JP5599125B2 - 飲み物を作る装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、飲み物を作る装置および方法に関し、より詳細には、コーヒーを入れるのに適した飲み物を作る装置に関する。
各種知られているコーヒーを入れる装置は、加熱水を入れてその中を通過させるものである、機械の一部としての容器に、種々の形態の一つのコーヒー豆(例えば、挽いたものや挽かれていないもの)を加えることを含んでいる。容器は、典型的には、容器を出る加熱水が、入れたコーヒーの形態となるように、フィルター機構を含む。特定の装置では、予め挽かれたコーヒー豆が「挽かれた」形で加えられることが必要である。他の装置は、挽かれていないコーヒー豆をホッパーや開口に収容し、その豆を挽く機構を含み、そしてコーヒーを入れる処理を完了させる。入れる直前にコーヒーが挽かれるように、コーヒーを作るのに挽かれていない豆を手元に保管するのが、この方が新鮮な風味のコーヒー飲料を作ると信じられているので、好ましいときがある。更に他の装置では、装置に挿入される一杯分の大きさのフィルター容器に入った着脱式容器または予めパックされた挽いたコーヒーを使用する必要がある。このような例では、予めパックされた着脱式容器あるいは容器は、挽いたコーヒーを入れたものに限定される。特定の予めパックされた容器は、装置内の別のフィルター機構に置く必要があり、また、他の容器では、はめ込み式フィルター機構を有する。
入れる直前に挽かれ、便利で使い捨ての一杯分のパッケージに入れられた、挽かれていない豆からコーヒーを入れる利点を有する、飲み物を作る装置とそれに関連する方法を提供することを、本発明の目的とする。
これらの目的や他の目的が、本発明で達成される。
ある実施の形態では、飲み物装置は、液体容器を有する筺体と、筺体内に配置され液体容器と連通する飲み物作り部と、筺体内に配置され前記飲み物作り部から機能的に分離された豆挽き部と、豆挽き部に隣接する第1位置と飲み物作り部に隣接する第2位置との間を選択的に移動可能な飲み物作り移送部とを含む。第1位置と第2位置との間の飲み物作り移送部の移動は、飲み物作り移送部内の飲み物材料を第1位置から第2位置へ変え、飲み物作り移送部が第2位置にあるとき液体は液体容器から分配され、飲み物作り移送部へと移動させられて、飲み物を作る。
図1は、本発明による挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの分解図である。 図2は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの斜視上面図である。 図3は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの斜視底面図である。 図4は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの上面図である。 図5は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの底面図である。 図6は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの側面図である。 図7は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの、図6のA−A線に沿った側断面図である。 図8は、本発明の別の実施の形態による挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの分解図である。 図9は、本発明によるコーヒー装置の斜視右側面図である。 図10は、図9のコーヒー装置の斜視左側面図である。 図11は、図9のコーヒー装置の左側面図である。 図12は、図9のコーヒー装置の正面図である。 図13は、図9のコーヒー装置の右側面図である。 図14は、図9のコーヒー装置の背面図である。 図15は、図9のコーヒー装置の上面図である。 図16は、図9のコーヒー装置の底面図である。 図17は、準備ができた状態を示す図9のコーヒー装置の斜視図である。 図18は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップを充填するところを示す図9のコーヒー装置の斜視図である。 図19は、充填板にある図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップを示す図9のコーヒー装置の斜視図である。 図20は、充填された状態の図9のコーヒー装置の斜視図である。 図21は、入れる準備ができた状態の図9のコーヒー装置の斜視図である。 図22は、入れている作動中の図9のコーヒー装置の斜視図である。 図23は、一杯のコーヒーを入れた後の図9のコーヒー装置の斜視図である。 図24は、コーヒーを入れた後の使用済の予めパックしたフィルターカップを取り除くところを示す図9のコーヒー装置の斜視図である。 図25Aは、コーヒーを入れている間の水分が流れるところを示す図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの概念図である。 図25Bは、本発明による図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップに加熱水を分配するシャワーヘッドの底面図である。 図26は、第1の状態の図9のコーヒー装置の第1の側断面図である。 図27は、第1の状態の図9のコーヒー装置の第2の側断面図である。 図28は、第2の状態で示された図9のコーヒー装置の第1の側断面図である。 図29は、第2の状態で示された図9のコーヒー装置の第2の側断面図である。 図30は、図9のコーヒー装置の豆挽き用モータと豆挽き用組立刃の詳細概念図である。 図31は、図9のコーヒー装置の作動状態の断面概念図である。 図32は、図9のコーヒー装置の別の作動状態の断面概念図である。 図33は、図9のコーヒー装置の別の作動状態の断面概念図である。 図34は、図9のコーヒー装置の豆挽き用モータとフィルターカップ持ち上げ機構の拡大詳細図である。 図35は、図9のコーヒー装置の作動状態の拡大断面概念図である。 図36は、図9のコーヒー装置の別の作動状態の拡大断面概念図である。 図37は、図9のコーヒー装置の作動状態の拡大断面概念図である。 図38は、本発明による図9のコーヒー装置と共に用いられる豆挽き用組立刃の斜視図である。 図39は、図38の豆挽き用組立刃の上面図である。 図40は、図38の豆挽き用組立刃の左側面図である。 図41は、図38の豆挽き用組立刃の正面図である。 図42は、図38の豆挽き用組立刃の右側面図である。 図43は、図38の豆挽き用組立刃の、図41のA−A線に沿った側断面図である。 図44は、第1位置に示される組立刃と図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの概念図である。 図45は、第2位置に示される組立刃と図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの概念図である。 図46は、第3位置に示される組立刃と図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの概念図である。 図47は、第4位置に示される組立刃と図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップの概念図である。 図48は、図1のコーヒー装置の豆挽き状態の拡大概念図である。 図49は、図1のコーヒー装置の豆挽き状態の、図48のB−B線に沿った断面図である。 図50は、図1のコーヒー装置のコーヒー豆を挽いた後の拡大概念図である。 図51は、本発明によるコーヒー豆を挽く図1のコーヒー装置の豆挽き刃の拡大概念図である。 図52は、本発明の別の実施の形態による図9のコーヒー装置と用いられる代替の豆挽き用組立刃の斜視正面図である。 図53は、図52の代替の豆挽き用組立刃の斜視背面図である。 図54は、図52の代替の豆挽き用組立刃の上面図である。 図55は、図52の代替の豆挽き用組立刃の左側面図である。 図56は、図52の豆挽き用組立刃の正面図である。 図57は、図52の豆挽き用組立刃の右側面図である。 図58は、液体容器から図1の予めパックしたフィルターカップを通る水分の流れを示す、図9のコーヒー装置の概念断面図である。 図59は、クリーニング状態を示す、図9のコーヒー装置の概念断面図である。 図60は、本発明によるコーヒー装置の水容器の斜視図である。 図61は、図9のコーヒー装置の一部分の底面図である。 図62は、図1の挽かれていないコーヒー豆を予めパックしたフィルターカップを収容するトレイの斜視図である。 図63は、図62のトレイの側断面図である。 図64は、図62のトレイの底面図であり、本発明による装置のトレイ部品の図である。 図65は、本発明によるスライド式ドリップトレイを有するコーヒー装置の斜視図である。 図66は、伸ばされた位置のスライド式ドリップトレイを示す図65のコーヒー装置の断面図である。 図67は、引っ込めた位置のスライド式ドリップトレイを示す図65のコーヒー装置の断面図である。 図67は、本発明の別の実施の形態によるコーヒー装置の概念図である。 図69は、第1位置にある豆挽き用モータを示す、本発明の別の実施の形態によるコーヒー装置の概念図である。 図70は、第2位置にある豆挽き用モータを示す、図69のコーヒー装置の概念図である。 図71は、別の実施の形態による、第1の運転状態位置にあるコーヒー装置の概念図である。 図72は、第2の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図73は、第3の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図74は、第4の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図75は、第5の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図76は、第6の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図77は、第7の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図78は、第8の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図79は、第9の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図80は、第10の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図81は、第11の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図82は、第12の運転状態位置にある、図71のコーヒー装置の概念図である。 図83は、図71のコーヒー装置の飲み物作り移送部の斜視図である。 図84は、図83のコーヒー装置の飲み物作りカートリッジの上面図である。
図1〜7を参照すると、本発明による装置で用いられるフィルターカップ10は、カップ12、紙/繊維フィルター14、プラスチックスクリーン16およびホイルカバー18を含む。フィルター14は、飲み物を作っている間に挽いたコーヒーおよび/または他の堆積物がカップ12から出てしまうことを防止し、しかし、液体を通過させる。カバー18はアルミニウムや他の既知の材質から形成され、カップ10の上部周縁に熱シールされ、または着脱可能に取り付けられるのが、好ましい。複数の挽かれていないコーヒー豆20はホイルカバー18とプラスチックスクリーン16の間の空間に入れられる。図1は、フィルターカップ10に収納されたコーヒー豆を図示するが、紅茶等の他の食料や物質も、本発明の広い観点から外れることなしに、ここで説明するのと同様のやり方で、使用することができる。
図1に更に示すように、カップ12は、その上面に開口22と、周囲側壁24と床面26を有する。図2〜7にもっともよく示されるように、床面26は、流体の流れを、1つまたは複数の孔32を有する円形のくぼみまたは凹所30に向ける複数の溝または流れのルート28を有する。重要なことは、ここで説明するように、凹所30は、凹所30に入れたコーヒーを集め、孔32を通ってカップ32から出るようにカップ10の一番低い位置にあることである。図7は、組み立てられた状態の、コーヒー豆20を含むカップ10を図示する。図示するように、紙フィルター14がカップ12の床面26上に配置される。プラスチックスクリーン16は紙フィルター14の上部に配置され、紙フィルター14が豆挽き刃および/または挽いたコーヒーによって摩耗することを防ぐ。紙フィルター14とスクリーン16は共に、円形で、カップの周囲側壁24によりその底部できっちりと収容される大きさとされる。図7で最もよく示されるように、スクリーン16は弾力的で曲げ変形に抵抗でき、スクリーン16がその上にコーヒー豆20が置かれるカップ12中の平面を提供する。重要なことは、ここで詳細に説明するように、スクリーン16が、コーヒー豆20がカップ12の床面26(豆挽き刃の届く範囲外)に落ちることを防ぎ、豆挽き刃による最適な豆挽きを容易にするということである。上述のように、ホイルカバー18は、カップ12内にフィルター14、スクリーン16およびコーヒー豆20をシールする。
カップ10は、さらに新鮮味や保護のために、別にシールされたパッケージや包みに保管され運ばれてもよく、床面26の孔32は、例えば、接着性のラベル(不図示)で覆われてもよい。好ましい実施の形態では、フィルターカップ10は、あらかじめパックされた1回使用する使い捨てコンポーネントである。よって、ホイルカバー18で気密にシールされ、新鮮味と香りを維持し、コーヒー豆20が湿気を含んだり汚れたりすることを防ぐ。上記で説明したように、フィルターカップ10は、ホイルカバー18と接着性ラベルでシールされ、あるいは、接着性ラベル付きであるいは接着性ラベル無しで覆い内にパックされてもよい。別の実施の形態では、フィルターカップ10は、代わりに、使用の度に再充填される再使用可能なカップでもよい。実施の形態では、カップの床面26は、孔32無しで形成されてもよい。本実施の形態では、カップの床面26はコーヒー装置に挿入すると針で穴開けされ、入れたコーヒーの流れの出口を提供するようにしてもよい。
ここで図8を参照して、フィルターカップ50の代替の構成を示す。図に示されるように、カップ50は、カップ10と形状と構成は基本的に類似しているが、紙/繊維フィルター14と保護用プラスチックスクリーン16に代えて金属メッシュフィルター52を用いる。この実施の形態では、金属メッシュフィルター52は、挽いたコーヒーがカップ10から出ないように十分に細かく、ある程度の耐摩耗性を提供する。フィルター52は金属メッシュで形成されるものとして開示されているが、豆挽き刃および/または挽いたコーヒーからの摩耗に実質的に抵抗する他の材質を、本発明の広い観点から外れることなく用いてもよい。
図9〜24を参照して、本発明の実施の形態による装置100を示す。装置100は、コーヒーや他の飲み物を作るために、上記に開示した、フィルターカップ10と組み合わせて使用されることが意図されたものである。図示のように、装置100は、概して長方形の形状をしており、ベース102と、細長い隙間付きのまたは格子付きの上面108を有するドリップトレイ106をスライド可能に収容するドリップトレイ筺体104を備える。ドリップトレイ106の上面108は、コーヒーマグカップ109のような容器をその上に置き、作られて装置100から出てくる入れたてのコーヒーを受けるように構成される。容易に理解されるように、簡単に洗浄するために、細長い隙間付きの上面108はカップ109からこぼれた液体や操作中にカップ109から外れた液体が上面108を通過し、ドリップトレイ106に集められるようにする
筺体110は、ベース102に支持され上部に位置し、使用中にフィルターカップ10を固定し位置決めするフィルターカップ筺体/トレイ112をスライドして収容する。以下に説明するように、ハンドル114が操作用に筺体110に枢動可能に取り付けられる。図9および10にさらに示すように、水容器116が、筺体110に取り付けられ、支持され、あるいは、その一部を形成する。実施の形態では、水容器116は、筺体110に取外し可能または恒久的に取り付けられる。以下に説明するように、筺体110はまた、装置の運転機能をコントロールするコントロールパネル118を含む。図10に最もよく示されるように、ベース102は、装置100の洗浄作業(以下に説明する)や使用後の廃棄されるフィルターカップ10からの水を受ける、廃棄タンク120をスライド可能に収容する窪みをその側面に含む。代替の実施の形態では、トレイ112は筺体110に枢動可能に収容され、筺体/トレイ112が筺体内に収容される第1位置と、トレイ112が筺体からユーザー側に枢動して離れフィルターカップ10を置き易くする第2位置との間で可動としてもよい。実施の形態では、トレイ112は洗浄用に筺体110から取り外し可能である。
ここで、装置100の運転を、図17−24を特に参照して説明する。先ず、水容器116を水で満たす。次にユーザーは、コントロールパネル118から所望のコーヒー設定を選定する。設定には、コーヒーの濃さや給仕するサイズ、タイマーの設定、自動飲み物作り、等の選定可能なオプションを含んでもよい。次に、図17に示すように、ハンドル114を矢印A方向に上方に動かして、トレイ112を筺体110内に置かれ維持された位置から解除する。トレイ112は、スプリング154の力により装置100から矢印B方向に図18に示される位置にスライドする。この位置で、トレイ112は、フィルターカップ10がトレイ112の受け入れブラケット124に置かれる準備ができる。
カップ10がトレイ112に挿入された後、トレイ112は、図19に示すように、装置100内に矢印C方向に押し戻される準備ができる。具体的に、トレイ112は、図20に示されるように、ロックされた位置で筺体110に収容されるように装置100内に手動で押し戻される。次にハンドル114を矢印D方向に下げて、自動的に豆挽きおよび飲み物作りの工程を開始する。
図21を参照して、上記の通りに、豆挽き工程は、ハンドル114が下げられた後に、自動的に始まる。その工程において、フィルターカップ10中のコーヒー豆20は、カップ10内に入れられた豆挽き刃126により挽かれ、豆20は挽いたコーヒー128に変化させられる。豆挽きが完了した後、後述の水出口からカップ10へ加熱水が供給される。図22の矢印130で示されるように、コーヒーはトレイ112の底部からトレイ112の下方に配置されるコーヒーマグカップ109内に放出され、トレイ112の底部はそのような放出を可能にする開口を有する。
飲み物作り工程が完了した後、ハンドル114は図23に示す位置から図24に示す位置に、矢印E方向に上げられる。再度、ハンドル114の上方位置への動きがトレイ112を解放し、装置100の筺体110からスライドして取出し、ユーザーが使用済みフィルターカップ10をトレイ112から手で取り除くことができるようにする。カップ10は、その後廃棄タンク120に廃棄してもよい。コーヒーで満たされたマグカップ109は、この工程の前あるいは後に、ドリップトレイ106から取り外される。
一実施の形態では、図24に示すように、トレイ112が外側の位置にある間に、刃の洗浄作業が自動的に始まる。刃の洗浄作業では、水出口132から水が放出される。カップ10が取り外されているので、刃は空間により囲まれ、よって、流れる水が刃をきれいに洗う。一実施の形態では、刃は水を用いている間に回転し、洗浄を容易にする。トレイ112は外側の位置にあるので、コーヒーを入れている状態のときのように、水はカップ10の底部やトレイ112の外側に流れ出ることはない。代わりに、図59に示すように、水はトレイ112の後端134に落ちて収集パン136へ行くので、迂回させられる。トレイ112の収集パン136から流れ出た水は廃棄チューブ138を経由し、廃棄タンク120に落ちる。
代替の実施の形態では、水などの洗浄用液体を含むカップを利用して、刃166を周期的にまたは使用した後毎に洗浄してもよい。この実施の形態では、洗浄カップが容器124に挿入され、装置100はハンドル114を下方に引くことにより起動される。装置100は、その後通常の飲み物作りサイクルを作動する。あるいは、コントロールパネル118のボタンが押されることで洗浄サイクルを作動してもよい。洗浄サイクルは、例えば水温、作動時間、刃の回転速度などで、具体的に構成され、刃の洗浄と消毒を最適化する。別の実施の形態では、洗浄カップは洗浄液または洗浄剤のスラリを含んでもよい。洗浄剤は液体であっても乾燥したものであってもよく、粒状、粉状等の形であってもよい。
さらに別の実施の形態では、洗浄作業は、フィルターカップ10を実際に挿入せずに、飲み物作りサイクルを作動することを含んでもよい。この実施の形態では、ハンドル114を下方に動かし、加熱水が制止または回転している刃166を通過し刃を洗浄するように、洗浄サイクルを開始する。あるいは、コントロールパネル118のボタンが押されることで洗浄サイクルを開始してもよい。
図62および63は、トレイ112と収集パン136を図示する。図64は、トレイ112の底面図を示すとともに、トレイ112の底部の開口140を通して見た、入れたコーヒーが流出するカップ10の開口32を示す。
図25Aは、以下に説明する手順で挽かれていないコーヒー豆20から挽かれた、挽かれたコーヒー128がどのように加熱水で抽出されてコーヒーを製造するかを概念的に図示する。挽かれたコーヒー128はカップ10内に置かれ、矢印142で示すように、加熱水が上方から水出口132を通って導入される。加熱水は、カップ10中の挽かれたコーヒー128を通って流れ、矢印144で示すように、カップ10の底部の孔32から流出する。
図26および27は、装置100の特定の内部構成を図示する。図示されるように、水容器116は水で満たされる。トレイ112は、図18および19に示すように、カップ10をトレイ112の受け入れブラケット124に置けるように、引き抜かれる。トレイ112はその後、図20に示す位置へ、装置内に押し戻される。ハンドル114は、図21および22に示すように、その後下方に動かされる。ハンドル114のこのような動きは、以下に説明するように、カップ10内のコーヒー豆20を挽くためにカップ10を上方に上げさせる。装置100は、ヒーター146とポンプ148を含み、容器116からの水を加熱し、その水を供給流路経由で送り、図25Aを用いて説明したように飲み物作り作業を実施する。図26〜29に示すように、豆挽き用モータ150が装置100の筺体110に配置され、以下に説明する方法にてコーヒー豆20を挽く。水用チューブ152は加熱水をヒーター146からトレイ112の上方に配置された水出口132に運ぶ。
図27および29で最もよく示されるように、持ち上げ機構156はハンドル114により起動され、カップ10を下方位置と上方位置との間で動かす。持ち上げ機構156は、リンクアーム158、トレイ112の受け入れブラケット124に動作可能に取り付けられたピン160と付随するスロット162、および、スロット162が位置するプレート164を含む。作業において、下方向にハンドル114を動かすことにより、ピン160がスロット162の進路に従い、カップ10と受け入れブラケット124を豆挽き刃へと上方に持ち上げる。ガイドポスト161が受け入れブラケットの孔163に入れられ、適切な方向付けとカップ10が豆挽き刃と整列することを確実にする。カップ10を下げることは逆の手順に従う。
図30を参照すると、装置100は、豆挽き用モータ150に付属する回転出力軸168に接続され、回転出力軸168に駆動される豆挽き刃166を含む。図28に示すようにハンドル114が下方位置に動かされると、カップ10は持ち上げられ、刃166がホイルカバー18と係合して貫通し、カップ10内に入り込み、コーヒー豆20と接触するようになる。カップ載置/上昇機構156は、ハンドル114により起動されるが、カップ10を豆挽き用の上方位置と下方位置との間で動かす。バネ154はユーザー補助バネであり、カップ10を挿入するために、ハンドル114が持ち上げられるとトレイ112を筺体110から外側に付勢する。
図31に示すように、ハンドル114の上方位置への動きは、トレイ112を解放し、トレイ112は、トレイ112の受け入れブラケット124にカップ10を置けるように、プレート165(プレート165は、バネが働かないように固定する物として作用する)と協働してバネ154の力で外側にスライドされる。次にユーザーは、図32に示すように、カップ10をトレイ112に置く。トレイ112は図33で示すように、図34に示されるトレイロック170により所定の位置でロックされるまで、閉まった位置に手で押し戻さなければならない。
図35〜37は、本発明による貫通および豆挽き手順を図示する。図35に示すように、フィルターカップ10は、ハンドル114が下げられると矢印F方向に刃166に向けて上方に持ち上げられる。図36は、カップ10が完全に持ち上げられたときのカップ10の位置を図示する。その位置では、Oリングのような、シールリング172がカップ10の上部周縁に係合し、飲み物作り工程が行われるとカップ10が加圧される。図37は、豆挽きと飲み物作りが行われ、ハンドル114が持ち上げられた後のカップ10の下方位置を図示する。重要なことは、シーリング172がカップ10の上部をシールし、カップが加圧されていることである。好適な実施の形態では、カップはコーヒーを入れる間200kPa(2バール)を超えて加圧されるが、本発明の広い観点から外れることなく他の圧力も用いられる。
挽かれていないコーヒー豆を挽くため豆挽き刃166の種々の図が、図38〜43に示される。図示されるように、刃166はV字型の形状を有する。重要なことは、ハンドル114の下方への動きによりカップ10が持ち上げられたときにカップ10のホイルカバー18を貫通するように、刃166は挿入切断エッジ174を有していることである。刃の上部はまた、ハンドル114の上方への動きにより、飲み物作りの後にカップ10が刃から離れて下げられるときに、ホイルカバー18を切り開く上向き引き抜き切断エッジ176を含む。「V字」の各脚にはまた、向かい合った凹部178と突起部180が形成され、以下に説明するように、コーヒー豆20を挽き易くする。刃166はまた、豆挽き用モータ150の出力軸168と接続するためのカラー182を含む。このような実施の形態では、刃166は交換および/または更に完全に洗浄するために取外し可能としてもよい。別の実施の形態では、刃166は、モータ150の出力軸168と一体で形成され、あるいは固定して取り付けられる。容易に理解されるように、刃166の細い外形は、挽いたコーヒー128が豆挽きの間にカップ10から飛び出さないようにホイルカバー18に最小幅のスロットを切る。さらに、刃166の形状と構成は、洗浄を容易にする。
図44は、刃166に向けて持ち上げられるカップ10を図示し、図45は、挿入切断エッジ174を用いてカップ10のホイルカバー18に孔をあける刃166を図示する。図44および45の双方で、カップ10内のコーヒー豆はまだ挽かれていない。豆挽きの後、豆20は挽かれたコーヒー128に変化させられる。上記のように、飲み物作りが行われ、その後カップ10は図46および47に示すように下げられ、刃166の引き抜き切断エッジ176は、必要に応じて再びホイルカバー18に孔を開け、刃166からカップ10を取り外し易くする。
ここで図48〜50を参照して、実際の豆挽き工程を図解する。豆挽き用モータ150が起動すると、豆挽き刃166がフィルターカップ10内のコーヒー豆20を挽くのに十分な高回転数で回転し、コーヒー豆20を、図48に示す挽かれていない豆から図50に示す挽いたものに変化させる。具体的に、刃166は、刃166の突起部180がコーヒー豆20を打ち/衝撃を与えて、それらを割るような方向(図49参照)に回転する。時間を掛けて、刃そのものからと、最も重要なことに、突起部180による、多くの衝撃が徐々にコーヒー豆の大きさを小さくし、コーヒーを入れるのに十分な細かい挽いた豆とする。一実施の形態では、刃166は、コーヒーを入れている工程の間、すなわち、熱水がカップ12を通過している時間、所定の回転数で回転し続けてもよい。コーヒーを入れている間の回転数は、コーヒー豆20を挽くのに用いる回転数と同じでも、異なっていてもよい。他の実施の形態では、刃166は、コーヒーを入れている間に飲み物の含有物をかき回すのに利用されてもよく、飲み物の含有物を水に溶かし易くし、カップ10を通過させる(例えば、挽かれていないコーヒー豆の代わりにアイスティーの飲み物含有物を用いる場合)。容易に理解されるように、コーヒーを入れている間にカップ10内の飲み物含有物/コーヒー豆をかき回すことにより、よりよい味の飲み物を作ることができる。特に、コーヒーを入れている間にかき回すことは、挽いたコーヒー128と熱水との接触をよりよくし、コーヒーの品質および/または濃度を改善する。
代替の実施の形態では、フィルターカップ10を、加熱水をカップ10に分配する前に、豆挽き刃166から後退させてもよい。容易に理解されるように、このことは、豆挽き刃166が、コーヒー豆が乾燥しているときにコーヒー豆に接触するだけ(すなわち、コーヒーを入れる前にコーヒー豆20を挽くとき)であることを確実にする。したがって、挽かれたコーヒー豆は、刃166と挽かれたコーヒー122が湿った状態で一緒に存在すると生じるであろう、刃166にくっつくことがなく、よって、刃を洗浄する必要なく、刃を実質的に挽いたコーヒーの影響を受けないように保つ。
図52〜57は、装置100で用いられる豆挽き刃184の代替の外形を図示する。図示されるように、刃はV字型の形状を有し、カップ10のホイルカバー18を突き刺す突き刺しエッジ186を有する。また、刃184は、2つの水平方向に延在するフランジ188、190を有し、コーヒー豆を挽くのを容易にし、また、カップ10が刃184から離間して下げられるときにホイル18を再度切り開く2つの上方エッジ192、194を有する。好ましい実施の形態の刃166と同様に、刃184は、豆挽き用モータ150の出力軸168に着脱可能に取り付けられ、または、出力軸168と一体に成形され、あるいは恒久的に固定される。
本発明の処理工程で用いられる水の流路を図58に図示する。先ず、容器116が水で満たされる。一実施の形態では、容器116は筺体110に着脱可能に入れられ、ユーザーは、水を満たすために容器116を取外し、その後筺体110に置くことができる。容易に理解されるように、このような構成では、容器そのものまで水源をもってくるより容易である。容器116は、図60に示すように、取外し可能な蓋194を有し、水を満たし易くする。図17〜24に最もよく示されるように、水出口196は、重力下で水が容器116から流れるようにする。水出口196には、当業者に周知のタイプのバルブ198が備えられ、バルブは開口位置から閉止位置へと、またその逆に、従来のコントローラにより電子的に起動され、コントロールされてもよい。コーヒーを入れている間、水は水出口196を通って容器116から排出され、ポンプ148に達するまで第1チューブ200内を流れる。ポンプ148は水をヒーター146を通して送り出し、水を所望の所定の温度まで加熱する。水は、ヒーター146から熱水供給チューブ152を介して水出口132まで通過する。
一実施の形態では、飲み物作り工程の終わりに、カップ10に残る余分な液体を押し出しまたは吹き出すために蒸気が作られるように、ヒーターよりも前に水の流れを止める。容易に理解されるように、この蒸気噴射は、コーヒーの最後の数滴がカップ10に残らず、また、垂れないことを確実にする。
図25Bに示すように、一実施の形態では、水出口132は、そこに加熱水を分配するための多数の孔210を有する環状チューブまたはリング208の形状のシャワーヘッドである。シャワーヘッド132の孔210から放出された加熱水は、コーヒーを入れるのと、洗浄操作で刃166を洗うのとの両方に用いられる。コーヒーを入れている間、水出口/シャワーヘッド132から出た加熱水は、カップ10に入り、カップ10は、工程のこの瞬間に、挽いたコーヒー128を含んでいる。水は、今は入れたコーヒーであるが、カップ10の床面26の孔32を通ってカップ10から排出される。水が孔32を通ってカップから排出されると、トレイ出口202から放出される前にトレイ112の出口水路を通って、下方に流れる。一実施の形態では、トレイは、フィルターカップ10の孔32の真下に流れ緩和部材204を含んでもよい。流れ緩和部材は、コーヒーマグカップ109への入れたコーヒーの直接的流れを妨害して、入れたコーヒーが噴出してユーザーにはねたり、汚れを形成したりしないようにする。出口202を出た後、水は、今は入れたコーヒーであるが、コーヒーマグカップ109に流れ落ちる。給仕するサイズに応じて、選択された液体の体積が、コントロール118を用いて予め選ばれ、それに応じて、ポンプ148と水出口196が、流れを止める前に選ばれた量だけを流すようにコントロールされる。
図65〜67は、本発明の他の実施の形態によるドリップトレイ106の代替の構成を図解する。図示されるように、ドリップトレイは、図66に示され、トレイ106が入れたコーヒーの出口202の下に位置する第1位置と、図67に示され、トレイ106が装置100のベース102内に収容される第2位置との間で可動である。図67に示す位置のドリップトレイ106で、背の高いカップ/マグカップ206を収容してもよい。
図68は、本発明の一実施の形態による代替の構成を有するコーヒー装置300を図示する。図示するように、鉛直に設置されたカップ10と豆挽き刃166、カップ10の垂直上方位置にある入れたコーヒーのシャワーヘッド132とモータ150の代わりに、これらの要素が水平方向に向けられる。具体的には、図示のように、フィルターカップ10は、筺体110内に水平方向を向いて設置される。さらに、豆挽き用モータ150、シャワーヘッド132、および刃166は、水平方向位置でカップ10の横に配置される。この実施の形態では、装置300は、カップ10の底部と連通する水路302を含み、入れたコーヒーがカップを出て、水路302を通ってユーザーのカップ109に分配する出口202へ流される。
図69と図70は、本発明の更に別の実施の形態によるコーヒー装置400を図示する。コーヒー装置400は上記の装置100と構成は類似するが、いくつかの重要な差異がある。図示のように、動かないモータ150、刃166およびシャワーヘッド132、並びに、刃166と係合するように持ち上げられるカップ10の代わりに、本実施の形態では、入れたコーヒーのシャワーヘッド132、モータ150および刃166が、動かないカップ10に向けて、また、離れるように動くように構成される。図69は、動かないフィルターカップ10の上方のモータ150、刃166および入れたコーヒーのシャワーヘッド132の第1位置を図示する。モータ150、刃166および入れたコーヒーのシャワーヘッド132は、図70に示す第2位置に鉛直方向に移動可能であり、第2位置では、刃はカップ10内に位置する。モータ150、刃166およびシャワーヘッド132の鉛直方向の動きは、機械機構または電気アクチュエータを用いることにより生ずることができる。この実施の形態によるコーヒー装置400は、能動的フィルターカップ10と受動的飲み物作りアセンブリとは逆に、能動的飲み物作りアセンブリ(モータ150、豆挽き刃166およびシャワーヘッド132)と受動的フィルターカップ10を有することを特徴とする。
好ましい実施の形態では、挽かれていないコーヒー豆からコーヒーを挽いて入れることを考えているが、本発明をこの点に限定することは意図していない。具体的には、本発明の装置と方法は、挽いていないコーヒー豆を含むカップにそもそも限定されず、本発明は、挽いたコーヒー、部分的に挽いたコーヒー、茶葉、挽いた茶、あるいは、飲料に混ぜる材料を含むカップに用いられることを考えている。さらに、本発明の実施の形態による装置は、フィルターカップに含まれる如何なる材料からも飲み物を作り/入れることができ、挽かれていないコーヒー豆からコーヒーを入れることに限定されない。
図71〜82は、本発明のさらに別の実施の形態によるコーヒー装置500を図示する。コーヒー装置500は、上記のコーヒー装置100と一般的に類似しており、多くの同一な構成を含むが、いくつかの重要な差異がある。コーヒー装置100と同様に、コーヒー装置500は、コーヒーや他の飲み物を作るために、上記のフィルターカップ10と一緒に用いられることが意図されている。好ましくは、フィルターカップ10は挽かれていないコーヒー豆を含む。
図71に示すように、コーヒー装置500は、ベース502と、ベース502に接続し支持される筺体504を含む。ベース502は、ドリップトレイ508をスライドして収容するドリップトレイ筺体506を画定する。上記のドリップトレイ106と同様に、ドリップトレイ508は、簡単な清掃のため、操作中にこぼれた液体が通過できるように、また、ドリップトレイ508に集めるように、細長い隙間付きまたは格子付きの上面を有する。図示のように、使い捨ての小型容器510が、後述のように、使用済みのフィルターカップを収容するようにベース502に取外し可能に取り付けられる。
図71と図72に最もよく示されるように、筺体504は、底部512、頂部514および頂部514にヒンジで連結された前方部516を含む。前方部516は、前方部516が底部512と係合する図71に示す閉じた位置と、以下に説明するように、フィルターカップ10を挿入したり取り外したりするのに、筺体504の内部がアクセス可能な図72に示す開いた位置との間で、矢印A方向に旋回できる。閉じた位置では、前方部516の上面と筺体504の頂部514の上面は、装置500の概して平坦な上面を形成する。
図72にさらに示されるように、筺体504の底部512は、直線的に移動可能な軌道519上に飲み物作り搬送具518を支持する。図83と図84に示されるように、飲み物作り搬送具518は、概して、その中にフィルターカップ10をきっちりと収容する大きさと形状の円錐カップ520の形をしている。具体的には、搬送具518は、フィルターカップ10が挿入されるようにその上部が開口し、搬送具518を通って入れたコーヒーや他の飲み物が装置500から排出されるようにその底に孔522を有する。直線的に移動可能な軌道519と係合するように、フランジ524がカップの側壁から外側に延在し、その底から延在する1つまたは複数のスプロケットまたは突起(不図示)を有してもよい。飲み物作り搬送具は半分に分離でき、以下に説明するように、使用後にフィルターカップ10を自動的に取り外すことができる。
一実施の形態では、直線的に移動可能な軌道519は、鎖である。操作において、飲み物作り搬送具518のフランジ524の下側のスプロケット/突起は、鎖のリンクの1つと係合し、鎖の直線の動きが、後述の豆挽き位置と飲み物作り位置との間で飲み物作り搬送具518を直線的に動かす。あるいは、直線的に移動可能な軌道は、飲み物作り搬送具518の少なくとも1つの相補的形状の窪みと係合する複数の歯を有する、プラスチックやゴムなどのバンドでもよく、その直線的動きを実現する。他の実施の形態では、飲み物作り搬送具を飲み物作り位置と豆挽き位置の間で直線的に動かす他の手段を、本発明の広い観点から外れることなく、用いてもよい。
図71を参照すると、コーヒー装置500は、筺体504に取り付けられ、支持され、および/または、その一部を形成する水容器526をも含む。一実施の形態では、水容器526は筺体504から取り外すことができ、水を満たし易くする。装置500はさらに、容器526からその中を通過する水を加熱するヒーターと、容器526からの水をボイラ528を通って熱水供給流路532を通って熱水出口まで送るポンプ530を含む。一実施の形態では、ポンプ530は、ソレノイドポンプである。水出口は、シャワーヘッド534の形式であるのが好ましく、以下に詳細に説明するように、飲み物作り位置のフィルターカップ10の上に配置される。ボイラ/ヒーター528とポンプ530は、当該技術分野で一般的に用いられるタイプのものでよい。コーヒー装置100のシャワーヘッド132と同様に、シャワーヘッド534は環状の形状で、筺体504内の飲み物作り位置のフィルターカップ10に加熱水を分配するため、下側に複数の孔を有する。容易に理解されるように、加熱水をフィルターカップ10に分配する水の流路と構成は、コーヒー装置100の流路と構成と実質的に類似する。
図71〜82に示されるように、また上記に示唆したように、装置500はさらに、豆挽き部536と飲み物作り部538を含む。豆挽き部536は、接続された出力軸542を回転駆動する豆挽き用モータ540と、出力軸542に動作可能に接続された豆挽き刃544を含む。豆挽き刃544とモータ540は、円筒形スリーブ546内に収容されてもよく、モータ540、軸542および刃544は、図71に示すように、刃544がスリーブ546に隣接しまたはその中に収容される第1位置と、図75に示されるように、刃544がスリーブ546から伸びている第2位置との間で鉛直方向に可動である。豆挽き部536は、豆挽き用モータ540と刃544を第1位置と第2位置の間で動かすモータ548をさらに含む。
図示されるように、飲み物作り部538は、円筒形スリーブ550と、円筒形スリーブ550にスライド可能に収容されるピストン552を含む。ピストン552は、シャワーヘッド534に固定して取り付けられ、その中を熱水供給ライン532が通る通路を有する。重要なことは、ピストン552とシャワーヘッド534が、円筒形スリーブ550内で鉛直に可動であることである。具体的には、飲み物作り部538はまた、図71に示すように、シャワーヘッド534が円筒形スリーブ550に隣接する位置にある第1位置と、図79に示されるように、シャワーヘッド534が円筒形スリーブ550から伸びて離れた位置にある第2位置との間で、ピストン552とシャワーヘッド534を動かすモータ554を含む。飲み物作り部538は、筺体504の前方部516に固定され、開いた位置と閉じた位置の間で可動である。
重要なことに、装置500は軌道519に接続される軌道モータ556を含む。モータ556は、軌道519の動きを実現するために起動され、それにより飲み物作り部538のシャワーヘッド534の直下の位置から豆挽き部536の豆挽き刃544の直下の位置へ飲み物作り移送部518を動かす。
ボイラ528、ポンプ530、豆挽き用モータ540、飲み物作り部モータ554および軌道モータ556はそれぞれ、それらの運転をコントロールするコントローラ(不図示)に電気的に接続される。筺体504のコントロールパネル(不図示)は、コントローラに電気的に接続され、ユーザーが装置500の操作をコントロールするインターフェース、たとえば飲み物を作るためのカップの数、自動飲み物作りおよびタイマー特性等を提供する。
図71〜82を参照して、ここでコーヒー装置500の操作について説明する。図71〜73に示すように、先ず、ユーザーが複数の挽かれていないコーヒー豆20を含む予めパックしたフィルターカップ10を選択する。その後ユーザーは、筺体504の前方部516を矢印A方向に図72に示す位置まで持ち上げ、飲み物作り移送部518へのアクセスを確保する。その後ユーザーは、図72に示すように、飲み物作り移送部518へフィルターカップ10を挿入する。その後ユーザーは、筺体504の前方部516を底部512と係合するように閉める。一実施の形態では、センサーが、前方部516が閉じていること、および/または、フィルターカップ10が飲み物作り移送部518に適切に置かれていることのいずれかを検知してもよい。フィルターカップ10が飲み物作り移送部518に入れられたこと、および/または、前方部516が閉じた位置にあることを検知すると、コントローラは軌道モータ556を起動する。他の実施の形態では、ユーザーがコントロールパネルのスタート・ボタンを押して、手動で飲み物作り工程を開始してもよく、飲み物作り工程は軌道モータ556の起動で始まる。
図73に示されるように、軌道モータ556は、軌道519が飲み物作り移送部518と係合し、軌道519が、豆挽き刃544の直下の図74に示す豆挽き位置に移送部を矢印B方向に動くように、軌道519の動きを実現する。一旦豆挽き位置になると、豆挽き部モータ548が起動し、豆挽き用モータ540と豆挽き刃544をフィルターカップ10に向けて下方に矢印C方向に動かし、刃544がフィルターカップ10のホイルカバー18を突き通し、カップ10内に入るようにする。刃544がカップ内に位置すると、モータ540が起動され、刃544を所定の回転数で回転させ、それにより図75に示すように、カップ10内の挽かれていないコーヒー豆20を挽き、あるいは飲料材料を混ぜる。
ここで図76を参照して、コーヒー豆20が挽いたコーヒー558に変化させられると、豆挽き用モータ540と豆挽き刃544はモータ548によりフィルターカップ10から後退させられる。豆挽き刃544がカップ10から後退した後に、軌道モータ556は再びスイッチが入れられ、飲み物作り移送部518を飲み物作り部538の下の飲み物作り位置まで矢印D方向に動かす。図78は、飲み物作り位置のフィルターカップ10と飲み物作り移送部518を図示する。
図78に示されるように、飲み物作り部モータ554にスイッチを入れ、ピストン552とシャワーヘッド534をフィルターカップ10に向け下方に、矢印E方向に動かす。一実施の形態では、シャワーヘッド534は、フィルターカップ10と密接に関連して動かされ、加熱水をフィルターカップ10に分配、すなわち低圧でコーヒーを入れる。他の実施の形態では、シャワーヘッド534は、Oリングのようなシールリングを含んでもよい。この実施の形態では、シャワーヘッド534は、シールリングがフィルターカップ10の上部周縁に圧縮接触し、気密シールを生じるまで、下方に動かされる。その後フィルターカップ10は、装置100に関して説明したように、飲み物作り工程では加圧される。
いずれかの実施の形態において、シャワーヘッド534が図79に示す位置に動いた後、ポンプ530が水容器526からボイラ528を通して水を送り、ボイラ528は水を所定の温度まで加熱する。その後、水は、ボイラ528から供給流路532を通って、水出口/シャワーヘッド534へと続く。その後熱水は、フィルターカップ10とその中の挽いたコーヒー558を通り抜け、入れたコーヒーを作る。入れたコーヒーはフィルターカップ10の床面26の孔32を通ってフィルターカップ10から出て、飲み物作り移送部518の底部の孔522を通って飲み物作り移送部518から出て、ドリップトレイ508上に置かれたコーヒーカップ560に集められる。
次に、オプションとしてのコーヒーを入れた後の工程は、経路に残留している水を吹き飛ばすのにシステムをパージすることを含む。パージする工程では、コーヒーを入れる工程の終了近くあるいは終了時に、ボイラ528のヒーターのスイッチが切られる前に、ポンプ530が止まる。このことにより、ボイラ528に残っている余分な水が蒸気に変換されることになる。その後蒸気は供給流路532を通って飲み物作りサブアセンブリ(水路532、シャワーヘッド534等)およびフィルターカップ10中の熱水を押し出す。容易に理解されるように、このことはカップ10中の実質的に全てのコーヒーが、実質的な液だれなしで、排出されることを確実にする。さらに、このことはまた、カップ10が乾燥し、廃棄のために取り外されたときに液だれしないことを確実にする。
ここで図80を参照すると、コーヒーマグカップ560が入れたコーヒーで満たされ、飲み物作り工程が完了すると、ピストン552とシャワーヘッド534が、モータ554により円筒形スリーブ550内に後退する。シャワーヘッドが図80および図81に示される位置に後退させられた後、軌道モータ556がもう一度起動され、飲み物作り移送部518と使用済みフィルターカップを飲み物作り部536に向けて、廃棄位置まで矢印F方向に動かす。所定の距離を動かした後、飲み物作り移送部518は図82に示すように半分に分かれ、使用済みフィルターカップ10は移送部518から使い捨ての小型容器510に落下する。一実施の形態では、所定の距離動くと、爪が飲み物作り移送部518の突起に係合し、移送部518の後ろ側の半分の動きを止め、前側の半分は搬送したままで、移送部が分離する。飲み物作り移送部を分離する他の機構を、本発明の広い観点から外れることなく、用いてもよい。オプションとして、シャワーヘッド534と、シャワーヘッドに隣接する構成部品は使用の間に洗浄されてもよい。
好ましい実施の形態では、挽かれていないコーヒー豆20を含むフィルターカップ10を備えたコーヒー装置500の使用を考慮したが、本発明がこの点に限定されることを意図してはいない。具体的には、コーヒー装置500は、フィルターカップ10または如何なるタイプの飲料材料を含む他の類似のカップと用いてもよい。
本発明が、その詳細な実施の形態に関して示され、説明されたが、当業者は、種々の変更がなされ、本発明の範囲を逸脱することなく均等物が要素にとって代わることを理解するであろう。さらに、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく、改変が本発明の教示に特定の状況や材料を合せるためになされるかもしれない。したがって、本発明は上記の詳細な説明に開示した特定の実施の形態には限定されず、本発明がここで開示した範囲内に含まれる全ての実施の形態を含むことを意図する。

Claims (13)

  1. 筺体であって、液体容器を含む筺体と;
    前記筺体内に配置され、前記液体容器と連通する飲み物作り部と;
    前記筺体内に配置される豆挽き部であって、前記飲み物作り部と機能的に分離される豆挽き部と;
    飲み物作り移送部であって、前記豆挽き部に隣接する第1位置と飲み物作り部に隣接する第2位置との間で選択的に移動可能な飲み物作り移送部とを含む飲み物装置であって、
    該飲み物装置は、
    前記飲み物作り移送部に挽かれていないコーヒー豆を含む容器が挿入され、
    前記第1の位置にある前記容器内のコーヒー豆を挽き、
    前記挽かれたコーヒー豆を含む容器を前記第2の位置に移動し、
    前記第2の位置にある前記容器に前記液体容器から加熱水を分配し、コーヒーを入れる;
    飲み物装置。
  2. 直線的に移動可能な軌道と、
    前記直線的に移動可能な軌道に操作可能に接続されるモータとをさらに備え、
    前記飲み物作り移送部は、前記直線的に移動可能な軌道に操作可能に接続され、
    前記モータの起動は、前記飲み物作り移送部を前記直線的に移動可能な軌道上で、前記飲み物作り部と前記豆挽き部の間で動かす、
    請求項1の飲み物装置。
  3. 前記容器内のコーヒー豆を挽くのは、モータにより回転駆動される豆挽き刃である、
    請求項1の飲み物装置。
  4. 前記豆挽き刃と前記豆挽き刃を回転駆動するモータは、前記飲み物作り移送部が前記第1位置にあるとき、前記飲み物作り移送部に向けておよび前記飲み物作り移送部から離間するように選択的に移動可能である、
    請求項1の飲み物装置。
  5. 前記飲み物作り部は液体出口を含み、該液体出口は前記飲み物作り移送部が前記第2位置にあるとき前記飲み物作り移送部に向けておよび前記飲み物作り移送部から離間するように移動可能な、
    請求項1の飲み物装置。
  6. 前記液体容器から水をくみ上げ、前記液体出口に向かわせるポンプと;
    前記ポンプから受けた前記水を加熱するボイラとを更に備える;
    請求項1の飲み物装置。
  7. 前記液飲み物作り移送部は第1の半分部分と第2の半分部分を含み、前記飲み物作り移送部が前記飲み物作り部から前記豆挽き部に移動すると、前記第2の半分部分が前記第1の半分部分から分離させられる、
    請求項1の飲み物装置。
  8. 飲み物作り部、豆挽き部および飲み物作り移送部を有するコーヒー装置を準備する工程と;
    挽かれていないコーヒー豆を含む容器を前記飲み物作り移送部に挿入する工程と;
    前記飲み物作り移送部を前記豆挽き部と前記飲み物作り部との間で動かす工程とを備え;
    前記挽かれていないコーヒー豆を前記豆挽き部の前記容器内で挽いたコーヒーに変化させる工程をさらに備える;
    コーヒーを入れる方法。
  9. 前記飲み物作り移送部を前記飲み物作り部に動かす工程と;
    水を前記容器に分配して入れたコーヒーを作る工程とをさらに備える;
    請求項のコーヒーを入れる方法。
  10. 前記飲み物作り移送部の第1の半分部分を前記飲み物作り移送部の第2の半分部分から分離して、前記容器を取り出す工程をさらに備える;
    請求項のコーヒーを入れる方法。
  11. 蒸気の流れを容器に向けて、前記容器から液体をパージする工程をさらに備える;
    請求項のコーヒーを入れる方法。
  12. 前記挽かれていないコーヒー豆を挽いたコーヒーに変化させる工程は、
    豆挽き刃を前記容器内に動かすことと、
    モータを起動し、前記豆挽き刃を所定の回転数で回転させることと、
    前記豆挽き刃を前記容器から取り除くことを含む、
    請求項のコーヒーを入れる方法。
  13. 前記水を前記容器に分配する工程は、
    シャワーヘッドを前記容器と連通するように動かすことと、
    前記シャワーヘッドを、水を前記容器を通して分配した後に、前記容器から後退させることを含む、
    請求項のコーヒーを入れる方法。
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