JP5606295B2 - 釣り糸用ガイド及び釣り竿 - Google Patents
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Description
一方、硬質のセラミック等は製造し難くまた材料も高価なものであるので、製造コスト面からの改善も望まれている。
請求項1に係る発明の特徴構成は、ガイド本体に取付固定する、釣糸挿通用の挿通孔を形成しているガイドリングを、前記ガイド本体の取付用孔に装着固定される筒状ボス部とフランジ部とで構成し、前記ガイドリングを金属製のパイプ材に型成形を施して形成し、
前記ガイド本体を繊維強化樹脂製の外装部とその外装部内に装入される金属製のガイド芯材部とで構成し、
前記繊維強化樹脂製の外装部の一端よりその外装部に被覆されている金属製のガイド芯材部の一端を延出してその延出部分を竿素材に取り付けるべく足部に形成している点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、セラミック等に比べて耐衝撃性の高い金属を使用することによって、釣り糸との摺接にも十分耐えるものであり、かつ、他物との衝突等があっても、割れを起こし難いものとできた。
しかも、セラミック等に比べて加工性が良くかつ安価である金属製のパイプ材を利用してガイドリングを製作できるので、製造コスト面で有利である。
さらに、型成形をする際に板状のものから作り出すのではなく、予めパイプ状にしたものを使用するので、型成形に要する工程も少なくできる。
釣り糸用ガイドとして、繊維強化樹脂製の外装部を備えたものとした。これによって、金属のみで形成していた従来の釣り糸用ガイドに比較して、金属が占める体積を小さくでき、軽量化を達成することができた。
ただし、釣り糸用ガイド全体を繊維強化樹脂で構成した場合には、剛性が高くなり過ぎて、強靭性に欠ける面がある。
このような構成によって、金属製の釣り糸用ガイドを単に薄くして軽量化を図った場合に比べて機械的強度も十分確保できた。
金属製ガイド芯材部と繊維強化樹脂製の外装部とのハイブリッド構成を採ることによって、ガイド本体を構成したので、金属のみで形成した場合に比べて軽量化が達成でき、かつ、強度的にも安定した釣り糸用ガイドを提供できるに至った。
竿素材に取付固定される足部を、ガイド芯材部を延出して構成しているので、足部を繊維強化樹脂製の外装部で構成する場合に比べて強靭さを強化することができ、釣り糸用ガイドを安定して取付固定できる。
一方では、繊維強化樹脂製の外装部から金属製のガイド芯材が表出して足部を形成しているので、従来の金属製釣り糸用ガイドと同様の取付固定状態を釣り人に印象付けることができ、安定感を醸し出すことができる。
請求項2に係る発明の特徴構成は、前記パイプ材が長尺状のパイプ親材から切り出したものである点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、ガイドリングを製作する際に、型成形を受けるパイプ材でさえ、長尺状のパイプ親材から切り出すだけのことで済むので、簡易な製造工程で有用なガイドリングを製造することができる。
請求項3に係る発明の特徴構成は、前記筒状ボス部の外周面に複数の凹入条溝を形成してある請求項1又は2記載の釣り糸用ガイド。
ガイドリングをガイド本体の取付用孔に圧入等した場合に、凹入条溝部分があることによって、全周面が取付用孔縁に均等に圧接するよりも、却って、凹入条溝部分の形成によって、ガイドリングの外周面の取付用孔縁に対する接触する部分(凸部)での面圧が大きくなるところから、取付強度は大きくなる。
請求項4に係る発明の特徴構成は、前記ガイド本体が、繊維強化樹脂で構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、従来のように、ガイド本体が金属で形成されていた場合に比べて樹脂製であるので軽量化が達成できるとともに、単なる樹脂ではなく繊維で強化されているので、金属に相当する強度は発揮できないまでも、釣り糸ガイドとして十分機能するものを提供できた。
請求項5に係る発明の特徴構成は、半硬化状態にある繊維強化樹脂製のガイド本体の取付用孔に前記筒状ボス部を圧入してガイドリングを装着し、ガイドリングとガイド本体とを真空成形型に嵌め込み一体焼成して成形した点にあり、その作用効果は次の通りである。
この場合には、一体焼成する前にガイドリングをガイド本体の取付用孔に装着する場合に、圧入の為の操作力を余り必要とせず、しかも、無理なくガイドリングを取付た状態を得ることができる。したがって、従来のように、予め型成形等によって製作されている金属製のガイド本体に対してセラミック製のガイドリングを無理に圧入して装着する場合に比べてガイドリングやガイド本体に対する損傷等の影響を抑制することができる。
請求項6に係る発明の特徴構成は、前記繊維強化樹脂がプリプレグである点にあり、その作用効果は次の通りである。
これによって、釣り糸用ガイドが竿素材と同様の材料で構成されることとなり、材料の兼用化が可能になり、製造上も効果は大である。
請求項7に係る発明の特徴構成は、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の釣り糸用ガイドを備えた釣り竿である点にあり、その作用効果は次の通りである。
釣り糸用ガイドは、プリプレグで製作されることによって金属製に比べて軽量化が達成でき、かつ、プリプレグと金属との複合化によって、スムースな曲がりを呈する、捌き易い釣り竿とできた。
ラインガイドが挿通する部分は、必要な場合は、その金属ガイドリング表面に焼き入れ等を施し表面硬度を高くしたものを用いる。ガイド表面の表面硬度を高めるには、焼き入れ、窒化処理等による他、セラミック等の金属ガイドリング表面への溶射、照射、コーティング等硬質材でコーティングしたものも含む。
ヤマメや岩魚等を釣る際に使用される釣り竿Aについて説明する。図1に示すように、釣り竿Aは、穂先竿1の先端にトップガイド2を取り付けるとともに、穂先竿1の中間位置に釣り糸用ガイド3を取付固定し、竿元側に並継式に継合された元竿4を配置し、元竿4にスピンニングリールBを装着するリールシート5を取り付けて、構成してある。
取り出しその竿素材を所定長に裁断して、仕上加工を施し竿体とする。
プリプレグを構成する強化繊維としては、具体的には、炭素繊維以外にガラス繊維、アラミド繊維、アルミナ繊維等が使用でき、樹脂としては、エポキシ樹脂の他に、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂やPV(E)等の熱可塑性樹脂が使用できる。また、プリプレグとしては、織り物に樹脂を含浸させて構成したものであってもよい。
ガイド本体7は繊維強化樹脂の一例であるプリプレグ製であり、前記した竿素材を形成するプリプレグと同様のものである。前記した炭素繊維等の強化繊維cを繊維の長手方向に沿って配置し、その炭素繊維群にエポキシ等の熱硬化性樹脂を含浸させて、プリプレグシートを形成する。このプリプレグシートを積層することによりガイド本体7を形成する。
穂先竿1の外周面に載置される足部7cに対して、図3に示すように、略100°〜110°の角度(鈍角)αで連結脚部7bと円盤状部分7aが折り曲げ形成されており、竿素材より外向きに突出される連結脚部7bと円盤状部分7aとを、釣り糸が絡み付き難く、かつ、絡み付いても摺り抜け易い角度に設定してある。
連結脚部7bに形成されているのは、軽量化等を目的として抜き孔7Eであり、円盤状部分7aには、ガイドリング6の取付用孔7Fが形成されてある。
図12及び図13に示すように、筒状ボス部6Cの内外周面とフランジ部6Bとの内側接続部位と外側接続部位には、夫々、R面取り部6Dが形成されており、釣り糸挿通用の挿通孔6Aでの釣り糸の誘導を円滑に行えるようになっている。
ガイドリング6としては、アルミニュウム系やチタン系等の軽量金属を使用する。ただし、アルミニュウム等に対しては、耐摩耗性を高める為に、釣り糸を誘導する挿通用孔の表面等にアルマイト処理等を施すことが好ましい。
(1)図12(d)に示すように、パイプ親材15より切断装置(図示せず)を用いて成形ピース材15Aを切り出す。
図13(d)に示すように、ガイドリング6としては、外形として円形を呈するフランジ部6Bとそのフランジ部6Bより小外径で軸線方向に沿って延出された筒状ボス部6Cと、筒状ボス部6Cとフランジ部6Bとの接続部位に内側、外側R面取り部6Dとを設けてある点は、前記した形態と同一である。
ただし、外側R面取り部6Dから筒状ボス部6Cの外周面先端までの間に、凹入条溝としてのローレット溝6Eが形成されている。
ローレット面16Cは、凸部16iと凹部16jとが交互に形成されており、凸部16iと凹部16jとが滑らかなR面で接続された構成となっている。
図13(b)(c)で示すように、このようなローレット面16Cによって、図13(d)で示すように、ローレット溝6Eが形成される。
このようにローレット溝6Eが形成されることによって、この凹凸部16i、16jが相手側の内周面縁部に入り込むことができ、緊密な連結状態を得ることができる。
(1)図5に示すように、複数枚の半硬化状態のプリプレグシート9をガイド本体7の形状に裁断する。
(3)次に、重ね合わせたプリプレグシート9の積層体3Cにおける取付用孔7F内に、前記したプレス型の成形装置で成形したガイドリング6を圧入する
(6)所定時間経過後で十分に冷却して成形品を取り出す。成形後は研削研磨加工等を行うことができる。
(7)ただし、図示していないが、真空型11内で真空成型した後に、型成形したガイド本体7の原形を取り出して、硬化炉10内に投入して加熱硬化させる構成を採ってもよい。
金属製のガイド芯材部7Bを内部に備えた釣り糸用ガイド3について説明する。ただし、図面上では第1実施形態に対応した状態でしか、記載していない。
図7及び図8(a)(b)に示すように、釣り糸用ガイド3は、釣糸挿通用の挿通孔6Aを形成しているガイドリング6と、そのガイドリング6を保持するガイド本体7とで構成し、ガイド本体7を、繊維強化樹脂製の外装部7Aと、その外装部7Aを被着する金属製のガイド芯材部7Bとで構成してある。
外装部7Aは、ガイドリング6の周囲に配置されてそのガイドリング6を保持する円盤状部分7aと、円盤状部分7aから細幅の状態に延出される連結脚部7bと、連結脚部7bと同じ横幅で延出される足部7cとで構成される点も、第1実施形態と同様である。
穂先竿1の外周面に載置される足部7cに対して、図7に示すように、略100°〜110°の角度(鈍角)αで連結脚部7bと円盤状部分7aが折り曲げ形成されており、竿素材より外向きに突出される連結脚部7bと円盤状部分7aとを、釣り糸が絡み付き難く、かつ、絡み付いても摺り抜け易い角度に設定してある点も、第1実施形態と同様である。ただし、必ずしも、前記した角度に限定されるものではない。
第2実施形態では、プリプレグ製の外装部7Aの一端を、ガイド芯材部7Bの一端より更に延出し、その延出部分を足部7cに構成していた。しかし、この第3実施形態においては、図9(a)(b)(c)に示すように、ガイド芯材部7Bの一端を、プリプレグ製の外装部7Aの一端より更に延出し、その延出部分を足部7cに構成する。
なお、足部7cの表面側に凹入部7fが形成してあり、この凹入部7fに取付用の糸aが嵌り込んで、取付用の糸aの位置ズレが少なくなるとともに、足部7cが凹入部7fを設けることによって変形しやすくなり、足部7cを竿素材の外周面に載置した際に、その外周面に馴染みやすい。
ただし、この凹入部7fについては特に設けなくともよい。足部7cを一定の厚みで形成してもよい。
プリプレグ製の外装部7Aと、その外装部7Aを被着する金属製のガイド芯材部7Bとで構成するに、外装部7Aをガイド芯材部7Bの竿先側及び竿尻側の両面に被覆する状態で施す形態について説明してきたが、竿先側か竿尻側の一方の面だけに施してもよい。
このプリプレグ製外装部7Aは、前記した円形状部分7aに相当する範囲に限定された大きさで設けられている。
このように、金属製のガイド芯材部7Bを外装部7Aで竿先側と竿尻側との両面で被覆する構成を採っていないので、重量増を招くことなく、剛性の高いプリプレグ製の外装部7Aと強靭な金属製のガイド芯材部7Bとの機能を併せ持った釣り糸用ガイド3を形成できた。
(1)ガイドリング6の筒状ボス部6Cの外周面に、筒状ボス部6Cの軸線方向に沿った多数のローレット溝6Eを形成しているが、この凹入条溝6Eとしては、前記軸線方向に傾斜するものであってもよい。また、螺旋状を描くものでもよく、図示したものに限定はされない。
6 ガイドリング
6A 釣り糸挿通用の挿通孔
6B フランジ部
6C 筒状ボス部
6E 凹入条溝
7 ガイド本体
7A 外装部
7B ガイド芯材部
7F 取付用孔
15 パイプ親材
15A パイプ材
Claims (7)
- ガイド本体に取付固定する、釣糸挿通用の挿通孔を形成しているガイドリングを、前記ガイド本体の取付用孔に装着固定される筒状ボス部とフランジ部とで構成し、前記ガイドリングを金属製のパイプ材に型成形を施して形成し、
前記ガイド本体を繊維強化樹脂製の外装部とその外装部内に装入される金属製のガイド芯材部とで構成し、
前記繊維強化樹脂製の外装部の一端よりその外装部に被覆されている金属製のガイド芯材部の一端を延出してその延出部分を竿素材に取り付けるべく足部に形成している釣り糸用ガイド。 - 前記パイプ材が長尺状のパイプ親材から切り出したものである請求項1記載の釣り糸用ガイド。
- 前記筒状ボス部の外周面に複数の凹入条溝を形成してある請求項1又は2記載の釣り糸用ガイド。
- 前記ガイド本体が、繊維強化樹脂で構成してある請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の釣り糸用ガイド
- 半硬化状態にある繊維強化樹脂製のガイド本体の取付用孔に前記筒状ボス部を圧入してガイドリングを装着し、ガイドリングとガイド本体とを真空成形型に嵌め込み一体焼成して成形した請求項4記載の釣り糸用ガイド。
- 前記繊維強化樹脂がプリプレグである請求項4または5記載の釣り糸用ガイド。
- 請求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の釣り糸用ガイドを備えた釣り竿。
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