JP5627138B2 - 弾性カップリング - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1と請求項2において下記に記載の特徴を有する弾性カップリングに関する。
当該分野に係るカップリングは、たとえばドイツ特許における特許文献1に記述されている。そこに記述されている回転弾性カップリングは、ここではほぼ星型に形成されている一次部材と二次部材とを備える。一次部材と二次部材との間には、円周に均等に分割されて、バネ要素が設けられている。個々のバネ要素は、たとえばゴム製の弾性体と、その間に設けられた支持プレートとから成る。ゴム製の弾性体は、支持プレートに加硫されていてよい。
回転モーメントによって弾性カップリングに負担がかかれば、弾性カップリングの領域でバネ要素は、典型的には押し潰される。しかもバネ要素はしばしば、予応力を有してカップリング部材間に取り付けられ、その結果カップリングに負荷がかけられていない状態でも押し潰しが起きる。応力がかけられていない状態で弾性バネ体を、環状の一部分もしくはU字に湾曲させる、弾性バネ体の端面の周りに延在する溝状の輪郭は、その際相応に応力がかけられる。実際には、この溝の輪郭は応力がかけられた状態で、ほぼ丸みを帯びたWに形成されている波形の形状を取ることが明らかとなった。3つの変曲点を有するこの輪郭には、それによって弾性バネ体に比較的高い機械的負荷がかかるという決定的な欠点がある。
実際には、そのような弾性カップリングもしくはそのバネ要素は、特に、弾性バネ体の中心点の方向で最も遠くにある、応力がかけられた状態でW状の輪郭の、最下点の領域において、弾性バネ体のひび割れによって非常に頻繁に損傷を受けることが明らかとなった。そのような損傷を防止するために、もしくはそのような損傷を、バネ要素の寿命に関してできるだけ遅らせるために、比較的大きな断面を有するバネ要素が実現される。しかしながらこれには、弾性カップリングが特にバネ要素の領域で軸方向に、相応して厚くなり、それによって広い設置スペースを必要とするという欠点がある。たとえば乗用車に、しかしまた営業用車両にもますます使用されるような、近頃当たり前となった非常にコンパクトな駆動トレインでは、これは決定的な欠点である。
さらなる従来技術として、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7が指摘される。
独国特許第3906201号明細書 スイス国特許第645959号明細書 欧州特許出願公開第0218377号明細書 欧州特許出願公開第0493163号明細書 英国特許第953821号明細書 欧州特許出願公開第0218378号明細書 独国実用新案第8815979号明細書 独国特許出願公開第102008045318.8号明細書
この問題点から出発して、本願発明の課題は、これらの欠点を回避し、かつバネ要素の断面を小さくして持続的に確実に作動する弾性カップリングとなり得る、弾性カップリングのための構造を提供することである。
本発明に従えば、この課題は、請求項1の特徴部分に記載の特徴によって解決される。本発明に係る構造の、有利な構成とさらなる形態は、従属請求項に記載されている。
輪郭の延在部が、弾性バネ体に応力がかけられた状態で変曲点を有さないように形成されることによって、弾性バネ体の材料の負荷がはるかにわずかなものとなる。従来技術に従った従来の弾性バネ体によって達成されるような、伝達される回転モーメントが比肩し得る場合かつ寿命が類似する場合に、バネ要素の設置スペースの3分の1を省くことができることを、試みが示した。特に、この設置スペースの省スペース化は、弾性カップリングの軸方向の設置方向において実現されることができ、その結果、駆動トレインにおいて、従来のカップリングよりも、存在するスペースにはるかに簡単に取り付けることができる、非常に幅の狭い弾性カップリングができる。この構造はそれゆえ、寿命が比肩し得る場合に設置容積がはるかに小さくなることについて、あるいは設置容積が比肩し得る場合には、弾性カップリングのバネ体の寿命がはるかに向上することについて、決定的な利点を有する。
応力がかけられた状態で達成された、変曲点を有さない輪郭のこの延在部は、弾性バネ体の中心軸が延在する平面において、応力がかけられていない状態で輪郭が、中心線に対して鏡面対称に形成されていることによって、特に好ましいやり方で達成され得、輪郭の各半分は、中心線の領域において傾斜なしから出発して、上り傾斜を有して延在する。傾斜ゼロから出発する、すなわち弾性バネ体の中心軸に対して平行に延在する、最も遠くで中心軸に対向する点で当該輪郭に接する接線から出発するこの延在部と、ここから出発する、それぞれの輪郭の端までの上り傾斜によって、そのような弾性バネ要素に応力がかけられた状態で、はるかに強い耐久性および/あるいははるかに長い寿命を可能にする、変曲点を有さない輪郭が達成されることが可能になる。
その際、弾性固体の中心軸が延在する平面において、応力がかけられていない状態で輪郭が、中心線に対して鏡面対称に形成されており、輪郭は、中心軸の方向に複数の直線から成る線によって画定されており、第1の直線は、中心線から出発して、中心線に対して垂直に設けられた補助直線に対して、40°〜50°、特に45°の第1角度で延在する。さらなる各直線は先行する直線に、先行する直線のプロジェクション(Projektion)が中心線に対して垂直に輪郭半分の残り幅の40%〜60%、特に50%に達する点で継ぎ足され、直線と直前の直線との間の角度は、先行する(補助)直線の間の角度の40%〜60%、特に50%である。
絶えず延在する輪郭のカーブが、およそ角度を二等分する領域で延在するさらなる直線とそれぞれ残り幅の半分のところで連なる直線から成る線と、密着するこの構造は、バイオニクスの領域から知られている輪郭をもたらす。その際そのような輪郭は、生じるかもしれないノッチ効果に対して非常に好都合であるとみなされる。そのような規則性に従った、応力がかけられていない状態での弾性バネ体の溝の構成は、応力がかけられた状態でも、変曲点を有さずかつ生じるノッチ効果に対して理想的な構成である輪郭をもたらすことが、驚くべきやり方で、発明者に明らかとなった。そのようにして応力がかけられていない状態で形作られた輪郭は、応力がかけられた状態でも、必要なもしくは所与の弾力性では、弾性バネ体の最適な耐久性を可能にし得る。この構造は、従来技術に従った構造の場合よりも、寸法が明らかに小さい場合には、望まれる機械的特性を達成することができる。
本発明に係る代替的な解決法においては、弾性バネ体の中心軸が延在する平面において、応力がかけられた状態で輪郭が、中心線に対して鏡面対称に形成されている。輪郭の各半分は、溝の輪郭が、円弧と、正接関数の一部とによって形成されているように形成されており、円弧の一部は、中心線から出発して、円弧の一部が正接関数に絶えず移行する点まで延びる。この構造は同様に、ノッチ効果がわずかである。なぜなら、この構造は、上に記載された比較的複雑に構成されるべき構造に依拠するからである。
本発明の、さらなる非常に好都合かつ有利な形態においては、弾性バネ体に応力がかけられた状態での輪郭は、弾性バネ体の中心軸が延在する平面の各々で、ほぼ同一であることがさらに意図されている。
これは、輪郭が、弾性バネ体の特定の領域たとえばバネ体が長方形の場合にその軸方向の端面に沿った領域においてだけでなく、弾性バネ体全体の周りを囲んで、相当する輪郭を備えることを意味する。それによって、弾性バネ体の機械的抵抗力が最高になった場合に、特に良好かつ均等な弾力性が達成され得る。
さらに弾性カップリングの有利な構成においては、輪郭の幅は、弾性バネ体の厚さの85%〜95%、好ましくは93.5%となることが意図されており、輪郭の両側には、弾性バネ体の部分が、輪郭と支持プレートとの間に残っており、当該部分の外側輪郭は、中心線に対してほぼ垂直に延在する。
従来技術における通常の構造では、弾性バネ体は支持プレートに加硫されており、支持プレートの領域もしくは支持プレートに当接する縁部の領域に、この加硫を可能にする厚みを備える。それに対して、本発明に係る構造は、弾性バネ体の厚み1−(85%〜95%)、好ましくは厚み1−93.5%の、対応する材料の厚みが、支持プレートの領域で当接することが意図される。その際この材料の厚みはほぼ、溝の輪郭が始まる前に、支持プレートの輪郭が材料の厚みに連なるように延在する。弾性バネ体の全厚み1−93.5%の領域にあるこの縁領域は、弾性バネ体に隣り合う2つの支持プレート上に分割されており、同様に弾性バネ体の機械的耐久力を上げる。なぜなら、輪郭の開始は、支持プレートに直接あるいはほとんど隣で始まるのではなく、弾性バネ体内部の定義された箇所自体において始まるからである。これは、溝が終わる領域で、弾性バネ体の材料のみが関与し、力が半径方向に生じるかもしれない場合に、弾性バネ体と支持プレートとの間の接合部に、そのような力によって剪断応力がかからないことを可能にする。
本発明に係る弾性カップリングのさらなる非常に有利な構成においてさらに、中心軸に対して垂直に形成された、弾性バネ体と支持プレートの表面が、弾性バネ体の各々と支持プレートの各々において、互いにほぼ平行に形成されていることが意図されている。
そのような弾性カップリングでは、直線状の中心軸ではなく、弾性カップリングの円周に沿った中心軸を備えるバネ要素を実現するために、支持プレートおよび/あるいは弾性バネ体が楔形に形成されているのが通常の構造であるが、本発明に係る弾性カップリングにおける平行の構造は、相当する利点を備える。支持プレートおよび/あるいは弾性バネ体が楔形の構造をしている場合には、バネ体および/あるいは支持プレートが非常にたやすく軸方向外側に押し出されかねない。直線状の中心軸を備え、かつ個々の弾性バネ体と支持プレートの平行な縁面によってほぼ決定されているバネ要素の構造では、回転モーメントがバネ要素に伝達される際に作用するような、生じる圧力が、個々の弾性支持体の面全体にわたって均等に分割され、力成分あるいは基本的な力成分は、弾性カップリングの半径方向に生じない。このことも、バネ要素のより良好な安定性を支援し、かつそれによって、相応して長い寿命を有する、より小さく組み立てる弾性カップリングを可能にする。
さらに、本発明に係る弾性カップリングのさらなる有利な構成は、残りの従属請求項からもたらされ、以下に図に関連してより詳細に説明される実施例に基づいて明らかとなる。図に示されるのは以下である。
本発明における弾性カップリングの部分図である。 図1のバネ要素の一部の側面図と上面図である。 応力がかけられていない状態と応力がかけられた状態での、従来技術に従った、支持プレートを有する弾性バネ体の部分図である。 応力がかけられていない状態と応力がかけられた状態での、本発明に従った、支持プレートを有する弾性バネ体の部分図である。 本発明に従った弾性バネ体の例示的な2つの輪郭の構造を表わす概略図である。
図1の描写においては、弾性あるいは高弾性のカップリングとして形成されており、かつたとえば駆動トレインにおいて使用され得る弾性カップリング1の部分図が認められ得る。そのような駆動トレインは、特に車両に設けられ得るが、しかし産業上の応用にも設けられていてよい。弾性カップリング1は、本質的に、一次部材2と二次部材3とから成る。それ自体知られたやり方で、弾性カップリング1の一次部材2は、インプット側で駆動トレインと接合されている。二次部材3は、アウトプット側で駆動トレインと接合されている。弾性カップリング1は、たとえば機関と駆動トレインの伝動装置との間に設けられていてよい。そうすれば、一次部材2はクランクシャフトと接合され、二次部材3は伝動装置のインプット部と接合されているであろう。
一次部材2と二次部材3とは、互いに回転可能であり、たとえば星型の輪郭を備える。一次部材2と二次部材3のこの星型の輪郭の半径方向外側に突き出た要素の間に、バネ要素4が設けられている。弾性カップリング1はその際、典型的に複数のそのようなバネ要素4を備え、当該バネ要素4は、一次部材2と二次部材3との間に、円周にわたって分割されて弾性カップリング1に設けられている。
弾性カップリング1はそれ自体知られたやり方で、回転モーメントが一次部材2と接合されたシャフトを介して弾性カップリング1の領域に伝えられるように、機能する。それによって一次部材2は、相応に回転される。この回転モーメントはそれからバネ要素4を介して、二次部材3に伝達される。その際バネ要素4の弾力性によって、それ自体知られたやり方で、たとえば、伝達される回転モーメント中のピークを緩和させ、その結果二次部材3の領域において非常に均等な回転モーメントが生じる。
図1の描写のバネ要素4は、いくつかのみが参照符号を備えている複数の支持プレート5と、その間に設けられた、たとえばゴム製あるいは適切な弾性ポリマー製などの弾性バネ体6とから作られている。この構造は、図2の描写において再度より明らかに認められ得る。その際図2において、単に2つの弾性バネ体6のみが表わされており、当該弾性バネ体6は、支持プレート5と交互になってバネ要素4もしくはここで表わされているバネ要素4の一部に積重されている。しかも図2a)の側面図では、バネ要素4の中心軸Aひいては支持プレート5と弾性バネ体6の中心軸Aが認められ得る。図2b)では、この構造の上面図が表わされている。その際認められ得るのは、ここで表わされている実施例のバネ要素4は、高さHと幅Bとを有する長方形の形を備えるということである。図1と図2とにおいて認められ得るのは、中心軸Aが直線状の軸として実現されているということである。それゆえバネ要素4の構造は、弾性バネ体6と支持プレート5とはそれぞれ、すべて中心軸Aに対してほぼ垂直に形成されている平行な表面を備えるよう、構成されている。この構造には、弾性バネ体6の当接面を一次部材2と二次部材3とに相応に適合させることが必要である。当接面はそこで、弾性カップリング1の視点から半径方向にではなく互いに平行に延在し、その結果ほぼ直方体形のバネ要素4を得ることができる。それに対して、従来技術から同様に知られた選択肢は、弾性バネ体6および/あるいは支持プレート5が楔形に形成されていることを意図しており、その結果半径方向に延在する当接面が実現され得る。しかしながらこれには、バネ要素4の領域で、バネ要素4の付加的な負荷を引き起こす、半径方向外側への力成分をもたらすという欠点がある。ここに表わされた、ほぼ直方体形に形成された平行なバネ要素4を有する構造では、この欠点を回避することができる。その際これは、図1と図2とに表わされた直方体形のバネ要素4だけでなく、もちろん、中心軸Aに対して垂直なたとえば楕円形あるいは円形の外輪郭を有する、相当するバネ要素にも当てはまる。
図1と図2の描写において認められ得るように、バネ要素4は外側に向かって、仕切っている支持プレート5によってそれぞれ画定されている。これらの支持プレート5は、典型的に金属材料から成る。バネ要素4自体は、支持プレート5と弾性バネ体6とが適切な方法によってしっかりと互いに接合されている唯一のユニットとして形成されていてよい。いくつかの接着法の他に、ゴム製の弾性バネ体6を使用する際の接着法は、特に、加硫による支持プレート5と弾性バネ体6との接合であってよい。
特に図2の描写の拡大図において認められ得るのは、弾性バネ体6は、弾性バネ体6の周りを囲んでその端面に形成されている溝7を備えるということである。ここに表わされている発明のさらなる説明にとって、この溝7の輪郭の延在部は決定的な重要性を持つ。この溝7の輪郭の延在部は、以下においてそれぞれ、弾性バネ体6とひいてはバネ要素4の中心軸Aが延在する平面において、対応して記述されている。溝7は好ましくは弾性バネ体6の周りを囲んで同一の輪郭を有して形成されているので、以下は、中心軸Aを有する各任意の平面に当てはまる。
図3と図4の描写は、弾性バネ体6に隣り合って設けられた2つの支持プレート5を有する弾性バネ体6の1つの、相当する部分図を示しており、溝7の輪郭が再度詳細に認められ得る。
図3に表わされた構造は、従来技術に従ってこれまで通例の構造である。たとえばゴムから形成されている弾性バネ体6は、支持プレート5に加硫されており、溝7を備える。その際、支持プレート5の弾性バネ体6への移行部は、加硫に必要なだけの厚さしかない。溝7は、単純な湾曲として実施されている輪郭を備える。図3b)の描写においては、従来技術に従ったこの構造は、矢印Fによって示唆されているように、応力がかけられた状態であることが認められ得る。しかも図3b)の描写においては、従来技術に従った弾性バネ体6で認められ得るのは、溝7の輪郭が、応力がかけられた状態ではほぼ丸みを帯びたWのように形成されているということである。それゆえ輪郭は、これをカーブとみなせば、2つの変曲点を備える。それによって、従来技術に従った弾性バネ体6の端面には、非常に強いノッチ効果が作用する。これに対抗するために、弾性バネ体6は相応に大きくかつかさばって形成されなくてはならないが、しかしながらそうすれば弾性カップリング1の構造サイズにネガティブな影響を及ぼす。
図4の描写においては、溝7の輪郭の本発明における構造が認められ得る。ここでも図4a)は応力がかけられていない状態での構造を示しているが、図4b)では矢印Fによって示唆された応力がかけられた状態が表わされている。図4の描写の溝7の輪郭は、応力がかけられた状態でも変曲点を有さないように形成されている。しかも、図4の描写において認められ得るのは、溝7の輪郭が、弾性バネ体6と支持プレート5との間の接合部の領域で直接継ぎ合うのではなく、輪郭自身は弾性バネ体6全体の85%〜95%好ましくは93.5%の幅しかないということである。弾性バネ体6の中央軸Aに対してほぼ平行に延在する、対応する縁部の厚みを有するこの構造は、弾性バネ体6自体の領域で定義されて溝7の輪郭を開始させることを可能にし、その結果、溝が終わる領域で、弾性バネ体6の材料のみが関与し、力が半径方向に生じるかもしれない場合に、弾性バネ体6と支持プレート5との間の接合部に、そのような力によって剪断応力がかからない。
たとえば図4b)で示唆されているような応力がかけられた状態で、変曲点を有さない溝7の輪郭を達成するために、輪郭は応力がかけられていない状態で、ある平面において弾性バネ体6の中心軸Aに対して垂直に形成されている中心線Lに対して鏡面対称であるように形成されていなくてはならない。この中心線Lは、図5において相応して示唆されている。その際溝7の輪郭は、各半分において、傾斜ゼロから出発して、支持プレート5の方向に上り傾斜特に常に上昇する傾斜を有して形成されていなくてはならない。原則的にそのような形状は、たとえば放物線で達成され得るであろう。
発明者に明らかとなったのは、溝7の輪郭の延在部の、特に好都合かつ有利な構造は、ノッチ効果に対する抵抗力のなさをごくわずかにしか示さない輪郭が、弾性バネ体6に応力がかけられていない状態で選択されれば、達成され得るということである。そのような輪郭は、図5の右半分に例として記載されている。その際輪郭は、複数の直線GH,G1…Gnから成る線によって、弾性バネ体6の中心軸Aの方向で画定されている。輪郭自体は、連続するカーブを有する、直線から成るこの線に大体従っている。図5の描写では、右半分においてそのような構造が認識され得、例として説明されるべきである。その構造は、中心線Lの領域において、溝7の輪郭の傾斜ゼロでスタートする。それからカーブが、第1角度W1で延在する第1の直線G1に密着する。その際この角度W1は、理想的には、中心線Lと、輪郭と中心線Lとの接点での傾斜に応じて付けられた補助直線GHとの間を二等分する角度に相当する。すでに言及したように、傾斜はゼロであるはずなので、補助直線GHは中心線Lに対して直角に設けられている。ゆえにこの補助直線GHに対する直線G1の角度W1は、およそ45°になる。その際もちろん、たとえば40°〜50°の間の領域にある角度も同様に考えられ得る。中心線Lに対する垂線で、プロジェクションにおいて、輪郭のおよそ半分の幅あるいはおよそ40%〜60%の幅(縁部の厚さは含めず)に到達した後に、第2の直線G2が第1の直線G1に継ぎ足される。第1の直線G1に対するこの新たな直線G2の角度W2は、第1の直線G1と補助直線GHとの間の角度W1の40%〜60%である。輪郭の残り幅の半分をプロジェクションにおいて通過した後に、直線G2にさらなる直線G3が継ぎ足される。その際直線G2と直線G3との間の角度W3は、先行する2つの直線G1とG2との間の角度W2の40%〜60%となる。好ましい手法では、ここでも再度角度の二等分が設定されてよく、その結果角度W3は、角度W2の特に50%となる。この構造は対応して続き、ここで選択された描写では、さらに直線G4とG5とが表されている。溝7の輪郭はそれから、直線G1〜G5から成る線に相応して密着する。原則的に、1からnまでのほぼ任意の数字が直線に考えられ得る。
弾性バネ体6に応力がかけられていない状態でノッチ効果に対して最適なこの構造は、すでに何度も言及されたように、弾性バネ体6に応力がかけられた状態でも非常に高い安定性が達成され得ることを可能にする。特にこれによって、そのような弾性バネ体6を備えるバネ要素4の機械的特性に不利な影響を及ぼすことなしに、図2に表わされたその幅Bが、従来技術に従った構造と比べて3分の1までの値を減少され得るように、弾性バネ体6が構成され得るようになる。それにより、軸方向にはるかに狭い、弾性カップリング1の構造形状が可能となる。
図5の左半分においては、溝7の輪郭の半分の代替的な構造が表わされている。円弧Kから出発して、輪郭は、点Pにおいて、Tの印が付けられた正接関数に絶えず移行する。必要な数学関数の詳細な記述を有する、比肩し得る構造は、出願人のドイツ特許文献の出願から知られている。この構造は、ここに記載された輪郭に同様に転用されてよく、その結果構造について詳細に検討しない。この構造は同様に、ノッチ効果がわずかである。なぜなら、この構造は、右側に記載された比較的複雑に構成されるべき構造に依拠するからである。図5の左半分の構造はそれゆえ、弾性バネ体6の機能性について言うに値する欠点を引き起こすことなく、この構造が製造技術上対応してより簡単に実現できれば、代替として利用されてよい。
その際溝7の輪郭は、原則的に弾性バネ体6の高負荷の部分にのみ、ここで表わされたやり方で形成されていてよい。しかしながら特に好ましいのは、輪郭が、表わされた方法で、バネ要素4の弾性バネ体6の各々の端面全体の周りを囲んで形成されている構造である。
1 弾性カップリング
2 一次部材
3 二次部材
4 バネ要素
5 支持プレート
6 弾性バネ体
7 溝
A 中心軸
B 幅
F 矢印
G 直線
H 高さ
K 円弧
L 中心線
P 点
T 正接関数
W 角度

Claims (14)

  1. 一次部材と、
    二次部材と、
    円周にわたって分割されて一次部材と二次部材との間に設けられている複数のバネ要素と、
    2つの支持プレートの間に設けられている、前記バネ要素各々の少なくとも1つの弾性バネ体と、を有する弾性カップリングであって、
    前記弾性バネ体は、その端面の領域に、取り囲んでいる溝を備え、
    前記溝(7)の輪郭の延在部は、前記弾性バネ体(6)の中心軸(A)が延在する平面において、前記弾性バネ体(6)に応力がかけられた状態で、変曲点を有さず、そのために、前記弾性バネ体(6)の前記中心軸(A)が延在する平面において、応力がかけられていない状態で前記溝(7)の輪郭が、中心線(L)に対して鏡面対称に形成されており、
    前記輪郭の各半分は、前記溝(7)の輪郭が、前記中心軸(A)と、隣り合う前記支持プレート(5)との方向に、複数の直線(G1…Gn)から成る線によって画定されているように形成されており、
    第1の直線は、前記中心線(L)から出発して、該中心線に対して垂直に設けられた補助直線に対して、40°〜50°の第1角度で延在し
    らなる各直線は、先行する直線に、前記中心線に対して垂直な前記先行する直線の投影が前記輪郭の半分の残り幅の40%〜60%に達する点で、継ぎ足され、
    直線と直前の直線との間の角度は、先行する(補助)直線の間の角度の40%〜60%であることを特徴とする弾性カップリング。
  2. 一次部材と、
    二次部材と、
    円周にわたって分割されて一次部材と二次部材との間に設けられている複数のバネ要素と、
    2つの支持プレートの間に設けられている、前記バネ要素各々の少なくとも1つの弾性バネ体と、を有する弾性カップリングであって、
    前記弾性バネ体は、その端面の領域に、取り囲んでいる溝を備え、
    前記溝(7)の輪郭の延在部は、前記弾性バネ体(6)の中心軸(A)が延在する平面において、前記弾性バネ体(6)に応力がかけられた状態で、変曲点を有さず、そのために、前記弾性バネ体(6)の前記中心軸(A)が延在する平面において、応力がかけられていない状態で前記溝(7)の輪郭が、中心線(L)に対して鏡面対称に形成されており、
    前記輪郭の各半分は、前記溝(7)の輪郭が、円弧(K)と、正接関数(T)の一部とによって形成されているように形成されており、
    前記円弧(K)の一部は、前記中心線(L)から出発して、前記円弧(K)の一部が前記正接関数(T)に連続的に移行する点(P)まで延びることを特徴とする弾性カップリング。
  3. 前記溝(7)の輪郭の延在部は、前記中心軸(A)を有する平面の各々で、ほぼ同一に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の弾性カップリング。
  4. 前記輪郭の幅は、前記弾性バネ体(6)の厚さの85%から95%となり、前記輪郭の両側には、前記弾性バネ体(6)の部分が、前記輪郭と前記支持プレート(5)との間に残っており、該部分の外側輪郭は、前記中心線(L)に対して特にほぼ垂直に延在することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
  5. 前記弾性バネ体(6)と前記支持プレート(5)との、互いに対向する表面が、前記バネ要素(4)の前記中心軸(A)に対してほぼ垂直に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
  6. 前記中心軸(A)に対して垂直に形成された、前記弾性バネ体(6)と前記支持プレート(5)の表面が、該弾性バネ体(6)と該支持プレート(5)の各々において、互いにほぼ平行に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
  7. 前記バネ要素(4)の各々は、交互に積重され合う複数の弾性バネ体(6)と支持プレート(5)を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
  8. 前記弾性バネ体(6)はゴムから形成され、前記支持プレート(5)は金属から形成されており、該弾性バネ体(6)と該支持プレート(5)とは、1つのバネ要素(4)の内部において、加硫によって互いに接合されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
  9. 前記弾性バネ体(6)の各々は、その中心軸(A)に対して垂直な平面で、長方形の断面を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
  10. 前記バネ要素(4)は、ほぼ直方体形に形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
  11. 第1の直線は、前記中心線(L)から出発して、該中心線に対して垂直に設けられた補助直線に対して、45°の第1角度で延在することを特徴とする請求項1に記載の弾性カップリング。
  12. さらなる各直線は、先行する直線に、前記中心線に対して垂直な前記先行する直線の投影が前記輪郭の半分の残り幅の50%に達する点で、継ぎ足されることを特徴とする請求項1に記載の弾性カップリング。
  13. 直線と直前の直線との間の角度は、先行する(補助)直線の間の角度の50%であることを特徴とする請求項1に記載の弾性カップリング。
  14. 前記輪郭の幅は、前記弾性バネ体(6)の厚さの93.5%となり、前記輪郭の両側には、前記弾性バネ体(6)の部分が、前記輪郭と前記支持プレート(5)との間に残っており、該部分の外側輪郭は、前記中心線(L)に対して特にほぼ垂直に延在することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の弾性カップリング。
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