JP5625623B2 - 活性エネルギー線硬化性組成物及びガスケット - Google Patents

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Description

本発明は、活性エネルギー線の照射によって硬化し、低硬度な硬化物を得ることができる活性エネルギー線硬化性組成物に関する。またその硬化物からなるガスケット材であって、磁気ハードディスクドライブユニットや携帯電話の筐体等、電子回路素子や電子部品が内在するケースのガスケット材に関する。
磁気ハードディスクドライブユニット等、電子回路素子や電子部品を内在するケースは、外部から塵が侵入しないように、ガスケットで封止されている。そのガスケットには、打ち抜き加工で製造されたゴムパッキンを貼り付けていたが、生産性は良いものではなかった。
そこで、ディスペンサーを用いて、ケース上に硬化性樹脂を塗工し硬化させることで、低硬度のガスケットを形成する工法が採られるようになってきた。この工法によればガスケットを任意の形状に賦型できることから金型が不要であり、また直接ケースに塗工することから貼り付け工程も不要である。
このようなガスケット用組成物としては、ウレタン(メタ)アクリレートを含む組成物(特許文献1参照)が提案されている。しかし、この提案の組成物を用いる方法は、組成物の塗工性、硬化物の硬度、および硬化物からの揮発成分(アウトガス)量の全てを満足するものではなかった。
特開2005−139461号公報
本発明の目的は、アウトガスの少ない低硬度層を形成できる塗工性に優れた活性エネルギー線硬化性組成物および該硬化性組成物から形成されたガスケットを有する電子部材を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意検討した結果、特定のポリウレタン化合物を含有した組成物を基材上に塗工し、活性エネルギー線を照射し硬化させることによって、アウトガスの少ない低硬度層を形成できることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、下記の(a1)、(a2)及び(a3)成分を反応させて得られる側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリウレタン化合物(A)、及び光重合開始剤(B)を含有するガスケット用活性エネルギー線硬化性組成物である。
(a1):数平均分子量1000以下のジオール、
(a2):1個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するジイソシアネート、
(a3):前記(a2)成分以外のジイソシアネート。
この活性エネルギー線硬化性組成物は、さらにチクソトロピック剤(C)を含むことができる。
また本発明は、前記ガスケット用活性エネルギー線硬化性組成物が硬化されてなるガスケットであり、この硬化物の層が基材上に積層されたガスケットである。ガスケットとしては、前記基材が磁気ハードディスクドライブユニットのケースであるハードディスク用ガスケットが挙げられる。
本発明の活性エネルギー線硬化性組成物(以下適宜「本組成物」という)は、塗工性に優れ、低硬度な硬化物を得られるので、ガスケットとして有用である。この硬化物は、アウトガスが少ないので、特に磁気ハードディスクドライブユニットや携帯電話の筐体等、電子回路素子や電子部品が内在するケースのガスケットとして有用である。
本発明において、「(メタ)アクリレート」は、アクリレートまたはメタクリレートを意味し、「(メタ)アクリロイルオキシ」も同様に、アクリロイルオキシまたはメタクリロイルオキシを意味する。以下、本発明について詳細に説明する。
<側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリウレタン化合物(A)>
本組成物に用いる側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリウレタン化合物(A)(以下、適宜「A成分」という)は、側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物であり、活性エネルギー線によって硬化し、硬化物を形成する主成分である。A成分を用いることで、低粘度で塗工性に優れる組成物が得られる他、アウトガスとなり得る低分子量不純物を含まない低硬度な硬化物を得ることができる。
A成分の原料となる数平均分子量1000以下のジオール(以下、適宜「a1成分」という)としては、アルカンジオール、ポリエーテルジオール、ポリエステルジオール、ポリカーボネートジオール、ポリジエンジオール等が挙げられる。これらは1種単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。数平均分子量が1000以下のジオールを用いることで、得られる化合物が低粘度になり塗工性に優れる組成物が得られる。好ましくは、数平均分子量が60以上500以下のジオールであり、より好ましくは数平均分子量が60以上300以下のジオールである。さらにa1成分としては、低粘度の化合物が得られる他、アウトガスとなり得る低分子量不純物を含まない化合物を得ることができる点より、炭素数が1〜10の直鎖、分岐を有しても良いアルカンジオール、炭素数が1〜10の直鎖、分岐を有しても良いアルキレン基よりなるアルキレングリコール、ジアルキレングリコール、トリアルキレングリコールが好ましい。特に好ましいアルキレン基としてはエチレン基、プロピレン基である。
尚、ここで言うジオールの数平均分子量とは、分子量分布を有するジオールでは、水酸基価から算出される分子量である。水酸基価は、JIS K1557−1「プラスチック−ポリウレタン原料ポリオール試験方法」に準じて算出、或いは製造メーカーより入手できる検査結果値を用いる。水酸基価から分子量を算出するには、下式を用いる。
分子量=56.1×1000×2/水酸基価。
一方、分子量分布を有さない単一成分のジオールを用いる場合の数平均分子量は、構造式から算出される分子量である。
A成分の原料となる1個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するジイソシアネート(以下、適宜「a2成分」という)は、イソシアネート基を3つ以上有するポリイソシアネートに、(メタ)アクリロイルオキシ基を有するモノアルコールを付加する方法や、ジイソシアネートに(メタ)アクリロイルオキシ基を有するモノアルコールを反応させたものに、更にジイソシアネートをアロハネート結合させることで得ることができる。これらの中でも、低粘度の化合物が得られる他、低硬度な硬化物を得られる点より、ジイソシアネートに(メタ)アクリロイルオキシ基を有するモノアルコールを反応させたものに、更にジイソシアネートをアロハネート結合させた化合物が好ましい。この化合物のより詳しい製造方法は、例えば特表2002−533542号公報の実施例に記載されている。a2成分としては、例えば市販のBASF社製ラロマーLR9000が使用できる。
A成分の原料となるa2成分以外のジイソシアネート(以下、適宜「a3成分」という)としては、公知のジイソシアネートを用いることができる。具体的には、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、m−テトラメチルキシレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート類;ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート類;イソホロンジイソシアネート等の脂環族ジイソシアネート類;キシレンジイソシアネート等の芳香脂肪族ジイソシアネート類;これらのビューレット体、アロハネート体等が挙げられる。これらは1種単独で、又は2種以上を併用して用いることができる。
これらの中でも、得られる化合物が低粘度となる点より、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート類が好ましい。
尚、a2成分およびa3成分の分子量は、構造式から算出される分子量を用いる。
A成分には、分子量調整や(メタ)アクリロイルオキシ基のモル濃度調整を目的に、(メタ)アクリロイルオキシ基を有しても良いモノアルコールを含むことができる。モノアルコールの具体例としては、炭素数が1〜20の直鎖、分岐、もしくは環構造を有しても良いアルキルモノアルコール;炭素数が1〜20の直鎖、分岐、もしくは環構造を有しても良いヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート等が挙げられる。このようなヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート等が好ましい。ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを用いる事で、低粘度になるほか、表面硬化性が優れる硬化物を得ることができる。
A成分は(a1)、(a2)及び(a3)成分を反応させて得られる。反応方法は、従来から知られるウレタン(メタ)アクリレート合成法を適用できる。具体的には、例えば、フラスコ内に(a1)成分と重合禁止剤を仕込み、所定の反応温度にしたフラスコ内に(a2)および(a3)成分を滴下し、その後適宜反応を継続させて、A成分を得る。反応の終了は、得られたA成分1g中に含まれているイソシアネート基の残存量で確認する。好ましいイソシアネート基の残存量は、0.05%以下、より好ましくは0.01%以下である。
イソシアネート基の残存濃度は、アミンと塩酸を用いた逆滴定法で定量する。具体的には、得られたA成分W〔g〕をクロロベンゼン等の溶媒25mlに溶解し、さらに0.1Nジ−n−ブチルアミン溶液25mlと混合する。ブロムフェノールブルー等の市販されている指示薬を1〜2滴混ぜた後、市販の0.1N塩酸エタノール溶液で滴定する。青紫色から黄色になったら終点とし、滴下量B〔ml〕を読み取る。同様の操作をA成分なしで行い、ブランクの滴下量A〔ml〕とする。下式を用いて、イソシアネート基濃度を算出する。
イソシアネート基の残存量〔%〕=(A−B)×F×0.42/W
A:得られたA成分を含むサンプルの滴下量〔ml〕
B:ブランクの滴下量〔ml〕
F:0.1N塩酸エタノール溶液のファクター値
W:A成分の質量〔g〕。
A成分の重量平均分子量は、1000〜10000であることが好ましい。さらに好ましくは1000〜5000である。重量平均分子量がこの範囲内であれば、得られるA成分は、より低粘度で塗工性に優れる他、チクソトロピック剤添加によるチクソ性付与も容易である。また、得られる硬化物も低硬度となる。重量平均分子量は、a1成分と、a2成分、a3成分の比率により調整することができる。
尚、この重量平均分子量は、A成分のテトラヒドロフラン溶液(0.4質量%)を調製し、TOSO社製カラム(GE4000HXLおよびG2000HXL)が装着されたTOSO社製ゲルパーミエーションクロマトグラフィー装置に上記溶液100μlを注入し、流量:1ml/分、溶離液:テトラヒドロフラン、カラム温度:40℃の条件でゲルパーミエーションクロマトグラフィー法を用いて測定され、標準ポリスチレンで換算された値である。
A成分を製造する際の、a1成分、a2成分、a3成分の比率は特に限定されないが、総水酸基量と総イソシアネート基量の比率が、0.5≦(総水酸基量)/(総イソシアネート基量)≦3.0であることが好ましい。この範囲内であれば、A成分は低粘度となるほか、得られる硬化物は柔軟性に富み、低硬度となる点より好ましい。また、アウトガスも少ない。さらに好ましくは、0.8≦(総水酸基量)/(総イソシアネート基量)≦2.5である。この時、「総水酸基量」は、a1成分1分子に含まれる水酸基数をモル比で乗じた値である。「総イソシアネート基量」は、a2成分とa3成分について、それぞれ1分子に含まれるイソシアネート基数をモル比で乗じた値の合計である。
a2成分とa3成分の比率は、a3成分の使用量によって決定される。a3成分の使用量は、全ての成分の分子量と、前述「総水酸基量と総イソシアネート基量の比率」を決定した上で、A成分の(メタ)アクリロイルオキシ基のモル濃度が後述範囲内に入るように決定される。その中でも、a2成分とa3成分のモル比が、0.05≦(a2成分モル比)/(a3成分モル比)≦3.0であることが好ましい。この範囲内であれば、A成分は低粘度となるほか、表面硬化性が優れる低硬度な硬化物を得られる点より好ましい。さらに好ましくは、0.1≦(a2成分モル比)/(a3成分モル比)≦2.0である。
また、モノアルコールを用いる場合は、それらの水酸基量をa1成分の総水酸基量に加算した値を用いる。この時の総水酸基量と総イソシアネート基量の比率は0.5≦(総水酸基量)/(総イソシアネート基量)≦2.0が好ましい。a1成分、a2成分の比率がこの範囲内であれば、A成分は低粘度となるほか、表面硬化性が優れる低硬度な硬化物を得られる点より好ましい。さらに好ましくは、0.8≦(総水酸基量)/(総イソシアネート基量)≦1.5である。
A成分は、(メタ)アクリロイルオキシ基のモル濃度が2×10-4〜1×10-3モル/gの範囲であることが好ましい。A成分の(メタ)アクリロイルオキシ基のモル濃度がこの範囲内であれば、表面硬化性が優れる低硬度な硬化物を得られる点より好ましい。
この時、A成分の(メタ)アクリロイルオキシ基のモル濃度は、下式より求められる。
X=(Y/M)×(Z/100)
X:A成分の(メタ)アクリロイルオキシ基のモル濃度、
Y:a2成分1分子が有する(メタ)アクリロイルオキシ基の数、
M:a2成分の分子量、
Z:a2成分の、A成分中における質量比〔質量%〕。
なお、このXの値は、a2成分が複数含まれる場合や、a2成分に加えてヒドロキシ(メタ)アクリレートを用いる場合には、それぞれの成分についてXを算出し、その合計とする。
<光重合開始剤(B)>
本組成物には、効率よく紫外線硬化法による硬化物を得る目的で、光重合開始剤(以下、適宜「B成分」という)が含有される。B成分を用いることで、肉厚な膜においても良好な硬化性を得ることができ、表面硬化性が優れる硬化物が得られる。
本組成物において、B成分の含有量は特に限定されないが、A成分100質量部に対して、0.01〜50質量部が好ましく、0.1〜8質量部がより好ましい。B成分の含有量がこの範囲内であれば、本組成物は優れた表面硬化性を示す。
B成分の具体例としては、アセトフェノン系、ベンゾイン系、ベンゾフェノン系、チオキサントン系、アシルホスフィンオキサイド系等、公知の光重合開始剤を使用できる。これらは単独あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
これらの中でも、硬化性という点より、1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン−1、2−ジメチルアミノ−2−(4−メチル−ベンジル)−1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−ブタン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド、2−ヒドロキシ−1−[4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]−フェニル]−2−メチル−プロパン−1−オンが好ましい。
さらに、硬化後に高温下でアウトガスが発生し難いという点より、分子量が300を超える2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノン−1、2−ジメチルアミノ−2−(4−メチル−ベンジル)−1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−ブタン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキサイド、2−ヒドロキシ−1−[4−[4−(2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオニル)−ベンジル]−フェニル]−2−メチル−プロパン−1−オンが更に好ましい。
本組成物には、必要に応じてA成分以外のラジカル重合性化合物(以下、適宜「D成分」という)を含むことができる。D成分の含有量は、硬化物のアウトガスを低減する観点から、A成分とD成分の合計100質量%基準で、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、特に好ましくは0質量%である。D成分としては、(メタ)アクリロイルオキシ基含有化合物が好ましい。
そのような化合物としては、モノ(メタ)アクリレート、ジ(メタ)アクリレート、多官能(メタ)アクリレート、エポキシポリ(メタ)アクリレート、A成分以外のウレタンポリ(メタ)アクリレート、ポリエステルポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。以下、それらを具体的に列記する。
モノ(メタ)アクリレートの具体例としては、炭素数が1〜20の直鎖、分岐、もしくは環構造を有しても良いアルキルモノ(メタ)アクリレート類;炭素数が1〜20の直鎖、分岐、もしくは環構造を有しても良いヒドロキシアルキルモノ(メタ)アクリレート類等が挙げられる。
ジ(メタ)アクリレートの具体例としては、例えば、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタンジオールジ(メタ)アクリレート等の直鎖、分岐、もしくは環構造を有しても良いアルカンジオールのジ(メタ)アクリレート類、及びそれらのアルキレンオキサイド付加物;ポリエチレングリコール(繰り返し単位n=2〜15)ジ(メタ)アクリレート等のポリエーテルジオールのジ(メタ)アクリレート類等が挙げられる。
多官能(メタ)アクリレートの具体例としては、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、グリセリン等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸変性物及びそのアルキレンオキサイド変性物;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートの(メタ)アクリル酸変性物及びそのアルキレンオキサイド変性物等が挙げられる。
エポキシ(メタ)アクリレートの具体例としては、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンの縮合反応で得られるビスフェノール型エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸とを反応させたビスフェノール型エポキシジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
A成分以外のウレタン(メタ)アクリレートの具体例としては、有機イソシアネート化合物の1種単独又は2種以上の混合物に、分子中に1個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基と1個のヒドロキシ基を有するヒドロキシ基含有(メタ)アクリレート、必要に応じてアルカンジオール、ポリエーテルジオール、ポリブタジエンジオール、ポリエステルジオール、ポリカーボネートジオール、アミドジオール等を反応させたものが挙げられる。その他、フタル酸等の多塩基酸と、エチレングリコール等の多価アルコール、及び(メタ)アクリル酸との反応で得られるポリエステル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらのA成分以外の(メタ)アクリロイルオキシ基含有化合物を反応性希釈剤として用いる場合には、モノ(メタ)アクリレート及びまたはジ(メタ)アクリレート類で、分子量が200を超えるものが好ましい。分子量が200を超えるものを用いることで、未反応の反応性希釈剤が硬化後のアウトガスとなり難い。
<チクソトロピック剤(C)>
本組成物には、必要に応じてチクソトロピック剤(以下、適宜「C成分」という)を添加しても良い。C成分を添加することで、本組成物が硬化するまでの工程において所望の形状を維持することができ、寸法精度の高い硬化物を得ることができる。
C成分として用いるチクソトロピック剤には、有機系と無機系とがある。有機系チクソトロピック剤としては、アマイド系、酸化ポリエチレン系、水素添加ひまし油系等が挙げられる。無機系チクソトロピック剤としては、シリカやベントナイト、及びそれらの有機シランカップリング処理物、表面処理炭酸カルシウム等が挙げられる。無機系チクソトロピック剤の平均粒子径としては、5〜50μmが好ましい。この範囲内であれば、得られる組成物が透明性を有し、硬化性に優れることから無機系チクソトロピック剤が好ましい。チクソトロピック剤の添加量としては、本組成物100質量部に対して0.1〜20質量部が好ましい。この範囲内であれば、得られる組成物は十分なチクソトロピック性を示すとともに、本組成物は透明で硬化性に優れる。
本組成物には、必要に応じてカップリング剤を添加しても良い。カップリング剤を添加することで、硬化物が積層される基材との密着性が向上する。カップリング剤としては、シランカップリング剤やチタンカップリング剤が挙げられる。その中でも、貯蔵安定性や他の成分との相溶性の点より、シランカップリング剤が好ましい。シランカップリング剤としては、(メタ)アクリロイルオキシ基やビニル基、エポキシ基、アミノ基等の官能基を有するものが好ましい。
カップリング剤の添加量としては、本組成物100質量部に対して0.1〜5質量部が好ましい。この範囲内であれば、得られる本組成物は基材と十分な密着性を示す。
本組成物には、その他シリコーンに代表される表面調整剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、重合禁止剤等の添加剤を適宜配合することができる。
本組成物は、公知の方法を用いて上記各成分を均一に混合することによって製造することができる。
本組成物は、公知の塗工方法によって基材に塗工される。例えば、その硬化物をガスケットとして用いる場合には、液状の本組成物を樹脂や金属等の基材へ、ディスペンサーを用いて好ましくは0.1〜2.0mm程度の厚みで塗工する。
塗工した本組成物は、活性エネルギー線の照射によって硬化させることで賦形される。ここでいう活性エネルギー線は、α、β、γ線及び紫外線等のことであり、これらは特に限定されないが、汎用性の観点から紫外線が好ましい。
紫外線の発生源としては、実用性、経済性の面から、一般的に用いられている紫外線ランプが挙げられる。紫外線ランプとしては、例えば、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ、無電極UVランプ、LED等が挙げられ、いずれでも使用可能である。
活性エネルギー線を照射する際の雰囲気は、空気であっても、窒素、アルゴン等の不活性ガスであっても構わない。その中でも、実用性、経済性の点から、空気雰囲気下で活性エネルギー線照射を行なうことが好ましい。
硬化反応の反応率は70%以上が好ましく、80%以上がより好ましく、85%以上が特に好ましい。これらの範囲は、層中に残存する未反応の(メタ)アクリレート類や光重合開始剤等の成分が高温高湿条件下で経時的に揮発することを抑制する点で意義がある。高い反応率にする為の活性エネルギー線の照射条件は、例えば、活性エネルギー線として紫外線を使用した場合、積算光量は500mJ/cm2以上、好ましくは1,000mJ/cm2以上、より好ましくは2,000mJ/cm2以上である。硬化性組成物の反応率を測定する方法としては、例えば、赤外分光法により(メタ)アクリロイル基の残存量を測定する方法、硬化物の弾性率、Tg等の物理特性の飽和度から測定する方法、ゲル分率により架橋度合いを測定する方法が挙げられる。
硬化物のアウトガスを減らすことができることから、硬化反応後にアニール処理を行うことが好ましい。アニール処理の温度は80〜200℃が好ましく、100〜180℃がより好ましく、120〜160℃が特に好ましい。この温度は、高い程アウトガス量低減の点で好ましく、低い程生産性と硬化物の劣化防止の点で好ましい。アニール処理の時間は0.5〜5時間が好ましく、1〜4時間がより好ましく、2〜3時間が特に好ましい。この時間は、長い程アウトガス量低減の点で好ましく、短い程生産性と硬化物の劣化防止の点で好ましい。
本組成物の硬化物の層が基材上に積層されたガスケットは、硬度が低く、かつアウトガスが少ないことから、電子回路素子や電子部品を内在する磁気ハードディスクドライブユニットや携帯電話の筐体等のケースのガスケットとして好適である。
以下の実施例において、「部」は「質量部」を、「%」は「質量%」を意味する。
<A成分の合成>
[合成例1]
2リットルの4つ口フラスコに、a1成分としてポリカーボネートジオール(ダイセル化学工業(株)製、商品名:プラクセルCD205PL、数平均分子量:489)を978部、重合禁止剤としてヒドロキノンモノメチルエーテルをa1、a2及びa3成分の合計に対して500ppm(0.67部)を入れ、内温80℃になるように攪拌しながら加温した。次にa2成分として1分子中に2個のイソシアネート基を有するジアクリレート(BASFジャパン(株)製、商品名:ラロマーLR−9000、構造式から求められる分子量:736.8)221部と、a3成分として2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(エボニック・デグサ・ジャパン(株)製、商品名:VESTANAT TMDI、構造式から求められる分子量:210.3)147部の混合物を3時間かけて滴下した。滴下後2時間反応を続行し、重量平均分子量が5880で、側鎖にアクリロイルオキシ基を有するポリウレタン化合物を得た。
[合成例2〜12および15〜16]
表1のA成分の組成欄に示す配合及び組成とする以外は合成例1と同様にして、側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリウレタン化合物を得た。
[合成例13および14]
その他の成分である4−ヒドロキシブチルアクリレート(大阪有機化学(株)製、商品名:4−HBA、構造式から求められる分子量:144.2)をa1成分と混合して用いる以外は合成例1と同様にして、側鎖にアクリロイルオキシ基を有するポリウレタン化合物を得た。
Figure 0005625623
表1中の符号および記号の説明を下記に示す。
PCD−1:ポリカーボネートジオール(ダイセル化学工業(株)製、商品名:プラクセルCD205PL、数平均分子量:489)、
PCD−2:ポリカーボネートジオール(旭化成ケミカルズ(株)製、商品名:デュラノールT5650J、数平均分子量:764)、
PCPD:ポリカプロラクトンジオール(ダイセル化学工業(株)製、商品名:プラクセル205、数平均分子量:525)、
PPG:ポリプロピレングリコール(旭硝子(株)製、商品名:エクセノール420、数平均分子量:400)、
TPG:トリプロピレングリコール(旭硝子(株)製、商品名:トリプロピレングリコール、構造式から求められる分子量:192)、
C6D:1,6−ヘキサンジオール(東京化成(株)製試薬、構造式から求められる分子量:118)、
EG:エチレングリコール(東京化成(株)製試薬、構造式から求められる分子量:62)。
DADI:1分子中に2個のイソシアネート基を有するジアクリレート(BASFジャパン(株)製、商品名:ラロマーLR9000、構造式から求められる分子量:736.8)。
TDI:トリレンジイソシアネート(三井化学(株)製、商品名:タケネートTDI−80、構造式から求められる分子量:174.2)、
HDI:ヘキサメチレンジイソシアネート(旭化成ケミカルズ(株)製、商品名:デュラネート50M−HDI、構造式から求められる分子量:168.2)、
TMDI:2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(エボニック・デグサ・ジャパン(株)製、商品名:VESTANAT TMDI、構造式から求められる分子量:210.3)、
IPDI:イソホロンジイソシアネート(エボニック・デグサ・ジャパン(株)製、商品名:VESTANAT IPDI、構造式から求められる分子量:222.3)。
HBA:4−ヒドロキシブチルアクリレート(大阪有機化学(株)製、商品名:4−HBA、構造式から求められる分子量:144)。
[実施例1]
A成分として合成例1のポリウレタン化合物を100部、B成分として2−ジメチルアミノ−2−(4−メチル−ベンジル)−1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−ブタン−1−オン(BASFジャパン社製、商品名:イルガキュア379)1部配合し、液状の硬化性組成物を得た。
次に、易接着処理ポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡社製、商品名:コスモシャインA4300、厚み188μm)の易接着処理面に1mm厚の両面テープ(綜研化学社製、商品名:JETテープ J7710)を用いて枠を設けた。その枠内に前記硬化性組成物を流し込み、スキージを用いて枠高より盛り上がっている硬化性組成物を掻き取った後、高圧水銀灯を用いて積算光量5000mJ/cm2(波長320〜380nmの紫外線積算エネルギー量)の紫外線を照射して硬化させた。この硬化物の上に更に枠を設け、同様の工程を繰り返した。この積層工程を3回繰り返すことで、厚み3mmの硬化物層を有する積層フィルムを得た。
[塗工性の評価]:硬化性組成物の50℃における粘度を、E型粘度計(東機産業社製TVE−20H型粘度計)を用いて測定し、その結果を基に塗工性を評価した。
◎:硬化性組成物の粘度が30Pa・s以下であり、塗工性が良好である、
○:硬化性組成物の粘度が30Pa・sを超え80Pa・s以下であり、塗工性が良好である、
×:硬化性組成物の粘度が80Pa・sを超え、塗工性が低位である。
[硬度の評価]:硬化物について、JIS K 6253に準拠したタイプAデュロメータを用いて、室温23±2℃、湿度50±5%の環境下でショアA硬度を測定した。デュロメータの試験針で硬化物に穴が開かないサンプルについて、下記基準に基づき判定した。
◎:50未満、
○:50以上80未満、
×:80以上。
[アウトガスの評価]:硬化物について、150℃にて3時間アニール処理を行った後、ダイナミックスペース法GC/MSにてアウトガス分析を行った。硬化物を85℃で180分間加熱し、発生したガス成分を捕集・濃縮して、GC/MS(Agilent Technology社製 GC/MS 6890/5975)でアウトガス量を定量した。
◎:10ppm未満、
○:10ppm以上20ppm以下、
×:20ppmを超える。
[実施例2〜22]
表2の組成欄に示す配合及び組成とする以外は、実施例1と同様にして液状の硬化性組成物を調製し、硬化物を得て、評価した。
Figure 0005625623
表2中の符号および記号の説明を下記に示す。
PI−1:2−ジメチルアミノ−2−(4−メチル−ベンジル)−1−(4−モルフォリン−4−イル−フェニル)−ブタン−1−オン(BASFジャパン社製、商品名:イルガキュア379)、
PI−2:1−ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン(BASFジャパン社製、商品名:イルガキュア184)、
PI−3:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド(BASFジャパン社製、商品名:ルシリンTPO)。
SC−1:乾式シリカ(エボニック社製、商品名:アエロジル380PE)、
SC−2:乾式シリカ(エボニック社製、商品名:アエロジルR972)、
AM−1:アマイド樹脂(楠本化成社製、商品名:ディスパロン6500)。
以上の実施例から、A成分およびB成分を含む本願発明の組成物は塗工性に優れ、その硬化物は、低硬度でアウトガスが少ない優れた硬化物であることが分かった。

Claims (5)

  1. 下記の(a1)、(a2)及び(a3)成分を反応させて得られる側鎖に(メタ)アクリロイルオキシ基を有するポリウレタン化合物(A)、及び光重合開始剤(B)を含有するガスケット用活性エネルギー線硬化性組成物。
    (a1):数平均分子量1000以下のジオール、
    (a2):1個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するジイソシアネート、
    (a3):前記(a2)成分以外のジイソシアネート。
  2. さらにチクソトロピック剤(C)を含む請求項1に記載のガスケット用活性エネルギー線硬化性組成物。
  3. 請求項1または2に記載されたガスケット用活性エネルギー線硬化性組成物が硬化されてなるガスケット
  4. 請求項1または2に記載されたガスケット用活性エネルギー線硬化性組成物の硬化物の層が基材上に積層されたガスケット。
  5. 請求項4に記載されたガスケットであって、前記基材が磁気ハードディスクドライブユニットのケースであるハードディスク用ガスケット。
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