JP5627500B2 - 車載室内照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、強い衝撃を受けても意匠部と機能部との結合が外れることがないようにした車載用室内照明装置に関するもので、特に追加部品を用いなくてもルームランプの組み付け強度を向上させることのできる車載用室内照明装置に関するものである。
車載用室内照明装置として、車両の室内の天井板を挟んで、室内側に設けられる意匠部と、室外側に設けられる機能部とを係合させることにより結合させたものが知られている。この車載用室内照明装置においては、意匠部と機能部とを結合させる際に、意匠部側の側面に設けられた側方へ突出する係止爪を、機能部側に天井板と平行をなす方向に架設され且つ反発性を有する被係止部が係合するようになっている。
しかしながら、機能部側の被係止部は、例えば、カーテンエアーバッグなどの作動時に強い衝撃を受けた場合、被係止部が撓み、意匠部と機能部との結合が解除される可能性があった。このため、意匠部が車両の室内に落下、飛散してしまうという不具合が生じる可能性があった。そこで、強い衝撃を受けても意匠部と機能部との結合が外れず、意匠部が室内に落下、飛散することを防止できる車載用室内照明装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−143531号公報
〈特許文献1記載の車載用室内照明装置〉
図10は特許文献1記載の車載用室内照明装置の分解斜視図である。図10において、車載用室内照明装置100は、車両の室内の天井板500を挟んで、室内側(天井板500の下側)に配置される意匠部200と、室外側(天井板500の上側)に設けられる機能部300とを天井板500の取り付け穴501を介して結合させることにより組み付けられる。その際に、意匠部200側の側面に設けられた側方へ突出する係止爪201を、機能部300側に天井板500と平行をなす方向に架設されかつ反発性を有する被係止部301(図では見えず)が係合するようになっている。具体的には、被係止部301が撓んだ状態で係止爪201を乗り越え、係止爪201を乗り越えた被係止部301が反発性により撓みが戻ることにより両者を係合させるようになっている。また、機能部300の被係止部301の外側にスペーサ挿入空間302を設け、このスペーサ挿入空間302にスペーサ400の挿入板部401を上から矢印で示す方向に挿入することにより、スペーサ400の挿入板部401が係止爪201と被係止部301との係合部位を外側から拘束して被係止部301を撓まなくするため、衝撃でも外れないようになる。
〈特許文献1の車載用室内照明装置の短所〉
特許文献1の車載用室内照明装置は、ランプ組み付け強度の向上のため、スペーサ400が必要になっているが、このスペーサ400は別部品のためコストアップの要因になっていた。
〈本発明の目的〉
本発明はこの欠点を解消するためになされたもので、従来のバスバー接点への圧入方式からコネクタ方式への変換の際に、スペーサを使用しなくてもランプ組み付け強度の向上を得ることのできる車載用室内照明装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本願第1発明は、車載用室内照明装置に係り、意匠部と、前記意匠部と係合する機能部と、前記機能部に着脱自在に挿入されるコネクタと、を備えて成る車載用室内照明装置において、前記意匠部のベースハウジングから上方に向けて互いに間隔をあけて立設された反発力を有する2本の係止枠と、前記機能部が前記意匠部と係合状態になったとき、前記意匠部の前記2本の係止枠に前記2本の係止枠の外側からそれぞれ係合するようになる2個の係止爪を前記機能部の挟み込みホルダーに設け、前記2本の第2係止枠の間を前記コネクタのハウジングが介挿されるコネクタ挿入口としたことを特徴としている。
本願第2発明は、第1発明において、前記コネクタ挿入口の一辺を規定するコネクタ係止枠を前記機能部に設けたことを特徴としている。
以上のように、本発明によれば、意匠部の係止枠が機能部の係止爪と係合することにより形成されるコネクタ挿入口にコネクタを挿入することで、意匠部の係止枠が内側に反ることがコネクタによって阻止されるため、係合が外れることがなくなり、従来装置の課題であったスペーサを使用しなくてもランプ組み付け強度の向上を得ることのできる車載用室内照明装置を得ることができるようになる。
また、コネクタ挿入口の一辺を規定するコネクタ係止枠を前記機能部に設けることによって、コネクタ挿入口をより強固なものにすることができる。
図1(A)は本発明に係る車載用室内照明装置を下から見た斜視図、図1(B)は図1(A)の車載用室内照明装置を分解して示した斜視図である。 図2(A)は図1(A)の車載用室内照明装置を上から見た斜視図、図2(B)は図2(A)の車載用室内照明装置を分解して示した斜視図である。 図3は機能部の分解斜視図である。 図4(A)は本発明に係る車載用室内照明装置が分解されている状態を示した正面断面図、図4(B)は同じく側面断面図である。 図5は図4の分解した状態のランプを順次組み付けていく段階を(1)〜(3)の3段階で示した図で、図5(A)は正面断面図、図5(B)は側面断面図である。 図6は図5(B)で組み付け完了した車載用室内照明装置へコネクタを挿入する段階を(1)〜(3)の3段階で示した側面断面図である。 図7は図2(B)の車載用室内照明装置の分解斜視図をコネクタ側から見た分解斜視図である。 図8は図7の分解斜視図を組み立てた車載用室内照明装置にコネクタを挿入する際の斜視図で、図8(1)は挿入前、図8(2)は挿入後の各斜視図である。 図9(A)は図8(2)の車載用室内照明装置をコネクタ側から見た正面図、図9(B)は図9(A)の車載用室内照明装置を第2係止爪と第2係止枠とを通って縦方向に切った縦断面図である。 図10は特許文献1記載の車載用室内照明装置の分解斜視図である。
〈本発明が対象とする車載用室内照明装置の構成〉
別部品であるスペーサを使用しなくてもランプ組み付け強度の向上を得ることのできる本発明に係る車載用室内照明装置について以下に説明する。
図1(A)は本発明に係る車載用室内照明装置を下から見上げた斜視図、図1(B)は図1(A)の車載用室内照明装置を分解して示した斜視図、図2(A)は図1(A)の車載用室内照明装置を上から見下ろした斜視図、図2(B)は図2(A)の車載用室内照明装置を分解して示した斜視図である。
図1および図2において、車載用室内照明装置10は、概ね、意匠部20(図1)と、機能部30(図2)と、機能部30に接続されるコネクタ60(図1、図2)とから構成される。
〈意匠部20〉
意匠部20は、ベースハウジングと、このベースハウジングの下面側に着脱可能とされた透明若しくは半透明のレンズカバーと、スイッチノブとを備えて成るものである。
《意匠部20の係合機構》
意匠部20には、ベースハウジング21の側面に、従来よりある第1係止爪20K(図2(B))の他に、ベースハウジング21から上方に立設された、反発性(弾性)を有する本発明に係る第2係止枠20L、20L(図2(B))を備えている。この第1係止爪20Kは機能部30の第1係止枠30K(図2(B))と係合し、本発明に係る第2係止枠20Lは機能部30の本発明に係る後述の第2係止爪30L(図1(B))と係合する。
〈機能部30〉
図3は機能部30の分解斜視図である。図3において、機能部30は、挟み込みホルダー31と、電子部品が実装される回路基板32とで構成され、その回路基板32の端部に接続パッド30Pが設けられ、意匠部20と機能部30とを係合することにより本発明によるコネクタ挿入口30C(図1(B))が形成される(後述)。このコネクタ挿入口30Cにコネクタ60(図1(B))を挿入することにより、接続パッド30Pとコネクタ60のターミナルが電気的に接続される。
《機能部30の係合機構》
機能部30は、挟み込みホルダー31の側面に意匠部20の第1係止爪20K(図2(B))と係合する従来の第1係止枠30K(図2(B)、図3)を備えている他に、意匠部20の前述の第2係止枠20L(図1(B)と係合する本発明に係る第2係止爪30L(図1(B)、図3)を、挟み込みホルダー31の内側に備えている。
さらに、機能部30のコネクタ挿入口30Cの近傍(この実施例では上方に設けているが、上方に限定する必要はない。)にコネクタ係止枠30N(第3被係止部。図1(B)、図2(B))を備えている。このコネクタ係止枠30Nには後述のコネクタの係止爪60N(第3係止部。図2(B))が係合する。
〈コネクタ60〉
コネクタ60(図1(B)、図2(B))は、反発性を有する係止爪60N(第3係止部。図2(B))を備えたコネクタハウジング61(図2(B))と、電線Wを接続保持したターミナル(図では見えない)とから構成されて成る。
《コネクタ60の係合機構》
コネクタ60を機能部30に形成されるコネクタ挿入口30C(図1(B))に挿入すると、コネクタ60の係止爪60Nが機能部30のコネクタ係止枠30N(図1(B)、図2(B))と係合し、それ以後の両者の離脱を阻止するようになる。
〈車載用室内照明装置10の天井板50への取り付け〉
以上説明した意匠部20と機能部30とを天井板50に取り付け、さらに、コネクタ60を機能部30に取り付けて車載用室内照明装置10の取り付けを完成させるまでの手順を、次に、図4〜図9を用いて順次説明する。
〈ステップ1:車載用室内照明装置10が分解されている状態〉
図4(A)は本発明に係る車載用室内照明装置がまだ組み立てられずに分解されたままの状態を示した正面断面図、図4(B)は同じく側面断面図である。
図4において、天井板50への取り付け前は、天井板50を挟んで、下方に意匠部20、上方に機能部30がある。
意匠部20は、ベースハウジング21と、ベースハウジング21の下面側に着脱可能とされた透明若しくは半透明のレンズカバー22と、スイッチノブ23(図4(B))とを備えている。ベースハウジング21の側面に第1係止爪20K(図4(A))と、ベースハウジング21から上方に立設する本発明に係る第2係止枠20Lを備えている。第1係止爪20Kは係合方向の先端上方から後方に向けて横幅が先細から次第に広くなるテーパとテーパの端部で直角に戻るカギ状を形成している。
第2係止枠20Lは平坦な長方形部材で、上方に四角い開口が形成されており、弾性材料でできているため反発力を備えている。
下方の意匠部20と上方の機能部30が天井板50を挟んで組み立てられると、スイッチノブ23の中に機能部30のスイッチ33が収納されて、このスイッチノブ23を押圧又はスライドすることでスイッチ33が操作されるようになる。
機能部30は、挟み込みホルダー31と、電子部品が実装される回路基板32(図4(B))とで構成される。また、機能部30には、下面側にスイッチ33と光源34(図4(B))が設けられている。意匠部20と機能部30とを天井板50を介して組み付けた際には、光源34を覆うようにレンズカバー22が対向するとともに、スイッチ33がスイッチノブ23に収納される。
〈ステップ2:まず、天井板50の取付穴51に意匠部20を設置する。〉
図5は図4の分解した状態のランプを順次組み付けていく段階を(1)〜(3)の3段階で示した図で、図5(A)は正面断面図、図5(B)は側面断面図である。
図5(A)・(B)の(1)は、まず、天井板50の取付穴51(図1)に意匠部20を設置した状態を示す図である。同図において、天井板50の取付穴51(図1(B)、図2(B))に意匠部20のベースハウジング21(図4)の周縁を残して先端部が挿入され、設置されている。
〈ステップ3:意匠部20と機能部30の各係合部を接近させる。〉
図5(A)・(B)の(2)は天井板50を挟んで意匠部20と機能部30の各係合部を接近させた状態を示す図である。同図において、意匠部20の第1係止爪20Kのテーパと機能部30の第1係止枠30Kとが接触し、また、意匠部20の第2係止枠20Lと機能部30の第2係止爪30Lのテーパとが接触し、反発力のあるそれぞれの係止爪のテーパが相手の係止枠の縁をこれから乗り越える直前の状態である。
〈ステップ4:意匠部20と機能部30の各係合部が係合する。〉
図5(A)・(B)の(3)は天井板50を挟んで意匠部20と機能部30の各係合部が係合した状態を示す図である。同図において、意匠部20の第1係止爪20Kのテーパが機能部30の第1係止枠30Kの縁を乗り越えて第1係止爪20Kと第1係止枠30Kの開口と係合し、また、意匠部20の第2係止枠20Lの縁を機能部30の第2係止爪30Lのテーパが乗り越えて、第2係止爪30Lと第2係止枠20Lの開口と係合している。係合部の係合によって、これ以後の意匠部20と機能部30の離脱は阻止される。
〈ステップ5:車載用室内照明装置10へコネクタ60を接続させる。〉
図6は図5(B)で組み付け完了した車載用室内照明装置10へコネクタ60を挿入する段階を(1)〜(3)の3段階で示した側面断面図である。
図6(1)は車載用室内照明装置10へコネクタ60を接近させた状態を示した側面断面図である。図6(1)に示すように、意匠部20の第2係止枠20Lが機能部30の第2係止爪30Lと係合することで、第2係止枠20Lと第2係止爪30Lとで囲まれる空洞部が形成され、この空洞部がコネクタ挿入口30C(図8(1))となる。機能部30の上部に設けられたコネクタ係止枠30Nにコネクタ60の係止爪60Nを向けてコネクタ60を水平にコネクタ挿入口30Cに接近させる。
〈ステップ6:コネクタ60をコネクタ挿入口30Cに挿入する。〉
図6(2)はコネクタ60をコネクタ挿入口30Cに挿入し、コネクタ60の係止爪60Nのテーパが機能部30のコネクタ係止枠30Nに接触し、これからコネクタ60の係止爪60Nのテーパが機能部30のコネクタ係止枠30Nの縁を乗り越える。
〈ステップ7:コネクタ60がコネクタ挿入口30Cに挿入完了する。〉
図6(3)はコネクタ60の係止爪60Nのテーパが機能部30のコネクタ係止枠30Nの縁を乗り越えて係止爪60Nと係止枠30Nの開口と係合した状態を示している。この係合によって、これ以後の両者の離脱は阻止されることとなる。
以上のように、コネクタ60を本発明によって形成されるコネクタ挿入口30Cに挿入すると、コネクタ60の係止爪60Nが機能部30のコネクタ係止枠30Nに係合することにより、接続パッド30P(図1(B)、図3)とコネクタ60のターミナルが電気的に接続される。
〈コネクタ挿入口30Cの完成〉
次ぎに、本発明による意匠部20と機能部30の係合によってコネクタ挿入口30Cが完成する理由を、図7と図8の斜視図を用いて詳しく説明する。
図7は図2(B)の車載用室内照明装置の分解斜視図をコネクタ側から見た分解斜視図であり、図8は図7の分解斜視図を組み立てた車載用室内照明装置にコネクタを挿入する際の斜視図で、図8(1)は挿入前、図8(2)は挿入後の各斜視図である。
図7において、意匠部20には本発明に係る第2係止枠20L、20Lが意匠部20の正面側(コネクタ挿入側)に2本間隔をあけて下から立設している。第2係止枠20Lは薄く平らな反発力を備えた長方形状で、中央に細長い長孔20Hがあけられており、2本の第2係止枠20L、20Lは長孔20Hが対向するように立設している。第2係止枠20Lと20Lの下方間を連結部20Bが連結して、第2係止枠20L、20Lの立設を補強するとともに、コネクタ挿入口30Cの下端を形成している。
一方、機能部30には、挟み込みホルダー31の内側壁面に第2係止爪30L、30Lが間隔をあけて向かい合って設けられている。第2係止爪30Lは係合方向の先端上方から後方に向けて横幅が先細から次第に広くなるテーパとテーパの端部で直角に戻るカギ状を形成している。
また、機能部30の上方にコネクタ係止枠30Nが形成され、そこに開口を設けて、コネクタ60のハウジングの上方に設けられた反発力のある係止爪60Nが係合するようになっている。機能部30のコネクタ係止枠30Nおよびコネクタ60のハウジングの係止爪60Nの係合位置は必ずしもコネクタ60の上方に設置される必要はない。
〈挿入前:図8(2)〉
そこで、意匠部20と機能部30を天井板50を挟んで接近させ、意匠部20の第2係止枠20Lに機能部30の第2係止爪30Lを係合させると、図8(1)の車載用室内照明装置が得られる。このとき、意匠部20と機能部30の結合によって、コネクタ挿入口30Cが次のようにして完成する。すなわち、コネクタ挿入口30Cの上面は機能部30のコネクタ係止枠30Nが形成し、コネクタ挿入口30Cの下面は意匠部20の連結部20Bが形成し、左右の側面は意匠部20の第2係止枠20L、20Lが形成して、全体で上下左右の枠組みが完成する。
〈挿入後:図8(2)〉
そこで、このコネクタ挿入口30Cにコネクタ60を挿入していくと、コネクタ60の係止爪60Nのテーパが機能部30のコネクタ係止枠30Nに接触し、さらにコネクタ60の反発力ある係止爪60Nのテーパが機能部30のコネクタ係止枠30Nを乗り越えて開口に達することで、コネクタ60と車載用室内照明装置との係合が図8(2)のように完成し、これ以後の両者の離脱は阻止されることとなる。
〈コネクタ挿入口30Cの2つの効果〉
以上説明した本発明によるコネクタ挿入口30Cが有する2つの効果(半係合検知と係合離脱防止)について、図9を用いて次ぎに説明する。図9(A)は図8(2)の車載用室内照明装置をコネクタ側から見た正面図、図9(B)は図9(A)の車載用室内照明装置を第2係止爪と第2係止枠とを通って縦方向に切った縦断面図である。
《効果1:半係合検知》
図から分かるように、意匠部20の第2係止枠20Lが機能部30の第2係止爪30Lと完全に係合していない(半係合)状態であると、第2係止枠20Lが第2係止爪30Lによって内部方向に押された状態であるから内部にコネクタの挿入できる空洞部ができていないため、コネクタ60がコネクタ挿入口30Cに挿入できない。このことから、コネクタ60の半係合が簡単に発見できる。
《効果2:係合離脱防止》
さらに、コネクタ60がコネクタ挿入口30Cに挿入される場合は、コネクタ60は意匠部20の第2係止枠20L、20Lの間に介挿するため、各第2係止枠20L、20Lはそれぞれ内側に反ることがコネクタ60のハウジングによって阻止されることとなり、したがって、意匠部20の第2係止枠20Lと機能部30の第2係止爪30Lとの係合が外れなくなる。すなわち、従来のスペーサ400(図10)が働いていた機能を、本来電気的接続をするためのコネクタ60のハウジングに兼用させることで、従来のスペーサが本発明では不要となる。
〈まとめ〉
このように、本発明によれば、意匠部の第2係止枠が機能部の第2係止爪と係合することにより形成されるコネクタ挿入口にコネクタを挿入することで、意匠部の第2係止枠Lが内側に反ることがコネクタによって阻止されるため、係合が外れることがなくなり、従来装置の課題であったスペーサを使用しなくてもランプ組み付け強度の向上を得ることのできる車載用室内照明装置を得ることができるようになる。
10 車載用室内照明装置
20 意匠部
20B 連結部
20K 第1係止爪
20L 本発明に係る第2係止枠
21 ベースハウジング
22 レンズカバー
23 スイッチノブ
30 機能部
30C コネクタ挿入口
30K 第1係止枠
30L 本発明に係る第2係止爪
30N コネクタ係止枠
30P 接続パッド
31 挟み込みホルダー
32 回路基板
33 スイッチ
34 光源
50 天井板
51 取付穴
60 コネクタ
60N 係止爪
61 コネクタハウジング

Claims (2)

  1. 意匠部と、前記意匠部と係合する機能部と、前記機能部に着脱自在に挿入されるコネクタと、を備えて成る車載用室内照明装置において、
    前記意匠部のベースハウジングから上方に向けて互いに間隔をあけて立設された反発力を有する2本の係止枠と、前記機能部が前記意匠部と係合状態になったとき、前記意匠部の前記2本の係止枠に前記2本の係止枠の外側からそれぞれ係合するようになる2個の係止爪を前記機能部の挟み込みホルダーに設け、前記2本の第2係止枠の間を前記コネクタのハウジングが介挿されるコネクタ挿入口としたことを特徴とする車載用室内照明装置。
  2. 前記コネクタ挿入口の一辺を規定するコネクタ係止枠を前記機能部に設けたことを特徴とする請求項1記載の車載用室内照明装置。
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