手書きして記録された前記位置情報を含む手書き入力データを受信して前記調査地の帳票データを作成する砂防情報処理方法であって
前記デジタルペンが、前記専用帳票への当該デジタルペンの手書きに伴う前記手書き入力データを前記携帯端末に送信する送信ステップを行い、
前記デジタルカメラが、前記調査地を撮影してこの画像データを前記携帯端末に近距離無線通信で送信するステップを行い、
前記携帯端末が前記デジタルペンからの前記手書き入力データ、前記デジタルカメラからの前記画像データを受信して前記通信ネットワークを介して前記サーバに送信するステップを行い、
前記サーバが
前記帳票データを構成するデータ欄と前記データ欄のデータ形式を定義した帳票テンプレートと、前記専用帳票を印刷するために、前記帳票テンプレートを元に手書き認識のエリアと前記エリアのデータ属性を定義した帳票エリア定義データを作成して前記帳票データベースに保存する帳票定義ステップと、
前記携帯端末から受信した前記手書き入力データを、前記一時記憶手段に保存するデータ受信ステップと、
前記手書き入力データの各エリアに含まれる前記位置情報により前記筆跡を復元し、前記帳票エリア定義データに定義された各エリアの前記データ属性に従って、文字またはイメージに変換し、それぞれ入力テキストデータとイメージデータとして前記一時記憶手段に保存するデータ変換ステップと、
前記帳票データベースから前記帳票テンプレートを読み出し、前記入力テキストデータに配列された各エリアの前記文字を、各エリアに対応する前記帳票テンプレートに定義された前記データ欄の前記データ形式に変換し再配列して変換テキストデータを作成し、前記帳票テンプレートに前記変換テキストデータと前記イメージデータとを設定して前記帳票データを作成し、前記帳票データベースに保存するデータ取込みステップと、
を行い、
さらに、
前記帳票定義ステップが、
前記帳票テンプレートに前記携帯端末が前記デジタルカメラから受信した前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を定義し、前記帳票エリア定義データに前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を手書き認識のエリアと定義し、
前記データ受信ステップが、前記携帯端末から受信する前記画像データを前記一時記憶手段に保存し、
さらに、
前記データ取込みステップが、
前記変換テキストデータに含まれる前記画像データの識別情報をキーに前記一時記憶手段に保存された前記画像データを検索して読み出し、前記帳票データと関連付けて、帳票データファイルとして前記帳票データベースに保存することを行うことを行うことを要旨とする。
また、本発明の砂防情報処理プログラムは、調査地に、携帯端末とデジタルカメラとデジタルペンとこのデジタルペンの筆跡の位置情報を取得するためのドットパターンが印刷された専用帳票とを有し、センター側に一時記憶手段と帳票データベースとを具備するサーバを有し、前記サーバによって、通信ネットワークを介して前記携帯端末から前記デジタルペンで手書きして記録された前記位置情報を含む手書き入力データを受信して前記調査地の帳票データを作成するための砂防情報処理プログラムであって
前記サーバに、
前記帳票データを構成するデータ欄と前記データ欄のデータ形式を定義した帳票テンプレートと、前記専用帳票を印刷するために、前記帳票テンプレートを元に手書き認識のエリアと前記エリアのデータ属性を定義した帳票エリア定義データを作成して前記帳票データベースに保存する帳票定義手段と、
前記携帯端末から受信した前記手書き入力データを、前記一時記憶手段に保存させるデータ受信手段と、
前記手書き入力データの各エリアに含まれる前記位置情報により前記筆跡を復元し、前記帳票エリア定義データに定義された各エリアの前記データ属性に従って、文字またはイメージに変換し、それぞれ入力テキストデータとイメージデータとして前記一時記憶手段に保存させるデータ変換手段と、
前記帳票データベースから前記帳票テンプレートを読み出し、前記入力テキストデータに配列された各エリアの前記文字を、各エリアに対応する前記帳票テンプレートに定義された前記データ欄の前記データ形式に変換し再配列して変換テキストデータを作成し、前記帳票テンプレートに前記変換テキストデータと前記イメージデータを設定して前記帳票データを作成して、前記帳票データベースに保存させるデータ取込み手段
としての機能を実行させ、
さらに、
前記帳票定義手段を、
前記帳票テンプレートに前記携帯端末が前記デジタルカメラから受信した画像データの識別情報を入力するデータ欄を定義し、前記帳票エリア定義データに前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を手書き認識のエリアと定義させ、
前記データ受信手段を、前記携帯端末から受信する前記画像データを前記一時記憶手段に保存させ、
さらに、
前記データ取込み手段を、
前記変換テキストデータに含まれる前記画像データの識別情報をキーに前記一時記憶手段に保存された前記画像データを検索して読み出させ、前記帳票データと関連付けさせて、帳票データファイルとして前記帳票データベースに保存させる
ための機能を実行させることを要旨とする。
本発明では、従来の帳票にドットパターンを印刷した専用帳票に、デジタルペンで従来通りに手書きで情報を記載するだけで、記載した手書き情報をデジタル化した手書き入力データとして調査地から管理センターのサーバに送信できる。
さらに、本発明では、調査地から受信した手書き入力データを帳票データに変換でき、砂防情報管理システムへの読み込みが容易となり、帳票データを迅速に利用することができる。
砂防情報処理システムの構成図 砂防情報処理システム内のサーバの構成図 砂防情報処理システムにおけるシーケンス図 砂防情報処理システムにおけるシーケンス図 帳票テンプレート図 専用帳票図 各種データのフロー図 データ変換部のフローチャート図 専用帳票の記入例 入力テキストデータの図 データ取込み部のフローチャート図 帳票データの図 帳票データの表示例の図 砂防情報管理システムの概略構成図
(システム構成)
本発明の砂防情報処理システムは、図1に例示したように、管理センターに配置された帳票定義部54、データ受信部51、データ変換部52、データ取込み部53、一時記憶手段60aおよび帳票データベース60bを具備するサーバ50と、事務所に配置された事務所端末10およびプリンタ11と、調査地に携帯される光学モジュール23、内蔵メモリ22および無線通信手段21を具備するデジタルペン20、デジタルカメラ40および携帯端末30と、プリンタ11により印刷される専用帳票12とを含み、サーバ50と、事務所端末10および携帯端末30は通信ネットワーク100に接続される。
携帯端末30には、タブレットコンピュータ以外に、携帯電話やスマートフォンを利用しても構わない。
デジタルカメラ30には、GPS機能を備えたデジタルカメラを利用することが好ましい。
専用帳票12には、デジタルペン20で手書きした筆跡の位置情報を取得するためのドットパターンが印刷される。
一時記憶手段60aには、手書き入力データ61、画像データ62、入力テキストデータ63およびイメージデータ64が記憶される。
帳票データベース60bには、帳票テンプレート67、帳票エリア定義データ66、変換テキストデータ68a、および帳票データ68と画像データ62を含む帳票データファイル65が保存される。
手書き入力データ61とは、専用帳票12にデジタルペン20によって手書きするたびに、デジタルペン20がペン先の筆圧を感知し、ペン先の位置に印刷されたドットパターンを光学モジュール23によって読み取り、読み取ったドットパターンを位置情報に変換して内蔵メモリ22に蓄積した情報である。
したがって、手書き入力データ61の位置情報により手書きした筆跡を復元することができる。
画像データ62とは、デジタルカメラ40により撮影された画像である。
入力テキストデータ63とは、手書き入力データ61のうち、「文字」認識エリアに手書きされた筆跡の位置情報から変換した文字をエリア順に配列したデータである。
イメージデータ64とは、手書き入力データ61のうち、「イメージ」認識エリアに手書きされた筆跡の位置情報から描画したイラストイメージのデータである。
帳票テンプレート67には、計測に使用する帳票を構成するデータ欄を定義したデータと、各データ欄に記入されるデータのデータ形式(数値なのか文字列なのか等)や数値なら取り得る範囲などを定義したデータが含まれる。
帳票エリア定義データ66には、帳票テンプレート67で定義した各データ欄について、どの範囲を手書き情報読み取りエリア(手書き認識のエリア)とするか定義したデータと、各エリアに手書きされた筆跡を「文字」として認識するか「イメージ」として認識するかを定義したデータ属性のデータが含まれる。
変換テキストデータ68aとは、帳票テンプレート67に定義されたデータ欄とデータ形式にしたがって、入力テキストデータ63に配列された文字を変換して、必要に応じて変換したデータを用いて所定の計算をした結果を追加して再配列したデータである。
帳票データ68とは、帳票テンプレート67に変換テキストデータ68aに再配列されたデータとイメージデータ64を組み込んだデータである。
帳票データファイル65には、帳票データ68と、帳票データ68に含まれる識別情報により関連付けられた画像データ62が含まれる。
(各処理部の機能)
図2に示したサーバ50の詳細構成を参照しながら、各処理手段の機能について説明する。
帳票定義部54は、調査したデータを調査後に汎用の表計算ソフトウェアで利用できるようにするために、調査用の帳票の形式を表計算ソフトウェア用の帳票テンプレート67として作業者に作成させ、帳票データベース60bに保存する。
さらに、帳票定義部54は、作業者に帳票テンプレート67の各データ欄について、デジタルペン20が手書き入力データ61として読み取るべきエリアの範囲を設定させ、さらに各エリアで読み取った手書き入力データ61を「文字」として認識するか「イメージ」として認識するかをデータ属性として定義させた帳票エリア定義データ66を帳票データベース60bに保存する。
データ受信部51は、調査地の携帯端末30から受信した手書き入力データ61と画像データ62を一時記憶手段60aに記憶する。
その後、データ受信部51は、データ変換部52を起動する。
データ変換部52は、データ受信部51によって起動されると、手書き入力データ61を一時記憶手段60aから読み出し、さらに帳票エリア定義データ66を帳票データベース60bから読み出す。
データ変換部52は、帳票エリア定義データ66に定義された各エリアのデータ属性に従って、手書き入力データ61の各エリアに該当するデータを「文字」または「イメージ」として認識して変換し、それぞれ入力テキストデータ63またはイメージデータ64として一時記憶手段60aに記憶する。
その後、データ変換部52は、データ取込み部53を起動する。
データ取込み部53は、データ変換部52によって起動されると、入力テキストデータ63とイメージデータ64を一時記憶手段60aから読み出し、帳票テンプレート67を帳票データベース60bから読み出す。
データ取込み部53は、帳票エリア定義データ66に定義されたエリアの順番にしたがって「文字」を単に列挙しただけの入力テキストデータ63から、帳票テンプレート67に設定された各データ欄に入力できる形式のデータに変換し、変換テキストデータ68aを作成する。
データ取込み部53は、必要に応じて変換テキストデータ68aのデータから新たなデータを算出し、変換テキストデータ68aの所定の順番の位置に追加する。
データ取込み部53は、変換テキストデータ68aとイメージデータ64を帳票テンプレート67の各データ欄に設定し、帳票データ68を作成する。
また、データ取込み部53は、変換テキストデータ68aに含まれる添付画像ファイル名などの識別情報をキーに、該当する画像データ62を一時記憶手段60aから検索し、帳票データ68とともに帳票データファイル65として帳票データベース60bに保存する。
さらに、データ取込み部53は、作成した帳票データ68を調査地の携帯端末30に送信し、内容を確認させる。
(システム運用シーケンス)
次に、本発明の砂防情報処理システムの運用シーケンスを、図3と図4を参照しながら、説明する。
ステップS1:本発明の砂防情報処理システムの利用に際し、最初にサーバ10の帳票定義部54により、使用する帳票の形式を定義した帳票テンプレート67と、デジタルペン20が手書き情報を読み取るために必要な専用帳票12を印刷するための帳票エリア定義データ66を作成し、帳票データベース60bに保存する。
前述したように、帳票テンプレート67とは、図5に示したように、記入すべきデータ用のデータ欄を定義し、さらに各データ欄に記入されるデータ形式(数値なのか文字列なのか等)や数値なら取り得る範囲などを定義したデータである。
また、砂防情報では、座標データを利用するものが多く、入力された座標が緯度経度なのか、平面直行座標なのかを情報処理する際にわかるように、座標系の種類を示すデータ欄67c、またそのデータの単位を示すデータ欄67dを帳票テンプレート67には設けるようにする。
さらに、例えば、土砂崩れなどで形成された天然ダムの計測では、1箇所の天然ダムについて、A:想定越流開始点、B:天然ダムを形成している土塊の下流末端、C:明らかな台形形状をしている場合の台形の下流側の肩、D:湛水面下流端の4地点の計測を行い、それぞれ同じ形式の帳票を使用する。
そのため、どの地点の計測であるかを記入するデータ欄67eなどを設けて、同じ場所で同じ帳票を複数枚使用する場合に、それぞれを区別できるようにしてデータ取込み時に上書きが発生しないようにする。
前述したように、帳票エリア定義データ66とは、図6に示したように、帳票テンプレート67と同じ様式の各データ欄について、どの範囲を手書き情報読み取りエリアとするか定義し、さらに各エリアのデータを「文字」として認識するか「イメージ」として認識するかを定義したデータである。
ここで手書き情報読み取りエリアとして定義された箇所には、プリンタ11で印刷した際に、デジタルペン20が手書きした筆跡の位置情報を取得するための特殊な配列の小さな「ドットパターン」が印刷される。図6では、エリアA1からエリアA48まで灰色で表示された部分である。
図5の帳票テンプレート67には、平均値欄C1、C2、C3がデータ欄として定義されているが、平均値はサーバ50で算出して設定するため、調査地で計算して手書きする必要がない。
そのため、図6の帳票エリア定義データ66では、手書き情報読み取りエリアとして定義せず、「ドットパターン」は印刷されない。
本発明の砂防情報処理システムで使用する砂防情報には、図5の帳票テンプレート67に小数記入欄(67a、67b等)と示したように、計測したデータであるために、小数の数値が多く含まれる。
しかし、小数を手書きするとき、小数点を「.」(ピリオド)と書く以外に、「,」(カンマ)や「、」(読点)や「・」(中点)と書いてしまう場合もあるし、速く手書きする際に小数点を打つ筆圧が弱くなり、デジタルペン20で認識できない場合も考えられ、小数点を識別できないために小数として認識できないデータが生じ得る。
そこで、小数点はあらかじめ印刷するようにし、小数記入欄を整数部と小数部のエリアに分割して定義することで、作業者は整数部の数字と小数部の数字のみをそれぞれのエリアに手書きすることとする。
例えば、図5に示した小数記入欄67aは、図6に示した専用帳票12では、エリアA14とエリアA15に分割されている。
さらに、手書きした数字の一文字ずつが正確に認識するため、一文字ずつ間隔をおいて手書きするためのマス目を印刷するように、帳票エリア定義データ66に定義する。
また、1枚の専用帳票12の記入が完了したときに、完了をデジタルペン20に認識させるための記入完了マーク12a(四角形に1と記載した箇所)と、デジタルペン20の内蔵メモリ22に記憶した手書き入力データ61を無線通信手段21により送信させる指示をデジタルペン20にするための送信マーク12b(四角形に2と記載した箇所)を、帳票エリア定義データ66に定義する。
図5の帳票テンプレート67にも記入完了マーク12aと送信マーク12bを記載しているが、必ずしも定義する必要はない。
ステップS2:事務所端末10は、通信ネットワーク100を経由してサーバ50の帳票データベース60bにアクセスし、帳票エリア定義データ66を読み出し、接続されたプリンタ11から専用帳票12を印刷する。
ステップS3:作業者は、デジタルカメラ40で専用帳票に添付する調査地の画像を撮影し、例えばブルートゥース(登録商標)などの無線通信によって画像データ62を携帯端末30に送信する。
ステップS4:デジタルペン20は、作業者が印刷した専用帳票12にデジタルペン20で必要事項や計測データを手書きするごとに、ペン先が専用帳票12に触れることで生じる筆圧を感知し、ペン先の専用帳票12に印刷されたドットパターンを内蔵している光学モジュール23により読み取り、手書きした文字や図の筆跡の位置情報を手書き入力データ61として内蔵メモリ22に記録していく。この方式を「アノト方式」と呼ぶ。
作業者が専用帳票12に印刷された記入完了マーク12aをチェックすると、デジタルペン20は、それまで記録していたデータを専用帳票12の1枚分としてまとめる。作業者は複数枚の専用帳票12に記入する場合、1枚の記入を完了するごとに記入完了マーク12aをチェックし、デジタルペン20は、それぞれ1枚分のデータをまとめ、内蔵メモリ22に記録する。
ステップS5:作業者が専用帳票12に印刷された送信マーク12bをチェックすると、デジタルペン20は、内蔵メモリ22に記録しておいた手書き入力データ61を、無線通信手段21によって、例えばブルートゥース(登録商標)などの無線通信で携帯端末30に送信する。
(携帯端末の処理)
ステップS6:携帯端末30は、デジタルカメラ40から受信した画像データ62と、デジタルペン20から受信した手書き入力データ61を、例えば電子メールに添付するなどして、管理センターのサーバ50に送信する。
(管理センターのサーバの処理)
ステップS7:サーバ50は、データ受信部51により、携帯端末30から画像データ62と手書き入力データ61を受信すると、画像データ62と手書き入力データ61を一時記憶手段60aに関連付けて保存し、データ変換部52を起動する。
ステップS8:サーバ50は、データ変換部52により、手書き入力データ61を一時記憶手段60aから読み出し、帳票データベース60bに保存された帳票エリア定義データ66に定義された各エリアのデータ属性に従って、手書き入力データ61の各エリアに該当するデータを「文字」または「イメージ」として認識して変換し、それぞれ入力テキストデータ63またはイメージデータ64として一時記憶手段60aに記憶する。
変換が完了すると、データ変換部52は、続いてデータ取込み部53を起動する。
ステップS9:サーバ50は、データ取込み部53により、入力テキストデータ63とイメージデータ64を一時記憶手段60aから読み出し、入力テキストデータ63内に手書きされたエリアの順番通りに列挙された文字を帳票テンプレート67の各データ欄に入力できる形式のデータに変換し、さらに変換したデータから算出した数値を追加して変換テキストデータ68aを作成する。
変換テキストデータ68aの作成処理については、データ取込み部53のフローチャートを参照しながら、後に具体例を用いて説明する。
次に、サーバ50は、データ取込み部53により、変換テキストデータ68aとイメージデータ64を帳票テンプレート67の各データ欄に設定し、帳票データ68を作成する。
ステップS10:サーバ50は、データ取込み部53により、変換テキストデータ68aに含まれる添付画像ファイル名などの識別情報をキーに、該当する画像データ62を一時記憶手段60aから検索し、帳票データ68とともに帳票データファイル65として帳票データベース60bに保存する。
ステップS11:サーバ50は、データ取込み部53により、作成した帳票データ68を調査地の携帯端末30に送信し、内容を確認させる。
ステップS12:携帯端末30は、サーバ50から受信した帳票データ68を表示して、内容を確認する。もし数値エラーや取込みエラーなどがある場合は、再度計測を実行する。
(データの流れ)
図5に示した帳票テンプレート67と図6に示した専用帳票12は、イメージ入力がなく、画像データ62を添付しない場合の例である。
イメージ入力があり、画像データ62を添付する場合について、図7にデータフローを示したので、図7を参照しながら、本発明の砂防情報処理システムにおけるデータの流れを説明する。
図7に示した専用帳票12には、イメージ入力エリア12cと、添付画像ファイル名エリア12dが定義されている。エリアのデータ属性は、イメージ入力エリア12cのみが「イメージ」認識であり、その他のエリアは「文字」認識と定義される。
図7では、デジタルカメラ40で撮影した画像データ62のファイル名は「P012.jpg」となっている。
図3に示したステップS3で、デジタルカメラ40から画像データ62を携帯端末30に送信した際に、作業者は、携帯端末30で受信した画像データ62のファイル名を確認する。
図3に示したステップS4で、作業者は、専用帳票12の添付画像ファイル名エリア12dに、確認した画像デ―タ62のファイル名「P012」(拡張子は省略してもよい)を手書きする。
また、作業者は、専用帳票12のイメージ入力エリア12cに、現地の地形などの状況をイラスト描写する。
すると、デジタルペン20は、専用帳票12の各エリアに手書きされた筆跡の位置情報を手書き入力データ61として作成する。
作業者がデジタルペン20で専用帳票12の記入完了マーク12aをチェックし、つづいて送信マーク12bをチェックすると、デジタルペン20は内蔵メモリ22に記録した手書き入力データ61を携帯端末30に送信する。
携帯端末30は、手書き入力データ61とファイル名「P012.jpg」の画像デ―タ62を、電子メールに添付するなどして、サーバ50に送信する。
手書き入力データ61とファイル名「P012.jpg」の画像デ―タ62を、携帯端末30から受信したサーバ50では、データ変換部51によって、帳票エリア定義データ66を参照しながら、各エリアのデータ属性に従って手書き入力データ61の各エリアのデータを認識して、入力テキストデータ63かイメージデータ64に変換する。
図7では、イメージ入力エリア12cに描写されたイラストのみがイメージデータ64に変換され、その他のエリアのデータは、エリアの順番に「田中一郎」、「123」、「456」、「234」、「567」、「56」、「789」、「P012」に文字変換され、入力テキストデータ63として配列される。
次に、入力テキストデータ63に順番に配列された文字は、データ取込み部52によって、帳票データ68の帳票テンプレート67の各データ欄に設定するための形式に変換され、変換テキストデータ68aとして再配列される。
図7では、「田中一郎」と「P012」はそのまま複写されるが、x座標の整数部の「123」と小数部の「456」は、間に小数点を追加して「123.456」と変換され、同様にy座標の「234」と「567」は「234.567」に、z座標の「56」と「789」は「56.789」に変換されて、変換テキストデータ68aに再配列されている。
さらに、データ取込み部52によって、帳票テンプレート67の各データ欄に変換テキストデータ68aの各データとイメージデータ64を組み込んで帳票データ68が作成される。
また、変換テキストデータ68a内の添付画像ファイル名「P012」をキーに、一時記憶手段60aから画像データ62を検索して読み出し、画像データ62と帳票データ68を関連付けて帳票データファイル65として帳票データベース60bに保存する。
(データ変換部52の処理説明)
図8に示したデータ変換部52の処理に関するフローチャートを参照しながら、詳細に説明する。
データ受信部51が手書き入力データ61と画像データ62を一時記憶手段60aに保存した後に起動されるデータ変換部52は、まず、一時記憶手段60aに保存された手書き入力データ61を読み出す(ステップS100)。
さらに、データ変換部52は、帳票データベース60bに帳票定義部54によってあらかじめ定義されている帳票エリア定義データ66を読み出す(ステップS101)。
次に、データ変換部52は、帳票エリア定義データ66に設定された1つのエリアのデータ属性を読み出し、手書き入力データ61に含まれる筆跡の位置情報により、当該エリアの位置に含まれる筆跡のデータを選択し抽出する(ステップS102)。
帳票エリア定義データ66に設定された当該エリアのデータ属性を判定する(ステップS103)。
データ属性が「文字」認識である場合は、選択したデータから筆跡を復元し、文字パターンと照合するなどして識別した「文字」として入力テキストデータ63に配列し、一時記憶手段60aに保存する(ステップS104)。
一方、データ属性が「イメージ」認識である場合は、選択したデータから筆跡を復元し、筆跡のままイラストイメージに変換し、イメージデータ64として一時記憶手段60aに保存する(ステップS105)。
帳票エリア定義データ66には複数のエリアが定義されているので、設定されている最後のエリアになるまでステップS102から処理を繰り返す(ステップS106)。
帳票エリア定義データ66から印刷した専用帳票12にデジタルペン20で手書きした具体例を図9に示し、データ変換部52によって作成された入力テキストデータ63を図10に示している。
図9に示すように、専用帳票12はエリアA1からエリアA48によって構成され、それぞれのエリアの位置範囲とデータ属性が帳票エリア定義データ66に定義されている。
データ変換部52は、まず帳票エリア定義データ66のエリアA1の位置範囲を読み、手書き入力データ61内で、この位置範囲に含まれる筆跡を位置情報によって抽出する。
さらに、データ変換部52は、エリアA1のデータ属性が「文字」認識である場合、エリアA1の筆跡を「12345」という文字として識別し、図10に示した入力テキストデータ63の1番目に配列する。
データ変換部52は、エリアA2からエリアA48まで同様の処理を繰り返し、図10に入力テキストデータ63の左側に説明のために記載したエリア番号に該当する場所に、当該エリア番号のエリアに手書きされた筆跡を識別した「文字」を順番に配列していく。
(データ取込み部53の処理説明)
図11に示したデータ取込み部53の処理に関するフローチャートを参照しながら、詳細に説明する。
データ変換部52によって手書き入力データ61の変換が完了した後に起動されるデータ取込み部53は、一時記憶手段60aに保存された入力テキストデータ63とイメージデータ64を読み出す(ステップS200)。
また、データ取込み部53は、帳票データベース60bから帳票テンプレート67を読み出す(ステップS201)。
データ取込み部53は、入力テキストデータ63に配列された各「文字」を、順次帳票テンプレート67に定義された所望の形式に変換しながらマッピングし、変換テキストデータ68aを作成する(ステップS202)。
さらに、データ取込み部53は、ステップS201で作成した変換テキストデータ68a内の所定のデータを用いて、所望の数値を算出し、変換テキストデータ68aに追加する(ステップS203)。
データ取込み部53は、変換テキストデータ68aとイメージデータ64を、読み出した帳票テンプレート67の所定の欄に設定し、帳票データ68を完成させる(ステップS204)。
また、データ取込み部53は、変換テキストデータ68a内に添付された画像データ62の識別情報(ファイル名など)がある場合、当該識別情報により一時記憶手段60aを検索し、該当する画像データ62を読み出す(ステップS205)。
データ取込み部53は、完成した帳票データ68と、帳票データ68に識別情報で関連付けられた画像データ62を、帳票データファイル65として帳票データベース60bに保存する(ステップS206)。
つづいて、データ取込み部53は、完成した帳票データ68を、手書き入力データ61を送信してきた携帯端末30に送信し、内容を確認させる(ステップS207)。
データ取込み部53が図10に示した入力テキストデータ63から作成する変換テキストデータ68aを図12に示している。
また、図12に示した変換テキストデータ68aを帳票テンプレートに設定した帳票データ68の表示例を図13に示している。
図9、図10、図12および図13を参照しながら、ステップS202とステップS203の処理について具体的に説明する。
図13に示した帳票データ68で小数形式の数値と注釈を付した欄は、図9に示した専用帳票12では整数部と小数部の2つのエリアに分割されているため、2つのエリアの文字を1箇所に設定しなければならない。
一方、それ以外の欄は、1つの欄が1つのエリアに対応しているため、エリアに手書きされた筆跡から識別された「文字」をそのまま複写すればよい。
ステップS202の「所望の形式に変換」では、1つの欄が1つのエリアに対応している場合は、入力テキストデータ63に配列された「文字」をそのまま変換テキストデータ68aに複写し、整数部と小数部に分割されている場合は、入力テキストデータ63に配列された整数部の「文字」(数字)と小数部の「文字」(数字)を、小数点を追加して結合させることで正確な小数の形式に変換して変換テキストデータ68aに配列する。
データ取込み部53は、図10に示した入力テキストデータ63の例では、ステップS202により、エリアA1からA13の文字を、それぞれ変換テキストデータ68aのデータ番号D1からD13にそのまま複写する。
次に、データ取込み部53は、エリアA14とA15の文字から「9876.1234567」という小数を生成し、変換テキストデータ68aのデータ番号D14に配列し、エリアA16とA17の数字から「8765.2345678」という小数を生成し、変換テキストデータ68aのデータ番号D15に配列する。
再び、データ取込み部53は、エリアA18の文字を変換テキストデータ68aのデータ番号D16にそのまま複写する。
さらに、データ取込み部53は、エリアA19とA20の数字から「101.1234567」という小数を生成し、変換テキストデータ68aのデータ番号D17に配列し、同様にエリアA21とA22、エリアA23とA24、・・・・、エリアA47とA48の数字からそれぞれ小数を生成して、順次変換テキストデータ68aに配列していく。
また、図9に示した専用帳票12では手書きエリアとして定義されていない(白色の部分)が、図13に示した帳票データ68では、平均値欄C1、C2、C3と定義されている欄がある。
このように、実際に計測したデータから算出するデータも、従来は調査地で計算して帳票に記入していたが、必ず調査地で行う必要もないため、計測データからサーバ50で算出するほうが効率的であり、正確である。
そこで、データ取込み部53のステップS203の「所望の数値を算出」では、ステップS202で作成し図12に示した変換テキストデータ68aのうち、データ番号D17からD21までの小数の平均値を算出し、結果「163.279012058」をデータ番号D22に追加する。
データ取込み部53は、同様にデータ番号D23からD27までの小数の平均値を算出し、結果をデータ番号D28に追加し、データ番号D29からD33までの小数の平均値を算出し、結果をデータ番号D34に追加する。
データ取込み部53のステップS204で、作成された変換テキストデータ68a内のデータ番号D1からD34のデータを、読み出した帳票テンプレート67の各データ欄に設定することで、図13に示した帳票データ68が完成する。
ここで、帳票テンプレート67には、各データ欄に記入されるデータの形式(数値なのか文字列なのか等)や、数値ならその取り得る範囲などが定義されており、ステップS204で変換テキストデータ68a内の各データを設定して帳票データ68を作成した後、当該帳票データ68を表示すると、設定されたデータが定義されたデータ形式や範囲以外であった場合、その欄にエラーが表示されるようにしておく。
したがって、作業者がデータ取込み部53のステップS207で帳票データ68を送信された携帯端末30で、受信した帳票データ68を表示すると、エラーの有無、またどのデータがエラーかを知ることができる。
もしエラーが発生していても、作業者は調査地で確認できるので、容易に再調査することが可能である。
一方、都道府県毎の担当者によって作成された、それぞれ異なる形式で記述された少なくとも
急傾斜地の崩壊の危険区域、土石流の危険区域、地滑りの危険区域の3現象のデータを有する土砂災害防止法に係わる法律の関連データを、照査/検査サーバが取り込んで照査、検査し、これをデータ保管サーバによって都道府県毎のハードディスクに保管し、これらを検索/集計/加工サーバが検索、加工する災害情報管理システム(D−MAC:登録商標)がある。
この災害情報管理システム(D−MAC)は、図14に示すように構成されている。
図14は砂防情報管理システムの概略構成図である。図14に示すように、本システムは、shape変換部136を有する照査/検査サーバ100と、データ保管サーバ132と、検査/集計/加工サーバ135と、都道府県別専用HDD140とを例えばLANでそれぞれ接続し、各都道府県・直轄砂防関係事務所が保有する砂防管理関係情報のバックアップを行うと共に、定期的に新しく作成されたデータを検査・登録する。
これにより、常に最新の状態に更新し、都道府県等がそれぞれの砂防情報管理システムで運用するデータベースのメンテナンスを包括的にサポートする。すなわち、情報の保管を二重(バックアップ)しておくことにより、災害等の緊急時に危険箇所カルテ、台帳等の基礎情報をスムーズに提供することを可能としている。
このような砂防情報管理システムを管理センターに設けて、帳票データベース60bの帳票データを砂防情報管理システムに出力する構成を設ければ、砂防情報管理システムはshapeファイル形式であるから、帳票データ(テキスト:緯度、経度)をshapeファイルに容易に変換して扱うことができる。
以上に示した本実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するためのシステムや処理手順を例示するものであって、構成部品の配置や処理の順番等を限定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。図面は模式的なものであり、システムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
10 事務所端末
11 プリンタ
12 専用帳票
20 デジタルペン
21 無線通信手段
22 内蔵メモリ
23 光学モジュール
30 携帯端末
40 デジタルカメラ
50 サーバ
51 データ受信部
52 データ変換部
53 データ取込み部
54 帳票定義部
60a 一時記憶手段
60b 帳票データベース
61 手書き入力データ
62 画像データ
63 入力テキストデータ
64 イメージデータ
65 帳票データファイル
66 帳票エリア定義データ
67 帳票テンプレート
68 帳票データ
68a 変換テキストデータ
100 通信ネットワーク

Claims (14)

  1. 調査地に、携帯端末とデジタルカメラとデジタルペンとこのデジタルペン筆跡の位置情報を取得するためのドットパターンが印刷された専用帳票とを有し、センター側に一時記憶手段と帳票データベースとを具備するサーバを有し、前記サーバが、通信ネットワークを介して前記携帯端末から前記デジタルペンで手書きして記録された前記位置情報を含む手書き入力データを受信して前記調査地の帳票データを作成する砂防情報処理システムであって
    前記デジタルペンは、
    前記専用帳票への当該デジタルペンの手書きに伴う前記手書き入力データを前記携帯端末に近距離無線通信で送信する送信手段とを備え、
    前記デジタルカメラは、
    前記調査地を撮影してこの画像データを前記携帯端末に近距離無線通信で送信する手段と、
    前記携帯端末が前記デジタルペンからの前記手書き入力データ、前記デジタルカメラからの前記画像データを受信して前記通信ネットワークを介して前記サーバに送信する手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    前記帳票データを構成するデータ欄と前記データ欄のデータ形式を定義した帳票テンプレートと、前記専用帳票を印刷するために、前記帳票テンプレートを元に手書き認識のエリアと前記エリアのデータ属性を定義した帳票エリア定義データを作成して前記帳票データベースに保存する帳票定義部と、
    前記携帯端末から前記手書き入力データを受信し、前記一時記憶手段に保存するデータ受信部と、
    前記手書き入力データの各エリアに含まれる前記位置情報により前記筆跡を復元し、前記帳票エリア定義データに定義された各エリアの前記データ属性に従って、文字またはイメージに変換し、それぞれ入力テキストデータとイメージデータとして前記一時記憶手段に保存するデータ変換部と、
    前記帳票データベースから前記帳票テンプレートを読み出し、前記入力テキストデータに配列された各エリアの前記文字を、各エリアに対応する前記帳票テンプレートに定義された前記データ欄の前記データ形式に変換し再配列して変換テキストデータを作成し、前記帳票テンプレートに前記変換テキストデータと前記イメージデータを設定して前記帳票データを作成して、前記帳票データベースに保存するデータ取込み部と
    を備え
    さらに、
    前記帳票定義部は、
    前記帳票テンプレートに、前記携帯端末が前記デジタルカメラから受信した前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を定義し、前記帳票エリア定義データに前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を手書き認識のエリアと定義し、
    前記データ受信部は、
    前記携帯端末から受信する前記画像データを前記一時記憶手段に保存し、
    さらに、
    前記データ取込み部は、前記変換テキストデータに含まれる前記画像データの識別情報をキーに前記一時記憶手段に保存された前記画像データを検索して読み出し、前記帳票データと関連付けて、帳票データファイルとして前記帳票データベースに保存する
    ことを特徴とする砂防情報処理システム。
  2. 前記サーバと前記通信ネットワークで接続された事務所端末および前記事務所端末と接続されたプリンタをさらに含み、
    前記事務所端末は、
    前記サーバの前記帳票データベースから前記帳票エリア定義データを読み出し、前記プリンタによって前記専用帳票を印刷することを特徴とする請求項1に記載の砂防情報処理システム。
  3. 前記帳票定義部は、
    前記帳票テンプレートの小数を入力する前記データ欄を、整数部と小数部の前記手書き認識のエリアに分割して前記帳票エリア定義データに定義し、
    前記データ取込み部は、
    前記入力テキストデータに配列された前記整数部の数字と前記小数部の数字から、前記整数部と前記小数部の間に小数点を追加して前記小数を作成して前記変換テキストデータに再配列することを特徴とする請求項1または2に記載の砂防情報処理システム。
  4. 前記データ取込み部は、
    前記変換テキストデータの所定のデータを用いて、所望のデータを算出し、前記変換テキストデータに追加することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の砂防情報処理システム。
  5. 前記デジタルカメラは、GPS機能を具備することを特徴とする請求項1に記載の砂防情報処理システム。
  6. 調査地に、携帯端末とデジタルカメラとデジタルペンとこのデジタルペンの筆跡の位置情報を取得するためのドットパターンが印刷された専用帳票とを有し、センター側に一時記憶手段と帳票データベースとを具備するサーバを有し、前記サーバが、通信ネットワークを介して前記携帯端末から前記デジタルペンで手書きして記録された前記位置情報を含む手書き入力データを受信して前記調査地の帳票データを作成する砂防情報処理方法であって
    前記デジタルペンが、前記専用帳票への当該デジタルペンの手書きに伴う前記手書き入力データを前記携帯端末に送信する送信ステップを行い、
    前記デジタルカメラが、前記調査地を撮影してこの画像データを前記携帯端末に近距離無線通信で送信するステップを行い、
    前記携帯端末が前記デジタルペンからの前記手書き入力データ、前記デジタルカメラからの前記画像データを受信して前記通信ネットワークを介して前記サーバに送信するステップを行い、
    前記サーバが
    前記帳票データを構成するデータ欄と前記データ欄のデータ形式を定義した帳票テンプレートと、前記専用帳票を印刷するために、前記帳票テンプレートを元に手書き認識のエリアと前記エリアのデータ属性を定義した帳票エリア定義データを作成して前記帳票データベースに保存する帳票定義ステップと、
    前記携帯端末から受信した前記手書き入力データを、前記一時記憶手段に保存するデータ受信ステップと、
    前記手書き入力データの各エリアに含まれる前記位置情報により前記筆跡を復元し、前記帳票エリア定義データに定義された各エリアの前記データ属性に従って、文字またはイメージに変換し、それぞれ入力テキストデータとイメージデータとして前記一時記憶手段に保存するデータ変換ステップと、
    前記帳票データベースから前記帳票テンプレートを読み出し、前記入力テキストデータに配列された各エリアの前記文字を、各エリアに対応する前記帳票テンプレートに定義された前記データ欄の前記データ形式に変換し再配列して変換テキストデータを作成し、前記帳票テンプレートに前記変換テキストデータと前記イメージデータとを設定して前記帳票データを作成し、前記帳票データベースに保存するデータ取込みステップと、
    を行い、
    さらに、
    前記帳票定義ステップが、
    前記帳票テンプレートに前記携帯端末が前記デジタルカメラから受信した前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を定義し、前記帳票エリア定義データに前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を手書き認識のエリアと定義し、
    前記データ受信ステップが、前記携帯端末から受信する前記画像データを前記一時記憶手段に保存し、
    さらに、
    前記データ取込みステップが、
    前記変換テキストデータに含まれる前記画像データの識別情報をキーに前記一時記憶手段に保存された前記画像データを検索して読み出し、前記帳票データと関連付けて、帳票データファイルとして前記帳票データベースに保存する
    ことを行うことを特徴とする砂防情報処理方法。
  7. 前記帳票定義ステップが、
    前記帳票テンプレートの小数を入力する前記データ欄を、整数部と小数部の前記手書き認識のエリアに分割して前記帳票エリア定義データに定義し、
    前記データ取込みステップは、前記入力テキストデータに配列された前記整数部の数字と前記小数部の数字から、前記整数部と前記小数部の間に小数点を追加して前記小数を作成して前記変換テキストデータに再配列することを行うことを特徴する請求項6に記載の砂防情報処理方法。
  8. 前記データ取込みステップが、
    前記変換テキストデータの所定のデータを用いて、所望のデータを算出し、前記変換テキストデータに追加することを行うことを特徴とする請求項6または7に記載の砂防情報処理方法。
  9. 前記データ取込みステップが、
    前記通信ネットワークを介して前記帳票データを前記携帯端末に送信することを行うことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の砂防情報処理方法。
  10. 前記デジタルカメラは、GPS機能を具備することを特徴とする請求項に記載の砂防情報処理方法。
  11. 調査地に、携帯端末とデジタルカメラとデジタルペンとこのデジタルペンの筆跡の位置情報を取得するためのドットパターンが印刷された専用帳票とを有し、センター側に一時記憶手段と帳票データベースとを具備するサーバを有し、前記サーバによって、通信ネットワークを介して前記携帯端末から前記デジタルペンで手書きして記録された前記位置情報を含む手書き入力データを受信して前記調査地の帳票データを作成するための砂防情報処理プログラムであって
    前記サーバに、
    前記帳票データを構成するデータ欄と前記データ欄のデータ形式を定義した帳票テンプレートと、前記専用帳票を印刷するために、前記帳票テンプレートを元に手書き認識のエリアと前記エリアのデータ属性を定義した帳票エリア定義データを作成して前記帳票データベースに保存する帳票定義手段と、
    前記携帯端末から受信した前記手書き入力データを、前記一時記憶手段に保存させるデータ受信手段と、
    前記手書き入力データの各エリアに含まれる前記位置情報により前記筆跡を復元し、前記帳票エリア定義データに定義された各エリアの前記データ属性に従って、文字またはイメージに変換し、それぞれ入力テキストデータとイメージデータとして前記一時記憶手段に保存させるデータ変換手段と、
    前記帳票データベースから前記帳票テンプレートを読み出し、前記入力テキストデータに配列された各エリアの前記文字を、各エリアに対応する前記帳票テンプレートに定義された前記データ欄の前記データ形式に変換し再配列して変換テキストデータを作成し、前記帳票テンプレートに前記変換テキストデータと前記イメージデータを設定して前記帳票データを作成して、前記帳票データベースに保存させるデータ取込み手段
    としての機能を実行させ、
    さらに、
    前記帳票定義手段を、
    前記帳票テンプレートに前記携帯端末が前記デジタルカメラから受信した画像データの識別情報を入力するデータ欄を定義し、前記帳票エリア定義データに前記画像データの識別情報を入力するデータ欄を手書き認識のエリアと定義させ、
    前記データ受信手段を、前記携帯端末から受信する前記画像データを前記一時記憶手段に保存させ、
    さらに、
    前記データ取込み手段を、
    前記変換テキストデータに含まれる前記画像データの識別情報をキーに前記一時記憶手段に保存された前記画像データを検索して読み出させ、前記帳票データと関連付けさせて、帳票データファイルとして前記帳票データベースに保存させる
    ための機能を実行させるための砂防情報処理プログラム
  12. 前記サーバの、
    前記帳票定義手段を、前記帳票テンプレートの小数を入力する前記データ欄を、整数部と小数部の前記手書き認識のエリアに分割して前記帳票エリア定義データに定義させ、
    前記データ取込み手段を、前記入力テキストデータに配列された前記整数部の数字と前記小数部の数字から、前記整数部と前記小数部の間に小数点を追加して前記小数を作成して前記変換テキストデータに再配列させるための機能を実行させるための請求項11に記載の砂防情報処理プログラム。
  13. 前記サーバの、
    前記データ取込み手段を、前記変換テキストデータの所定のデータを用いて、所望のデータを算出させ、前記変換テキストデータに追加させるための機能を実行させるための請求項11または12に記載の砂防情報処理プログラム
  14. 前記サーバの、
    前記データ取込み手段を、前記通信ネットワークを介して前記帳票データを前記携帯端末に送信させる機能を実行させるための請求項11ないし13のいずれか1項に記載の砂防情報処理プログラム。
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